おすすめの電源ユニット10選+α:低予算からハイエンドまで

自作PCをやるなら、電源ユニットは出来れば自分で選んだみたいものですが…やっぱり「選ぶ要素が多くて面倒くさい、オススメを知りたい。」と思ってしまう人も少なくない(悩む要素が多い = 自作PCの楽しいところですが)

というわけで、20台以上の自作歴がある筆者が、予算と容量別におすすめ電源ユニットを紹介する。

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おすすめ電源ユニットを選ぶにあたって

電源ユニットに関して「平均以上の知識」が得られるガイド記事。

前提知識として「【自作PC】電源ユニットの選び方を自作経験者がガチ解説する」を読まれたほうが、本記事でまとめた電源ユニットがなぜ良いと言えるのか。

理解しやすいと思います。もちろん、深い前提知識が無くても分かりやすいように、なるべく簡単におすすめ電源ユニットを解説するようにはします。

電源容量はどれくらいが良いか?

本記事では「容量別」に電源ユニットをまとめていくので、自分が組む予定のマシン構成がどれくらいの電力を消費するか事前に把握してください。

CPUゲーミング時最大負荷時GPUゲーミング時ストレージランダムアクセス時
Core i9 7900X87230GTX 1080 Ti276HDD12.5
Core i7 8700K67160GTX 1080220SATA SSD4.5
Core i7 870066157GTX 1070 Ti180NVMe SSD8.5
Core i5 8600K65123GTX 1070180DC向けSSD20.0
Core i5 840062118GTX 1060 6GB119メモリー負荷時
Core i3 8350K56110GTX 1050 Ti68DDR4 4GB1.5
Pentium G45604590GTX 105064DDR4 8GB3.0
Ryzen TR 1950X90180RX Vega 64293DDR4 16GB6.0
Ryzen7 2700X56105RX Vega 56258DDR3 4GB2.1
Ryzen 5 2400G50100RX 580224DDR3 8GB4.2
Ryzen 3 2200G4488RX 570158DDR3 16GB8.4

パーツの「TDP」から推測しても良いし、上記の表にまとめた実際の消費電力を参考にして、システム全体の消費電力を計算してもOKです。例えば…

  • CPU:i7 8700K
  • グラボ:GTX 1080 Ti
  • メモリー:DDR4-2133 16GB
  • HDD:1台
  • SATA SSD:1台
  • マザーボード:Intel Z370

このような構成だと、想定される消費電力は「406W」になります。約400Wなので、電源容量の推奨値は1.8~2.0倍にあたる「720~800W」です。

ここで「なぜ、1.8~2.0倍も余分に多い電源容量を選ぶ必要があるのか?」と、思う人がいるかもしれない。最も大きな理由は、安定稼働させるという観点から見てベストだからです。

見ての通り、負荷率50%の時に「効率」は最高になる。

電源容量に対してどれくらいの電力を消費しているかの割合が「負荷率」。この負荷率が50%になった時、最も電源ユニットの「効率」が高くなる。

  1. 効率が良いと
  2. 熱として無駄になる量が減り
  3. 温度が低くなり
  4. ファンの回転数が落ち着き静音になり
  5. 電源の寿命が長くなりやすい

効率が良いということは、それだけ損失(熱として無駄になる量)が少ないので電源の温度が安定しやすく、結果的に電源ユニットを長持ちさせることにつながります。

というわけで、ぼくが1.8~2.0倍をオススメするのは決して「無駄に高い電源を買え。」という意味ではなく、50%負荷が電源ユニットにとって一番「居心地の良い環境」だからに過ぎない。

  • 初心者向け:消費電力の1.8~2.0倍
  • コスパ重視:消費電力の1.2~1.3倍

コストパフォーマンスを重視するなら1.2~1.3倍でも構わないが…、負荷率が高い状態で運用すればするほど寿命に響くので、変に安い電源は避けたほうが無難。

もちろん、本記事では信頼できなさそうな変な電源は一切紹介しない。では、以下に「電源容量別のオススメ電源」を10個+α、厳選して紹介していきます。

電源容量別に、おすすめ電源ユニット10選+α

「電源容量」ごとに、おすすめの電源ユニットをまとめました。本記事のおすすめ電源は、決してテキトーに商品画像とスペック表を並べるだけでなく…

使用されているコンデンサなど、コンポーネントの有無や品質。そして製造しているメーカー(OEM元)など。できる限り根拠を集めた上で、おすすめ電源をまとめてある。

自作PC初心者でも、比較的安心して選べるチョイスになっているので、ぜひ参考にしてください。

自作歴23台のやかもち
ハイエンド品は情報が多いので選びやすいが、ミドル以下の電源は極端に情報が少なくなるので選定は非常に難しかったです…。

【350W】安価だが地味に堅実な「Thermaltake SMART 350W」

Thermaltake SMART 350W STANDARD
製造元(OEM)HEC
電源容量350W
効率80 PLUS Standard
10%負荷76.71%
20%負荷81.85%
50%負荷84.55%
100%負荷81.72%
証明レポート提出済み
ケーブル直付け
動作温度0~40℃
+12V1系統 / 28A / 最大336W
PFCActive PFC(力率94~99%)
保護回路過電圧保護(OVP)実装
低電圧保護回路(UVP)なし
過電力保護回路(OPP)実装
過電流保護(OCP)実装
加熱保護(OTP)なし
短絡・ショート保護回路(SCP)実装
サージ・突入電流保護(SIP)なし
無負荷運転保護(NLO)実装
冷却ファン直径120mm
軸受スリーブベアリング
仕様自動回転数制御
電解コンデンサ1次側Teapo製85℃
2次側Teapo製85℃
サイズ幅150mm x 奥行140mm x 高さ86mm
重量約1.9kg
保証期間3年

