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おすすめなCPUをベンチオタクが「7個」に厳選して解説する【2022年版】

この記事は「CPU」を実際にいくつも買ってベンチマークを回しているCPUベンチオタクの筆者が、2022年時点のおすすめCPUを「7個」に厳選して解説する記事です。

(公開:2017/12/17 | 更新:2023/1/5

2022年のおすすめなCPUを解説:7選

CPUの選び方をPCショップで相談すると、おそらく店員さんにCore i7やRyzen 7をおすすめされるかもしれません。

しかし、2022年現在ではインテルが製造技術を1段と進歩させたおかげで、同じCore i5でも世代によって性能がガラッと変わる状況(→ Intel Coreの世代別性能)です。

正直なところ、最新世代のCore i5を買っておけばたいていの用途に対して十分すぎる性能を発揮できます。

なお、ライバルのAMD Ryzenは製造技術を外部(台湾TSMC)に委託している都合上、自社製造のインテルにコスト競争で負けつつあるので注意が必要です。

では以下より、2022年のおすすめCPU解説に入ります。


【迷ったらコレ】Core i5 13600K

現実的な予算で買えるハイエンド級の性能

Core i5 13600K
製造:Intel 7(自社製)
Core i5 13600K
基本スペックコア数:14コア20スレッド
クロック:最大5.1 GHz
TDP:125 W
内蔵GPUIntel UHD 770
ベンチマークシングルスレッド:2017 cb
マルチスレッド:24270 cb
4K動画編集:2007点
Core i5 13600Kのベンチマーク結果
互換性チップセット:Intel 600 / 700
ソケット:LGA 1700
参考価格
※2023年1月時点
約4.9万円~
MSRP:$ 319
  • 14コア20スレッド搭載
  • 驚異的なシングルスレッド性能
  • 用途によりi9 12900Kに匹敵
  • ゲーミング性能もかなり高い
  • Zen 4より導入コストが安い
    (Intel 600マザボとDDR4メモリ)
  • 内蔵GPUあり
  • コストパフォーマンスが高い
  • 従来のCore i5より消費電力が多い
  • CPUクーラーが付属しない

大部分の自作PCユーザーにとって必要十分どころか、十分すぎる性能を(比較的)現実的な予算で提供してくれるCPUが「Core i5 13600Kです。

従来世代のCore i5 12600Kから、わずか20ドルの値上げ(+6.7%)で、マルチスレッド性能を最大40%近くも改善しています。ライバルのRyzen 5 7600Xを余裕で超え、Ryzen 9 5950Xに迫る性能です。

動画エンコードや4K動画編集では、Ryzen 9 5950Xすら超えて、Core i9 12900Kに並ぶシーンも・・・。とにかく過去最高にパワフルなCore i5で、たいていの人にとって満足できる性能です。

L2キャッシュの増量(1.25 → 2.0 MB)と、シングルスレッド性能の向上により、ゲーミング性能もCore i9 12900K並に改善済みです。FPSゲーマーにとっても魅力的です。

Core i5の割には国内販売価格が約4.9万円~で少々高いものの、7万円を超えるi9 12900KやRyzen 9 5950Xに迫る性能があるため、コストパフォーマンスに優れます。

従来世代のマザーボード(Intel 600)とDDR4メモリを引き続きサポートしており、導入コストもライバルのZen 4と比較して安く済ませられます。

問題点の一つにあげられる発熱の多さも、3000~4000円クラスの空冷CPUクーラーで問題なく対処できますし、TDPを142 Wに制限して運用するテクニックもあります。

Core i5 13600Kの場合、TDPを142 Wに制限しても性能はたった3%しか下がらず、Core i7 12700K以上の性能を維持可能です。142 Wなら低価格なCPUクーラーで本当に大丈夫です。

Intel / コア : 14 / スレッド : 20 / ソケット : LGA 1700 / チップセット : Intel 600~700 / 内蔵GPU:UHD 770 / 付属クーラー : なし
Intel / コア : 14 / スレッド : 20 / ソケット : LGA 1700 / チップセット : Intel 600~700 / 内蔵GPU:なし / 付属クーラー : なし
Thermalright / サイズ:120 mm / ソケット:LGA1700/1200/115x/AM4 / 高さ:157 mm
やかもち
とりあえずCPU選びで迷ったらCore i5 13600Kでよさそう。安いCPUクーラーで普通に使えますし。

【必要十分な性能】Core i5 12400F

90%くらいの人にとって満足できる性能

製造:Intel 7(自社製)
Core i5 12400F
基本スペックコア数:6コア12スレッド
クロック:最大4.4 GHz
TDP:65 W
内蔵GPUなし
ベンチマークシングルスレッド:1714 cb
マルチスレッド:12419 cb
4K動画編集:1483点
Core i5 12400Fのベンチマーク結果
互換性チップセット:Intel 600 / 700
ソケット:LGA 1700
参考価格
※2023年1月時点
約2.6万円~
MSRP:$ 174
  • 6コア12スレッド搭載
  • 良好なシングルスレッド性能
  • 基本的にRyzen 5 5600Xより強い
  • そこそこ高いゲーミング性能
  • 導入コストが安い
  • CPUクーラーが付属
  • コストパフォーマンスが高い
  • オーバークロックはできない
  • 内蔵GPUなし

今年はCore i5 12400Fの後継モデルが発売されましたが、値段が1万円も高くて結局コスパが変わらないです。

よって、万人向けにおすすめなミドルクラスCPUは引き続き「Core i5 12400Fを推します。発売当時、Ryzen 5 5600Xより1万円も安くてほぼ同性能を叩き出した、最高の6コア12スレッドCPUです。

現在はAMD側の苛烈な値下げ抗戦により同じくらいのコスパですが、シングルスレッド性能の高さやゲーミング性能でCore i5 12400Fに軍配が上がります。

おそらく90%くらいの人にとって満足できる、6コア12スレッドとして最高クラスの性能※を持ちながら、2.6万円から買える安さがとにかく魅力的。

※2023年1月時点で最強の6コアは「Ryzen 5 7600X」ですが、マザボも含めた価格が高すぎておすすめできません。

フル負荷でも消費電力が100 W未満で、安いCPUクーラーでかんたんに冷やせます。マザーボード側に要求されるVRMスペックも少なく済み、導入コストが安いです。

予算2~3万円のミドルクラスCPUで迷ったら、現状とりあえずCore i5 12400Fで良いといえるCPUです。

初心者もち
ゲーミング性能的にどれくらいのグラボまでなら行けるの?

Core i5 12400Fのゲーミング性能なら、RTX 3070まで問題なく性能を引き出せます。RTX 3070 Ti ~ RTX 3080(RX 6800 XT)以上と組み合わせる場合は、i7 12700Kやi5 13600Kを検討してください。

ただし、CPUボトルネックが出やすいのはフルHD(1920×1080)までで、WQHD(2560×1440)や4K(3840×2160)はそれほど気にしなくて大丈夫。i5 12400Fで問題ないです。

Intel / コア : 6 / スレッド : 12 / ソケット : LGA 1700 / チップセット : Intel 600~700 / 付属クーラー : Intel Laminar RM1
DeepCool AK400(R-AK400-BKNNMN-G-1)
DeepCool / サイズ:120 mm / ソケット:LGA1700/1200/115x/AM4 / 高さ:155 mm / 保証:3年
やかもち
とりあえず「i5 12400F」を選んでおけばいい感ある。性能重視だと「i5 13600K」が間違いないけど、ちょっと高いよね・・・。

【2万円でおすすめ】Ryzen 5 5600

予算2万円ちょっとで買えるマトモな6コアCPU

Core i5 12600Kと比較に使ったCPUたち
製造:TSMC 7 nm
Ryzen 5 5600
基本スペックコア数:6コア12スレッド
クロック:最大4.4 GHz
TDP:65 W
内蔵GPUなし
ベンチマークシングルスレッド:1471 cb
マルチスレッド:11188 cb
4K動画編集:1370点
Ryzen 5 5600のベンチマーク結果
互換性チップセット:AMD 400 / 500
ソケット:Socket AM4
参考価格
※2023年1月時点
約2.1万円~
MSRP:$ 199
  • 6コア12スレッド搭載
  • 基本的にRyzen 5 5600X並
  • そこそこ高いゲーミング性能
  • 導入コストが安い
  • CPUクーラーが付属
  • オーバークロックも可能
  • コストパフォーマンスが高い
  • シングルスレッド性能は平凡
  • 内蔵GPUなし

インテルが投入したCore i5 12400シリーズに対抗するべく、AMDから遅れて後出ししたミドルクラスCPUが「Ryzen 5 5600(無印)」です。

Ryzen 5 5600Xの低クロック版で、基本的な性能はほぼRyzen 5 5600Xと同じ。マルチスレッド性能でCore i5 12400Fに匹敵する性能で、コストパフォーマンスが高いです。

