「MOBIUZ EX2710Q」を1台買いました。数あるWQHDゲーミングモニターの中でも、特に人気のあるBenQの売れ筋モデルですが、PR案件が多すぎて購入者の本音が見えづらいのが弱点です。
「EX2710Q レビュー」などと検索して最初に出てくるレビュー記事すべてがPR記事でした。
というわけで、モニターオタクの筆者が詳しく測定レビューします。定価5.6~5.7万円に見合う性能や機能性があるのかどうか、実際にこの目で見てみましょう。
(公開:2024/1/19 | 更新:2024/1/19)
「MOBIUZ EX2710Q」はどんなゲーミングモニター?
ゲーミングモニターにまったく詳しくないガチな初心者向けに、EX2710Qがどのようなモニターかざっくり説明すると
- フルHDより約1.8倍広い「WQHD(2560×1440)」対応
- リフレッシュレートが「最大165 Hz」でヌルヌル動く
- 2.1チャンネルスピーカー内蔵で音がいい
- PS5で120 Hzに対応
- BenQ独自のゲームに便利な機能に対応
主な特徴は以上です。要するに「エンタメ用途に特化した」ゲーミングモニターと言えるでしょう。
さらにエンタメ用途の中でも、コンシューマー機(PS5やXbox Series X)に特化したゲーミングモニターです。
BenQが独自に開発したゲーム向け機能があり、自分にとって見やすい画質に調整できます。内蔵スピーカーが「2.1チャンネル」で、スピーカーいらずの音質もメリットと言われています。
BenQ(ベンキュー) MOBIUZ EX2710Q | |
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パネルタイプ | WQHD(2560×1440)で最大165 Hz IPSパネル(27インチ) |
応答速度 | 2 ms (G2G) |
主な機能 ゲーマー向け |
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調整機能 エルゴノミクス | 高さ調整:100 mm 前後チルト:+15° ~ -5° 左右スイベル:15° ピボット:- |
VRR機能 | AMD FreeSync Premium ※G-SYNC互換モード対応 |
参考価格 ※2024/1時点 | |
Amazon Tsukumo(ツクモ) 楽天市場 Yahooショッピング |
BenQ(ベンキュー) MOBIUZ EX2710Q | |
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画面サイズ | 27インチ |
解像度 | 2560 x 1440 |
パネル | IPS |
コントラスト比 | 1000 : 1 |
リフレッシュレート | 165 HzHDMI 2.0 : ~144 Hz DP 1.4 : ~165 Hz |
応答速度 | 1 ms (G2G) |
光沢 | ノングレア |
VESAマウント | 100 x 100 mm |
エルゴノミクス |
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主な機能 |
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同期技術 | AMD FreeSync Premium ※G-SYNC互換モード対応 |
スピーカー | 2.1 ch(treVolo) イヤホン(3.5 mm)端子あり |
主な付属品 |
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寸法 | 614 x 425.8 x 252.5 mm |
重量 | 5.2 kg(パネルのみ) 7.4 kg(スタンド含む) |
保証 | 3年 |
・・・ここまでが、普通のブログでよくある説明の仕方です。わざわざ説明されなくても、メーカーの公式サイトを見れば誰でも分かる、当たり前の情報しか書かれていません。
「2.1チャンネルスピーカー内蔵で音がいい」以外の特徴なら、別のメーカーもやってます。独自の機能もいろいろメーカーごとにありますし、PS5で120 Hz対応も2024年の今となっては当たり前です。
WQHD(2560×1440)で165 Hzだけでいいなら、EX2710Qの半額近い値段(3万円ちょっと)で買えます。
それでもあえて2倍近い金額を払ってEX2710Qを買うゲーマーが相次いでいます。正直かなり不思議な現象に見えるので、どんな魔法が掛けられたのか、実際に見ないと気がすまなくなってきました。
MOBIUZ EX2710Qの画質は5万円クラス?
残念ながら、2024年の今となってはWQHDゲーミングモニターによくある普通の高画質です。
専門用語で「広色域IPSパネル」による「色鮮やかな画質」と説明できます。
今どき広色域IPSパネルを使っているゲーミングモニターは珍しくなく、WQHD(2560×1440)だと当たり前です。
(sRGB:ΔE = 3.3 / 色温度:6523K / 輝度:346 cd/m²)
映画やアニメ、FPSゲーム(Overwatch 2)やRPGゲーム(原神)をEX2710Qで表示した例です。
安物TNパネルのゲーミングモニターから乗り換えると、EX2710Qの画質はとてもキレイに見えます。一方、ふだんから広色域IPSパネルを使っている筆者から見れば、ありふれた画質と言わざるを得ないです。
手頃な価格でEX2710Qと同じIPSパネルを搭載している「HP OMEN 27q」と比較した写真です。
ほぼ互角の画質ですが、若干EX2710Qの方が肌色が色っぽい雰囲気です。
キャリブレーター(測定機材)を使って調整したEX2710Qのおすすめ設定を紹介します。
- モード:カスタム
- 色温度:ユーザー
- 明るさ:100
- 色温度:赤100 / 緑98 / 青94
「カスタム」モードに切り替えて、色温度を「赤100 / 緑98 / 青94」に変更します。上記の設定で色温度が6560K前後(わずかに青み)に調整でき、日本人好みの画質に仕上がります。
明るさは好みに合わせて適当に。筆者は350 cd/m²が好みなので「明るさ:100」です。
もっと厳密にキャリブレーション(校正)したいガチな方は、筆者が作成した3D LUTプロファイル(.cube)を試してみてください。
3D LUT(.cube)を適用したら、ゲーミングモニターのOSD設定を以下の内容に変更します。
- モード:カスタム
- 色温度:ユーザー
- 明るさ:100
- 色温度:赤100 / 緑98 / 青94
3D LUTの効果を確かめます。
