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FF14の推奨スペックをグラボとCPU別に徹底検証してみた

日本でもっとも有名なMMORPGタイトルと言えば「ファイナルファンタジー14」だと思う。その最新版である「紅蓮のリベレーター」の推奨スペックを、本記事ではグラボとCPU毎に詳しく検証してみました。

FF14におすすめなグラボや、最適なCPUが、今回の検証でだいたい分かります。

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FF14の必要動作環境(公式スペック)

必要動作環境HD画質(1280 x 720)の場合推奨動作環境FHD画質(1920 x 1080)の場合
OSWindows 7 64bit
Windows 8.1 64bit
Windows 10 64bit
CPUIntel Core i5 2.4 GHz以上Intel Core i7 3 GHz以上
メモリー4 GB以上8 GB以上
グラフィックNVIDIA GeForce GTX 750 以上NVIDIA GeForce GTX 970 以上
AMD Radeon R7 260X 以上AMD Radeon RX 480 以上
ストレージ60 GB以上

スクエニの公式サイトより、FINAL FANTASY 14 : 紅蓮のリベレーターの「動作環境」をまとめました。見ての通り、要求スペックはやや重たい方です。

HD画質(1280 x 720)での動作に必要なスペックは少なくともCore i5とGTX 750相当のグラボ。そして肝心のフルHD画質(1920 x 1080)だと、少なくともCore i7とGTX 970相当のグラボを要求している。

それなりにマトモな性能のあるCPUと、しっかりしたグラフィックボードが無ければ、快適な動作は厳しいようです。

実際にFF14の推奨スペックを検証してみる

公式スペックはそれなりに信頼できそうですが、2017年時点の情報らしいのでもっと新しいグラボやCPUに対応した推奨スペックが気になるところ。これから新しいPCを揃えようと考えている人ほど、そう思っているはず。

というわけで、筆者の手持ちのグラボとCPUを使って、実際にFF14(紅蓮のリベレーター)の推奨スペックを検証していく。まずは検証方法とテスト環境を紹介しますが、結果を見たい人は以下からジャンプしてOKです。

では順番に行きます。

検証方法は公式ベンチマークとfps実測

ベンチマークfpsの実測

スクエニが無料で配布している紅蓮のリベレーターのベンチマークを使います。ただし、普通に使っても「スコア」が出るだけで、それが良い結果なのかどうかが分かりにくいのが難点です。

そこで、MSI Afterburnerというソフトを使って、ベンチマーク実行中にフレームレートを計測します。すると、右のようなグラフを作ることができ、もっとも重要な「平均フレームレート」をチェックできる

画像の例だと、ベンチマークの評価は「非常に快適」と出ているにも関わらず、実際のフレームレートは平均55.6 fpsでした。快適とされる60 fpsより低いのに、非常に快適と表示されている…これはちょっと問題ですよね。

  • 平均100fps以上ゲーミングモニターを使うなら必要
  • 平均60fps以上推奨スペックの必須条件!!
  • 平均60fps前後:惜しいが微妙にガタつくので推奨しない
  • 平均30fps前後:ガタガタな動作で3D酔いしやすい

なので、本記事では「平均60fps以上」を推奨スペックとして扱います。60 fpsを下回るスペックは、推奨とはしない。

検証に使うテスト環境を紹介

i9 9900Kのテスト環境
テスト環境パーツ備考 / 詳細
CPU #1Core i9 9900Ki9 9900とi7 9700KはAuto設定
CPU #2Core i7 8086KCore i7 8700を想定して4.3 GHz固定
冷却NZXT X62280mm簡易水冷ユニット
グラボ全13枚
メモリDDR4-2666 8GB x2G.Skill Sniper X
マザーボードIntel Z370Gigabyte AORUS Ultra Gaming
SSDSATA 250GBSamsung 860 EVO M.2
SATA 2TBMicron 1100 2TB
電源ユニット1200W(80+ Platinum)Toughpower iRGB PLUS 1200W
OSWindows 10 Pro 64bitVer 1803
ドライバNVIDIA 416.34 WQHLRTXシリーズ対応ドライバ
ディスプレイ1920 x 1080 @144HzBenQ XL2536

