「AMD Ryzenで自作PC」を初心者でも出来るように徹底解説

CPU業界に「競争」を取り戻すことに成功したAMD Ryzenシリーズ。同価格帯のCoreシリーズを圧倒するマルチスレッド性能とコスパでインテルを震え上がらせ、多くの自作erたちがRyzenを取り入れていった。

そして2018年4月、第2世代のRyzenがついに登場。クロックの低さ、ゲーミング性能の低さなど。数々の弱点を克服したRyzen 2000を使って「Ryzenデビュー」したいと考えている人は決して少なくないはず。

本記事では友人から依頼を受け、CPUはRyzen、グラボもAMDな、正真正銘の「AMDマシン」を自作する。パーツ紹介から実際の組み立てのやり方まで。自作初心者にも分かりやすいように解説していきます。

Contents

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テーマは「Ryzen搭載、自作ゲーミングPC」

自作PCを作る時、必ず最初に決めておくのが「テーマ」であったり「目標」です。たとえば「PUBGが快適に動くマシンを組みたい。」のか、「AMD Ryzenを使い、LEDも多めで光るマシンにしたい。」のか。

今回(21台目)のテーマは「AMD Ryzenを搭載する、マルチタスクに特化したゲーミングPC」だ。

ゼリオ氏
新型Ryzenと、AMDのグラボで組んで欲しい…!! 予算は20万以下!!。
自作歴20台のやかもち
CPUもグラボも「AMD」ね。じゃあ、それを主軸にパーツを選んでいくよ。

というわけで、基本的にCPUは「AMD Ryzen」になり、グラボは15万円という予算内で最高のパフォーマンスを出せるAMD Radeon系に決まりだ。あとはSSDやマザボやメモリや電源を選ぶだけ。

なお、今回は「初心者にも分かりやすく、組みやすい。」ということも考えてパーツを選んでいます。パーツ選びが難しそう…と思ってる人は、この記事で紹介する構成をポチポチとマネしてもOKです

1. 【CPU】AMD Ryzen 7 2700X

第2世代のAMD Ryzenです。第1世代より、クロック周波数とレイテンシ(遅延)が向上したため、Ryzenの持つ最大の欠点だった「ゲーミング性能の低さ」や「微妙な動作の遅さ」が克服されました。

メモリコントローラも改善 & 強化されたので、第1世代で多くの自作erから言われた「メモリの相性がシビアだ…」という問題も大幅に改善されている。自作初心者でも恐れることなく、安心して手に取れるRyzenになったということ。

さて、Ryzenには大きく分けて2種類ある。8コア搭載の「Ryzen 7」と、6コア搭載の「Ryzen 5」です。正直なところ6コアもあれば、一般的な使い方のほとんどは快適にこなせてしまう。どうやって選び分けるか?

  • Ryzen 7:とにかく同時にアプリを動かしたいし、性能に妥協はできない人向け
  • Ryzen 5:ゲーム + 2~3個のアプリくらいしか使わないし、コスパを重視したい人向け

こんな感じ。コスパ重視で行くならRyzen 5へ。

今回はゲームしながら、仮想マシン(VMPlayer)を4~5個同時に動かすという用途を想定しているので、8コア16スレッドで大量のマルチタスクをこなせるRyzen 7 2700Xにしました。

Ryzenコア数ベースクロックブーストクロック付属クーラー価格※
Ryzen 7 2700X8 / 163.7 Ghz4.3 Ghz @1Wraith Prism41018
Ryzen 7 27008 / 163.2 Ghz4.1 Ghz @1Wraith Spire LED38858
Ryzen 5 2600X6 / 123.6 Ghz4.2 Ghz @1Wraith Spire28058
Ryzen 5 26006 / 123.4 Ghz3.9 Ghz @1Wraith Stealth24818

※2018/04/21時点

2700Xと2700がありますが、あえて2700Xを選んだのは「クロック周波数が高く設定されてるので、OC耐性が高いはず。」と考えたのと、価格が2000円くらいしか変わらないから。

これで4000円くらい離れているなら2700で良いんですが、たかが2000円くらいだったら確実に性能が上になる2700Xで良いでしょ、と。

2. 【クーラー】CRYORIG H7 QUAD LUMI

Ryzen 7 2700Xには空冷クーラーが付属している。AMDの付属クーラーはインテルと違って結構しっかりとしているので、定格クロックで使う分には必要十分な性能を得られます。

しかし今回は「オーバークロック」(略:OC)をするため、もっと強力なファンを用意した。価格がほどほどで、取付やすく、それなりに優れた冷却性能を得られる空冷ファンを絞っていくと。

結果として「Cryorig H7 QUAD LUMI」が残った。既に実際に使っていて、なかなか冷やせることを知っているのも、このファンに決めた理由ですね。

AMD Ryzenを空冷でしっかり冷やしたいと思っている人にはオススメのファンです。ファン全高が145mmなので、ほとんどのPCケースに入り切るのもメリット(小型ケースは厳しいかも)。

CPUグリスは既に持っている「Thermal Grizzly Kryonaut」を使用する。高い冷却性能と、劣化しにくく固化しにくい優れたポンピング性能を両立したグリスです。

3. 【GPU】AMD Radeon RX 580

「グラボもAMDが良い。」ということだったので、Radeon RX 580を選んだ。性能はGTX 1060 6GBとほぼ同じですが、FFXVなどNVIDIAが開発協力しているゲームだと最適化で負けやすい。

それでも「平均」で見ると、GTX 1060と完全に互角の性能を発揮するため、好みと予算の問題になります。依頼した友人がものすごくAMDが好きだったのと、運良く3万円でRX 580を入手できる機会※があったので、RX 580に確定。

※いわゆる中古市場です。

グラボは今後少しずつ値下がると思いますが、今のところはGTX 1060の方が8000~11000円くらいRX 580より安いので、コストパフォーマンス重視で行くならGTX 1060 6GBがオススメ。

4. 【メモリ】G.Skill F4-3600C19D-16GSXWB

Ryzenはメモリの性能が良いほど、本来の性能を発揮しやすい性質がある。よって「DDR4-2133」より、「DDR4-2800」や「DDR4-3600」など。メモリクロックの速いメモリがおすすめ。

今回はドスパラがDDR4-3600のメモリをかなり安く売っていたためそれに決めた。しかも、このメモリはAMDが評価キット(企業向けのサンプル品)に同封していたメモリと同じブランドなので、相性の心配も皆無。

5. 【マザボ】ASRock X470 Master SLI

第2世代のRyzenを動かすなら、チップセット「X470」搭載のマザーボードを選ぶこと。旧式の「X370」や「B350」でも、BIOSアップデートを施せば動いてくれますが。

それをするには既にAMD Ryzenとマザーボードを持っていないと出来ないため、初心者には敷居が高すぎる。PCショップに行ける人は、B350やX370を選ぶ時は店員にBIOSアップデートが出来ないか相談。

Amazonなど通販で揃える場合は「X470」にしておこう。X470なら、確実にRyzen 7 2700Xが動いてくれるよ。BIOSアップデートなんていう…ややこしい作業をせずとも動きます。

ちなみに「X470やB350って何が違うの?」と思った人は、以下の記事をついでに読んでください。

あ…そういえば肝心の「ASRock X470 Master SLI」を選んだ理由を言うのを忘れてた。

  • X470マザーボードでは2番目に安い(最安価はMSI X470 GAMING PLUS)
  • オーバークロックも安心なVRMフェーズ12個搭載
  • SATAは6本あるので十分
  • USB 3.1が12本もある(USB 2.0は4個)
  • LANはIntel製
  • 分離回路で施された、ノイズ対策済みのALC 892オーディオチップ

