2018年のおすすめゲーミングPCを自作経験者が厳選してみた

「いわゆる完成済みのゲーミングPCを買ってみたいけど、何を選ぶべきか分からない。」という人は少なくない。様々なサイトで人気No1とアピールされているPCを真に受けて買うべきなのか、あえてマイナーなメーカーが買うべきなのか…などなど。

しかも、価格コムの登録情報によれば日本国内だけで約500種類ものゲーミングPCがあり、PCパーツの知識が少ない初心者さんが本当に必要なゲーミングPCを選び抜くのはある意味至難の業。

そこで、自作PCを20台以上組んだ経験※があり、ゲーミングPCの実機レビューも行っている当ブログ「ちもろぐ」の執筆者から見ておすすめできるゲーミングPCを厳選しました。

可能な限り分かりやすく解説するので「このマシンは自分に合ってそうだな。」と思えるPCがあったら、ぜひ購入を検討してみてください。

※ 国内の多くのウェブサイトは、自作PCすら組んだことのないような人がこういう記事を書いてたりするので、余計にややこしいことになっています…。

2018/08/05

2018年のおすすめゲーミングPCを厳選

納期の速さ、価格帯、カスタマイズ性ごとにおすすめゲーミングPCを紹介するサイトが多いが、当サイトでは「このマシンで何が出来るか?」に重点を置いてマシンを選定します。そのほうが分かりやすいからね。

もちろん、「出来ること」に加えてコストパフォーマンスや採用されているパーツの信頼性も評価に含めます。特にドスパラとG-tuneは採用パーツの詳細をあまり開示しないため、実際に使った人でなければ正確な情報を知り得ることはない。

では、以下2018年のおすすめゲーミングPCを順番に紹介 & 解説していくよ。


安さと性能、相反する2つを両立する「Magnate IJ」

「Magnate IJ」のカタログスペック(仕様)
CPUCore i3 8100
グラボGTX 1060 3GB
メモリ8GB(4GB 2枚組)
マザーボードIntel H310搭載 / MicroATX規格
SSDなし
HDD1TB
電源450W (80 PLUS Bronze認証
OSWindows 10 Home 64bit
付属品メンブレン式キーボード
保証持込修理1年間(延長可能)
価格89980円(税抜き)最新価格をチェックする

初っ端から「マグネイト?聞いたこと無い…」と思われても仕方がないマシンを出してしまったけれど、実際に使ってゲーミング用途に問題なく使えるマシンであることを確認しています。

マグネイトはドスパラが一般向けPCとして販売しているシリーズなんだが、スペックをよく見るとCPUに4コア / 4スレッドの「Core i3 8100」が搭載され、グラボには「GTX 1060 3GB」が採用されている。

i3 8100は一昔前のCore i5並の性能を持っているし、GTX 1060 3GBはグラフィック設定を少し調整すれば、最新ゲームでも割りとカンタンに平均60fpsを叩き出せる性能を持っています。

Magnate IJの良いところ
  • 価格が安い
  • 多くのゲームで平均60fpsが可能
  • スペックに対して十分過ぎる450W電源
  • キーボードが付属する

「とにかく安価にゲームをしたいけれど、少なくともPUBGやBFシリーズがマトモに動いて欲しい!」という、安くてそこそこ高性能を求める欲張りなゲーマーにとって、マグネイトIJは最適なマシンだと断言できます。

電源もたっぷり450Wなので、動作が不安定になることはまずない。マグネイトIJはどれだけ負荷を掛けても、せいぜい200Wを少し超える程度の消費電力なので450Wなら絶対に不足しません。

Magnate IJのダメなとこ
  • 標準でSSDが入っていない
  • 使い方によってはメモリ8GBでは不足

標準価格が約9万円(税抜)と抑えられている代わりに、ゲーミングにおいて極めて重要なSSDが標準で入っていません。

カスタマイズから少なくとも240GB SSDを。容量多めで行く場合は、Crucial 500GBをオススメする。なお、ドスパラの320GB / 640GBは選ばないように。検証して高負荷時の性能が劣化することを確認※しています。

※ 詳細は「Colorful SL500 640GBをレビュー:噂の中華製SSDは買いか?」にて


ガレリア人気No1は嘘じゃない「GALLERIA XV」

「GALLERIA XV」のカタログスペック(仕様)
CPUCore i7 8700
グラボGTX 1070 Ti 8GB
メモリ8GB(4GB 2枚組)
マザーボードIntel H370搭載 / ATX規格
SSD500GB
HDD2TB
電源500W (80 PLUS Bronze認証
OSWindows 10 Home 64bit
付属品GALLERIA専用ゲーミングキーボード
GALLERIA専用マウス
保証持込修理1年間(延長可能)
価格169980円(税抜き)最新価格をチェックする

どうせゲーミングマシンを買うなら、しっかりとした高性能マシンを選びたい。という人におすすめなのが、ドスパラで一番人気(2018/7時点)の「ガレリアXV」です。パーツのバランスの良さが最大のメリットになる。

GALLERIA XVの良いところ
  • 他社同等品と比較し、抑えられた価格
  • ゲーミングモニターも活用できる高性能なグラボ
  • スペックに対して十分な500W電源
  • マウスとキーボードが付いていくる
  • 大容量なSSDが搭載済み

CPUはCore i7 8700で、録画や配信をこなせるマルチタスク性能も高い。グラボはGTX 1070 Tiを搭載し、多くのゲームで60fpsは当たり前に叩き出し、100fpsを超えることも珍しくない