テストマシンの基本スペックは以上です。

FF14の検証に使ったグラボ
RTX 2080 Ti x2GTX 1080GTX 1050 Ti
RTX 2080 TiGTX 1070 TiGTX 1050
RTX 2070GTX 1070RX 580
GTX 1080 TiGTX 1060 6GBRX 570

FF14の検証に使用したグラフィックボードは全部で13種類。ベンチマークの設定は原則として「1920 x 1080」「最高品質」「フルスクリーンモード」で行います。

初心者もち
これだけたくさんのパーツ使えば、余裕で判明しそうだね。
やかもち
うむ。平均60 fps以上を出せるスペックは確実に分かると思うよ。

FF14におすすめなグラフィックボードは?

フルHD(1920 x 1080)の場合

FF14におすすめなグラフィックボード

FF14 : 紅蓮のリベレーター / 1920 x 1080

  • RTX 2080 Ti x2
    165.7
  • RTX 2080 Ti
    159.1
  • RTX 2070
    135.8
  • GTX 1080 Ti
    151.7
  • GTX 1080
    132.2
  • GTX 1070 Ti
    125.7
  • GTX 1070
    121.4
  • GTX 1060 6GB
    95.4
  • GTX 1050 Ti
    59.6
  • GTX 1050
    55.7
  • RX 580
    74.3
  • RX 570
    75.0

100fps超60fps以上60fps未満

ベンチマーク全体を通しての結果をまとめた。FF14はそれなりに軽いゲームということが分かります。ローエンドグラボのGTX 1050 ~ 1050 Tiでも、割りとフレームレートが出るようです。

平均60 fps以上を目指すなら、少なくともGTX 1060 6GBがあれば十分。ゲーミングモニターを使う予定なら、平均100 fps以上を叩き出している中でもGTX 1070 TiやRTX 2070あたりがオススメ

FF14におすすめなグラフィックボード

FF14 : 紅蓮のリベレーター / 1920 x 1080

  • RTX 2080 Ti x2
    341.8
  • RTX 2080 Ti
    296.4
  • RTX 2070
    185.4
  • GTX 1080 Ti
    246.8
  • GTX 1080
    175.7
  • GTX 1070 Ti
    155.0
  • GTX 1070
    144.4
  • GTX 1060 6GB
    104.5
  • GTX 1050 Ti
    61.3
  • GTX 1050
    57.7
  • RX 580
    83.8
  • RX 570
    81.1

終盤のフレームレートが出やすいシーンに絞って、平均フレームレートをまとめると、グラフィックボードの性能がほぼ100%反映された結果になります。

グラフィックボードの2枚挿し(RTX 2080 Ti x2)は約15%フレームレートを高めてくれるが、グラボ2枚分の値段に見合った効果とは言えないですね。先と同じく、GTX 1060やGTX 1070 Tiで十分です。

「フルHD」のおすすめグラボ
普通のモニターリフレッシュレート : 60 HzGTX 1060 6GB
ゲーミングモニターリフレッシュレート : 144 HzGTX 1070 Ti
超ゲーミングモニターリフレッシュレート : 240 HzRTX 2080 Ti

というわけで、フルHD(1920 x 1080)でFF14をプレイする場合の、おすすめグラフィックボードは以上の3種で決まり。特におすすめは、余裕のあるGTX 1070 Tiで。

ドスパラ / CPU : Core i7 8700 / メモリ : DDR4-2666 4GB x2 / グラボ : GTX 1070 Ti 8GB / SSD : 500GB
ZOTAC / GTX 1070 Ti 8GB

検証に使ったGTX 1070 TiはZOTAC製のオーバークロックモデルです。1070 Ti搭載でおすすめのBTOは「ガレリアXV」を推しておく。なぜなら実機検証済みだから。

4K(3840 x 2160)の場合

FF14におすすめなグラフィックボード(4Kの場合)

FF14 : 紅蓮のリベレーター / 3840 x 2160

  • RTX 2080 Ti x2
    113.2
  • RTX 2080 Ti
    86.4
  • RTX 2070
    53.6
  • GTX 1080 Ti
    67.8
  • GTX 1080
    50.5
  • GTX 1070 Ti
    43.9

