パソコン用のディスプレイ(モニター)を選ぶとき、地味に悩むのが液晶パネルの種類です。現在主流のパネルは「TN」「VA」「IPS」の3タイプ。それぞれのパネルの特徴や、メリットやデメリットについて。本記事では図解もまじえて解説します。
(公開:2020/2/19 | 更新:2024/8/13)
PCモニターで主流の液晶パネルは「3つ」
テレビやスマートフォンでは「有機EL(OLED)」の普及がだいぶ進んできた感がありますが、パソコン向けのディスプレイでは依然として「TN」「IPS」「VA」が圧倒的に多く、「OLED」は少数です。
TN、VA、IPSの違いをザックリと解説
とりあえず仕組みや原理は置いておいて、「違い」だけをザックリ知りたい人向けに。3種類の液晶パネル、それぞれのメリットやデメリットをまとめてみました。
パネルの種類 | メリット | デメリット | 相性の良い用途 |
---|---|---|---|
TNTwisted Nematic |
|
|
|
VAVertical Alignment |
|
|
|
IPSIn Plane Switching |
|
|
|
パネルの種類 | メリット | デメリット | 相性の良い用途 |
---|---|---|---|
OLEDOrganic LED |
|
|
|
OLED(有機EL)パネルの基本的な性能は既存の液晶パネルを超えています。
しかし、経年で画面が焼き付く可能性が液晶パネルより大幅に高い「焼き付きリスク」を抱えています。メーカー保証も1~2年が多く、液晶パネルの3~6割の保証期間です。
テレビのように、番組や映画など常に動いている映像を見る分には、焼き付きリスクは低いです。一方で、パソコンではデスクトップ画面のように、まったく動かない部分が非常に多いので、長時間の使用で「焼き付いてしまう」リスクが付きまといます。
焼き付きリスクを解消し、既存の液晶パネルすべてを過去のモノにする最強の技術が「Micro LED」ですが、開発はまだ難航しています。一般ユーザーでも買えるほど安価になるのは、少し遠い未来になりそうです。
LCD(液晶ディスプレイ)の登場以降、もっとも長い歴史を持つのが「TN」パネルです。
しかし、TNパネルは安く作れるメリットの反面、視野角が狭くて色再現が悪い傾向があります。映像美が欲しいゲーマーや正確な色を必要とするクリエイターからイマイチな評判でした。
TNパネルの欠点を改善するべく、のちに「VA」パネルが開発され、今もっとも主流の「IPS」パネルも開発されました。
ただし、それぞれのパネルごとにメリットと弱点があります。すべての問題を解決した万能型パネルは未だ存在せず、使い方や目的に合わせてパネルを選び分ける必要があります。
用途に合わせてTN、VA、IPSを選び分けよう
TNパネルの解説 (Twisted Nematicパネル) | |
---|---|
メリット |
|
デメリット |
|
相性のいい使い方 |
|
Apex Legends、VALORANT、ストリートファイターVIなど。
競技性を求められる対戦ゲームが目的なら、応答速度が速い「TNパネル」がおすすめ。安価で高リフレッシュレートな「ゲーミングモニター」の多くが、TNパネルを採用しています。
VAパネルの解説 (Vertical Alignmentパネル) | |
---|---|
メリット |
|
デメリット |
|
相性のいい使い方 |
|
映画やアニメなど、コンテンツ視聴が目的なら遮光性に優れていて黒色がハッキリと出る「VAパネル」がおすすめ。
TNとIPSパネルと比較して、はるかに高いコントラスト比(約4~5倍)を出せるパネルです。
IPSパネルの解説 (In Plane Switchingパネル) | |
---|---|
メリット |
|
デメリット |
|
相性のいい使い方 |
|
ゲームからクリエイティブな用途、さらにコンテンツ視聴まで。幅広い使い方を考えているマルチタスクな方は「IPSパネル」と相性が良いです。
視野角が広く色再現性能に優れ応答速度もそこそこ速く、たいていの使い方に対応できます。ゲーマーからオフィスユーザーまで広い支持を得ています。
というわけでメリットとデメリットだけを解説すると、アッサリと終わりました。
それぞれ特色がハッキリしているので使い方が決まって(モニターに何を求めるのか)いれば、パネルを選ぶのはかんたんです。
TN / VA / IPSパネルの仕組み
(どうして見え方がこんなに変わるのか?)
