デスクトップ向けで初となる、インテルの新設計「Core Ultra」シリーズ。その最上位モデルにあたる「Core Ultra 9 285K(24コア24スレッド)」を実際にベンチマークで徹底比較します。
(公開:2024/10/30 | 更新:2024/10/30)
Core Ultra 9 285Kの仕様とスペック
CPU | Core Ultra 9 285K (最新世代) | Ryzen 9 9950X (最新世代) | Core i9 13900K (2世代前) |
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プロセス | TSMC N3B (TSMC 3 nm FinFET) | TSMC N4 (TSMC 4 nm FinFET) | Intel 7 (Intel 10 nm ESF) |
ソケット | LGA 1851 | Socket AM5 | LGA 1700 |
コア数 | 24 | 16 | 24 |
スレッド数 | 24 | 32 | 32 |
ベースクロック | 3.70 GHz | 4.30 GHz | 3.00 GHz |
ブーストクロック | 5.70 GHz | 5.70 GHz | 5.80 GHz |
L3 Cache | 36 MB | 64 MB | 36 MB |
対応メモリ | DDR5-5600 DDR5-6400 ※CUDIMMのみ | DDR5-5600 | DDR5-5600 DDR4-3200 |
内蔵GPU | Intel Graphics 4 Core | Radeon Graphics(2CU) | UHD 770 |
GPUクロック | 2000 MHz | 2200 MHz | 1650 MHz |
TDP | 125 W / 250 W | 170 W / 230 W | 125 W / 253 W |
MSRP | $ 589 | $ 599 | $ 599 |
参考価格 | 115800 円 | 119800 円 | 105800 円 |
(2024/10に実物を撮影)
CPU | Core Ultra 9 285K |
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世代 | 2nd Arrow Lake-S |
プロセス | TSMC N3B (TSMC 3 nm FinFET) |
TIMCPU内部の熱伝導材 | ソルダリング |
ソケット | LGA 1851 |
チップセット | Intel 800 |
コア数 | 24 |
スレッド数 | 24 |
ベースクロック | 3.70 GHz |
ブーストクロック | 5.70 GHz |
手動OC | 可能 |
L1 Cache | 2432 KB |
L2 Cache | 40.0 MB |
L3 Cache | 36 MB |
対応メモリ | DDR5-5600 DDR5-6400 ※CUDIMMのみ |
チャネル | x2 |
最大メモリ | 256 GB |
ECCメモリ | U-DIMMのみ |
PCIeレーン | Gen5 |
24 | |
レーン構成 | 1×16 + 1×4 + 1×4 |
2×8 + 1×4 + 1×4 | |
1×8 + 4×4 | |
内蔵GPU | Intel Graphics 4-Cores iGPU(Arc) |
GPUクロック | 2000 MHz |
TDP | 125 W / 250 W |
内蔵NPU | Intel AI Boost |
処理性能 | 13 TOPS |
MSRP | $ 589 |
参考価格 | 115800円 |
「Core Ultra 9 285K」は2024年10月頃に発売された、第2世代(最新世代)Intel Core Ultraシリーズです。
いつの間にか第2世代と思いますが、実は初代Core Ultraはモバイル版のみ発売されています。
- 初代Core Ultra(Meteor Lake):モバイルのみ
- 第2世代Core Ultra(Arrow Lake):デスクトップ初登場
デスクトップ版が発売されるのは今回のCore Ultra 200Sシリーズが最初です。
複数のチップを合体させる「Intel版Ryzen」
複数のチップを合体させて高い性能を出すCPUといえば、ライバルのAMD Ryzenが有名です。
今回のCore Ultra 200S(Arrow Lake-S世代)も、複数のチップを別々に製造して後から合体させるRyzenに似た設計を、初めてデスクトップ版CPUで採用します。
- CPUタイル:TSMC N3B(3 nm)プロセス製
- 内蔵GPUタイル:TSMC N5(5 nm)プロセス製
- SoCタイル:TSMC N6(6 nm)プロセス製
- I/Oタイル:TSMC N6(6 nm)プロセス製
- ベースタイル:Intel 1227.1(22 nm)プロセス製
・・・なんとびっくり、最新世代のIntel CPUは中身の大部分が台湾TSMCが製造を担当します。インテルが作っている部分は「ベースタイル」だけです。
タイル | おもな役割 |
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CPUタイル |
|
内蔵GPUタイル | 1世代前の内蔵グラフィックス「Intel Graphics 4-Cores iGPU(Arc)」を搭載 |
SoCタイル |
|
I/Oタイル |
|
ベースタイル | 各タイルを搭載するいわゆる「土台」に相当するエリア(Intel独自の技術Foverosによるもの) |
ダミータイル | 形を整えて各タイルが歪まないようにする「穴埋め」エリア |
各タイルごとのざっくりとした役割分担をまとめました。
CPUに、内蔵グラフィックスに、さらに流行りのAI特化型「NPU」まで。あらゆる用途に対応できるよう多種多様なタイルを組み合わせ、汎用性の高い設計を目指した印象が強いです。
しかし、従来の一枚板(モノリシック)設計と比較すると、格段につなぎ目が増えて複雑な構造です。Windows 11を含め、各ソフトウェアの最適化が進んでいなければ、性能を発揮しづらいかもしれません。
最大の理由はおそらく製造コストです。
世界でもっとも進んでいるプロセスの一つ「TSMC N3B」を使って、すべてのコアを製造すると非常に高くつきます。だから、CPUだけ最新世代で製造してコストを抑えます。
それほど性能を重視されない他のエリア(I/Oやメモリコントローラ)を、コストの安い型落ちプロセスで製造して、あとからFoveros技術を使って各タイルを組み合わせます。
ライバルの「Zen 5」に対抗しうるCPU性能を獲得しつつ、ライバル以上の拡張性(I/O)と汎用性(内蔵GPUや内蔵NPU)を両立する狙いです。
CPUの中身は従来世代に引き続き、高性能コア「Pコア(Lion Cove設計)」と高効率コア「Eコア(Skymont設計)」の2つを混合する「ハイブリッド構造」です。
インテルいわく、最新世代のCore Ultra 200Sシリーズに搭載されるPコアとEコアはどちらも過去最高の性能をアピールします。
従来比でPコアが約1.1倍、Eコアは約1.4倍もの性能アップを遂げ、(数値上は)現行のライバルにあたるRyzen 9000シリーズ以上のシングルスレッド性能とマルチスレッド性能を両立します。
ベンチマーク用のゲーミングPCを紹介
テスト環境 「ちもろぐ専用 Intelベンチ機(2024 / 新)」 | ||
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スペック | 使用パーツ | |
CPUクーラー | 280 mm水冷式クーラー | NZXT Kraken 280(2023) |
メモリ | DDR5-5600 32GB(16GB x2) | Micron CT32G56C46U5 |
マザーボード | Intel Z890チップセット | ASRock Z890 Pro RS (BIOS ver 2.10) |
グラボ | RTX 4090 24GB | GIGABYTE RTX 4090 GAMING OC |
SSD | 1 TB(NVMe SSD) | Samsung 970 EVO Plus |
電源ユニット | 850 W(80 PLUS Platinum) | Corsair HX850i 2021 |
OS | Windows 11 Pro 24H2 (KB5041587適用済み) | Windows 11 Pro(パッケージ版) |
テスト環境 「ちもろぐ専用 Ryzenベンチ機(2024 / 新)」 | ||
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スペック | 使用パーツ | |
CPUクーラー | 280 mm水冷式クーラー | NZXT Kraken 280(2023) |
メモリ | DDR5-5200 32GB(16GB x2) | Micron CT32G56C46U5 |
マザーボード | AMD X670Eチップセット | ASUS TUF GAMING X670E-PLUS (BIOS ver 3042 / AGESA PI 1.2.0.2) |
グラボ | RTX 4090 24GB | GIGABYTE RTX 4090 GAMING OC |
SSD | 1 TB(NVMe SSD) | Samsung 970 EVO Plus |
電源ユニット | 850 W(80 PLUS Platinum) | Corsair HX850i 2021 |
OS | Windows 11 Pro 24H2 (KB5041587適用済み) | Windows 11 Pro(パッケージ版) |
AMD Ryzen 9000(Zen5)/ Ryzen 7000(Zen4)世代用のベンチ機です。レビュー時点で最新のAMDパッチ(AGESA PI 1.2.0.2)を適用済み。
テスト環境 「ちもろぐ専用 Intelベンチ機(2024 / 旧)」 | ||
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スペック | 使用パーツ | |
CPUクーラー | 280 mm水冷式クーラー | NZXT Kraken 280(2023) |
メモリ | DDR5-5600 32GB(16GB x2) | Micron CT32G56C46U5 |
マザーボード | Intel Z690チップセット | ASUS TUF GAMING Z690-PLUS WiFi (BIOS ver 3901 Beta / Intel 0x12B) |
グラボ | RTX 4090 24GB | GIGABYTE RTX 4090 GAMING OC |
SSD | 1 TB(NVMe SSD) | Samsung 970 EVO Plus |
電源ユニット | 850 W(80 PLUS Platinum) | Corsair HX850i 2021 |
