LG UltraGear 27GR95QE-Bをレビュー:FPS向け最強ゲーミングモニター【OLEDで240 Hz】

ほぼ瞬時の応答速度が可能なOLED(有機EL)パネルで、最大240 Hzに対応したゲーミングモニター「27GR95QE-B」を買ったので、詳しくレビューします。

LG Display製の最新世代「MLA OLED」を搭載する最初のゲーミングモニターです。

(公開:2023/7/14 | 更新:2023/7/14

LG 27GR95QE-Bの仕様とスペック

LG / サイズ : 26.5インチ / 解像度 : 2560 x 1440 / リフレッシュレート : 240 Hz / パネル : MLA OLED / 保証 : 2年
LG UltraGear
27GR95QE-B
パネルタイプWQHD(2560×1440)で最大240 Hz
MLA OLEDパネル(26.5インチ)
応答速度0.03 ms (G2G)
主な機能
ゲーミング向け
  • Black Stabilizer(暗所補正)
  • 十字線
調整機能
エルゴノミクス
高さ調整:110 mm
前後チルト:+15° ~ -5°
左右スイベル:10°
ピボット:90°
VRR機能AMD FreeSync PremiumG-SYNC互換も対応
参考価格
※2023/07時点
Amazon
Tsukumo(ツクモ)
 楽天市場
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LG UltraGear
27GR95QE-B

画面サイズ26.5インチ
解像度2560 x 1440
パネルMLA OLED
コントラスト比1500000 : 1
リフレッシュレート240 HzHDMI 2.1 : ~240 Hz / DP 1.4 : ~240 Hz
応答速度0.03 ms (G2G)
光沢ノングレア
VESAマウント100 x 100 mm
エルゴノミクス
  • 高さ調整:110 mm
  • 前後チルト:+15° ~ -5°
  • 左右スイベル:10°
  • ピボット:90°
主な機能
  • Black Stabilizer(暗所補正)
  • 十字線
  • LG Calibration Studio
    専用キャリブレーションソフト
同期技術AMD FreeSync PremiumG-SYNC互換も対応
スピーカーなしイヤホン(3.5 mm)端子あり
主な付属品
  • DP 1.4ケーブル
  • HDMI 2.1ケーブル
  • USB 3.0ケーブル
  • 電源ケーブル
  • リモコン
  • 説明書
寸法604 x 574 x 258 mm
重量5.05 kg(パネルのみ)
7.35 kg(スタンド含む)
保証2年無輝点保証あり

「27GR95QE-B」のスペックをざっくり確認します。

何と言ってもMLA OLED(マイクロレンズアレイ方式OLED)パネル搭載で、最大240 Hz対応が最大の優位性です。まったく残像感のない超クリアな映像に期待できます。

初心者もち
「マイクロレンズアレイ方式」ってなに?

(画像:Panasonic MZ2500 より引用)

OLEDパネルの表面に非常に小さな穴を大量にあけて、光を通しやすくする新設計です。光が通りやすくなった分、同じ消費電力でより明るい画面が可能に。

逆の見方をすると、同じ明るさを出すために必要な消費電力を減らせます。消費電力が減るとパネルの表面温度も下がり、結果的にOLEDパネルの長寿命化につながります。

MLA方式を使って画面を明るくするか、同じ明るさのまま製品寿命を伸ばすかはメーカーのさじ加減次第です。「27GR95QE-B」は後者を取り、メーカー標準保証を1年から2年に改善します。

やかもち
ついにOLEDで240 Hzが到来。瞬時の応答速度と240 Hzが組み合わさり、FPSゲーム向け最強のゲーミングモニターになる可能性を秘めています。

LG 27GR95QE-Bの画質をレビュー

OLEDパネルは完璧な黒色を表示できるため、とにかくコントラスト比がすさまじいです。

普通のIPSパネルでうっすらと灰色に見えがちな黒い部分が、OLEDパネルならドット単位で消灯して真っ暗に見えます。

サイバーパンク2077や原神で夜の街を出歩くと、コントラスト比の暴力によってもたらされる引き締まった映像を楽しめるはず。

OLEDらしく鮮やかな画質
※クリックすると画像拡大
LG 27GR95QE-Bをレビュー(表示イメージ)LG 27GR95QE-Bをレビュー(表示イメージ)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(表示イメージ)LG 27GR95QE-Bをレビュー(表示イメージ)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(表示イメージ)LG 27GR95QE-Bをレビュー(表示イメージ)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(表示イメージ)LG 27GR95QE-Bをレビュー(表示イメージ)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(表示イメージ)LG 27GR95QE-Bをレビュー(表示イメージ)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(表示イメージ)LG 27GR95QE-Bをレビュー(表示イメージ)

(sRGB:ΔE = 3.8 / 色温度:6550K / 輝度:220 cd/m²)

Nano IPSに迫る広い色域と無限のコントラスト比により、ゲームから映画まであらゆるコンテンツをそつなく美麗に表示可能です。

量子ドット(Q-dot)タイプのOLEDやIPSパネルと比較すると、色の鮮やかさに物足りなさを覚えるかもしれませんが、落ち着いた色合いが好みの人にとってはちょうど良いでしょう。

おすすめの調整(設定)

初期設定は(意図的に)色温度が激しく寒色に偏っています。あまりにも青すぎて不具合と思いきや、メーカーの仕様でした。

  • モード:ゲーマー2
  • 明るさ:100
  • ブラックスタビライザー:60
  • コントラスト:53
  • ガンマ:モード2
  • 色温度:赤52 / 緑50 / 青44