100fpsを超えるので、ゲーミングモニターも問題なく使えます。電源は500Wあるので、マシン構成に対して十分な容量。ゲーミング時にせいぜい300W前後。しっかりと余裕があります。

そしてゲーマーにとって嬉しいのが、大容量SSDを標準で載せていること。ただし標準で入っている640GB SSDは品質がイマイチなため、Crucial 500GB ~ 1TBにカスタマイズ変更を強く推奨。

GALLERIA XVのダメなとこ
  • 使い方によってはメモリ8GBでは不足

メモリが8GBしか入っていないので、使い方によっては不足する場面がある。最近は「メモリは16GB、これは基本的人権だ。」と言われつつあるくらいなので、余裕があるなら16GBに増設カスタマイズしたいところ。


フルHDゲーミングのオールラウンダー「GALLERIA DT」

「GALLERIA DT」のカタログスペック(仕様)
CPUCore i5 8500
グラボGTX 1060 6GB
メモリ8GB(4GB 2枚組)
マザーボードIntel H310搭載 / MicroATX規格
SSD240GB
HDD1TB
電源450W (80 PLUS Bronze認証
OSWindows 10 Home 64bit
付属品GALLERIA専用ゲーミングキーボード
GALLERIA専用マウス
保証持込修理1年間(延長可能)
価格119980円(税抜き)最新価格をチェックする

コストパフォーマンスを可能な限り重視しつつ、後悔のないゲーミングPC選びをしたいなら「ガレリアDT」が最適。最初に紹介した「マグネイトIJ」と違って、CPUがi5 8500に、グラボがGTX 1060 6GBになっている。

更にSSDが標準搭載。ゲーマー仕様なパーツ構成なので「一貫して安定した性能」がほしいならオススメ。その割に標準価格もかなり抑えられているため、当ブログでもかなりの頻度で紹介しているマシンです。

GALLERIA DTの良いところ
  • 割りと安い
  • 安定した平均60fps動作
  • スペックに対して十分な450W電源
  • マウスとキーボードが付いていくる
  • SSDが搭載済み

Core i5 8500(6コア / 6スレッド)のおかげで、高いゲーミング性能と「ゲーム + 他のアプリ」程度なら余裕のマルチタスク性能を実現。グラボはGTX 1060 6GB版で、重たいテクスチャが掛かってもフレームレートが落ちにくい。

3GB版だとテクスチャに弱いことがあるので、やはり6GB版の安心感は強い。電源は450Wで、ガレリアDTの使途に対して十分過ぎる容量。付属品はマウスとキーボードで地味に嬉しい(マウスの使い心地は微妙ですがw)。

GALLERIA DTのダメなとこ
  • 使い方によってはメモリ8GBでは不足

基本的にメモリですね。ゲームをするだけなら8GBで足りることは多いけれど、他にもGoogle ChromeをつけてWeb閲覧をするとか、Youtubeを見だすと簡単に足りなくなります。出来れば16GBに増設したいところです。


4Kゲーミングを実現するハイエンド「GALLERIA ZZ」

「GALLERIA ZZ」のカタログスペック(仕様)
CPUCore i7 8700K
グラボGTX 1080 Ti 11GB
メモリ16GB(8GB 2枚組)
マザーボードIntel Z370搭載 / ATX規格
SSD500GB
HDD3TB
電源750W (80 PLUS Platinum認証
OSWindows 10 Home 64bit
付属品GALLERIA専用ゲーミングキーボード
GALLERIA専用マウス
保証持込修理1年間(延長可能)
価格249980円(税抜き)最新価格をチェックする

ハイエンドの定義は人それぞれですが、「Core i7 + GTX 1080 Ti」の構成が今のところハイエンドの一つの定義だと思います。ガレリアZZはi7 8700K + GTX 1080 Tiのハイエンド構成マシン。

フルHDゲーミングなら余裕で平均140fps前後を叩き出し、ワイド画面や4K画面でもかなり動きます。それでもゲームによっては4K & 60fpsは難しい場合もあるが、現実的なコストで最も動くマシンです。

GALLERIA ZZの良いところ
  • 平均140fps動作が可能
  • 4Kゲーミングも出来るよ
  • プラチナ認証を受けた750W電源n
  • マウスとキーボードが付いていくる
  • 大容量SSD + HDDが搭載済み

まず何と言っても電源が豪華。750Wの大容量で、更にプラチナ認証まで。効率が最大92%で無駄な排熱を抑え、結果的にパーツの寿命と静音性にプラスの効果を与えています。長く使いたいゲーマーにとって、電源にお金を掛けてくれるのは嬉しいところ。

性能はもう言うまでもないだろう。動かないゲームはない。SSDは標準で500GB入ってくるので、とりあえずは十分。HDDもしっかり3TBなので、データ保存用としてそこそこ使える。

GALLERIA ZZのダメなとこ
  • グラボのカスタマイズ

ガレリアZZは他社の同スペック品より安いが、そこには理由がある。グラボがシングルファン仕様(外排気)なんですよ。実際に使って確認したら、やっぱり冷却性能と静音性に難がありました(今は別のグラボが入っている可能性はある)。

そのため、カスタマイズから上位のグラボを選ぶことをおすすめする。デュアルファン仕様 & ゴツい冷却機構を搭載するグラボにすると、標準グラボより更に10℃はよく冷えるし、静音性も向上。OCモデルなので性能がもっと高いのも見逃せない。


