PS4 / PS4 Proにおすすめなゲーミングモニター5選:そもそも意味はあるの?

PS4やPS4 Proでゲームをするために普通のテレビではなく、応答速度や入力ラグで有利なゲーミングモニターを使うのは、意外とアリです。本記事では初心者向けに分かりやすく、PS4やPS4 Proにおすすめなゲーミングモニターをまとめました。

  • 2020/02/04:記事公開
  • 2020/07/02:内容を一部更新。くわしいレビュー記事も追加。
PS5におすすめなゲーミングモニターについては、↑こちらの記事をどうぞ。

PS4にゲーミングモニターを使う意味?

初心者もち
PS4ってフレームレート出ないからゲーミングモニター意味ない気がする。
PS4の最大フレームレートは60しかない

これはとてもまっとうな意見で、PS4とPS4 Proはごく一部のVRゲームを除いて、ほとんどすべてのゲームが30 fpsまたは60 fpsでしか動作しません。よって、60 fps以上の映像を出力できるゲーミングモニターを使っても、そこに映っている映像はしょせん60 fpsです。

だからPS4にゲーミングモニターを使う意味は無い。と考えるのはとても自然ですが、ゲーミングモニターの強みは高いリフレッシュレート(144~240 Hz)だけではありません。

応答速度が速い = 残像が少ない

応答速度が遅いほど「残像」が目立つ

ゲーミングモニターは、安物のテレビやモニターと比較して「応答速度」が速いです。画像を見ての通り、同じリフレッシュレートのモニターでも、応答速度の速さによって「残像」の伸び方がまったく違います

画面の動きが速いゲームであればあるほど、残像の伸びは目立ってくるので、ゲーミングモニターの応答速度の速さはPS4でも十分にメリットがあります。

入力ラグが少ない = より速く行動できる

「入力ラグ(入力遅延)」は、画面への入力が実際に画面に表示されるのに掛かる時間のこと。↑の動画を見てくれれば、とても分かりやすいです。

ゲーマー向けに超ざっくりと説明するなら、コントローラの操作が実際に画面に反映されるのに掛かる時間、と思ってください。コントローラで射撃をして、実際に画面の中で射撃されるまでに、タイムラグが存在するのです。

ゲーミングモニターは入力ラグがとても少なく設計されているため、安物のテレビなどと比較して(理論上は)他のプレイヤーより速く行動できます。

やかもち
PS4でフォートナイトやバトルフィールドのような、対人ゲームをプレイするならゲーミングモニターはおすすめです。

PS4におすすめなゲーミングモニター:5選

1. 格安で応答速度が高速な「BenQ GL2480」

BenQ GL2480をレビュー(レビューまとめ)
BenQ GL2480
画面サイズ24インチ(1920 x 1080)
リフレッシュレート60 ~ 75 Hz
パネルTN
応答速度平均4.24 ミリ秒最速:1.95 ms / 最悪:6.72 ms
入力遅延8.5 ミリ秒
色の正確さイマイチやや白っぽい
エルゴノミクス
  • 高さ調整
  • 上下チルト(+20 ~ -6.5°)
  • 左右スイベル
  • ピボット
目に優しい
  • ブルーライト軽減
  • フリッカーフリー
スピーカーなしスピーカー端子あり
保証3年
参考価格13980 円

レインボーシックスシージ、フォートナイトなど。FPSゲームを中心にプレイする、FPSゲーマーにおすすめな格安ゲーミングモニターが、「BenQ GL2480です。

安くて高速なTNパネルを採用し、応答速度はメーカー公称値で「1 ミリ秒」。筆者が測った結果では「平均4.24 ミリ秒」で、5 ミリ秒を下回る高性能なゲーミングモニターと判明しました。

約1.4万円の安さを考えると、とても応答速度の速いゲーミングモニターです。ただし、TNパネルなので「色」は全体的に白っぽいのが弱点。

BenQ / サイズ : 24インチ / 解像度 : 1920 x 1080 / リフレッシュレート : 75 Hz / パネル : TN / 同期技術 : なし / 保証 : 3年
  • 値段は安い方がいい
  • FPSゲームをよくプレイする