以上の設定でちょうどいい色温度に調整できました。

  • 初期の色温度:8620K(激しく寒色)
  • 修正後:6546K(ちょうどいい)

※パネルの個体差により、↑上記の設定が正しく機能するかどうか正確性を保証できません。あくまでも参考程度に。

モニター測定機材による評価

モニターの色を測定できる専用の機材「X-rite i1 Pro2(分光測色計)」を使って、「LG 27GR95QE-B」の画質をチェックします。

色の正確さ
※クリックすると画像拡大
グレーの正確さカラーの正確さ
LG 27GR95QE-Bをレビュー(色の正確さをチェック)LG 27GR95QE-Bをレビュー(色の正確さをチェック)
初期設定のままsRGBモード
  • 明るさ:209.9 cd/m²
  • グレーの正確さ:ΔE = 0.63
  • 色の正確さ:ΔE = 3.41
  • ガンマ:2.22
  • 色温度:8620(寒色)
  • コントラスト比:Inf(∞)
  • 明るさ:143.4 cd/m²
  • グレーの正確さ:ΔE = 0.93
  • 色の正確さ:ΔE = 1.78
  • ガンマ:2.13
  • 色温度:6600(やや寒色)
  • コントラスト比:Inf(∞)

初期設定(ゲーマー1)は全体的にかなり色が青く、sRGBプロファイルもズレています。色域が広いOLEDパネルによくある現象で、一般人は気にする必要がほぼ無いです。

sRGBに合っていないと困る用途(例:カラーマネージメント非対応のイラストソフトなど)では、モニターの設定から「sRGBモード」に切り替えてください。

表示される色がsRGB領域に制限され、結果的にsRGBに対して正確な色が出ます。

LG 27GR95QE-Bをレビュー(色の正確さとコントラスト比率の比較グラフ) LG 27GR95QE-Bをレビュー(色の正確さとコントラスト比率の比較グラフ)

広色域IPSパネルやOLEDパネルなど、表示できる色が広いパネルは色が外側にズレてしまい、結果的にsRGBの色精度が下がります。

sRGBの色精度が高い ≠ 主観的に見た高画質です。

LG 27GR95QE-Bをレビュー(色の正確さとコントラスト比率の比較グラフ)

MLA OLEDパネルのネイティブコントラスト比は無限(Inf:1)です。ピクセル単位で点灯と消灯を切り替えられ、完璧な黒色(0 cd/m²)を表示できます。

画面の明るさ
※クリックすると画像拡大
LG 27GR95QE-Bをレビュー(画面の明るさ)
  • 最大輝度:212.7 cd/m²
  • 最低輝度:15.3 cd/m²
  • 73%で:120.1 cd/m²

100%時で213 cd/m²に達し、そこそこの明るさです。0%時だと15.3 cd/m²まで画面を暗くできます。

目にやさしいらしい120 cd/m²前後は設定値73%でピッタリ一致します。

色域カバー率
LG 27GR95QE-Bをレビュー(色域をチェック)
規格CIE1931CIE1976
sRGBもっとも一般的な色域100%100%
DCI P3シネマ向けの色域97.0%98.4%
Adobe RGBクリエイター向けの色域91.4%96.2%
Rec.20204K HDR向けの色域72.0%73.9%

表示できる色の広さ(色域カバー率)はかなり広いです。

もっとも一般的な規格「sRGB」で100%をカバー。HDRコンテンツで重要なシネマ向けの規格「DCI P3」を98.4%カバーします。

印刷前提の写真編集で重視される「AdobeRGB」規格のカバー率は96.2%です。

4K HDRコンテンツで重要な「Rec.2020」規格は約74%をカバーしており、Nano IPSに迫ります。量子ドット(Q-dot)タイプのOLEDやIPSパネルには当然届かないです。

均一性(色ムラ)
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色ムラを測定色ムラを比較
LG 27GR95QE-Bをレビュー(パネルの均一性)LG 27GR95QE-Bをレビュー(パネルの均一性)
  • 最大:213.2 cd/m²
  • 最低:142.2 cd/m²
  • 平均値:16.03%

(参考写真:白100% / グレー50% / グレー5%

色ムラの程度は期待はずれです。一般的にOLEDパネルの色ムラはほとんどないですが、今回の27GR95QE-Bでは並のIPSパネル以下の色ムラが見られます。

パネルの四隅で明るさが沈み込み、まるで「IPSグロー」かのような症状が・・・。

幸い、実際のゲームプレイで気になるほどの色ムラではないものの、OLEDパネルでここまで色ムラが悪いのは不思議です。

初心者もち
OLEDって理論上「色ムラ」が出ないんでしょ?おかしくない?