常用グレースケールで色温度が6500K前後に一致し、ガンマがsRGB(2.2)に校正される設定です。なお、色域を可能な限り維持するため、鮮やかさや色の純度は損なわれません。
3D LUTの使い方は以下のガイド記事を参考にどうぞ。
モニターの色を測定できる専用の機材「X-rite i1 Pro2(分光測色計)」と「ColorChecker Display Plus(比色計)」を使って、「MOBIUZ EX2710Q」の画質をチェックします。
MOBIUZ EX2710Qの色精度はややズレています。広色域IPSパネルの影響で表示できる色がsRGBを超えてしまい、いわゆる「過飽和」が起きるのが原因です。
↑過飽和(Oversaturation)のイメージ
EX2710Qに限った問題ではなく、Nano IPSやFast IPSなど広色域な液晶パネルを使っているすべてのゲーミングモニターで共通の傾向です。
「広色域 = sRGBを超える」なので、過飽和が起きて色が合わなくなって当然です。ほとんどの人にとって、過飽和によって引き起こされる鮮やかな色合いを好ましく感じます。
Amazonや価格コムの口コミを見ても、鮮やかな色合いに大歓迎ムード。色の精度が高い = 必ずしも高画質を意味しません。
sRGBが必要なら「sRGB」モードを使ってください。
表示される色域がsRGB:99%に制限され、結果的にsRGBに対する精度が大幅に改善されます。実測値でΔE = 0.40に達し、クリエイター向けモニターに匹敵する精度です。
表示できる色が広いせいで、結果的にsRGB色域からズレてしまう「過飽和」が生じて色精度が下がっていますが、主観的にゲームや映像を楽しむ分には問題ありません。
sRGBの色精度が高い ≠ 主観的に見た高画質です。
MOBIUZ EX2710Qのネイティブコントラスト比は800:1前後です。可もなく不可もなく普通のコントラスト比です。
画面の明るさ ※クリックすると画像拡大 |
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100%時で348 cd/m²に達し、SDRコンテンツに十分な明るさです。0%時だと61 cd/m²まで下げられます。夜間に暗い画面を好む場合も便利です。
目にやさしいらしい120 cd/m²前後は設定値20%でほぼ一致します。
色域カバー率 | ||
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規格 | CIE1931 | CIE1976 |
sRGBもっとも一般的な色域 | 100% | 99.9% |
DCI P3シネマ向けの色域 | 96.7% | 98.3% |
Adobe RGBクリエイター向けの色域 | 88.0% | 92.9% |
Rec.20204K HDR向けの色域 | 72.1% | 78.1% |
MOBIUZ EX2710Qで表示できる色の広さ(色域カバー率)はとても広いです。
もっとも一般的な規格「sRGB」で100%をカバー。HDRコンテンツで重要なシネマ向けの規格「DCI P3」では98.3%カバーします。
印刷前提の写真編集で重視される「AdobeRGB」規格のカバー率は92.9%です。
エンタメ用途で重要なDCI P3とRec.2020カバー率の比較は上記リンクから確認してください。
IPSパネルによく見られる「IPSグロー」症状が出ています。パネルの四隅に近いほど画面の明るさが下がります。
色ムラの平均値は約8.9%、並のIPSパネルと同等の色ムラです。普通にゲームをプレイしたり、アニメや映画を見る分にはほとんど気にならないでしょう。同じ色を全画面に表示させた時だけ気づきます。
IPSパネルだから視野角が広いです。斜め方向から見ても、画面が白くなったり黄ばんだりする傾向が少ないです(参考:液晶パネルの違いを解説するよ)。
マクロレンズでパネルの表面を拡大した写真です。一般的なIPSパネルで広く見られる「ストライプRGB配列」を確認できます。
スペクトラム分析では、赤色の中央が凹む「KSF蛍光体(KSF Phosphor LED)」に特徴的なパターンが見られます。
「KSF蛍光体」は液晶パネルを低コストで広色域化する技術です。今回の広色域IPSパネルをはじめ、Nano IPSやFast IPS(AHVA)パネルでも使われている一般的な技術です。
ブルーライト含有量は約27.7%ですが、「ePaper」モードや「ブルーライト軽減」モードを有効化すると、TÜV Rheinlandブルーライト認証に必要な25%未満をかんたんに達成できます。
文字のドット感はクリアです。
ストライプRGB配列はテキストの鮮明な表示に有利で、さらに27インチにWQHD(2560 x 1440 = 約370万画素)を詰め込んでいるのでドット密度が高く、クッキリと見えます。
EX2710Qは自分好みの画質に調整しやすい
- FPS
- RPG(初期設定)
- レーシング
- sRGB
- M-book
- ePaper
- ゲームHDRi
- シネマHDRi
- Display HDR
MOBIUZ EX2710Qは全部で9つのカラープロファイルに切り替え可能です。
プロファイルごとに、色温度やコントラスト感(ガンマカーブ)が大きく変わり、自分好みの画質に調整しやすいです。
プロファイル | 色域 | 色温度 | ガンマ |
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FPS | DCI P3:98.2% | 7228K | 2.25 |
RPG | DCI P3:98.3% | 6551K | 2.38 |
レーシング | DCI P3:98.3% | 7292K | 2.29 |
sRGB | DCI P3:79.5% | 6618K | 2.20 |
Display HDR | DCI P3:98.3% | 6651K | 2.56 |
主観的な感想:初期設定の中で、「RPGモード」がもっとも万人受けしやすい画質です。色の鮮やかさを控えめにしたい場合は「sRGBモード」がおすすめ。
たとえば「sRGB」モードに設定すると、色域が本当にsRGBに制限されて色がくすんで見えます。「ペイントツールSAI」など、カラーマネジメント非対応のソフトでイラストを描くならsRGBモードがおすすめです。
「HDR系」モードはBenQいわく、HDRに対応していない普通のコンテンツをHDRに変換する特殊プロファイルらしいです。実際に使ってみるとそれっぽく見えますが、黒つぶれと白飛びが目立ちます。
暗部をわざと潰して、明るい部分を少し持ち上げる処理を入れて、意図的にコントラスト感を高める方法です。映像本来のディティールが完全に崩れてしまうため、あまり意味がないでしょう。
MOBIUZ EX2710Qのゲーム性能はすごい?