とにかく値段が安くて応答速度の速い(= 残像が少ない)、PS4向けゲーミングモニターが欲しい人に「GL2480」は強くおすすめです。


2. 色が美しい格安IPS「ASUS VZ239HR」

ASUS VZ239HR
画面サイズ23インチ(1920 x 1080)
リフレッシュレート60 Hz
パネルIPS
応答速度平均8.01 ミリ秒最速:3.85 ms / 最悪:16.91 ms
入力遅延8.7 ミリ秒
色の正確さかなり正確だいたい合ってる
エルゴノミクス
  • 高さ調整
  • 上下チルト(+20 ~ -5°)
  • 左右スイベル
  • ピボット
目に優しい
  • ブルーライト軽減
  • フリッカーフリー
スピーカー内蔵1.5W + 1.5W(音質はダメ)
保証3年
参考価格11980 円

オフゲー(RPGやADV)をメインにプレイするので、色の美しさが欲しい。というオフゲー中心のゲーマーにおすすめな格安モニターが、「ASUS VZ239HR」です。

約1.2万円の破格の安さなのに、色は何もしなくても最初からキレイに合っています。IPSパネルで発色はそこそこ良く、視野角もとても広いです。

応答速度はメーカー公称値で「5 ミリ秒」、筆者が測った結果では「平均8.01 ミリ秒」で、格安なIPSパネルにしては意外と頑張ってます。FPSゲームじゃなければ、そこまで残像は気にならないはず。

ASUS / サイズ : 23インチ / 解像度 : 1920 x 1080 / リフレッシュレート : 60 Hz / パネル : IPS / 保証 : 3年
  • 値段は安い方がいい
  • オフゲーをよくプレイする
  • 応答速度より色の美しさを

格安で色のキレイなPS4向けゲーミングモニターなら、「VZ239HR」でほぼ間違いありません。

なお、同じ値段のIPSモニターだと「Pixio PX242」がライバルですが、残念ながらVZ239HRより応答速度が遅かったので、オススメから外しました。PS4用の格安IPSモニターなら、VZ239HRでOKです。

やかもち
「VZ239HR」はモニターアームに取り付けできないので、アームを使う人は要注意。

3. ゲーマー向けの機能が強い「BenQ XL2411P」

3. ゲーマー向けの機能が優秀すぎる「BenQ XL2411P」
BenQ XL2411P
画面サイズ24インチ(1920 x 1080)
リフレッシュレート60 ~ 144 Hz
パネルTN
応答速度公称1 ミリ秒まだ計測してません
入力遅延不明まだ計測してません
色の正確さイマイチゲーム向けだが、白っぽい
エルゴノミクス
  • 高さ調整(110 mm)
  • 上下チルト(+15 ~ -5°)
  • 左右スイベル(+45 ~ -45°)
  • ピボット(90°)
目に優しい
  • ブルーライト軽減
  • フリッカーフリー
ゲームに強い
  • Black eQualizer
  • Color Vibrance
スピーカー内蔵(2W x2)ヘッドホンジャックあり
保証3年
参考価格24980 円

FPSゲームで勝つためにゲーミングモニターを選ぶなら、ゲーマー向けの機能性に優れた「XL2411P」がおすすめ。

ゲーム向けに特化しすぎたせいで、色の正確さはハッキリ言ってイマイチですが、確かに敵の見えやすさ(視認性)は悪くないです。加えて、ゲームに有利な機能に対応してます。

「Color Vibrance」はReShade的な機能で、色の鮮やかさを強調するように変化させます。PUBGやレインボーシックスシージでColor Vibranceを使えば、マップによっては敵の視認性が飛躍的に改善する効果があります。

「Black eQualizer」は暗いところを明るく見せる機能です。普通の輝度調整とはまったく別物で、とにかく画面の中で暗いところをピンポイントに明るくしてくれます。特に屋内マップで驚くほど視認性を高める効果がありました。

BenQ / サイズ : 24.5インチ / 解像度 : 1920 x 1080 / リフレッシュレート : 144 Hz / パネル : TN
  • FPSゲームで有利になりたい
  • 画質よりも「敵の見つけやすさ」を重視

XL2411Pは、とにかくFPSゲーム向けです。単なる画質の美しさを期待して買うと後悔するので、注意してください。シージでダイヤ、Apexでプレデター目指すならオススメのゲーミングモニターです。

やかもち
ゲームで勝つためのモニターです。「色のキレイさ」を求めて買うとびっくりするので要注意。
色が正確じゃない = 品質が悪い?