シングルスレッド性能は2割近くCore i5 12400Fに劣っているものの、ゲーミング性能は肉薄するレベル。さすが、後出ししただけあってコスパに優れています。

消費電力もほぼ同等(※マザーボードによって違いあり)で、ワットパフォーマンスで互角の水準につけます。せいぜい80 Wしか消費しないため、価格の安いローエンドマザーボードで不自由なく運用できます。

扱いやすさ、性能、コスパがバランスよく整ったミドルクラスCPUです。

発売当時の価格は約2.8万円でちょっと高かったですが、2022年後半から7000円近い値下げが行われて、約2.1万円から購入できる状況が続いています。

ただし、MSRPの199ドルに対して安すぎる販売価格です。いつまで2万円前半の価格が続くかどうか、やや不透明です。コスパよくゲーミングPCを組むなら今のうちに買っておいたほうが良いかもしれません。

AMD / コア : 6 / スレッド : 12 / ソケット : Socket AM4 / チップセット : AMD 500 / 付属クーラー : Wraith Stealth
やかもち
今のセール価格(2万円ちょっと)だと、Core i5 12400Fより魅力的です。
【ヒント】Ryzen 5 5600G【G付きモデルとは?】

1000円くらい安い「Ryzen 5 5600G」は割りとパワフルな内蔵GPUを搭載する代わりに、L3キャッシュの容量が32 MB → 16 MBへ50%もカットされています。

同じ6コア12スレッドでも、L3キャッシュが減った影響を受け、Ryzen 5 5600ほどの性能を出せません。

特にゲーミング性能は大きく劣ってしまい、Ryzen 5 5600と同じモノを期待して買うのは危険です。

グラフィックボードを必要としない用途ならRyzen 5 5600Gを選んでもいいですが、グラボを搭載するつもりならRyzen 5 5600(無印)の方がおすすめです。


【低予算おすすめ】Core i3 12100F

予算1万円台で買えるパワフルな4コア8スレッド

製造:Intel 7(自社製)
Core i3 12100F
基本スペックコア数:4コア8スレッド
クロック:最大4.3 GHz
TDP:58 W
内蔵GPUなし
ベンチマークシングルスレッド:1672 cb
マルチスレッド:8475 cb
4K動画編集:-
詳細なベンチマークは未定
互換性チップセット:Intel 600 / 700
ソケット:LGA 1700
参考価格
※2023年1月時点
約1.5万円~
MSRP:$ 97
  • 安価な4コア8スレッドCPU
  • そこそこのシングルスレッド性能
  • ミドルクラスに十分なゲーミング性能
  • マザボ含めて低コストで自作可能
  • CPUクーラーが付属
  • コストパフォーマンスが高い
  • オーバークロックはできない
  • 内蔵GPUなし

「Core i3 12100F」は最新のAlder Lakeコアを4コア8スレッド搭載した、予算1万円から買えるローエンドCPUです。

予算1万円の価格帯だとRyzen 3 4100やRyzen 5 4500がライバルですが、Core i3 12100Fの方がシングルスレッド性能に優れており、ゲーミング性能の差も大きいです。

後継モデルのCore i3 13100Fは基本的な設計をそのまま、クロックを200 MHzだけあげたマイナーチェンジ版かつ価格が約2.2万円と高すぎます。

結局、予算1万円台で買えるCPUならCore i3 12100Fが一番バランスが良いです。

4コア8スレッドといっても、1コアあたりの性能が大きく改善されたおかげで、2世代前の6コアCPU(例:Core i5 10400やRyzen 5 3600など)に匹敵する性能を発揮します。

ゲーミング性能もなかなか優秀。2世代前の6コアCPUを軽く上回る性能ですし、同じ価格帯の現行ライバル(Ryzen 3 4100など)も打ち負かします。

グラフィックボードはRTX 3060 TiやRX 6700 XT程度までなら、Core i3 12100Fでそこそこ対応可能です。ただし、Call of DutyやBattlefieldシリーズなど、CPU負荷が重たいゲームはやや不得意。

あくまでも、Core i3 12100Fは4コアCPUの中でトップクラスの働きぶりを見せるだけで、現行の6コアと比較すると見劣りするのは仕方がないです。

予算をあと5000円足せるなら、先に紹介したRyzen 5 5600の方がより確実な選択肢になるでしょう。

Intel / コア : 4 / スレッド : 8 / ソケット : LGA 1700 / チップセット : Intel 600 / 内蔵GPU:なし / 付属クーラー : なし
やかもち
4コア8スレッドなのに、2世代前の6コア12スレッド並の性能と、それ以上のゲーミング性能。コスパがすごいCPUです。

【ゲーム専用機】Ryzen 7 5800X3D

大容量キャッシュ搭載でゲームに特化したCPU

製造:TSMC 7 nm
Ryzen 7 5800X3D
基本スペックコア数:8コア16スレッド
クロック:最大4.5 GHz
TDP:105 W
内蔵GPUなし
ベンチマークシングルスレッド:1516 cb
マルチスレッド:14963 cb
4K動画編集:-
Ryzen 7 5800Xのベンチマーク結果
互換性チップセット:AMD 400 / 500
ソケット:Socket AM4
参考価格
※2023年1月時点
約4.9万円~
MSRP:$ 449
  • 3D V-Cache(96 MB)搭載
  • そこそこのシングルスレッド性能
  • Core i9に近いゲーミング性能
  • ワットパフォーマンスが高い
  • ゲーム用にコスパがいい
  • 導入コストも安い
  • 内蔵GPUなし
  • CPUクーラーが付属しない
  • 8コアの割には価格が高い

TSMCの積層スタック技術を活用し、2層構造で製造された特殊な8コアCPUが「Ryzen 7 5800X3D」です。2層目にL3キャッシュを増設し、合計で96 MBもの大容量キャッシュを備えます。

キャッシュの増量に伴いCPUの発熱が増えて最大クロックが下がり、単純なCPU性能でRyzen 7 5800XやCore i7 12700に劣っていますが、代わりに驚異的なゲーミング性能を獲得しました。

ゲームによっては現行ハイエンドのRyzen 9 7950XやCore i9 13900Kに迫るシーンもあり、値段を考えるとゲーム用CPUとして非常に優れたコストパフォーマンスが魅力です。

特にCPUボトルネックが生じやすいフルHD(1920×1080)において、Ryzen 7 5800X3Dの大容量キャッシュが猛威を振るいます。

RTX 3080やRX 7900 XTなど、Core i7~Core i9クラスを要求される高性能グラフィックボードですら、Ryzen 7 5800X3Dなら問題なく適応できてしまいます。

消費電力はフル負荷でせいぜい130~140 W程度で、低価格なマザーボードで運用できます。熱密度の問題でCPUクーラーの要求がやや高いですが、ゲーム中の温度はそれほど身構える必要がないです。

仮にフル負荷で温度が高くなっても、CPU側で勝手に制御してくれるため、心配する必要はありません。

なお、ゲーム用CPUとしてコスパが良いですが、普通の8コア16スレッドCPUとしてはコスパが悪いので注意。CPUに対して幅広く対応できる性能を求める方にはおすすめしません。

少しでも高いフレームレートを必要とするコアゲーマー向けで、万人向けから若干ベクトルがズレたCPUです。なにせ、同じ価格でi7 12700K以上に高性能なi5 13600Kが買えてしまうので・・・。

AMD / コア : 8 / スレッド : 16 / ソケット : Socket AM4 / チップセット : AMD 400~500 / 内蔵GPU:なし / 付属クーラー : なし
やかもち
5万円でRyzen 9 7950X(約9.7万円)やCore i9 12900K(約7.2万円)に匹敵するゲーミング性能です。ゲームだけなら本当にコスパがいいCPUです。

【省エネな16コア】Ryzen 9 5950X

初心者でも安心して扱える16コア32スレッド

製造:TSMC 7 nm
Ryzen 9 5950X
基本スペックコア数:16コア24スレッド
クロック:最大4.9 GHz
TDP:105 W
内蔵GPUなし
ベンチマークシングルスレッド:1618 cb
マルチスレッド:25418 cb
4K動画編集:1780点
Ryzen 9 5950Xのベンチマーク結果
互換性チップセット:AMD 400 / 500
ソケット:Socket AM4
参考価格
※2023年1月時点
約8.1万円~
MSRP:$ 799
  • Zen 3を16コア32スレッド搭載
  • 優れたシングルスレッド性能
  • そこそこのゲーミング性能
  • ワットパフォーマンスが高い
  • i9 12900Kとほぼ同等性能
    (50%の消費電力で)
  • コストパフォーマンスに優れる
  • 導入コストも安い
  • 内蔵GPUなし
  • CPUクーラーが付属しない
  • 現行ハイエンドにゲーミング性能で劣る