やはり疑問だったので英語圏フォーラムで調べたところ、どうやらLG製OLEDモニターに実装されている「CPC (Convex Power Control)」機能が原因の可能性が高いです。

消費電力のわずかな削減や熱の低下にともなうパネルの長寿命化を見込める機能ですが、並のIPSパネルより酷い色ムラに見合う機能かと言われると(個人的に)理解できません。

CPC機能はサービスメニューにアクセスしないと解除できないため、実質オンオフできないデフォルト機能です。どうしても解除したいなら「MKJ39170828(LG代替リモコン)」が必要です。

視野角の広さ
※クリックすると画像拡大
横方向(水平)縦方向(垂直)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(視野角)LG 27GR95QE-Bをレビュー(視野角)

OLEDパネルは視野角が非常に広いです。かなり鋭い斜め方向から見ても、画面が白くなったり黄ばんだりする傾向が少ないです(参考:液晶パネルの違いを解説するよ)。

フリッカーフリーを検証
※クリックすると画像拡大
LG 27GR95QE-Bをレビュー(フリッカーフリー)
  • 明るさ100%:フリッカーフリー
  • 明るさ75%:フリッカーフリー
  • 明るさ50%:フリッカーフリー
  • 明るさ25%:フリッカーフリー
  • 明るさ0%:フリッカーフリー

公式サイトでフリッカーフリーを言及していないですが、実際の測定で問題なくフリッカーフリーを確認できました。

フレームの切り替わり時にほんの少しだけ明るさが下がる、OLEDパネルで特有のグラフです。肉眼で感知するのは不可能なので安心してください。

やかもち
OLEDパネルを使っている最近のスマホと同じ挙動です。
【オタク向け】パネルの技術的な分析

ここは液晶パネルオタク向けの解説です。ほとんどの人は興味がないので、読み飛ばしてください。

ピクセル拡大図
(ピクセル配列:RWBG)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(ピクセル画素の拡大図)
スペクトラム分析
(確定:W-OLED)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(色のスペクトラム分析)
文字のドット感
(密度:111 ppi)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(文字の滑らかさ)

マクロレンズでパネルの表面を拡大した写真です。

LG製のOLEDパネルでよく見られる「RWBG配列」を確認できます。RGB画素だけだと明るさを稼げないので、W画素(白色)を追加して明るさを稼ぐ「W-OLED」です。

スペクトラム分析で青色がもっとも鋭く、緑色と赤色がなだらかな白色OLED特有のパターンが出ます。

OLEDパネルのテキストフリンジ(文字ぼやけ)

文字のドット感は残念ながら今ひとつです。1画素に4つも色を使う「RWBG配列」のせいで、文字の左側に赤と緑、右側に青と緑がうっすらと見えてしまいます。

完全な白い背景(#FFF)に、黒いフォント(#000)ならテキストフリンジは発生しませんが、少しでも薄い白(#EEE等)や薄黒いフォント(#222等)だとテキストフリンジが発生します。

Windows 11 / 10(MacOS含む)の仕様上、防ぎようがない仕様です。

やかもち
文字と長く付き合う用途(例:プログラミングやブログ執筆など)と相性が悪いです。特に、裸眼視力が高い(またはメガネを使っている)人は、テキストフリンジに気づく可能性があります。

LG 27GR95QE-Bのゲーム性能をレビュー

↑こちらの記事で紹介している方法で、LG 27GR95QE-B「応答速度」を測定します。

公式サイトによると、メーカー公称値は0.03ミリ秒です。本当かどうか、測定機材で徹底的に調べましょう。

120 Hz時の応答速度
※クリックすると画像拡大
LG 27GR95QE-Bをレビュー(120 Hz時の応答速度)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(120 Hz時の応答速度)
  • 平均:0.52 ミリ秒
  • 最速:0.45 ミリ秒
  • 最遅:0.72 ミリ秒
  • エラー:0%

120 Hz時(120 HzはPS5で重要)の応答速度です。30パターン測定で、平均0.52ミリ秒でした。

さすがOLEDパネル、ほぼ瞬時の応答速度です。「にじみ」や「逆残像」などエラーもまったく検出されず、平均エラー率はなんと0%です。

240 Hz時の応答速度
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LG 27GR95QE-Bをレビュー(160 Hz時の応答速度)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(160 Hz時の応答速度)
  • 平均:0.36 ミリ秒
  • 最速:0.28 ミリ秒
  • 最遅:0.60 ミリ秒
  • エラー:0%

240 Hz時の応答速度は平均0.36ミリ秒でした。120 Hz時からさらに高速化します。平均エラー率も0%のままです。

UFOの姿がクッキリと確認でき、まるで黒挿入(BenQのDyAc+など)機能を使ったかのように残像感が見えません。

LG 27GR95QE-Bをレビュー(応答速度を比較する)

他のゲーミングモニターと比較します。

言うまでもなく、LG 27GR95QE-Bが最強です。競技向けに最強とうたわれた「Zowie XL2566K」より約4倍も速いです。

目に負担がかかる黒挿入機能を使わずに、まるで黒挿入を使ったレベルでクッキリパッキリ見えるため、安心して長時間のFPSプレイに没頭できます。

やかもち
現時点で最速の240 Hzゲーミングモニターです。
【競技ゲーマー向け】入力遅延の測定結果

「入力遅延(Input Lag)」は、映像ソースやマウス・キーボードからの入力信号を、ゲーミングモニターが実際に認識するまでにかかる時間です。

一般人は気にする必要はありません。競技性が重視される格ゲーやFPSゲームをガチでプレイする、競技ゲーマーが気にするべき指標です。

LG 27GR95QE-Bをレビュー(入力遅延)

「Raspberry Pi 4」を使ったカスタム入力遅延テスターで入力遅延を測定した結果、60 Hz時で3.5ミリ秒でした。120 Hz時で1.8ミリ秒です。

LG 27GR95QE-Bをレビュー(入力遅延)

