Escape from Tarkov(EFT)の推奨スペックを徹底検証する

Escape from Tarkov(タルコフ)の推奨スペック

リアリティ重視の硬派なロシア産FPS「Escape from Tarkov」(タルコフ)を平均60fps以上で動かせるスペックを調査。今回は7枚のグラフィックボード、4種のCPUを用いて、タルコフの推奨スペックを徹底的に検証します。

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Escape from Tarkovの検証方法

このタルコフというゲームは、困ったことに出現位置を指定できない上に、マップが非常に大きい。そのため、似たような風景が続いていてフレームレートが安定している「WOODS」にて計測を行った。

WOODSは名前の通り、森林が鬱蒼と生い茂っている広いマップ。この森の中を3分ほど走り回って、フレームレートを計測。3分経ったら、グラボを交換してまた同じことの繰り返しです。

WOODSは出現位置が変わっても、そこまでフレームレートに大きな変化が無いのでグラボ同士の比較が行いやすい。

テストを行う時に使うグラフィック設定は、原則として「ウルトラ」画質です。Overall graphics qualityを一番右までスライドして「Ultra」にします。それ以外は特に設定しない。

テスト環境と使ったグラフィックボード

黒い砂漠の推奨スペックを検証する方法
使用したベンチ機のスペック
CPUCore i7 8086K
冷却CRYORIG H7 Quad Lumi
グラボ7種
メモリDDR4-2400 8GB x2
マザーボードASRock Z370 Pro4
電源750W(80+ Gold認証)
OSWindows 10 Pro 64bit

タルコフの推奨スペックの検証に使ったマシンは、いつも通り「ちもろぐ専用ベンチ機」です。

黒い砂漠の推奨スペックを検証する方法
検証に使ったグラボ
GTX 1080 TiGTX 1060 6GB
GTX 1080GTX 1050 Ti
GTX 1070 TiGTX 1050
GTX 1070

検証に使ったグラフィックボードは以上の7種類。普段は使ってるRX 580 / 570はちょっと訳あって手元にないので、今回は検証していない。気が向いたら追加するかも。

フレームレートと体感:60fpsでも体感が…

筆者は検証時にゲーミングモニター「BenQ XL2536」を使っている。そのため、60fps以上になっても違いを体感できます。結論としてタルコフは、60fpsでも妙に重たい。

  • 70fps以上:ようやく動作が軽快になる
  • 60fps前後:微妙にガタつくせいで、疲れやすい
  • 40fps前後:快適じゃない…
  • 30fps以下:すぐに酔うかも

では、以下より60fps ~ 70fps以上を出せるグラフィックボードを絞り込んでいく。

ちなみに、フレームレートの割に重たく見える現象は、FXAAを抜くと改善されます。

タルコフの推奨グラフィックボード

Escape from Tarkov(タルコフ)の推奨グラボ

Escape from Tarkov / 1920×1080 / 「Ultra」設定

  • GTX 1080 Ti
    121.0
  • GTX 1080
    121.2
  • GTX 1070 Ti
    110.3
  • GTX 1070
    102.8
  • GTX 1060 6GB
    71.9
  • GTX 1050 Ti
    42.6
  • GTX 1050
    40.7

平均フレームレート推奨グラフィックボード

PUBGより若干軽いですね。フレームレートは上限を解除しているが、仕様で122fps以上にならない様子。平均60fps以上を目指すなら、とりあえずGTX 1060 6GBがあれば十分そう。

  • 無難に平均60fps以上:GTX 1060 6GB
  • ゲーミングモニター:GTX 1070以上

タルコフにおすすめなグラボは以上の2点。

設定でフレームレートはどれくらい変わる?