X470の中では安いマザーボードだが、十分すぎる拡張性と品質の良いコンポーネントが搭載されている。「やっぱりASRockはコスパいいなぁ…」と思って選んだんですよ。

安いだけならMSI X470 GAMING PLUSがありますが、1000円しか値段が変わらない割には搭載されてるコンポーネントがややしょぼくて「ケチってる感。」が拭えなかった※ので、個人的に選択肢にならない。

※たとえば、LANチップに焦げやすい「Realtek」製を採用していたり。1000円しか変わらないなら、「Intel」製のLANを選んだほうが結果的にコスパが良い。

6. 【SSD】Samsung 860 EVO 500GB

システム(Windows)とゲーム用に、余裕を持って500GBに。SSDといえばCrucialが日本で有名だが、価格とスペックを比較してみてSamsungの方がお得感が強い状況でした。

SSDCrucial MX500Samsung 860 EVO
NAND64層 TLC 3D-NAND64層 TLC 3D-VNAND
読み込み(Seq)最大560 MB/s最大550 MB/s
書き込み(Seq)最大510 MB/s最大520 MB/s
TBW180 TB300 TB
保証5年5年
価格15670円16416円

SSDの耐久性を気にする人って結構多いと思っているのですが、もし耐久性を重視しているなら「860 EVO」の方が良い。SSDは「書き込みできる容量 = 理論上の寿命」という考え方が一般的になりつつある。

で、その書き込みできる容量が「TBW」というスペックです。表を見てみると、MX500のTBWは「180TB」で860 EVOのTBW「300TB」になってます。単純計算で860 EVOの方が期待できる寿命が67%も長い。

ちなみにぼくは結構なサムスン愛好家で、今運用してるのは「750 EVO」「850 EVO」「960 EVO」「960 PRO」など。どれも不安定な動作はなく、安定動作中。

世界で初めて、一般向けに「3D-NAND」搭載のSSDを市場に投入したのはサムスンですから、その技術力は世界屈指の水準のはず。

7. 【電源】KRPW-GK750W/90+

「電源ユニットは大事だよ。」というアドバイスをしている人をよく見かけますが、実際のところ電源は大事です。質の悪い電源を使うと何がダメなのかをまとめてしまうと…、

  • 電源供給が不安定で波が大きいため、パーツに余計な負荷がかかる
  • リップルノイズという、パーツの動作に悪影響を与えるノイズが発生する
  • 高負荷状態で使い続けると壊れやすい(この時、他のパーツを巻き込むことも)

こんな具合でデメリットだらけです。今回はパーツの総額もそれなりな金額なので、ここをケチって何かあったら嫌だよね。というわけで玄人志向の80+ GOLD認証を受けている電源にした。

Plug Load Solutions – 「KRPW-GK750W/90+」より

そして80+ 認証を受ける電源は、基本的に「Plug Load Solutions」という協会のサイトにその認証レポートが掲載されています。ここで該当の玄人志向を見てみると、ちゃんと基準をクリアしていることが確認できる。

次に「AC100V波形」というオレンジ色で囲ったグラフを見る。双方の波がキレイに同調していることが分かりますね。なお、波がややギザギザしているのは保護回路の影響です。

Plug Load Solutions – 「FSP RA2-750」より

ちなみに依頼してきた友人が使っているFSP RAIDER IIという電源を確認すると…、やや不安定な様子(= 波形が一致してない)。この電源が原因かは分からないが、「最近蟹焼き※に遭遇してLANボード買う羽目になったよ。」とか言ってた。

予算10万以下ならCorsairの安い電源(CX450Mはコスパの良い電源)でもいいけれど、10万超えるならレ80 PLUSを取得している電源を前提に選んだほうが良い。念を入れるならPlug Load Solutionsのレポートも確認するともっと良いです。

※「蟹焼き」とは、Realtek製のLANチップが焦げて故障してしまう現象のこと。割りとよく起きる。

8. 【ケース】IN WIN 101 TUF GAMING

PCケースは完全に好みの世界。性能がいいとか、そういう概念は少ない。いろいろなケースを見て「これ好きかも。このケースにパーツ入れたい。」という風に、フィーリングで決めていく。

今回は依頼者が「イエローカラー好き」なので、In Win 101のASUSコラボレーションモデルしか黄色のケースが無かった。他にもあったが、売り切ればかりで入手困難。

なお、デザインだけで選ぶ…と言いましたが、スペックからPCケースを選ぶ考え方もあります。たとえば、高さが170mmもある大きい空冷クーラーを使おうと思った場合、狭いケースでは無理ですよね。

要するに使うケースに合わせてパーツを選ぶのか、パーツに合わせてケースを選ぶのか。という順序の違いです。今回は本当にケース側の都合に合わせて、PCパーツを選んでいます。

9. 【ケースファン】Aigo 120mm LED FAN 6個

今回は「LEDで光らせたい。」というオーダーもあったので、色調整ができて、かつ回転数を3段階で切り替えられるファンを。1個あたり1000円なのでコスパは良い。性能はあまり期待しないでおきます。

なお、ケースファンが必要かどうかについてですが。エアフローを確保するために、少なくとも吸気 x1 / 排気 x1で合計2個は用意したいところ。PCケースに付属することが多いが、付属しないケースもあるので事前の調査が大事。

性能重視なら「山洋電気 120mm PWMファン」がベスト。コスパ的には「Silencio FP 120 PWM」で良い。LED系で行きたいなら「Aigo 120mm LED FAN 3個入り」が随分とコスパ良い感じ。

10. 【OS】Windows 10 Home 64bit

基本的にパソコンを使うなら絶対にOSが必要で、一般的にもっとも使われているOSが「Windows」です。そしてAMD Ryzenでは「Windows 10 64bit」しか使えず、従来の「Windows 7」や「Windows XP」はインストール不可能。

正確にはWin 7までなら何とか可能ですけど、非常に難易度が高いので…特に理由がなければWin 10で。初心者さんなら、なおさらWin 10一択です。Amazonで売ってるDSP版がとても安いので、それを購入して用意すればOK。

これです。今回の記事でも、このAmazonで購入した「Windows 10 Home 64bit DSP版」をインストールしていきます。

DSP版とは?