至高のパフォーマンス「i1720PA1-SP-DL」

「i1720PA1-SP-DL」のカタログスペック(仕様)
CPUCore i9 7900X
グラボGTX 1080 Ti 11GB / 2-Way SLI
メモリ64GB(16GB 4枚組)
マザーボードIntel X299搭載 / ATX規格
SSDNVMe 512GB
HDD3TB
電源1200W (80 PLUS Gold認証
OSWindows 10 Home 64bit
付属品なし
なし
保証持込修理1年間(延長可能) / 24時間365日電話サポート対応
価格599800円(税抜き)最新価格をチェックする

BTOに特注せずに入手できるマシンの中では、ほぼ最高の性能を持つゲーミングPCです。CPUは10コア搭載の「i9 7900X」で、グラボは「GTX 1080 Ti」を2枚搭載する。しかもCPU / グラボともに「水冷化」が施されている。

i1720PA1-SP-DLの良いところ
  • 特注せずに入手できる「最高性能」
  • CPUもグラボも水冷化(360mmラジエーター)
  • 負荷に対して十分な1200W電源
  • 高速なNVMe SSDを搭載
  • In Winが手がけたクールなケースデザイン

GTX 1080 Tiのように発熱が大きいグラボを単に2枚入れてしまうと、熱処理が大変です。そして長時間使い続けると動作クロックが低下する現象に見舞われる。その対処方法がグラボの水冷化になる。

ホースと水を使って排熱をラジエーターまで運び、直接ケース外に排出することでグラボ周辺の温度が上昇しにくくなり、動作が安定するというトリック。このマシンは360mmという大型ラジエーターを使ってるので、静音性も期待できます。

CPUはi9 7900X(10コア / 20スレッド)で、あらゆる用途に対応可能。ゲームはもちろん、動画編集、録画、生配信、動画エンコード、レンダリングまで…こなせない用途はほとんど無い。

あと、他社BTOを比較するとケースのデザインが突出してクールなのが強み。デザイン性の高いメーカー「In Win」が手がけているので当然と言えば当然ですが、やはりデザインは優秀です。

i1720PA1-SP-DLのダメなとこ
  • 価格が…高い
  • 意外と人気があって品薄気味

ハイエンドや最高性能を求めている時点で、コスパなんて考えていないと思いますが、やはりこのマシンの価格は高いと言えます。しかし、特注を出さずにCPUもグラボも水冷化してあるんだから、手間を考えれば結局コストに見合ったモノだと思います。

問題は品薄になることが多い。これに尽きる。やっぱり特注せずにこのスペックとなると、G-tuneくらいしか無いので意外と人気なんですよね。欲しいと思っている時に在庫があるなら、なるべく急いで注文した方がいいでしょう。

本機ではなく、1グレード下のマシンの実機レビューです。参考どうぞ。

コスパと静音を両立する「Storm Silence Tower」

「Storm Silence Tower」のカタログスペック(仕様)
CPUCore i5 8400
グラボGTX 1060 6GB
メモリ8GB(8GB 1枚)
マザーボードIntel H370搭載 / MicroATX規格
SSD250GB
HDD1TB
電源750W (80 PLUS Gold認証
OS要カスタマイズ
付属品なし
なし
保証センドバック無償修理1年間(延長可能) / 電話 & メールサポート対応
価格119800円(税込み)最新価格をチェックする

にわかには信じがたいが、税込価格です。

Storm Silence Towerの良いところ
  • バランスの取れた性能
  • 静音性が高いPCケース
  • 750W & GOLD認証の電源
  • 安い

i5 8400 + GTX 1060 6GBというバランスの取れた構成が良い。そして3つの120mmファンを標準搭載する静音ケースに、750WのGOLD電源。あえて大容量の電源を採用することで、電源のファン回転数を抑える狙いがしっかりと見える。

電源は容量に対する消費電力が低いほど、ファンが回らない。だから消費電力が200W前後のPCに750W(しかもGOLD認証)なら、ほとんど回らないんですよ。静音性を少しでも重視するなら、Silence Towerはおすすめ。

あと、標準価格が安いのも大きなメリット。Windowsのインストールをすると13.5万円になり、ガレリアDTより5000円高くなるが、750W電源や静音ケースが採用されていることを考えれば、妥当な価格です。

Storm Silence Towerのダメなとこ
  • 標準でWindowsが入っていない
  • 使い方によってメモリ8GBは不足

標準カスタマイズではWindows 10が入っていない点に注意。+15000円でHome版をプリインストールしてくれますが、Windowsのインストールをやったことがある人ならAmazonでDSP版を入手して自分でやればもう少し安くなります。

価格は11700~15800円の範囲で推移しているので、安く入手するならセルフインストールを。


超コンパクトなのに驚くべき性能「GALLERIA Mini」

「GALLERIA Mini」のカタログスペック(仕様)
CPUCore i5 7500
グラボGTX 1060 6GB
メモリ8GB(8GB 1枚)
マザーボードIntel B250搭載 / MicroSTX規格
SSD250GB
HDD
電源220W (ACアダプタ)
OSWindows 10 Home 64bit
付属品WiFi用アンテナ
ACアダプタ
保証持込修理1年間(延長可能)
価格119980円(税込み)最新価格をチェックする