ゲーミングモニターは、ゲームプレイに特化したPCモニターです。だから、ゲームプレイに適した性能がないとお話にならないです。
- 応答速度
- 入力遅延
- ゲーム向け機能
具体的に「応答速度」「入力遅延」「ゲーム向け機能」の3つを挙げられます。では、EX2710Qのゲーム性能がどれくらい優れているか、専用の機材を使ってテストします。
EX2710Qの応答速度と入力遅延
↑こちらの記事で紹介している方法で、MOBIUZ EX2710Qの「応答速度」を測定します。
120 Hz時の応答速度 ※クリックすると画像拡大 |
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PS5で重要な120 Hz時(オーバードライブ:Lv1)の応答速度です。30パターン測定で、平均3.75ミリ秒でした。
最近のIPSパネルとしては割りと普通な部類です。
165 Hz時の応答速度 ※クリックすると画像拡大 |
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165 Hz時(オーバードライブ:Lv1)の応答速度です。30パターン測定で、平均3.75ミリ秒を記録します。
平均エラー率はほぼ0%で、「逆残像」や「にじみ」が一切見えないです。
さらに応答速度を高速化できないか、モニターの設定画面からオーバードライブ(BenQ AMAモード)を適用して改善されるかテストします。
OD機能の効果 165 Hz / 4段階をテストした結果 | ||||
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平均値 | 5.44 ms | 3.75 ms | 3.15 ms | 2.71 ms |
最速値 | 3.08 ms | 2.68 ms | 2.45 ms | 2.04 ms |
最遅値 | 7.34 ms | 5.19 ms | 4.09 ms | 3.49 ms |
平均エラー率 | 0.0 % | 0.3 % | 5.0 % | 12.3 % |
応答速度を高速化するオーバードライブ機能(BenQ AMAモード)を使ったときの実測値です。
「AMA:3」モードで最速値が2.04ミリ秒に到達し、メーカー公称値の2ミリ秒に合格します。平均エラー率が12%と大きく、かえって残像感が出てしまい実用性は今ひとつ。
結論、MOBIUZ EX2710Qにおすすめなオーバードライブ設定は「AMA:2」モードです。
他のゲーミングモニターと比較します。
MOBIUZ EX2710Qが記録した平均3.15ミリ秒は、ここ最近レビューしたIPSパネルのWQHDゲーミングモニターと横並びです。つまり、Nano IPSやFast IPSと大差ない応答速度です。
「入力遅延(Input Lag)」は、映像ソースやマウス・キーボードからの入力信号を、ゲーミングモニターが実際に認識するまでにかかる時間です。
一般人は気にする必要はありません。競技性が重視される格ゲーやFPSゲームをガチでプレイする、競技ゲーマーが気にするべき指標です。
「Raspberry Pi 4」を使ったカスタム入力遅延テスターで入力遅延を測定した結果、60 Hz時で7.8ミリ秒、120 Hz時で2.6ミリ秒でした。
他のゲーミングモニターと比較します。ほとんどのゲーミングモニターは16ミリ秒を下回ります。入力遅延7.8ミリ秒は、まったく問題ありません。
と言うものの、こうして並べて比較するとBenQのゲーミングモニターは60 Hz時の入力遅延がやや遅い傾向です。
BenQ MOBIUZならではの便利な機能
MOBIUZ EX2710Qは、ゲーミングモニターに求められるほぼすべてのゲーム向け機能に対応します。
- 暗所補正
暗い部分を明るく補正する機能 - 鮮やかさ補正
色の付いた部分を強調する機能 - 残像軽減
残像をクリアに除去する機能 - カクツキ防止
可変リフレッシュレート機能
順番にチェックします。
暗所補正「Black eQualizer」モード
暗い部分をいい感じに明るく補正できる「Black eQualizer」モードです。他社の似た機能よりも、補正の掛かり方が上手です。
画面全体がまとめて明るくなってハイライトが潰れてしまったり、補正が弱くて実用性に欠けているなど、安物モニターにありがちな問題がほとんど見られません。
暗所補正の作り込みはさすがのBenQクオリティです。
Apex LegendsやタルコフなどFPSゲーム、画面全体が暗い傾向のホラーゲーム(Dead by Daylight)などで役に立つでしょう。
暗所補正「Light Tuner」モード
「Light Tuner」はMOBIUZシリーズのRPGモードで有効化できる機能です。Black eQualizerよりも、効果を細かく調整できます。
- Black eQualizer:10段階(0~10)
- Light Tuner:20段階(-10~10)
補正効果の下限と上限も、Black eQualizerよりわずかに広いです。
鮮やかさ補正「Color Vibrance」モード
BenQのゲーミングモニターが人気を集める理由の一つが「Color Vibrance」機能です。
色の鮮やかさを強調して補正でき、FPSや対人ゲームで視認性の向上に役立ちます。
残像軽減「ブレ削減」モード
BenQさんは公式サイトであまり推していないようですが、「ブレ削減」と名付けられた残像を軽減するモードに対応します。
残像軽減モード 「ブレ削減」 ※クリックすると画像拡大 |
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「ブレ削減」を有効化すると、残像感が軽減されて映像のクッキリ感が増します。
フレーム切替時に真っ暗なフレームを1枚挟む「黒挿入」が行われ、結果的にホールドボケ現象が軽減されて残像感が減ったように見える仕組みです。
画面の明るさは下がる? |
