Xiaomi A24i 2026:レビューまとめ

(公開:2026/7/22 | 更新:2026/7/22)
「Xiaomi A24i 2026」の微妙なとこ
- パネルの均一性が平凡
- 応答速度がやや遅い
- 平均的なコントラスト比
- 内蔵スピーカーなし
- ゲーマー向け機能がほぼない
- HDMI VRR(PS5 VRR)非対応
- おまけ程度のHDRモード
- 最低限のエルゴノミクス機能
- 初期設定の色温度がズレてる
(かんたんに修正できます) - メーカー保証1年
「Xiaomi A24i 2026」の良いところ
- 23,8インチでフルHD(ちょうどいい)
- 最大144 Hzに対応
- PS5で120 Hz対応
- 入力遅延が非常に少ない
- 価格の割に広い色域(DCI P3:93%)
- 扱いやすいOSD設定画面
- 正確なsRGBモード対応(ΔE < 2.0)
- とにかく安い
- コストパフォーマンス
「Xiaomi A24i 2026」は、2年前にレビューした「Xiaomi A24i」のリニューアルモデルです。ほぼ同じ1万円ちょっと(平常時の定価は1.2万円)の格安設定で、最大144 Hz対応のフルHDゲーミングモニターです。
もはや怖いレベルの安さですが、実際に使ってみると普通に使えます。画質も意外と良くて、sRGBカバー率が100%、DCI P3カバー率は93%です。
画質と引き換えに高リフレッシュレート、低価格が典型的な中華モニターですが、Xiaomi A24i 2026は画質もそこそこ備わっていて思わぬ収穫でした。
ただし、応答速度は平均以下(2倍悪い)ですし、HDMI VRRや暗所補正など。基本的なゲーム向け機能も非対応と、機能まわりも価格なりに渋いです。
一応HDRモードも対応していてHDRコンテンツを表示できますが、表示品質が終わっている(暗部階調の潰れが目立つ)ので特に使わないでしょう。
まとめると「格安でそこそこ高画質で最大144 Hz対応」が魅力のフルHDゲーミングモニターです。
ゲーム機(もっぱらNintendo Switch 2)用途や、2台目のサブモニター、あと趣味でイラスト制作などに適しています。
「Xiaomi A24i 2026」の用途別【評価】
| 使い方 | 評価※ |
|---|---|
| FPSやeSports(競技ゲーミング) 最大144 Hz対応で、応答速度があまり速くないです(7ミリ秒)。 | |
| ソロプレイゲーム(RPGなど) そこそこ色鮮やかな映像でソロプレイゲームを楽しめます。 | |
| 一般的なオフィスワーク 文字がそれなりにクッキリと見え、完全なフリッカーフリーに対応。「sRGB」モードがかなり高精度(ΔE < 2.0)なため、イラスト制作にも使えます。 | |
| プロの写真編集・動画編集 プロの写真編集や動画編集に耐えうる色域と輝度を備えますが、「DCI P3」も「AdobeRGB」モードもありません。自分でキャリブレーションが必要です。 | |
| HDRコンテンツの再現性 Display HDR 400認証にすら満たないHDR性能です。暗部ディテールが大きく崩れる実装上のバグを抱えていて、実質的に意味がないHDRと化しています。無理に使おうとせず、SDRモードのまま楽しみましょう。 |
※用途別評価は「価格」を考慮しません。用途に対する性能や適性だけを評価します。
「Xiaomi A24i 2026」レビューは以上です。
もっと詳しく測定データや比較データを見れば、他の代替案にするか、このままXiaomi A24i 2026で即決する かヒントになるかもしれません。

Xiaomi A24i 2026:画質レビュー
デフォルト設定の画質について

Xiaomi A24i 2026に電源を入れて、約30分待ってからデフォルト設定の画質を評価します。
初心者向けにざっくり解説すると、1万円台の格安モデルにしては色がかなり鮮やかな印象を受けます。
色合いが少々クール(寒色)に偏っているものの、青白い色を「白色」と知覚しやすい日本人(アジア圏)なら、むしろ都合が良いでしょう。
コントラスト感は所詮IPSパネルに過ぎず、可も不可もない浅い黒色です。測定値いわく平均的なIPSパネルより高いですが、数値上のわずかな違いを人間の目で捉えるのは難しいです。

Xiaomi A24i 2026はデフォルト設定で十分に万人ウケする仕様です。OSD設定の特別な変更を必要としません。
もし青白すぎると感じたら、OSD設定を開いて色温度をユーザーモードに切り替えて、青色を少し下げるくらいで十分です。
実際に「画質を測定」して比較