初心者向けにおすすめのハイエンドCPUが「Ryzen 9 5950Xです。

単純な性能だと現行のハイエンド(i7 13700Kやi9 12900Kなど)に届かないですが、Ryzen 9 5950Xの持ち味は非常に優れたワットパフォーマンスと発熱の少なさです。

たった125 W程度の消費電力で、2倍の電力を使うi9 12900Kとほぼ同じ性能を出せます。2000~3000円の安価なCPUクーラーで問題なく冷やせて、マザーボードもローエンドクラスで普通に運用できます。

16コア32スレッドのパワフルなCPUにもかかわらず、1万円台の安いマザーボードと3000円くらいのCPUクーラーで特に不便なく使えてしまう「扱いやすさ」は今でも価値が高いです。

なお、予算にもっと余裕があってマザーボードやメモリにコストを掛けられるなら、最新世代のZen 4を搭載するRyzen 9 7950Xの方がおすすめです。

7950Xの方が、5950Xより万能型な性能を発揮できます。5950Xがやや苦手とするゲーミング性能も、7950Xではかなり克服されており、万人向けな性能傾向です。

逆に、ゲーミングに興味がなければRyzen 9 5950Xでいいでしょう。

Ryzen 9 5950X
AMD / コア : 16 / スレッド : 32 / ソケット : Socket AM4 / チップセット : AMD 400~500 / 付属クーラー : なし

【クリエイター向け】Ryzen 9 7950X

少なくとも今後1年は安泰な最高性能の16コア

製造:TSMC 5 nm
Ryzen 9 7950X
基本スペックコア数:16コア24スレッド
クロック:最大5.7 GHz
TDP:170 W
内蔵GPURadeon Graphics 2CU
ベンチマークシングルスレッド:2029 cb
マルチスレッド:37585 cb
4K動画編集:2127点
Ryzen 9 7950Xのベンチマーク結果
互換性チップセット:AMD 600
ソケット:Socket AM5
参考価格
※2023年1月時点
約9.7万円~
MSRP:$ 699
  • Zen 4を16コア32スレッド搭載
  • 優れたシングルスレッド性能
  • i9 13900Kに匹敵する性能
  • ゲーミング性能も優秀
  • AVX-512をサポート
  • 内蔵GPUあり
  • ワットパフォーマンスが高い
  • 調整すると・・・
    13900Kの50%の消費電力で9割性能
  • CPU単体のコスパはなかなか
  • Socket AM5は今後3年サポートされます
  • 導入コストが高い
    (AMD 600マザボとDDR5メモリ)
  • CPUクーラーが付属しない
  • 水冷でも温度が95℃に達する(※仕様)

予算潤沢でハイエンドなクリエイターPC構成を考えているなら「Ryzen 9 7950X」をぜひ検討したいです。

TSMC 5 nmプロセスで製造される最先端の「Zen 4」コアを、ぜいたくに16コア32スレッドも搭載し、従来世代から約1.5倍もの性能アップを遂げた現在最高の16コアCPUです。

パワーが有り余っていてほとんどの人にとって過剰装備ですが、今後1~2年は最高の性能を提供してくれるでしょう。

導入コスト(マザーボードやDDR5メモリ)がやや高いデメリットがありますが、新しいSocket AM5プラットフォームは今後3年にわたってサポートされる見込みです。

長く使っていけるプラットフォームへの先行投資と考えれば、それほど大きな問題ではないです。DDR5メモリの価格もじわじわと下落傾向ですし、今年中にもっと低コストなB650やA620マザーボードも登場します。

Ryzen 9 7950Xはそのまま使うと消費電力が少々荒っぽいものの、設定で150 Wに制限してもCore i9 13900Kのおよそ90%に相当する性能を維持できます。

他に追随を許さない圧倒的なワットパフォーマンスを実現しており、特に消費電力を調整したときのワッパは異次元です。ほどほどのVRMフェーズを備えた安価なマザーボードで問題なく運用できます。

AMD / コア : 16 / スレッド : 32 / ソケット : Socket AM5 / チップセット : AMD 600 / 付属クーラー : なし
ASRock / チップセット : AMD B650 / フォーム : ATX / ソケット : Socket AM5 / フェーズ数 : 17 (60A SPS) / M.2 : 3スロット / LAN : 2.5 GbE / 無線 : Wi-Fi 6E / 備考 : USBポートが23個
やかもち
Ryzen 7000(Zen 4)シリーズで一番おすすめです。7900X以下は他で替えがきくシーンが多いから、現状の価格だと選ぶメリットが少ないです。

2022年のおすすめに選ばれたCPU【まとめ】

おすすめなCPUゲーミングクリエイティブ消費電力コスパ
迷ったらコレCore i5 13600K
Core i5 13600KF
予算2万円台Core i5 12400F
Ryzen 7 5700X
Ryzen 5 5600
予算1万円台Core i3 12100F
ゲーミング特化型Ryzen 7 5800X3D
クリエイター向けRyzen 9 5950X
Ryzen 9 7950X
Ryzen 9 7900X
Intel / コア : 14 / スレッド : 20 / ソケット : LGA 1700 / チップセット : Intel 600~700 / 内蔵GPU:なし / 付属クーラー : なし

2022年時点の迷ったらコレなCPUは「Core i5 13600K」、または内蔵GPUを搭載しない「Core i5 13600KF」です。

AMD / コア : 16 / スレッド : 32 / ソケット : Socket AM5 / チップセット : AMD 600 / 付属クーラー : なし

性能を重視するコンテンツクリエイター向けのCPUは「Ryzen 9 7950X」が現状ベストです。

「Core i9 13900K」も悪くは無いですが、消費電力が軽く300 Wを超えるピーキーすぎる仕様が少々おすすめしづらいです。Socket AM5の将来性も考えると、7950Xがとても魅力的。

低予算(1~2万円台)クラスについては、その時のセール価格で変動するので特に決まったCPUはありません。

AMD / コア : 6 / スレッド : 12 / ソケット : Socket AM4 / チップセット : AMD 500 / 付属クーラー : Wraith Stealth

今は価格が異様に安くなっている「Ryzen 5 5600」か「Ryzen 7 5700X」のコスパが際立って高いだけで、元の値段に戻ってしまったら「Core i5 12400F」が引き続きベストに。

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CPUの選び方でよくあるQ&A

CPUの「ゲーミング性能」は重視するべき?

やかもち
組み合わせるグラフィックボード、ゲームプレイ時の解像度で重視するべきかどうか変わります。

CPUの性能によって、グラフィックボードの性能が変化する症状は、グラフィックボード側の負荷が軽くなりやすいフルHD(1920×1080)解像度で頻繁に発生します。

・・・特に高性能なグラフィックボードでよく起きやすいです。

RTX 3080やRX 6800 XT以上のグラフィックボードは特にCPUの性能を重視するべきで、最強の性能を持つRTX 4090にいたってはCore i9 13900Kを持ってしてもボトルネックを抑えられない状況です。

逆に、グラフィックボード側の負荷がいっぱいいっぱいになりがちな4K(3840×2160)解像度では、ボトルネックがほとんど発生しません。

RTX 3080やRTX 4090を使う場合でも、ゲームプレイ時の解像度がWQHD(2560×1440)や4K(3840×2160)なら、CPUのゲーミング性能を重視する必要性が下がります。

ただし、ゲームによってはそもそものCPU負荷が大きい場合があるため、少なくとも6コア12スレッドあると安心です。【迷ったらコレ】に選んだ「Core i5 13600K」で十分でしょう。

CPUに高性能な冷却クーラーは必要?

やかもち
CPU側で勝手に温度を制御するから、別になくても大丈夫だったりします。

CPUの温度が何度だと危険なのか、実はこれといった明確な決まりはありません。

Ryzenは95℃、Intelは100℃以上にならない

一応「Tjunction温度」が上限温度に近い概念です。Ryzen 5000やRyzen 7000シリーズは95℃が上限で、Intel Coreシリーズは100℃が上限に設定されています。

設定された上限温度を超えないように、CPU側で自動的に温度を調整するシステムが組み込まれているため、冷えないCPUクーラーを使ってCPUが壊れるリスクは非常に低いです。

実際に筆者やかもちが試した限り、CPUクーラーが停止していれば勝手にシャットダウンするし、シールの剥がし忘れなどで冷えが極端に悪い場合はCPUクロックが大きく下がって体感性能に悪影響が出ます。

Thermalright / サイズ:120 mm / ソケット:LGA1700/1200/115x/AM4 / 高さ:157 mm

最近のCPUクーラーは3000~4000円の低価格なモデルで、140~150 W程度の熱を処理できます。

いきなり値段の高いハイエンドCPUクーラーを買うのをためらうなら、とりあえず安いCPUクーラーで普通に使えるか試すといいでしょう。

なお、Ryzen 7000シリーズについてはCPU温度を気にする必要は一切ないです。AMDが公式に「気にしなくて良い、余裕があれば勝手に95℃まで上げるので」とアピールしています。

激安なAthlonやPentiumはあり?