500mlのペットボトル2本分の大きさです。重量は実測でわずか1971グラム。これだけ小さくて軽いのに、フルHDゲーミングがマトモに出来るのだから、驚きのコンパクトマシンだと断言できる。

GALLERIA Miniの良いところ
  • とにかく小さい
  • この性能で、このサイズはGALLERIA Miniの特権
  • WiFi対応
  • 完成度の高い排熱機構

小型PCは一般的に「性能が悪い。」と認識されているけれど、GALLERIA Miniはそれら定説を覆します。黒い砂漠、PUBGといった重たいゲームでも平均で60fpsを出してしまうし、熱処理が意外と上手なので安定している。

コンパクトなマシンが欲しい、カンタンに持ち運びしたい、などなど。とにかく「小ささ」を重視するなら、最高のマシンだと思います。

GALLERIA Miniのダメなとこ
  • 限定された拡張性
  • CPUが第7世代

これだけ小さいのだから、拡張性には期待できません。それでもM.2規格のSSDを最大2枚、ノートPC用のメモリを1枚まで拡張可能なので、サイズを考えれば割りとある方ではある。

次にCPUが第7世代である点は注意。まぁ、ゲーム用途なら第7世代で十分に間に合いますが、第8世代の方が何かと性能は上なのでゲーム以外にも色々やりたいと考えているなら選択肢になりにくい。


マインクラフトにぴったりなキューブPC「Storm Cube PC」

「Storm Cube PC」のカタログスペック(仕様)
CPUCore i3 8100
グラボGTX 1050 Ti 4GB
メモリ4GB(4GB 1枚)
マザーボードIntel B360搭載 / Mini-ITX規格
SSD要カスタマイズ
HDD1TB
電源650W (80 PLUS Gold認証)
OS要カスタマイズ
付属品
保証センドバック無償修理1年間(延長可能) / 電話 & メールサポート対応
価格78800円(税込み)最新価格をチェックする

マインクラフトといえば緑色の「草ブロック」が有名で、Stormは「Storm Cube PC」というブランドでまさにその草ブロックそっくりなデザインのキューブPCを販売している。小型で可愛い、マイクラは余裕で動く、そんなゲーミングPC。

Storm Cube PCの良いところ
  • キューブ型で省スペース
  • 設定を妥協すれば大抵のゲームが60fpsで動く
  • デザインが可愛い

何と言っても見た目の可愛さが全てです。緑色のキューブ。こんなゲーミングPCを売っているのはStormだけ。もちろん、カスタマイズから赤や黄など全7色の中からケースを選択可能なので、デザインの自由度が高い。

性能もそこそこ優秀。CPUはi3 8100なので従来のCore i5並ですし、グラボはGTX 1050 Tiを採用することで、ほとんどのゲームを動かせる。PUBGなど一部の重たいゲームでは設定を「中」に落とす必要はありますが。

Storm Cube PCのダメなとこ
  • 標準ではWindowsが入っていない
  • SSDは要カスタマイズ
  • メモリが少ない

このマシンは標準カスタマイズだとWindows 10とSSDが入っていないので、カスタマイズで追加するべき。Storm Cube PCにおすすめのカスタマイズは以下の通り。

  • Windows 10 Home 64bit
  • SSD 250GB(2.5インチ)
  • HDDなし
  • メモリ8GB 1枚(後から増やせるように1枚空けておく)

これで税込み10.5万円くらいになります。何だかんだ言って、これくらいのスペックにすると他のBTOでも似たような値段になります。しかし、キューブ型の可愛いデザインだけはStorm製PCの大きなメリットです。

他社でこのデザインを提供しているBTOはありません。


クリムゾンレッドな配信マシン「CROYDON MSI Edition」

「CROYDON MSI Edition」(CY-AR8X47A-MSI)のカタログスペック(仕様)
CPUAMD Ryzen 7 2700X
CPU冷却MSI Core Frozr L(120mm中型空冷)
グラボGTX 1070 Ti 8GB
メモリDDR4-2666 32GB(16GB 2枚)
マザーボードAMD X470搭載 / ATX規格
SSDSamsung 970 EVO 250GB
HDDSeagate製 3TB
電源650W (Cyonic製 / 80 PLUS Gold認証)
OSWindows 10 Home 64bit
付属品【特典】ゲーミングマウス「MSI CLUTCH GM40 WHITE」
【特典】ゲーミングヘッドセット「MSI DS502」
保証購入から1年間は無償で修理対応
価格277000円(税込み)最新価格をチェックする

カ…カッコイイ。制作しているのはARKという老舗BTOで、割りと自作er的に見て納得のできるパーツのチョイスをするので個人的には好きなメーカーです。

そんなBTOが「MSIとコラボして、MSI一色というコンセプト」で作ったのが、CROYDON MSI Edition(型番はCY-AR8X47A-MSI)。CPUにRyzenを採用することで、配信をするゲーマーにおすすめのマシンに仕上がっています。

CROYDON MSI Editionの良いところ
  • デザインが超カッコイイ
  • 優れたマルチタスク性能
  • ドロップフレーム率1%以下の高い配信性能(OBS / 1080p)
  • 特典としてMSI製のゲーミングマウスとヘッドセットが付属!
  • 高品質パーツを多数採用

確かに「Ryzen 7 2700X + GTX 1070 Ti」を軸にしたマシンにしては、価格が高いです。だが、その分良いパーツを使っている。マザーボードはオーバークロック向けのハイエンドモデルで、音質も良い。