他のゲーミングモニターと比較します。ほとんどのゲーミングモニターは16ミリ秒を下回ります。入力遅延3.5ミリ秒は、まったく問題ありません。

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LG 27GR95QE-Bの機能性をレビュー

エルゴノミクス(調整機能)
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LG 27GR95QE-Bをレビュー(エルゴノミクスと調整機能)LG 27GR95QE-Bをレビュー(エルゴノミクスと調整機能)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(エルゴノミクスと調整機能)LG 27GR95QE-Bをレビュー(エルゴノミクスと調整機能)
  • 高さ調整:110 mm
  • 前後チルト:+15° ~ -5°
  • 左右スイベル:10°
  • ピボット:90°

10万円超えのハイエンドモデルらしく、全部盛りのエルゴノミクスを搭載します。

左右スイベル(首振り)の角度がちょっと狭いのが気になりますが、FPSプレイ時なら正面が多いですし大した問題ではなさそう。

VESAマウント
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LG 27GR95QE-Bをレビュー(VESA)
  • 規格:100 mm x 100 mm
  • 重量:約5.05 kg(パネルのみ)

別売りモニターアームを取り付けるのに便利なVESAマウントは「100 x 100 mm」に対応します。パネル本体の重量は約5.05 kgで普通のモニターアームで持ち上げられます。

27GR95QEにエルゴトロンOEMを取り付ける

モニター側に最初から付いている4本のネジで、Amazonベーシック(エルゴトロンOEM)のモニターアームを干渉なく取り付けられます。

Amazonベーシック / 形式 : シングル画面用 / 耐荷重 : 11.3 kg / 機構 : スプリング式 / 備考 : OEMはエルゴトロン製
モニター設定画面(OSD)
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LG 27GR95QE-Bをレビュー(OSD設定画面)LG 27GR95QE-Bをレビュー(OSD設定画面)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(OSD設定画面)LG 27GR95QE-Bをレビュー(OSD設定画面)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(OSD設定画面)LG 27GR95QE-Bをレビュー(OSD設定画面)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(OSD設定画面)LG 27GR95QE-Bをレビュー(OSD設定画面)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(OSD設定画面)LG 27GR95QE-Bをレビュー(OSD設定画面)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(OSD設定画面)LG 27GR95QE-Bをレビュー(OSD設定画面)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(OSD設定画面)LG 27GR95QE-Bをレビュー(OSD設定画面)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(OSD設定画面)LG 27GR95QE-Bをレビュー(OSD設定画面)
27GR95QEのリモコン

付属品の「リモコン」を使ってサクサク快適にOSD設定が進みます。

OSDレイアウト自体はよくあるフォルダ階層型で、直感的に分かりやすく整理されています。大手メーカー製らしく、OSDの操作感がとてもスムーズです。

便利なショートカットキーも対応。OSD設定からショートカットキーに好みの項目を登録しておき、リモコンからワンボタンで呼び出せます。

【8個】ピクチャーモードを比較
※クリックすると画像拡大
LG 27GR95QE-Bのピクチャーモードを比較LG 27GR95QE-Bのピクチャーモードを比較
LG 27GR95QE-Bのピクチャーモードを比較LG 27GR95QE-Bのピクチャーモードを比較
LG 27GR95QE-Bのピクチャーモードを比較LG 27GR95QE-Bのピクチャーモードを比較
LG 27GR95QE-Bのピクチャーモードを比較LG 27GR95QE-Bのピクチャーモードを比較
  • ゲーマー1(初期設定)
  • ゲーマー2
  • FPS
  • RTS
  • 鮮やか
  • ブルーライト低減モード
  • HDR効果
  • sRGB

LG 27GR95QE-Bは全8種のプロファイルに切り替え可能です。設定ごとに色温度やコントラスト感が変わります。基本的に好みにあったプロファイルを使ってもいいし、微調整して使うのもあり。

筆者の場合、「ゲーマー2」モードを以下の設定に調整して使っています。

  • 明るさ:100
  • ブラックスタビライザー:60
  • コントラスト:53
  • ガンマ:モード2
  • 色温度:赤52 / 緑50 / 青44

違和感が少ないコントラスト、ちょうどいい色温度(6550K前後)です。

「sRGBモード」は表示色域がsRGBに制限されるので注意が必要です。sRGBを必要とするクリエイター向けのプロファイルで、映像美を重視したい一般人にとっては痩せた色に見えるだけです。
LG 27GR95QE-Bをレビュー(ブラックスタビライザーの効果)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(ブラックスタビライザーの効果)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(ブラックスタビライザーの効果)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(ブラックスタビライザーの効果)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(ブラックスタビライザーの効果)

暗い部分を見やすく補正する、暗所補正機能「ブラックスタビライザー」の効果です。最大100で5ずつ調整でき、設定値を上げるほど暗いシーンを明るくする補正がかかります。

ただ、もとの画質が暗いせいでブラックスタビライザーを最大まで掛けても、デッドバイデイライトはやや見づらいです。

画面上のクロスヘアを表示する機能に対応。デッドバイデイライトなど、クロスヘアを表示できないゲームで重宝しますが、若干ハードウェアチートです。

各種インターフェイス
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LG 27GR95QE-Bをレビュー(インターフェイス)
  1. HDMI 2.1
    (2560×1440 / 最大240 Hz)
  2. HDMI 2.1
    (2560×1440 / 最大240 Hz)
  3. DisplayPort 1.4
    (2560×1440 / 最大240 Hz)
  4. 光デジタル出力
  5. USB Type-B
    (USBハブ用)
  6. USB 3.2 Gen 1
    (Type-A / 最大5 Gbps)
  7. USB 3.2 Gen 1
    (Type-A / 最大5 Gbps)
  8. 電源コネクタ