ちもろぐでは、2種類の測定機材を使って「Xiaomi A24i 2026」の画質を深堀りします。
- 分光測色計:X-rite i1 Pro2
(Spectrophotometer) - 比色計:Calibrite Display Plus HL
(Colorimeter)
分光測色計を使って、比色計の測定誤差をキャリブレーションしてから測定を始めます。
ゲーミングモニターのパネル方式によって、画面から出ている波長パターン(RGBスペクトラム)が違います。
波長パターンを実際に測定する分光測色計と違い、比色計は波長を認識できないです。内蔵されたフィルター関数を用いて数値に変換します。フィルター関数と実測値がうまく近似していれば測定誤差は最小限です。
しかし、現代のゲーミングモニターは波長パターンが非常に狭く鋭くなっていて、フィルター関数との誤差がどうしても生じてしまいます。
誤差を修正する一般的な手法が「比色計補正(Colorimeter Corrections)」です。分光測色計で実測ベースの補正データ(FCVM法にもとづくCCMXプロファイル)を作り、比色計に適用して誤差を修正します。

たしかに分光測色計は測定精度が高いです。でも測定レンズがすごく小口径なせいで全体的な測定スピードが遅く、暗い色の測定精度がかなり悪いです。
低価格な割に大きなレンズを備える比色計なら、分光測色計より10倍くらい暗い色の測定が得意だし、全体的な測定スピードも約2~5倍ほど速いです。
だから分光測色計を使って比色計を補正してあげれば、分光測色計に近い測定精度を得ながら、より優れた暗部測定とスピーディーな測定が可能になります。
両方とも持っているなら使わない手はありません。
Xiaomi A24i 2026で表示できる色の広さを測定して、他の製品と比較したグラフです。
Rec.2020色域カバー率が約69%ほど。正直あまり褒められた数値じゃないです。最近のゲーミングモニターから見て、とても凡庸ですが、1万円前後だと上位クラスです。
数年ぶりの買い替えであれば、問題なく高画質に感じる可能性があります。2~3年ぶりの買い替えは画質に期待しないでください。
| 色域カバー率(CIE1976) | ||
|---|---|---|
![]() | ||
| 規格 | CIE1931 | CIE1976 |
| sRGBもっとも一般的な色域 | 100% | 100% |
| DCI P3シネマ向けの色域 | 86.2% | 93.3% |
| Adobe RGBクリエイター向けの色域 | 80.8% | 89.3% |
| Rec.20204K HDR向けの色域 | 62.3% | 69.3% |
色域カバー率を示すxy色度図も確認します。
スタンダードな色空間で知られる「sRGB」で約100%をカバー。いい時代になりました。たった1万円払うだけでsRGB規格を完全にカバーしたモニターが買えます。
HDRコンテンツ、シネマ向けの色空間「DCI P3」は約93%カバーします。プリントアウト(印刷)が前提のクリエイティブタスクで典型的な「AdobeRGB」色空間のカバー率は約89%です。


(クリックで画像拡大します)
2025年ごろから中華モニターで急増中の「量子ドット」搭載パネルと比べて、極端な鮮やかさ(ビビットな色表現)は弱いです。でも色の正確性はむしろ良かったりします。

(クリックで画像拡大します)
すでにハイエンド液晶に触れている人から見て、やや地味な印象を受けるかもしれません。でも古い世代のパネルを使っていて、何世代ぶりの更新だったら画質の向上を体感できるはずです。
Xiaomi A24i 2026は激安モデルなのに、「KSF蛍光体」と呼ばれる技術が使われていて、旧世代比で赤色の鮮やかさが大きく改善されています。
※液晶パネルは青色LEDバックライトを蛍光体にぶつけて赤色と緑色を生成します。KSF世代から、赤色を効率よく変換する「KSF蛍光体」が使われるようになり、鮮やかな青色と赤色を生成できます。非効率的なカラーフィルターを用いる旧世代パネルを並べてみると、赤色が薄く減衰して見えます。
画面の明るさは100%設定で約350 cd/m2に達し、SDRコンテンツを見るのに十分な明るさです。
最低輝度(0%設定)は約39 cd/m2まで下げられ、平均的なゲーミングモニター(40 cd/m²前後)と同程度にとどまります。
眼精疲労などが理由で、夜間に暗い画面を好む人にとって嬉しい仕様です。
約120 cd/m²※は設定値25%でほぼ一致します。
※ キャリブレーションの目標値によく使われる数値です。個人的にかなり暗く見えるので使っていませんが、参考値として記載します。