やかもち
なし。そもそも言うほど価格が安くないです。
AthlonとCeleronのパッケージ

AMDのAthlonシリーズは実質終売してしまったし、インテルのPentiumシリーズは価格が1万円を超えていてコストパフォーマンスが悪いです。

あと3000~4000円追加するだけで、コア数が2倍のCore i3に手が届くため、2コア4スレッドのPentiumをコスパで選ぶ意味はほとんど無いです。

ゲーム実況配信にどれくらいのCPUが必要?

やかもち
ゲーム実況配信をやるならグラフィックボードにコストを掛けてください。

2023年1月時点、ゲーム実況配信でよく使うリアルタイムエンコードはグラフィックボードで処理する時代です。

NVIDIA GeForceシリーズは「NVEnc」エンコーダ、AMD Radeonシリーズは「VCE」エンコーダを使って、CPUに負荷を掛けずに超高速でゲームの配信と録画を実行できます。

AV1はどれくらい高画質?(ビットレート別のVMAF比較)

特にNVEncエンコーダの性能は凄まじく、CPUでエンコードする場合とパッと見で差が分からないレベルの画質を出せます。

最新のRTX 4000シリーズに搭載されたNVEncエンコーダなら、非常に高い圧縮率をほこる「AV1」エンコードが可能で、ますますCPUでエンコードする時代は過去のモノになりつつあります。

オーバークロック対応は重要?

やかもち
最近のCPUは自動オーバークロックに対応しているため、オーバークロックの対応有無を気にする必要はありません。

↑こちらはCore i9 13900Kの消費電力を記録したグラフです。

ベンチマーク開始直後は消費電力が一気に跳ね上がり、一定時間たったあたりで消費電力にリミッターがかかっている様子が分かります。

これが自動オーバークロックの正体です。

インテルの場合は「Turbo Boost Technology」、AMD Ryzenの場合は「Precision Boost Overdrive」と呼ばれる自動オーバークロックシステムに対応します。

基本的な仕組みは、CPUに設定された上限温度(Tjunction)や、電力リミッター(TDPの上限値)に応じて自動的にCPUのクロック周波数を変動させるだけです。

高性能なCPUクーラーを搭載してガンガン冷やせば、ある程度は勝手にCPUクロックが上昇し、逆に余裕がなければ上限温度に達した時点で自動オーバークロックを取りやめるイメージです。

結論、オーバークロック対応の有無を気にする必要はほぼありません。何もしなくても、最近のCPUなら自動的にオーバークロックが実行され、定格以上のクロックと消費電力を引き出します。

どちらかといえば、マザーボードのグレードを気にしたほうが良いかもしれません。

最近のCPUはどれもこれも自動オーバークロックが過激すぎて、ハイエンドモデルでは消費電力が200~300 Wを超える状況はザラにあります。

過激なオーバークロックを制御するため、消費電力に制限をかけたり、クロックごとの電圧に細かいオフセットを入れるときにハイグレードなチップセットを搭載したマザーボードが役に立ちます。

たとえばインテルの場合、クロック別の電圧を設定できる「V/Fカーブ」はローエンドマザーボードだと使えず、ハイエンドなマザーボードのみ使える例も。

CPUの挙動を細かく制御したいと考えるマニア志向な方は、グレードの高いチップセットを搭載するマザーボードを選ぶといいでしょう。

CPUは決めたけど構成例が分からない

自作PCプランの一例

↓こちらの記事に、予算別の自作プラン(参考例)をまとめているので参考にしてください。

以上「おすすめなCPUをベンチオタクが「7個」に厳選して解説する【2022年版】」でした。

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140 件のコメント

  • まあでもメーカー系PCでもC国やT湾メーカーを中心に10万円切る高性能な物がこれでもかと出回るようになってるせいもあって、特に安く調達したい人々を中心にメーカーPCに移行してしまい自作しなくなってますね。全体的に自作人口がローエンド中心に減少傾向にあると思われます。
    現実問題、大阪日本橋界隈の自作パーツ扱ってる店舗の大半が中古スマホタブレット中心の扱いにシフトしていて、自作パーツは片手間で扱ってるみたいな感じになってます。

    何が言いたいのかと言いますと、近年ローエンドのPentiumやCeleronってあんまり売れず話題にもなってないんじゃないかなと思ったりするのですよ。
    (そういった層はメーカーPCで事足りてるってこと)
    第8世代Coreもi3はほとんど売れてないみたいですし。

    • ですよね。確実に自作をすること自体が珍しいものになってきていると感じます。ぼくの周り(10~20代)だとインテルの名前くらいはしってるけど、Coreは知らないという人も多く、ましてやPentiumやCeleronとなると…もう…。

      BTOと自作PCの価格差も確実に狭まっているので、パーツの知識を学んだり実際に組み立てる労力にリターンが見合わないと考える人も結構多いようです。ただちょっと例外はあって、暗号通貨のマイニングリグ界隈では自作が熱いですねw。

  • 普段は古いPCでLinuxを使っているのですが、
    プロプライエタリなGPUのドライバを利用を考えると、NVIDIA一択になってしまうので、
    Ryzen 3も悪くないのでは…(?)と思っていしまいます。
    オススメの構成があればご教示願います。

    • 総合的な性能で比較すると、どうしても4コアi3に劣っていると思うんですよね。あえてRyzen 3のメリットを言うと、マザーボードが非常に安価ということと、最下位モデルでもオーバークロックが出来る点。

      導入コストは今のところ格段に安いので、安く作るならRyzen 3が有利ですね。組み合わせるGPUはGTX 1050 Tiまでが限度かと。それ以上になるとボトルネックが出てくると思うので。

      • ネット用パソコンなので性能はGT1030で十分ですが、安定した準ファンレス運用を考えるとGTX 1050Tiでしょうか…?
        なるべく長く使いたいので、ある程度手堅い構成を考えてしまいます。
        CPU: AMD Ryzen 3 1200
        RAM: DDR4-2133 8GB (1枚構成)
        M/B: MSI A320M GAMING PRO

        • ネット用であればGT 1030で全く問題ないです。GT 1030はファンレス仕様モデルも充実しているため、静音性も追求可能ですし(ネット用途なら熱も気にしなくて大丈夫、ちなみにPUBGをやらせると90度オーバー…)。

          CPUに関してもRyzen 3 1200で十分だと思います。

          あとはメモリーに関して。AMD Ryzenはメモリーの帯域にインテルCPUとは比較にならないほど影響を受けやすいため、可能であればDDR4-2400以上の2枚組を使うことを推奨します。

          性能重視なら「CMK8GX4M2A2666C16」(DDR4-2666 \ 4GB x2 \ ヒートシンク付き)で。予算重視なら「W4U2400PS-4G」(DDR4-2400 \ 4GB x2)あたりで良いかと。

  • たったいま思いついた残念なCPU。
    「Core i7-7740X&i5-7640X」
    i7-7700Kやi5-7600Kと何が違うんだろうと思うような仕様で?マザボやそれに付随する部材がやたら高価な物だらけになってしまってる為に、性能がショボイ割にトータルで金ばっかりが掛かってしまう超残念な存在。
    インテルは何のためにこの製品を並べたのか謎。

    • さらに面白いことに、
      「Core i7-7800X&7820X」
      も、特に前者7800XがCore i7-8700Kとスペックがほぼ同じで、立ち位置がもろ被りしてますね。第8世代が出揃ってしまうと存在意義が一気に無くなった残念なCPUですね、これらも。

  • Ryzen 5 2600は惜しいCPUにも入らないんですか!!?
    あのコスパの鬼なら、オススメCPUの5〜6番あたりに入ると思ったんですけどねえ。

    • 6コアで性能そこそこで消費電力低いので良かったんですけど、今は2.5万円を超えてしまいましたからね・・・。
      もう同じTDP 65Wのi5 8500や8600との価格差ないに等しい状況までとは。
      他も値上がっているのでコスパはそれほど悪化していない気もしますが、1.8万円(更にポイント3千円付く)、i5 8600を2.3万円(更にポイント4千円)で7月だと買えたのでそれを思うとコスパで選ぶCPUではなくなっているかなと。
      まあRYZEN 5はDDR4-3200~3466クラスの高価なメモリがないと性能生かせないのと消費電力面や相性等で不利ですから、まだコスパで選べる範囲かもしれませんが。

      • 8400はどこもかしこも品切れ状態で30000円
        2600は20000円切っていてかつ12スレッド
        個人的には勝負あったなと思っています

