【初心者向け】ゲーミングPC「ガレリア」の選び方を徹底解説

ゲーミングPCは「ドスパラのガレリアがおすすめって聞いたけど…」「公式サイトに行ってみたら、何をどう選べば良いのかサッパリでした。」という初心者向けに、自作PCの製作やガレリアの実機テストを行っている筆者が分かりやすく解説してみる。

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最初にチェックするべきは「キャンペーン情報」

ガレリアの選び方「キャンペーンを確認する」

割りと最近になって知ったのですが、ドスパラはかなりの頻度でセールやキャンペーンをやっています(ドスパラのトップページにて確認できる)

  • 分割手数料が無料になる
  • 期間限定で値引き
  • 期間限定で無料アップグレード(実質値下げ)

主にこの3つを中心に、毎月何かしらのキャンペーンを展開しているようです。どれも安くガレリアを入手する手段ですが、それぞれメリットとデメリットがあるので解説する。

分割手数料の無料化はどれくらい「お得」か?

ガレリアの分割手数料無料キャンペーンを解説
分割回数1~20回24回30回36回42回48回
通常2%~13.64%14.80%19.00%20.00%24.50%25.90%
キャンペーン中0%0%0%0%0%0%

分割払いは一種のローンなので、支払い回数を増やせば増やすほど「実際の支払額」が割高になってしまう罠がある。なお、分割手数料の計算方法は以下の通り。

  1. 買いたいガレリアの本体価格を調べる
  2. その価格に手数料を掛け算する
  3. 回数で割れば月々の支払額が分かる

カンタンですね。

分割手数料の罠(計算)

仮にガレリアDT(119980円)を48回払いで購入する場合、25.9%の手数料を掛けて151055円になり、48回で割り算すると毎月3147円の支払額になります。

一括払いで購入するのと比べて31075円も割高な計算になってしまう。分割払いを考えているなら、この分割手数料は絶対に無視できないので要注意。

しかし、ドスパラが定期的に行っている「分割手数料0円」キャンペーンを使えば、差額ゼロで分割払いが可能になる。

ガレリアDT支払額差額
元の金額119980円0円
一括払い119980円0円
分割20回136345円+16365円
分割24回137737円+17757円
分割30回142776円+22796円
分割36回143976円+23996円
分割42回149375円+29395円
分割48回151055円+31075円
キャンペーン119980円0円

結論として、分割払い(または手持ちのクレカで分割払いなど)を使ってゲーミングPCを購入するつもりなら、「分割手数料0円」キャンペーンを利用しない手は無い。

キャンペーン対象を確認すること

分割手数料0円キャンペーンのページに、必ずキャンペーン対象や条件について記載されているので確認を忘れずに。

  1. 18歳以上の個人であること
  2. 30000円以上の購入であること
  3. キャンペーン期日までに申し込むこと

だいたいこんな感じです。学生さんの場合は審査が通らない可能性もありますが、過去にクレカで滞納したり、スマホの割賦払いを忘れたことが無ければ通るでしょう※。

※ 個人的な経験より。学生でもキッチリ支払いをこなしていれば、月間利用枠50万のカードを審査に通してくれたので。

期間限定で値引きは「ほぼ得しか無い」

ガレリアは何かしらセールをやっています。春季セール、サマーセール、秋季セール、ウィンターセールと。季節の変わり目なら、大抵はセールをやっている印象。

ガレリアの値引きキャンペーンは「得」しかない

たとえば、記事執筆時点では「冬のボーナスセール」をやっていて、セール対象品のラインナップを見てみるとガレリアZG」が15000円引きとのこと。購入を検討しているガレリアがセール対象なら、買ったほうが良いでしょう。

基本的に、シンプルな値下げキャンペーンにはメリットしかない。デメリットや注意点はほとんどありません。あえてデメリットを挙げれば、10万~15万円のガレリアは型落ちを除いて滅多にセール対象にならないぐらい。

ガレリアZGなどハイエンドクラスは割りと万単位の値引きが行われるが、ミドルクラスの代表格である「ガレリアDT」などでは、せいぜい1000~2000円くらいの値下げがやっとです。