100fps超60fps以上60fps未満

 フルHDでは軽い方だったFF14も、4Kゲーミングになると一気に重たくなります。グラボ単体で60 fps以上を叩き出せているのは、GTX 1080 TiとRTX 2080 Tiだけ

他のグラボは60 fpsすら出せていない。そしてゲーミングモニターを使うために必要な100 fps以上は、RTX 2080 Tiの2枚挿しでなければ達成できなかった。非常に重たい。FF14におすすめなグラフィックボード(4Kの場合)

FF14 : 紅蓮のリベレーター / 3840 x 2160

  • RTX 2080 Ti x2
    121.4
  • RTX 2080 Ti
    87.9
  • RTX 2070
    54.0
  • GTX 1080 Ti
    68.1
  • GTX 1080
    50.6
  • GTX 1070 Ti
    43.9

終盤の軽いシーンだけで見ても傾向はほとんど同じ。FF14の4Kゲーミングには、少なくともGTX 1080 Tiが必要です。

「4K」のおすすめグラボ
普通のモニターリフレッシュレート : 60 HzGTX 1080 Ti / RTX 2080 Ti
ゲーミングモニターリフレッシュレート : 144 HzRTX 2080 Ti x2
超ゲーミングモニターリフレッシュレート : 240 Hz今のところ不可能

型落ちのグラボを購入して「増設」するならGTX 1080 Tiが最適。BTOで新品マシンを購入するつもりなら、RTX 2080 Tiをオススメする。

ドスパラ / CPU : Core i9 9900K / メモリ : DDR4-2666 8GB x2 / グラボ : RTX 2080 Ti 11GB / SSD : 500GB

検証に使ったRTX 2080 TiはMSI製のハイエンドモデル。2080 Ti搭載おすすめBTOは、最近レビューを行ったガレリア最上位モデル「ガレリアZZ」を推しておきます。

FF14のCPUボトルネックを検証

FF14におすすめなグラフィックボードについては、検証で十分に判明した。次は意外と忘れがちで、他の推奨スペック系のサイトでは無視されている「CPUボトルネック」について確かめる。

こちらの記事で詳しく解説している通り、どれだけグラフィックボードの性能が良くても、CPUの性能が悪いと「足を引っ張って」フレームレートが出にくくなる現象が存在します。

今回は以下のCPUでそれぞれフレームレートを計測して、ボトルネックの有無を検証していく。

検証CPUコア / スレッドクロック周波数
Core i9 9900K8 / 163.6 ~ 5.0 GHz
Core i7 9700K8 / 83.6 ~ 4.9 GHz
Core i7 87006 / 123.2 ~ 4.6 GHz
Core i5 85006 / 63.0 ~ 4.1 GHz
Core i3 81004 / 43.6 GHz

「GTX 1080 Ti」の場合

FF14のCPUボトルネックを検証(GTX 1080 Ti)

FF14 : 紅蓮のリベレーター / GTX 1080 Ti

  • i9 9900K
    161.1
  • i7 9700K
    159.0
  • i7 8700
    151.7
  • i5 8500
    145.8
  • i3 8100
    134.5

まずはベンチマーク全体を通して見たボトルネックを確認。う~む…、やっぱりボトルネックが発生していますね。Core i9とCore i3で、平均fpsは約17%も変化しました。

FF14のCPUボトルネックを検証(GTX 1080 Ti)

FF14 : 紅蓮のリベレーター / GTX 1080 Ti

  • i9 9900K
    151.2
  • i7 9700K
    150.1
  • i7 8700
    139.5
  • i5 8500
    130.2
  • i3 8100
    113.2

更に分かりやすいように、序盤のシーンに絞ってフレームレートをグラフ化してみた。すると「本当にCPUボトルネックって存在するんだな~。」と、手に取るように理解できると思う。

同じGTX 1080 Tiを使っているのに、CPUが違うだけで平均フレームレートは最大で約40 fpsも失われてしまった

GTX 1080 Tiの場合
ベストCPU予算的にも現実的な選択肢Core i7 8700 / Core i7 9700K
コスパ重視なるべく予算を重視したいCore i5 8500
ハイエンド志向予算度外視で最高性能を目指す!!Core i9 9900K