誤解しないでほしいのが、色が正確ではないモニターは「低品質ではない」ということ。

XL2411Pは初期設定だとゲーム向けに特化した色設定が反映されているため、まったく色が正確じゃないです。でも、きちんと設定を合わせれば、ちゃんとした色を出せるので・・・パネル品質に問題はないのです。


4. 映像美と高音質スピーカー「BenQ EX2780Q」

BenQ EX2780Qをレビュー(外観デザイン)
BenQ EX2780Q
画面サイズ27インチ(2560 x 1440)
リフレッシュレート60 ~ 144 Hz
パネルIPS
応答速度平均8.55 ミリ秒最速:3.55 ms / 最悪:15.05 ms
入力遅延8.6 ミリ秒
色の正確さやや正確鮮やかで美しい色合い
エルゴノミクス
  • 高さ調整
  • 上下チルト(+20 ~ -5°)
  • 左右スイベル
  • ピボット
目に優しい
  • ブルーライト軽減
  • フリッカーフリー
  • B.I.+(Brightness Intelligence Plus)
ゲームに強い
  • Black eQualizer
  • Color Vibrance
HDR対応
  • Display HDR 400
スピーカー内蔵(2.1チャンネル)内蔵スピーカーとしては「高音質」
保証3年
参考価格47800 円

「BenQ EX2780Q」はPS4(またはPS4 Pro)用におすすめなモニターです。高品質なIPSパネルと、BenQが独自にチューニングした「鮮やかな色設定」で、万人向けな高画質を提供してくれます。

応答速度はIPSパネルとして普通ですが、それ以外の基本スペックはまんべんなく優秀で、バランスの良いゲーミングモニターです。

IPSパネルで色が美しく、HDR対応は「DisplayHDR 400」認証を取得しているため、アニメや映画はものすごい映像美で表現します。ビジュアルがすごい最新のRPGやADVも相性が良いです。

何気に「Black eQualizer」と「Color Vibrance」にもちゃっかり対応してて、FPSゲームも有利にプレイできます。FPSゲーム、RPGゲーム(オフゲー)、アニメや映画まで幅広くコレ1台で対応できます。

BenQ / サイズ : 27インチ / 解像度 : 2560 x 1440 / リフレッシュレート : 144 Hz / パネル : IPS / HDR : DisplayHDR 400 / 同期技術 : FreeSync / 保証 : 3年
  • 「映像美」でモニターを選びたい
  • ゲームもがっつりプレイしたい
  • 内蔵スピーカーの音質も大事

EX2780Qの内蔵スピーカーは2.1チャンネルシステムで、2000 ~ 3000円の外付けスピーカーにも負けないほど高音質です。ゲームから映画鑑賞まで、割となんでも出来る「万能タイプ」なゲーミングモニターですね。

やかもち
「4K」は高くて買えないけど、画質にこだわりたいって人にオススメだね。

5. PS4 Proを4K HDRで没頭「BenQ EW3280U」

5. PS4 Proで4Kゲーミング 「BenQ EW3280U」
BenQ EW3280U
画面サイズ32インチ(3840 x 2160
リフレッシュレート60 Hz
パネルIPS
応答速度平均8.6 ミリ秒最速:3.55 ms / 最悪:15.05 ms
入力遅延8.3 ミリ秒
色の正確さやや正確鮮やかで美しい色合い
エルゴノミクス
  • 高さ調整
  • 上下チルト(+20 ~ -5°)
  • 左右スイベル
  • ピボット
目に優しい
  • ブルーライト軽減
  • フリッカーフリー
  • B.I.+(Brightness Intelligence Plus)
HDR対応
  • Display HDR 400
スピーカー内蔵(2.1チャンネル)内蔵スピーカーとしては「高音質」
保証3年
参考価格79800 円