消費電力が少ないオフィス用のPCや、「Pentium G4560 + GTX 1050」に代表される低予算ゲーミングPCを組む場合に重宝するのが、ThermaltakeのSMART 350Wです。

製造はHECというメーカー。中堅のメーカーで、無難に普通の品質を作るという印象が強い。決して劣悪な電源を作ってはおらず、過酷な環境で使わないなら十分な品質を持つ。

50%負荷時の効率は「84.55%」で、なかなか優秀。80 PLUS Standard認証の電源ながら、50%負荷で運用すればBronze認証に匹敵する効率を叩き出せるのでコストパフォーマンスはかなり良い。

冷却用のファンは直径120mmで、そこそこの風量を確保。軸受は低コストなスリーブベアリングなので、負荷率を抑えて運用すれば静音性も期待できます。

寿命に響きやすい電解コンデンサは、1次側 / 2次側の両方に台湾のトップメーカー「Teapo」製が使われている。定格温度は85℃だが、350W電源なら十分だろう。

保証は3年。価格帯を考えれば、3年は非常に嬉しい。

  • わずか3800円という、お手軽な価格設定
  • 50%負荷時の効率は「Bronze」クラスに匹敵
  • 低回転時の優れたファンの静音性
  • 低予算ゲーミングPCの強い味方
  • 価格帯を考慮すると優れた出力安定性
  • 3年保証
  • ファンの期待寿命は3年強
  • ケーブルが直付けタイプ

消費電力が200Wに満たない構成のマシンに使うつもりなら、トップクラスのコストパフォーマンスです。


【450W】コスパ良好のミドルクラス電源「Corsair CX450M」

Corsair CX450M
製造元(OEM)CWT
電源容量450W
効率80 PLUS Bronze
10%負荷77.64%
20%負荷84.44%
50%負荷87.73%
100%負荷84.84%
証明レポート提出済み
ケーブルセミプラグイン式
動作温度0~50℃
+12V1系統 / 37.4A / 最大448.8W
PFCActive PFC(力率98~99%)
保護回路過電圧保護(OVP)実装
低電圧保護回路(UVP)実装
過電力保護回路(OPP)実装
過電流保護(OCP)なし
加熱保護(OTP)実装
短絡・ショート保護回路(SCP)実装
サージ・突入電流保護(SIP)なし
無負荷運転保護(NLO)なし
冷却ファン直径120mm
軸受スリーブベアリング
仕様自動回転数制御
電解コンデンサ1次側ケミコン製105℃
2次側ケミコン製105℃
サイズ幅150mm x 奥行140mm x 高さ86mm
重量約1.49kg
保証期間5年

実を言うとThermaltakeの「TR2 450W V2 Bronze」と悩みましたが、いくつかの条件でCoresair CX450Mの方が勝っていたので、450WクラスではCX450Mを選出しました。

その理由は、

  • 保証が更に2年長い「5年保証」
  • 製造元はどちらも「CWT」で実質同じ製品
  • ケーブルが直付けではなく、便利なセミプラグイン式

以上3点です。

230W前後のマシンを組む予定で、かつコスパ重視で行きたいなら、かなりオススメ。50%負荷時の効率は「87.73%」なので、1つ上位のSiliver認証に互角の優秀さ。

電解コンデンサには何気に、日本ケミコン製の105℃コンデンサが、ぜいたくに1次側 / 2次側の両方に使われている点も好感が持てる。普通に使っていればそうそう簡単に壊れない仕様ですね。

…ただ、気になるのはファン。以前CX430Mという姉妹品を使っていたのだが、約24000時間くらいでファンが故障してしまった。電源自体は壊れていないが、ファンが先にご臨終…。

採用されているファンの軸受がスリーブベアリングなので、設計寿命は3年くらいが良いところ。とはいえ、CX450Mは保証が2年伸びて「5年」になっているので、ファンの故障はあまり怖くない。

  • 5000円前後、安い
  • 50%負荷時の効率は「Silver」クラスに匹敵
  • 低回転時の優れたファンの静音性
  • 配線しやすいセミプラグイン式
  • かなり優れた出力安定性
  • ケミコン製105℃コンデンサ採用
  • 5年保証
  • 5年保証の期間中にファンが故障する可能性が高い

5000円前後の価格帯では、非常に競争力のある電源ユニットです。特に、50%負荷時の高効率や、5年保証、セミプラグインはこの価格帯におけるCX450Mが持つ強力な武器なのは疑いようがない。


【500W】最安のTitanium認証電源「KRPW-TI500W/94+」

KRPW-TI500W/94+
製造元(OEM)Enhance Electronics
電源容量500W
効率80 PLUS Titanium
10%負荷91.81%
20%負荷93.89%
50%負荷94.39%
100%負荷92.12%
証明レポート提出済み
ケーブル直出し
動作温度0~50℃
+12V1系統 / 41A / 最大492W
PFCActive PFC(力率95~99.9%)
保護回路過電圧保護(OVP)実装
低電圧保護回路(UVP)実装
過電力保護回路(OPP)実装
過電流保護(OCP)実装
加熱保護(OTP)実装
短絡・ショート保護回路(SCP)実装
サージ・突入電流保護(SIP)なし
無負荷運転保護(NLO)実装
冷却ファン直径120mm
軸受スリーブベアリング
仕様自動回転数制御
電解コンデンサ1次側パナソニック製105℃
2次側TAICON製105℃
サイズ幅150mm x 奥行140mm x 高さ86mm
重量不明
保証期間3年