OS | Windows 11 Pro 24H2 (KB5041587適用済み) | Windows 11 Pro(パッケージ版) |
第12~14世代Intel Coreシリーズ用のベンチ機です。一部のCore i5 ~ Core i9で発生する急速な劣化症状を未然に防ぐ効果があるとされる、最新のIntelパッチ「microcode 0x12B」を適用済み。
テスト環境 「ちもろぐ専用 Intelベンチ機(2023 / 旧)」 | ||
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スペック | 使用パーツ | |
CPUクーラー | 280 mm水冷式クーラー | NZXT Kraken 280(2023) |
メモリ | DDR4-3200 32GB(16GB x2) | Elite Plus UD-D4 3200 |
マザーボード | Intel Z590チップセット | ASUS ROG Z590-E GAMING WiFi (BIOS ver 2203 / Intel 0x5E) |
グラボ | RTX 4090 24GB | GIGABYTE RTX 4090 GAMING OC |
SSD | 1 TB(NVMe SSD) | Samsung 970 EVO Plus |
電源ユニット | 850 W(80 PLUS Platinum) | Corsair HX850i 2021 |
OS | Windows 11 Pro 24H2 (KB5041587適用済み) | Windows 11 Pro(パッケージ版) |
第10~11世代Intel Coreシリーズ用のベンチ機です。
Rocket Lakeシリーズ向けの最新Intelパッチ「microcode 0x5E」を適用済み。発売当時の強烈な消費電力を完全に再現できなくなった・・・、いわゆる “環境に優しい” 設定です。
なお、CPUクーラーはすべて共通して「NZXT Kraken 280(2023)」を使います。筆者が複数個持っているAsetek製マウントキットをそのまま使い回せて、とても重宝しています。
テストに使うWindowsはレビュー時点で最新の「24H2」を導入し、電源プランは初期設定(バランスモード)です。
今回のベンチマークで比較に使うCPUは
- Core Ultra 9 285K(24コア24スレッド)
- Core i9 13900K(24コア32スレッド)
- Core i9 12900K(16コア24スレッド)
- Core i9 11900K(8コア16スレッド)
- Ryzen 9 9950X(16コア32スレッド)
- Ryzen 7 7800X3D(8コア16スレッド)
以上6個です。
CPUの電力設定は「定格準拠」です。自作PC系のベンチマークにありがちな「全力モード」ではなく、メーカーが定めた基準値を設定します。
具体的に以下のとおりです。
Intel CPU | PL2 瞬発制限 | PL1 実質制限 | Tau PL2持続時間 | IccMax 許容電流 |
---|---|---|---|---|
Core Ultra 9 285K Default Profile | 250 W | 250 W | 56 秒 | 347.00 A |
Core Ultra 9 285K Baseline Profile | 177 W | 125 W | 56 秒 | 287.00 A |
Core i9 13900K Baseline Profile | 253 W | 125 W | 56 秒 | 307.00 A |
Core i9 12900K Baselineに準拠 | 241 W | 125 W | 56 秒 | 399.75 A |
Core i9 11900K Baselineに準拠 | 250 W | 125 W | 56 秒 | 245.00 A |
Ryzen CPU | PPT | TDP | ||
Ryzen 9 9950X | 200 W | 170 W | ||
Ryzen 7 7800X3D | 88 W | 65 W |
Core Ultra 9 285Kの「Intel Default Profile」を除き、ほとんどのCPUが最終的に「125 W」前後に落ち着く設定です。
原則、Intel Baseline ProfileまたはBaseline準拠の設定でベンチマークを行います。CPUベンチマーク編のみ、Default Profile時のデータを掲載します。
6個のCPUをテストするために、合計で4台のゲーミングPC(ベンチ機)を用意しました。
ほとんどのBTOパソコンで使われている、定格準拠のDDR4メモリ(またはDDR5メモリ)を使います。旧世代のAMD RyzenやIntel CoreはDDR4-3200規格に。
新しい世代のAMD RyzenとIntel Coreは、CPUの定格設定にもとづいてDDR5-4800 / 5200 / 5600規格のいずれかです。
メモリとマザーボード以外のPCパーツは共通(同じ)パーツを採用し、できる限りCPUの性能だけを比較します。
(過去レビュー史上最速のグラボ)
グラフィックボードは「RTX 4090 24GB」を採用。
レビュー時点でもっとも派手にCPUボトルネックが発生する、最速のグラフィックボードです。最新世代のフラグシップCPUを検証するのに、これ以上ない適任者です。
(過去レビュー史上最速のモニター)
検証用ゲーミングモニターは「LG 32GS95UE-B」を採用。
4Kで最大240 Hz、フルHDで最大480 Hz対応のOLEDゲーミングモニターです。まれに垂直同期が切れずに測定ミスの原因になるリスクがあるので、ネイティブ高Hzモニターを使って事前に回避します。
Core Ultra 9 285Kのゲーム性能(vs RTX 4090)
Apex Legends(キングスキャニオン)
平均fps最低fps(下位1%)
eSportsの定番タイトル「Apex Legends」をベンチマーク。場所は「射撃訓練場」ではなく、「キングスキャニオン」に降りてから一定のコースを全力ダッシュしました。
射撃訓練場はグラボのベンチマークならいいですが、CPUのベンチマークだとCPUをほとんど使ってくれないため、あえてキングスキャニオンを使っています。
Core Ultra 9 285Kの性能は事前に聞いていたよりずっと良かったです。
フレームレートがとても安定していて、従来世代のCore i9 13900Kをきっちり超えるフレームレートです。
3~4世代前から乗り換えると確実にフレームレートの伸びを体感できるレベルでしょう。
平均fps最低fps(下位1%)
WQHD(2560 x 1440)だと性能差が狭まりますが、変わらずCore Ultra 9 285Kがトップクラスにつけています。
平均fps最低fps(下位1%)
4K(3840 x 2160)でCPUボトルネックがやや緩和され、新しい世代同士ならほとんど性能差が出現しません。
Escape from Tarkov(タルコフ)
平均fps最低fps(下位1%)
Escape from Tarkov(タルコフ)のオープンワールドマップ「STREETS OF TARKOV」は、ゲーム側の最適化不足から来る深刻なCPUボトルネックで有名です。
・・・最適化不足の救世主といえば、やはりRyzen 7 7800X3Dです。
Ryzen 9 9950XやCore i9 13900Kを超えて7800X3Dがトップを付け、Core Ultra 9 285Kに対して約1.5倍もの性能差を見せつけます。
平均fps最低fps(下位1%)
WQHD(2560 x 1440)でも同じ傾向が続き、Core Ultra 9 285Kの性能が振るわないです。
平均fps最低fps(下位1%)
4K(3840 x 2160)でもCPUボトルネックを緩和できず、Ryzen 7 7800X3Dがトップのまま終了。
Fortnite(フォートナイト)
平均fps最低fps(下位1%)
Apex Legends以上のアクティブユーザーを誇る、定番eSportsタイトル「フォートナイト」をテスト。
テスト用に複数のBOTから撃たれまくるシーケンスを作成して、できる限り毎回ほとんど同じ条件でフレームレートを測定します。
結果、Core Ultra 9 285KがCore i9 13900Kを上回ります。しかし、Ryzen 9 9950XやRyzen 7 7800X3Dに遅れを取ります。
平均fps最低fps(下位1%)
WQHD(2560 x 1440)でCPUボトルネックがかなり緩和します。
平均fps最低fps(下位1%)
4K(3840 x 2160)ならCPUボトルネックはほぼ消滅し、グラボ側の性能不足が明らかです。
Overwatch 2(オーバーウォッチ)
平均fps最低fps(下位1%)
オーバーウォッチ2をベンチマーク。
Core Ultra 9 285KはCore i9 13900Kにすら届かないです。
平均fps最低fps(下位1%)
WQHD(2560 x 1440)でCPUボトルネックがやや緩和されます。
平均fps最低fps(下位1%)
4K(3840 x 2160)でCPUボトルネックがほぼ消滅します。グラボ側の性能が頭打ちです。
Cyberpunk 2077(サイバーパンク2077)
平均fps最低fps(下位1%)
CPUに凄まじい負荷がかかる重量級ゲーム「サイバーパンク2077」のベンチマークです。
てっきりCore Ultra 9 285Kが猛威を振るうかと期待しましたが、結果はRyzen 7 7800X3Dの圧勝で終わります。
Core i9 13900KどころかCore i9 12900Kにすら届いてません。
平均fps最低fps(下位1%)
WQHD(2560 x 1440)で若干マシになります。
平均fps最低fps(下位1%)
4K(3840 x 2160)でほぼ緩和され、グラボ側がボトルネックに。
Dragon’s Dogma 2(ドグマ2)
平均fps最低fps(下位1%)
2025年2月発売予定の「モンスターハンター:ワイルズ」の性能を占うため、カプコンの最新タイトル「ドラゴンズドグマ2」をベンチマークに追加。CPUボトルネックが深刻な「ヴェルンワース」を全力疾走します。
思いのほかCore Ultra 9 285Kが踏ん張ります。それでもRyzen 7 7800X3DやCore i9 13900Kに届かず、最新世代らしさに欠ける性能に。
平均fps最低fps(下位1%)
WQHD(2560 x 1440)のベンチマーク結果です。依然として深刻なCPUボトルネックが見られます。
平均fps最低fps(下位1%)
4K(3840 x 2160)のベンチマーク結果です。CPUボトルネックはほとんど緩和されず、ドラゴンズドグマ2でRTX 4090の性能をフルに引き出せるCPUは未だなし。
ELDEN RING(エルデンリング)
平均fps最低fps(下位1%)
エルデンリング(ケイリッド地方)をベンチマーク。
Core Ultra 9 285KはCore i9 12900Kを上回り、Core i9 13900Kにまったく届きません。
平均fps最低fps(下位1%)