4K解像度に対応したPS4 Proで、没入感ある高画質なゲームプレイなら「EW3280U」がおすすめ。4K HDR(DisplayHDR 400)対応で、安価な4KモニターでありがちなHDR 10対応とは、まさに別格の高画質を出力します。

色は最初からとても美しく調整されていて、おそらく誰が見ても「高画質」「色が鮮やかでキレイ」と感じやすいです。クリエイティブ用途だと色はズレてますが、PS4 Proでゲーム用に使う場合は気にしなくて大丈夫。

応答速度はIPSパネルとして普通で、入力ラグは体感できません。基本的な性能はOKですね。ただし、ゲーマー向け機能は特に無いので、FPSゲームをする人には向かないです。

アニメや映画鑑賞、Horizon Zero DownやFinal Fantasy 7 Remakeのような、HDR対応ゲームを高画質で楽しむならベストなモニターです。

BenQ / サイズ : 32インチ / 解像度 : 3840 x 2160 / リフレッシュレート : 60 Hz / パネル : IPS / HDR : DisplayHDR 400 / 同期技術 : FreeSync / USB給電 : 60 W / 保証 : 3年
  • 4K HDR対応で映像美がすごい
  • 32インチの大画面でゲームに没頭
  • 内蔵スピーカーの音質も大事

PS4 Proの映像美を、それなりに手頃な価格できちんと再現できるモニターです。2.1チャンネルの内蔵スピーカーは、内蔵タイプにしては非常に高音質です。

やかもち
「PS4 Pro」向けのコスパの良い4Kモニターでは、今のところ「EW3280U」が最高。

+a. コスパ最強の4K有機ELテレビ「LG C9 OLED」

+a. 4K有機ELで最高の性能で安い 「LG C9 OLED」
LG C9 OLED
画面サイズ55インチ(3840 x 2160
リフレッシュレート120 Hz
パネルOLED
応答速度平均0.25 ミリ秒最速:0.15 ms / 最悪:0.37 ms
入力遅延15.9 ミリ秒HDMI 2.1 VRR時(Rtings調べ)
色の正確さかなり正確だいたい合ってる
エルゴノミクス
目に優しい
  • ブルーライト軽減
  • フリッカーフリー
ゲームに強い
  • ブラックフレーム挿入
  • HDMI 2.1 VRR※対応しているのは「Xbox One X」のみ
HDR対応
  • 4K Cinema HDR(Dolby Vision / HDR10 /  HLG)
  • HDR Dynamic Tone Mapping Pro
スピーカー内蔵(2.2チャンネル)非常にマトモな音質です
保証1年
参考価格179800 円

最後に「+α」として紹介するのは、ぼくがPS4用に愛用している4K OLEDテレビ「LG C9 OLED」です。ここまで5台も紹介しておきながら、筆者自身は有機ELテレビを使ってます。

良いところ

  • 120 Hzのリフレッシュレート
  • 55インチの大画面で得られる没入感
  • 4K有機ELテレビで最速の入力ラグ
  • 最強クラスの応答速度
  • フレーム補間機能はとても自然
  • 最初からキレイな色設定
  • 優れた4Kアップコンバート機能
  • 最強クラスのコントラスト(黒で消灯)
  • HDR時の画面の明るさは十分
  • とても広い視野角
  • 内蔵スピーカーの性能は意外と良い
  • 異次元のコストパフォーマンス

微妙なとこ

  • 明るいシーンでHDRが効きづらい
  • 焼付きリスク(有機ELの欠点)
  • テレビなので電波受信します

4Kの有機ELパネルを使ったゲーミングモニターは、今のところDELL社の「Aliwnware AW5520QF」のみ。しかし価格は約40万円とあまりにも法外な高さが欠点です。

そこで注目したいのが、有機ELパネルを製造しているメーカーLG社が自ら販売している「LG C9 OLED」。スペックはAW5520QFと並びますが、価格は半額以下の18~19万円になります。コストパフォーマンスは圧倒的に優秀。

C9 OLEDはHDRに対応しており、(有機ELテレビの中では)画面の明るさもかなり良好です。普通のLEDテレビと比較すると、画面の明るさの一貫性はずいぶんと劣ってしまいます※が、部屋を暗くすれば十分に美しいです。