端的に言えば、なにかのデバイスや組み込み機器に付属する形で提供されるWindowsのこと。Amazonで販売されているDSP版は、USB 2.0増設カードに付属する形で売られている。業者向けに納入されるためリテール版より安価。

実質的にはOEM版とそう変わらない。

11. 【DVD】IO-DATA EX-DVD04W

Windowsのインストールメディアは「DVD」なので、ポータブルDVDドライブを用意する。PCケースに5.25インチベイがある場合は、内蔵のDVDドライブでも構わない。

今回選んだIn Win 101ケースは5.25インチベイが1つもないので、内蔵DVDドライブは搭載できない。よってポータブルDVDドライブを用意して、そこからWindows 10とドライバをインストールすることに。

集めたパーツをまとめると

第2世代「AMD Ryzen」自作マシン
CPURyzen 7 2700X40980
GPUAMD Radeon RX 580 8GB30000
MBASRock X470 Master SLI19980
RAMDDR4-3600 16GB22800
CoolerCryorig H7 QUAD LUMI7608
SSDSamsung 860 EVO 500GB16400
PSUKRPW-GK750W/90+11700
CASEIn Win 101 ASUS13600
FANAIGO RGB 120mm x65980
OSWindows 10 Home 64bit13000
合計182048

合計18万円になりました。CPUとマザーボードがまだ初売り価格で割高なのと、CPUクーラーを別途用意したこと、そこそこ品質の良い電源ユニット、限定版ケースなど。なにかと高いパーツが多いのでかなりの値段に。

もっと安い、または組みやすい自作プランについては、記事の最後の方で紹介しますね(→ 予算別、AMD Ryzenの自作プラン)。

Ryzenマシンの組み立て方を詳しく解説

自作PCは「組み立て」が難しそうと思われがちだが、実際にはとてもカンタン。ぼくは折り紙もロクに折れない程度に超のつく不器用ですが、自作PCの組み立てはまったく難しいとは思わない。

手順通りにパーツを組み合わせ、ケースにパーツを入れて説明書を読みながら配線すれば問題なく動いてしまうので、本当にカンタンです。最近は「相性」や「初期不良」も非常に珍しくなってきたからね。

では、今回のマシンの組み立て手順をまとめます。

  1. CPUを載せる
  2. メモリを挿し込む
  3. CPUクーラーを取り付ける
  4. 「最小構成」で動作検証をする
  5. マザーボードをPCケースに取り付ける
  6. 電源ユニットをPCケースに取り付ける
  7. ケーブル類をマザーボードに接続
  8. ケースファンを取り付ける
  9. グラフィックボードを挿し込む
  10. SSDを接続する
  11. Windows 10とドライバをインストールする
  12. メモリの設定をする(XMP有効化)

全部で12工程になる。順番にやっていこう。

0. 事前に用意するモノ

自作PCの組み立てにあると便利な道具を紹介しておきます。

  1. ベッセル製プラスドライバー
  2. フジヤ製ニッパ
  3. 静電気防止手袋
  4. 結束テープ
  5. 結束バンド(30cm)

プラスドライバーとニッパは絶対にあったほうが良い。ネジでパーツを固定するのでドライバーが無いとそもそも組み立てが出来ない。

ニッパは結束バンドを切り取るので使う。配線をまとめるつもりなら必須の道具ですね。静電気防止手袋は「保険」として、付けながら作業するのがおすすめ。

1. CPUを載せる

最初の工程はマザーボードに「CPU」「メモリ」を取り付けるところから。

マザーボードの付属品は全部取り出しておく。

マザーボードを取り出し、外箱の上に置いて作業します。

この時点で、CPUクーラーを取り付ける時にジャマになる付属マウントを外しておくこと(AMD付属のWraith Prismクーラーを使う人は外さなくていい)。

CPUをつけるので、ロックを外す。

簡単にロックは解除できます。

CPU本体の左下に三角形の印がしてあるので、マザーボードのCPUソケットの三角形印と合わせるように注意。

向きを合わせて、「ポトッ」と置く感じで取り付ける。

ロックをもとに戻してCPUを固定します。これでCPUの取り付けは完了。

2. メモリを挿し込む

次はメモリースロットに、メモリを挿し込む作業。初めての自作だと、CPU取り付けの次に緊張する場面です。

挿し込むスロットの「ツメ」を事前に押して解除しておくこと。

メモリの形は左右非対称なので、形がちゃんと合っているかを確認する。合っていると分かったら、

力を込めてグッとしっかり挿し込む。ツメが勝手に「カチッ」と言って締まるまで、メモリを挿し込む。意外と力がいるので「こんなに力を入れて壊れないのか?」と心配になるが、気にせず挿し込む。

ここでビビってゆるく挿し込んでしまうと、起動しなかったり、動作不良の原因になるので必ずきっちりと挿し込む。

2枚とも挿し込み完了。

3. CPUクーラーを取り付ける

120mm中型空冷「Cryorig H7 QUAD LUMI」を取り付けていきます。

箱から中身を全部出す。

CPUごとに取り付け方法が親切に分かりやすい図解が用意されているため、自作初心者でも問題なく取り付けが可能です。

取り付けマウント、固定ネジなど必要な部品を出す。

「M」と印字されているところに六角ネジを挿し込んで、バックプレートを組み立てる。

マザーボードに最初から付属しているバックプレートは要らないので取り外す。

マザーボードの裏面に、4箇所の穴が開いているので、そこにさっき作ったバックプレートを挿し込む感じで。

こんな感じになりますね。

表面に戻って、QUAD LUMIのマウントを取り付けます。

4箇所を付属の手回しネジで固定。これでマウントの取り付けが完了。

ここでグリスの出番。使用するのは愛用しているThermal Grizzly Kryonaut(通称クマグリス)です。せっかく決して安くないクーラーを使うのだから、グリスもケチらずに行きたいところ。

グリスは「置く」ような感じでOK。CPUクーラーを取り付ける時の圧力で勝手に伸びてくれるので、不器用な自分には一番やりやすいし、確実に薄く伸ばして塗布できる方法なんですよね。

なお、AMD Ryzenは面積がまぁまぁ広いCPUなので真ん中に置くだけでなく、四隅まで届くことをイメージして、ちょっとだけで四隅に伸ばした形にしておくと確実だ。

グリスを置いたらクーラーを取り付ける。ここでいったん、クーラーに取り付けられている120mmファンを取り外します。

接地面に「WARNING」と書かれた保護フィルムが貼られているので、これを剥がす。たまに剥がすのを忘れてそのまま取り付ける人がいますが、それをすると全然冷えないので絶対にやめてください。

2箇所ネジがあるので、締めていく。

片方ずつ締めるのではなく、両方同じくらいのペースで締めていくこと。右を5回転したら、左を5回転…という感じで同時に締めていきます。

取り付けたら、ファンを持って持ち上げてみる。変なグラつきがなく、安心して持ち上げられるなら完全に取り付けはOKです。

外した120mmファンをもとに戻します。

120mmファンのコネクタを「CPU_FAN」というコネクタに挿し込む。

もう一つの長いコネクタは、「USB 2.0」コネクタに挿し込みます。これでCPUクーラーの取り付けは完了。

4. 「最小構成」で動作検証をする

動作検証という工程を端折る自作erは決して少なくない(主観)と思う。実際やらなくても案外すんなり動くことのほうが圧倒的に多いけれど、本当に運悪く初期不良を引いている可能性がゼロでは無いので、やっておくべきですね。

  1. CPU
  2. メモリ
  3. マザーボード
  4. 電源ユニット

この4つのパーツだけを使って、電源を入れてみてちゃんと動いているかどうかを確認するのが「最小構成による動作検証」だ

マザーボードと電源ユニットを接続していく。

今回の電源は「フルモジュラー方式」といって、電源ユニットとケーブルが完全に分離している。必要なケーブルだけを取り付けられるので、省スペース性に優れています。

電源ユニットのケーブルの中でも「8pin CPU」と「24pin ATX」の2本は、最重要ケーブル。絶対に忘れないようにしよう。

どのコネクタが何のケーブルに対応しているかは印字されてるので、迷うこと無く挿し込めるかと。

そしてマザーボードに挿し込む。メモリスロットの右側に「24pin ATX」が。

CPUクーラーの左上に「8pin CPU」と「4pin CPU」があります。普通は8pinだけですが、AMD Ryzenは余裕を持って4pin追加して合計12pinあるようですね※。