- 実測コントラスト比:1323:1
OSD設定による変動幅:500~1500
コントラスト比を写真で伝えやすくするため、暗室環境にて斜めの角度から撮影しました。人間の目での見え方を再現するために、Photoshop CameraRawを用いて調整済みです。
本製品のパネル方式は「IPS」です。いわゆる普通の液晶パネルだから、コントラスト感も平凡そのもの。平均的な液晶パネル(約1100:1)より多少マシな程度です。
明るいシーンと黒に近いシーンを画面に表示して、真正面から色ムラ具合を撮影しました。
明るいシーンの場合、パネルの中央から端にかけて暗くなり続ける「グロー」現象が見えます。逆に暗いシーンだと、パネルの隅からバックライト漏れがほんのわずかに見えています。
| 均一性 ※クリックすると画像拡大 | |
|---|---|
| 明るさの分布 (輝度ムラ) | 色温度の分布 (色ムラ) |
![]() | ![]() |
|
|
輝度ムラの実測値は平均10.4%です。一般的なゲーミングモニターより、やや悪い水準にとどまります。
色温度の分布は平均1.6%ほどで、こちらも平均的な水準です。パネルの四隅に近づくにつれて、色温度がクール(寒色)に偏っています。
輝度ムラの比較データです。
少し補足すると、当ブログ「ちもろぐ」では高性能なモニターを中心に自腹レビューしているせいで、普通のゲーミングモニターは比較グラフの下位に追いやられてしまいます。
他と比較してかなり悪い印象を与えるかもしれませんが、一般的にスタンダードな性能(= 決して珍しくない平凡な数値)です。

※波模様は撮影時の「モアレ」現象です
実際のゲームプレイ画像や映像コンテンツで確認すると、パネルの右上など沈み込みが目立つ箇所がありますが、価格的に不満はないです。
Xiaomi A24i 2026に搭載されている安物の「ノングレア(マットコーティング)」です。表面加工の粒子が粗く、反射が目立ち、明るい部屋での視認性を損ないます。
安物にありがちな「脂汗」っぽいノイジーな拡散効果も、至近距離なら見えます。
| 反射を比較(明るい部屋) ※クリックすると画像拡大 | |
|---|---|
| Xiaomi A24i 2026 (Matte) | ![]() |
| INNOCN (1.8% AR + ATW) | ![]() |
| ASUS (TrueBlack Glossy) | ![]() |
| LG (Matte) | ![]() |
参考程度に、価格が桁違いの高品質なコーティング処理と並べて比較してみます。
やはり低反射コーティング層(AR層)が設けられた高級モデルはすばらしいです。透明度が高いのに、下手なノングレアより反射が抑えられています。PCディスプレイ業界が積極的に取り組むべき技術です。
文字のドット感(見やすさ)は平凡です。
そもそも画素密度が不利です。23.8インチのフルHD(1920 x 1080)を表示した場合、画素密度を約92~93 ppiと計算できます。
精細感を感じられる最低ライン(100 ppi)を大きく下回ります。加えて、安物のノングレア処理が悪さして、画面と距離が近いとさらに見づらい可能性あり。
裸眼視力が悪くて(< 0.5C)画面との距離が近く(< 50 cm)なりやすい人は、画素密度が高い傾向にあるWQHDゲーミングモニターをおすすめします。
マクロレンズでパネルの表面を拡大した写真です。
PCモニター用途(Windows)に相性がいい、RGBストライプ配列の画素レイアウトです。粒度が低く透過性の悪いマットコーティング処理により、画素ドットのりんかくがほとんど見えません。
次に、パネル技術をスペクトラム波長分析※1で調べて、おおまかな推定をします。
三原色のうち、鋭い青色スペクトルから典型的な青色LEDバックライトだと分かります。緑色スペクトルもやや分離が良く、β型サイアロン系の緑色蛍光体の可能性が浮かびます。
赤色スペクトルは3つの山からなる特徴的なパターン※2をしていて、ケイフッ化カリウム(KSF)赤色蛍光体だと推測できます。最近の液晶パネルで定番と化しつつある「KSF世代」です。
ついでにブルーライト含有量を調べたところ、わずか約26%に抑えられています。色温度の設定でほんの少しだけ赤色を足すか、青色を弱めるだけで、TUV Rheinlandブルーライト認証に必要な25%未満を達成できます。
※ 1:分光測色計「X-rite i1 Pro 2」を使ってスペクトラム分析をします。2:i1 Pro 2のハードウェア分解能は10 nm(ハイレゾモードなら3.3 nmですが実際は10 nm)しかないので、3つの山を捉えるのが精一杯。分解能が1~2 nmなら山が5つ見えるそうです。

Xiaomi A24i 2026の視野角は普通です。
角度をつけるとコントラストが浮く傾向があるし、画面の明るさも分かりやすく減衰します。
ただ、隣の席から見たりリクライニングで傾ける程度なら、そこまで気にならないレベルの色褪せです。
HDRモード時の画質を詳しく測定