コスパ電源といえば日本では「玄人志向」が有名。その中でも「KRPW-TI500W/94+」は、1万円を切る価格でありながらチタニウム認証に合格している恐ろしい電源ユニット。

現行、最安のチタニウム電源。製造元はEnhanceで、ドスパラやG-tuneのハイエンドモデルに大量のOEM実績を持つ堅実な電源メーカーの一つです。

60%負荷までファンはかなりの低回転

肝心の50%負荷時の効率は「94.39%」なので、たったの15Wしか熱にならない。そのため、極めて低いファン回転数で電源ユニットを十分に冷やし切ることが出来るので、静音性にも期待できる。

なお、電解コンデンサは1次側がパナソニック製の105℃で、2次側はTAICON製の105℃です。最安のチタニウムですから、こういうところで若干コストダウンを図る必要はあるでしょうね。

あと…ケーブルの長さもコストダウンが入っています。ケーブルの長さは基本的に60cmが一般的ですが、KRPW-TI500W/94+は45cm~50cmと短め。ケースを選ぶ可能性があるので注意したい。

ケーブルは直出しで、やや硬めなので取り回しも少々やりにくい。玄人志向という名前の通り、この電源は初心者向けとは言い難い仕上がりです。

  • 最安のTitanium合格電源
  • 50%負荷時の効率は94%超
  • 低発熱ゆえの静音性
  • 優れた出力安定性
  • 3年保証
  • コストダウンの結果、硬めのケーブル
  • ケーブルの長さがやや短い

コストパフォーマンスを重視しつつも、省電力性・静音性を得たいと考えているユーザーに一押しの電源ユニット。50%負荷でこそ、何かと光る部分が多い電源だろう。


【550W】安価ながらFDBファンにフルプラグインと豪華「Cyonic AU-550X」

Cyonic AU-550X
製造元(OEM)Seasonic
電源容量550W
効率80 PLUS Gold
10%負荷85.10%
20%負荷89.66%
50%負荷91.10%
100%負荷88.34%
証明レポート提出済み
ケーブルフルプラグイン式
動作温度0~50℃
+12V1系統 / 45A / 最大540W
PFCActive PFC(力率95~99.9%)
保護回路過電圧保護(OVP)実装
低電圧保護回路(UVP)実装
過電力保護回路(OPP)実装
過電流保護(OCP)なし
加熱保護(OTP)なし
短絡・ショート保護回路(SCP)実装
サージ・突入電流保護(SIP)なし
無負荷運転保護(NLO)なし
冷却ファン直径120mm
軸受流体動圧軸受(FDB)
仕様自動回転数制御
電解コンデンサ1次側ケミコン製105℃
2次側ルビコン製105℃
サイズ幅150mm x 奥行140mm x 高さ86mm
重量不明
保証期間5年

1万円を切っている価格の電源ユニットとしては、至れり尽くせりの豪華仕様。メーカー名こそ「Cyonic」と聞いたことが無い人も多いと思うが、製造元は電源ユニットのトップメーカー「Seasonic」です。

Gold認証で、50%負荷時の効率は「91.1%」に達する。その上、冷却ファンは直径こそ120mmと普通だが、軸受は「流体動圧軸受」。圧倒的な設計寿命と一貫した静音性を実現します。

電解コンデンサは1次側に日本ケミコン製105℃コンデンサ、2次側も同様にトップメーカーである日本ルビコン製105℃コンデンサ。採用されているコンポーネントに抜かりはほとんど無い。

各種コネクタはすべて着脱可能なフルプラグイン式。長さは60cm前後で、フラットタイプが採用されているため取り回しもしやすいと思います。

総合的なコストパフォーマンスはかなり優秀。

  • フルプラグイン式、フラットケーブル
  • 50%負荷時の効率は91%超
  • 高耐久、静音性を実現するFDBファン
  • かなり優れた出力安定性
  • 1次側、2次側ともに日本製105℃コンデンサ
  • 5年保証
  • Seasonic電源

1万円以下の電源ユニットの中では、かなり満足度の高い仕上がりです。そしてもっとも安くSeasonic電源を手に入れる、限られた選択肢でもある。信頼性を求めるなら、手に取る価値は大きい。


【600W】ライトゲーマー推奨Bronze電源「KRPW-N600W/85+」

KRPW-N600W/85+
製造元(OEM)ATNG POWER
電源容量600W
効率80 PLUS Bronze
10%負荷78.36%
20%負荷84.06%
50%負荷86.49%
100%負荷84.76%
証明レポート提出済み
ケーブル直付け
動作温度0~50℃
+12V1系統 / 50A / 最大600W
PFCActive PFC(力率96~99.9%)
保護回路過電圧保護(OVP)実装
低電圧保護回路(UVP)実装
過電力保護回路(OPP)実装
過電流保護(OCP)なし
加熱保護(OTP)なし
短絡・ショート保護回路(SCP)実装
サージ・突入電流保護(SIP)なし
無負荷運転保護(NLO)実装
冷却ファン直径120mm
軸受スリーブベアリング
仕様自動回転数制御
電解コンデンサ1次側Teapo製85℃
2次側Teapo製85℃
サイズ幅150mm x 奥行125mm x 高さ86mm
重量約2kg
保証期間3年