結論、FF14をGTX 1080 Ti相当のグラボでプレイする場合の、最適なCPUは以上の4つです。予算や志向に合わせて選べばOK。ベストは「i7 8700」または「i7 9700K」ですね。

「GTX 1060 6GB」の場合

FF14のCPUボトルネックを検証(GTX 1060 6GB)

FF14 : 紅蓮のリベレーター / GTX 1060 6GB

  • i7 8700
    95.3
  • i5 8500
    94.5
  • i3 8100
    92.2

基本的な傾向として、グラボの性能が高いほどボトルネックは発生しやすい。それはFF14でも例外ではなく、GTX 1060 6GBレベルのグラボだと、ボトルネックはほぼ発生していないことが分かる。

Core i7とCore i3で約5%ほどフレームレートを失っているが、コスト的に考えればほとんど無視できる差です。

FF14のCPUボトルネックを検証(GTX 1060 6GB)

FF14 : 紅蓮のリベレーター / GTX 1060 6GB

  • i7 8700
    90.3
  • i5 8500
    90.2
  • i3 8100
    88.4

CPUボトルネックが発生しやすい序盤のシーンに絞っても、やはりCPUの性能差によるフレームレートの変化は起こっていない。GTX 1060でFF14をプレイする場合、CPUはi5かi3で十分そうですね。

GTX 1060 6GBの場合
ベストCPU予算的にも現実的な選択肢Core i5 8500
コスパ重視なるべく予算を重視したいCore i3 8100
ハイエンド志向予算度外視で最高性能を目指す!!Core i7 8700 以上

まとめました。王道はやはり「Core i5 + GTX 1060」になります。コストパフォーマンスを重視するならば「Core i3 + GTX 1060」も選択肢。クリエイティブ性能も求めるならCore i7を選びましょう。

ドスパラ / CPU : Core i5 8500 / メモリ : DDR4-2666 4GB x2 / グラボ : GTX 1060 6GB / SSD : 250GB

ちなみに、王道スペックでおすすめのBTOは「ガレリアDT」。i5 8500 + GTX 1060 6GBで、使用パーツもユーザーフレンドリーで、なおかつコスパ良好。フルHDゲーミングのベストマシンです。

CPU以外のボトルネックについて

PC初心者さんは、この項目をすっ飛ばしてもいいですが、一応「知識」として紹介します。RTX 2080 Tiなど、超ハイエンドな環境においては、メモリーがボトルネックになることがある。

という話です。以下にまとめたので、興味のある人はクリックして確認してください。

ゲーミングはグラボが一番重要で、その次にCPUが大事です。メモリーはあまり大きな影響を及ぼさないが、グラフィックボードが高性能だとメモリーが足を引っ張ることがあります。

GTX 1070 TiやGTX 1080程度のグラボなら、メモリーの影響はあまり無い。しかし、GTX 1080 Ti以上の超ハイエンド級のグラボでは、ちょっと無視できない程度の差が発生する。

実際に「RTX 2080 Ti」を使って検証した結果が以下です。

FF14はメモリーの影響を受けやすい

FF14 : 紅蓮のリベレーター / RTX 2080 Ti

  • DDR4-3600 x2
    182.7
  • DDR4-2400 x2
    165.5
  • DDR4-2400 x1
    154.7

メモリーを1枚から、一般的な2枚組(デュアルチャネル)にすると、約8%ほどフレームレートがアップ。次に、メモリーを3600 MHzまでオーバークロックすると、一気に10%も性能アップした。

BTOで完成品を購入する場合は、必ずメモリーが2枚組になっているか重視しよう。自作PCで行くなら、DDR4-3200や3600など。オーバークロック対応メモリーを選べばOK。

なお、これはRTX 2080 Tiなど圧倒的に速いグラボに限った話です。GTX 1080くらいまでなら、ほとんど問題にならないので安心を。メモリーが2枚組なら大丈夫です

FF14に必要なメモリー容量は?