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黒挿入だから、画面の明るさが下がります。
一般的に200 cd/m²台なら、普通にFPSゲームやオフラインゲームを楽しむのに十分な明るさです。
ブレ削減を有効にしたとき、165 Hz時で約4.23ミリ秒(約70%)が黒フレームです。
他のBenQ MOBIUZシリーズとほぼ同等の黒フレーム時間です。
BenQ Zowieシリーズの「DyAc+」や、ASUSの「ELMB」などと比較してやや劣っていますが、実用上十分な効果が得られます。
WQHDで165 Hz(PS5で120 Hz)に対応
MOBIUZ EX2710Qは最大165 Hz、PS5で最大120 Hzに対応します。実際にPS5とゲーミングPCにモニターをつないでみて、リフレッシュレートの対応状況を確認しましょう。
PS5の対応状況 ※クリックすると画像拡大 | ||
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設定 | 60 Hz | 120 Hz |
フルHD1920 x 1080 | 対応PS5 VRR:- | 対応 PS5 VRR:- |
WQHD2560 x 1440 | 対応 PS5 VRR:- | 対応 PS5 VRR:- |
4K3840 x 2160 | 対応 PS5 VRR:- | –PS5 VRR:- |
PS5でフルHD~WQHD(最大120 Hz)、または4K解像度(最大60 Hz)に対応します。HDMI 2.1が無いので「PS5 VRR」は非対応です。
なお、実際に120 Hzで動くかどうかはゲームによって違うので注意です。
たとえばフォートナイトなら120 fpsかつ120 Hz動作ですが、ストリートファイター6は60 fpsで120 Hz動作になるなど、ゲームによって挙動が違います。
対応リフレッシュレート ※クリックすると画像拡大 |
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MOBIUZ EX2710Qがパソコンで対応しているリフレッシュレートは以上のとおりです。DisplayPortのみ、最大165 Hzに対応します。
VRR機能(可変リフレッシュレート) ※クリックすると画像拡大 |
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フレームレートとリフレッシュレートを一致させて「ティアリング」を防ぐ効果がある、VRR機能はDisplay Portのみ使用可能です。動作範囲は48~165 Hzです。
MOBIUZ EX2710Qの機能性はすごい?
EX2710Qは定価5万円を超えているだけあって「機能性」が多めです。
- エルゴノミクス
高さや角度を調整する機能 - インターフェイス
映像入力端子やUSBポートについて - フリッカーフリー
眼精疲労や過敏症の人は気になる? - 自動調光
自動で画面の明るさを調整 - OSD
On Screen Display(設定画面)
普通のゲーミングモニターがめったに対応していない「自動調光」機能もあります。順番にチェックします。
自由に位置を調整できる「エルゴノミクス」機能
MOBIUZ EX2710Qはピボット以外のエルゴノミクス機能に対応します。
約5万円もする割に、高さ調整がやや引っかかり気味でスムーズに調整しづらいです。エルゴノミクスのスムーズさはIODATAに劣っています。
VESAマウント ※クリックすると画像拡大 |
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別売りモニターアームを取り付けるのに便利なVESAマウントは「100 x 100 mm」に対応します。パネル本体の重量は約5.4 kgで普通のモニターアームで持ち上げられます。
Amazonベーシック(エルゴトロンOEM)のモニターアームを干渉なく取り付けられます。モニター側に付いていたネジ(4本)を使って固定できます。
対応するインターフェイスをチェック
各種インターフェイス ※クリックすると画像拡大 |
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全部で3つの映像出力端子があり、DisplayPort 1.4で最大165 Hz(2560×1440)、HDMI 2.0で最大144 Hz(2560×1440)に対応します。
付属のUSB Type-Bケーブルをパソコンとつなげば、2つあるUSB 3.0ポートをUSBハブとして利用できます。キーボードやマウスの接続に便利です。
目が疲れにくい「フリッカーフリー」動作
BenQの公式サイトによると、MOBIUZ EX2710Qは「フリッカーフリー」動作に対応し、TÜV Rheinland認証も取得しています。
フリッカーフリーを検証 ※クリックすると画像拡大 |
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実際にオシロスコープを使ってフリッカーの有無をテストした結果、明るさ0~100%までフリッカーが一切検出されません。
過去のレビュー傾向的に、TÜV Rheinland認証をアピールしていれば基本的に完全なフリッカーフリーに対応していると考えて良さそうです。MOBIUZ EX2710Qも完全なフリッカーフリーに対応します。
自動で明るさ調整「B.I.+」を検証
BenQ MOBIUZシリーズでよく宣伝されている機能のひとつが「B.I.+(Brightness Intelligence Plus)」です。
周囲の明るさや色温度(暖色か寒色か?)をセンサーで測定し、リアルタイムに画面の明るさと色温度を調整する目に優しい(らしい)機能です。
センサーの至近距離にスマートフォンから操作できるLEDライトを設置して、明るさや色温度を動かしてみた。