ここからは「原理や構造もくわしく知りたい。」人向けに、なるべく図解も使って分かりやすく解説します。「遮光性ってなんだよ。」という疑問も、構造を知ればカンタンな話です。
1. TN(Twisted Nematic)パネル
日本語で「ねじれネマティック液晶」。
パソコン用モニターのパネルとして、もっとも普及しているパネルです。その原理は、「ねじれ」という言葉の通り液晶分子が90度ぐるりとねじれる動きを利用しています。
どういうことかと言うと、液晶パネルは光源(バックライト)が発せられる「光」を、偏光フィルタと液晶分子を使って「光の進み方を捻じ曲げること」で、光量を調整する仕組みです。
TNパネルはこのように、電圧を掛けていない状態だと液晶分子が90度に「ねじれた状態」に。そのため、偏光フィルタを通る光が90度に曲がって、出口の偏光フィルタにピタリとハマって抜けられるのです。
逆に電圧を掛けると、ねじれた状態だった液晶分子たちがまっすぐ整列※して「垂直」になります。こうなると光は一切曲がらずに真っすぐ進み、出口の偏光フィルタにハマらないので抜けられない。結果として「暗く」なるわけですね。
- 電圧オフ:画面光ります
- 電圧オン:画面暗くなる
電圧を掛けなければバックライトを垂れ流した状態で、電圧を掛けて液晶分子たちをピシッとさせれば垂れ流しが止まる、というイメージで大丈夫。そしてTNパネルの構造上、バックライトを完全に遮ることはできません。
※「まっすぐ整列する」とはいえ完全に垂直に整列できないので、バックライトの光を遮る性能(= 遮光性)はやや悪いです。
遮光性が低いため、TNパネルの黒色は「完全な黒」にはならず、うっすらと白い灰色のような黒色が出てきます。TNパネルの原理上、どうしてもコントラスト比(黒と白の比率)を高くできないのです。
加えて、TNパネルは光をまっすぐ発します。だから見る角度を変えると光の見え方が大きく変わってしまい、結果的に視野角が狭くなります。
TNパネルの原理は、
- 電圧を掛けていない状態で「白(点灯)」
- 電圧を掛けた状態で「黒(遮光)」
でしたね。
だから原理上、TNパネルの応答速度は「黒 → 白」が遅くなりやすく、「白 → 黒」は速くなる傾向です。
しかし、最近のTNパネルは「オーバードライブ」と呼ばれる技術が進化したおかげで、かなり一貫して応答速度が速くなっています。
素の応答速度が速いうえにオーバードライブ技術と相性が良く、IPSパネルやTNパネルより約2~3倍も応答速度が速い傾向です。
ただし、オーバードライブはパネルの品質や、メーカーのパネル制御の技術力の「差」がハッキリと出るところです。
値段の安いTNパネルモニターでもオーバードライブ機能自体は一般的ですが、電圧の制御が雑すぎて逆に残像だらけになりがち。
(オーバードライブを掛けすぎて、かえって見た目が悪化する場合も・・・)
電圧を掛けすぎて明るくなりすぎたり※1、電圧を下げすぎて黒くなりすぎるので※2、「逆残像」や「にじみ」の原因になります。
- 応答速度がとても速い(平均1~2ミリ秒)
- オーバードライブで更に高速化
- 残像感(モーションブラー)が少ない
- 最大540 Hzまで対応
- コストが安い
- オーバードライブで色がにじむ
- 視野角が狭い
- 色再現はイマイチ
- 画面が白っぽい
トップクラスの応答速度なのに、価格が低コストだから「ゲーミングモニター」でよく使われています。
実際に、1~2万円台のゲーミングモニターの多くがTNパネルです。
視野角が狭くて画面が白っぽく見える傾向があるせいで、画質を重視するゲーマーや一般人から好まれませんが、とにかく性能を重視したい競技ゲーマーから人気が高いです。
ただし、TNパネルのゲーミングモニターは本当にゲーマー特化型です。色の正確さが必要なクリエイターや、美しい映像が重視される映画やアニメ鑑賞に不向きなので注意。
2. VA(Vertical Alignment)パネル
Vertical Alignmentは「垂直」という意味で、TNパネルの欠点である「遮光性の悪さ(=黒の明るさ)」を改善するために作られた技術です。
仕組みそのものはTNパネルによく似ています。
電圧を加えていない状態で、既に液晶分子たちは垂直にピシーッとキレイに整列しています。VAパネルはTNパネルと比較して、液晶分子をキレイに整列できるので、遮光性が非常に優秀です。
バックライト光をほとんど通さないため、締まった黒色を出力できます。だからコントラスト比は高い傾向で、映画やアニメなど映像を見るのに最適なパネルです。
後に、VAパネルの弱点である視野角の狭さをどうにかしようと、液晶分子に4方向の角度をつけて配置する「マルチドメイン」と呼ばれる技術が開発されました。
マルチドメイン技術はたしかに視野角を改善できますが、VAパネルの強みであるコントラスト比を少し犠牲にします。画質を重視するなら「広角VA」をアピールする製品は選ばないほうが無難です。
- 圧倒的に優れたコントラスト比
- TNパネルより視野角はマシ
- 最大240 Hzまで対応
- 黒色の均一性がとても優秀
- 応答速度は遅い
- 色再現はイマイチ
- 視野角が狭い
VAパネル最大のメリットは「しっかり締まった黒色」です。
黒が本当に黒いからTNパネルやIPSパネルと比較してコントラスト比が約3~5倍も高く、ダイナミックレンジが広い「シネマ向け」の映像を楽しめます。
画面が白っぽくなりやすいIPSパネルと、黒が締まるVAパネルを写真で比較すると違いは一目瞭然。
黒い部分をしっかり黒く、明るい部分をそのまま明るく表示でき、ピシッとパンチの効いた映像に仕上がりやすいです。
VAパネルの目立った弱点は視野角の狭さです。
TNパネルより多少マシな程度で、角度が少し変わると色や明るさがやや変化する性質があります。
ゲーミングモニターの場合はサイズが小さいため、それほど大きな問題になりません。逆に画面サイズが大きくなると、画面の端が白っぽく見える傾向が出ます。