無料アップグレードなど実質値引きは「注意が必要」

単なる値引きは全く問題がないが、無料アップグレードを使った「実質的な値引き」は場合によっては注意が必要です。

CPUやグラボの無料アップグレードは美味しい ガレリアの選び方「無料アップグレード」

このように、普段は「Core i7 8700K」を搭載しているけれど、期間限定で更に上位の「Core i7 8086K」に無料アップグレードする場合。これは素直に喜んで大丈夫。

CPUは上位品であればあるほど単価が高いので、実質値引きとして非常に美味しい。

  • CPUの無料アップグレード(例:i5 8500 → i5 8600K)
  • グラボの無料アップグレード(例:GTX 1060 → GTX 1060 OCモデル)
  • メモリの無料アップグレード(例:メモリ8GB → メモリ16GB)
  • 電源の無料アップグレード(例:500W Bronze → 550W Gold)

ここに挙げたような無料アップグレードなら、全く問題ない。特にメモリの増量や、CPUの上位品への取替は「お得」感が大きいですね。

SSDの無料アップグレードは要注意

もともとSSDの無料アップグレードは素直に喜んで良いモノですが、最近はちょっと事情が変わっています。

  • 通常500GB → 640GBに増量中
  • 通常250GB → 320GBに増量中

320GBと640GBはダメです。いわゆる中華SSDというやつで、ベンチマークの数値は良いけれどゲームファイルを移動するなど、高負荷になると性能がガクッと落ちます。

よって、良い買い物をしたいと考えているなら「320GBと640GB SSDに用心」です。無料で640GBになっていても、500GBに戻すか、もっと多い1TBなどを選択肢に。

基本はガレリアの「グレード」で選ぶ方法

【最新版】ガレリアの選び方の基本は「グレード」

2018年時点の、ガレリアシリーズのグレード表を図にしました。「グレードが多すぎてどれが良いのかサッパリです。」という人のために、矢印で性能を示している。

右上に行くほど高性能で、左下に行くほど低性能です。もう少し具体的に分かりやすく図解すると、

【最新版】ガレリアの選び方(用途別)

こんな感じです。

  • 低設定:設定を落とせばフルHDで平均60fps
  • フルHD:大抵のゲームをフルHDで平均60fps
  • 144Hz:多くのゲームをフルHDで平均100fps超え
  • WQHD:多くのゲームをWQHDにて平均60fps
  • 4K:一部のゲームを4Kにて平均60fps
ちなみにフルHDは「1920 x 1080」、WQHDは「2560 x 1440」、4Kは「3840 x 2160」です。

グレードが高いガレリアほど、より大きな解像度のモニターでゲームがプレイ可能になる。とはいえ今のゲーマーはフルHD(1920 x 1080)が主流なので、基本的にはフルHD対応のガレリアを選べば間違いない

初心者もち
でもさ、フルHDに該当するガレリア。8種類くらいあるように見えるんだけど。どうやって選ぶの?
自作歴23台のやかもち
では詳しい選び方を掘り下げていきます。

グラフィックボードを決める(縦軸)

【ガレリアの選び方】グラフィックボード(縦軸)を決める

ゲーミングPCを選ぶ上でもっとも重要なパーツが「グラフィックボード」。グラボの性能が高ければ高いほど、ゲームでより高いフレームレートを叩き出せます。

グラフィックボードの性能比較(PUBGの場合

  • RTX 2080 Ti
    199.0 fps
  • RTX 2080
    167.5 fps
  • GTX 1080 Ti
    159.0 fps
  • RTX 2070
    150.8 fps
  • GTX 1070 Ti
    123.0 fps
  • GTX 1070
    102.0 fps
  • GTX 1060 6GB
    66.9 fps
  • GTX 1060 3GB
    61.1 fps
  • GTX 1050 Ti
    43.1 fps
  • GTX 1050
    37.1 fps

参考までに、グラフィックボードごとに「PUBG(ウルトラ画質)でどれくらいの平均フレームレートを出せるか?」をまとめたグラフが以上の通りです。

GTX 1060 6GB」があれば、大抵のゲームで平均60fpsを出せる。ゲーミングモニターを使うつもりなら、平均144fpsを超えられる「GTX 1070 Ti」や「RTX 2070」がおすすめ。

初心者もち
横軸(CPU)はどうすればいいの?
自作歴23台のやかもち
CPUは「ゲーム以外に何をするか?」で選べばOK

CPUを決める(横軸)