CPUクーラーはRyzen付属の貧弱クーラーではなく、120mmファンを備える中型空冷なので高負荷時の動作も付属品よりずっと安心。メモリはたっぷり32GBで、Ryzenのマルチタスク性能を存分に活かせる。

グラボは「MSI Gamign X」シリーズが使われているため、冷却性能と静音性が優秀。システム用ストレージはSamsung 970 EVOなので爆速。電源ユニットはCyonic製のAU-650Xを使用。

Cyonicの電源はSeasonic(電源ユニットのトップメーカー)が製造しているので信頼性が高い。なお、このマシンの消費電力は約300W前後になるため、650Wもあれば丁度いい。

総じて値段が高いだけあって、品質は高いレベルにまとまっています。そして地味に忘れてはいけないのが、特典としてゲーミングマウスとゲーミングヘッドセットがもらえること。買うと合計15000円くらいなので美味しい特典です。

CROYDON MSI Editionのダメなとこ
  • 他社BTOの同スペック品より、やや高い

デメリットは他社同スペック品より価格が高いに尽きる。まぁ…特典も美味しいし、パーツも良いモノ使ってるので仕方がないところですが。

なお、「ARKが無駄にマージンを取っているんじゃないの?」という疑問を持つ人がいるかもしれないが、似たパーツに揃えると他のBTOもだいたい似た価格になる。特典が付いている分だけARKの方が有利だったりする。


OCと水冷で極限のフレームレートを「G-Master Hydro Z370 Extreme」

「G-Master Hydro Z370 Extreme」の筆者的におすすめのカスタマイズ
CPUIntel Core i7 8700K
CPU冷却Fractal Design CELSIUS S36(360mm簡易水冷)
グラボサイコム独自水冷仕様GTX 1080 Ti 11GB
メモリDDR4-2666 16GB(8GB 2枚)
マザーボードASRock Z370 Extreme 4
SSDCrucial MX500 500GB
HDDなし
電源Corsair RM750x (750W / 80 PLUS Gold認証)
OSWindows 10 Home 64bit
付属品
保証購入から1年間は無償で修理対応
価格326450円(税込み)最新価格をチェックする

Sycom(サイコム)はBTOメーカーの中でも突出してカスタマイズ性に優れたメーカー。そのため、ラインナップから1つ選び、そこから更にパーツを選ぶ必要があるので中級者向けのメーカーだったりする。

というわけで、以上の表には筆者が施したカスタマイズをまとめました。標準カスタマイズだと「いや、これは過剰でしょ。」とか「SilverStoneの電源はちょっと..」など、突っかかる点があったので別のパーツに修正した。

G-Master Hydro Z370 Extremeの良いところ
  • 大型の360mmラジエーターで圧倒的な冷却性能
  • グラボも水冷化、熱処理は非常に優秀
  • オーバークロックで極限のフレームレートを追求できる
  • パーツの自由度が高い

CPUとグラボ、それぞれに独立した簡易水冷を実装しているので冷却性能が高い。特にCPUは360mmラジエーターが取り付けられているので、設定を詰めれば5.0 GHz台のオーバークロックも可能※。

※ 自分もCore i7のオーバークロックは色々とやっているが、殻割りをしないのであれば4.8 GHzくらいに抑えたほうが温度に余裕がある。5.0 GHzは相当勇気がある人向け。

ただでさえトップクラスのシングルスレッド性能を持つi7 8700Kを5.0 GHzまで持ってきたらもっと凄まじいことに。特にGTX 1080 Tiを用いたゲーミング性能が更に伸びるので、可能な限りフレームレートが欲しいコアゲーマーに最適です。

G-Master Hydro Z370 Extremeのダメなとこ
  • 他社BTOの同スペック品より、やや高い

まぁ…これだけふんだんに高品質パーツを使っていれば、そりゃ高くなるでしょ。としか言えない。グラボの水冷化も、サイコムさんが独自に行っているわけですから、コストが高くなるのは仕方がないこと。

「いやいや、ここまでの過剰水冷は求めてないしオーバークロックもしないから安い方が良いよ。」という人は、ドスパラの「ガレリアZZ」を選びましょう。「G-Master Hydro」は若干ロマン寄りな部分もあります。

他の基準でゲーミングPCを選んでみたい

ここまで「フルHDゲーミングが出来るよ。」「4Kゲーミングが可能。」「ガッツリ水冷でオーバークロック。」「Ryzen搭載で配信に最適。」などなど、そのマシンで出来ることに重点を置いて選定してきた。

「何が出来るのか?」が分かっていればゲーミングPC選びは難しくないが、他の基準から選ぶことも出来るので紹介します。

予算・価格で選ぶなら

コストパフォーマンス重視で選ぶ場合、あまり性能に影響が無いパーツを適切に削っているBTOメーカーから選べば大丈夫。

特にドスパラはコスパが良い。標準カスタマイズでドスパラが使うグラボや電源ユニットは、一般向けに流通しているものではなく、ドスパラが特定のメーカーから直接大量納入しているモノになります。

  • グラボは「Palit Microsystems」から大量納入
  • 電源は「DELTA」または「Enhance」から大量納入
  • 冷却は「DEEPCOOL」から大量納入

なお、これらのパーツは「ドスパラ専売モデル」としてドスパラ通販から入手可能だが、他の経路から入手するのはほぼ不可能。

というわけでドスパラの価格競争力は、こうしたメーカーからの大量納入によって支えられている。予算やコスパを重視して選びたいなら、ドスパラのガレリアシリーズから選び、カスタマイズはメモリの増設程度にしましょう。