40インチ台のVAパネルを選ぶときは、画面との距離を十分に取れるかどうか要チェックです。ぼくの経験上、少なくとも80 cmくらい離れないと、画面の両端が変色して見える傾向が強いです。
SONY BRAVIAシリーズ、SHARP XLEDシリーズなど。昨今のハイエンド液晶テレビで使われているパネルが「VA」です。
特に、リアリティのある映像表現を必要とする「HDR対応」テレビの多くが、VAパネルを採用しています。暗い部分は黒く、明るい部分はきっちり明るく表示しやすい性質が重宝されています。
明るさの差を稼ぎやすい → コントラスト比(ダイナミックレンジ)が高いから、現代のハイエンドテレビで人気です。
ちなみにコントラスト比と聞くとOLED(有機EL)パネルを思い浮かべるかもしれませんが、OLEDは明るい部分を明るくしづらいため、ハイエンド級のHDR対応テレビに不向きです。
3. IPS(In-Plane Switching)パネル
IPSの正式名は「In-Plane Switching」で、日本語的には「平面スイッチ」パネルです。
名前の通り、IPSパネルの原理はTNやVAと違って、液晶分子をガラス基板や偏光フィルタに対して「水平」に配置します。
液晶分子を垂直に設置しないので、光の方向にほとんど制限がないです。そのため、TNとVAの弱点だった「視野角の狭さ」がIPSパネルでは大幅に解決されたのが大きなメリット。
一方、応答速度はVAパネルよりマシ程度で、TNパネルにはまだまだ届かないです。
「Fast IPS(AHVAパネル)」や「Nano IPS」など、改良型IPSパネルの登場で着々と応答速度は速くなっている傾向ですが、同時にTNパネルも進化していて性能差がなかなか埋まりません。
TNパネルと同じくIPSパネルもコントラスト比が低いですが、視野角がトップクラスに広いから「白っぽさ」は大幅に改善されます。
2023年頃からコントラスト比に特化した「IPS Black」パネルが登場し、従来型IPSパネルより約2~2.5倍までコントラスト比を向上させた新型IPSパネルが少しずつ増えています。
「IPSパネル」の良いところ- 圧倒的に広い視野角
- VAパネルより応答速度が速い
- 色再現に優れる傾向(10 bitカラーに対応可)
- 最大500 Hzまで対応
- TNパネルより応答速度は遅い
- 灰色と黒色の均一性がイマイチ
IPSパネル自体の解説は以上で終わりです。次は、IPSパネルを様々なメーカーが独自に改善した「派生型IPS」について、代表的なものを中心にいくつか紹介します。
派生型IPSその1:AH-IPS
AH-IPSは「Advanced High-Performance IPS」の略で、LG Displayが開発したパネルです。タブレットやモバイル端末向けなどの小型モニター向けに開発されたパネルで、より細かい解像度(ppi、画素密度)を実現可能に。
Appleが「Retina Display」と呼んでいるディスプレイも、使っているパネルはAH-IPSです。AH-IPSパネルがなければ、Appleデバイスの美しい映像やテキスト表示は実現が難しかったそうです。
AH-IPSの際立った特徴は以上の通り「画素密度」ですが、小型パネルのために開発された副作用があります。それは様々なサイズのパネルに適合させやすいという「柔軟性」を持っていること。
たとえば、4K解像度(3840 x 2160)や5K解像度(5120 x 2880)など、大きな解像度を24~27インチの小さな画面サイズに詰め込むのは、AH-IPSの得意分野です。
派生型IPSその2:AHVA
AHVAは「Advanced Hyper-Viewing Angle」の略。
BenQのグループ企業である「AU Optronics」が開発製造しているパネルです。VAパネルと勘違いしそうなネーミングですが、実際は「IPSパネル」の一種なので間違えないように。
AHVAの強みはIPSパネルで最速クラスの応答速度でしょう。別名「Fast IPS」とも呼ばれているとおり、実測で平均3ミリ秒台を出せるIPSパネルの大部分がAHVAだったりします。
価格の安いTNパネル並に応答速度が速く、オーバードライブ技術もかなり改善されており、240~360 Hzモデルを競技ゲームシーンで使うコアゲーマーも出てくるくらいです。
「でも、お高いんでしょう?」
2018年頃は最低でも5万円台、2019年から3万円台(フルHD)、2023年頃からさらに値段が下がってWQHDモデルが3万円から買えるように。
色再現性能も着実に改善が続けられ、今や「Nano IPS」に匹敵するクラス。しかもNano IPSは依然として価格が高いままで、普及率がだんだん下がっています。
Fast IPS系が市場に浸透して、IPSパネルゲーミングモニターの性能が1ランク底上げされた状況です。
派生型IPSその3:IPS Black
「Nano IPS Black」パネルは、LG DisplayがIPSパネルのコントラスト比を改善するべく開発した派生型IPSパネルです。2023年頃から採用製品が増えています。
LGの自社製品では「Nano IPS Black」表記、DELLなど他社だと単に「IPS Black」と表記されています。
名前のとおり、既存のIPSパネルと比較してコントラスト比を約2倍に改善したIPSパネルです。IPSパネルの広い視野角と、VAパネルの高いコントラスト比を合体させたようなパネルです。
夢のような液晶パネルに見えますが、残念ながら「応答速度」が遅すぎます。オフィスユーザーならともかく、ゲーマーやコンテンツ視聴に不向きです。
リフレッシュレートも最大120 Hzにとどまっていて、残像感の少ないキレのある映像を表示できません。
派生型IPSその4:量子ドットIPSパネル
(量子ドットIPSと普通のIPSを比較した写真)
2022年頃から「量子ドット(Quantum Dots)」技術を使った新しいIPSパネルが登場。
BenQグループ企業のAU Optronicsが製造している「Q-dot AHVA(Fast IPS)」がもっぱら主流です。