WQHD(2560 x 1440)のベンチマーク結果です。
平均fps最低fps(下位1%)
4K(3840 x 2160)のベンチマーク結果です。
FF14:黄金のレガシー
平均fps最低fps(下位1%)
FF14:黄金のレガシーをベンチマーク。
Core i9 12900Kより多少マシ程度で、Core i9 13900Kにすら届かないです。Ryzen 9 9950XやRyzen 7 7800X3Dはまさに雲の上の存在です。
平均fps最低fps(下位1%)
WQHD(2560 x 1440)のベンチマーク結果です。
平均fps最低fps(下位1%)
4K(3840 x 2160)のベンチマーク結果です。
Cities Skylines II(シティスカ2)
平均fps最低fps(下位1%)
超重量級ゲーム「シティスカ2」をベンチマーク。
最高設定だと負荷が重すぎるので、グラフィック設定を「高設定(DLSS:バランス)」に下げています。
比較的グラフィックボード側に負荷が集中しやすい環境ですが、CPUボトルネックはハッキリと出ます。Core Ultra 9 285Kが最高の性能を叩き出し、Ryzen 9 9950Xを明確に超えます。
後ほどCPUベンチ編で説明するとおり、Core Ultra 9 285Kの計算性能は非常に高いです。CPUをきちんと使ってくれるシティスカ2のようなゲームなら、優れた性能を発揮します。
平均fps最低fps(下位1%)
WQHD(2560 x 1440)のベンチマーク結果です。
平均fps最低fps(下位1%)
4K(3840 x 2160)のベンチマーク結果です。
Palworld(パルワールド)
平均fps最低fps(下位1%)
国産サバイバルゲームの大ヒット作「パルワールド」をベンチマーク。最高設定が意外と重たいため「DLSS:クオリティ」を有効化します。
結果は見てのとおり、Core Ultra 9 285KとCore i9 12900Kがほぼ同等。まったくCPUの性能を発揮できていません。
平均fps最低fps(下位1%)
WQHD(2560 x 1440)のベンチマーク結果です。傾向は変わらず。
平均fps最低fps(下位1%)
4K(3840 x 2160)のベンチマーク結果です。平均140 fps前後でグラボ側がボトルネックです。
Flight Simulator(2020)
平均fps最低fps(下位1%)
超重量級のシミュレーションゲームで知られる「フライトシミュレーター(2020)」をベンチマーク。
シティスカ2と同様にCore Ultra 9 285Kが最速かと思いきや、Core i9 12900Kと同程度にとどまります。
トップはRyzen 7 7800X3Dで、Core Ultra 9 285Kに対して約1.5倍も高性能でした。
平均fps最低fps(下位1%)
WQHD(2560 x 1440)のベンチマーク結果です。
平均fps最低fps(下位1%)
4K(3840 x 2160)のベンチマーク結果です。
Minecraft(マイクラ)
平均fps最低fps(下位1%)
意外と重量級な「マイクラBE版」をベンチマーク。レイトレ(距離:12チャンク)とアップスケーリング(DLSS内蔵)を有効化しています。
Core Ultra 9 285KはCore i9 11900Kにも劣る結果に。
そもそもCore i9 12900Kがトップな時点で、妙なゲームです。ほどほどのコア数がちょうど良いゲームなのかもしれません。
平均fps最低fps(下位1%)
WQHD(2560 x 1440)のベンチマーク結果です。
平均fps最低fps(下位1%)
4K(3840 x 2160)のベンチマーク結果です。
Genshin Impact(原神)
平均fps最低fps(下位1%)
大人気RPGタイトル「原神(Genshin Impact)」をベンチマーク。
CPUボトルネックが出やすい「スメールシティ」を、限定★5キャラ「夜蘭(1凸)」で高速ダッシュします。テスト中にスタミナが切れないよう、万葉や風共鳴、ダッシュ持続料理を入れています。
Core Ultra 9 285KはCore i9 12900Kより少し高性能で、Core i9 13900Kに大きく遅れを取ります。
平均fps最低fps(下位1%)
WQHD(2560 x 1440)でもCPUボトルネックが大きく出ています。
平均fps最低fps(下位1%)
4K(3840 x 2160)でもCPUボトルネックが緩和されません。
ZZZ(ゼンレスゾーンゼロ)
平均fps最低fps(下位1%)
ゼンレスゾーンゼロの「ルミナスクエア」は、街中を歩くNPCが多く、意外とCPUボトルネックが出やすい環境です。
おおむね「原神」と似たような傾向になっています。Core Ultra 9 285Kで平均100 fpsを超え、(Ryzen 7 7800X3Dを除けば)トップクラスの性能です。
平均fps最低fps(下位1%)
WQHD(2560 x 1440)もフルHDと同じく、CPUボトルネックが大きく出ます。
平均fps最低fps(下位1%)
4K(3840 x 2160)でも、依然としてCPUボトルネックは緩和されません。
VRChat(アバターを大量に読み込み)
平均fps最低fps(下位1%)
VRゲームの代表作でありながら、まったくベンチマークを見かけない「VRChat」をテスト。
3Dモデリング(アバター)データが大量にロードされるワールド「Avatar Museum 9」を走りながらベンチマークすると、びっくりするほど深刻なCPUボトルネックが発生します。
Core Ultra 9 285Kは見ての通り、VRChatでうまく性能を発揮できないです。
Ryzen 7 7800X3Dは評判どおり最高の性能です。「VRChatにX3Dキャッシュが良いらしい」と聞いていますが、まさかこれほどまで圧倒的な性能差が出るなんて予想外でした。
ただし「Yayoi Forest House」のようにグラフィックボード側に安定して負荷がかかるワールドもあれば、「ポピー横丁」のようにCPUやグラボの性能がうまく発揮されないワールドもあります。
ワールドによって要求される性能が変わってくるから、CPUとグラボどちらも手を抜けない・・・と言われているそうです。
平均fps最低fps(下位1%)
WQHD(2560 x 1440)でもCPUボトルネックが依然として深刻です。
平均fps最低fps(下位1%)
4K(3840 x 2160 = 片目あたり1920 x 2160)ですら、CPUボトルネックはやはり大きいままです。
15ゲームの平均パフォーマンス
平均fps最低fps(下位1%)
テストした15ゲームタイトルの平均パフォーマンスをまとめました。
RTX 4090と組み合わせた場合、Core Ultra 9 285KはRyzen 9 9950Xより約6%ほどフレームレートが下がります。
従来世代のCore i9 13900K(14900K)が相手でも、およそ1割ほど劣る性能で、実質2世代前のCore i9 12900Kからたった7%しか伸びないです。
平均fps最低fps(下位1%)
WQHD(2560 x 1440)時の平均パフォーマンスです。フルHDモード時と同じ結論です。
平均fps最低fps(下位1%)
4K(3840 x 2160)時の平均パフォーマンスも、結論に変わりないです。
内蔵GPU「Intel Graphics 4 Core」の性能
定番ベンチマーク「Fire Strike」のGPUスコアを比較しました。
モバイル向けのMeteor Lake世代で使われている「Intel Graphics(Intel Arc 4コア版)」を流用しているため、従来世代(Intel UHD 770)より格段に高性能です。
ローエンドのグラフィックボード「GTX 1630」に相当する処理性能があります。
きっちりIntel Arc世代だから、H.264 / HEVC / AV1形式のQSVエンコードも対応。高速かつ高品質なハードウェアエンコードが可能です。
Core Ultra 9 285Kの体感性能をベンチマーク
シングルスレッド性能
「サクサクとした」「レスポンスが速い」と表現される、体感性能と深く関係があるシングルスレッド性能をベンチマーク。
定番のベンチマーク「Cinebench R23」では、Core Ultra 9 285Kが2370点前後でした。過去レビューしてきたCPUで文句なしの最速記録です。
ただし、シングルスレッドスコアはやや不安定な傾向があり、常に2370点前後を出せません。2100点台まで落ち込む場合もあります。
Cinebench R15も同じ傾向です。
3Dゲームのベンチマークで有名な「3DMark」を使って、1コアあたりの性能をベンチマーク。
基本的な傾向はやはりCinebench R23とほぼ同じ。
2コア使った性能(デュアルスレッド性能)もベンチマーク。Core Ultra 9 285Kが最速です。
ブラウザソフトの処理速度
ブラウザ(Google Chrome)でJavascriptを動かして、処理に掛かった時間をテストします。
Core Ultra 9 285Kは311ミリ秒でテストを終え、Ryzen 9 9950Xにあと一歩迫る速度です。
Google Chromeとよく似たブラウザ「Edge」の処理速度を、PCMark 10 Proを使ってテスト。
最速クラスのシングルスレッド性能を持つCore Ultra 9 285Kですが、なぜかスコアが伸びません。
「Edge」ベンチマーク自体に負荷がバラける傾向があるため、まったく新しい内部構造を持つ8 + 16コアをどう扱って良いのか。ソフトウェア側が理解していない節があります。
オフィス系ソフト(Office)の性能
シングルスレッド性能が露骨に効きやすい「Word」の処理速度です。Core Ultra 9 285Kは、4世代前のCore i9 11900Kと横並び。
シングルスレッド性能とマルチスレッド性能どちらも効果的な「Excel」の処理速度です。
Core Ultra 9 285Kはシングルスレッドとマルチスレッドどちらも速いCPUですが、Excelの処理性能は悲惨な結果に。
定格縛り(177 W)でCore i9 11900Kにすら劣り、全力ブースト(250 W)でもCore i9 12900Kに届きません。
どちらかと言えばシングルスレッド性能が効きやすい「PowerPoint」の処理速度です。
最速のシングルスレッドを持つはずのCore Ultra 9 285Kが、なぜかぶっちぎりで最下位を更新します。
写真編集(Photoshop)の性能
写真編集で有名な「Adobe Photoshop CC」をスクリプトで動かして、各処理にかかった時間やフレームレートからPhotoshopの処理性能を求めます。
基本的なタスクの処理性能(Overall Standard Score)は、Core Ultra 9 285Kが約7200点、4世代前(実質的に2世代前)のCore i9 11900Kと大差ないです。
Windows 11 24H2の電源プランと相性が悪く、Eコアに処理が振られてしまうのが原因でしょうか?