やや充実したインターフェイスを備えます。付属品のUSB Type-BケーブルでLG 27GR95QE-Bをパソコンを接続して、2個あるUSBハブ(最大5 Gbps)を利用できます。

HDMI 2.1は48 Gbps対応で最大240 Hzまで、Display Port 1.4も最大240 Hzに対応します。Display PortでAdaptive Sync(G-SYNC互換モード)も使用可能です。

LG 27GR95QE-Bをレビュー(ヘッドホン端子)

モニター中央下部に、バーチャルサラウンド機能「DTS Headphone:X」に対応したヘッドホン端子(3.5 mm)があります。

Sennheiser HD650をそのまま挿し込んで使ってみると、音割れ(ビビリ)なく十分な音量が出てきてけっこうびっくりです。低音も割りとあって臨場感ある音質です。

音質にそれほどこだわりが無い人なら、27GR95QE-Bのヘッドホン端子で不満なく使えます。

PS5の対応状況
※クリックすると画像拡大
LG 27GR95QE-Bをレビュー(PS5の対応状況)
設定60 Hz120 Hz
フルHD1920 x 1080対応PS5 VRR:対応対応PS5 VRR:対応
WQHD2560 x 1440対応PS5 VRR:対応対応PS5 VRR:対応
4K3840 x 2160対応PS5 VRR:対応対応PS5 VRR:対応

HDMI 2.1でPS5につなぐと、フルHDから4K解像度まで最大120 Hzで使えます。HDMI 2.1で利用できる「PS5 VRR」も対応済みです。

PS5完全対応のWQHDゲーミングモニターはかなり珍しいです。

VRR機能(可変リフレッシュレート)
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LG 27GR95QE-Bをレビュー(G-SYNCの対応状況)
  • Adaptive Sync
  • AMD FreeSync Premium
  • G-SYNC互換モード
    (Display Port 1.4で使用可能)

ゲーム側のフレームレートと、モニター側のリフレッシュレートを揃えてティアリング現象を防ぐ「VRR」機能は、定番のAdaptive SyncやG-SYNC互換モードに対応します。

OSD設定からAdaptive Syncを有効化して、Display Portで接続するとG-SYNC互換モードを有効化できます。動作範囲は48~240 Hzです。

ただし、Adaptive Sync(G-SYNC互換モード)を有効化して数時間ほどゲームをプレイしていると、暗いシーンで「ちらつき」を感じました。

常にちらつくわけではなく、フレームレートの急激な変動時にちらつきが発生しているように見えます。

Q. ゲームプレイ中に断続的に画面がちらつく

A. 画面のちらつきを改善するファームウェアは現在開発中です。アップデートまでの一時的な対策として、HDMI経由のFreeSync(最大120 Hz)を推奨します。

Intermittent screen flickering when playing games(LG Support)より引用

メーカーサポートによると、現時点の仕様らしいです。問題を解決するファームウェアを現在開発中・・・とのこと。

やかもち
予算の許す限り高性能なグラフィックボードを搭載して、フレームレートが240 fps付近に張り付くようにすると症状をほぼ抑えられます。
対応リフレッシュレート
※クリックすると画像拡大
LG 27GR95QE-Bをレビュー(リフレッシュレートの対応状況)
  • HDMI 2.1
    (240 / 144 / 120 / 60 Hz)
  • Display Port 1.4
    (240 / 144 / 120 / 60 Hz)

27GR95QE-Bが対応しているリフレッシュレートは以上のとおりです。

HDMI 2.1とDisplayPort 1.4、どちらも使えるリフレッシュレートがほぼ同じです。VRRとHDRを無効化しても、選べるリフレッシュレートが増えたりしません。

OLEDの「焼き付き対策」
※クリックすると画像拡大
LG 27GR95QE-Bをレビュー(OLEDの焼き付き防止機能)
  • 画面移動(ピクセルシフト)
    余分な解像度を使って画面を動かす
  • スクリーンセーバー
    一定時間で画面を消灯
  • 画像のクリーニング
    1分で実行できるクリーニング
  • 画素のクリーニング
    約10分ほどかかるクリーニング

OLEDパネル特有の「焼き付き(バーンイン)」を防ぐため、4つの焼き付き防止機能が用意されています。

「画面移動」は名前の通り、画面に動きがない状態がつづくと画面の表示位置をズラします。

スペック表で2560×1440と見せかけて、実は上下左右に余分なピクセルが用意されているので、画面移動が発生しても常に2560×1440表示を維持可能です。

やかもち
OLEDパネルのくせにベゼル幅が1 cmもあるのはオカシイ・・・と思ったら、焼き付き防止用の余分なピクセルが正体でした。

「スクリーンセーバー」は何もしていない状態が10分ほど続くと、画面が自動的に消える機能です。10分でも長いと感じる方は、Windows側の設定で3分や5分など好きに設定しましょう。

「画像のクリーニング」「画素のクリーニング」はパネル全体をクリーニングする、ド定番の焼き付き防止機能です。

4時間おきに「クリーニングしませんか?」と警告が表示されます。または数時間使った後、モニターの電源を落とすときに自動的にクリーニングが実行されます。

(SDR時は200 cd/m²台を維持する傾向)