「600W」という容量は、ゲーマーにとって都合のいい容量です。Core i7とGTX 1070 Ti程度までなら、消費電力はだいたい300Wに収まるので、600Wあればちょうど50%負荷になる。

600Wクラスはいろいろと悩みましたが、現実的な範囲で無理をせずコストダウンしつつ、ゲーム用途なら十分な実用性を実現している「KRPW-N600W/85+」を選びました。

製造元は玄人志向御用達の電源メーカー「ATNG POWER」。Bronze認証に合格し、50%負荷時の効率は「86.49%」で合格ラインの85%を軽々と超えています。

ファンはスタンダードな120mm口径で、軸受はスリーブベアリング。50%負荷までなら、そこそこ静か。ただし、スリーブベアリングゆえ…設計寿命は3年と見積もっておく。

電解コンデンサはSMART 350Wにて紹介した、台湾のトップメーカー「Teapo」製の85℃コンデンサ。大して発熱しない50%負荷で運用するなら、十分な品質です。

あと、ATXファクタの電源ユニットは奥行き140mmが一般的ですが、この電源は15mm短い125mmでコンパクトな点も悪くない。コストダウンで部品が減り、スペースが浮いたため「コンパクト化」できたと考えられます。

  • 600W電源としては、かなり安い
  • 奥行き125mmのコンパクトサイズ
  • 50%負荷時の効率は86%超
  • 50%負荷までなら、そこそこ静音
  • 優れた出力安定性
  • 3年保証
  • ケーブルの長さがやや短い
  • 直付けコネクタ
  • 高負荷時、ファンがそこそこ回る

2018年7月時点、Amazonで第1位の人気を誇る電源ユニットであり、実際に筆者も「自作Ryzenマシン(第1世代)」にて運用中。かれこれ13ヶ月、安定して動いていますし、直近では40日の連続稼動も実現している。

無難な「CPU + グラボ1枚」という構成でコスパよく行くなら、かなりオススメできる電源ユニットです。


【750W】コスパ良好な高信頼電源「Antec NeoECO 750W GOLD」

ANTEC NeoECO Gold NE750G
製造元(OEM)Seasonic
電源容量750W
効率80 PLUS Gold
10%負荷85.72%
20%負荷89.97%
50%負荷91.26%
100%負荷88.38%
証明レポート提出済み
ケーブルセミプラグイン式
動作温度0~50℃
+12V1系統 / 62A / 最大744W
PFCActive PFC(力率81~99%)
保護回路過電圧保護(OVP)実装
低電圧保護回路(UVP)実装
過電力保護回路(OPP)実装
過電流保護(OCP)実装
加熱保護(OTP)実装
短絡・ショート保護回路(SCP)実装
サージ・突入電流保護(SIP)実装
無負荷運転保護(NLO)実装
冷却ファン直径120mm
軸受スリーブベアリング
仕様自動回転数制御
電解コンデンサ1次側日立製105℃
2次側ケミコン製105℃
サイズ幅150mm x 奥行140mm x 高さ86mm
重量約2.24kg
保証期間7年

2018年7月時点、価格コムの電源ユニットカテゴリで人気第1位に君臨しているので気になっている人も多い電源。驚くことに、製造元はSeasonicで、ベースになっているのは「Focus Plus」です。

Cyonic AU-550Xと同様、Seasonic電源を安価に入手する選択肢になります。しかもCyonicより容量単価が安いので、コスパは更にいいですね。

では仕様を見ていこう。効率はGold認証を取得しており、50%負荷時に「91.26%」を実現。75%負荷までは効率90%を維持するので、ハイエンドマシンにも最適です。

そして次に驚くのが保護回路。8種類すべての保護回路を全部込みで、電源ユニットをあらゆる障害から保護する強固な回路設計。これだけ保護されていると、仮に電源に何かあってもシステムへの損害はかなり抑えられる。

ただし、保護回路を全部込みにした影響で出力安定性は若干位相が乱れてしまっている。とはいえ大きく波形が乱れているわけではないので、十分な安定性は担保されています。

  • 1万円で買えるSeasonic電源
  • 50%負荷時の効率は91%超
  • 75%負荷まで効率90%を維持
  • 静音性
  • 保護回路をすべて搭載
  • 1次側 / 2次側ともに日本製105℃コンデンサ
  • セミプラグイン式、取り回しやすいケーブル
  • 7年保証
  • スリーブベアリングファン(海外版はFDBなのに…)

7年保証なので心配はいらないと思うが、ファンは一応スリーブベアリングです。7年の保証期間中に、おそらくファンが先に逝ってしまわれる可能性は高い。

あと、地味に苦いのが海外版はFDBファンである。ということ。為替+αを考慮すると12000円くらいになるはずで、なぜ10000円で売っているのかと思えば…ファンでコストダウンしているようです。