※あらゆるシーンで高い輝度を維持できるかどうか。C9 OLEDは明るいシーンで、ABLによって輝度が低下します(ABLは有機ELパネルの故障を防ぐための予防的な機能です)。

有機ELパネルの性質上、応答速度(残像の少なさ)はハイエンドなゲーミングモニターと比較してもまったく劣らない性能です。むしろ劣らないどころか最高クラスに位置します。普通のLEDゲーミングモニターでは絶対に勝てないでしょう。

どれだけ速いモニターでもだいたい応答速度は2 ミリ秒くらいです。対してC9 OLEDは遅くても2 ミリ秒くらいで、最速値なら1 ミリ秒を下回ります。ほぼ瞬時といっていいレベルの応答速度を実現します。

テレビですが、性能はゲーミングモニター以上です。入力ラグはトップクラスのゲーミングモニターにはやや負けますが、テレビとしては最高クラス。体感するのはほぼ不可能です。

LG / サイズ : 55インチ / 解像度 : 3840 x 2160 / リフレッシュレート : 120 Hz / パネル : OLED / 同期技術:HDMI 2.1 VRR(4K60 Hzまで)
やかもち
ぼくがPS4用に愛用してるモニターです。映像はキレッキレで色も美しく、20万円以下では最高の性能だと思います。
4~5万円も安い「B9 OLED」の違いは?
LG / サイズ : 55インチ / 解像度 : 3840 x 2160 / リフレッシュレート : 120 Hz / パネル : OLED / 同期技術:HDMI 2.1 VRR / 備考:キャリブレーションなし

約20万円の「C9 OLED」と、約15~16万の「B9 OLED」のもっとも大きな違いは、初期設定時の色合いの美しさと正確さです。C9は最初から何もしなくていいほど、キレイに色が調整済み。なのにB9は非常に色が歪んでいて、万人向けではありません。

調整すればC9と同レベルの色合いに改善はできますが、キャリブレーション機材などを使わず、人間の目で見ながら手動で調整するのは恐ろしく苦労します。ホントに苦労するので、4~5万円の差額を払ってキャリブレーション済みのC9を買ったほうが良いです。

ぼくも性能的にはB9とC9はほとんど変わらないと分かっていながら、キャリブレーションが面倒くさいのはイヤだからC9を買ったクチです。

PS4用におすすめなゲーミングモニターをまとめ

おすすめな「PS4向けモニター」まとめ性能機能HDRコスパ
FPSゲームで勝つXL2411P
コスパ優秀GL2480
VZ239HR
映像美をコスパ良くEX2780Q
PS4 Pro向けEW3280U
C9 OLED

目的別に、PS4 / PS4 Proにおすすめなゲーミングモニターを表にまとめました。

低価格で万人向けのPS4用モニターは「VZ239HR」です。1万円台の格安IPSモニターなのに、色は最初からけっこう合ってますし、応答速度も平均的な性能で悪くありません。コスパはとても優秀です。

ASUS / サイズ : 23インチ / 解像度 : 1920 x 1080 / リフレッシュレート : 60 Hz / パネル : IPS / 保証 : 3年

ゲームで勝つなら「GL2480」よりも「XL2411P」を推します。特に、レインボーシックスシージやApex Legendsで、高ランク帯を目指しているゲーマーなら・・・XL2411Pの強力なゲーマー機能が役立つはず。

「Black eQualizer」は、暗いところが明るく表示。「Color Vibrance」は色を見分けやすく強調表示。使えば分かりますが、とにかく「敵の見えやすさ」が全然違います。色はめちゃくちゃですが、とにかくFPSゲームと相性が良いです。

ゲームで勝つのが最大の目的なら、VZ239HRやGL2480ではなく、XL2411Pを選んでください。「なんだこの色は?」と最初は感じるでしょうが、対人ゲームでは間違いなく有利です。

BenQ / サイズ : 24.5インチ / 解像度 : 1920 x 1080 / リフレッシュレート : 144 Hz / パネル : TN

PS4用のモニターでよくあるQ&A

対戦ゲームでは「TNパネル」が有利?