※マザーボードによって「8pin」だったり「8pin + 4pin」だったりする。

あとはPCケースから伸びている「フロントパネルコネクタ」という小さいコネクタを、マザーボードへ接続します。

挿し込み方はPCケース(またはマザーボード)の説明書に書いてあるので、迷ったら確認してください。

電源ユニットにコンセントを差し込み、コンセント挿し口の近くにあるボタンをONにしておく。

PCケースの電源ボタンを押す。ファンが回り始めたら起動は完了。30秒ほどしてから、また電源ボタンを押してください。

「プシュン」という感じで、すぐに電源が落ちたらBIOSの起動確認も完了です。これで最小構成による動作検証は終了。コンセントを抜いたら、マザーボードに挿し込んだケーブルはいったん外します。

5. マザーボードをPCケースに取り付ける

マザーボードをPCケースに取り付けていく。

その前に、PCケースに付属している「スペーサー」というネジを用意する。

スペーサーを開いているネジ穴に取り付けていく。これを付けないとマザーボードを上手く取り付けられないので、必ずスペーサーは取り付けてください(最初から取り付け済みのPCケースもある)。

次にバックプレート(IOプレート)を取り付ける。ちなみに、これを取り付けるかどうかは好みの問題だったり。

グラフィックボードを後から取り付けるので、スロットを2枚外しておきます。

ようやくマザーボードをケース内に入れて、ネジでマザボを固定。対角線上に締めていくと確実です。

これでマザーボードの取り付けは完了。

6. 電源ユニットをPCケースに取り付ける

電源ユニットにグラボ用の8pin(8pin PCIE)を追加しておく。

PCケースの裏側から取り付ける。

電源ユニットのファンを下向きにして取り付けること。

4箇所をネジ止めして電源ユニットの取り付けは完了。

7. ケーブル類をマザーボードに接続

電源ユニットのケーブルを取り回してきて、マザーボードへ挿していく。

マザーボードのどのコネクタが何に対応しているかは、説明書にすべて書いてある。この中で特に重要なのは、黄色く囲った5つのコネクタ。

  1. CPU用8pin + 4pin
  2. マザーボード用24pin ATX
  3. USB 3.0コネクタ
  4. フロントパネルコネクタ
  5. フロントオーディオ入出力(HD AUDIO)

「8pin + 4pin」と「24pin」が絶対に忘れずに。フロントパネルコネクタも、電源ボタンを機能させるために必要なので忘れずに。

8. ケースファンを取り付ける

ケースファン6個をPCケースに取り付けていきます。

Aigo 120mm LED FANは、ファンコントローラー(略:ファンコン)が付属しているので、先にこれを取り付ける。

PCケースの裏側に取り付けておいた。とても強力な両面テープがついているので、自然に取れることは無さそう。

ここでファンコン用の「4pin ペリフェラルコネクタ」を追加します。

ファンコンと接続完了。

そしてケースファン本体たち。仮置きして…、

裏側からネジで四隅を固定していく。

ファンを固定したら、ケースに付属していた防塵フィルターをもとに戻しておきます。

合計6個のケースファンを取り付けた。

ケースファンから伸びているケーブルを、裏面に貼り付けたファンコンにつないでケースファンの取り付けは完了。

9. グラフィックボードを挿し込む

ここまで来てようやくグラボ「Radeon RX 580」を挿し込んでいく作業に。

PCI Express x16レーンのツメを押して開けておく。

ツメが締まるまで挿し込みます。スロットをネジで固定し、グラボ用の8pin コネクタを接続してグラボの取り付けは完了。

10. SSDを接続する

取り付けるパーツは残すところSSDのみ。

裏面にいって、2.5インチベイを取り外します。

SSDを2.5インチベイに取り付け、裏面から4箇所ネジで固定する。

そして元の場所に2.5インチベイを戻します。

電源ユニットから伸びている「SATA電源ケーブル」(L字型のコネクタ)と、マザーボードに付属品として入っている「SATAコネクタ」を接続する。

SATAコネクタはマザーボードと接続します。これでSSDの取り付けは完了。

これで組み立て自体は完了です。あとはWindows 10をインストールしていきます。

11. Windows 10とドライバをインストールする

  1. Windows 10 Home 64bit DSP版
  2. ポータブルDVDドライブ

この2つを使ってWindows 10のインストールを行っていく。OSのインストールは難しそうに聞こえるけれど、今のWindowsは非常にカンタンです。

なお、DSP版のWin 10について注意点が。プロダクトコードの一部がスクラッチで保護されているので、ツメや硬貨で削って確認するんですが、あまり強く削るとコードごと消えてしまいます(印刷が薄い)。

プロダクトコードが消えない程度に、やさしく削ってください。

プロダクトコードを確認したら、Win 10のインストールメディア(DVD)を取り出し、ポータブルDVDドライブに入れます。

ポータブルDVDドライブにWindows 10を入れておけば、PCを起動するだけで勝手にWindowsの画面が出てくる。

  • 言語:日本語
  • 時刻や形式:日本語
  • 入力方式:Microsoft IME
  • 種類:日本語キーボード(106 / 109キー)

次へ。

「今すぐインストール」します。

ライセンスキーの入力を求められるので、さっき確認したプロダクトコードを入力します(25文字)

AAAAA-ZZAZA-09XXX-25TTT-BFG95 (プロダクトコードの例)

入力したら「次へ」。

同意して「次へ」。

「カスタム:Windowsのみをインストールする」で行きます。

SSDが認識されているので、そのまま「次へ」。

あとは勝手にインストールしてくれるので、終わるまで待つだけです。

勝手に再起動して…、

初期設定が始まる。地域は「日本」で。

キーボードレイアウトは「Microsoft IME」で。

追加はせず「スキップ」。

ネットワークの接続は、この時点では「スキップ」で良い。

パソコンに名前をつけます。

パスワードを入れるか入れないかは好みで。パスワードを入れると、起動するたびパスワードを入力しないとデスクトップまで行かなくなるので地味に面倒くさい印象。

Cortana(コルタナ)は個人的にちょっと受け入れ難いので「いいえ」で。使いたい人は「はい」で構わない。

デバイスのプライバシー設定は「すべてオフ」にします。プライバシーに関わる情報を提供したところで、パソコンの性能とは何の関係もない。情報を渡す必要はないと思います。

無事、Windows 10のインストールが完了。

あとはマザーボードのドライバもインストールしておく。なお、このDVDに入っている全てのソフトを入れる必要はないので、必要なモノだけまとめておきました。

  • Google Chrome:軽量ブラウザ(好みで)
  • AMD ALL in 1 with VGA Driver:グラボがNVIDIAの人は入れなくて良い
  • HD Audio Driver:イヤホン入出力のドライバ(必須)
  • Intel LAN Driver:LANポートのドライバ(必須)
  • ASRock Polychrome RGB:RGB LEDをコントロールするソフト(好みで)

今回は以上の5つをインストールした。

ここまで終わったら、いったんPCを再起動します。

12. メモリの設定をする(XMP有効化)

今回選んだメモリは「DDR4-3600」ですが、BIOSから何も設定しないと「DDR4-2133」として動きます。せっかく高速なメモリを選んでも、設定をしなければ遅いまま。それはもったいないので、XMP有効化という設定をする。