いいえ、Core Ultra 9 285KのEコア(Skymont設計)はCore i9 11900Kよりも性能が高く、仮にEコアだけに処理が振られても到底負けると思えません。
一般処理(General Score)に絞ったスコアでCore Ultra 9 285Kが約76点で、Ryzen 9 9950Xが圧倒的トップです。
フィルター処理(Filter Score)に絞ったスコアでCore Ultra 9 285Kが約67点で、Core i9 11900Kにも劣る性能です。
動画編集(Davinci Resolve)の性能
無料で使える動画編集ソフトでじわじわと人気を集めている「Davinci Resolve Studio」の処理性能を、スクリプトを使ってベンチマーク。
基本的なタスクが中心の「Overall Basic」スコアにて、Core Ultra 9 285Kは約10750点でした。Ryzen 9 9950Xどころか、Core i9 13900Kにすら劣っています。
テスト内容 | スコア ※クリックで画像拡大 |
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Overall Standard 標準的なタスク | |
Long GOP Long GOP形式の編集 | |
IntraFrame IntraFrame形式の編集 | |
RAW RAW形式の編集 | |
GPU Effects OpenFX処理(グラボ) | |
Fusion VFX処理(主にグラボ) |
グラフィックボードに負荷が集中する「GPU Effects(OpenFX処理)」を除き、ほとんどすべての処理でCore Ultra 9 285Kは従来世代のCore i9 13900Kにやや劣る性能でした。
レンダリングと動画エンコード(参考)
Cinebench R23のマルチスレッド性能を比較します。
Core Ultra 9 285Kは24コア24スレッドで、従来世代より8スレッド減っていますが、強化されたEコア(Skymont設計)に支えられてCore i9 13900Kと同等です。
Default Profile(250 W)で約300 W程度を食わせてあげると、32スレッドを備えるRyzen 9 9950Xすら超える凄まじいマルチスレッド性能を発揮します。
なお、Ryzen 9 9950Xは約220 W程度の消費電力で42000点です。マルチスレッド時の電力効率(ワットパフォーマンス)は依然としてZen 5世代に遅れを取ったままです。
Cinebench R15のマルチスレッド性能を比較します。
Cinebench R23よりテスト時間が短いため、ピーク時の消費電力が大きいCPUが有利ですが、基本的な傾向はそれほど変わりません。
ゲーム向けベンチマーク「3DMark」を使って、フルスレッド(全スレッド)時の処理性能をベンチマーク。
Cinebench R15 / R23よりも、CPUに入っているすべてのコアをうまく使う傾向が見られます。250 W時のCore Ultra 9 285Kがトップです。
Baseline Profile(177 W)でもCore Ultra 9 285Kがトップでした。
なお、フルスレッドの処理性能は体感性能とさほど一致しないから過度な期待は禁物です。
無料で使えるエンコードソフト「Aviutl」に、rigaya氏が開発した「x264拡張プラグイン」を入れて、原神のプレイ動画(4K 60 fps)をH.264形式でエンコードします。
Default Profile(250 W)時のCore Ultra 9 285Kがトップクラスで、RTX 4060(NVEnc)すら抑えます。
Baseline Profile(177 W)時でも、Core Ultra 9 285KはCore i9 13900K(= テスト開始から56秒間は253 W)より速いです。
Core Ultra 9 285Kの動画エンコード効率(電力効率)がかなり改善されています。
さらに負荷が重たい「x265拡張プラグイン」を入れて、原神のプレイ動画(4K 60 fps)をHEVC形式でエンコードします。
H.264形式よりもエンコード時間が長くなり、少ない消費電力で性能を維持できるAMD Ryzenが相対的に有利な結果になりやすいです。
Core Ultra 9 285K(177 W)はCore i9 13900K(253 W)とほぼ同等で、やはりワットパフォーマンスの改善が明らかに。
ただし、Ryzen 9 9950X(170 W)やRTX 4060(NVEnc:100%時に平均38 W)には勝てませんでした。
CPUを使った計算処理(参考)
グラフィックボードでまだ代替できていない、純粋な「計算処理速度」を比較します。
7-Zip Benchmarkを使って、ファイルの「圧縮」スピードを測定しました。
圧縮と展開はAMD Ryzenが非常に得意とする分野で、Core Ultra 200Sシリーズでも同世代のAMD Ryzenをやはり超えられません。
7-Zip Benchmarkを使って、ファイルの「展開(解凍)」スピードを測定しました。
圧縮と展開のうち、展開(解凍)はAMD Ryzenがもっと得意としており、同世代の比較だとIntel Coreシリーズに勝ち目はありません。
それどころか旧世代のCore i9 13900Kよりも、むしろ悪化しています。
y-cruncher 0.8.5を使って、円周率を25億桁も計算するのにかかった時間をテストしました。
Core Ultra 9 285Kの円周率計算は従来世代より確実に高速化され、同世代のAMD Ryzen 9にあともう少しで追いつけそうです。
Python 3.x(WSL2)を使って、50個の関数を計算し終えるのにかかった時間の平均値(50関数 x 10パス分)を比較しました。
Core i9 13900Kよりわずかに早い程度ですが、Default Profile(250 W)ならRyzen 9 9950Xを抜き去ります。
ゲームのシミュレーション速度(参考)
重量級ゲームで知られる「Cities Skylines II」のシミュレーション速度を測定します。
人口およそ11万人の都市で進行速度を2倍に設定し、コンソール画面に表示されるシミュレーション速度(Smooth Speed)が極端に遅くならないか、ざっくり比較可能です。
結果、Core i9 11900Kを除いたすべてのCPUが約2倍のシミュレーション速度を維持します。
初回ロード時のみ、1.5倍まで落ち込むシーンもありますが、いったん読み込むと2倍近い速度をおおむね維持できます。
WQHDと4K解像度も同じ傾向です。シミュレーション速度はレンダリング解像度の影響をほとんど受けない様子です。
その他:オタク向け小ネタ情報(参考)
ほとんどの一般PCゲーマーや自作PCユーザーにとって、あまりにマニアック過ぎる小ネタ情報です。
以下のタブに折りたたんであるので、興味がある人だけ参考程度にどうぞ。
最速のSSD「Intel Optane P5810X」に対して、Crystal Disk Mark 8を使って読み出しレイテンシ(4KiB Q1T1 Read)を測定します。
Core Ultra 9 285Kは期待しているよりも、読み出しレイテンシがやや遅いです。
「リングバス(Uncore Clock)の遅さ」や、CPUタイルとI/Oタイルがそれぞれ別々に実装されているタイル構造そのものが原因と予想されています。
一方、ASUS Z890 APEXなど一部の競技OC向けマザーボードなら、従来世代に匹敵する速度を出せるらしく・・・マザーボードとの相性も原因に挙げられます。
CPUの進化具合を確かめる「IPC(クロックあたりの処理性能)」を、Cinebench R15を使ってテストします。
クロック周波数を3.5 GHzに固定して、シングルスレッドモードで処理速度を比較すると、同じクロックなのに性能差を抽出できます。
Core Ultra 9 285K(Lion Cove設計のPコア)のIPCはライバルのZen 5に匹敵し、Skymont設計のEコアは従来世代(Gracemont設計)のEコアより約1.3倍も高速です。
先ほどと同じ手順を、7-Zip Benchmark(圧縮)を使って比較したグラフです。
Core Ultra 9 285K(Lion Cove設計のPコア)のIPCは、ライバルのZen 5にあと一歩で届きます。一方、Eコア(Skymont設計)が今ひとつ振るわず、従来世代(Gracemont設計)のEコアにすら遅れを取っています。
7-Zip Benchmark(展開)でIPCを比較したグラフです。
圧縮と同じく、Core Ultra 9 285K(Lion Cove設計のPコア)のIPCはZen 5並に速く、Eコア(Skymont設計)があまり速くないです。
Python 3.x(WSL2)の計算速度でIPCを比較します。
Core Ultra 9 285K(Lion Cove設計のPコア)のIPCは最速です。ライバルのZen 5を僅差ながら超えます。Eコア(Skymont設計)も恐ろしく速く、従来世代(Gracemont設計)から約1.7~1.8倍です。
単純な計算速度で目覚ましい改善です。
OBSでゲーム配信録画(Vtuberアバター)
無料で使えるゲーム配信ソフト「OBS Studio」と、モーションキャプチャー生成ソフト「VSeeFace」を使って、Vtuberアバターを着用した状態で「サイバーパンク2077(フルHD)」をTwitchで配信録画します。
モーションキャプチャー用カメラは「Sony a7C2」です。
配信設定 | 録画設定 |
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配信と録画の設定は以上です。
映像設定 | ゲーム設定 |
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配信と録画の解像度は「フルHD(1920 x 1080)」で、フレームレートが「60 fps」です。
配信と録画中の平均フレームレート
平均fps最低fps(下位1%)
・・・実を言うと、Core Ultra 9 285Kに期待していました。重量級のマルチタスクであれば、最新鋭の8 + 16コア(合計24コア)が真価を発揮できるのでは?