FF14に必要なメモリー容量

FF14 : 紅蓮のリベレーター / メモリ : 16GB

  • RTX 2080 Ti
    3775 MB
  • RTX 2070
    4123 MB
  • GTX 1070 Ti
    5144 MB
  • GTX 1060 6GB
    5827 MB
  • GTX 1050 Ti
    5497 MB

メモリー容量は16GB(8GBの2枚組)で検証した。グラフィックボード別に、使用しているメモリー容量を計測すると、面白い結果になっています。

傾向としては、グラボの性能が良いほどメモリーの使用量が減るようです。検証した範囲では、最低でも3.8GB、最大で5.8GBのメモリーを使用している。

というわけで、FF14には少なくとも8GBのメモリーがあれば、十分に間に合います。

「余裕」を持つなら16GBを推奨

FF14だけなら8GBの容量で間に合いますが、FF14だけでなく同時にChromeや、放置しながら他のゲームを起動するなど。マルチタスクな使い方をするなら16GBを推奨する。

8GBは余裕で使い切ることができる

Chromeは軽いブラウザだけど、タブを増やしていくと平気で1GB以上のメモリーを占領してしまう。攻略サイトを見たり、Youtubeで動画を見ながらFF14をプレイすると、8GBなんて簡単に使い切ってしまいます。

初心者もち
えっと、メモリーが不足するとどうなるの?
やかもち
ブラウザの動作が不安定になるのが主な症状ですが、不足しすぎるとゲームやOSがクラッシュ※するよ。

※ 軽度なら強制終了で、重症だとBSOD(ブルースクリーン)を吐いてPCそのものが落ちる。

FF14の推奨スペックをまとめると

ここまで、FF14の動作状況を「グラボ別fps」「CPUボトルネック」「メモリーの使用量」から、徹底的に検証してきた。ほぼほぼFF14の推奨スペックが判明したので、最後に分かりやすくまとめます。

モニターのスペックCPUベストなCPUCPUコスパ重視ならグラフィックボードメモリー
普通のモニター1920 x 1080 / 60HzCore i5 8500Core i3 8100GTX 1060 6GB最低8 GB / 出来れば16 GB以上
ゲーミングモニター1920 x 1080 / 144HzCore i7 8700Core i5 8500GTX 1070 Ti
超ゲーミングモニター1920 x 1080 / 240HzCore i7 8700 / i7 9700KCore i5 8500RTX 2080 Ti
普通の4Kモニター3840 x 2160 / 60HzCore i7 8700 / i7 9700KCore i5 8500GTX 1080 Ti少なくとも16 GB以上
RTX 2080 Ti
4Kのゲーミングモニター3840 x 2160 / 144HzCore i7 9700K / i9 9900KRTX 2080 Ti x2
4Kの超ゲーミングモニター3840 x 2160 / 240Hz無理です

以上で決まりです。あとは、条件に一致した「おすすめなゲーミングPC」を列挙していく。

やかもち
「実機レビュー」済みのマシンを中心に選んでみた。

コスパ重視でFF14をプレイ「GALLERIA DT」

「GALLERIA DT」のカタログスペック(仕様)
スペック標準仕様推奨カスタマイズ
CPUCore i5 8500
冷却ノーマルCPUファン
※80mm小型空冷ファン
グラボGTX 1060 6GB※2スロット占有のデュアルファンモデル
メモリDDR4-2666 4GB x2(合計8GB)DDR4-2666 8GB x2(合計16GB)
マザーボードIntel H310搭載 MicroATX規格
SSD240 GBCrucial 250 ~ 500 GB
HDD1 TB
ドライブDVDドライブ
電源500W 静音電源DELTA GPS-500EB D / 80+ Bronze認証
OSWindows 10 Home 64bit
保証1年間 / 持込修理保証
参考価格119980円(税抜き)最新価格をチェックする
スペック表は2018/12時点の製品ページに基いてまとめたので、最新のスペックは公式サイトで確認するようにしてください。

王道スペックを満たす、コスパに特化したゲーミングマシンです。標準スペックでもFF14の推奨スペックを満たしているが、予算が許すなら「メモリ16GB」「SSDを500GB」くらいにカスタマイズすると幸せ。