その点を除けば、概ね欠点はない満足度の高い電源ユニット。


【850W】RGBカラーに光る、10年保証のGOLD電源「Toughpower Grand RGB」

Thermaltake Toughpower Grand RGB 850W
製造元(OEM)Sirtec
電源容量850W
効率80 PLUS Gold
10%負荷88.30%
20%負荷91.59%
50%負荷91.99%
100%負荷88.46%
証明レポート提出済み
ケーブルフルプラグイン式
動作温度0~50℃
+12V1系統 / 70.9A / 最大850W
PFCActive PFC(力率96~99.9%)
保護回路過電圧保護(OVP)実装
低電圧保護回路(UVP)実装
過電力保護回路(OPP)実装
過電流保護(OCP)実装
加熱保護(OTP)実装
短絡・ショート保護回路(SCP)実装
サージ・突入電流保護(SIP)なし
無負荷運転保護(NLO)なし
冷却ファン直径140mm
軸受水圧動圧軸受(HDB)
仕様セミファンレス
電解コンデンサ1次側ルビコン製105℃
2次側ケミコン製105℃
サイズ幅150mm x 奥行160mm x 高さ86mm
重量約1.66kg
保証期間10年

サーマルテイクの人気RGBファン搭載電源ユニット。光り物を組みたい人に重宝する電源だが、この電源は決して光るだけが取り柄ではなく、電源としての品質もそこそこ高い。

製造元は台湾のSirtecという企業。1968年創業、電源ユニットのOEMを始め、他にも多種多様な製品をOEMを行っている。設計をする上で基本は抑えてくるので、品質に問題はないかと。

効率はGold認証で、50%負荷時は「91.99%」に達する。ほとんど92%の効率に達しており、Platinum認証の合格ラインに入り込む寸前です。

ファンは大口径の140mmを採用し、軸受は水圧動圧軸受(HDB)。名前こそ違うが、実質的に流体動圧軸受(FDB)とほぼ同じなので、高耐久 & 静音を実現できる。10年保証も納得。

なお、ファン仕様はセミファンレスで、低負荷時はほとんど回らないので静音性は非常に優秀。共振抑制のためにゴム製のパッドでファンを固定しているのも素直に高評価できる。

電解コンデンサは日本製のみが使われている。1次側にルビコン製105℃コンデンサ、2次側はケミコン製105℃コンデンサ。リップル抑制のためにふんだんに取り付けられているポリマーコンデンサも、やはりケミコン製。

使われているコンポーネントは高品質揃いですが、サーミスタを一部省いているため突入電流がかなり大きい点(90A前後)は、この電源の限られた欠点となる。

  • コストパフォーマンスは良い方
  • 50%負荷時の効率はプラチナに匹敵
  • 50%負荷までの優れた静音性
  • 140mm HDBファンの優秀な冷却性能(静圧が強い)
  • RGBファン
  • 高品質なコンポーネントを多用
  • フルプラグイン式、豊富なケーブル
  • 優れた出力安定性とリップル抑制
  • 驚異的な10年保証
  • かなり大きい突入電流
  • CPUコネクタはやや少なめ(最大288Wまで)

スペックの割には安いが、サーミスタを省いたり、CPU用のコネクタを850W電源としては珍しく2本(ATX 12V)に抑えているなど。コストダウンの影響は見られるので逆に安心。

と言っても、2本あれば288Wもの給電能力があるので、ほとんどのCPUを問題なく使えます(オーバークロック含め)。850W電源の中では、非常にコスパが良い電源ユニットです。

なお、筆者はRyzen Threadripperを使ったハイエンドマシンにて。850Wモデルを運用中。今のところド安定してますよ。


【1000W】CWTが送る、安定性に長けたPlatinum電源「Corsair HX1000i」

Corsair HX1000i
製造元(OEM)CWT
電源容量1000W
効率80 PLUS Platinum
10%負荷88.76%
20%負荷92.20%
50%負荷92.69%
100%負荷89.76%
証明レポート提出済み
ケーブルフルプラグイン式
動作温度0~50℃
+12V1系統 / 83.3A / 最大1000W
PFCActive PFC(力率98~99.9%)
保護回路過電圧保護(OVP)実装
低電圧保護回路(UVP)実装
過電力保護回路(OPP)実装
過電流保護(OCP)実装
加熱保護(OTP)実装
短絡・ショート保護回路(SCP)実装
サージ・突入電流保護(SIP)なし
無負荷運転保護(NLO)実装
冷却ファン直径135mm
軸受流体動圧軸受(FDB)
仕様セミファンレス(負荷率40%まで0rpm)
電解コンデンサ1次側ルビコン製105℃
2次側ケミコン製105℃
サイズ幅150mm x 奥行180mm x 高さ86mm
重量約2kg
保証期間10年

コルセア電源の多くは米国CWTが製造を行っており、ハイエンドモデル「HXi」も同様にCWTです。平均的なメーカーと言われていますが、最近のCWTはかなり技術力が高まっていると思います。

コストに余裕のあるハイエンド電源ならなおさらで、必要なコンポーネントはほぼ全て詰め込んでくるし、使っているコンデンサ類は日本製が勢揃い。もちろん定格温度は105℃です。

高品質なコンポーネントをもれなく詰め込み、それらを制御する技術がCWTは割りとスゴイ。そのためHX1000iは、極めて抑制されたリップルを提供してくれる上に、大型のサーミスタで突入電流もしっかりと遮断する。