残念ながら幻想です。トップは変わらず8コア16スレッドのRyzen 7 7800X3Dで、重量級のマルチタスクでも7800X3Dを引きずり落とせません。
サイバーパンク2077単体で8コアすべて消費し、VSeeFaceで軽く2コア相当、OBS Studioで1コア相当、その他モニタリングソフト(秒速50サンプル)で1~2コアを食っている環境です。
これほどリソースを食わせている環境なら、8コア16スレッドを引きずり落とせる・・・と考えましたが、筆者の考えが甘すぎました。3D V-Cacheはやはりゲームチェンジャーです。
平均fps最低fps(下位1%)
配信と録画をしていない状態の性能です。
性能の下落幅に注目すると、Core Ultra 9 285Kは約4%前後で済んでいます。コア数が多い分、下落幅を抑えられる可能性は見えます。
しかし、ゲーム側のバラツキを覆すほどの性能差があるのはCore i9 11900K(約11%の下落率)くらいで、新しい世代同士の比較だと何とも言えないです。
配信の滑らかさ(コマ落ち)を比較
配信中のガクッとした動き、いわゆる「コマ落ち」の割合を比較します。
Core Ultra 9 285Kにコマ落ちはほとんど見られませんでした。Ryzen 7 7800X3DやCore i9 13900Kも同様に、気になるレベルのコマ落ちは見られません。
統計ログに記録されるドロップフレーム数も1桁台で、限りなく0%に近いドロップフレーム率です。
Core Ultra 9 285Kの消費電力について
(約20万円もする・・・1枚の板切れ)
電源ユニットの認証機関で知られるCybenetics Labs社の電力テスターを使って、CPUの消費電力を実際に測定します。
一部のASUS製マザーボードにて、CPUの電力をEPS +12V端子だけでなく、ATX 24 pin端子からも供給する仕様が見つかっています。
たしかに24 pinから電力を引っ張る仕様だと、ハッキリ言ってお手上げでしょう。「NVIDIA PCAT」など、知名度の高い定番機材で正確な測定は不可能です。
しかし、今回レビューに使った「ASRock Z890 Pro RS」はCPUの電力をほぼすべてEPS +12V端子から供給しています。従来どおりの手法で、CPU本体の消費電力を正確に追跡できます。
ゲームプレイ中の消費電力
平均消費電力
テストした15ゲームタイトルの平均消費電力をまとめました。
RTX 4090と組み合わせた場合、Core Ultra 9 285Kは平均69.8 Wの消費電力でした。もっとも消費電力が多いゲーム(サイバーパンク2077)で平均136 Wです。
Ryzen 7 7800X3Dに届かないものの、従来世代(Core i9 13900Kなど)と比較すると、大幅な消費電力カットに成功します。
ゲーム時の消費電力 (1920 x 1080) | U9 285K (125 / 177 W) | i9 13900K (125 / 253 W) | R9 9950X (200 W) |
---|---|---|---|
Apex Legends | 88.0 W | 164.8 W | 119.6 W |
Cities Skylines 2 | 127.8 W | 150.5 W | 152.0 W |
Cyberpunk 2077 | 136.3 W | 151.6 W | 127.1 W |
Dragon’s Dogma 2 | 94.7 W | 150.6 W | 127.5 W |
Elden Ring | 56.5 W | 137.9 W | 122.3 W |
Escape from Tarkov | 48.8 W | 142.4 W | 110.8 W |
Final Fantasy XIV | 49.0 W | 102.5 W | 100.8 W |
Fortnite | 95.0 W | 165.1 W | 120.2 W |
Genshin Impact | 72.6 W | 158.2 W | 109.6 W |
Microsoft Flight Simulator | 42.4 W | 121.8 W | 87.5 W |
Minecraft | 47.2 W | 113.8 W | 76.4 W |
Overwatch | 84.1 W | 163.8 W | 98.5 W |
Palworld | 69.9 W | 153.6 W | 117.8 W |
VRChat | 51.5 W | 131.6 W | 108.0 W |
Zenless Zone Zero | 55.2 W | 148.9 W | 116.4 W |
テストした15ゲームタイトルの測定値です。
平均100 Wを超えている項目を数えてみてください。Core Ultra 9 285Kはわずか2タイトル、Core i9 13900Kだと15タイトルすべてで100 W超です。
電力効率が良いと言われるRyzen 9 9950Xですら、12タイトルで100 W超ですから、Core Ultra 9 285Kのゲーム時ワットパフォーマンスは目覚ましい進化を遂げています。
ゲームプレイが前提なら、約3000~4000円台の低価格CPUクーラーで問題なく冷やせます※。
120 ~ 140 mm x2大型空冷クーラーや240 ~ 420 mm水冷クーラーは、動作音やエアフローを気にする玄人向けのオプションです。
平均消費電力
WQHD(2560 x 1440)時の平均消費電力です。
解像度が大きくなると、CPUよりもグラボの負荷が大きくなり、結果的に消費電力がやや減ります。
ゲーム時の消費電力 | U9 285K | i9 13900K | R9 9950X |
---|---|---|---|
Apex Legends | 89.8 W | 160.6 W | 126.3 W |
Cities Skylines 2 | 122.9 W | 151.9 W | 150.7 W |
Cyberpunk 2077 | 133.7 W | 152.4 W | 153.1 W |
Dragon’s Dogma 2 | 94.7 W | 151.0 W | 126.8 W |
Elden Ring | 58.4 W | 140.1 W | 125.6 W |
Escape from Tarkov | 49.2 W | 144.3 W | 110.6 W |
Final Fantasy XIV | 49.5 W | 111.6 W | 111.7 W |
Fortnite | 92.7 W | 152.6 W | 139.9 W |
Genshin Impact | 67.9 W | 150.5 W | 112.4 W |
Microsoft Flight Simulator | 42.1 W | 124.9 W | 89.2 W |
Minecraft | 45.6 W | 106.2 W | 90.2 W |
Overwatch | 84.9 W | 146.0 W | 98.9 W |
Palworld | 61.7 W | 152.5 W | 122.5 W |
VRChat | 42.7 W | 132.1 W | 108.3 W |
Zenless Zone Zero | 55.8 W | 150.1 W | 116.9 W |
平均消費電力
4K(3840 x 2160)時の平均消費電力です。CPUよりグラボに負荷が集中するおかげで、消費電力がさらに減っています。
ゲーム時の消費電力 | U9 285K | i9 13900K | R9 9950X |
---|---|---|---|
Apex Legends | 78.4 W | 148.7 W | 125.6 W |
Cities Skylines 2 | 122.4 W | 154.6 W | 150.8 W |
Cyberpunk 2077 | 104.2 W | 152.9 W | 156.2 W |
Dragon’s Dogma 2 | 95.8 W | 151.8 W | 125.7 W |
Elden Ring | 60.6 W | 142.7 W | 125.5 W |
Escape from Tarkov | 49.9 W | 145.6 W | 110.3 W |
Final Fantasy XIV | 46.7 W | 101.6 W | 112.2 W |
Fortnite | 57.9 W | 153.0 W | 141.8 W |
Genshin Impact | 65.9 W | 151.6 W | 114.0 W |
Microsoft Flight Simulator | 41.1 W | 122.0 W | 90.3 W |
Minecraft | 41.6 W | 95.3 W | 96.0 W |
Overwatch | 83.8 W | 106.4 W | 107.9 W |
Palworld | 57.7 W | 152.8 W | 123.6 W |
VRChat | 41.4 W | 132.2 W | 107.0 W |
Zenless Zone Zero | 55.2 W | 148.7 W | 116.9 W |
フルHDよりWQHD、WQHDより4Kの方がむしろ消費電力が減るのは直感に反する気がしますが、CPUの使用率(負荷率)が下がるから正しいです。
CPUをよく使えばそれだけ消費電力が上がるし、使っていなければ消費電力は下がります。とてもシンプルな理屈です。
オフィスワーク時の消費電力
平均消費電力ピーク値(上位1%)
おまけ程度に、ワークロードごとの消費電力を掲載しておきます。平均値とピーク値(上位1%)のデータです。
Core Ultra 9 285Kはシングルスレッド時にせいぜい36 W程度にとどまり、全コアを駆使するマルチスレッド負荷で約194 W程度です。
なお、マルチスレッド時の消費電力は適用する電力プロファイルで様変わりします。
