【BFV】Battlefiled Vの推奨スペックを実際に徹底検証します

Battlefield Vの推奨スペック

2018年9月からオープンβが開催されたBFシリーズ最新作の「Battlefield V」(BFV)の推奨スペックをさっそく、ちもろぐ専用ベンチ機にて半日掛かりで徹底検証しました。

本記事でグラボごとの平均フレームレート、CPUボトルネック、必要なメモリなど。BFVに必要なPCスペックが全て分かります。

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Battlefield Vの推奨スペックを検証する

Battlefield Vの推奨スペックを検証する

ゲームの推奨スペックを調べる、もっともカンタンで確実な方法は「実際に複数のスペックでゲームを動かしてみる」こと。これに尽きる。

今回、Battlefield Vの推奨スペックを検証するにあたって、当ブログの専用ベンチ機と合計9枚のグラフィックボード、4種類のCPUプロファイルを用いてBFVを調べ上げた。

テスト環境
CPUCore i7 8086K
冷却NZXT X62
グラボ全9種
メモリDDR4-2400 8GB x2
マザーボードGigabyte Z370 AORUS Ultra Gaming
SSDSamsung 860 EVO 250GB
電源750W(80+ Gold)
OSWindows 10 Pro 64bit

検証方法とグラフィック設定

BFVの推奨スペック(検証方法)

BFVのフレームレート検証はConquestモードにて行った。マップは一貫して「NARVIK」です。自動マッチングではなく、自分で空いているサーバーを探して参加。

ただし、この方法だと入ってすぐ終わることもあったが、その場合は別のサーバーに入ってやり直し。少なくとも5分以上のデータを収集し、どちらかが制圧し終えるまで計測します。

そして計測が終わったら、グラフィックボードを交換して再び同じ内容を繰り返すだけ。

黒い砂漠の推奨スペックを検証する方法
検証に使ったグラボ
GTX 1080 TiGTX 1060 6GBRX 570
GTX 1080GTX 1050 Ti
GTX 1070 TiGTX 1050
GTX 1070RX 580

検証に使用したグラフィックボードは以上の9種。

Battlefield Vのグラフィック設定と画質
設定詳細NARVIKROTTERDAM
基本BFVのグラフィック設定
LowBFVのグラフィック設定(低)BFVのグラフィック設定(低)BFVのグラフィック設定(低)
MediumBFVのグラフィック設定(中間)BFVのグラフィック設定(中間)BFVのグラフィック設定(中間)
HighBFVのグラフィック設定(高)BFVのグラフィック設定(高)
UltraBFVのグラフィック設定(ウルトラ)BFVのグラフィック設定(ウルトラ)BFVのグラフィック設定(ウルトラ)

※クリックすると拡大。

フレームレート制限は「200 fps」を選び。筆者が検証で使っているモニターは「BenQ XL2536」なので、リフレッシュレートは「143.98 Hz」を選択した。

Ultra画質が今のところ設定できる最高の画質です。非常に作り込まれていて再現度の高いマップが堪能できるが、体感での動作はかなり重たかった。

ゲーミングモニターを使っていて、平均100fps以上を出したいならグラフィック設定を妥協する必要はある。もちろん、検証では原則としてUltra画質を使います。

フレームレートと体感:60fps以上がベスト

実際にプレイして分かった、フレームレートと体感。BFVはマップの作り込みがスゴイ分だけ、フレームレートの少なさが顕著に分かりやすい傾向。

  • 60fps以上:快適です。ほぼ違和感なし。
  • 60fps前後:ときどき微妙に重たいが、プレイに支障はほとんど無い。
  • 50fps前後:妙に重たい、設定の調整が必要に感じてしまう。
  • 40fps以下:慣れていなければ、かなり目疲れする。

こんな感じです。可能なら、平均60fps以上を出せるスペックを目指したいところ。というわけで、本記事では平均60fps以上が出るスペックを「推奨」として扱います

BFVの推奨グラフィックボード

BFVの推奨グラフィックボード

Battlefield V / 1920×1080 / Ultra設定

  • GTX 1080 Ti
    125.5
  • GTX 1080
    107.1
  • GTX 1070 Ti
    97.9
  • GTX 1070
    92.1
  • GTX 1060 6GB
    67.8
  • GTX 1050 Ti
    46.2
  • GTX 1050
    34.4
  • RX 580
    70.6
  • RX 570
    53.1