設定はとてもカンタンなので解説してしまいますね。PCが再起動し、マザーボードのロゴ画面が表示されたらDeleteキーを連打します。

UEFI BIOSの画面が開くはず。開いたら「OC Tweaker」のタブをクリックしてください。

DRAM Timing Cofigurationという項目があるので、以下のように設定する。

  • Load XMP Setting:XMP 2.0 Profile 1
  • DRAM Frequency:DDR4-3600

これでOK。

なお、今回はDDR4-3600のメモリだから「DDR4-3600」を設定しているが、もしDDR4-3200なら「DDR4-3200」を選んでください。

設定したら「Exit」のタブを開いて、「Save Changes and Exit」をクリックして再起動。

タスクマネージャーからメモリを見ると、ちゃんと「速度:3600Mhz」として認識されていますね。これでXMP有効化という設定は完了です。

組み立て完成

これでRyzenマシンの組み立てがおおむね終了。ファンなど、動いている部分にケーブルが当たらないように配線をまとめ、ケースのフタを閉じて完成です。

終わったら不要になった余りのパーツや部品、保証書や説明書が出てくる。捨てても良いんですが、保証書類は取っておいた方が良いので、マザーボードの外箱に全部詰め込んでおけばいい。

第2世代「Ryzen自作マシン」の性能を検証

さて…自作PCは組み立て作業それ自体も中々楽しいですが、完成した後の「性能検証」も非常に楽しい工程。なにせRyzen 7 2700Xは8コア / 16スレッドな上に、高負荷時は4Ghzに迫るクロックで動作する。

どれほどの性能を発揮できるのか、軽~く検証していきます。

Cinebench R15

やはりCPUのベンチマークと言えば、Cinema 4Dの動作検証用である「Cinebench R15」。CPUにレンダリングをさせて、掛かった時間でCPUの性能をスコア化してくれる便利なソフト。

結果、マルチスレッドスコアは「1779点」で、シングルスレッドは「172点」に達した。4万円のCPUで約1800点というスコアはAMD Ryzenが登場する前は想像もできなかったレベルの、異質な高スコア。

Ryzen登場前に約1800点を叩き出そうと思えば、17万円(中古なら9万円)のCore i7 6950Xが必要だった。それがわずか4万円で実現できるというのは、革新的と言えますね。

CPURyzen 7 2700XガレリアZZ(i7 8700K)ガレリアAT(Ryzen 7 1700)
マルチスコア1779 cb1413 cb1379 cb
シングルスコア172 cb205 cb115 cb

一応、他の主要なCPUとの比較もまとめておいた。先代のRyzen 7 1700と比べて、シングルスレッド性能が大幅に改善している。最適化が足りてないアプリでも、シングル性能である程度はゴリ押せそうだ。

CPU-Z Benchmark

CPU-Zはパソコンに入っているハードウェア情報を取得するアプリ。付属のベンチマークツールで、簡単なCPUテストが可能。結果はこんな感じで、だいたいCinebench R15と似た傾向ですね。

1世代前のRyzen 7 1700Xとの比較では、シングル性能が21.6%、マルチ性能が12.9%も改善したようだ。

CPURyzen 7 2700XガレリアZZ(i7 8700K)ガレリアAT(Ryzen 7 1700)
マルチスコア48243773
シングルスコア468535

i7 8700Kと比較すると、シングル性能で負けているみたい。マルチ性能は圧倒しています。

Geekbench 4.1

マルチプラットフォーム対応のベンチマークソフト。多種多様な処理を実行させ、CPUの性能を総合的にスコア化する。シングル性能とマルチ性能の両方を出してくれるので、傾向をつかむのにある程度使えます。

というわけで、結果はだいたい似た傾向。マルチスレッド性能が圧倒的で、シングルスレッド性能は第1世代と比較すると大幅に伸びたものの、Core i7 8700Kなどインテルの高クロックCPUには負けてしまう。

CPURyzen 7 2700XガレリアZZ(i7 8700K)ガレリアAT(Ryzen 7 1700)
マルチスコア260262066717273
シングルスコア476853353366

スゴイ水準まで来た。ただ、Geekbenchはコア数が多いほど高いスコアを叩き出してしまうので、Ryzen 7 2700Xより2コア多いi7 6950X(約17万円)と比較すると4000点くらいマルチスコアで追い抜かれます。

エンコード速度(Handbrake)

無料の動画エンコードソフトではよく知られているであろう「Handbrake」にて。8分の動画を「Fast 480p」(H.264形式)というプリセットを使ってエンコードをさせ、ログに記録された平均フレームレートを見てみる。

結果は「95.23 fps」でした。

CPU処理速度
Ryzen 7 2700X95.23 fps
ガレリアZZ(i7 8700K)86.94 fps
ガレリアAT(Ryzen 7 1700)61.69 fps

過去、実機レビューしてきたゲーミングマシンと比較。うーん…第2世代Ryzenは良い感じですね。ものすごく良い。クロック周波数とレイテンシの関係で、どうしてもCore i7に負けがちだったH.264エンコード。

Ryzen 7 2700Xはi7 8700Kより約8fps(9.5%)も高速化したので、エンコードマシンを自作しようと持ってるなら第2世代Ryzenは普通におすすめできる。第1世代はCoffee Lake相手にボロボロでしたが、第2世代はまったく問題ない。

PCMark 8

「パソコンとして優秀なのかどうか。」という観点から、CPUの性能をスコア化してくれるのがPCMark 8というソフト。3DMarkのCPU版みたいなソフトですね。

Home

一般的な内容のテストが多いHome編。スコアは4903点で、上位9%のスコアでした。普通に速いですね。

Creative

軽めのゲーミングも含まれるCreative編。スコアは7295点、上位11%とのこと。ギリ上位10%に入ってないけれど、グラボがミドルクラスのRadeon RX 580なら、こんなところでしょう。

Work

ビデオ会話など、業務敵な内容のテストが多めのWork編。スコアは5579点で、上位わずか3%に食い込んだ。優秀です。

CPUHomeCreativeWork
Ryzen 7 2700X4903 / 9%7295 / 11%5579 / 3%
ガレリアZZ(i7 8700K)5446 / 2%9116 / 1%5565 / 3%
ガレリアAT(Ryzen 7 1700)4224 / 30%6775 / 15%4657 / 24%

比較をまとめた。グラボの影響が少ないHome編とWork編を見ての通り、CPUとしての性能は確実に第1世代から向上しています。i7 8700Kに対してあと一歩といったところまで来ているのは間違いない。

というより、PCMark 8のHome / Workで5000点に迫ってくると体感できる差はほとんど出ないですけどね。2000点と4000点なら「ややレスポンスが遅いとか、関数の計算がもたつく。」など、差はあると思うが。

4900点と5400点ではほとんど分からないレベルの差でしょう。

3DMark : FireStrike

ゲーミング性能もカンタンに見ておきます。比較対象は「ガレリアAT」。第1世代の「Ryzen 7 1700」が搭載されていて、グラボはRX 580とほぼ同じ性能を持つ「GTX 1060 6GB」です。比較対象として丁度いい。

10000点オーバー。上位23%の性能でした。FireStrikeで10000点を超えていれば、フルHDゲーミングをする分には、ほぼ困ることはないだろう。

CPUFireStrike
Ryzen 7 2700X12802 / 23%
ガレリアAT11179 / 26%

ガレリアATと比較するとこんな感じ。若干RX 580の方が3DMarkのような理論上の性能を検証できるベンチマークでスコアを出しやすいのと、CPU性能の向上がスコアを押し上げていると考えられる。