        • 過去はともかく品切れなので総合的に考えることもできず現状選べない(難い)状況ですからね・・・。
          仕方がないでしょう。

  • 今のCPUから6世代ぐらい更新されてるのでそろそろ新しいPC組もうかと思ったんですが、現状のIntel9000番台のイメージとしては、
    i9-9900K 何でもできる万能機、ただし熱と値段は勘弁な
    i7-9700K マルチスレッド性能を削った9900K、代わりに値段と熱は下がった
    i5-9600K OCすればシングル性能だけなら追いつける6コア版9700K
    と言う感じなんですよね。

    8400も最近値上がりしてるし、そんなに重いゲームしないなら9600Kでいいのかな?
    実況配信する気はないけど、動画作って投稿してみたいと思った場合は9700Kの方が良さそうではあるんだけど悩む・・・

  • いつも楽しく拝見しています。

    ざっくりとした質問で申し訳ないのですが、良ければご意見を聞かせてください。

    ・GPUがGTX 1070 Tiで黒い砂漠を「WQHDで品質設定がHight~VeryHighでFPS60前後をキープ」を狙いたい場合、CPUはRyzen 5 2600x(または7 2700x)でも狙えそうでしょうか。

    ・GTX 1070 Ti では難しい場合、GPUがRTX 2070であればCPUはRyzen 5 2600x(または7 2700x)でも狙えそうでしょうか。

  • Ryzen2500Uの発熱について言及なさっていたのでなんとなくです

    PC
    NEC LAVIE Direct NS(R) (15.6インチ)
    Ryzen2500U
    DDR4-2666 8GB(サムスン製?)とCPU-Zでは情報の拾えないメモリ4GB(マザーボードにくっついている?)
    ※ちなみにデュアルチャネルです
    WD5000LPCX-24VHAT0 500GB(HDD)

    詳細は
    http://nec-lavie.jp/navigate/products/pc/182q/07/lavie/ns/spec/index06.html

    オフライン状態にし、セキュリティソフトなどは切っています
    HWinfoで温度を見ながらCINEBENCH回しました

    OpenGL 33.81fps
    Ref.Match 98.0%
    CPU 583cb
    CPU Single 127cb

    温度は最大63℃でした
    15.6インチの約2.2kgでこれくらいですね
    HWinfoで周波数と温度を見ていると、ベンチ1回ではサーマルスロットリングが起きる直前にベンチが終わるためサーマルスロットリングは起きませんが、2回、3回と連続で行うと発生する‥という感じでした
    ちなみにサーマルスロットリングは63℃(@2.8GHz)になったタイミングで発生し、そこから50℃ほど(@1.9GHz)になるまで続きました
    不思議なことに、55℃を下回ってもクロック周波数が上がってこないんですよね
    ファンはずっと全力で回っているのですが、内部が冷めきるか、1度CPU使用率が下がるかしないと上がらない仕様なのか‥
    謎でした
    あと、全コア使用だと2.8GHz、1コア使用だと3.4GHzくらいまで上がる感じでした
    これは、メーカーさんによって冷却能力が変わると思うので、なんともいえませんが

    ちなみにタスクマネージャーからCINEBENCHの優先度をリアルタイムにすると、

    OpenGL 32.87fps
    Ref.Match 98.0%
    CPU 625cb
    CPU Single 133cb

    でした
    なぜかOpenGLのスコアが下がりましたが‥
    CPUスコアは上がりました

    • Ryzen 5 2500U搭載ノートは、本当に性能がピンキリですね。IdeaPad 720Sは個人的に今年の中ではTOP3に入る程には、納得の行かない買い物になってしまいました(苦笑)。
      yu_yuさんのノートPCはかなり性能が出ている方だと思います。720Sだと、1回目は550 cbくらいで、2回目以降は一気に350~390 cbにまで落ち込みます。

      色々と原因を探ってみましたが、そもそも似たスペックの「Ryzen 3 2200G」のTDPは65Wで、Ryzen 5 2500UはTDPが15Wと極端に低い。
      つまり、本気で動かせば15Wなんて余裕で超えてしまう可能性があるんですよね。小型で薄型なノートパソコンだと、15Wですら冷やすのに苦戦しそうなので、何らかの制限を掛けている…としか思えません。
      MacBookのように、ファームウェアの不具合でCPUの性能が不当に制限されるという事案もあったので、他社で似たことがあっても全然不自然じゃないかな、と。

      • TDPは15W超えている可能性は高いかもしれませんね
        AMDのサイトに”cTDP 12-25W”とありますので
        (やかもちさんのIdeaPad 720Sのスコアが低いのはTDP制限がかかっているからですかね?わかりませんが)
        また、2500Uの後に発表されているRyzen5 2600Hが定格クロックは違えども最大クロックが同じであるのに、こちらはTDP45Wとなっています‥

  • 記事を楽しく読ませていただいています。
    Ryzen自作記事を呼んでRyzen 5 2600XでPCを組むことにしました。
    ほんとはRyzen7 2700Xを使いたかったのですが予算で断念。
    久しぶりの自作で緊張しています…

  • i7 8809Gは確かに惜しいですね。
    あれで組み込み用でも価格が安くて、デスクトップ仕様があって、低価格版もあって、4K UHD Blu-rayの再生ができれば、もっと普及していたかもしれないのに、特にメーカー製液晶一体型パソコンに多数採用された可能性は高いと思う。
    CPU自体も速く、AMDなのでFluidmotionが出来、グラフィックの性能も思った以上に高いなど良いところも多いのに、本当に惜しいCPUですね。
    この次はCPU自体の性能を向上し、よりグラフィックを向上し、4K UHD Blu-rayの再生ができる等の機能を付加した同様のCPUをインテルには作って欲しいですね。

    • Fluid MotionはCPUではなくGPU(VEGAなど)なのでINTEL CPUでも使えるのであれですが、4K UHD Blu-rayに関してはAMD CPUでは使えない状況ですよね・・・。
      次世代のZEN 2もその面では期待薄ですし、もうちょっと4Kも含めて規格そのものが普及しないとだめかもしれないですね。

  • Kaby Lake G(Core i7 8809G)は結構残念な石ですね
    現行モバイルCPUで考えると
    内蔵グラは超強力だし、CPU性能も結構ある
    一昔前のゲームはサクサク動くだろうし
    オフィースユースならこれから数年は使えるパフォーマンスがある

    消費電力は仕方ないにせよ
    問題は価格

    この石だと10万超えになるから
    微妙ですよねぇ

    とはいえインテルの戦略も分からんでもない

    こいつを安売りすると
    現行CPUやローミドルクラスのグラボと共食いになる
    消費電力(バッテリー)問題は分かるんだけど
    それを踏まえてもミドルユーザーにはかなり魅力のある石のはず

    もう少しラインナップを増やして
    7、8万の2 in 1を出してくれりゃ
    評価は格段に上がると思う(ACアダプタがデカくなることは目をつぶろう)

    Kaby Lake Gを選ぶユーザーは
    PC歴のあるユーザーやライトゲーマーだから
    割り切っちゃって良いと思いますね(どーせモバイルすることは少ないだろ)

    とにかく用途の広い良い石なんで安くして欲しい。

  • 何故8086Kがないのか
    消費電力やら発熱含めて考えてもゲーミング性能最強は9700Kじゃなく8086Kでは?って思った

  • Athlon 200GEを買うような層がオーバークロックに手を出すとは思えません。
    だから、オーバークロックができないことについては、あまり問題にならないのではありませんか?

  • くそっ、8400が半年前の価格ならば迷わず8400選ぶのになぁ…
    性能がちょっと劣るけど5000円近く安い2600Xや10000円近く安くなる無印2600と比べるとうーん…

    • 同じ6コアだとインテル i5がお強いですからね。
      シングル性能だけでなく、CCXでなくAVX2-256bitネイティブなこともありで。
      CINEBENCHマルチはSMTがよく効くので強いんですけどね・・・。

      一応 消費電力が軽く100W以上違ってきますがRYZEN 5 2600(X)を4.2GHz化させてメモリをDDR4-3200 CL16以上で安定駆動できる物を揃えるとゲームでも勝ったり負けたりの迫る良い勝負ができます。(さすがにi5 8600にはまず勝てない感じでしたが。)
      CCXで難等がある場合やAVX2アプリ等はどうしようもない面もありですが、コスパはインテルCPUの高騰で現状では2600ですね。2600Xは微妙ですが。

  • 何故8086Kがリストに無いのか悲しいです。
    ゲーミングCPUのベストが9700Kになっていますが、8086Kの方が9700Kよりゲーム性能は高く消費電力も低く発熱も小さいのに、省かれてしまっているのが残念。