ファンは135mmのFDBファン。高耐久、静音性、冷却性を実現してくれる。負荷率40%までファンを回さないため、低負荷で運用するとほぼ無音での動作も可能。

保証は10年。もともと発熱が少ないし、ファンはFDBなのでそうそう簡単に壊れることは無い…ということ。

  • 優れた効率
  • 40%負荷まで「無音」
  • 135mm FDBファン
  • 高品質なコンポーネントと設計
  • フルプラグイン式、豊富なケーブル
  • 極めて優れた出力安定性とリップル抑制
  • 制御ソフト「Corsair Link」対応
  • 驚異的な10年保証

欠点はほぼ無いが、あえて言えば…やっぱり値段がそこそこ高いですね。もちろん、高額なシステムを組むのであれば選択肢に入れるべき電源ユニットであることは否定できない。


【1200W】CoolerMasterとSeasonicのコラボ「V1200 Platinum」

CoolerMaster V1200 Platinum
製造元(OEM)Seasonic
電源容量1200W
効率80 PLUS Platinum
10%負荷87.31%
20%負荷91.29%
50%負荷92.58%
100%負荷90.70%
証明レポート提出済み
ケーブルフルプラグイン式
動作温度0~40℃
+12V1系統 / 100A / 最大1200W
PFCActive PFC(力率98~99.9%)
保護回路過電圧保護(OVP)実装
低電圧保護回路(UVP)実装
過電力保護回路(OPP)実装
過電流保護(OCP)実装
加熱保護(OTP)実装
短絡・ショート保護回路(SCP)実装
サージ・突入電流保護(SIP)なし
無負荷運転保護(NLO)なし
冷却ファン直径135mm
軸受流体動圧軸受(FDB)
仕様セミファンレス(負荷率25%まで0rpm)
電解コンデンサ1次側日立製105℃
2次側ケミコン製105℃
サイズ幅150mm x 奥行190mm x 高さ86mm
重量不明
保証期間7年

クーラーマスターのハイエンド電源はSeasonicが担当することが多い。V1200 Platniumもその一つで、Seasonicが製造を行っている高品質な電源ユニット。

効率はプラチナ認証ですが、100%負荷でも90.7%を維持しているのはスゴイところ。つまりチタニウム並の効率を実現できている、ということだからね。もちろん出力安定性も優秀。

ファンは135mm口径の流体動圧軸受。動作仕様はセミファンレスで、負荷率25%まではファンが回らないので「無音」。回ってもかなり静かです。付属のファンコンを使うことで、ノーマル動作に切り替えが可能。

コンポーネントは高品質揃いで、コンデンサも全て日本製。価格だけに、抜かりは無い。保証期間はたっぷり7年。

  • 一貫して優れた効率、100%負荷時はチタニウム並
  • 25%負荷まで「無音」で、回っても静か
  • 135mm FDBファン
  • Seasonic電源
  • フルプラグイン式、豊富なケーブル
  • 高品質なコンポーネント
  • 優れた出力安定性
  • 7年保証

グラフィックボードを2枚使うSLI / CFマシンや、運用時に負荷率が80~90%くらいになってしまうマイニングリグを組む予定なら。V1200 Platinumはとても力強い味方になります。

筆者も現在、マイニングリグにてV1200 Platinumを運用中。1ヶ月ほど連続稼動しているが、落ちる気配はまったくない。安定性抜群の電源ユニットです。


【1600W】世界第2位のEMSが送る最強電源「Corsair AX1600i」

Corsair AX1600i
製造元(OEM)Flextronics
電源容量1600W
効率80 PLUS Titanium
10%負荷92.53%
20%負荷94.59%
50%負荷94.63%
100%負荷92.47%
証明レポート提出済み
ケーブルフルプラグイン式
動作温度0~50℃
+12V1系統 / 133.3A / 最大1600W
PFCActive PFC(力率84~99.9%)
保護回路過電圧保護(OVP)実装
低電圧保護回路(UVP)実装
過電力保護回路(OPP)実装
過電流保護(OCP)実装
加熱保護(OTP)実装
短絡・ショート保護回路(SCP)実装
サージ・突入電流保護(SIP)実装
無負荷運転保護(NLO)実装
冷却ファン直径140mm
軸受流体動圧軸受(FDB)
仕様セミファンレス(負荷率40%まで0rpm)
電解コンデンサ1次側ルビコン製105℃ / ケミコン製105℃
2次側ケミコン製105℃
サイズ幅150mm x 奥行200mm x 高さ86mm
重量約2.6kg
保証期間10年

これは…Flextronicsが今持ちうる全ての技術力を総動員して作り出した、最強クラスの電源ユニットです。今まで電源ユニットで一般的だったシリコンFETを、窒化ガリウムFETに置き換えた点も革新的。

窒化ガリウムFETに置き換えることで、従来のシリコンFETと比較して更に優れた効率で高速スイッチングを実現しています。しかし、最新技術をもれなく詰め込んだ結果、AX1600iは極めて高いコストを支払っている。

結果的にMSRPは499ドルで、国内価格は約7万円という恐ろしい値段設定に。

もちろん、AX1600iの出力安定性はSuperFlowerの超ハイエンド電源に匹敵するレベルに到達しているし、リップル抑制も脅威的水準。チタニウムの基準を大きく上回る効率、抑えられた突入電流。

ファンは140mm口径の流体動圧軸受。セミファンレス動作は改善が行われており、負荷率40%(640W)からじわじわと回転を始め、800Wぐらいでやっと600rpmになる大人しいファン動作。