【ガレリアの選び方】CPU(横軸)を決める

CPUは「ゲーミングだけならCore i3かCore i5で余裕」と覚えておけば大丈夫。ガレリアで使われている「Core i5 8500」は6コアCPUで、クロック周波数は最大4.1 GHzと高速。

問題は「Core i5かCore i7のどちらが良いか?」ということ。これについては詳しく解説すると難しいので、事例・用途ごとにまとめてしまいます。

使い方Core i5Core i7Core i9
ネットを見る
  • 余裕すぎ
  • 余裕すぎ
  • 余裕すぎ
ゲーミング60fps前後
  • 余裕すぎ
  • 余裕すぎ
  • 余裕すぎ
ゲーミング100fps以上
  • 十分
  • 余裕すぎ
  • 余裕すぎ
写真編集
  • 十分
  • 余裕すぎ
  • 余裕すぎ
動画編集
  • 普通
  • 十分
  • 余裕すぎ
エンコード
  • 普通
  • 十分
  • 十分
リアルタイム配信
  • 無理
  • 不足
  • 十分
マルチタスク同時に複数のアプリを使う
  • 普通
  • 十分
  • 十分

動画編集や動画エンコードなど、物量が求められる処理ではCore i5の6スレッドでは不足しがちで、Core i7の12スレッドの方が遥かに有利です。

なお、ゲーミングモニターを使う場合にCore i7をオススメする理由は「できる限り高いフレームレートをグラボから引き出す」ため(参考 : ボトルネックとは?)。

特にCore i7 8700K(8700や8086Kも同じ)や、Core i9 9900Kは本当にスゴイ。一番速いグラボのRTX 2080 Tiの性能を、無駄なく引き出せるゲーミングCPUです。

初心者もち
ふむふむ…、つまり「ゲームだけ」ならCore i5でOKってこと?
自作歴23台のやかもち
その理解で大丈夫。ゲーミングモニターを使うとか、配信したいならCore i7以上をどうぞ。
補足:AMD Ryzen搭載ガレリアは? ガレリアの選び方「Ryzen搭載の場合は?」

ガレリアのラインナップ一覧ページで一番下まで行くと、AMD Ryzenを搭載したガレリアも売っていることが分かる。RyzenとCoreのどちらを選んだほうが良いのかは一概に言えない部分が大きい。

そしてそれを解説しようとすると、本記事と同じくらいのボリュームになってしまうため、この疑問については別記事にて解説しました。


詳しくはこちらの記事を読んでください。両者ともに向き不向きがハッキリとしているので、用途に合わせて選んでください。

ザックリと言えば、ゲームしかしないならAMD Ryzen 7は持て余す可能性が高い。Ryzenの強みはとにかくマルチスレッド性能にあるので、マルチスレッドが効きやすい「配信」「レンダリング」といった用途ならRyzenを選ぶ価値は大きい。

デスクトップ、ノート、小型のどれを選ぶべき?

ガレリアはデスクトップ型のゲーミングPCだけでなく、ノートパソコンや、コンパクトな「GALLERIA Mini」「GALLERIA Slim」といったタイプもある。

前提として小型になればなるほど、薄型になればなるほど「割高」になります。同じ性能・スペックのマシンでも、小さいほど価格が高くなるのでコスパが悪化します。

タイプデスクトップノート小型
デザイン
代表例GALLERIA XVGALLERIA GF-EGALLERIA Mini
コスパ
  • 良い
  • やや悪い
  • 悪い
省スペース
  • 普通
  • 良い
  • 良い
携帯性
  • 無理
  • 運べる
  • 運べるが…
拡張性
  • 良い
  • 難しい
  • ノートよりマシ
セットアップ
  • 普通
  • すぐに使える
  • 普通

コスパだけで考えるとデスクトップ以外は魅力的な選択肢ではありません。ただし、意外と見落としがちですがノートパソコンのコスパは実際の価格よりは悪くないということ。

当たり前のことですが、ノートパソコンはモニターとキーボードとスピーカーが付属した状態なので、デスクトップと比較した場合その分のコストが浮いています。

ただ、性能面ではハンデが大きい。デスクトップのように効率よくパーツを冷却できないため、出せる性能には上限がある。

ではGALLERIA Miniのような小型PCはどうか。実際に使った感想から言えば、意外と良い。厚みがあるのでノートパソコンより性能が出るし、SSDやメモリの増設もやりやすい。