見ての通り、LEDライトを消すと画面が暗くなり、LEDライトを点灯すると画面が明るくなります。
LEDライトの色温度を暖色(5000K)にすると、画面もやや黄ばんだ色温度になり、寒色(8000K)ならクールな色合いに調整されています。
個人的に、色温度や明るさを勝手に変更されるのは気に入らないです。だから、筆者が自動調光を使うシーンは皆無ですが、眼精疲労持ちの人にとって役立つ可能性があります。
ちなみに、サービスメニューからセンサーが取得している情報を確認できます。CTが色温度(Color Temperature)、LUXが照度です。
モニターの設定画面(OSD)
モニター本体の右裏にある「5方向ボタン(ジョイスティック型)」を使って、OSD設定を操作できます。
ジョイスティック型はサクサクとした操作感です。
左に倒すと戻る・キャンセル、右に倒すと進む・決定です。項目によっては手前に押す必要があるのがちょっと惜しいですが、おおむね良い使用感です。
OSDメニューの動作もレスポンスが良く、ストレスなく設定が進みます。
内蔵スピーカー「treVolo」の音質
一般的なゲーミングモニターの内蔵スピーカーは、ベゼル下部の底面に埋め込まれています。
一方で、BenQ MOBIUZシリーズに搭載される「treVolo」スピーカーでは、わざわざベゼル下部の厚みを太くして正面に向けてスピーカーユニットが埋め込まれます。
低音域を得るためモニター本体の裏側に出力5 Wのサブウーファーまで搭載された、合計2.1チャンネルのスピーカーシステムです。
全5種類あるサウンドプロファイルごとに、音の特徴(周波数特性)を測定したグラフです。
- FPSモード
- RCGモード
- SPGモード
- シネマモード
- ライブ / ポップモード
周波数特性の見方は単純に、グラフが横一直線になっているほど高性能を意味します。
たとえば、FPSモードやSPGモードは低音域が少なすぎて音がスカスカに聴こえます。RCGモードとシネマモードなら、低音域もそこそこ強調され、全体的にバランスの良い音質です。
個人的に「シネマモード」が一番良かったです。100 Hzくらいからなんとか音が鳴り始め、可聴域の上限である20000 Hzまで一応出せています。
ゲーミングモニターの内蔵スピーカーとして、★4.5クラス(5点満点)の音質です。
MOBIUZ EX2710QのHDR性能をテスト
MOBIUZ EX2710QはDisplay HDR 400認証モニターです。必要最低限のHDR性能を保証する、最低グレードのHDR規格に合格しています。
それほど期待せずに、Youtubeで公開されている「Morocco 8K HDR」と「すずめの戸締まり(4K Ultra BD盤)」を再生して検証します。
HDR 400らしい映像を表示できます。今まで見てきたDisplay HDR 400認証のゲーミングモニターと、パッと見でほとんど差がないスタンダードなHDR表示性能です。
ただし、肌色の表現がかなり微妙です。4Kアニメ「すずめの戸締まり」で特に分かりやすいと思います。実際はもっと血の気のある肌色をしているはずが、少し黄緑がかって見えます。
EX2710Qより価格が安いHP OMEN 27qと比較した写真です。OMEN 27qの方がわかりやすく明るいです。
(EX-GDQ271JAのほうがメリハリは良い・・・)
次に、以前レビューした「IODATA EX-GDQ271JA」と比較した写真です。
明るさはほぼ同等ですが、EX-GDQ271JAは明るさの精度(PQ EOTF)が高いため、明暗のメリハリがしっかりと付いています。
参考程度に、Display HDR 1000認証に対応するゲーミングモニターと比較した写真を置いておきます。
モニター測定機材でHDR性能を評価
モニターの色や明るさを測定できる機材を使って、「MOBIUZ EX2710Q」のHDR性能をテストします。
測定結果(レポート)はこちら↓からどうぞ。専門用語が多いので・・・、興味がなければ読まなくていいです。
VESA Display HDR HDR性能のテスト結果 | ||
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比較 | テスト対象 MOBIUZ EX2710Q | VESA Display HDR 400 |
画面の明るさ |
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黒色輝度 |
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コントラスト比 |
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色域 |
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色深度 |
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ローカル調光 |
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MOBIUZ EX2710QのHDR性能をテストしました。
コントラスト比が既定値(1000:1)に届きませんが、基本的にDisplay HDR 400認証に合格できる性能でメーカー仕様通りです。
HDRモードで画面全体に白色を表示したときの明るさを、他のモニターと比較したグラフです。
Display HDR 400を取得している他のゲーミングモニターと横並びの明るさです。
HDR時のコントラスト比(理論値)は約815:1で、HDR対応ゲーミングモニターとしてかなり悪い数値に。
HDRコントラスト比i1 Pro 2で測定した結果 | |
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全画面 | 814 : 1 |