「でも、ドスパラの標準電源ユニットは品質が微妙って聞いたことがあるんだけど?」という声もあるが、それは過去の話。今のドスパラは、ローエンド・ミドルクラスに「DELTA」製、ハイエンドに「Enhance」製を採用しています。

確かに、SeasonicやCWT、Flextronicsといったトップメーカーの電源と比較すれば品質は劣るだろう。しかし、ドスパラはマシンの消費電力に対して少なくとも1.8倍以上の余裕がある容量を選んでいる。

たとえば、200W使うマシンなら450Wの電源を搭載する。という具合に。電源ユニットにとって40~60%負荷がもっとも居心地が良いので、普通にゲームしてるくらいの負荷じゃ、そうそう簡単に壊れません。

コスパ重視ならドスパラのカスタマイズから、あえて電源ユニットを他のものに変える必要は無い。過去10台以上のガレリアを検証してきが、「起動しないぞ。」という初期不良を引いたこともないですし、安心してガレリアを使っていいですよ。

パーツの自由度・カスタマイズ性で選ぶなら

「多少高くても良いから、しっかりとパーツを選んで組んで欲しい。」という人には、カスタマイズ性が高いBTOメーカーから選ぶのがベスト。特にカスタマイズの選択肢が多い3社をまとめますね。

  • サイコム(Sycom)
  • アーク(ARK)
  • ストーム(Storm)
    • 特にサイコムはスゴイですよ。マザーボードにしたって「ASRockのExtreme 4、Fata1ty Gaming K4、そしてTaichi…他にもASUS ROGやMSI GAMING PROまで。スゲェ。」って感じで、本当にカスタマイズ性が高い。

      パーツ Sycom ARK Storm
      CPU
      • 幅広い
      • 幅広い
      • 幅広い
      冷却
      • 幅広い
      • 普通
      • 普通
      グリス
      • 幅広い
      • 幅広い
      • 普通
      マザーボード
      • 幅広い
      • 普通
      • 普通
      メモリ
      • 普通
      • 幅広い
      • 普通
      SSD
      • 幅広い
      • 幅広い
      • 普通
      HDD
      • 幅広い
      • 幅広い
      • 普通
      SSDヒートシンク
      • 幅広い
      • 限定的
      • 限定的
      光学ドライブ
      • 幅広い
      • 普通
      • 限定的
      グラボ
      • 幅広い
      • 普通
      • 幅広い
      サウンドカード
      • 幅広い
      • 限定的
      • 限定的
      電源ユニット
      • 幅広い
      • 幅広い
      • 限定的
      PCケース
      • 普通
      • 普通
      • 幅広い

      3社のカスタマイズ性をまとめてみた。要約すると、

      3社の特徴を要約すると
      サイコム ほぼ「自作代行」メーカー
      アーク コラボモデルが多めで、デザインが良い
      ストーム ケースの選択肢が多め

      こんな感じです。好みに合わせて好きなBTOメーカーを選びましょう。

      ブランドで選ぶなら

      有名なゲーミングブランドが作った、先鋭的で凝ったデザインの「何というかゲーミングPCというより、ゲーミングマシーンの方がしっくり来るな。」というレベルのモノを求めている人にはブランドがおすすめ。

      ただし、言っておきますがブランド品はコスパは捨てたようなモノなので注意してください。では、以下にいくつかイケてるゲーミングブランドをまとめておきます。

      ゲーム機のようなゲーミングPCをコンセプトに開発された「ROG GR8 II」。「i7 7700 + GTX 1060 6GB」なので、フルHDゲーミングには最適なマシン。しかし、価格がとても高い。

      ゲーミングブランドと言えばAlienwareも有名。しかし、あまりにも価格が割高設定なので一部のユーザーからは茶化して「価格がアリエン」なんて呼ばれることもあったらしい…。

      MSIのゲーミングブランドはARKが代理店を担当しています。他のブランドと比較すると価格が良心的なので、買いやすいブランドですね。デザインもかなりイケてます。

      LenovoはLegionというブランドを展開していて、ごく最近になって新デザインの筐体を採用した「T530」を投入したようです。ハッキリ言ってこのデザイン、明らかに従来のLegionとくらべて別格のカッコ良さ。

      そしてスペック構成のクセが強い。一部のモデルは「1TB HDD + 16GB Optane」というストレージを採用しているのですが、これはキャッシュ化による高速化で「擬似的なSSD」というものです。

      好みが分かれる挙動を示す(例:1回目のゲーム起動は遅いが、2回目からは爆速など)ので、初心者さんには素直にSSD搭載モデルをオススメします(参考:HDDを爆速化「Intel Optane Memory」の使い方と性能を解説)。

      あとですね、他のゲーミングブランドと比較して価格が良心的なのも良い。キャンペーン価格だと「i5 8400 + GTX 1060 6GB」が10万ちょっと。このキャンペーンは基本的に「常時」やってるので実質通常価格

      ぼくが半年前に買った95000円のLenovo製ノート。キャンペーンで95000円なんですが、今も95000円で売ってます。Lenovoはほぼ常時キャンペーン商法を使っているのです。

      注文時にEクーポンコードの入力を忘れずに。常時キャンペーンとはいえ、コードを入れなければ割高な価格で注文が通ります。

      以上、国内で入手しやすいゲーミングブランドの紹介でした。ここに載せていないモノは「Acer Predator」ぐらいです。スペックが古いままで微妙過ぎるため、紹介していません。

      ゲーミングPCによくあるQ&A

      ここまで、厳選したおすすめのゲーミングPCや、価格や予算、カスタマイズ性、ブランドでゲーミングPCを選ぶ場合など。一通り解説してきた。

      あとはゲーミングPCに関連したよくある質問に対して、回答をまとめておきます。用途さえ決まっていれば特別難しいところは無いと思いますが、不安のある人はQ&Aを参考にしてみてください。

      ゲーミングPCと普通のPCは何が違うの?