800Wの負荷を掛けても、600rpmですから恐ろしく静かです。1350W負荷でようやく1000rpmなので一貫して優れた静音性を確保している。さすが「LAMBDA-A」合格※電源と言ったところ。

※騒音値が最大25dBAに収まらないと取得できない、厳しい静音認証

  • 窒化ガリウムFET採用
  • チタニウム以上の効率
  • 1350Wまでファンは1000rpm
  • 140mm FDBファン
  • フルプラグイン式、豊富なケーブル
  • 最高クラスのリップル抑制と安定性
  • 制御ソフト「Corsair Link」
  • デジタル制御
  • 驚異的な10年保証
  • 値段も最高クラス
  • CPU / ATXコネクタが太い
  • 余裕のないコネクタ間の距離

あらゆる面から見て最高性能に到達している「最強の電源ユニット」。しかし、欠点がいくつかある。まず最強ゆえの信じられない価格設定。電源1個に70000円…パソコン1台買えてしまう値段ですよ。

次に、極限のリップル抑制のためにATX 24pin、8pin EPS12V、PCIeコネクタにコンデンサがケーブル内に内蔵されています。代償としてケーブルが太くなってしまっている。

  • Core i9 7980XE
  • Ryzen TR 1950X
  • AMD EPYC
  • 2~3 way SLI / CF

とはいえ、欠点を考慮しても最強性能を狙うエンスージアストにとって、2018年時点で最高の選択肢の一つであることは間違いないです。


【600W】ミドル構成の小型ゲーミングPCに最適「SST-SX600-G」

SILVERSTONE SST-SX600-G
製造元(OEM)Enhance Electronics
電源容量600W
効率80 PLUS Gold
10%負荷85.05%
20%負荷89.31%
50%負荷90.71%
100%負荷88.73%
証明レポート提出済み
ケーブルフルプラグイン式
動作温度0~40℃
+12V1系統 / 50A / 最大600W
PFCActive PFC(力率97~99.9%)
保護回路過電圧保護(OVP)実装
低電圧保護回路(UVP)実装
過電力保護回路(OPP)実装
過電流保護(OCP)実装
加熱保護(OTP)なし
短絡・ショート保護回路(SCP)実装
サージ・突入電流保護(SIP)なし
無負荷運転保護(NLO)実装
冷却ファン直径80mm
軸受ダブルボールベアリング
仕様セミファンレス(動作温度45℃まで0rpm)
電解コンデンサ1次側ケミコン製105℃
2次側ケミコン製105℃ / Suncon製105℃
サイズ幅125mm x 奥行100mm x 高さ63.5mm
重量1.45kg
保証期間3年

+αとして紹介するのは、「600WのSFX電源」です。Mini-ITXの小型ケースで、そこそこ高性能なゲーミングマシンを組みたいというユーザーに特におすすめの電源ユニット。

効率はGold認証で、50%負荷時に「90.71%」。そこそこ余裕があります。しかし、このくらいの効率では熱処理に苦戦する可能性が高く、高負荷時のファンの騒音は避けられないだろう。

ファンはわずか80mm口径しかなく、軸受はダブルボールベアリング。ファンの寿命は担保されているものの、ダブルボールベアリングは構造上あまり静音性に特化しているわけではない。

動作仕様はセミファンレス。温度が45度になるまでファンが回転しないため、負荷率を抑えて使えば極めて静かに運用することが可能。

しかし45度を超えるとファンは740rpmでスタート。最大で3500rpmに達するため、負荷率が高い環境では静音性に期待しない方が良いと思います。

Amazonのレビューでも、「静か、うるさい」と意見が割れているが、おそらくはマシン構成の違いが原因。低負荷なら静音だし、高負荷なら騒音。それだけのことです。80mmファンですから限界はあります。

電解コンデンサは1次側にケミコン製105℃、2次側はケミコン製105℃の他に、Sunconや台湾のTeapo、TAICONも使われている。すべて日本製というわけではない。

  • SFX規格で小型ケースにピッタリ
  • 小型電源では限られた600Wモデル
  • 50%負荷時に効率90%超
  • 動作温度45℃まではファンレス動作
  • フルプラグイン式、取り回しやすい
  • そこそこ安定した出力安定性
  • 80mmファンなので、高回転時の静音は期待できない
  • セミファンレスの切り替えはできない
  • 高負荷時のリップル
  • 40℃以上での出力安定を謳っていない

そこそこ手軽な価格で「SFX規格の600W電源」を実現しているが、その分…弱点もある。ファンが回り始めれば静音に期待できるかは負荷率次第なので、ミドル構成に抑えた方がいい。

たとえば「Core i7 + GTX 1070」程度までなら、この電源で十分です。消費電力が300Wを超えて高負荷に突入すると、いろいろと不安な部分が残る。

小型でパワフルなゲーミングPCを組むなら、実質的にこれしか選択肢が無いが、パワフル過ぎるマシンを小型で組もうとしているなら…。予算度外視でもっと格上のSFX電源に手を出す必要があります。

まとめ

容量電源ユニット80 PLUS
350W1. Thermaltake SMART 350WStandard
450W2. Corsair CX450MBronze
500W3. KRPW-TI500W/94+Titanium
550W4. Cyonic AU-550XGold
600W5. KRPW-N600W/85+Bronze
750W6. Antec NeoECO 750W GOLDGold
850W7. Toughpower Grand RGBGold
1000W8. Corsair HX1000iPlatinum
1200W9. V1200 PlatinumPlatinum
1600W10. Corsair AX1600iTitanium
600Wα. SST-SX600-GGold