事実、Physics Score(物理スコア)はRyzen 7 1700が16000点前後に対し、Ryzen 7 2700Xは20600点だった。シングル性能が20%上昇している(Cinebench R15を見る限り)ので、妥当なスコアだと思います。

FFXIV : 紅蓮のリベレーター

11083点。非常に快適です。ガレリアATが10371点だったので、700点ほど伸びている。

今回、メモリが非常に高速なDDR4-3600なのでメモリクロックの影響は無視できない。FFXIVは珍しくメモリクロックに影響を受けやすいゲームなんですよね。

FFXV Benchmark

一応FFXVのベンチマークもやってみたけれど、AMD Radeonに最適化されていないゲームなので評価は「普通」となった。FFXVの高品質で快適を出すには、GTX 1070レベルのグラボが必要そうだ。

CS:GO

1日50万人のアクティブユーザーを抱える人気FPS「CS:GO」をやってみた。

平均フレームレートは「232.7 fps」。余裕です。ゲーミングモニターも全く問題なく使えるレベルでした。

PUBG

1日あたり多い時で300万人も同時プレイしている、超人気ゲーム「PUBG」もやってみた。ウルトラ設定、中間設定、最低設定の3種類のグラフィック設定で検証してきた。

  • 非常に低い:123.1 fps
  • 中間:98.5 fps
  • ウルトラ:64.6 fps

PUBGはアーリーアクセスの頃はNVIDIAの方が有利だったが、公式リリースされて以降は少しずつ最適化がこなれてきて、Radeon RX 580でも平均60fps以上を余裕で出せるようになりました。

グラボもCPUもAMDな、「AMDマシン」でPUBGは十分にプレイ可能です。

Rainbow Six Siege

サービス開始時から、じわじわとプレイヤー数を増やし続けているレインボーシックスシージ。依頼者のゼリオ氏はこのゲームを1000時間以上やっているので、R6Sが動かなければ話にならないが…。

問題なく動きます。

  • ウルトラ設定:136.7 fps

最高画質ですが、平均フレームレートは余裕の100超え。144fpsに迫っているので、144Hz駆動のゲーミングモニターも活用できる。

ゲーミング性能のまとめ

AMD Ryzenのゲーミング性能は第1世代から確実に向上したものの、やはり6コア搭載のCore i7には劣っている。しかしそれはGTX 1080 Tiといった最高性能のグラボの場合であって。

GTX 1060 ~ 1070やRadeon RX 580といったミドルクラスのGPUなら体感できる差はほとんど出ない。Ryzen 7 2700Xは普通に快適なゲーミングが可能ですね。

ここまで、とりあえず3タイトルのデータのみ掲載した。他のゲームにおけるフレームレートは、後日追記していきます。

オーバークロックと動作温度

「AMD Ryzen」はグレードに関係なくオーバークロックができるCPUです。インテルCPUだと一番値段が高い「K付き」(アンロック版)を使わないとマトモなオーバークロックが出来ないが、AMD Ryzenにそのような制約は一切ない。

というわけで、Ryzen 7 2700Xをオーバークロックしてみたので、性能アップの度合いや動作温度をチェックしてきた。

OCで性能はどれくらい伸びる?

結構伸びます。定格から3.80Ghzにすると性能が落ちているが、定格時の動作クロックはだいたい3.86Ghzなんですよ。Ryzen 7 2700Xは。だから3.8Ghzにすると性能は下がってしまうので、3.90Ghz以上を推奨する。

4Ghzで1800点を超え、4.05Ghzで1842点にまでマルチスレッド性能が向上。

状態スコア伸び率クロック伸び率
3.80 Ghz1730100.00%3800100.00%
定格1760101.73%3866101.74%
4.00 Ghz1817103.24%4000103.47%
4.05 Ghz1842101.38%4050101.25%

クロック周波数の伸び率と、性能の伸び率はほぼ一致しているためクロック周波数を上げれば上げるほど、それにキレイに沿った形で性能も伸びていく。

CPUの温度はどうなってる?

オーバークロックをすると当然、CPU温度が上昇してしまう。CPU自体は熱に非常に強いパーツなので、たとえ80度を超えた状態で運用し続けても、壊れることは滅多にない。

しかし、他のパーツが熱に影響を受けて寿命を縮めやすくなるため、しっかりとしたCPUクーラーを取り付けるのはもちろん。OC時のCPU温度をチェックして、どのくらいで常用が可能を探るのも大事。

余裕を持って75度以下に収まるようにしたい。ぼくは80度までなら別に良いかな~という考えです。

Cinebench R15をしつこく5回実行して、クロック周波数ごとのCPU温度を計測してみた(計測にはHWiNFO 64を使用)。結果はこんな感じで、定格でも最大79度。意外と熱いな…(室温は28度)。

使っているクーラーは120mm中型空冷「H7 QUAD LUMI」だが、これでもRyzen 7 2700Xから発せられる熱を逃しきれないようだ。つまり、90mm小型空冷であるAMD付属の「Wraith Prism」だと、もっと冷却不足になるかも。

とはいえ、第1世代のRyzenでは水冷を使っても4.0Ghzがやっとだったのに、今回のRyzen 7 2700Xは空冷クーラーで4.05Ghzまで行けた。オーバークロック耐性は確実に向上していると見ていい。

4.0Ghz超えを安全に狙うなら、240mm簡易水冷(Corsair H100i V2や、NZXT Kraken X62がおすすめ)を使うのが無難。OC3Dによれば、簡易水冷を用いて4.2GhzまでOCしたところ最大温度は70度だったとのこと。

第2世代のRyzenは4Ghz超えの難易度が大幅に下がったので、性能の伸びしろが大きいという意味でも魅力的だ。

Ryzenで自作するなら「第2世代」が超おすすめ

発売前から「AMD Ryzenの弱点が第2世代でかなり克服されるらしい。」という情報を聞いていたので、本当に楽しみだった。そして実際にRyzen 7 2700Xで組み立てて、それが本当であったことは概ね確認できた。

特に目覚ましいのはシングルスレッド性能の向上。1コアあたりの性能が伸びたことで、マルチスレッドに対応していないアプリでパフォーマンスが向上を狙えるし、ゲーミング性能も伸びています。

動画エンコードでよく使われる「H.264エンコード」もCore i7 8700Kより高速化したため、マルチタスク性能が求められるゲーム実況にも向いている(ゲームしながら動画編集するなど)。

「AMDで自作したい。」「Ryzenで組みたい。」と考えている人には、絶対に第2世代のAMD Ryzenがおすすめだ。最後に、予算別のRyzen自作プランをまとめて記事を締めることにする。

予算別、AMD Ryzenの自作PCプラン

2パターンほど自作プランを作ってみた。なお、価格の目安は2018年4月22日時点の価格です。依然としてグラボとDDR4メモリが高騰している影響で、ちょっと高めになってしまいました。

予算10万台でコスパよく組む

パーツ価格目安備考
CPURyzen 5 2600X28058マルチ性能:1400前後 / シングル性能:175前後
GPUGTX 1050 Ti 4GB19800コスパよくゲーミングするなら最適なグラボ
マザーボードMSI X470 GAMING PLUS18338X470マザボで最安価モデル
メモリDDR4-2400 W4U2400CM-4G10400予算重視の4GB2枚組の合計8GB
クーラーAMD付属 Wraith Spire0オーバークロックしないなら十分に冷える
SSDCrucial MX500 250GB8900とりあえず250GB
電源Cyonic 600W BRONZE6500高品質な600W電源
ケースThremaltake Versa H26 Black4900めちゃくちゃコスパの良いPCケース
ファンケース付属120mm x20120mmケースファンが2個付属
OSWindows 10 Home 64bit13000DSP版で安く
合計109896予算10万の無難な構成