Escape from Tarkov(タルコフ)の設定ごとのフレームレート

1920×1080 / GTX 1060 6GBで4画質を検証

  • Ultra
    71.9
  • High
    80.7
  • Medium
    90.8
  • Low
    101.4

GTX 1060で検証したところ、設定を1段階落とす毎に平均フレームレートは10ずつ伸びました。一番画質が荒いLow設定で平均100fpsを実現できる。

ひとまずGTX 1060があれば、タルコフをプレイするのに十分な性能を得られると考えていい。

マップ毎のフレームレートの違い

Escape from Tarkov(タルコフ)のマップ別fps

マップ別の平均フレームレート / GTX 1060 6GBで計測

  • FACTORY
    95.6
  • WOODS
    71.9
  • CUSTOMS
    82.0
  • SHORELINE
    75.9
  • INTERCHANGE
    85.4

「WOODS」以外のマップでどれくらいのフレームレートの出せるか、ついでにチェックしておきました。結果としては、WOODSが一番重たいようで、他のマップはそこそこ軽い。

特にマップが狭いFACTORYは最もフレームレートが出やすく、GTX 1060 6GBでも平均96fpsでした。

タルコフの推奨グラボをまとめる

解像度モニター推奨グラボfps目安
1920 x 1080普通(60Hz)GTX 1060 6GB平均70fps
ゲーミング(144Hz)GTX 1070以上平均100fps
GTX 1080以上平均120fps

検証結果をまとめるとこの通り。普通のモニター(60Hz)でタルコフを遊ぶなら、GTX 1060 6GBがあれば十分に間に合います。WOODS以外のマップなら更にfpsが出ますし、設定で更に伸ばせる。

筆者のようにゲーミングモニター(144Hz~)を使ってタルコフをプレイするなら、平均100fps以上を叩き出せるGTX 1070やGTX 1080あたりがおすすめです。

GTX 1060のおすすめは玄人志向製。デュアルファンモデルの中では恐らく最安価に位置している。かと言って品質には何の問題もない※ので、コストパフォーマンスが高い。

実際に2枚運用して、問題ないことを確認済みです。

GTX 1080は、基本的にどこでも良いです。安いのが良いなら玄人志向製がおすすめで、デザイン重視ならトリプルファン採用のASUS ROG STRIXがおすすめ。

タルコフのCPUボトルネックを検証する

次はCPUを検証。良いグラフィックボードを使っても、CPUの性能が不足するとグラボが本来の性能を出せなくなってしまう。一番フレームレートの出ているGTX 1080 Tiを使って、CPUごとのフレームレートを計測した。

  • Core i7 8700(6コア / 12スレッド / 4.30 GHz)
  • Core i5 8500(6コア / 6スレッド / 3.90 GHz)
  • Core i3 8100(4コア / 4スレッド / 3.60 GHz)
  • Pentium G5400(2コア / 4スレッド / 3.70 GHz)

検証するCPUは以上の4種類。


Escape from Tarkov(タルコフ)の推奨CPU

平均フレームレート / 1920×1080 / 「Ultra」設定

  • Core i7 8700
    121.3
  • Core i5 8500
    121.1
  • Core i3 8100
    120.9
  • Pentium G5400
    120.2

平均フレームレートは想定している以上に変化がなかった。CPUの性能が低いほど、ややフレームレートが出づらくなるものの、気にするほど大きなボトルネックは生じていません。

ただ、グラフをよく見るとCore i7 / i5は121~122fpsにほぼ100%張り付いた状態なのに対して、Core i3とPentiumはグラフが上下に揺れ動いており不安定な様子。

最低フレームレート / 1920×1080 / 「Ultra」設定

  • Core i7 8700
    115.7
  • Core i5 8500
    114.5
  • Core i3 8100
    106.9
  • Pentium G5400
    105.2

最低フレームレートを見てみると、6コア以上の安定性がよく分かる。でも平均値で大きな差が出ているわけではないので、低予算で行くならCore i3でも良いでしょう。

  • パフォーマンス重視:Core i5 8500
  • コスパ重視:Core i3 8100

タルコフにおすすめなCPUはこの2つでだいたい決まり。

タルコフに必要なメモリ容量

Escape from Tarkov(タルコフ)のメモリ使用量
  • GTX 1080 Ti 11GB:平均 8529MB(約8.5GB)
  • GTX 1050 2GB:平均 8247MB(約8.2GB)

Windows 10とタルコフをを起動した状態で計測したところ、かなりメモリを食っていることが判明。1080 Tiの場合はだいたい8.5GB前後。1050の場合は8.2GB前後ほど。