ディスプレイ校正業界の標準機材で知られるColorimetry Research製「CR-100」を使って、「Xiaomi A24i 2026」のHDR性能をテストします。
HDR性能のテスト結果 | ||
|---|---|---|
| 比較 | テスト対象 Xiaomi A24i 2026 | ターゲット規格 Display HDR 400 |
| 画面の明るさ |
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| 黒色輝度 |
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| コントラスト比 |
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| 色域 |
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| 色深度 |
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| ローカル調光 |
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もっとも基本的なHDR規格「VESA Display HDR 400認証」でチェックしました。
残念ながらピーク輝度が不足しているし、単純なグローバルローカル調光(1D型)も未実装です。HDR 400認証すら取れない最低ライン未満のHDRモードです。悪く言えば、非対応と同じ。
HDRモード時の明るさは400 cd/m²にわずかに届かないです。
| HDRコントラスト比Colorimetry Research CR-100で測定した結果 | |
|---|---|
| 全画面 | 1501 : 1 |
| 10%枠 | 1501 : 1 |
| 3×3パッチ | 1501 : 1 |
| 5×5パッチ | 1501 : 1 |
| 7×7パッチ | 1501 : 1 |
| 9×9パッチ | 1501 : 1 |
テストパターン別にHDRコントラスト比を測定した結果、ワーストケースで1501 : 1でした。
1万円台の激安価格を考えればかなり優秀なHDRコントラスト比です。

HDRモード時の明るさが正しいか、PQ EOTF追跡グラフ(100%正規化グラフ)で測定します。
明るさの段階(階調ごと)に分解して、細部のトラッキング精度もチェックします。
- 暗部階調:浮きすぎ & 途中から暗すぎ
(左上グラフ:Dark Accuray) - 影の階調:全体的に暗すぎて潰れています
(右上グラフ:Shadow Accuray) - ベース階調:全体的に暗いです
(左下グラフ:Paper Accuray) - ピーク階調:600 cd/m²にすら達しません
(右下グラフ:Flash Accuray)
ほとんど全部の階調でターゲット規格ライン(PQ EOTF)に一致せず、全体的に暗すぎます。
HDRの持続性能はDisplay HDR 400認証ラインにギリギリ届かないです。面積に関係なく、常に398~399 cd/m²前後の明るさで安定します。
| HDRのグレースケール精度 ※クリックすると画像拡大 | |
|---|---|
| D65 (グレースケール) | RGBバランス (グレースケール) |
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| HDRの色精度 ※クリックすると画像拡大 | |
| Rec.2020 (彩度ポイント) | dE2000 (ポイント別精度) |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
グレースケールが酷いです。暗部はクール過ぎるし、中間階調は緑色にズレています。
HDR規格(Rec.2020色域)に対する色精度も当然ながら悪いです。彩度(明るさ)の精度が最大ΔE = 12.4、平均ΔE = 6.0でした。96箇所の色精度ポイントは最大ΔE = 9.0、平均ΔE = 4.30とイマイチ。
ゲーミングモニター全体と比較して、下の方へ追いやられています。
| 明るいシーンで比較 ※クリックすると画像拡大 | |
|---|---|
| レビュー対象 (Xiaomi A24i 2026) | 比較:OLED (Sony INZONE M10S) |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
| 比較:HDR 1000 (Titan Army P275MV-A) | 比較:HDR 1400 (TCL 32R84) |
HDRゲームの代表例「FF16」で、明るいHDRシーンを比較しました。
フェニックスが光り輝く当該シーンにて、Xiaomi A24i 2026は約400 cd/m²の明るさに制限されてしまい、フェニックスの眩しさをうまく表現できません。
細かい階調表現をするにも明るさがやはり足りず、りんかく周辺が一緒くたに混ざって描写されてしまっています(= 白飛び)。
HDRゲーム時の明るさを測定しました。
恐ろしく明るいフェニックス戦(FF16)でピーク時に約400 cd/m²前後を記録、1000 cd/m²超の明るさを雑に使ってくるFF16を楽しむには、明るさが不足します。
優れたHDR効果で知られるGhost of Yōteiでもピーク時380 cd/m²前後にとどまり、約1600 cd/m²近い輝度を要求されるシーンを正確に再現できません。羊蹄平の太陽も少し曇って見えます。
| 暗いシーンで比較 ※クリックすると画像拡大 | |
|---|---|
| レビュー対象 (Xiaomi A24i 2026) | 比較:OLED (LG 27GX700A-B) |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
| 比較:IPS + Mini LED (Titan Army P275MV-A) | 比較:IPS + Edge LED (KTC H27P6) |
Xiaomi A24i 2026は、ベゼル下部に配置してあるエッジ型LEDライトで液晶全体をまとめて照らします。
まとめて全部照らしてしまうからコントラスト比をロクに稼げないです。最近増えているMini LED方式と比較して、その差は歴然です。

しかし、たかだか1万円ちょっとの格安モニターにMini LED方式を要求するのは酷な話です。予算1万円どころか、3万円台ですらMini LED方式はほとんど普及していません。

Xiaomi A24i 2026:ゲーミング性能
ゲーム性能(応答速度)の測定と比較

(公称分解能は240万Hz = 416.7ナノ秒)
Xiaomi A24i 2026の「応答速度」を測定します。
大口径レンズ搭載の光学センサーと14ビット分解能に対応したUSBオシロスコープを使って、画面の明るさが変化する時間(= 応答速度)を5マイクロ秒(0.005ミリ秒)単位で実測します。
何を言っているのか、さっぱり分からないと予想されるので、実測グラフをひとつ見てみましょう。