    • データ的に見ても、8086Kが9700Kにゲーミング性能で上回るかと言われると、かなり微妙です。
      結局のところ、8086Kは負荷時のクロックが8700Kとほぼ同格で、9700Kは負荷時でも4.6 GHzで動作できます。
      加えて、9700KにはHTが無いので、ゲームによってはフレームレートが伸びやすいことが多い傾向。

      5.0 GHzにオーバークロックする前提なら9700Kに追いつく可能性はありますが、それを言い出すと9700Kや9900Kが5.0 GHzになったらもっと伸びるよね…という問題もあるので。

      消費電力が高いは確かに理解できるし、実際2割くらい9700Kの方が伸びています。ただ、それって20 ~ 25Wくらいの差なので、消費電力200 ~ 300 WのハイエンドGPUを使うようなユーザーが気にするとも思えず。
      ぼくとしてはTOP 10に並ぶほどのモノでは無いかなと。

      • 個人的主観ですが、コメントさせていただきます。
        まず第一に入手のしやすさです。そもそも論として8086K自体が限定生産品なので今後の入手確率的な意味でも最強を名乗れないかと思います。

        次にグリスバーガーである点です。同一冷却条件において、常用では両方全然問題ないけど、高負荷が続く状況では9700Kのほうが8086Kよりも高クロックで動作しやすいところが最強を名乗れない理由のもう一つの要因かと思います。

        そして最後に値段。入手しやすさを抜きにしても6万台では約1万足しこむだけで9900Kに届いてしまうというのはいただけないところです。しかも9700Kには値段で負けてるという点がさらに拍車をかけています。

        この3点から見れば8086Kが勝っている要素はマルチスレッド面のみ(しかもHTが適切に利用され、かつ高クロックを維持できるほどの冷却性能があることが前提)となり、最強ではないと思います。

        ただ、高選別な石を使っているので殻割りOCであれば9700K以上の高クロック動作ができるところは評価されるべきではあるかと思います。

  • HP Envy x360 の13インチ版を購入しましたが、重さ1.3kgで
    FireStrikeのスコアは、サーマルプロファイルを
    パフォーマンスモードにして1923でした。
    軽作業時は、ファンが止まるので無音です。
    他の15インチのモデルよりスコアが伸びているので、
    Envy系の放熱能力が高いのかもしれません。

  • ideapad 720sはシングルチャンネルのためにvegaが生かせないんだったかと。
    軽いのが原因とは言い切れない気が。

  • Athlon 200geオーバクロック可能になりましたよ?
    CPU部分だけですが、3.8GHZ以上にすればg5400を越える性能になりました
    デメリット部分修正した方が良くないですか?

  • ゲーム配信ですが、リアタイ実況だけでなく動画撮影して
    ゆっくりやボイロなどの音声を後付でされる方も多いのでは?
    これならi5-8400でも余程重いゲームでなければそこそこ行けるかと

      • あ、そういうことでしたか
        ↑の方に書いてあるi5-8400の「ゲーム配信には厳しい」を見て勘違いしました
        別記事で6コアゲームに使って余った2コアでその他の事をする
        だから実況にはi7がおすすめ、という話があったと思うのですが、
        i5-8400くらいのスペックあればゲームプレイと同時に録画程度だったら大丈夫なのでは、と言う趣旨でした

        大変失礼しました

      • 15型の方だったのですか。それは失礼しました。

        ここからは記事の感想なのですが、
        Ryzen5 2500Uは大きな魅力であるGPU性能を削られてしまうのはAMDとしては中々辛いところですね。
        下位モデルであるRyzen3 2300Uに薄型は任せて、2500Uには若干重量はあっても、ゲーミング用途も視野にいれたPCに個人的には、なってほしかったなと、記事を見てつい思ってしまいました。

  • コメント失礼します。

    至急!

    Intel Core-i7 8086Kが20,000円

    Intel Core-i7 9700Kが47,565円

    これでも9700Kを五万出して買うべきですか??
    ※どこで売ってんのなどはナシでお願いします。。

    主にゲームです。

  • Ryzen5 3600 って、1660tiだとボトルネック気味でしょうか・・・
    あと、現状パソコンはモンハンフルHD高画質でプレイする以上の負荷をかけることはないと思うのですが、おススメのCPUとかグラボがあったら教えてください。

    • GTX 1660 Ti程度なら、ゲームによって差はありますが、せいぜい3~5%くらいの差です。黒い砂漠はRyzenと相性が悪くて伸びにくいですが、最近のゲームならほとんど問題ありません。

  • 私見としてRyzen 5 3400GのVega11がGeforce GT1030と同性能のGPU搭載の3世代以上前のCore i 7に負けず劣らずの性能を持つ急なこともできる万能APUだと思っていたのでおすすめされたのが3200Gの方だった事に驚きました。

    • 多分、Zen2ベースのCPUは歩留まり率(= 不良品の割合)が良くて、2~4コアで使えるチップがあまり生産できていないのが原因かもしれませんね。個人的にはZen2ベースの2~4コアモデルが出てほしいのですが…

  • 2020年版に更新、お疲れ様です。
    今年はAMDが大注目された年でしたが、同時にintelのCPU(特にi3,i5)の価格が下がり、結果的に大変革が起きた年でしたね。種類が多く、混沌としている中で、各CPUの基本情報と、ベンチマーク結果を載せて、わかりやすく比較していただいているおかげで、助かっています。「まとめ」も長短が分かりやすくまとまっていて、時間がないときにさっと読めて、重宝しています。
    理論性能だけがすべてで、私的な意見を多用し、出典不明のグラフ、偏向性の高い某サイトとは、比べ物になりませんね。今後とも体調に気を付けて、ブログ執筆を頑張ってくださいね。

  • FHDという2080ti使う割には低解像度で、且つ一般人にはほぼ違いが分からないレベルのハイフレームレートでようやく差が出る9900kとZen2。
    2080ti未満だとほぼ違いは無いでしょう。。。

    ゲームをウリにするにはちょっと・・・って私は思います。 本当の本当に拘る人向けですかね。

    • 平均値だと確かにZen2で良いよね、って感じはありますが、一部のゲームで極端な差が出ているため…有名タイトルだけでなく少しマイナーなゲームまで幅広くプレイするならCore i7の方が良かったりします(たとえば黒い砂漠…)。

  • 「Ryzen 9 3950X」の微妙なとこで、”どうしてもCore i7やCore i9にあと一歩、わずかに届かないです(RTX 2080 Tiの場合)。だからコア数も欲しいしゲーミング性能も欲しい、一部のコアゲーマーなら、Core i9 9960Xを選ぶ意味は残されています。”と書かれていますが、わずかに届かないと比較しているCPUは4.9~5GHzのもので、ターボで4.5GHzしか出ないCore i9 9960Xは、Ryzen 9 3950Xよりゲーム性能は高いのですか?(5GHzのCore i9 9900Kと同等のゲーム性能が出るのでしょうか?)

    • その3つだとゲーム性能は、Core i9 9900K(5GHz) > Core i9 9960X > Ryzen 9 3950Xの関係です。黒い砂漠のような未だにRyzenに最適化されていないゲームを含めると、どうしても高クロックなインテルCPUに届かないですね。
      もっとAMDのシェアが増えれば最適化に対応するメーカーは増えそうですが、Steamのサーベイを見るとインテルのシェアは83%もあるので、なかなか埋まらない壁があると思います。

    • Comet Lake-Sは若干難航しているみたいですね。でも10世代ではCore i7が8コア16スレッドになる実質値下げが想定されてるので、Core i9 9900Kクラスの性能が必要なら10世代Core i7を待ってみるのもアリかと。

  • AMDの猛進撃は止まらないですねぇ!
    来年の第四世代は第三世代ほど圧倒的な進歩はしなさそうですけど、順調に性能はしっかり上がるっぽいのでそれを待つのも手なのかな?と思ってみたり、それを言ったらAMDの進歩が凄すぎていつまでも買えないなぁと思ってみたり。
    しかしIntelの牙城を崩してくれたのは、こう言っちゃなんですが痛快ですね。もうIntelのcoreシリーズを4コア8スレッドで誤魔化してた時代なんて見てられないです。長く独占状態が続くとこうなるからいけない。

  • こんにちは。いつも楽しく拝見しております。
    今unreal engine4でゲーム制作をするためのpcを自作したいと思っているのですがcpuはryzen7 3700xで十分でしょうか?
    あとその場合のおすすめのマザーボードを教えて下さい。お手数おかけしますがお願いします。

    • Ryzen 7 3700Xなら、Core i9 9900Kとおおむね同じ性能でUnreal Engineを処理できます。おすすめのマザーボードは、用途的には拡張性はあった方が良さそうなので、X570マザーボードから。予算別にいくつか挙げておきます。
      ・低予算なら「Gigabyte X570 AORUS ELITE」
      ・ミドルクラス「ASRock X570 Taichi」や「ASUS ROG STRIX X570-E GAMING」
      ・ハイエンドは「Gigabyte X570 AORUS Master」
      ですね。コストパフォーマンスで選ぶなら、Taichiがかなりオススメです(※筆者のAMD検証機もTaichiを採用しています)。

      • 丁寧にありがとうございます! 予算が合いそうならTaichiを採用したいと思います!
        これからも頑張ってください!