なお、白い画面に対する輝度低下は皆無です。メモ帳をグーンっと拡大しても、白い画面の明るさは一切変化しません。

OLEDパネルにありがちな煩わしい輝度変化をきちんと対策してあり、素直に好感を持てます。

HDRモード時は輝度変化(ABL:Auto Brightness Limiter)あり。他のOLEDテレビやOLEDゲーミングモニターと同様の仕様です。

LG 27GR95QE-BのHDR性能をレビュー

4K HDR対応のメディア「天気の子 4K Ultra Blu-ray」
新海誠 / 形式 : 4K Ultra HD Blu-ray / HDR : あり / ディスク : 5枚 / 備考 : 映像美すごすぎ

27GR95QE-Bで実際にHDRコンテンツをテストします。

テストに使ったHDRソースは、Youtubeで公開されている「Morocco 8K HDR」と、HDR対応の「天気の子(4K Ultra BD盤)」です。

HDRコンテンツの表示例※画像はクリックで拡大
LG 27GR95QE-Bをレビュー(HDRを試して比較写真)LG 27GR95QE-Bをレビュー(HDRを試して比較写真)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(HDRを試して比較写真)LG 27GR95QE-Bをレビュー(HDRを試して比較写真)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(HDRを試して比較写真)LG 27GR95QE-Bをレビュー(HDRを試して比較写真)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(HDRを試して比較写真)LG 27GR95QE-Bをレビュー(HDRを試して比較写真)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(HDRを試して比較写真)LG 27GR95QE-Bをレビュー(HDRを試して比較写真)
HDR映像を収めた写真はSDRです。掲載した写真は参考程度に見てください。

黒は美しいですが、明るさに不足を感じます。部屋の照明を暗くして、ずっと見ているとだんだんと目が慣れてきて(暗順応)多少マシに見えます。

しかし、Mini LED搭載の液晶パネルと比較してしまうと、明るさ不足を感じざるをえないです。

完璧な黒色による無限のコントラスト比のおかげで、黒いシーンが多いコンテンツであれば猛威を振るうものの、明るいコンテンツだと「感動的な」HDR体験は難しいでしょう。

当然ながらDisplay HDR認証も取っていません。明るさが足りていないため、OLED向けのDisplay HDR True Black認証も取得していないようです。

HDRが目指す現実的な映像を期待するなら、Display HDR 1000認証を取っている27M2Vや32M2Vをおすすめします。

VESA Display HDR
HDR性能のテスト結果
比較テスト対象
LG 27GR95QE-B
VESA Display HDR
True Black 400
画面の明るさ
  • ピーク時
    699 cd/m²
  • 全白フラッシュ
    146 cd/m²
  • 全白持続
    145 cd/m²
  • ピーク時
    600 cd/m² 以上
  • 全白フラッシュ
    350 cd/m² 以上
  • 全白持続
    250 cd/m² 以上
黒色輝度0 cd/m² 0.0005 cd/m² 以下
コントラスト比Inf : 1 1200000 : 1 以上
色域
  • sRGB:100%
  • DCI P3:98.4%
  • sRGB:99%以上
  • DCI P3:90%以上
色深度10 bit
DP 1.4で最大240 Hzまで
10 bit
ローカル調光自発光型パネル
OLED(有機EL)パネル
自発光型パネル

「優れたHDR性能」を初心者さんに分かりやすく説明すると

  • 明るさ:明るいほど良い(超ハイエンド機なら1000 cd/m2超)
  • 黒色:無点灯に近いほど良い(0.1 cd/m2以下なら実用上は十分)
  • コントラスト比:高いほど良い(5000 : 1以上で実用上は十分)
  • 広色域:DCI P3が広いほど良い(DCI P3:90%以上は欲しい)

めちゃくちゃ明るくて、暗い部分はちゃんと真っ暗。さらに表示できる色も広い。これらの条件を満たしているなら「高性能なHDR」で、高性能なHDR性能を持つモニターは基本的にDisplay HDR規格を取得しています。

HDR 600以上なら、まずハズレなし。HDR 1000やHDR 1400を取得しているモニターは超ハイエンド機です。

なお、有機ELパネルは特性上、HDR性能を伸ばせないので注意してください(※有機ELは画面を明るくするほどパネルの故障率が上昇するため、画面が明るくなりすぎないように制御されています)

参考記事:HDR性能を示す「Display HDR」規格と仕組みを解説

27GR95QE-BのHDR性能をテストした結果、全白輝度の不足が原因でDisplay HDR True Black 400認証すら取れないと判明しました。

LG 27GR95QE-Bをレビュー(HDR輝度とコントラストを比較する)

HDRモードで画面全体に白色を表示したときの明るさを、他のモニターと比較したグラフです。

HDR 400認証をとっていない凡百の液晶モニターよりも暗い画面です。

LG 27GR95QE-Bをレビュー(HDR輝度とコントラストを比較する)

HDR輝度の変化を比較したグラフです。

LG 27GR95QE-Bが600 cd/m²以上を出せる面積は10%までで、25%以上の面積で400 cd/m²台に、50%以上で200 cd/m²台まで輝度が下がります。