      DELLや富士通がOffice用などと称して販売している「いわゆる普通のパソコン」と、ドスパラやレノボがゲーミングPCと称して販売しているパソコンの間に、どんな違いがあるのか。

      1. 高性能なグラフィックボードの有無
      2. 余裕のある電源ユニット
      3. SSDが標準で入ってくることが多い
      4. 拡張性が高く、カスタマイズ性も優秀
      5. (ブランドに限定されるが)特徴的なデザイン

      ザックリ以上の5点です。スペックさえ満たせばゲームは動くが、普通のパソコンでゲームが出来るほどのスペックを満たすことは少ない。たとえ満たしていても電源がショボかったり、特殊仕様で替えが効かないこともある。

      用途がハッキリと「ゲーミング」と決まっているなら、ゲーミングPCを選べばまず間違いないということ。

      Core i5とi7のどちらが良いですか?

      結論から言います。コストパフォーマンス重視で、かつゲームしか無いのであれば「Core i5」で大丈夫です。

      グラボに高性能なGTX 1080 Tiを使っていても、Core i5 8400とCore i7 8700の間に大きな性能差はありません。たまに「そのグラボにCore i5じゃボトルネックが…」と言う人がいますが、今はほとんど問題にならない。

      逆にゲーム以外にも、同時にいろいろとアプリを動かすならCore i7が良い。特にゲームプレイの録画や配信になると、Core i5ではマルチタスク性能が足りずに支障が出てくる。

      用途に合わせて選び分けよう。

      似たような質問に「AMD RyzenとCore i7ならどっちが良いんですか?」というのもあるので、以下の記事を参考に。

      カスタマイズで空冷から水冷にする意味はある?

      実際にドスパラの「静音パックまんぞくコース」(120mm中型空冷)と「CPU水冷ユニット」(120mmラジエーター)で、冷却性能と静音性能を検証したことがあります。

      見ての通り、水冷にすると4℃くらいよく冷えます。そして静音性も空冷より優秀。その代わり、標準で搭載されているグラボと電源ユニットの騒音が今度は気になってくるので、完全な静音はカンタンではありません。

      コスパを考えると「静音パックまんぞくコース」で良いかな、と考えています。本気で静音を目指すなら、パーツ全体の価格が1~2段階グッと上がるので…。

      ドスパラやG-tuneのパーツについて知りたい

      知恵袋で口コミを探すと「ドスパラはスペック表でパーツの型番を載せないからダメ。」というネガティブな意見が見つかりますよね。それを見てドスパラはやめようと考える人が、たま~にいます。

      ドスパラの場合

      過去、ガレリアを検証してきて分かったことで、ドスパラのパーツ選定は割りとユーザーフレンドリーなんですよね。

      • マザーボード:ハイエンドはASRock、ミドルはASUS多め
      • SSD:高確率でCrucialシリーズ
      • HDD:Seagateの少プラッタモデル
      • グラボ:高確率でデュアルファン仕様
      • 電源:ハイエンドはEnhance、ミドルはDELTA

      SSDに「Cricial MX300」(最近は後継モデルのMX500)を採用するあたりが親切なところ。グラボは基本的に、GTX 1060以上ならデュアルファン仕様を搭載してくれる。

      HDDは東芝製やSeagate製が多めで、Seagateを搭載する場合はちゃんと少プラッタモデルを選んでくれています(プラッタが少ないほうが理屈では故障しにくい)。

      総じて価格の割にちゃんとしたパーツを使うので、ドスパラはおすすめしやすい。

      G-tuneの場合

      G-tuneは新型デザインのケースが嬉しいところ。ただし、ミドルクラスの「NEXTGEAR-MICRO」は拡張性が非常に悪いのが欠点。

      • マザーボード:ASRock、MSI
      • SSD:ADATAかKingston(うーん…)
      • HDD:Seagateの少プラッタモデル
      • グラボ:シングルファンの外排気仕様(音が…)
      • 電源:AcbelまたはFSP

      ガレリアほど検証できていないので、サンプル数が少ないですが。とりあえず確認している限りでは以上の通りです。

      ゲーム用途ならば、特段問題のあるパーツ選定ではないけれどSSDとグラボがちょっと気になる。まずSSD。Kingstonは高評価を得た後に中身を安物にすり替えるという前科持ちメーカーなので印象は悪い。

      次にグラボ。ハイエンドモデルは水冷化されているので問題ないが、ミドルクラスだとなぜか「シングルファンの外排気仕様」が入っていて、冷却性能と静音性能が悪いです。

      おそらくゲーミングヘッドセットや、VRヘッドセットを使ってゲームをする前提(コンセプト)があるので、グラボの静音性能にさほどこだわりが無かった可能性が考えられる。

      とはいえ、どうせなら静かで冷える方が良いと考えているなら、デュアルファン仕様をよく採用してくれるドスパラのガレリアシリーズに軍配が上がります。逆に水冷化モデルを選ぶなら、G-tuneに軍配が上がりますね。

      プレイしたいゲームが動くか知るには?