画面の明るさをオシロスコープで測定したグラフです。白色(RGB 255)から黒色(RGB 0)に変化する瞬間を捉えています。だから、上から下へ滝のように落下する推移が見て取れます。
その推移こそが「応答速度(英語でGray-to-Gray Response Time)」です。目標ラインに移動するのにかかった時間が、メーカーがスペック表に記載している応答速度です。
ただし、メーカー公称値は基本的にパネル製造元が提供するデータシートに依存します。データシート記載の数値は悪く言えば・・・ けっこう盛ってます。
公称値「0.5ミリ秒」と書いてあっても、実際に0.5ミリ秒が出るシーンが全体のごくわずかで、平均を取ると3.5ミリ秒や4.8ミリ秒など。
製品によってバラバラです。

もうひとつ問題点があります。オシロスコープが取得した数値と、人間の目で見て実際に感じる明るさにズレが生じます。
オシロスコープ的に非常にごくわずかな差でも、人間の目で見るとハッキリ階調が分かれて見えるシーンが多いです。よって「ちもろぐ」では、取得した電圧データに対してキャリブレーションを実施しています。
一般的な電圧10~90%測定と比べて、人間の知覚に一致させたキャリブレーション済みの測定なら、パネルの暗い部分の応答速度を厳しく評価できます。

60 Hz時の応答速度は平均13.60ミリ秒を記録します。オーバードライブ「最速」モードで、平均10.75ミリ秒に改善します。
60 Hzに必要十分な応答速度を満たしますが、ホールドボケ現象(= 60 Hzそのもの)が原因で、残像感がそれほど減らないです。
120 Hz時の応答速度は平均7.44ミリ秒を記録します。120 Hzに必要十分な応答速度(< 8.33 ms)をなんとかクリアするものの、残像感はけっこう目立ってます。
Xiaomi A24i 2026で設定できる、最大リフレッシュレート144 Hz時の応答速度は平均6.94ミリ秒です。
144 Hzに必要な応答速度(< 6.94 ms)にギリギリ匹敵しますが。肝心の残像感はそれほど除去できませんでした。
| OD機能の効果 ※クリックすると画像拡大 | ||||
|---|---|---|---|---|
![]() | ||||
| 平均値 | 12.65 ms | 8.53 ms | 6.94 ms | |
| 最速値 | 5.39 ms | 3.79 ms | 3.00 ms | |
| 最悪値 | 20.51 ms | 17.85 ms | 18.34 ms | |
| 平均エラー | 1.04 | 1.08 | 3.78 | |
Xiaomi A24i 2026のオーバードライブ機能は、4段階(標準 / 高速 / さらに高速 / 最速)から調整できます。
初期設定の時点で「最速」モードが有効化されていて、応答速度はすでにベストな状態です。つまり、これ以上の改善は見込めません。
Xiaomi A24i 2026のおすすめOD設定は「最速」モードです。
| 残像感を比較 ※クリックすると画像拡大 | |
|---|---|
| レビュー対象 (Xiaomi A24i 2026) | 比較:OLED (ASUS PG27AQWP-W) |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
| 比較:Fast IPS (TITAN ARMY P275MS+) | 比較:Fast HVA (TCL 32R84) |
平均144 Hzのリフレッシュレートでも、応答速度が遅いと残像感がそこまで減らないです。
一般的な映像コンテンツや、ソロゲー用途なら不便なく楽しめる性能ですが、FPSやeSportsタイトルに適性がありません。本気で対人ゲームをするなら、もっと速くて高Hzなモニターがおすすめです。
- 実績平均値:3.83ミリ秒
- レビュー機:5.33ミリ秒
ちもろぐに記録した過去130件のデータから、Xiaomi A24i 2026の応答速度(144 Hz)は平均を下回る性能です。
ゲーム性能(入力遅延)の測定と比較
| 入力遅延 (クリック100回の平均値) | |
|---|---|
|
Xiaomi A24i 2026で、左クリック100回分の入力遅延を測定しました。
リフレッシュレート60 ~ 144 Hzまで、安定して目標の16ミリ秒を下回る良好な入力遅延です。ほとんどの人が入力遅延を体感できません。
VRR(G-SYNC互換モード)の影響もなかったです。

2024年7月より「入力遅延(Input Lag)」の新しい測定機材を導入しました。
クリック遅延がわずか0.1ミリ秒しかないゲーミングマウス「Razer Deathadder V3」から左クリックの信号を送り、画面上に左クリックが実際に反映されるまでにかかった時間を測定します。