対戦ゲーム(FPSなど)を主にプレイするなら、TNパネルの方が有利になりやすいです。

パネルの種類メリットデメリット相性の良い用途
TNパネル
  • 価格が安い
  • 応答速度が速い
  • 普及率が高い
  • 視野角がせまい
  • コントラスト比が低い
  • 色ムラ(均一性)が悪い
  • ゲーミング
VAパネル
  • コントラスト比が高い
  • 視野角はTNより良い
  • 色ムラ(均一性)が良い
  • 応答速度が遅い
  • 普及率はイマイチ
  • 映像鑑賞
IPSパネル
  • 視野角がとても広い
  • 色がキレイな傾向
  • 普及率が高い
  • 価格がやや高い
  • 応答速度はやや遅い
  • 色ムラ(均一性)が悪い
  • イラスト
  • 写真編集
  • 映像鑑賞

TNパネル最大のメリットは、やはり応答速度の速さです。IPSパネルも技術進化のおかげで、体感では分からないほど応答速度が速くなりましたが、安定して応答速度が速いのがTNパネル。

IPSやVAパネルは、黒から中間色への立ち上がりが極端に遅いなど、パネルの性質上どうしてもTNパネルには追いつけない部分があります。IPSパネルで高速なモニターを求めると、少なくとも3万円以上は必要です。

BenQ / サイズ : 24インチ / 解像度 : 1920 x 1080 / リフレッシュレート : 75 Hz / パネル : TN / 同期技術 : なし / 保証 : 3年

だから、低価格で応答速度が速いゲーミングモニターなら、TNパネルを選んだほうが確実です。おすすめに挙げた「BenQ GL2480」が良い例。

応答速度1 ミリ秒って本当なの?

応答速度1 ミリ秒って本当なの?

PS4向けのゲーミングモニターをアピールするために、「応答速度が0.7 ミリ秒です。」などと書いている製品がありますが、ハッキリ言って大ウソです。おそらく、メーカーにとって非常に有利な条件で計測してやっと出せる、ギリギリの最速値を掲載しているだけです。

実際の応答速度は、ほとんどのゲーミングモニターが速くて4 ミリ秒ほど、遅くて10~21 ミリ秒に収まります。有機ELテレビだと速くて0.1 ~ 0.2 ミリ秒、遅くても2 ミリ秒くらいです。

つまり「応答速度が0.7 ミリ秒です。」が本当なのは有機ELテレビだけです。普通のTNパネルとか、IPSパネルのモニターでは、まずありえません。

入力ラグはどれくらいが良いの?

入力遅延(ラグ)を計測する様子

安物のモニターでも入力遅延は意外とマトモ

16 ミリ秒以下なら問題ありません。↑の写真では8.6 ミリ秒なので、問題ないです。

16 ミリ秒をオーバーして、24 ミリ秒くらいになると、ゲームに慣れている人なら体感できます。32 ミリ秒を超えればほとんどの人が「画面の反応が遅いような?」と気づきます。

本記事で紹介した7つのゲーミングモニターは、すべて入力遅延が16 ミリ秒以下(9 ミリ秒前後)です。どれを選んでも、体感するような入力遅延はないので安心して選んでください。

画面の大きさはどれくらいが良い?

サイズcm換算縦の長さ推奨距離
21.5 inch54.6 cm26.8 cm80.3 cm
24.0 inch61.0 cm29.9 cm89.6 cm
27.0 inch68.6 cm33.6 cm100.8 cm
31.5 inch80.0 cm39.2 cm117.6 cm
43.0 inch109.2 cm53.5 cm160.6 cm
55.0 inch139.7 cm68.5 cm205.4 cm
65.0 inch165.1 cm80.9 cm242.7 cm

家電メーカーのSHARPいわく、画面の高さの約3倍くらいが画面とちょうど良い距離、らしいです(参考:液晶テレビはどのくらいの間を空けて見るのがいいですか?