      「PUBGをしたいと思っているが、どれくらいのスペックで60fps出せるのか?」という疑問を持つのは、ゲーミングPCを選ぶなら非常に大事。当ブログには推奨スペック記事が多数あるので、そちらを参考にしてください。

      電源をカスタマイズで、あえて上位品にする意味は?

      基本的に、マシンの消費電力に対して十分余裕のある電源容量のユニットが採用されているので、単にゲームをするだけならカスタマイズする必要はない。

      しかし、それでもあえて上位のGold電源やPlatinum電源にする意味はあるか。と聞かれれば、以下のメリットが得られます。

      • Gold以上の電源は静音性に期待できる
      • 高価な電源はFDBファンを多用しており、寿命と静音性に優れる
      • 国産コンデンサをふんだんに使い、リップル抑制が優秀

      効率の良い電源ほど、それだけ「熱」が出にくいのでファンを回す必要が少なく、結果的に静かになりやすい。ゲーミング性能には全く影響が無いが、静音性や「保険」という意味ではアリな選択です。

      SSDは必須ですか?SSDの寿命って怖くないですか?

      ゲームするならSSDは必須です。Windowsの動作が体感でわかるほど速くなるし、ゲームの起動時間にも絶大な影響があります。特にオープンワールドのゲームをするならSSDはものすごく重要。

      そして寿命も心配することはない。普通にWindowsを使って、普通にゲーミングするだけでは…SSDの理論上の寿命を使い切るだけで数年はザラに掛かります。SSDは今やHDDよりも壊れにくいストレージです。

      筆者はこれまでに10台以上のSSDを運用しているが、1台も壊れたことがありません。HDDの故障は経験がありますが(主にポータブルHDDで)。

      自作PCとBTO、どっちが良いですか?

      よくある質問ですが、この質問をしている時点であまり自作PCに向いていない可能性が高いです。ぼくが自作PCを始めたのは中学生くらいの頃ですが、最初にやったことは書店に行って専門誌※の立ち読みからでした。

      ※ DOS/V Power Reportや自作PCパーツ完全ガイドなどを読み漁っていました。初自作は苦労して組んだPCが起動すらせず、徹夜でなんとかBIOSまで行けた思い出。

      さて、結論を言うと「何を求めるか?」によります。安さだけで自作に挑むのはリスクが高い。ガレリアDTを自作すれば、5000円~10000円は安く出来るけれど、その程度の差額のために勉強できるのか?

      などなど、自作PCをするために必要な知識を得る「コスト」に見合った結果が得られるのか…と言われると微妙なんですよ。10年くらい前はそうでも無かったけれど、最近は特殊なPCでもない限りは差額が小さい。

      逆に「安さ」以外のところに惹かれて自作PCをするならアリです。「このクールなケースで組みたい。どこのBTOでも取り扱ってないから。」とか、「AMDマシンを組みたい。BTOだとRadeonが高いので。」など。

      BTOでは地味に手が届かない部分に、自作PCの魅力がある。単にゲームが出来るマシンを求めているなら、BTOが売っているゲーミングPCで十分ですし、組み立てのプロが作るわけですからリスクも低い。

      しかも1年間は無償修理保証まで付いてくるのだから、リスクとコストの釣り合いを考えれば明らかに自作PCは不利です。

      ゲーミングPCの電気代を計算するには?

      「ガレリアDT」の場合、フルに負荷を掛けても200W前後です。この200Wに、使った時間とkWh単価を掛け算して、最後に1000で割ると電気代が求められる。

      (200W * 1日8時間(月240時間) * 24) / 1000 = 1152円

      日本国内の一般家庭向け電気料金だと、だいたい1kWhあたり24円で、夏場は27円くらい。ガレリアDTを1日8時間フル稼働させても、月間1000円弱の電気代です。

      しかも、常にゲームをしているとは限らないので、実際の電気代はもっと低い。グラボを2枚~3枚と使うようなハイエンドマシンでもない限り、ゲーミングPCの電気代は怖くない。

      真のおすすめゲーミングPCは「自分に合ったマシン」

      ここまで、自作PC歴がありドスパラのガレリアシリーズを中心に実機レビューを行っている筆者が、「おすすめなゲーミングPC」についてかなり詳しく解説してきた。

      色々と紹介しましたが、結局のところは「自分の用途にピッタリなマシン」こそが、真のおすすめゲーミングPCです。…まだ決めかねている、という人は以下の中から選んでみてください。

      • GALLERIA DT」:ほぼ全てのゲームを60fpsで動かす
      • GALLERIA XV」:ゲーミングモニターに最適なマシン
      • i1720PA1-SP-DL」:とにかく最高性能が欲しい

      以上「2018年のおすすめゲーミングPCを自作経験者が厳選してみた」について、約19600文字もの解説でした。ゲーミングPC選びの手伝いになれば幸いです。

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4 件のコメント

  • ゲーミングではないですがマウスのDAIVはメンテしやすく、デザインもいいのでゲーム用に選ぶのもありだと思ってます。

    ちなみに「かざぐるマウス」を使うとWin7の非アクティブなウインドでもスクロール効きます。

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