本体重量が2kgに満たないので、携帯性も悪くない。出張で長期滞在する時に、滞在先のホテルのテレビに接続して使いたいなど。かなりニッチな用途を満たすならアリ。

特に理由がないならデスクトップ一択

というわけで、省スペース性や携帯性を必要とする使用ケースなら、デスクトップ以外のガレリアを選ぶ意味はある。逆にそうでないなら、デスクトップ一択です。

ガレリアの選び方によくあるQ&A

GALLERIAとGAMEMASTERの違い

ガレリアには上位モデルとして「GAMEMASTER」というブランドが用意されているが、性能だけを考えるとコストパフォーマンスが悪いので高級志向が無ければ選択肢にならない

  • Titanium認証を受けた電源ユニット
  • In Winが製造する高級感のあるケースデザイン
  • 山洋電気製の高品質ケースファン
  • グラボは冷却性能に優れる「Palit JetStream」シリーズ
  • 年中無休の有人サポートを受けられる

普通のガレリアと比較して大きく違うのは以上の5点。自作経験のある筆者から見ると「静音性が高そう。」という感じです。

Titanium電源は排熱が少ないので静音動作しやすいし、高品質なケースファンも音が静かな傾向。グラボも冷えやすいモデルほど静かになる。

有人サポートに魅力を感じるかどうか(個人的には必要ないが)と、静音性を求めているかどうかでGAMEMASTERの必要性は違ってくる。基本的には、普通のガレリアで良いでしょう。

推奨モデルは選ぶべきか

選ばないほうが良い。

ドスパラは約50タイトルくらいの推奨モデルを販売していますが、ゲームによっては古いスペックのまま放置されていることもあるので鵜呑みにしないほうが良い。

当ブログにはゲーム毎に推奨スペックをまとめているので、そういった記事から「どのグラボなら何fps出るか。」を把握して、該当するスペックのガレリアを選ぶのがベストな方法。

【まとめ編】ガレリアの選び方

ガレリアの選び方をまとめ

ここまで解説してきた「ガレリアの選び方」をまとめます。

欲しいガレリアが決まっている場合

該当のガレリアが「セール対象」になっているか、または「分割手数料0円」や「無料アップグレード」などメリットのあるキャンペーンの対象になっているかを確認する。

  • 通常価格から10000円引き
  • グラボをオーバークロックモデルにアップ中
  • 48回まで分割手数料がタダ

こういったセールに欲しいガレリアが入っているならラッキーですね。

プレイしたいゲームや用途が決まっている場合

「PUBGをゲーミングモニターでプレイしたい。」「フォートナイトの実況やTwitch配信をしたい。」などなど、用途がハッキリと決まっているなら、推奨スペックを満たすガレリアを選ぶだけ。

例:PUBGをしたい…と決めている
  1. PUBGの推奨スペック」を確認する
  2. GTX 1060なら平均60fpsが出せると分かる
  3. PUBG以外に同時使用するソフトは無い
  4. 「GTX 1060 + Core i5」のガレリアDTで決まり

こういう流れで選んでいけば、ほぼ間違いない。更に踏み込んだアドバイスをするなら、候補になったガレリアの「実機レビュー」も確認すれば、より安全です。


以上「【初心者向け】ゲーミングPC「ガレリア」の選び方を徹底解説」について、解説でした。

なお、ガレリアも含めて「おすすめなゲーミングPC」について知りたい。という人にはこちらのまとめ記事を。個人・法人向け含めて20台以上の自作経験がある筆者がチョイスしているので信頼性は高いですよ。

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4 件のコメント

  • すみません、今回の記事とは関係が無いのですが…
    プログラミングを始めようと思っているのですが、CPUやメモリーはどんなものが良いですかね?
    他のサイトを見て回りましたが曖昧なことしか書いていませんでした…
    ぜひ教えて頂きたいです。
    オナシャス!

    • 自分の場合、「R」と「MQL4」というソフトでプログラミングをしていた経験があります。
      CPUが「Core i5 3450」で、メモリーが「8GB」のマシンでしたが、困ったことはありません。
      単にプログラミング言語でソースを書いてコンパイルするだけなら、「i3 8100 + メモリー8GB」のマシンで十分に間に合うと思いますよ。

      もちろん、プログラミング以外にも「バックテスト」をするとか「機械学習」をさせたい…となると、高クロックなCPUやグラボが必要になりますが。

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