「Intel Default Profile」だと、可能なかぎり250 Wを維持しようとします。「Intel Baseline Profile」であれば56秒間だけ177 W前後にとどまり、その後125 Wへ移行する仕様です。
Core Ultra 9 285Kのアイドル消費電力は平均わずか10.9 Wです。
複数のタイルを混在させる構造はAMD Ryzenと似ているため、てっきりアイドル時消費電力が悪化するかと思いきや、従来世代(第13世代Raptor Lake)よりさらに減らせています。
他のCPUとアイドル時の消費電力(待機電力)を比較すると、Core Ultra 9 285Kは依然として「アイドルマスター」の座を譲らないつもりです。
シングルスレッド時の消費電力を比較しました。
従来比ほぼ半分の消費電力で、最速のシングルスレッド性能を叩き出します。TSMC N3B(3 nm)プロセスの効果が出ています。
マルチスレッド時の消費電力を比較しました。
Baseline Profileで194 W前後、Default Profileで254 W前後です。従来世代(第12~14世代)と比較して、電力効率が改善されています。
しかし、Ryzen 9 9950Xの電力効率には届かないです。
まとめ:「効率」にメスが入ったインテルの新しいCPU
「Core Ultra 9 285K」のデメリットと弱点
- 期待ハズレなゲーミング性能
- 自社の旧世代モデルもライバルに
- 性能のバラツキが大きい
(最適化不足?) - 低価格マザーボードがまだない
- 「内蔵NPU」の使い道がない
- 価格が高い(円安も悪い)
- おおむねコスパが悪い
「Core Ultra 9 285K」のメリットと強み
- 最速のシングルスレッド性能
- 優れたマルチスレッド性能
- さらに改善された「拡張性」
- IPCの確かな向上(特にEコア)
- アイドル時の消費電力が低い
- ワットパフォーマンスが高い
- (従来比で)消費電力が減った
- 強力な内蔵GPU(Intel Arc世代)
全体的に、ワットパフォーマンス(効率)に大きな改善が見られるCPUです。
第11世代Rocket Lake以降、インテルは自社の高クロック型プロセスに大量の電力を投入し、限界スレスレまでフルドライブさせる方向性で少々無理のある性能アップを続けていました。
その無理がある性能アップ手法により、第13~14世代Intel Coreシリーズで一部、急速な劣化が生じる不具合が発生したわけです(※筆者がこうしてブログを書いているCore i7 13700Kもハズレ個体)。
一方、今作Arrow Lake(Intel Core Ultra 200S)世代は、台湾TSMC社の最先端プロセス「TSMC N3B」を使って製造された新設計のCPUです。
(従来とまったく違う新設計Arrow Lake-S)
久々の新設計ゆえに、ソフトウェア側がどうやら混乱している様子。最速のシングルスレッド性能を叩き出すのに、なぜかブラウザ性能やオフィスワーク性能がまったく伸びないなど。
ワークロードごとの性能が大きくバラツキます。ゲーミング性能も、ゲームによって最速記録を出したり、逆にワースト記録を出すなど派手に混乱しています。
性能のばらつきがソフトウェア(BIOSやWindows含む)の最適化で改善されるどうか、正直よく分かりませんが、まだまだ実力を発揮できていないと考えたほうが自然です。
Pコア(Lion Cove)も、Eコア(Skymont)も、どちらも歴代のIntel Coreシリーズで最速のIPC(クロックあたり処理性能)を実現しています。
従来比で間違いなく素性の良いコアなはずです。今後の性能アップに期待して、Core Ultra 9 285Kのレビューをいったん終えます。
以上「Core Ultra 9 285Kをベンチマーク:Ryzen 9 9950Xやi9 13900Kと徹底比較してみた」でした。
Core Ultra 9 285Kの代替案について
PCゲーマー向けの代替案は「Ryzen 7 7800X3D」や「Core i7 14700シリーズ」です。
特にRyzen 7 7800X3Dがすこぶる優秀。消費電力も非常に低く抑えられ、CPUクーラーやマザーボードへの出費を大きく削減でき、浮いた予算をグラフィックボードに当てられます。
クリエイティブな用途の代替案は「Ryzen 9 9950X」です。
オフィスワーク、Adobe系、動画編集など。幅広いワークロードでCore Ultra 9 285Kを超えるトップクラスの性能を安定して発揮できます。
【もっと詳しく】ゲーム別ベンチマーク
【グラボ別】おすすめなゲーミングPC
筆者イチオシが「RTX 4070 Ti SUPER」モデルです。フルHD~4Kゲーミングまで、現実的な予算で幅広く対応できます。
予算20万円半ばなら、「RTX 4070 SUPER」を搭載したゲーミングPCがおすすめです。
予算15~17万円あたりは「RTX 4060 Ti」が無難です。RTX 4060 Tiの場合、CPUは最低でもCore i5 12400F(Ryzen 7 5700X)以上にしましょう。
タルコフって4090なら4KでもGPUがボトルネックにならないんですね……
7800X3D + RTX 4090の場合、GPU使用率が良くて85%前後、CPUボトルネックが出ると70%前後です。9800X3Dで使用率100%に達するか?ちょっと期待してます。
非常に興味深い検証結果ですね。
発展途上という点で過去のCore iシリーズ第一世代を思い出しました。
間違いなく素性はいいと思うので最適化が進むか世代が進むことでより完成度が高くなることを期待します。
傑作となったSandy世代のようになれるか。
今の時点ではインテル おわってる
巻き返しはあるのか(´・ω・`)
ワッパが早速改善するTSMCの凄さ
もはやサムソン以下のインテル工場に使い道はあるのか?
3 nm世代の中で評判が良くない「TSMC N3B」ですら、Intel 7(Intel 10nm Enhancement SF)プロセスと比較すれば、だいぶワッパが良くてビックリです。
Intelは18Aプロセスの立ち上げに失敗すると、いよいよ、会社自体がちょっとマズイかもしれないですね。
7800x3dってこんなに強かったっけ?
発売時のレビューだともうちょい弱かった気がする
強いですよね。今回のデータは「AGESA 1.2.0.2」で取りましたが、検証を終えた後にX3D特化型パッチ「AGESA PI 1.2.0.2a」が出ていて、まだ伸びしろが残っている状況・・・。
9800X3Dの対抗馬にはなりそうもないな…
PCゲーマーにとって、Arrow Lake-Sは競合にならないですね。
L2キャッシュが40 MBもあるから最適化がイマイチなゲームでfpsが伸びそうと思ったのですが、結果はまったくダメでした。
事前情報から7950x3dと比較して購入しようと思ってたのにあまりにもがっかり
これでソケットを次世代も使いまわせるとかならまだしも全く購入する価値を感じないですね
zen4の時はDDR5とマザボを購入しなきゃならないからランニングコストで12世代13世代有利って感じだったけどそれがintelに跳ね返ってきてる感じ
zen4買ってる人はこれを買うとは思わないし、12~14世代の人も一式そろえる価値はないよね
まあ幸い今回のx3dが面白そうだしそっちでいいと思えるのが救い
性能そのままで消費電力さげならともかく
前世代に劣ることもそこそこあるでは
誰が買うのん?
本来考慮すべきは内蔵NPUの使い途が有るか無いかなんだろうけど現状では使い途無いし、完全にハズレって気がする。
今後NPUを活かすソフトが増える可能性はあるけど必須にするのはかなり先だろうし、その頃には世代の違う新型出てるだろうし。
ノートパソコンやミニPCならNPUに多少のメリットはありそうですが、グラフィックボードを搭載できるデスクトップだと、正直NPUでAI処理をする利点がほとんど無いです。NPUでできる処理は、たいていグラフィックボード(CUDA)の方がはるかに速いのが現状。
一部ベンチマークでだけ強いって一昔前のAMDと逆転してる…
エンコードはグラボでもできるH.264やH.265ではなくて、CPUでしか出来ないVP9などの可逆圧縮やアルファチャネル付きだとどうなるんでしょうね。
同じような傾向だと良いのですが。
導入コスト考えたら性能有ってこそのワッパよな
モバイル向けでもあるまいし
インテル派の自分としては少し残念な結果ですね
まぁ素の性能はかなり良さそうなので最適化や次世代での改善に期待ですかねー
ABCの判定結果すら出してもらえてないの可哀想過ぎる
消費電力が下がり発熱しなくなった
(当社比。競合に劣る)
NPU搭載
(グラフィックボードより大幅に劣るAI性能。で用途に疑問)
豪華なマザーボード
(たったの10万円)
最適化されてない現時点でも探せばいいところあるんスよ…
す…すみません。夜中の3時頃に書き上げて寝ぼけてました。
CPU単品で定価11万円、最低でも3.5万円のZ890マザーボード、そして実際の各性能から見て「B+(★3.5 / 5.0)」評価としました。(記事の最後に「B+」ロゴマークを追記しました)
Raptorの件があったので今回は慎重を期すかと思いきやZen5以上の最適化不足でお出ししてくるとは…
なんか13世代以降安定性の面でAMDと立場逆転した感がありますね
性能面の最適化不足は非常に深刻ですね。かつて「Wintel」と呼ばれた仲良し関係はどうなってしまったのか?
ただ、電力プロファイル「Baseline Profile」はだいぶ手加減された感があります。PL1:125 W / PL2:177 W / Tau:56s / IccMax:287 Aだから、発売当初のRaptor Lake (Refresh)と比較すれば、だいぶ慎重な設定です。
VRChatの項を見ていて思ったのですが、以前(調べたら丸1年も前でした)に買ったMeta Quest2ってどうしたんですか?