10万円くらいの予算で、コストパフォーマンス重視で「Ryzenマシン」を組むならこんな感じの構成に。

CPUをRyzen 5 2600か2600Xのどちらにするかは悩みどころですが、どうせ選ぶなら2600Xの方が良い。理由はシンプルで、Ryzen 7 1700に匹敵するマルチスレッド性能を発揮するからです。

逆に2600だとRyzen 5 1600Xくらいの性能になるので、お得感が大きいのは第1世代のRyzen 7並の性能を持つRyzen 5 2600Xだろう。

次にグラボ。ここは自分がどれくらいのフレームレートが出て欲しいかで変えてください。とにかくコスパよく行きたいならGTX 1050 Ti一択。軽いゲームなら余裕だし、PUBGや黒い砂漠など重たいゲームも画質を落とせば60fpsに達します。

なるべく最高の画質で60fpsを目指すなら、GTX 1060 6GBになる。なお、Radeon RX 580は新品だと4万円を軽々と超える値段なので、3万円台を狙うなら中古になってしまうので自己責任で。

メモリは予算的に8GBにしたが、重たいゲーム + Chromeだと意外とカンタンに使い切れる※ため、もう少し出せるなら16GBにした方が安心。

※ 参考までに、筆者は「マビノギ + Chrome20タブ + 表計算ソフト」で10.4GBもメモリを消費している(起動から20時間くらい)。

ハイスペックなRyzenマシンを組む

パーツ価格目安備考
CPURyzen 7 2700X41018マルチ性能:1800前後 / シングル性能:175前後
GPUGTX 1060 6GB34900フルHDゲーミングなら平均60fpsを出せる
マザーボードASRock X470 MASTER/SLI19980最安価ではないが、コスパの良い高品質マザボ
メモリDDR4-3600 F4-3600C19D-16GSXW228003600Mhzで動作する高速メモリ、合計16GB
クーラーAMD付属 Wraith Prism0オーバークロックしないなら必要十分、LEDがキレイ
SSDSamsung 860 EVO 500GB16400耐久性がやばいサムスン製SSD、たっぷり500GB
HDDWD Blue 2TB6500データ保存用に2TB、信頼性の高いWD製
電源KRPW-GK750W/90+11600750W GOLD認証の電源、コスパがいい
ケースThremaltake VIEW 31 TG10600デザイン重視のケース、裏配線がしやすい空間あり
ファンケース付属140mm x20驚くことに140mmファンが2個も付属する
OSWindows 10 Home 64bit13000DSP版で安く
合計16989817万で満足度の高い構成

今回、実際に組んだマシンをベースにした構成です。PCケースをより万人向けなモノを切り替え、ケースファンが付属するモノを選ぶことでコストをやや抑えた。

Ryzen 7 2700Xはオーバークロックをしなくても非常に性能が高いので、この構成は定格で運用することにして、CPUクーラーをAMD付属のWraith Prismを使うことで安く済ませます。

メモリは3600Mhzで動作するRyzen向けの高速メモリ。2枚組で16GB、これだけあれば大抵は足りる。SSDやHDDは必要に応じた容量を選べばOK。OSやゲーム用に500GBのSSD、データ保存用に2TBのHDDがあれば十分かと。

グラボはフルHDゲーミングなら全く問題のないGTX 1060 6GBを選んでいますが、ここも必要に応じて変えてください(→ おすすめのグラフィックボードまとめ)。

第2世代のRyzenはメモリの相性も発生しにくく、より成熟しているため自作PC初心者であっても挑戦しやすいCPUです。数々の弱点もかなり克服されていますし、性能もしっかりと伸びている。

「AMDが好き。」「Ryzenで組んでみたい。」という人はもちろん。「これから初めて組む」「そろそろ新しいマシンに乗り換えよう」と思っている人にとっても魅力的な選択肢だと思う。

以上、ここまで長々と22000文字…、「AMD Ryzenで自作PCを、初心者でも出来るように徹底解説」についてガイド記事でした。

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45 件のコメント

  • テーマは「Ryzen搭載、自作ゲーミングPC」の
    1. 【CPU】AMD Ryzen 7 2700Xの部分で6コア搭載のRyzen5がRyzen6になってますよ。

  • 「ハイスペックなRyzenマシンを組む」のSSDの容量と値段が間違っていると思われます。

    いつも読ませていただいています、これからも頑張ってください!

  • いつも勉強させて頂いています。
    やかもち様が示して下さる自作組み合わせ例では、容量が大きめなSSDが1基な事が多いですが、
    容量半分のを2基でオンボードRAID(RAID0)にするのとどっちがいいのでしょうか?
    故障時のデータ破損や起動時の読み込み時間増などのデメリットは承知しているのですが、
    最近のオンボードRAID事情が分かるようでしたら紹介下さるとうれしいです。

    • RAID 0は複数のストレージに情報を分散して書き込むので、SSDの場合は理論上の寿命は若干伸びるはず…なんですよね。たとえば2枚SSDでRAID 0を組んだ場合、10GB分の書き込みを行っても5GBずつ分散して書き込みが行われるためです。
      SSDのTBWはそうそう簡単に使い切れないので、寿命という点では大きな問題はないと思います。しかし、RAID 0にしてもシーケンシャル速度は改善されるが、ランダムアクセス速度はあまり向上しない。

      SSDの体感速度があれだけ速いのは、ランダムアクセスがHDDより20~40倍も速いから。なのでランダムアクセス速度がRAID 0で2倍になるからやる価値はあるかもしれないけれど、そうはならないので導入する気が起きないんですよね。
      そしてもう一つの問題が、仮にランダムアクセス速度が向上しても、その差を体感するのが難しいくらい今のSSDが十分に速いということ。PCの起動は逆に遅くなってしまいますし。

      そのため、RAID 0はぼくの認識では「ベンチマークでハイスコアを叩き出す用」という感じで、実用上の性能アップを狙って行う必要はあまり無いかなーと。

      • ご回答、ありがとうございます。
        過去、HDDや低容量時代のSSDでRAID組んだりとあれこれやってたので、ベンチマーク
        回すとそれなりの数値が出るRAIDそっちに走ってしまいますが、体感できるほどの差が
        ないのが現状なんですね。
        ここ数年来、自分のPC構成をいじってないので、勉強になりました。
        これからの記事も楽しませて頂きます。

  • RyzenのXシリーズって温度表示がオフセットで+されてませんでしたっけ?確か前のシリーズが+20で今回が+10と発表されたはず-10減らしての79度ですかね?