- マウスから左クリック
- CPUが信号を受信
- CPUからグラフィックボードへ命令
- グラフィックボードがフレームを描画
- ゲーミングモニターがフレーム描画の命令を受ける
- 実際にフレームを表示する(ここは応答速度の領域)
新しい機材は1~6の区間をそれぞれ別々に記録して、1~4区間を「システム処理遅延」、4~5区間を「モニターの表示遅延(入力遅延)」として出力可能です。
なお、5~6区間は「応答速度」に該当するから入力遅延に含めません。応答速度と入力遅延は似ているようでまったく別の概念です。
フリッカーフリー(画面のちらつき)を測定
実際にオシロスコープを使ってフリッカーの有無をテストした結果、明るさ0~100%までフリッカーが一切検出されません。
「0 Hz」だから一般的な基準とTUV Rheinland基準どちらも合格できます。
| VRRフリッカーを検証 ※クリックすると画像拡大 |
|---|
![]() |
|
VRR(G-SYNC互換モードなど)有効時に発生する「VRRフリッカー」もテストします。
Xiaomi A24i 2026は、ほとんどのシーンでVRRフリッカーが検出されず、ほぼ安定してフリッカーフリーを維持しました。
暗いグラデーションを背景に、LFCのしきい値(< 48 Hz)を繰り返し往復するとフリッカーがわずかに起きますが、普通のゲームプレイで気づくシーンはほぼないです。

VRRフリッカー(VRR Flicker)は、画面が暗いシーンでフレームレートが激しく変動すると発生する確率が大幅に跳ね上がります。
ちもろぐでは、アクションRPG「鳴潮」にてフレームレートを10 fpsからモニター側の最大fpsまで動かします。
モニターの至近距離に設置された光学センサーを経由して、オシロスコープが明るさの変化をマイクロ秒(10万分の1秒)単位で記録する仕組みです。
記録されたグラフが乱高下していれば「VRRフリッカー」の検出に成功です。逆に、何もなく平坦で一直線なグラフが記録されればフリッカーは皆無と判断できます。
ゲーム機の対応状況(PS5とSwitch 2)
| PS5の対応状況 | ||
|---|---|---|
![]() | ||
| 設定 | 60 Hz | 120 Hz |
| フルHD1920 x 1080 | 対応PS5 VRR:不可 | 対応PS5 VRR:不可 |
| WQHD2560 x 1440 | – | – |
| 4K3840 x 2160 | – | – |
PS5でフルHD(最大120 Hz / HDR時は60 Hz)に対応します。「PS5 VRR」は非対応です。
対応可能な最低リフレッシュレートは50 Hzです。
| Switch 2の対応状況 | ||
|---|---|---|
![]() | ||
| 設定 | 60 Hz | 120 Hz |
| フルHD1920 x 1080 | 対応HDR:対応 | 対応HDR:不可 |
| WQHD2560 x 1440 | – | – |
| 4K3840 x 2160 | – | Switch 2は非対応 |
有料ソフト「Nintendo Switch 2 のひみつ展」で実際に120 Hz + HDR(10 bit)信号を出力させて、モニターが暗転せずにゲーム画面を表示できるかをチェックします。
暗転しなければ問題なし、暗転して解像度が下がってしまったら互換性なし、と判断します。
Nintendo Switch 2(ドックモード)で、フルHD(最大120 Hz)に対応します。
ただし、HDR(10 bit)出力のみ、フルHDで最大60 Hzに制限されます。
HDMI 2.0と表記しておきながら、実際はHDMI 1.3~1.4相当の帯域幅しか通ってないです。帯域幅が足りないから、120 HzでHDRモードを有効化できません。
といっても、まだまだ120 fps対応のSwtich 2タイトルが少ないので、実用上そこまで大きなデメリットでもないでしょう。
PS5 / PS5 Pro / Nintendo Switch 2など。120 Hz対応ゲーム機で、実際にゲーム側が120 Hz(120 fps)で動くかどうかは、もっぱらゲーム次第です。
ゲーム側が120 Hzをサポートしていなかったら意味がありません。プレイする予定のゲームが120 Hzに対応しているか、事前によく調べてください。
ゲーミングPCで使えるリフレッシュレート