やかもち
「サイバーパンク2077」「FF16」や「閃光のハサウェイ」「インターステラー」など、暗いシーンが多いHDRコンテンツと相性抜群。逆に明るいHDRコンテンツは期待しないように。
LG 27GR95QE-Bをレビュー(HDR輝度とコントラストを比較する)

HDR時のコントラスト比(理論値)はInf:1、完璧な黒色を表示できるおかげでコントラスト比は得意です。

HDRコントラスト比i1 Pro 2で測定した結果
全画面Inf : 1
10%枠Inf : 1
3×3分割Inf : 1
5×5分割Inf : 1
7×7分割Inf : 1

HDRコントラスト比を細かくテストした結果を掲載します。すべてのテストケースでInf:1(∞)を維持します。

LG 27GR95QE-Bをレビュー(PQ EOTF 10000 nits)

正しい明るさを表示できるかをチェックする「EOTF」グラフです。暗い部分で若干浮きますが、以降はピーク輝度に達するまでキレイに追従します。

Rec.2020 色精度
(正しい色ですか?)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(PQ EOTFと色精度)
RGBバランス
(色温度はD65ですか?)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(PQ EOTFと色精度)

HDR時の色精度(Rec.2020)は普通です。最大ΔE = 12.9、平均ΔE = 6.5です。

色温度は平均6750Kでやや寒色より、出荷設定の割には合っています。

【参考】HDRモード時の消費電力は?
HDRモード時の消費電力電力ロガーコンセントで測定
白枠面積消費電力
1 %23 W
2.5 %25 W
5 %27 W
10 %33 W
25 %37 W
50 %37 W
75 %38 W
100 %38 W
全白フラッシュ
(※持続時間は2~3秒)
38 W

電源コンセント経由でHDRモード時の消費電力を測定しました。MLA(マイクロレンズアレイ)方式で光が通りやすくなった分、消費電力も少なく済みます。

輝度の制限(ABL:自動輝度制限)の影響もあり、消費電力がかなり上がりづらいです。SDR時だと平均45 Wで、HDR時より消費電力が増えます。


LG 27GR95QE-Bの開封と組み立て

LG 27GR95QE-Bをレビュー(開封)

10万円超えのハイエンドとは思えない、簡素なデザインの茶箱で到着。サイズは80 x 18 x 53 cm(160サイズ)です。

LG 27GR95QE-Bをレビュー(開封)

分厚い梱包材でぎっしり、安心できる梱包状態です。

付属品
LG 27GR95QE-Bをレビュー(付属品)
  • リモコン
  • Display Portケーブル
  • HDMIケーブル
  • USB Type-A to Type-Bケーブル
  • 電源ケーブル
  • 電源アダプタ(PSE取得済み)
  • キャリブレーションレポート
  • 保証書
  • 説明書

普通の付属品です。映像出力用のDisplay PortケーブルとHDMIケーブルが付属します。ACアダプタは最大110 W(19 V x 5.79 A)まで給電できます。

組み立て工程
※クリックすると画像拡大
LG 27GR95QE-Bをレビュー(組み立て)LG 27GR95QE-Bをレビュー(組み立て)
LG 27GR95QE-Bをレビュー(組み立て)LG 27GR95QE-Bをレビュー(組み立て)
  1. 付属のモニタースタンドとアームを用意
  2. モニターアームを挿し込む
  3. スタンドをはめ込み、ネジを固定
    (手回しネジでプラスドライバー不要)
  4. 組み立て完成(3分くらい)

最近のゲーミングモニターらしい、ツールレスフリーの組み立て工程です。スタンド部分の固定ネジに手回し用の取っ手が付いています。プラスドライバーは不要です。

まとめ:現時点で最強の240 Hzゲーミングモニター

LG 27GR95QE-B(レビュー評価まとめ)

「LG 27GR95QE-B」の微妙なとこ

  • パネルの均一性は普通
    (おそらくCPC機能が原因)
  • 文字ぼやけ(テキストフリンジ)
  • 内蔵スピーカーなし
  • 初期設定の色温度がズレてる
    (かんたんに修正できます)
  • ゲーマー向け機能は控えめ
  • VRR使用中まれに「ちらつく」
  • 明るいHDRに期待しない
  • OLED特有の焼き付きリスク

「LG 27GR95QE-B」の良いところ

  • 26.5インチでWQHD(ちょうどいい)
  • OLEDで240 Hzに対応
  • PS5で120 Hzに対応
  • PS5 VRRも対応
  • 最速の応答速度(240 Hzで)
  • 広色域パネル(DCI P3で99%)
  • 無限のコントラスト比
  • 暗いHDRがとても映える
  • sRGBモードが正確(ΔE < 2.0)
  • 入力遅延が非常に少ない
  • USB 3.2 Gen 1ハブ機能
  • OSDソフト「On Screen Control」
  • イヤホンジャックの音質がいい
  • 全部盛りエルゴノミクス(調整機能)
  • ハードウェアキャリブレーション対応
  • リモコンがとても便利
  • メーカー2年保証

「LG 27GR95QE-B」は最強の240 Hzゲーミングモニターです。

競技向けのXL2546KやXL2566Kより約4倍も応答速度が速い、現行最速の240 Hzモニターであり、黒挿入(残像軽減)を使わずにキレッキレの超クリアな映像を表示できます。