個人的な体感でも、おおむね間違っていません。大きい画面ほど距離を取らないと目が疲れやすいし、小さい画面ほど近づかないと見えにくいです。つまり、PS4をどのような環境でプレイするのかによって、ぴったりな画面の大きさは変わってきます。

ゲームの種類プレイスタイルおすすめの画面サイズ
対人・FPSデスクトップで集中24インチ
パズル・音ゲー
RPG・オフゲー24~31.5インチ
ソファーでゆったり31.5~55インチ

デスクトップでPS4をプレイするなら、基本的には24インチを。大きくても32インチを限度にした方が良いでしょう。ソファーでゆったり寝転がりながらプレイするなら、43インチや55インチがおすすめです。

やかもち
プレイスタイルに合わせて、ちょうどいい画面サイズを選ぶのが正解です。

モニター付属スピーカーの音質は良い?

普段から大型スピーカーでゲームをプレイしたり、音楽を聞いている筆者から言うと、モニター付属のスピーカーは百歩譲っても「音質良い。」とは言えないです。

モニター付属のスピーカーは「おまけ」だと考えてください。PS4で音質にこだわるなら、ゲーミングヘッドセットやスピーカーを使ったほうが、間違いなく幸せになれます。

初心者もち
PS4におすすめなヘッドセットは?

低価格なゲーミングヘッドセットなら、キングストンの「HyperX Cloud Alpha」がかなり良いです。定位が正確で、銃声の位置や方角が驚くほど分かります。FPSゲームならHyperX Cloud Alpha推しです。

Kingston / ハウジング:密閉型 / 接続:3.5 mmプラグ / 感度:98 dB / ドライバー:ダイナミック / マイク:付属

予算に余裕があるならSteelseriesの「Arctis Pro」が高性能でおすすめ。USB接続のポータブルDAC(DACはESS Sabre 9018を搭載)も付属しています。DACとセットだと考えれば、約3万円は妥当な価格設定ですね。

SteelSeries / ハウジング:密閉型 / 接続:USB または 3.5mm / 感度:102 dB(32Ω) / ドライバー:ダイナミック / マイク:付属 / 備考:GameDAC(ESS Sabre 9018搭載)が付属

映画、音楽、ゲームまで。幅広いジャンルでしっかりとした音質を出せるヘッドセットなら、「K701」が個人的なイチオシです。ヘッドホンアンプを間に入れないと音が貧相になりやすい弱点はあるけれど、そこさえ乗り越えればコスパ最強。

AKG / ハウジング:開放型 / 接続:3.5 mmプラグ / 感度:93 dB / ドライバー:ダイナミック / マイク:なし / 備考:アンプ推奨

ぼくはK701の性能をフル発揮させるため「iDSD micro Black Lebel」というポタアンを使ってます。しかし、お値段は約7万円で万人向けじゃないので、1万円で買える「Sabaj D3」を入門モデルとして紹介します。

Sabaj / DACチップ : CS4932 / パワー : 236 mW@32Ω / 入力 : SPDIF + USB / 出力 : RCA + 6.3 mm / フォーマット : 16~32bit(44.1~384 kHz) / 保証 : 新品交換または返品で対応

低価格なポータブルDACやアンプは、中華メーカー製がものすごく高コスパです。低予算で音質にこだわりたい人は、Sabaj、Topping、SMSLがおすすめ。日本メーカーならFX AUDIOもスゴイです。

やかもち
「C9 OLED」のような、価格の高いテレビだと付属スピーカーも意外と音質いいです。しかし、ほとんどのモニターに付いてるスピーカーは「おまけ」レベル。

というわけで、以上「PS4 / PS4 Proにおすすめなゲーミングモニター5選:そもそも意味はあるの?」について、解説でした。


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21 件のコメント

    • そのとおりです。
      あと、144 Hzは今のPS4にとってはオーバースペックですが、Xbox One Xのように120 Hz対応のゲーム機もあります。2021年に出るらしいPS5も、120 Hz対応らしいですね。

    • 60hzモニターでゲーミング向けの機能を充実させたモデルがあまりないから仕方ないんじゃないですかね
      大は小を兼ねるとも言いますし

    • 入力ラグ、応答速度など。性能重視で選ぶと、結果的に144 Hzモニターが多くなってしまいました。
      PS4だけで使うなら144 Hzは宝の持ち腐れかもしれませんが、Xbox One XやPS5のように、120 Hz対応のゲーム機も出てくるので、将来的には無駄ではないです。