  • 「クリエイティブはRyzenが強い!」という一方で、「AdobeやAutodeskはやっぱりIntel」という声も多く目にします。どちらが正しいのでしょうか。或いは比較項目が異なるのでしょうか。グラフィック系や動画系や3D系などで大きく異なるものではあるのでしょうが、それぞれが何を指してのことなのかがイマイチよく分かりません。
    また、RyzenやRadeonのハードウェアエンコード性能は、Core iのQSVEncやGeForceのNVEncと比べると品質や速度はどうなのでしょうか。

    • Autodeskは調べてないので分かりませんが、Adobe(PhotoshopやPremiere Pro)やDavinci Resolveは同じコア数で比較すると第3世代Ryzenの方が有利ですね。圧倒的な差ではありませんが、おおむねRyzenの方が若干速いです。After Effectsは高クロックな9900Kがかなり頑張るので、「AdobeはやっぱりIntel」の意見はAfter Effectsのことかも?

      Radeonの「VCE」とNVIDIAの「NVEnc」は、筆者がOBSで検証した限りでは、NVEncと同じ画質を出すためにVCEは2~3倍の容量を必要とします。ただし、VCEはGPU使用率が100%になっても安定して録画配信ができる性質を確認できたので、HDDの容量を気にしないならVCEも割とアリだと考えています。

      CPU側のハードエンコについては未検証なので、今ここで特に答えられる情報はないです…すみません。

      • なんとご丁寧にありがとうございます!!
        Adobe製品を使うのでも基本的にはAMDでも良く動くんですね!!

  • すみませんCPUを見ていたらRyzenの方がコア数が多いのにゲーム用だとintelの方が良いと言われているのは何故でしょうか?
    Ryzen 5 3600を見ると6コア12スレッドとなっておりCore i9 9900KFを見ると8コア16スレッドとなっており素人目だとどっち選んでも同じなんじゃないの?ってなってしまうんですが

    • インテルがゲームに強いのは、インテルCPUに合わせた設計のゲームが多いからです。これは実際に計測して「性能差」として出ているから、インテルはゲームに強いと評価しています。

      たとえば「黒い砂漠(MMORPG)」で比較した結果がこちらです。性能的には格下のCore i5にすら、フレームレートで追い抜かされてしまいます。黒い砂漠は極端な例ではありますが、まだまだインテルと相性の良いゲームのほうが多いのが実情です…。

      なお、使ってるモニターが普通のモニター(60 Hz)なら気にしなくても大丈夫です。モニター側が144 Hz以上かつ、ハイエンドなグラボ(RTX 2080 Tiなど)を使うなら、多少は気にしたほうが良いですね。

  • 初めて自作PCに挑戦しようと考えている自作初心者です。初歩的なことで申し訳ないのですが、OCが可能なモデルを購入した場合、OCを行わないのはもったいないでしょうか。私の場合、i7 9700KFを購入しようと考えているのですが、初心者が行うにはリスクが高く、おすすめしないならば、i7 9700Fを購入しようと思います。その場合、動作クロックが、定格3.6GHz→3.0GHz,TB時4.9GHz→4.7GHzと低下してしまいますが、この影響は大きいでしょうか。ご回答の程よろしくお願いします。

    • ベンチマークで計測すれば、9700KFと9700Fのシングルスレッド性能に差は出ますが、実際のゲームプレイなどで違いを体感するのは難しいかと。定格で使うなら9700Fも十分アリです。

  • 初めて自作PCに挑戦しようと考えている自作初心者です。初歩的なことで申し訳ないのですが、簡易的なサーバー構築用に組む場合どちらのほうがいいのでしょうか。
    Ryzenでも組んでみようと思ったのですが、ソフトウェア関連の相性やRyzenで組んでみたらめんどくさいことがあったなど記事が別サイトで見受けられましたので・・・。
    そこまで影響はないのでしょうか?ご回答の程よろしくお願いします。

    • サーバー構築には詳しくないので、なんとも言い難いですが、高性能な必要でなければインテルCPUの方が無難だと思います。

      ぼくはマイクラ鯖をRyzen 5 3600で構築して問題なく運用できてますが、他の用途のサーバーでもうまく機能するかは確認していません。ちなみにインテルCPUの場合、コンシューマー向けのCPUでもCore i3ならECCメモリ(R-DIMMはダメっぽいですが)に対応してます。

  • Cinebench R20とPassmarkの解釈について質問があります。
    例えば、AとBというCPUの比較で、どちらが搭載するPCを買うか迷っています。
    例えばですが、
    AのCinebench R20のマルチコアが1900、対してBが1500と大差をつけられていますが、
    AのCinebench R20のシングルコアは445、Bは450で実質誤差同様で同じくらい
    でもPassMarkは
    Aが9800に対して、Bは10600と逆転します。
    この場合はどちらを信用して、どちらのほうが性能が上なのでしょうか?

    • Passmarkのスコアは算出方法が不明瞭なので、ぼくはCinebench R20の方が信用しやすいと考えてます。他のベンチマークやゲームプレイの結果などを考慮しても、Cinebench R20(またはR15)の方が信用できます。

      性能については、

      ・マルチスレッドが高いほど、動画エンコードやレンダリングが速い。
      ・シングルスレッドが高いほど、ゲーミングやオフィス、Adobeソフトなど。多コアに最適化がされてないソフトでの性能が高くなりやすい。

      というのが現状ですので、自分の使用用途に合わせて、ちょうどいいバランスのCPUを選ぶのがベストです。とはいえ、例にあがったAとBの比較なら、Aの方が総合的には高性能です。

  • 3700Xと3600はフルHD・60フレーム出ればいいなら安い3600で全く問題ないですかね?
    その分グラボにお金かける感じで。

    • 国内・海外のレビューを一通り見たのですが、「X」と「XT」でほとんど違いが無いのでレビュー予定は無いですね・・・。
      限りある予算は、Zen2 APU(Renoir)に投入するつもりです。

  • Ryzen 3 3300Xの微妙なとこが間違ってますよ
    「Ryzen 9 3950X」の微妙なとこ
    になってます

  • 自作はそこまで経験がないのですがいつも拝見させていただいてます。
    コスパっていうのはマザボを含めても良し悪しは変わらないものなのでしょうか?
    マザボを含めたら微妙だったり、このマザボと組み合わせればコスパよしとかあるのでしょうか?そういうのがあれば追記していただけると助かります。
    マザボの選び方ページもありますが、マザボとCPUを組み合わせると組み合わせが増えて頭が痛くなります。

  • 多コアがいかせるゲーム配信やエンコードやレンダリングはもうGPUで行う時代になっているのも、4~8コアCPUの無駄のない十二分なコスパと消費電力が光ってしまう要因ですね。

  • 個人的には3600より3500の方が魅力的かな
    3500と3600にお値段1.5倍近いほどの差はない

  • 雷禅スリッパ3990Xの64コアが全く無意味だったということが、とあるグンマー帝国民の手によってよーつべにて明かされたので、3970X推奨になってますな。
    ※64コアが全く無意味・・どー頑張っても32コア超えて同時に動作してないらしい。

    • OSの仕様説が提唱されているのでサーバー用だったらフルで動作するかもしれない(要検証)

  • 欠点に何か所も、「オーバークロックできない」と書いていますが、
    そもそも製品保証外の行為を評価項目に挙げるのはいかがなものかと思いますが...
    またどのMBメーカーもIntel CPUの保証外行為(PL1無制限)がデフォルトなのもどうかと。
    いくら自社製品を良く見せようとしても、保証外の行為で性能を語られてもねぇ。

    • 実際メモリも含めてOCできるかどうかは、結構性能の大きな要素ですから商品価値として評価対象にはなると思いますよ。
      そしてPL1の設定もデフォルトならばまず保証外ではないと思いますし。
      TDPを超える動作はINTELに限らずあるので感覚的にそこはグレーだとは思いますが。

      • 例えOC出来るとしても、それで壊してもメーカーは保証してくれますか?
        確かにクロックが性能の大きな要素ではありますが、あくまでも工業製品なのですから
        「定格」で動かして高性能でなければ商品価値は無いと個人的には思っています。

        • 個人的に思われていることを否定するつもりはありませんし、
          そもそもが余計なお話になるかもしれませんが……。

          「温めても / 冷やしても おいしい」という商品がありますが、
          温めたことで火傷しても、冷やしたことで知覚過敏が反応しても
          それは自己責任であって、メーカー保証なんてないですよね。
          それでも「行為の禁止・不可能」よりはずっと可能性が広がります。
          CPUにおけるオーバークロックもそういうものではないでしょうか。
          確かにオーバークロックの「実行」にはデメリットが付随しますが、
          ただ可能性があると考えればメリットになるのではないでしょうか。

        • OC状態のみで考察してあるなら問題でしょうが、定格を基礎にしてあるので問題無いのでは。
          「OCがあるからこそコレ推します、OCしない人には推さない」みたいな表現や判断されているもの1つも無いので。
          OCありきで判断されたランキングにはなっていないし、OCが自己責任でありメーカーの保証から外れる行為である事もしっかり説明されているブログなので、私はしっかりしていると感じている。

  • 昔の記事見てたら、ほんの3年ほど前まで4C8Tのi7が3万円台後半で売られてたんだねえ
    市場競争ってホント大事

    • もしRyzenが登場していなかったらintelがドヤ顔で2020年も
      i7-10700K(4コア/8スレット)新発売!とかしていたかも知れませんねw

  • ほんとAMDありがたい存在ですね…でもintelが負けたらAMDが胡坐をかき始めちゃいそうヤバイヤバイ

  • なかなか値下げしないZen2よりどこでも4万割ってる10700Fのコスパが突出している気がするんだけど、オーバークロックってそんなにみなさんするんすかね……?