まだ開封すらしてない・・・。他のベンチマーク等で忙しくてあまり手を付けられてないです。
ご苦労様です…もうQuest2は終売してら後継機のQuest3と更にその廉価版のQuest3Sまで発売されてしまってるので処遇に悩みますね…
ベンチ番長なのは相変わらずって感じですね。
しかも、新しいシリーズなのに繋ぎ感すら感じる。
マザボ(I/O)は確実に機能アップしてるからそれ目的なら……いや……
ハイエンドは様子見だとして
下位チップセットマザーとUltra 5辺りで
コスパ構成組める日は来るのかねぇ
ご祝儀終わっても4万円台が限度でしょうし、Core i5 13600K(14600K)がライバルになると思います。ローエンド板だと強化されたI/Oもあまり活かせないでしょうし、なおさらRaptor系で良いような。
蓋を開けたらただただ7800X3Dが強すぎる結果に驚き
そしてやかもちさんが7800X3Dの単独記事を(BTOPC以外で)一切書いてないということが一番の驚き
Zen4が出た当時、DDR5メモリや対応マザボが(Intel比で)あまりにも高すぎて、まったく良い感情を持ってなかったからやる気が出なくて。あとから渋々7800X3Dを4.5万円で買ってみたら、あまりの天元突破ぶりに衝撃を受けて手のひらを返しました。
9800X3Dは単独レビューを出したいですね。
これわかる。CPUはまだ許容できるが、板の価格が高すぎた
B650ですらそこそこ遊べる板を狙うと結構なお値段でしたね
次世代板のミドル級はもう少し安く出てくる事を願っている(AM4延命させた)
シティスカ2でのシミュレーション速度比較は
かなり情報が少ないのでとても助かります。
個人的にプレイしている50万人都市だとRyzen 7 9700Xでも
0.3くらいまで落ちてしまうのですが、
10万人都市 × 最新最上位だと流石にしっかり回りきりますね。
7800x3dのゲーム性能の高さが改めて実証されました。そしてこのcpuが一時期、4万5千円で買えたという。
ですです。ぼくも7800X3Dを4.5万円で買った側なので、衝撃的コスパです。
パット見の感想では残念極まりない結果。
買う価値があるのか疑うレベル。最適化でどこまで地位を戻せるのか、もしくはNova Lakeで再起を狙っているのかはわからんが。
ただ、近年の爆熱ぶん回しの性能競争に嫌気もあるので傾向としては良いのかもしれない。
実はUltra7が一番いいラインなのかもしれない。
まだまだソフトウェア側が最適化をしていないCPUっていう印象ですね。半年とか一年後とかにどうなってるか気になります。
最適化待ってるうちに次世代が登場して要らない子扱いされそう…
公式もウリにしてる省電力も肝心の実用性能まで低いんじゃ強みになりきれていないというか
他所で見かけた「元々ノート用の設計だから電力食わせまくっても伸びないだけ説」が頷けてしまう
そもそも性能以前に一部ゲームやソフトが安定しない、ソケットが今回限りって噂もあるから余計に様子見ムーブに拍車がかかる
> ソケットが今回限りって噂
Z890マザーボードにBIOSフラッシュバックボタンが実装されているから、あと1世代くらいはRefreshで延命すると信じたい・・・ですが、マザボメーカーもIntelに良いように振り回されてる立場ですし分からないですね。
13900Kからの乗り換え先として検討してたのですが相当タスクを選びますねこれは。OS側で最適化が来ればワンチャン…?
半年後くらいにマルっと再計測お願いします!結果変わらなそうだったらあれですけど
マザボ込み4万なら欲しい
わかりました7800X3D買いまs
お疲れさまでした。
大変参考になります。
285Kは結局のところデスクトップ用CPUとはいってもノートパソコンにちょうどいい仕上がりのようですね。
自作派の大半派ゲーマーかクリエイターと勝手に想像してますが、今回の性能は自分も含めニーズに合ってないなという感想です。
乗換えを検討していましたが、あと1,2年はLGA1700でいいや(笑)
Arrow LakeにおけるSkymont単体の性質が知りたいから、Pコア無効状態でのキャッシュ・メモリのレイテンシと帯域幅、コア間レイテンシ、各種アプリ性能のベンチが見たいです
ぼくもSkymontの素性の良さに驚いたので、なんかいい感じにベンチできない考え中。現状のプランでは
・Pコア(2コア有効):Process Lasso Pro 制御用
・Eコア(全部有効):↑からベンチ対象のアプリをEコアに強制割当て
これでSkymont単体の性能を見られないか試してみるつもりです。
ただ、モンハン:ワイルズ、Ryzen 9800X3D、レビュー待ちの在庫ゲーミングモニター等。やることが山積みなので、記事を出せるのは先になりそう。
VTuberの測定ありがとう。
CPU使用率考えたら負荷にはならないだろうと思ってたけど、コアが余ってても遅くなるCPUも多くて驚きの結果ですな。
通説とは違ってマルチタスクはL3キャッシュネックって事か。
コア不足によるペナルティはあるはずなんですけど、それを補って余るほど3D V-Cacheが強力な感じですね。8コア16スレッド全部カツカツの状況でも、これほどフレームレートを維持するなんて恐るべきV-Cacheです。
265K使って遊んでます。
電源設定を高パフォーマンスにしてますが、CinebenchR23マルチで35,000ぐらいだったんで、、、まぁとにかく性能安定してなさそうです。
CPU uCode 0x112のベータBIOS入れて、Intel Default Settings、OC6400メモリを5600まで落としてます。ただタイミングは少し詰めた設定にしてますが。
この手探り感がたまらなく楽しいけど、他人にはオススメ出来ないです。
[…] Core Ultra 9 285Kをベンチマーク:Ryzen 9 9950Xやi9 13900Kと徹底比較してみた […]
IPCでCPUの真の進化をチェックは今後やらないのですかね?私はすごく好きだったんで復活願いたいです。そして今回のCore Ultraですが、露骨に最新のCinebenchに最適化されてるように見えます。となるとMSオフィス等が遅いのも分かる気がします
オタ向け、みたいな感じで畳まれてるだけで展開すればちゃんとありましたよ。
一番楽しみにしてる項目です。
ありがとうございます。見逃してました。ありましたね~私もこれ好きなんですよ(笑)
マルチもゲームも強い万能 14900Kが8万円まで下がって
ゲームほぼ最強の7800X3Dも8万円、後継9800X3Dは更にストロングポイントを伸ばしそう
285Kは11万円台とEコア無効の265K(F)が7万円台と考えると10万円切ってからでしょう
あとアプリ以前にBIOSもドライバーも調整不足感あって最適化できてなさすぎ
APOがまだ機能できない事態で深刻で見切り発車感は否めず
売れ行きが本格的にヤバいらしいんだけどこの製品力ではさもありなんなんか
安定性の面から次はIntelにしたいんだがなあ
次かその次の世代くらいになるとやっと安定しそう。
13,14世代の件もあったからこの代はスルーかどうしても買うならAMDかな…。
全体的に3~5割くらい値引いてくれたら考えるけど。
安定したら化けそうなだけにそれまでIntelが持つかが一番不安。
間違って返信で送っちゃいました…。独り言です…。
レビューありがとうございます
次の世代に期待ですね・・・
発売日に買った人はまさに人柱ですな
もっとも、こういう事を楽しめるタイプが多いんだろうけど
Arrowlake-Sの素性なんて買う前からある程度分かってたのに、
実際に買ってテストしなけりゃならないブロガーさまには頭が下がります。
「約束されたハズレ」ほど嫌なネタは無いですよね。
本命であろう9800X3Dレビューの当て馬にするのも抵抗があるでしょうし
心中お察し申し上げます。
その割にはロクに読んでないのな
>在庫少なすぎて購入できなかったので、代理店経由の>貸与品を使って検証しました。
CitiesSkylines2だけじゃなく、PlanetZooやCitiesSkylines(2じゃなく先代の方)の最重量mapでの性能を見たいところ。とわがまま言ってみたり。コロニーシム専用のような性質のCPUっぽいので。
X3Dモデルが最強なのはわかるんですが、値段が高くなりすぎて「4090が1番コスパ良い」みたいになってしまっていますね…
貴重なゼンゼロのベンチマーク、ありがとうございます。
確かにグラボの性能が高くないとX3D無しの9700で十分だろう。
そして同じ8コアでもX3Dがあると予価9万円では無駄に感じるのも無理はない。
ハイエンドCPUの記事で何いってんだかw
X3Dはプロゲーマーないしそれと近いレベルで対人ゲームをガチる人じゃないとあんま意味がないけどね
AMDは周辺機器の動作が不安定になる場合があってゲーム以外の性能も考慮するとIntelを優先したい。故に基礎性能がお通夜状態は非常に困る。12世代を流用してる13500あたりで妥協するか、安定性に目をつむってAM5にしとくかみたいな状況でベストな選択肢が現状ない
> AMDは周辺機器の動作が不安定になる場合があってゲーム以外の性能も考慮するとIntelを優先したい。
Intelユーザーさんって判で押したようにこれ言い続けてるけど、周辺機器の安定性って言うほどひどい差がある?(USB周りとかNVMe周りで速度低下とかあるのは知ってるけど)実際に遭遇した具体例を挙げてみてほしい。それらには、CPU本体がぶっ壊れるほどひどいのがあるの?解決できないほどの不安定性と、それほどシビアな使用目的って何ですか?