量子ドット(Quantum Dots)は、特定の光を超高効率で赤・緑・青に変換する素材です。
PC用モニターの場合
- 「青 → 青」
- 「青 → 緑」
- 「青 → 赤」
に変換する3つの量子ドット素材を使って、青色LEDバックライトを超高効率でRGB(三原色)に変換します。
無駄なく効率的にRGB(三原色)を取り出せるから、今までの派生型IPSパネルと比較にならないレベルで「高純度の三原色」を得られます。
1~2世代前のOLED(有機EL)パネルすら超え、2024年時点で最高に鮮やかな色を表示できるパネル技術です。
「でも、お高いんでしょう?」いえ、意外と安いです。
量子ドットを使った4Kモニターは約7~8万円台から、WQHDなら約4万円台から買えます。それぞれ実際にレビューしているので参考にどうぞ。
PC用モニターの液晶パネルまとめ
2024年時点で、パソコン用モニターやゲーミングモニターで多用されているパネルは全部で3種類。
- TN(ねじれネマティック液晶)
- VA(垂直液晶)
- IPS(平面スイッチング液晶)
それぞれ電圧の加え方で液晶分子がどのように動くのかによって、その特性を生み出していることがよく分かりました。
トップスピードの「TN」パネル
電圧オフで「光り」、電圧を与えると「暗く」なるのがTNパネルの特徴でした。電圧を与えると黒くなるので「白 → 黒」の応答速度はとにかく速く、「黒 → 白」はやや遅い。
それでもオーバードライブなどの技術革新によって、応答速度は全てのパネルの中で最速クラス。ネイティブに最大240 Hzのリフレッシュレートに対応できるため、競技ゲーマー向けでは最高のパネルです。
最高にブラックな「VA」パネル
電圧オフで「暗く」、電圧を与えると「光る」のがVAパネル。TNと違って液晶分子が完全にピシッと垂直に並んでいるため、全ての液晶パネル方式でもっとも優れた「黒色」を実現します。
TNとIPSパネルはせいぜい「1000 : 1」のコントラスト比が限界です。対するVAパネルは軽く3~5倍にあたる「3000~5000 : 1」ものコントラスト比を出せます。
締まった黒色、眩しい白色で、映画向けなモニターなら「VAパネル」がベストです。
とにかく色が美しい「IPS」パネル
電圧オフで「暗く」、電圧を与えると「光る」のはVAパネルと同じです。両者の違いは、液晶分子を垂直に配置せず、水平に寝かせて配置している点にあります。
光の方向に制限を掛けないので、上下左右で178°もの優れた視野角を実現します。色再現性能も高い傾向があり、中には10 bitカラーをサポートする製品まで。色の美しさはIPSパネルが有利です。
色再現性能だけなく、「AHVA(Fast IPS)」パネルなど技術革新によって、応答速度の遅さも改善されつつあるのがスゴイところ。
2~3万円台から、高画質かつ高速なIPSパネルを使ったゲーミングモニターが買える時代になってます。
というわけで以上「液晶パネルの違いまとめ:TN / VA / IPSのメリットと弱点」について解説しました。
それぞれの長所と弱点を理解して、自分にとって一番最適な液晶パネルを選び分ける参考になれば幸いです。
モニターの残像(Ghosting)に大きく影響する「応答速度」について知識を深めたい人は、こちらの図解ガイドを読んでください。
ゲーミングモニターの基本的な知識や、選び方について知りたい人には、こちらのガイドブックをおすすめします。
おすすめなゲーミングモニター【まとめ解説】
最初の方でVAパネルは120hzまでと書いてありますが144hzにした方がいいのでは?144hzの製品も出てますし
家庭用ゲーム機(PS4・スイッチ)だとどれが良いのでしょうか
応答速度はあまり求めてないのでVAかIPSかなと思うんですけどどちらが良いのか・・・
詳しい解説ありがとうございます。
IPS を選んでおけば大丈夫だろうと思って液晶ディスプレイを買いました。視野角の広さは満足していますが、黒の表現力の低さから映画などを見るときは不満でした。
今回の記事で分かりました。
映画などを観るときは VA の方がよかったんですね。
分野とサイズ別のおすすめディスプレイが分かるとありがたいです。
写真加工とかだと EIZO の高いのを選んでおけば間違いないのでしょうが、手が出なくて。
EIZO に引けをとらないディスプレイがあればいいなぁとばくぜんに思っています。
ぼくも最近までは「IPSは色が綺麗。」という知識しか無かったので、今使ってるIPSモニターで映画を見る時に不満しています…w
とにかくホラー映画がツライ。ちなみに海外ではIPSパネルの「薄い黒色」のことを「IPS Glow」と呼ぶそうです。
最近のはディスプレイが多機能で設定細かくできるので大抵気にならないと思う。
寧ろ黒すぎると見えなさすぎませんか?ホラーでも少し白っぽいほうが細かいところ見れて好きなのですがSmartInsightとかあればハッキリとした黒のほうが楽しめるのでしょうか?
2021年製の最新IPSでも間接照明などの部屋で使うと暗いシーンでは台無しになるレベルで光漏れてますよ
IPS glow もそうですがバックライトブリード現象も合わさるとひどい事になります
VAに比べるとひどいもんですよ
暗めの部屋でプレイしていてPCブラウジングもするのなら反応速度が速いVAモニターも手かと
ディスプレイの設定でIPSの白っぽさが解消できるのですか、ぜひ方法や設定を教えて下さい
キャリブレーションを施すと多少はマシになったりしますが、やはりIPS特有の白っぽさや輝度ムラはそう簡単には消えないです。画面の中央を、自分に対して平行になるように配置するのが一番手っ取り早いと思います。
予算があれば、EIZO製のFlexScanなどが色ムラが少なくてオススメです。ただ、EIZOモニターは応答速度がさほど速くないので、ゲーム向けではないのが注意点。
32GK850F-Bを購入予定の者です
このモニタの仕様を見ると上記で書かれてるデメリットある程度
補えてる様にも見えますが…
今現在IPSを使ってます。VAに代えたら劣ってる感が出るのでしょうか?