    • HWiNFO 64で読んだところ、Tctlは+10度されているみたいで、Tdieの方がそのままだと思います。記事の方は「Tdie」の温度を掲載しています。

    • 1. ISO形式のメディアを入手し、Rufusを使ってUSBをブータブルメディア化
      2. その後、プロダクトコード単体を”よそ”で入手して認証に使う
      この方法だと確かに安上がりなんですけど、そもそも1番の時点からPC初心者にとって敷居が高すぎる、ということに最近気づきました。だから今回は「正攻法」をまじめに紹介してみた次第です。

  • 1700のシネ弁がちょっと低すぎますね~(´・ω・`)
    1700持ってるので走らせましたがシングル148のマルチ1418でした

    • これ、当時レンタルしていたドスパラの「ガレリアAT」というゲーミングモデルで計測したスコアなんですが、おそらく初期設定の「電力設定」が違ってるのが原因かもしれませんね…。

  • Ryzen7 2700Xで初めてOCをしてみようと思うのですが、公式ツールでOCをするデメリットがあったらご教授ください

    • Ryzen Masterでオーバークロックする場合、OSが起動してから設定が適用されるので、確実性を考えるとBIOSから直に設定したほうが良いと思います(= これならOSが起動する前からオーバークロックが適用されている)。
      でも、どちらから設定しても目立った欠点があるわけではないので、Ryzen Masterの方がやりやすそうと感じるなら、そちらでOCしてしまって構わないですね。

      • なるほど… 目立ったデメリットがないのならわざわざBIOS起動するのも面倒なのでツールを使うことにします ありがとうございました

  • 私も黒い砂漠が大好き、自作も大好きで、色々な記事を参考にさせていただいています。全体を通してやかもちさんの口調にとても好感を持っています。読みやすい記事なのはもちろんですが、
    汚い言葉を使わない、威圧感がないところが、色々な自作指南サイトやゲーム指南サイトと違うところだと思います。
    これからも色々な記事を楽しませていただきたいと思います。

  • 一つ疑問なんですが
    SSDをM.2にしなかった理由はありますか?
    同じような構成で検討しているので参考にしたいです。

    • AMD RyzenはNVMe SSD用に帯域を4本用意しているので、それもアリかなと思ったものの。
      ・以前Samsung 960 PROを使ったときに、普通の使い方では性能差を全く体感できなかった
      ・OSの起動は特段早いわけではないし、ゲームの起動も1秒くらいしか変わらなかった
      ・高性能なNVMe SSDは発熱対策が必要になるので、別途コストが掛かる
      ・容量単価が普通のSATA SSDより高価
      という理由から、普通のSATA SSDを採用しています。日頃からでかいデータを移動させる使い方(例:編集が終わった元動画を他のSSDへ移動など)をしないなら、高いだけでメリットが無いと思います…orz

  • 組むのがsandy以来なのでRyzen2700x 自作 で検索かけたらここがヒット
    解説がわかりやすくて❤だいすき❤

  • 何気なく開いた記事でしたが、電源の選び方が長年求めていた情報でした!ありがとうございます!
    電源の良し悪しなんてオシロスコープでも使わなければ測れないと思ってましたが、公表されてるデータがあったんですね

  • SSD比較のところ、Samsung 860 EVOのNANDはMLCではなくて3bit MLC(=TLC)と表記したほうが良いんではないでしょうか。初心者向けページですので、誤解を招きやすいかと思います。

  • ゲーム無し動画視聴と音楽取込、ヤフオク!用途で安価に
    SSD&HDDで組み直すならRyzen3 2200GとIntel第8世代Pentium or core-i3
    どれにしようか迷う
    性能は長期的に運用しますしちょっと高い程度を選びたいです

    第2世代Pentiumからだと3種とも性能ダンチなんだろうなぁ

    • ゲームをしないなら第8世代penのほうがいいんじゃないすかね GPUの性能を必要としなさそうですし

  • 凄く丁寧というか、やってみようかな やってみたいなと思える記事でした
    とても良かったですし参考になりました。

  • こちらの記事を参考に初自作PCやってみました。
    特にトラブルもなく、快適なryzen環境を手に入れることができました。
    次回組むことがあったらまた参考にさせていただきます。

  • 第二世代x付きは定格であってもオーバークロックは温度次第ですね。60度超えるとまず4Ghzは出ない(50度中盤でもあやしい)ので夏場を超えるためにどのファンを強化するか悩みどころです。
    5と7の挙動が似ているのでマルチどこまで必要かで選べるのは良心的だなど思います、インテル意識してシングルは限界まで頑張らざるを得なかったというのが本音かもしれませんが。

  • グラボのドライバはどのタイミングでインストールすれば良いのでしょうか?
    接続して起動した時点で自動インストール等されて映像が映るようになるのでしょうか?

    • ドライバを入れなくても画面は映ります。
      なので、Windows 10のインストールが終わった時点で、AMDの公式サイトやグラボの付属CDからドライバをインストールすればOKです。

      • お返事ありがとうございます!
        自分が買おうと思ってたグラボのレビューにドライバの事前DLは必須というコメントがいくつもあり、RYZENには描画機能がないので心配でしたが良かったです。
        早速注文してきます!

  • 無礼を承知で一つお聞きしたいのですが、ホントにXMP読み込みだけで3600mhz駆動したんでしょうか?あとで周波数落としたりいろいろ弄ったりしてません?

    管理人様と同様または似た構成で、Samsung B-dieメモリを使ったりレイテンシを緩めたりして電圧盛ったりしても3600mhzで安定稼働させるどころかPOSTさせるのすら至難の業とするレビューが多いので、マニュアル設定でもこの有様なのにXMPでこの周波数で安定稼働しているとは申し訳ないのですがにわかには信じがたいのですが…………

    • このマシンは記事内で解説しているとおり、XMPから「DDR4-3600」プロファイルを読み込んでいるだけです。
      それでPOSTしますし、Windows 10もちゃんと起動しています。記事内のベンチマークも、3600Mhzで回しています。

      ただしその後2週間くらい使い続けているところ、一部のゲーム(レインボーシックスシージなど)の調子がすこぶる悪いことが判明。
      レインボーシックスシージが強制終了したり、もっと悪い時はBSODが出たり。結局3000 MHzまで下げると安定性がマシになったため、
      3600 MHzで常用は厳しいかもしれません。

      • ご返信有難うございます

        つまりXMPで稼働こそしたものの、実際はなかなか安定しないのが実情…………ということですか

        他のレビュアー様方の環境ではcinebenchの他memtest86+やOCCTなどで徹底的に負荷をかけて検証している方が多かったのでその分落ちやすくなっていた…というのは考えられますが、先述の通り3600mhzではベンチを完走するどころかPOSTすら厳しいという報告を見るに、管理人様の引いたメモリの個体は相当な「アタリ個体」だったと言ってほぼ差し支えないでしょうね

  • Ryzen数台組んでみたけれどもいいところもあるが安定性という面では定格でも厳しいかなとも思いましたね。特にメモコン。メーカーの想定している用途はごく一部の使い方だけな気がします。2600xまでは比較的okですが2700xは非常に厳しい、原因を突き止めるのは至難の業でした。世代ごとに熟成していくといいなと思いました。

  • 初めまして、まだ自作組んだことも無いのですが色々調べてこちらのcpuに惹かれてRyzen7 2700xでpc組みたいなと思っていました。用途がトレードで現在は4画面での利用しているのですが、あるサイトが重すぎて第三世代のi7では限界を感じてきました メモリは16Gにしてますが、、、そこでこちらを参考にpcを組みたいのですがグラフィックボードなのですが4画面利用しようと思うとグラフィックボードを2つ積んだり出来るのでしょうか? またはhdmiで4画面接続出来るこちらの構成で利用出来るグラフィックボードなどご存知でしたらアドバイス頂けてらと思いコメントさせて頂きました。

  • DDR4-3600 F4-3600C19D-16GSXWなのですが今は販売されていないみたいなのですが、Ryzenとの相性など考えると他にお勧めのメモリーだと何になるでしょうか?

    度々な初心者の質問ですみません 汗

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