自分はIntelもAMDも使ったことあるけど、個人用途で気になるほどの安定性の差を感じたことなんてないですよ。IntelだろうがAMDだろうが、落ちるときは落ちるし、変な挙動をするときはする。けど、データのバックアップをこまめにするとか、挙動に異変を感じたら再起動するとか、それで十分対処可能。そんな感じ。ま、ライトユーザーだからかもしれませんけど、ほとんどのユーザーにとってみれば、実用上の問題になんてまずならないと思いますけどね。環境固有の問題なんかより、OSやドライバの不具合の方が、数十倍の頻度でトラブル引き起こしてると思います。(逆に環境固有の問題で実用に耐えないほどのトラブルが起こるなら、それは不良品だと思う)
それよりIntelで見過ごせないのは、反り問題や爆熱問題の頃からずっと、危ない橋を渡り続けてきてるってこと。安定性以前の物理レベルでおっかない。CPU単体が300W近くも電力消費して、いつまで経ってもベンチ優先・クロックアップ信仰のまま。個人的には時代遅れの巨人に見えます。
実際、株式市場の動きを見ても、Intelってメーカーに対する信頼感はだだ下がりでしょ。AIもGPUも失敗してる印象な上、次世代プロセスの18Aの歩留まりはまだ綱渡り中。7-9月期の赤字は2.5兆円。このままシェアを失えば、安定性だって落ちてきますよ。最新の動向を見る限り、Intel環境に過度な安定性を期待できる時代は終わりつつあると思います。
あ、余談ですが・・・USB3.0と2.4GHz帯はもともと相性が悪くて、同じ環境で使用すると障害を起こすことがあります。これをAMDのせいだと勘違いしている人を見たことがありますが、Intel環境でも起こります。先入観でIntel環境=安定、AMD環境=不安定という時代は、そろそろ終わって欲しい気がします。
最近のは知らんがZen2を運用してて仕事で大事なデータが入ってるUSBメモリを読み込まなかったり、ROMを定格以下で運用しててもブルスク吐いたりとハード的なトラブルが少なくなかったんだよ
3DX系を過不足なく使おうって考えたら総額30万前後は確実にするんだから仕事でまったく使わないなんてことはないし、となるとちゃんとUSBを認識するとか作業中にブルスク吐かないとかってのはベンチマークがちょっといいより重要なんだ、少なくとも俺にとっては
もはや「インテル入ってる」はリスクになってるのに・・・と思ったらZen2世代の頃しか知らないってことか
お前さんの使ってるインテルCPUは大丈夫?
まあ泣くのはお前だから好きにすればいいけどな
>仕事で全く使わないなんてことはない
あれこれ弄るような個人用途のPCを仕事に流用とか機密的にもそれこそ安定性の観点からもあり得ない
杜撰な運用や半端な知識を棚に上げて私怨吐かれても「おま環」以外の何物でもない
>最近のは知らんがZen2を運用してて
そんな古い環境しか知らないのに最新のRyzenも同じだと断定しているのか…
お前さんがAMDを嫌うのは勝手だけど
X3Dはプロゲーマー級じゃないとあまり意味がないとかウソ言うのはどうかね
なんか勘違いしてそうだけど、有効なのは低画質の牌フレームレートなFPSゲーだけじゃないぞ
このベンチマーク結果見てもわかるようにゲーマーなら普通に価値があるから売れてる
ってか未だに5800x3dが同じ3dvキャッシュ搭載製品以外ではほとんどのゲームで上位のFPSを叩きだしてるから海外で絶賛されてるのよ
言い換えれば世代が進んでもx3dモデルはCPUでボトルネックにかかりにくいからめちゃくちゃ長く使える
Ga〇ers nexusの比較動画とか見てみるとよくわかると思うよ
3dvキャッシュ搭載であれば5800X3Dや5700X3Dでいいのなら、ますます同じ8コアで9万円相当の9800X3Dは余剰過ぎないか高すぎないかということに。
それはともかく、7800X3Dや7900X3Dが6万円台で売られていたこともあったのとで、9000X3Dで8コアの9800X3Dの時点で9万円になると、現状最強の480Hzや960HzモニターでRTX 4090でもないと割に合わないとは思う。いや果たしてそれでも割に合うのかガチプロでもあやしそう?
フライトシムにしろ何んにしろ、必要十分な性能があれば普通にOKではある。
フルHD以下でもないならグラフィックカードが肝でありフレーム生成もある時代でもあるので尚更で実質正直体感的大差もない。
9800X3Dは7800X3Dと比べても20%以上速い場合もあるがゲーム時の消費電力倍増は微妙で8コアでゲーム専用としては479ドル 8.7万円という値段は普通ではないね。
だからまずはここ、ちもろぐで掲載されているベンチマーク結果を穴が開くほど見ろって
そんなハイフレームレートで比較はしてないでしょ
そのうえでホヨバゲーの原神とかゼンレスでフレームレート上限解除して快適に遊びたいとか、フラシムをがっつり遊びたいなら285kと7800X3Dで30%~50%ぐらいのフレームレート差が出てくるのよ
ガチプロだとかなんとかは全く関係のない話
自分のやりたいゲームや自分の環境と、各所で出ているベンチを比較して、「5x00X3D系列で十分」と思えばそれでいいんじゃないですか?
自分がやりたいことに対して割に合わないだなんだと思うならば、無理に最上位は買う必要はないとおもいます
そしてそういう判断はご自身がやりたいことに合わせてやればいいだけかと
ガチプロだなんだ。他人がどういう選択とかマジでどうでもよくない?
管理人さん
検証・記事投稿ありがとうございます。ベンチマーク結果見ましたが、Core Ultra 285Kでは特に特殊な対応や設定せずにApex起動できましたでしょうか?
当方起動画面でBSoDやフリーズ発生していまして、何か設定されたとかであればご教示いただきたいです。
ゲーム時の電力が285Kでも9600Xよりもまだ下で7000X3Dに近い低電力は3D V-Cacheなしと考えると驚異的な低電力性で、今後は伸びしろ大きそうなこともあって安定最適化後であれば9000よりは良さそう。
しかし9000X3Dが強そうだ・・・
ただ9800X3Dでも約9万円ということで7800X3Dの8万円から更にお高くなるのは頂けず、コスパでは9000X3Dをかなり上回ることになるのが大きい。
9800X3Dが品薄で買えない、予約もダメ。
マジでIntel何やってんだよ、というのが率直な感想。
X3DでSMT無効にしたらどうなるかベンチやって欲しいわ。
INTELがこのザマなんだからX3Dは高値進行だろうね
(最先端プロセスは)TSMC一択のファウンドリ事業もそうだけど
複数の企業が健全に競ってくれないとエンドユーザーには迷惑だよ
こんにちは既出の同様コメあったらすいません
モンハンワイルズ用に買い換え検討中で色々調べてたらこちらにたどり着きました。
各社最新のUltra 9 285Kと9800X3Dで今めっっっちゃ迷ってます!笑
私は余り詳しくなく申し訳ないのですがNPU?がRyzenには搭載されておらずIntelのがいいと言う意見も価格コム辺りで見ました。
モンハン以外にもFPSやVRC等色んなゲームやる予定なんですが管理人さん的アドバイスを宜しければ頂けないでしょうか…
あと最後にもう1点お聞きしたいのが当記事にてUltra 9 285KとのVSにてryzen 7950X3Dではなく7800X3Dと比較されてるのは後者のが性能いいのでしょうか?
9000X3Dシリーズが今度出るのに際して現状Ryzen 7 9800X3Dしか情報無し(?)なのかRyzen 9 9950X3Dが出るのを待った方がいいかもちょっと気になってます…
長文失礼しましたが御意見と御教授頂けると幸いです。
NPUに関しては、次OS の要件も含めて現状では要不要はさっぱりですねw
先にきそうなのはテレワークや配信系で使う映像アプリでの対応が来そうですが
そういうアプリを多用すれば必要性ありそうだけど、そもそもでアプリ対応がどうなることやら
しかもデスクトップ向けではそもそもで必要性があるのかと言う話にもなりそう
だから現状ではとくに気にする必要性は皆無レベルだと思います
しかも、なんならAMD系にしておけば、次世代でサラリと乗って、サラリとCPU変えればいいじゃんとかになるかも?
なるほど!テレワークや配信系で使う映像アプリを多用する場合はNPUがあったほうがいいんですね!懇切丁寧にありがとでした!♂️
レビューをしっかり読めば自ずと判断が付くのでは
追加の質問も検索すればすぐわかることばかりだし、下手に出ているようで聞いてる事が全く記事読んでいないような内容で失礼過ぎでしょ…
やはりマルチスレッドは意味があったんじゃなかろうか
いずれ復活したりして
ハイパースレッディングの間違いだろうけど、フルスレッド使ってくれるアプリやベンチマークではそうだけど、4スレッドや8スレッドなどのアプリでは意味なかったりで色々あって必ずしも必要でなかったということでしょうね。
そしてなくてもフルスレッドでも速かったということで。
ゲームやMSオフィスで現状想定より遅いのは、それとは別でPコアとEコアの割り当て問題などまだ未成熟なところが多数あるのが原因でしょうね。
また予算ごとのおすすめ自作pc編成記事久々に読みたいですね。
それ参考に組んでみたいです。
なんか性能思ったより低いのはOS、BIOSレベルでの不具合で、既に複数の問題は特定できてるので11月末から修正予定らしいすね。
新CPUにはまあよくある話ですがintelと不具合って聞くとまたかと。。