いろいろと調べました…。
AU Optronics製の「AMVA」パネルを採用しているモニターです。
値段が9万円超と高い通り、品質はかなり高いモニター。特徴は以下の通り。
・標準でもっとも標準的な色空間「sRGB」を100%弱カバー
・応答速度は立ち上がり(黒 → グレー)こそ遅いが、それ以外は速い(公称値の5msほどではない)
・165HzまでOCすると、恐らく暗い残像が目立つ可能性が高い(応答速度がリフレッシュレートに追いついていないため)
・よって、実用上は144Hz + G-SYNCがベストになるかと
・3000:1に迫る優れたコントラスト比(IPS、TNの3倍強)
・VAパネルとしては優秀な視野角
・十分な輝度(むしろ標準設定だと明るすぎるかも)
現在使っているIPSモニターがどれだけの色域をカバーしているかによりますが、32GK850F-Bに乗り換えて後悔する点はかなり少ないと思います。
グレア、ノングレアの違いも何気に重要(最近だとハーフグレアとかありますが)
ノングレアは映り込みが軽減されてはいるものの、画面全体が白っぽく見えるんですよね
特に黒い箇所だと目立つので、暗い表現が多いゲーム(ホラーとかダークなファンタジーとか)や映画鑑賞目的だと気にした方がいいかと
(映り込みがない事が前提の)視認性や雰囲気より利便性重視ならノングレア一択ですが(配置の都合とかありますし)
…それにしても最近のモニタはやたら安いw
正確な色や黒さを重視するならグレアでしょうね。
TNやVAやIPS式より重視してもいいくらい違いがありますね。
TNでもグレアなノートPCでは全然奇麗さと黒の深みが違いますので、映り込まない気にならない状態で使うならグレア一択でしょう。
あとタッチパネルなスマフォとかは操作感でもグレアでしょう。
また最近はIPSで144Hzといったパネルが出てきておりしかもお安いのは2.5万程度で買える時代になっています。更に高速な165Hzも同程度のお値段ですね。
安くても高品質・高性能で待望のIPSの高リフレッシュレートということで本格的に144Hz超級の時代になってきているかなと。
各社独自のパネル方式が本当によくわからないので少しでも載せてあるのはうれしい。
店員に聞いたら売り物でも知らないと言われるし・・・
所でEIZOや他のサイトのを見るとオーバードライブは中間階調の応答速度を白黒間にする、上げる技術と前に見ました。他にもあるけれど「ぼけ」や「残像」が出るのはTN、VAはIPSに比べて黒白以外の中間階調の応答が遅い為起こるらしいですが、その認識で合ってるでしょうか?TNの説明見てたらなんか白黒グレーだけのような感じでしたので・・・
< 黒白以外の中間階調の応答が遅い為起こるらしいですが、その認識で合ってるでしょうか?
それで合っていると思います。公称値で5ミリ秒を謳うモニターでも、リフレッシュレートを上げていくと残像が目立つようになる現象があります。
これは「黒 → グレー50」や「グレー50 → グレー150」など、中間色の応答速度だけ遅いことに起因しています。
仮にリフレッシュレートが144Hzの場合、応答速度は6.944ミリ秒を下回る必要がありますが…中間色の応答速度だけ10~15ミリ秒だったりすると残像が。
たとえば、この画像は分かりやすいです。立ち上がりが遅いVAパネルで、リフレッシュレートを引き上げると逆に残像が長くなってしまった例ですね。
< TNの説明見てたらなんか白黒グレーだけのような感じでしたので
確かに階調ごとの応答速度について触れていなかったので、追記するか別記事を作る予定です。
「応答速度=ラグ」と勘違いしている人が多いので
それの説明もあったほうがいいかと思います
一般的にTNパネルは画面出力のラグが他より少なくゲーム向けですね
うん?関連記事にそういえばないですね、前にやかもちさんが書いた『モニターを選ぶ時に知っておきたい「応答速度」の解説』ってのがありますよ。
低コストとリフレッシュレートが他より高いから色、残像とか気にしなければTNがやっぱり最強ですね、リフレッシュレートで応答速度とか弾の多さとかやっぱ関係してくる・・かな?
でも正直1グラボだとそこまでfpsだせるもの少ないですし、144Hzだせるならコスト度外視で考えれば綺麗なIPSが私は好きです。というか残像とか汚い色出てて敵の発見とかできるものなのでしょうか。
モニターって大きいサイズが多いですよね
こちらは大きいサイズのモニターを置く場所が無いので、
でもゲームやりたいのでなるべく小さく、フルHD・G-sync対応のモニターが欲しいのですが
それに見合うモニターってありますか?できればご教授お願いします。
モニタを選ぶ時に何を基準にしたらいいのかサッパリだったので助かります。
IPSは原理的に遮光性に劣るということですが、それを多少なりとも改善しようという動きや技術はないのでしょうか?
ありますよ。バックライトエリア制御がそう。暗い分はその部分のバックライトを暗くしたり消灯すればより黒になるのは当然。
ただこれも現実的に大まかなエリアごとになりますし、コストも掛かるのとゲーム用には応答性の問題もあるのでVAパネルが無くなることはないでしょうね。
[…] ちもろぐ 17 tweets 1 user 16 pockets液晶パネルの違いまとめ:TN / VA / IPSのメリットと弱点https://chimolog.co/monitor-panel-guide/パソコン用の液晶ディスプレイ(モニター)を選ぶ […]
[…] ・液晶パネルの違いまとめ:TN / VA / IPSのメリットと弱点ーちもろぐ […]
[…] 液晶パネルの違いまとめ:TN / VA / IPSのメリットと弱点|ちもろぐ […]
[…] 液晶パネルの違いまとめ:TN / VA / IPSのメリットと弱点 更新日2018.07.20 […]
[…] 液晶パネルの違いまとめ:TN / VA / IPSのメリットと弱点パソコン用の液晶ディスプレイ(モニター)を選ぶ時、液晶パネルの種類がざっくりと3種類あることに気づくと思う。「TN」「VA」 […]
[…] し不向きです。 また、写真編集やイラスト制作にも他の種類のパネルがおすすめです。詳しくはこちらの記事でパネルの種類がわかりやすく解説されていましたので気になる方は是非。 […]
[…] 液晶パネルの違いまとめ:TN / VA / IPSのメリットと弱点 […]
[…] 液晶パネルの違いまとめ:TN / VA / IPSのメリットと弱点 […]
「用途に合わせてTN、VA、IPSを選び分けよう」の、IPSパネルの表のパネルの種類が、VAになっています。
ありがとうございます。修正しました。
有機ELのをちょっと追加したのかな?