10%枠 | 812 : 1 |
3×3分割 | 812 : 1 |
5×5分割 | 812 : 1 |
7×7分割 | 812 : 1 |
9×9分割 | 812 : 1 |
テストパターン別にHDRコントラスト比を測定、ワーストケースで812:1です。
HDR規格どおりの明るさを表示できるかチェックする「PQ EOTF」グラフです。
極端に暗い部分(0.001~0.1 cd/m²)はIPSパネルの性能限界でうまく表示できません。
5 cd/m²あたり(かなり暗い部分)までやや明るめに表示して黒を浮かせて、70 cd/m²から実際より暗めに表示される意図的なチューニングが施されている様子です。
もう少し明るい部分のPQ EOTFが一致している方が明暗のメリハリが付いて良いのですが、パネルの性能に合わせてメーカー側がわざとやっているフシがあります。
- EX-GDQ271JA(約4万円):0.139
- HP OMEN 27q QHD(約3万円):0.196
- MSI G274QPF-QD(約4.5万円):0.359
- MOBIUZ EX2710Q(約5.7万円):0.392
明るさ1000 cd/m²までの追従指数は約0.392で、値段を考えると決して良いとは言えない数値です。
時間経過や面積比による明るさの変動も、一切検知されませんでした。一貫して458 cd/m²前後の明るさを維持します。
HDR時の色精度(Rec.2020)は最大ΔE = 9.9、平均Δ = 4.41でやや不正確です。HDR時の色温度も常用シーンの多くで6750K前後と、Rec.2020で求められるD65(6504K)から寒色よりにズレています。
HDRモード時の消費電力電力ロガーコンセントで測定 | |
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白枠面積 | 消費電力 |
1 % | 52 W |
2.5 % | 52 W |
5 % | 52 W |
10 % | 52 W |
25 % | 52 W |
50 % | 52 W |
75 % | 52 W |
100 % | 52 W |
全白フラッシュ (※持続時間は2~3秒) | 52 W |
電源コンセント経由でHDRモード時の消費電力を測定しました。シーンを問わず52 W前後ほどで、普通のワットパフォーマンスです。
MOBIUZ EX2710Qの開封と組み立て
BenQ MOBIUZらしい、インパクトのあるパッケージデザインで到着。サイズは81 x 50 x 16 cm(160サイズ)です。
発泡スチロール製の分厚い梱包材が使われています。万全の梱包状態です。
付属品 |
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映像出力用に、HDMIケーブルとDisplay Portケーブルが付属します。USBハブ機能に必要なUSB Type-Bケーブルも付属しており、必要十分な内容です。
ACアダプターは最大120 W(19 V x 6.32 A)対応。BenQ Japan Co Ltd名義でPSE認証マークも取得済み。
最近のゲーミングモニターで定番のドッキング方式で、スラスラと組み立てられます。プラスドライバーすら要らないツールレス設計です。
まとめ:良い性能ですがコスパは正直いまいち
「MOBIUZ EX2710Q」の微妙なとこ
- パネルの均一性は平凡
- コントラスト比も平凡
- 初期設定の色温度がズレてる
(かんたんに修正できます) - 「ブレ削減」を使うと画面が暗い
- リモコンが付属しなくなった
- 搭載パネルは2種類あります
- プレミアムな価格
「MOBIUZ EX2710Q」の良いところ
- 27インチでWQHD(ちょうどいい)
- 最大165 Hzに対応
- PS5で120 Hzに対応
- 応答速度が速い(IPSパネルで)
- 色域が広い(DCI P3で98%)
- 入力遅延が少ない
- 実用的なゲーマー向け機能
- Display HDR 400認証
- 残像軽減「ブレ削減」
- 高精度なsRGBモード対応
- 音質のいい「treVolo」スピーカー
- 自動調光「B.I.+」機能
- 必要十分なエルゴノミクス
- メーカー3年保証
高性能なIPSパネルの低価格化が進んだ影響で、値段に見合う性能を提供できないゲーミングモニターです。
「EX-GDQ271JA」「HP OMEN 27q」など、MOBIUZ EX2710Qより値段が安くて同等クラスの性能を持つゲーミングモニターが数多くラインナップされています。
それでもあえて、割高だと理解したうえで、EX2710Qを選ぶ理由を挙げるなら・・・
- 内蔵スピーカー(treVolo)の音質がいい
- 自動調光が便利かもしれない(個人的に不要)
- MOBIUZ独自のゲーマー向け機能(Light Tunerなど)
- ユニークでスタイリッシュな筐体デザイン
でしょうか。
デスクが狭すぎてどうしても外付けのPCスピーカーを置きたくないなら、モニター単体でそこそこ良い音を出せるEX2710Qが良いかもしれません。
「MOBIUZ EX2710Q」の用途別【評価】
使い方 | 評価※ |
---|---|
FPSやeSports(競技ゲーミング) 最大165 Hz対応で、応答速度もそこそこ速いです。 | |
ソロプレイゲーム(RPGなど) 色鮮やかな映像でソロプレイゲームに没入できます。 | |
一般的なオフィスワーク 文字がそれなりにクッキリと見え、目にやさしい自動調光やフリッカーフリーに対応します。精度の高い「sRGB」モードも対応。 | |
プロの写真編集・動画編集 写真編集に求められるAdobe RGB色域が不足しています。「DCI P3」「Adobe RGB」モードがなく、出荷時校正も無いです。プロ用途に不適切です。 | |
HDRコンテンツの再現性 Display HDR 400は最低限のHDR性能です。明るさ(PQ EOTF)も不正確で、HDRコンテンツの再現性に乏しいです。 |