ゲーミングPCの映像端子(HDMIやDisplay Port)にXiaomi A24i 2026を接続して、ディスプレイの詳細設定から使えるリフレッシュレート一覧をチェックします。
| 対応リフレッシュレート ※クリックすると画像拡大 | |
|---|---|
| HDMI 2.0 (8.16 Gbps) | Display Port 1.4 (25.92 Gbps) |
![]() | ![]() |
| |
Xiaomi A24i 2026がパソコンで対応しているリフレッシュレートは以上のとおりです。
HDMI 2.0で最大144 Hzまで、Display Port 1.4なら最大144 Hzに対応します。
レトロなゲーム機で役に立ちそうな23.98 ~ 24 Hz範囲は非対応です。
Xiaomi A24i 2026は、圧縮転送モード「DSC(Display Stream Compression)」を明示的に切り替えできません。
| DSC無効時 対応リフレッシュレート | ||
|---|---|---|
| 端子 | SDR (8 bit @ RGB) | HDR (10 bit @ RGB) |
| HDMI 2.0 | – | – |
| DP 1.4 | – | – |
CRU(Custom Resolution Utility)によるカスタム解像度や、NVIDIA DSR(DLDSR)を使いたいマニア志向のユーザーにとって不便な仕様です。
| VRR機能(可変リフレッシュレート) ※クリックすると画像拡大 |
|---|
![]() |
|
フレームレートとリフレッシュレートを一致させて「ティアリング」を防ぐ効果がある、VRR機能はDisplay Portのみ使用可能です。動作範囲は48~144 Hzです。
LFC(低フレームレート補正)対応ハードウェアの場合は、48 Hzを下回ってもVRRが機能します。
競技ゲーマー向け機能をチェック
- 暗所補正
暗い部分を明るく補正する機能 - 鮮やかさ補正
色の付いた部分を強調する機能 - 残像軽減
残像をクリアに除去する機能
Xiaomi A24i 2026は、3つある主要な競技ゲーマー向け機能のうちすべて非対応。クロスヘア(十字線)もなく、フレームレートを表示する機能があるのみ。
価格を極限まで切り詰めつつ粗利益率も確保するべく、削れる機能をとことん削った「割り切り」仕様です。
Xiaomi A24i 2026:クリエイター適性
| クリエイター適性 |
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| 初期設定 (ターゲット:sRGB D65) |
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初期設定はsRGB規格より広い色を表示する仕様なので、やはり精度が一致しません。ほとんどのゲーミングモニターと同様の仕様です。
もし、理由があって特定の色空間で作業したいなら、モニターに収録されている色空間モード(プロファイル)を使います。
| 色空間モード (対応してれば色差も確認) |
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Xiaomi A24i 2026は、もっとも代表的な規格で知られる「sRGB」のみ対応しています。
動画編集で使う「DCI P3」や、印刷作業に使うらしい「AdobeRGB」は非対応です。激安ながらsRGBモードがあるだけでも感心です。
「sRGB」モードと色精度(dE2000)
「DCI P3」と「AdobeRGB」は・・・?
Xiaomi A24i 2026:本体デザインと機能
パッケージ開封と組み立て工程
ダンボール風の茶色で簡素なパッケージで到着。サイズは61 x 40 x 11.7 cm(120サイズ)です。
箱に書いてある「Front」の矢印表示を床に向けてから開封して、梱包材まるごと全部引っ張り出します。
厚みのある高密度発泡スチロールでできた梱包材で、がっちり梱包されています。上の段に付属品、下の段にゲーミングモニター本体が収まってます。
付属品をざっくり紹介
| 付属品 ※クリックすると画像拡大 | |
|---|---|
| 一覧 | ACアダプター |
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ACアダプターは連続8時間くらいで最大50℃(気温25℃)に達します。小型ゆえにそこそこ熱を持ちやすいです。
外観デザインを写真でチェック
簡素なマットブラック塗装のプラスチック筐体で、いかにも安物感が漂うデザインです。
エルゴノミクス機能とVESAマウント
Xiaomi A24i 2026のエルゴノミクス機能は前後チルトのみ対応。
高さ調整、左右首振り、ピボット(縦回転)を使えません。しかも、前後チルトが硬くて動かしづらく、微妙な調整も面倒です。
別売りモニターアームを取り付けるのに便利なVESAマウントは「75 x 75 mm」に対応します。
パネル本体の重量は約2.17 kgで普通のモニターアームで持ち上げられます。モニターアームに付属するネジ(4本)を使って、そのままエルゴトロンLXを正常に取り付けられます。
対応インターフェイスをチェック
| 各種インターフェイス ※クリックすると画像拡大 |
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映像端子は全部で2つあり、DisplayPort 1.4で最大144 Hz(1920×1080)、HDMI 2.0で最大144 Hz(1920×1080)に対応します。
USBハブや内蔵スピーカーがなく、イヤホン端子(3.5 mmアナログ端子)すら省かれています。
Xiaomi A24i 2026のHDMIポートは「HDMI 2.0」表記です。
ただし、TMDSクロックが340 MHzで動作していると判明したので、340 x 10 x 3 = 最大10.2 Gbps(実効8.16 Gbps)の帯域幅に制限されます。もちろん、PS5 VRRやHDMI VRRも未実装です。
HDMI 2.0と記載するのは明らかに誤解を招くでしょう。実質的にHDMI 1.3~1.4相当です。
モニターの設定画面(OSD)