「ガレリアDTの16GB版が見つかりません。」というコメントが多いので解説しておきます。バリエーションから16GB版を選択できるので、そこから行ってください。


FF14をゲーミングモニターで「GALLERIA XV」

「GALLERIA XV」のカタログスペック(仕様)
スペック標準仕様推奨カスタマイズ
CPUCore i7 8700
冷却静音パックまんぞくコースグリス : Thermal Grizzly製
※120mm中型空冷ファン
グラボGTX 1070 Ti 8GB※2スロット占有のデュアルファンモデル
メモリDDR4-2666 4GB x2(合計8GB)DDR4-2666 8GB x2(合計16GB)
マザーボードIntel H370搭載 ATX規格
SSD500 GB※無料アップグレードの720 GBはオススメしないSamsung 500 GB高耐久な「860 EVO」を採用
HDD2 TB
ドライブDVDドライブ
電源500W 静音電源メーカー不明 / 80+ Bronze認証650W 静音電源DELTA GPS-650JB / 80+ Bronze認証
OSWindows 10 Home 64bit
保証1年間 / 持込修理保証
参考価格169980円(税抜き)最新価格をチェックする
スペック表は2018/12時点の製品ページに基いてまとめたので、最新のスペックは公式サイトで確認するようにしてください。

FF14をゲーミングモニター(144Hz)でプレイするなら、「Core i7 + GTX 1070 Ti」のガレリアXVがベスト。スペックの割にはかなりコスパを維持していて、実機レビューでも目立った問題はなかった。

ただ、定期的に標準スペックが変更されているので注意。

無料アップグレードの640 ~ 720 GB SSDは高確率で中華製SSDなのでダメ。電源ユニットも、たまにメーカー不明品に切り替わっているので、その場合はDELTA製に変更を。


4K大画面でFF14を動かす「GALLERIA ZZ」

「GALLERIA ZZ」のカタログスペック(仕様)
スペック標準仕様推奨カスタマイズ
CPUCore i9 9900K
冷却静音パックまんぞくコースグリス : Thermal Grizzly製
※120mm中型空冷ファン
グラボRTX 2080 Ti 11GB OC※3スロット占有のオーバークロック
メモリDDR4-2666 8GB x2(合計16GB)
マザーボードIntel Z390搭載 ATX規格
SSDNVMe 500 GB※高耐久で超高速な「Samsung 970 EVO」
HDD3 TB
ドライブDVDドライブ
電源750W 静音電源SilverStone SST-ST75F-PT / 80+ Platinum認証850W 静音電源Corsair HX850i / 80+ Platinum認証
OSWindows 10 Home 64bit
保証1年間 / 持込修理保証
参考価格329980円(税抜き)最新価格をチェックする
スペック表は2018/12時点の製品ページに基いてまとめたので、最新のスペックは公式サイトで確認するようにしてください。

FF14を4K解像度でマトモに動かせるのが「ガレリアZZ」。CPUに8コア16スレッドの「i9 9900K」を搭載し、グラボは「RTX 2080 Ti」のオーバークロック版を搭載している。

現時点でもっとも性能の高いガレリアです。そして安い。弱点は標準クーラーで、ゲーミング用途には十分冷えるけれど、クリエイティブ用途だと冷却力が不足してしまうこと。

「ゲーム配信」や「動画編集」を想定しているなら、自分で簡易水冷ユニットを用意して取り替えるか、サイコムのような自作代行系メーカーに組んでもらう方が良いですね。

サイコム / CPU : 8~9世代 / メモリ : DDR4-2666 8GB / グラボ : GTX 1060 6GB / SSD : NVMe 480GB
筆者おすすめのカスタマイズ
CPUi7 9700 または i9 9900K
グリスクーラー付属
冷却Corsair H100i PRO RGB240mm簡易水冷ユニット
マザーボードASRock Z390 Extreme4高音質なサウンドチップ「ALC1220」搭載
メモリDDR4-2666 8GB x2
SSDADATA XPG SX8200 / 480 GB
光学ドライブDVDドライブ
グラボRTX 2080 Ti 11GB Zotac製2.5スロット占有のオーバークロック版(+125Mhz)
VGAステイサイコムオリジナルグラボが重たいので必ず付けて
電源Seasonic SSR-750FM750W / 80+ Gold認証
OSWindows 10 Home 64bit
価格36.9~38.5万円(税込)

カスタマイズモデルのG-Master Spear Z390を、上記のようにカスタマイズすればOKです。

以上「FF14の推奨スペックをグラボとCPU別に徹底検証してみた」でした。FF14用にゲーミングPCを考えている人の参考になれば幸いです。


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