※用途別評価は「価格」を考慮しません。用途に対する性能や適性だけを評価します。
ゲーミングモニターの性能としては割高感が否定できないです。
デザインの良さやブランド力の高さ、便利なゲーミング機能や2.1チャンネル内蔵スピーカーなど。独自の付加価値に差額分の魅力を感じるかどうかで評価が変わります。
参考価格 ※2024/1時点 | |
---|---|
Amazon Tsukumo(ツクモ) 楽天市場 Yahooショッピング |
2024年1月時点、MOBIUZ EX2710Qの実売価格は約5.7万円です。過去に目立ったセール価格がなく、安定して5万円台の価格で売られ続けています。
他のWQHDゲーミングモニターなら、何かしらセール価格があるので余計にコストパフォーマンスの悪さが目立ちます。
EX2710Qと1万円以上の差額があれば、差額でもっと音質の良いスピーカーを別に用意できます。treVoloスピーカーは内蔵型としてトップクラスの音質ですが、外付けのスピーカーに及ばないです。
以上「これですべて分かる「MOBIUZ EX2710Q」を徹底的にレビュー」でした。
注意点:MOBIUZ EX2710Qはパネルガチャあり
サービスメニューから搭載されているパネルを判別できます。
- LM270WQA-SSA2:LG製パネル
- M270KCJ-K7E:Innolux製パネル
実際にEX2710Qを買った人の情報(reddit)より、2種類のパネルが確認されています。今回買ったEX2710QはLG Display製「LM270WQA-SSA2」でした。
実は、破壊的コスパのWQHDゲーミングモニター「HP OMEN 27q」と同じ型番のIPSパネルです。
- LG Display LM270WQA-SSA2
(https://www.panelook.com/LM270WQA-SSA2__27.0__overview_45671.html) - Innolux M270KCJ-K7E
(https://www.panelook.com/M270KCJ-K7E_Innolux_27.0_LCM_overview_46736.html)
パネル製造元のスペック表を見る限り、LG製パネルはDCI P3カバー率:95%、Innolux製パネルはDCI P3カバー率:92%です。わずか3%の差ですが、赤色の鮮烈さに影響するので画質が違います。
MOBIUZ EX2710Qの代替案(他の選択肢)
セール時に約3万円(実質2.9万円)で買える「HP OMEN 27q」が最有力候補です。EX2710Qと同じLG製パネルを搭載し、ピーク時に500 cd/m²を超える明るいHDR性能が大きな魅力。
他のメーカーからすると厄介な製品でしょう。
セール時に3.2~3.5万円くらいで買える「グリーンハウス」も有力な候補です。Sharp製IGZO IPSパネル搭載で、4万円クラス(EX-GDQ271JA)に匹敵する画質と応答速度を両立します。
セール時に3.9万円まで値下がる「IODATA EX-GDQ271JA」も魅力的です。
AUO製AHVA(Fast IPS)パネル搭載、最大180 Hz(PS5で最大120 HzかつPS5 VRRまで対応)、各種ゲーミング機能をフル装備、リモコンでOSDをらくらくコントロールなどなど。
ほぼ全部盛りの優等生WQHDゲーミングモニターです。
同じ価格帯の代替案は「MSI MAG 274QRF QD E2」です。
量子ドット技術を搭載したIPSパネルで、色がとてつもなく鮮やかです。最大180 Hz(PS5で120 Hz)対応、ゲーミング機能もそこそこあり、OSDソフトウェアも揃えます。
WQHDでおすすめなゲーミングモニター
最新のおすすめWQHDゲーミングモニター解説は↑こちらのガイドを参考に。
WQHDでおすすめなゲーミングPC【解説】
予算に余裕があれば「RTX 4070 Ti」や「RX 7800 XT」を搭載したゲーミングPCがおすすめです。
予算20万円前後なら「RTX 4070」が無難です。
ゲームのグラフィック設定を妥協するつもりで、予算をもっと絞るなら「RTX 3060 Ti」がコスパ良し。
おすすめなゲーミングモニター【まとめ解説】
LG UltraGear 24GN600使ってるけど買い替えもありやろか…?
GigaCrystal試したけどプロファイル変更時に毎回モニターに再起動掛かってゲームしてた画面の解像度が勝手に変わったりエラー起きたり、暗所補正が3段階でしか変えれなかったりイマイチだったんだよなぁ
正直、「暗所補正」の素晴らしさに関してはBenQ MOBIUZとZowie XLシリーズが他社より頭一つ抜けて優秀と言わざるを得ないです。
オフゲーからFPSゲームまで、あらゆるジャンルのゲームに対応したいなら、定価5万円超を正当化できるかも。
比較的古いモニターのくせに価格が下がらないから値段に騙されて買う人が多いイメージ
案件やりすぎてコストが嵩んで高いのかな
プロモーションはコストかかります。
マイナーなブログやYoutubeであれば、製品を提供するだけで済むかもしれませんが、宣伝力が少ないので効果が薄いです。
だから大手のYoutuberに依頼するのですが、こうなると、製品提供 + 別料金で相当にお金かかりますね。・・・PR案件だけで食っているYoutuberさんが結構いらっしゃるので、相当な金額を支払っていると思われます。
『BenQ』ってブランドで値段挙がってる感じはありますね
完全に別製品だからあんま関係ないかもなんですけど
BenQの展開してるマウス製品はセンサーを始め6~7世代前のスペックで
通常なら2~3000円で買えるものが9800円ですし
ゲーミングマウス・キーボードは中華メーカーの価格破壊がすごくて大変そうだな~と思って眺めてます。
テスター持ったやかもちさんをCESに派遣したかった。
CES関連で注目したものあれば、ぜひ記事にしてください!