ハイエンド電源は比較的選びやすいですが、600W以下の電源ユニットを厳選するのはかなり骨が折れました。安すぎてもダメですし、本当にコスパの良いラインを決めるのが難しい…。

ひとまず、現時点のおすすめ電源ユニットは以上の10品+αで〆させて頂きます。以上「おすすめの電源ユニット10選+α:低予算からハイエンドまで」でした。


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17 件のコメント

  • やかもちさんあなたは神ですね。
    おそらく多くの自作派が悩むであろう電源をこんなにわかりやすく解説してくれるなんて……控えめに言って神です

  • 実際高負荷時にオシロスコープ使って電圧の安定性検証してるサイトないかな…80+認証だけじゃなんもわからん…理論的には熱発生が少なくっていうのはわかるが数パーセントの差がどの程度影響を与えてくるのか

    • 海外のTom’s Hardwareというサイトが、個人ではとても真似できない…大規模な設備を用いて電源ユニットの製品調査を行っています。
      オシロスコープを用いたリップル計測、ピーク負荷時の効率の変動、無響室での騒音調査など。
      …個人ではまず不可能な製品調査を行っているので、一度見てみる価値はあると思います。

      しかし、スポンサーのついていない電源ユニットに関しては全く調査していないのが欠点です。
      あとハイエンド電源が調査の中心で、ローエンド電源はまず調査されていません。

      < 80+認証だけじゃなんもわからん
      レベルの高い認証ほど、実現するために品質の高いコンポーネントを必要とするため、結果的にリップルは少なくなる傾向です。
      ただ、効率が良いのに安い電源は、効率への影響が少ないコンポーネント(=サーミスタ)を省いたりするため、突入電流が大きいケースは少なからずあります。

    • いつか誰かが、そこにツッコむと思ってました…w

      今回はそれぞれ容量別に、予算も考慮して選んでいるため850Wモデルで36000円、1000Wモデルで61000円もするSSR-TRは選定できませんでした。
      米尼から個人輸入すれば、おそらく1000Wモデルが35000円くらいになるのでしょうが、なるべく入手性の良いモノを選んでいるのでやはり厳しいです。

      1600Wのおすすめ電源も、もし仮にEVGAが国内展開していれば「AX1600iにするか、SuperNOVA 1600 T2にするか…」と、かなり悩むところでしたね。

  • スリッパ(2950xもしくは相当の後継機)とVega64の構成を作ろうと思うのですが、電源容量の選定に悩んでいます
    物自体はサーマルテイクのiRGBシリーズから選ぶのはきまっているのですが、1000wか1200wか…どうせ1200なら1250wの方がいいのでは…
    と決めかねています
    やかもちさんだったらどれにしますか?

    • 2950XはPBOを有効にすると、最大で330Wほど食います。Vega 64は最大で280W(スパイク含め330Wほど)。
      合計で610~660Wくらいになるので、1200~1250Wの方が余裕があっておすすめです。

      • お返事ありがとうございます
        やはり1200w級になりますか…ちなみにiRGBシリーズは1200wプラチナ2.5万と1250wチタン4万がありますが、やかもちさん的にはチタンの方はロマン枠でコスパ考えたらプラチナ一択って感じですかね?

        • 負荷率が50%前後なら、プラチナで良いと思います。
          チタニウムはロマンの領域というか、必要になる場合はあまり無いですね。
          市販の電源だと最大1600Wが限度ですが、50%負荷に収まりきらないようなモンスターマシンを組むならチタニウムで行く。という考えです。
          消費電力が1000Wを超えるようなマシン(例:i9 7980XE + 1080 Ti x2)なら、チタニウム電源を要検討と考えてます。

  • 逆に消費電力がそこまで高くないのに、大きい容量の電源ユニットを使うと
    PCの性能やパーツの寿命にとって悪影響なのでしょうか?

  • yacamochi様
    記事を大変興味深く拝見しました。
    Thermaltake Toughpower Grand RGB 850Wを購入してからこの記事を拝見し
    ました。電気回路には詳しくないので日常の感覚でものを言っていますが、
    突入電流が(90A前後)との事、90Aってとんでもなく大きいですよね。
    何回も何回もそんな電流が流れたら、内部の回路を破壊したりすることはないの
    でしょうか?
    サーバーなどは問題ないにしても、一般のデスクトップはどうなるのでしょうか?
    素人の考えで申し訳ないのですが・・・・

    • 電源ユニット本体の電源を「カチカチッ」と連打したり、パソコンをシャットダウンさせた直後に電源ボタンを押して起動させたりするような使い方だと…心配です。

      逆に言えば、そのような極端な使い方をしない限りは大丈夫です。耐久性の高いコンデンサを大量に使っていますし、「10年保証」も付いています。普通に使っていれば特に問題にはならない、という考えです。

      • yacamochi様
        お忙しい中、早速の返信ありがとうございます。(^^)
        そうしますと、再起動やスリープ開始、そして直ぐに復帰することもあまりよくないのですか?

        • 再起動やスリープは完全に電力供給を断つわけではないので、大丈夫です。

          電源を切ってから即再起動がややリスク有りです(※これは他の電源ユニットでも同様ですが…)。
          少なくとも15秒くらい待つのが安全。心配性な人は1分くらい待つこともあるそうです。

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