最近240hzに対応したIPS製品見かけたので最大144hzサポートではなくなりましたね。
ご指摘ありがとうございます。AUOの「AHVA」パネルから、240 Hz対応パネルが出荷されてるようです。記事に追記しました。
VAパネルについて素人な質問なのですが、「圧倒的なコントラスト比」と「色再現はイマイチ」の言っている事がよく把握できません
黒はばっちり黒くなるけど、他の、空の色とか、花の色とかの色自体は綺麗じゃないということでしょうか?
IPSと比べるとならそうですね。
VAは映画のように部屋を暗くして、そして暗いシーンを見るのに向いてます。
なるほどなぁ
回答ありがとうございます
載ってはないですが
AcerのVG240YSbmiipxがIPSなのに応答速度0.1ms~0.3msとあり検討してます。大きなデメリットとかありますか?
メーカーの公称値はあまりアテにならないです。なぜなら0.1~0.3 msを確実に安定して出せるのは、有機ELしかないです(将来的にはMicroLED)。IPSで速いモニターなら、ASUSのVG259QやVG279Qなど、AHVAパネル採用のモニター。またはNanoIPS採用のLG製ゲーミングモニター(27GL850-Bなど)がおすすめです。
1~2万円台の低価格モデルでは、おおむねTNパネルの方が速いかと。
<大きなデメリットとかありますか?
仮にIPSで0.1~0.3 msなら、他の方も指摘されている通り、オーバーシュートがひどすぎて逆に残像だらけな映像になってる可能性が高いです。
応答速度0.1msは最速時(165Hzで反応速度表示が極度、レイテンシ超低-ON(シャープネスや黒レベル自動調整黒フレーム挿入などは自動OFF?))での最高値だと思われますが、おそらくオーバーシュートはしていると思われますのでそれがデメリットでしょう。
オーバーシュートしない状態まで落とすと、同パネルの非オーバークロック144Hzモデルが応答速度1 ms (VRB)のようなのでそれに近い値にまで落ちると思われます。
やかもちさんのパネル別の応答速度ツイートを拝見しまして、ふと疑問に思ったのですがテレビになりますがプラズマの応答速度はどの程度なのでしょうか?
原理上、液晶より構造が単純な分早くなるのでしょうか?
原理上、プラズマテレビの応答速度は速いはずです。計測値などのデータはあまり無いですが、写真などを見ていると確かに残像は少ないので、応答速度は速いと思われます。
にも関わらず、現在のテレビはVAとOLEDに分かれているのは、輝度が足りないのが問題だったそうです。明るいリビングで見るには画面が暗すぎて、LEDテレビに駆逐されてしまいました。
RTINGSさんの解説も参考になると思うので、リンクを掲載しますね。
https://www.rtings.com/tv/learn/lcd-vs-led-vs-plasma
返信して頂きありがとうございます
やはりプラズマは応答速度に優れているのですね
自分はプラズマテレビ(Panasonic製パネル)を所有しておりまして気になったもので、
IPSパネルはたしかに色は確りでるのですが
それは一定数の明るさを出した状態でなので基本眩しいんですよね特に高コントラストモードなどがある機種は それを有効にするとディスプレイ(飾る)専用で直視に耐えません(^^;
絵描くならVAパネルの方が色々便利だったりします
黒がしっかりするので明るさを落としえて絵を描けるので目に負担がかからないのです(´・ω・`)
問題は高品位VAパネルがもうどこもないという事…
あたらしい黒がしっかりでるパネルの出現が望まれます
ふと疑問に思ったのですがディスプレイはある程度明るくしないと奇麗に見えないので眩しいのはディスプレイと特に部屋の明るさが合っていないのではないでしょうか?