  • ゲーミングモニターは選択肢の幅が広くていいですよね
    私は仕事で使うのでゲーミング用とデザイン用とわけて使ってますがデュアルモニターが苦手な私にはふたつ置くのは邪魔なんですよね
    最低限のデザイン用途にも使えるゲームもできて目に優しいモニターが欲しいもんですよ

  • 重箱の隅を突くようで申し訳ないけど「KG251QGbmiix」の欄でところどころ表記が「KG251QGbmmix」になってるかも

  • >低価格なポータブルDACやアンプは、中華メーカー製がものすごく高コスパです。低予算で音質にこだわりたい人は、Sabaj、Topping、SMSLがおすすめ。日本メーカーならFX AUDIOもスゴイです。
    DAC やアンプの記事も読んでみたいです。 FX AUDIO って、よく聞くけど実際どうなのか?

    • これ本当に知りたいです
      ここ数か月DACで悩みまくってます
      win8なのでSE-200PCI LTDとか試してみたのですが体感できず…

      • DACによる「音質の差」を体感できるかどうか。これは使っている機材にかなり影響されます。

        結局のところ、DACの性能だけをいくら高性能にしても、実際に音を出す出力部分の性能。たとえば、ヘッドホンであったり、スピーカーなど。
        出力側の再現性能が無ければ、DACの性能を体感するのは難しくなります。

        加えて、DACの性能だけでなく、アンプの性能が重要になる場合もあります。

        ソース(ゲーム機やパソコン)

        DAC

        アンプ(DACに内蔵されている場合もある)

        出力(スピーカー、ヘッドホンなど)

        上記の順番で音が出てくるので、どこかが欠けていてもダメです。トータルでのバランスを重視しないと、なかなかいい感じに音質改善ができないです。

        たとえば、ぼくが実際に使っている「AKG K701」や「Yamaha NS-1000M」は、DACがどれだけ高性能でも、アンプの性能が不足すると音がスカスカになる・・・という具合に。

        • 返信ありがとうございます!
          出力先の再現性とDACだけではなくアンプも重要になってくると…
          お使いの機器を参考にしてアンプの導入を検討します。ありがとうございました!

  • 分かり易くまとめられていて、とても参考になりました。
    C9 OLEDよい・・・

    以前32UD99を使っていたものの、故障(ACアダプタの不良)して修理出して2か月待たされた経験があるのでLGは敬遠してしまいますが、コスパは非常に良いですね。

    故障時を考えるとDELLが手厚い印象なので、迷います。

  • 最近BenQから発売されたEX2780Qの内臓スピーカーがかなり良さげ…
    音質にこだわったモニターは絶滅状態でTVですらスピーカー買い足しが当たり前の時代。
    出来ればモニター内臓スピーカーの比較とかもして頂けるとありがたいのですが。

  • C9P良いですね、Rtingsによると初期設定がB9Pより優れていて、スタンドが金属でデザインが良いですね
    私はC7PをCalman5でキャリブレーションして使ってます
    ABLは部屋で私が使ってる明るさ100~120cd(SDR時)では働かないので気にならないですね

  • 初歩的な質問だと思いますが調べてもズバリな回答が出てこないので出来ればで結構なのでお暇な時にでも教えてください。

    録画した動画をyoutubeにあげるゲーム実況動画を制作するにあたって、
    ゲーム機からキャプチャーボードを挟みPCとモニターを繋げる場合において、ソフトを使用し録画されるのはPC側の画面(に表示される映像)でしょうか?

    スピーディーな判断や操作感をあまり必要とされないジャンルゲームを主に行う場合、
    配信者側のモニタースペックはそこまで高いものは必要無いという理解でよろしいでしょうか?

  • VZ239HRをPC用にも使おうと思ってる人はご注意を。水平走査周波数の範囲が狭い仕様によりUEFI(BIOS)が映らないことがあります。自作erには致命的です

  • LG C9PをPS5用に購入しました。
    ちもろぐさんで取り扱うには少しジャンルが違うかもしれませんが、C9Pの設定とか特集とまではいかないまでも記事にしてくれると嬉しいです。

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