  • 実は3日ほど前にAmazonで5700xが2万3千円くらいで売られていたんだよね
    その時に買えていればコスパ最強だった

  • 初自作でお聞きしたいのですが、rx6800だとcpuは最低どのラインからになりますか?

    • i5-12400やRyzen5 5600あたりで大丈夫かと
      フルHDだと多少のボトルネックは生じるかもですが

  • RTX3070Tiがポイント還元10%の所なら購入してもいかななお値段だったので行こうと思うのですが、ちもっさん的にオススメはCPUは13900K?7950X?13700はキツそうですかね

  • BTOでもパーツ単体で見ても「i7」12700が「i5」13600より価格高いのに性能では逆転してるのは完全に罠だからネーミング考えて欲しかった。2・3世代の差ならともかく1世代なんだから…グラボでも良くあるけどpcパーツメーカーはここがいつまでも下手
    12700がだいぶ値下がりしてるからコスパで逆転しておすすめに上がる日も近いかな?

    • これ、本当にKなしですか?やかもちさんが推薦されてるのは13600Kであって13600ではないので、コメ主さんはKありを端折って書かれているのではないかという推測でコメントします。(本当にKなしのことを仰っているならすみません)

      13世代は非常にイヤラシイことをやっていて、13600KのPコアは最新のRaptorLakeですが、Kなしの13600はなんと12世代のAlderLakeだったりします。なので、Kなしの方は実質12世代のまま。なんだよそれ・・・。

      こういうネーミング詐欺で中身を誤魔化しているインテルはほんと、消費者をナメ過ぎです。i5とi7というネーミングで中身がわからないような人ほど、こういうところまで目が届かないと思うので、皆様お気をつけ下さい。

  • Zen4の3D V-Cache、なんと7950X3D・7900X3D・7800X3Dの3つが発表されましたね。まさか、16コアの3Dが出るとは思ってませんでした。しかも、TDPはすべて125W。ワッパ最強になる予感。

    2月提供開始だというこれ、下手したら13世代を全部ブチ抜く可能性があるのでは。AMDの本気はこっちだったのかという感じで見ております。ま、マザボとメモリの価格が下がらないと、なかなか手は出せませんが・・・。

    • 温度Tjmaxが6℃下がって89℃となっています。
      それ以上だと3D V-Cacheが破壊される可能性が高まるからのようです。120Wになったのは既に電圧を下げているためと、破壊リスク回避のためでしょう。
      3D V-Cacheがある側のコアも5.0GHzまでのブーストクロックや電圧も基本的に5800X3D同様に上方向はロックされている限界仕様です。

  • 2023年の最新版で5700Xが選から漏れちゃったのか
    3万以下で買える8コアCPUって結構魅力的な存在だけどコスパなら5600でいいだろってなるのは仕方ないっちゃ仕方ないかあ……

    • 私も5700Xは名機だと思います。TDP65Wで扱いやすいですし、導入コストも安く済むので、初心者でもとっつきやすいですね。

      おそらくですが、①記事中にある12400Fとの比較でわかりやすく安いのが5600だったこと、②5600(6コア)では不満が出るけど5700X(8コア)なら不満が出ないっていう使用状況をイメージしにくいことが、5600が推されている理由じゃないかと思っています。

      改めて見ると、今回の推薦リストに8コアCPUって、ゲーム特化の5800X3Dしか入ってないんですよね。8コアCPUが価格的にもマルチスレット性能的にも、中途半端な存在になってきたという感覚が透けて見える気がします。

      • 物理8コアの5700Xの方が12400より一部のクリエイティブタスクは強いんじゃなかったっけ?

        まあ12400はアップグレードバスが現状でも豊富に用意されてる上、噂だと2023年末にRaptor Lake Refreshが出るっていうから今バランス重視でPCを組むなら12400で間違いはないからしゃーないかなと

        Zen2おじさんからすると最終アップグレードパスとして5700Xは魅力だけど、今後の拡張性ってなるとAM4はねえ……

      • 5800X3Dは5700Xに3D V-Cacheを足した感じですが、その分どうしてもお高くなり8コアの価格帯でなくなっているので、ゲーム以外の用途ではかなり割高なので仕方がないですね。

    • ノートPCは家庭用なのかモバイルなのかゲーミングなのかで重視する指標が全然違うし、同じCPUが使われてても同一メーカー内ですら筐体由来の使い勝手の差が出てしまうのでこのCPUなら大丈夫的なのは出しにくいかな……

      ノートPCが欲しいんならTHE比較さんあたりで気になってる製品ごとのレビューを読んだ方が失敗しないと思うよ

  • 最近日本の一部で発売したIntelのi9-13900Tの省電力cpuでもミドルクラス級のゲーム可能でしょうか?

    • 13900Tのシングルコアあたりの性能が、非省電力モデルのどのCPUのシングル性能に相当するかを考えるとわかりやすいんじゃない?

    • ゲーム用のCPUなんてGPUのボトルネックにならなけりゃいいだけだからまず動くと思うよ(最新のAAAタイトルでもFHDの推奨環境になってるCPUは5年以上前のものがほとんど)
      iGPUで動かしたいとかって話ならさすがにきついと思うけど

  • i5-12600KF+RTX4070Ti と i5-13600KF+RTX4070Ti(何方もFDH×2画面での使用を想定)は何方が良いのかな?

  • 最近はRaptor Lake無印モデルの値段が下がってきたので、コスパが良くなってきてますね
    価格.comの売れ筋ランキングも少しずつAlderからRaptorへ切り替わってきています

    • ちもさんでなく申し訳ないですが、僕の所感としては
      ・8c16tでゲーム配信配信もちゃんと出来る
      ・省電力低発熱からは想像できないくらい性能が良い(ワッパがいい)、すなわち性能の良さに対しての扱いやすさが以上
      ・3070/4060TiあたりまでのグラボならGPUボトルネックはほとんどない(エントリーからミドルまで幅広く対応)

      今後はこれを超えるコスパのCPUはなかなか現れないんじゃないかと思います。
      嫁がゲーム配信してみたいとのことで5700Xはそこに流用し僕自身のCPUはCore i5 13600Kにリプレイスしてしまいましたが、いまだに5700Xが好きです。
      そうそう不満を感じることのない性能だと思いますよ。

      成熟したAM4やDDR4メモリもまだまだ潤沢な在庫があるし買って損することは絶対にないです。
      低発熱だからコンデンサが逝かれにくくマザボの寿命に期待できるのデカいと思います!

  • football managerというサッカーシミュレーターがあるのですが、日程を進めるための進行速度はGPUよりCPUが重要と言われているのですがどれがいいのでしょうか?

    • ご自身の予算と用途による。
      そんなピンポイントな条件言われても、答えられる人いないと思います。
      この手の質問をするならもっと詳細にわかりやすく、自分の目的が分かるように説明すべきでは?

  • 現在1660superを使っています。
    fhdで遊びつつ、wqhdのモニターも買えたら使ってみたいなということで4060tiを選んでみたのですが、cpuはどのように選べばいいでしょうか
    用途は主にゲームです。

  • 久しぶりに記事読んだけど今の13世代14世代問題はレビュアー泣かせだよね
    まだIntelから正式発表がないとはいえ想像以上に大規模な問題になってきてるし
    さすがに今買う人はいないと思うけど、やかもちさんおすすめの13600Kは不具合出る可能性があるから知らない人は気を付けてね
    しかしzen5との性能比較も難しくなりそうだ
    電力無制限の14世代と比較してもアレだし

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