普通部屋作るとき必要以上に明るくするより8畳なら8畳分の明るさかコストを下げるためもうワンランク下のを取り付けたりします。当時気にしていなかった私は家族にそうされました。
折角なのでコスト度外視でいいのでフリッカーフリーで色温度も変えれる畳の2倍ぐらい明るい部屋の照明ほしいのですがどう選べばいいのか基準がわからないんで未だにかえてないんですよね・・・
IPSはTNやVAより高コストですから、それでも無くならないのはそれだけの価値があるということです。
IPSはしっかりした細かい色表現が得意ですから普通レベルの明るさまでや暗くしてもそれはVAよりは上ですよ。
直視に耐えないレベルまで上げないと駄目ならIPSはもうとうに駆逐されてますし・・・。
お絵かき用ならばVAは割と満足できそうでIPS不要のようなことを書かれるのは分かりますが、やっぱり写真や動画やゲームではIPSのほうがVAよりは上なので無くなることはないでしょうね。
お疲れ様です。
私は未だにMDT243WGを使用しているので、そろそろ買い換えたいなぁと思いつつ、もはやニッチとしか言えない仕様のため、順当な買い替え先が見つからない今日この頃です。
FPSのように144Hzといった高リフレッシュレートが有用なゲームもしない(CitiesとかCivはする)ので、余計に決め手に欠けてしまいます。
こんな感じの場合はやっぱりEIZOが鉄板なのでしょうか。
昔のIPSと比べて今のIPSの安さは信じられません
EIZOの出した一般向けWQHD のS2410Wすら14万円で名器といわれたRDT261WHですら16万円しました
動画向けでないといえどIPSは良い物です
ギラツブ輝りの安物IPSでもTNより目に優しいので
極限まで目に優しく色も綺麗で印刷物の色再現も出来るモニターとなると現状だとS2133Hが好きですね
応答速度はだめで今時珍しい4:3とサイズも時代遅れでゲームや動画には不向きですが10万以下で買える国産パネルに長時間使っても目の負荷がキツくない上にかつての一般向け最高級モニターL997の血を引くいい物です
これで動画にもつよければなぁ
それらのIPSモニターはどれも名機ですよね、ちなみに私は今でもNECのLCD-2690wuxiを使っています。
このモニターはぎらつきはあるもののそれなりに目に優しいですし、今も無理やりですがハロプロのブルーレイ鑑賞に使用しております、ちなみに再生機器のほうは昔はパイオニア BDP-LX54とiscan VP30のコンビ、つい最近まではパイオニア BDP-LX52、最近はマランツ UD8004およびパソコンのAMD RX580とPower DVDのFluidmotionです。
余計なことばかり書いてすいません。
わかります
三菱、NANAO(現EIZO)、NEC、APPLE、妥協してBenQは私のような絵描きの憧れでもありプロならほぼ必要と言われてましたね(きちんとした液晶タブレットがまだ主流でなく40万近くして手を出せなかった時代なので)
これらの名器は物が良すぎて発売日に買ったのにバックライトが暗くなっている以外まだ元気でなかなか買い換えられないのですよね(笑)
使用時間が65535時間を越えてオーバーフローして1000時間になった時は笑いました
今の安IPSは簡単なソフトキャリブレーションでだいたいの色合わせ出来ますしワイドフルHDが主流ですので買い換えが楽ないい時代です
写真だってSW2700PTなら7万円もしないでAdobeRGB100近いですしね
何度も返信すいません。
しかし、貴殿の言われる通り物がよく映りもまだいいので、なかなかいい代替機種が少ないというのも実情なんですよね。
もう、こうなりゃ次はEIZOのFORIS NOVAにしようかとも思っています、まあいつになるかはわかりませんが、ひょっとしたらそのころには印刷式の有機ELも安くなっているかもしれませんが。
KIG270QDというVAパネルで165Hzの物が出てますよ
あとこれのレビューを全く見ないのでレビューして頂けないでしょうか(応答速度が最大でどのくらい出るのか)
恵安だから買われないような気がしますね。レビューはあまり期待してはいけないと思います。
・21ms GtG (応答速度モードHIGH設定時 1ms)
・オーバードライブ機能を搭載することで応答速度を最大1ms(GtG)まで高速化。
スペックと文面上では最大で1msまで高速化できるらしいです。
当然ですがオーバーシュートなし設定での最高はもっと遅いとは思います。
恵安を侮るべからず
まあ270QDもIPSぽいけど
パネル選び・・・難しいよね。ゲームだけとか単一用途なら割りきっていけるけど。
ゲーム用ならTNが充実度やコスパでという感じでしょうか。
ゲームだけでないならIPSの144Hz以上が高バランスでしょうけど。
映画鑑賞メインならVAですね。これも144Hz以上のはIPS並みに万能かもしれません。色の美しさではIPSに劣りますので万能さなら価格が下がってきているIPSでしょうけど。
そしてVAなのに黒が黒でないのやせっかくの黒がアンチグレアの反射がかえって逆に気になったり湾曲タイプが多かったりで万能よりタイプは選択肢が限られる傾向もありです。
なんにせよ割り切りが要るってことです。
内容(パネル)とは関係無いのですが…
記事の構成があまりにも分かりやすくて驚きました。
挿絵や解説文章のレベルが高いのはもちろんですが、全体の構成が「人に何かを理解させる」という点でずば抜けてると思います。読み戻したりする必要がなく、上から下まで読み通せば整った情報がスッと入る。
仮に同じ素材(画像,情報)が与えられても、並のライターではここまでの記事に仕上げらないかと。
この才能を活かせる環境にいらっしゃるんですかね… ブログ投稿だけにしか使ってないとしたらくやしい…
応答速度で疑問なんですが最近は順位変わったのですかね?
いろんな所で
TN>IPS>VA
となっていて最近はそうなのかと昔から正確な検証した情報を載せてる所を確認したら昔と変わらず
TN>VA>IPS
でしたので間違った情報が浸透しているのではないかと感じています
最近出た240HzのIPSパネルは早いの売りにしてますが焼きつき起こす不良品ですし
VAパネルは平均値はIPS並ですが、最悪値は圧倒的に遅い。という認識※です。
BenQ EX3200Rなんて、目視で分かるほど残像が出てて、VAパネルが特別速いとは思えませんでした。
サムスンのQLEDのように、テレビ向けVAパネルでは事情が違うかもしれませんが…。
※ぼくが応答速度の計測をするために参考にしたTFT Centralさんのデータを見る限り、の話です。
> 最近出た240HzのIPSパネルは早いの売りにしてますが焼きつき起こす不良品ですし
ちなみにどこ情報ですか?