モニター本体の右側裏面にある「5方向ボタン」を使って、OSD設定をサクサク操作できます。1万円台の安さでジョイスティック型ボタンを使っているのは素直に高評価ポイント。
項目ごとに分かりやすく整理されたフォルダ階層型のOSDレイアウトを採用します。動作がサクサクでストレスフリー。ボタンを右に倒して決定・確定する直感的な操作性です。
- ショートカットボタン(最大2個まで)
- プリセットごとに調整(設定値の保存も可能)
ショートカットボタンは「画面の明るさ」「入力切り替え」が登録済み。OSD設定から任意に変更する機能は見つからないです。
プリセットごとに最後の設定値を記録する機能があります。ただし、プリセットによって使える項目が差があったり、最大値に上限が付いているので、用途ごとに使い分ける運用とやや相性が悪いです。
なお、Adaptive-Syncは記憶しません。プリセットを入れ替えるたびに画面が暗転する心配がないです。
表面温度(サーモグラフィー)は、鳴潮(HDRモード)を約1時間ほど掛け続けてから撮影しました。
画面の底に近い位置に熱分布が偏っています。エッジライトLED方式の特徴です。熱自体はほとんど問題なく、表面からほのかに熱気を感じる程度です。
機能がシンプルで解像度が低いモニターほど、電力効率が高く出やすい傾向です。
Xiaomi A24i 2026:価格設定と代替案
Xiaomi A24i 2026の実売価格は約1.1~1.2万円です(2026年7月時点)。
価格なりにいろいろな部分を削りに削っていますが、そこそこ良い画質、最大144 Hz対応など。やはり低価格な割にスペックが良いのも事実です。
「激安なモニターを探している」「ぶっちゃけ何でも良いけど・・・」どうせ買うなら?
Xiaomi A24i 2026がちょうどいいゲーミングモニターです。

高コントラスト型IPSパネル(最大1500:1)

レーシングゲーム程度の速さなら大丈夫

おすすめ代替案(他の選択肢)を紹介
過去のレビュー記事から、Xiaomi A24i 2026の代替案が見つかりませんでした。
しいて挙げるならDELL SE2426HGが近いかもしれませんが、本機よりさらに評価が低いくせに価格は上です。とても代替案とみなせないです。
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レビュー評価【特におすすめ】
レビュー評価【おすすめ】
レビュー評価【目的にあえばアリ】

バナーで告知したとおり、測定機材を制御するフレームワーク全体を大幅に刷新しました
✅応答速度の測定は人間の知覚感覚に一致します
✅応答速度の掲載グラフ数が増えました(オーバーシュート表などが追加)
✅色域測定の自動化とさらなる高精度化(分解能が0.1%から0.001%に向上)
✅読者が自分でコントロールできる動的グラフを実装
✅動的グラフ群は最新記事のデータに準拠します(常に最新)
✅動的グラフの導入にともない掲載グラフ数を増量(ワットパフォーマンス、HDR色精度などなど追加)
✅より実感に近い写真編集(Photoshop CameraRaw & AI Masking Denoiser = RTX5090のおかげで33MP RAWを100枚単位で捌けるように)
✅キャリブレーションしたい人向けへ、代替xy座標を提供(モニターをD65 xyに一致させ、計2名による肉眼チェックで一貫したズレが知覚されれば、代替xy座標を探して掲載します)
✅デフォルト色精度の誤った説明を修正(WCGパネルにおいてsRGBズレが起きるのは当然なのに、まるでネガティブかのように書いていた)
✅120 nitsが目に優しいとする説明を訂正(筆者の長年の思い込みで、正しくはキャリブレーション目標によく使われる数値)
✅入力遅延は絶対値ではなく「平均から推測される値」に変更
まとめ:以前より格段に良くなった・・・と思う
まだできてばかりの新フォーマットなので、今後も何か見つけ次第アプデしていきます
いつもモニターやグラボのレビュー見てます。記事とは直接関係のない質問ですが、ASUSの「ROG Swift OLED PG32UCWM」について、国内発売後に実機レビューされる予定やご興味はありますでしょうか?
https://rog.asus.com/monitors/27-to-31-5-inches/rog-swift-oled-pg32ucwm/
31.5インチ・4K 240 HzのTandem OLEDで、従来のWOLEDに多かった白サブピクセル入りのRGBW配列ではなく、標準的なRGBストライプ配列を採用している点が非常に気になっています。
特に、実機で以下のような点を確認していただけると、有難いです。
・SDR、HDRそれぞれの実際の画質と色域、色精度
・HDR時のピーク輝度やEOTF追従性、色輝度、カラーボリューム
・白いウィンドウを広げた際のABLによる輝度低下
・HDRゲームや映像で、明るい部分と鮮やかな色をどこまで両立できるか
・標準RGBストライプによる文字表示の見やすさ
・TrueBlack Glossyの透明感や反射の程度
・従来のRGBW WOLEDや、以前レビューをしていたQD-OLED、mini LED液晶との比較
白サブピクセルを省いたことで、色の鮮やかさや文字表示改善(テキストフリンジが無くなるかも?)には期待できそうですが、その代わりに輝度やHDR性能がどの程度低下するのかが気になっています。
高価格帯になりそうな製品なので、ちもろぐさんの詳細な測定レビューを拝見してから購入を判断できれば嬉しいです。レビュー候補の一つとしてご検討いただけましたら幸いです。