全然ものが違っちゃうんですけど、誰一人としてレビューが無いG253PFを検証してもらえると嬉しいです。
https://www.dospara.co.jp/SBR119/IC488114.html
HDR性能のテスト結果 の 黒色輝度 の項目が?です。(たぶんゼロが足りない)
コメントありがとうございます
・0.56
・0.4
こう並べると、たしかにちょっと気持ち悪い気がしたので「0.40」に修正しました
先月初めてPS5用のゲーミングモニターとしてEX2710Qを買いました。
ちょっと高い買い物でしたけど、なんだかんだ快適に使えてるなぁと思ってパネルを調べたらInnolux製でした、、、
ですが初めてのゲーミングモニター。壊れるまで使い倒そうと思います。
実際に買った方のコメントありがとうございます。
Redditの情報は日付がかなり昔なので、今はさすがに無い・・・と思ってましたが、今もInnolux版があるんですね。
一応、2つのパネルについて特徴をまとめると
・Innolux AAS
コントラスト比が高い(1000~1200)
色域はやや狭い傾向(DCI P3:91~93%)
・LG IPS
コントラスト比が低い(800~900)
※上位版のNano IPSもコントラスト比が低いです
色域が広い傾向(DCI P3:95~98%)
明るさは個体差によりますが、Display HDR 400認証を取っているので基本的に400 cd/m²超です。応答速度も個体差の程度があるものの、たいてい平均3ミリ秒台です(今のIPSパネルなら当たり前の水準)。
一概にInnolux AASが悪いわけでもなく、両者にメリット・デメリットがあります。
楽しんだもの勝ちと思って使い倒すといいと、個人的に思います。
EX2710sも2510sもセール時なら新品でも2万円台で買えるくらいには安くなったんだけどなぁ
そこらへんわからず定価で飛びつくならたしかにコスパは悪いかもしれませんね
マイナーチェンジ版の出るMAG274QRF-QDのほうが安いから(Amazon価格)
今やEX2710Qを買う必要性が薄いという
WQHDは360hz以上出ないと買う気がしない
これからはFHD500hz以上、WQHD360hz以上、4K240hzがスタンダードになる
今はFHD360hz、WQHD240hz以上はまだ適正価格って感じがしない
MOBIUZ EX2710Qでこれ見てるワイ泣く::
まあデザイン好きだしBenQが好きだし全然不満ないから良いんだけどね
OSD設定する度にモニター背面に手を伸ばす煩わしさを考えるとリモコンは欲しいですね。
ちもろぐさんは毎回sRGBモードは色がくすむと表現されていますが、広色域モニターはデフォルトや他のモードが過剰に色を盛って異常になっているだけでsRGBモードが本来の色なのでこの表現は誤解を産みやすくあまり適切ではないと思います。
例えばiPhoneの原神はsRGBのほとんど正しい色で表示されるので、その後PCのデフォルト設定モニターでプレイすると色がギラギラで気持ち悪くなるくらいですし…
INZONE M9のレビューってやめたんですか?
4万円前半で店売りしてたのを買ったけど割と良い買い物したなと思ってる。
流石に6万近くするとなったら躊躇しちゃうけど。
aserのモニターのXV275UP3biiprxの評価気になります
WQHD・hdr1000で価格が68000(直近の価格57800)円なんですよね
この製品が気になっていたので買って2か月ほどの使用期間でのコメント
・HDRは1000の認証取ってるので感動もの
・発色がきれい
・機能は使わないものばかり
・やかもちさんが嫌いなボタンいっぱいの操作
・HDR1000でこの価格なので満足感は高い
公式のページには表示仕様の色深度が8ビットとしか書いていない(姉妹機であるXV275KP3biipruzxではしっかり8ビット+FRCと明記)ので本当にHDR1000なのか疑問に感じます.
aser->acer;直近の価格->直近のセール価格
ff14 目的で、ps5を購入し、次はモニター(27インチ、wqhd)を探して三千里。
Amazonレビューやブログ、YouTube等で調べると、IODATA EX-GDQ271JA(ff14 公認ぽい)かOMENのあの3万の(販売停止中でフリマアプリではあった)がよさげ。
しかし、YouTubeではやたらとこのBenQが押されてて、違和感を感じていたのでこの記事で奴らが信用ならんことがわかってよかったです。コスト面・性能面でやっぱりアイオーかオーメンで十分なんですよ。特にアイオーは3万7千円であの性能、利便性(リモコンとか高さ調整)はすごいと思います。
結局、私はこのブログで紹介されてたMAGモニターを購入しましたが!E2?新しいのが出るみたいですがもう待てない!後悔はないです!
様々なモニターを検証してくださりありがとうございました。モニター選びでめちゃくちゃ参考になりました!!
これゲーム用買ったはいいんですけどリモコン非対応なのが裏目にでてテレビ兼用の現在だと不便なのでリモコン付きの製品買い替えを検討中です……
ex2710qやLGの27gr95qe辺りを考えているんですが他にいいのありましたら教えてほしいです。
ちも先生にプレゼントしたい(レビューしてほしい)新商品がでました
「DELL U2724D」
27インチ、WQHD、IPS Black、120Hz、HDMI2.1正式対応ではないけどHDMI2.1相当でVRRなども対応
綺麗さとゲーミングを両立させようとしたモニターぽいです
安く画質と速度重視ならこれいいかも
はじめまして。コメント失礼します。
「EX2710Q」を購入したのですが、
AmazonプライムビデオやYouTubeを見た際、
バンディングノイズがとても目立つ状態なのですが、
やかもちさんがお持ちの製品ではそういった症状はありますか?よければ教えて頂けると大変助かります… 画質の良さで高価でもこちらの製品を選択したのですが、とてもショックです…。