最新世代のAHVAパネルを搭載する「Pixio Hayabusa2」「ASUS VG279QM」の国内と海外のレビューを探してみましたが、該当する情報を見つけられませんでした。
https://linustechtips.com/main/topic/1063520-so-the-lg-34wk95u-w-has-epic-burn-in-issues/
LGの「NanoIPS」だと、それっぽい情報は見つかりましたが…この一例だけでは単なる初期不良な予感も。
東芝とSONYの32インチVA液晶TVを昨年まで使っていて東芝 43インチIPS 倍速なしに更新させましたが、PC接続でUFOテストさせてですが寧ろ発色がかなり良く広い画面で不利なはずのIPSの方が残像が少なく感じるのでVAはIPSと比べると圧倒的に遅いのかなという認識です。
ただVAの方も普段のニュースやドラマでは特に問題に思いませんでしたが。中央で見ないと色が薄いのが気になっていた程度で次は奮発まではないくらい価格が下がっていたIPSにしようと思っていました。
IPSの方も黒はそれほど気になることがないようで、視野角と発色の濃さでVAを上回る映像美だと感じます。
10年前のVAディスプレイと
2年前のIPSテレビを比べても
IPSはもっさりだし黒は黒じゃない
ホラー好きとしてはまだまだナシだなって
[…] 引用;https://chimolog.co/monitor-panel-guide/ […]
[…] ■簡単ツール ■ TN/VA/IPSのメリットと弱点 […]
[…] 液晶パネルの違いまとめ:TN / VA / IPSのメリットと弱点 | ちもろぐ TN・IPS・VA・有機EL方式ディスプレイの違いを解説【図解】 | Bable Tech […]
我が家では、夏のオリンピックを堪能するため43X85Jを6月下旬に購入しました。
同機種を使用中の方がいらっしゃいましたらおすすめの画質設定などを教えて下さい。お願いします。
[…] 引用;https://chimolog.co/monitor-panel-guide/ […]
[…] 引用;https://chimolog.co/monitor-panel-guide/ […]
[…] https://chimolog.co/monitor-panel-guide/ ここでまとめられてる PCならIPSオススメ […]
仕事用途(主にブラウザかOfficeを利用)で4Kの30インチ以上のディスプレイを
縦置きにして使うために製品を探しています。
リフレッシュレートなどはいらないので、なるべく安いディスプレイを
探しているのですが、視野角が気になっています
①IPSで平面
②VAで湾曲
だとおすすめはあるでしょうか
横からのご説明で失礼します。
視野角が気になるのでしたら、断然IPSを選ぶのがいいと思います。
この記事に書いてある通り、IPSはVAよりも値が張りますが
鮮やかな度合いが段違いで、かなり斜めから見てもきれいな画面を見ることができます。
とは言いつつも、VAでも140度くらいまでなら違和感なくきれいな画面ですので、懐具合と相談しながらご購入ください。
デザインのお仕事をしていらっしゃるのでしたら、IPSモニタ一択ですよ!
説明書きとして、方式別にリフレッシュレートを分けない方がいいかもですね…
理由としては、この記事を書かれてからおそらく4年経っており、
4年の間で技術がかなり進歩したためです。
モニター選び初心者の方がこの記事を見たら間違った知識を付けてしまい
後悔する買い物をさせる可能性があるので。
視野角の問題ってだいたい横方向で語られるんだけど
横方向の視野角ってそんな問題なのかな
TNの弱点は横方向じゃなく
縦方向の視野角の狭さだと思ってる
寝転がって机の上のTNモニタを見るともうどうしようもない
参考になる記事ばかりで助かります
パネル方式によってオーバーシュート率に差が出たりしますか?
過去記事を見てると、例えばMOBIUZのAMA2だとIPSよりVAの方がオーバーシュート率が低いような気がしなくもないですが
量子ドットLEDと、amazonで中国企業が売ってるQLEDって同じものですか?
OLEDのパチものかと思ってるんですけど
TNの視野角は正面に置いて使う時は問題になりにくいけど
新しいモニタを買うとかで余ったTNをサブモニタとして
メインモニタの横や縦に配置すると気になり始める事が多いな
(正面以外に置く時に視野角のせいで角度や位置の制約が多くなるのは面倒)
電源もバージョンアップしたし保護回路についてとかも書き直してくれたらうれしいな
管理人様は計測において色深度に触れることは少ないですが、色深度について
どうお考えなのでしょうか?
最近のモニターでも8bitのみ対応や8bit+FRC、True10bit対応があると思います。
ややこしいのが、帯域的に余裕のあるDP1.4でも10bit対応が120Hzまでという
モニターも少なくありません。
私自身、正直ゲームにおいて8bitと8bit+FRCの違いは全くわかりません。
(True10bitは使ったこと無いですが)
モニター購入において、高リフレッシュレートの10bit対応は気にした方が
良いのでしょうか?
最近のプライムデーで話題になった「JOLED 国産 有機EL OLED 4k 27インチ モニター ディスプレイ glancy EPS269Q01DA 印刷方式」を検証していただきたかったのですが、在庫一掃されたのか入手困難になってますね。(製造中止の商品ですし)
アートを配信して映す為のモニターなので、希少な印刷方式の有機ELという価値しか無いと言っても良い製品ですが、それでも画質の良さが他と比べてどうなのかを知りたかった。
一応HDRも対応(PCから見ると非対応)ですが、400なので切り替えるとびっくりするほど暗くて実用に足りません。
なので個人的にTCL C855を買ってみたのですが、ピーク輝度3.500nitに惹かれた原因が上記モニターだった訳です。
いつかはHDRでPS5を遊びたいと思いつつ、最低でも600以上と考えていた時に見つけた商品だったので、PCに使うとどうなのかなと言うのも少し気になりますが、所謂ゲーミングモニターでは無いからレビューはされないでしょうね。
75インチをPC用途で買うのもどうなんだろうとは思いますけど、ゲーミング性能もそれなりに高いTVなのでどう書かれるのかが少し興味あります。
一番気になる応答速度まで検証してくれるサイトって少ないし、ましてやTVでそれをやってくれるサイトとなるとあるのかどうか…。
msiがcesで展示してたMPG272QPXという27インチwqhd、1152ゾーン分割mini led、リフレッシュレート500hzのモニターが個人的な理想のモニターだったんですが、残念ながらプロトのみのようでそれ以降何も出て来ず…
mobiuzとかで出てきませんかねぇ〜