誰よりも速く次のフレームを表示させ、常に最新の視覚情報を頭に入れておきたいコアなFPSゲーマーにとって、27GR95QE-Bに勝さる選択肢はほとんど無いです。

一方で、弱点も多く見られます。この手のゲーミングモニターのレビューでは、しばしば「完璧な」などと誇張した肯定レビューを見受けられますが、残念ながら完璧には程遠いです。

CPC機能が原因でパネルの均一性は状況によって変動しますし、OLEDパネル特有の文字ぼやけ(テキストフリンジ)もいまだ健在、HDRの平均輝度が低くMini LEDほど感動的なHDR性能も出せません。

「LG 27GR95QE-B」に何を求めているのか?・・・自分のニーズをよく理解してから買うかどうか考えるべき製品です。

LG / サイズ : 26.5インチ / 解像度 : 2560 x 1440 / リフレッシュレート : 240 Hz / パネル : MLA OLED / 保証 : 2年

2023年7月時点、LG 27GR95QE-Bの実売価格は約10.9万円です。楽天市場やYahooショッピングに出店しているツクモから買うと、ポイント還元込みで実質10.1~10.3万円を狙えます。

やかもち
同じOLEDパネルを使っている他社モデルより安くてコスパが良いですね。ASUS版は約12~13万円、Corsair版が約14~15万円もします。

LG 27GR95QE-Bの代替案(他の選択肢)

27GR95QE-Bの代替案は「AW3423DWです。ほぼ同じ価格で、Samsung製QD-OLED(量子ドット + OLED)パネルを搭載します。

技術的にMLA OLEDのさらに先をゆく最先端のQD-OLEDパネルで、既存のOLEDパネルを超える明るさと耐久性を可能に。画質に期待して買うなら断然QD-OLED推しです。

ただし、AW3423DWは最大175 Hzです。240 Hzと比較するとホールドボケが目立つため、FPSゲームをガチるなら27GR95QE-Bが有利です。

ASUS / サイズ : 26.5インチ / 解像度 : 2560 x 1440 / リフレッシュレート : 240 Hz / パネル : OLED / 保証 : 2年

「PG27AQDM」は27GR95QE-Bと同じOLEDパネルを使った、240 Hzゲーミングモニターです。

大型ヒートシンクで放熱性を改善した結果、27GR95QE-BよりもHDR輝度がやや高いです。ただし、HDMI 2.1は未実装・・・。

WQHDでおすすめなゲーミングモニター

最新のおすすめWQHDゲーミングモニター解説は↑こちらのガイドを参考に。

WQHDでおすすめなゲーミングPC

おすすめなゲーミングモニター【まとめ解説】

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18 件のコメント

  • 最近の有機elは優秀だろうし焼付き対策もされてるみたいだけど、少なくとも3年以上は使うことを考えたら有機elは結構不安。。。

      • QD-OLEDの方が色彩が鮮やかとのことですが、
        AW3423DWの色域を調べるとREC2020比較で27GR95QE-Bとあまり変わらないようですが
        それでも色彩の良さで選ぶならQD-OLEDの方が良いのでしょうか?

  • LGのモニター端子類が背面から平行に出るせいで今使ってるエルゴトロンのアームが使えない…

  • このモニター60hzだと残像感がひどい場合って見た気がする
    PS4やSwitchで運用したときが気になる

  • 有機ELは競技向けハイエンドモニタとしては特性的にいいんだろうなとは思ってたけど本当にスゴいなあ
    ゲーム以外の作業もする身には選択肢に入らないけどこういうロマン枠的な製品が世の中に増えるのはうれしい

  • PCだろうとゲームだろうとHDRとかじゃなければ基本的にsRGBで作られてるから色が痩せるっておかしくないですか?


    • 「おかしい」とは思うんですが、実際に見た目がけっこう変わってしまうので難しいですね。個人的にはsRGBクリッピングより、そのまま広色域のまま色を出させたほうが映像美としては良いと思います。
      もちろん「過飽和」を気にするクリエイターさんはsRGBクリッピングの方が扱いやすいかと。

  • 240Hz張り付きならと思いますが
    144〜240でfpsが変動するような場合は黒挿入機種のほうがくっきりするというイメージでしたが合っていますでしょうか
    360Hz対応モニタも応答速度不足で240Hz黒挿入には残像感で敗北していましたが
    240Hzでも有機ELとなれば残像感が黒挿入と相違ないんですね
    500Hz位まではホールドボケすると思っていました

  • 写真編集や動画編集向けのモニターも出来たら紹介してほしいです!
    使用用途としては写真と動画どちらもやるのですが、写真編集と動画編集で別々に各メーカーから発売されてるのでどれを買えばいいかわからないです。
    例 benq swシリーズとpdシリーズ

  • 購入してみて気付いたことをコメントします。

    27GR95QE-Bは光デジタル出力があるので、HDMIオーディオ分離器要らずなのが良かったです。Nintendo Switchでは重宝しました。

    ただ、設定>全般>入力互換性バージョン>2.1(AV)にしないと光デジタル出力されないのは分かりにくいと思いました。

    CPC (Convex Power Control)機能については電源オンオフで設定がリセットされるのには閉口しましたが、オフにすれば体感で判るレベルには明るくなりますね。

    いつも役に立つ記事をありがとうございます。

  • ULMB2対応のPG27AQNとの比較が見たいです。
    違うのはホールドボケ?
    目の疲れやすさのレビューにも期待。

  • Got to fe y
    Yyygjkkkk I’m going back in the day when my dad said he was a little kid hon,
    Trt

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