タルコフは公式の推奨スペックでも、メモリ8GB以上と言われているが、その情報に間違いはなかった。8GBを超えてしまうので、メモリは必ず8GB以上(推奨は16GB)にしておこう。

VRAMの消費量をチェック

Escape from Tarkov(タルコフ)のVRAM使用量

VRAM(グラボ専用のメモリ)の使用量は、平均で約3.5GBと多め。グラボを選ぶ場合は、VRAMが4GB以上のモノでなければ、フレームレートが出にくくなる可能性が高いので4GB以下のグラボは選ばないように。

Escape from Tarkovの推奨スペックをまとめ

徹底検証の結果、Escape from Tarkovを快適に動かせるスペックが判明したので、まとめます。

解像度1920 x 1080
使うモニター普通(60Hz)ゲーミング(144Hz)
志向コスパ安定コスパ安定
CPUCore i3 8100Core i5 8500Core i5 8500Core i7 8700
グラボGTX 1060 6GBGTX 1070以上GTX 1080以上
メモリ16GB16GB
SSD少なくとも250GB以上

タルコフを平均60~80fpsで快適にプレイするだけなら「i3 8100(またはi5) + GTX 1060 6GB」の構成でOK。あとはメモリ16GBと、SSDがあれば最高ですね。

ゲーミングモニターを使ってタルコフをプレイする場合は、平均100fps以上を出せるグラボが必須。100fpsならGTX 1070で、120fpsならGTX 1080 ~ GTX 1080 Tiがベスト。

では最後に、Escape from TarkovにおすすめなゲーミングPCも紹介して終わります。


タルコフを無難に60fpsで「GALLERIA DT」

GALLERIA DT
スペック標準仕様推奨カスタマイズ
CPUCore i5 8500
冷却標準クーラー
※80mm小型空冷ファン
グラボGTX 1060 6GB
メモリDDR4-2666 4GB x2(合計8GB)8GB x2(合計16GB)
マザーボードIntel H310搭載 MicroATX規格
SSD240GB
HDD1TB
ドライブなし
電源450W 静音電源(80+ Bronze認証)
OSWindows 10 Home 64bit
保証1年間 / 持込修理保証
参考価格119980円(税抜き)最新価格をチェックする
スペック表は2018/8時点の製品ページに基いてまとめたので、最新のスペックは公式サイトで確認するようにしてください。

ちもろぐでミドルクラスマシンとして最高にコスパが良いと評価している「ガレリアDT」です。「i5 8500 + GTX 1060 6GB」という王道の構成なので、フルHDゲームをコスパ良くプレイしたいなら、だいたいこれで決まりですね。


タルコフをゲーミングモニターで「GALLERIA XV」

GALLERIA XV
スペック標準仕様推奨カスタマイズ
CPUCore i7 8700
冷却静音パックまんぞくコース
※120mm中型空冷ファン
グラボGTX 1070 Ti 8GB
メモリDDR4-2666 4GB x2(合計8GB)8GB x2(合計16GB)
マザーボードIntel H370搭載 ATX規格
SSD720GB(中華製)Crucial 500GB ~ 1TB
HDD2TB
ドライブなし
電源500W 静音電源(80+ Bronze認証)
OSWindows 10 Home 64bit
保証1年間 / 持込修理保証
参考価格169980円(税抜き)最新価格をチェックする
スペック表は2018/8時点の製品ページに基いてまとめたので、最新のスペックは公式サイトで確認するようにしてください。

ゲーミングモニターにおすすめは「ガレリアXV」。バランスの取れた価格と、大抵のゲームで平均100fps以上を出せる性能から、ちもろぐで「SSランク」評価を下しているゲーミングマシンの一つです。


以上「Escape from Tarkov(EFT)の推奨スペックを徹底検証する」でした。

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2 件のコメント

  • 記事と直接関係なくて申し訳ないのですが、ページ下のゲーム別 / 推奨スペックまとめ の部分のリンクが表示されているものと違っていますよ~mhw→fotnite nier→mhwになっています。

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