平均フレームレート推奨グラフィックボード

そこそこ重たい部類に入るけれど、ものすごく重たいというわけでもない。GTX 1060 6GBで平均68fpsくらいなら、平均的な重さのゲームだと思います。

そしてNVIDIAだけでなく、AMDのRadeon RXとの相性が良いのが特徴的。GTX 1060と同スペックに位置するRX 580なら、平均71fpsを叩き出している。

ただし、RX 580はGTX 1060 6GBと比較して、消費電力が100Wほど多いので注意(1060が120W前後、RX 580は210~220Wほど)。省電力を気にしないか、AMD好きな人におすすめ。

  • 平均60fps以上:GTX 1060 6GB / RX 580
  • ゲーミングモニター:少なくともGTX 1080

BFVのおすすめグラフィックボードは以上の2点で決まりです。

 設定別にフレームレートを検証

初心者もち
しょぼいグラボ使ってるんだけど…設定落としたら行けるかなぁ?
自作歴23台のやかもち
少なくない質問なので調査しておきました。
BFVの設定別フレームレート

1920×1080 / GTX 1060 6GBで4画質を検証

  • ULTRA
    67.8
  • HIGH
    72.3
  • MEDIUM
    89.7
  • LOW
    117.1

Ultra設定とHigh設定に大きな差は出なかったけれど、Medium設定まで落とすと一気に25%ほどフレームレートが伸びてくれた。Low設定まで落とせるなら、100fpsも可能。

GTX 1060やRX 580など、ミドルクラスのグラフィックボードでも設定さえ調整すれば、ゲーミングモニターを十分に使えそうですね。

初心者もち
もっとしょぼいグラボなんですよ~。
自作歴23台のやかもち
えー…。
BFVの設定別フレームレート

1920×1080 / GTX 1050 2GBで2画質を検証

  • ULTRA
    34.4
  • LOW
    62.1

ローエンドGPUの「GTX 1050 2GB」にて、Ultra画質とLow画質でフレームレートを検証してみた。Lowにすると、なんと平均62fpsも出たため、低スペックでもプレイは可能です。

BFVの推奨グラボをまとめる

解像度モニター推奨グラボfps目安
1920 x 1080普通(60Hz)GTX 1060 6GB平均68fps
RX 580 8GB平均70fps
ゲーミング(144Hz)GTX 1080 8GB平均107fps
GTX 1080 Ti 11GB平均125fps

半日掛けて検証した結果、Battlefield Vの推奨グラフィックボードは以上の4種類で決まりです。普通のモニターなら「GTX 1060」か「RX 580」で十分に間に合う。

筆者のようにゲーミングモニターをを使うつもりなら、少なくとも「GTX 1080」が必要で、可能なら最上位の「GTX 1080 Ti」を検討したいところですね。

玄人志向 / デュアルファンモデル / オーバークロック済み

既にそこそこ性能の良いパソコンを持っていて、グラボさえ替えれば何とかなりそうという人には「GTX 1060」の単品購入をおすすめする。

玄人志向のGTX 1060は安いが普通に使えるので、メーカーにこだわりが無いならほぼ一択の状況。なお、静音性を重視するなら、少々お高いですが「MSI Gaming X」を推奨しておく。

筆者が使っているGTX 1060もMSI Gaming Xシリーズです。

ゲーミングモニターでBFVをプレイするなら、100fps以上 / 平均125fps前後を出せるハイエンドマシンを推奨します。

「i7 8700K + GTX 1080 Ti」の構成は、現実的なコストで手に入る範囲での最高性能。ちなみにガレリアZZについては実機検証済み。レビューは以下より。

BFVのCPUボトルネックを検証

グラフィックボードについては十分に分かった。次はCPU性能がグラボの足を引っ張る「ボトルネック」の具合について検証していく。せっかく良いグラボを用意しても、CPUで台無しになったら勿体無い。

  • Core i7 8700(6コア / 12スレッド / 4.30 GHz)
  • Core i5 8500(6コア / 6スレッド / 3.90 GHz)
  • Core i3 8100(4コア / 4スレッド / 3.60 GHz)
  • Pentium G5400(2コア / 4スレッド / 3.70 GHz)

本記事では4種類のCPUにて検証。グラボはもっともボトルネックが出やすい「GTX 1080 Ti」を使う。では、CPUでどれくらいフレームレートが変化するか確かめます。


BFVのCPU別フレームレート

CPU別の平均フレームレート

  • Core i7 8700
    125.5
  • Core i5 8500
    125.0
  • Core i3 8100
    123.2
  • Pentium G5400
    68.0

意外と驚きの結果で、4コア以上ならケロッとフレームレートを全く落とさずに動作出来るが、2コアになった途端にフレームレートが極端に出にくい。

CPU別の最低フレームレート

  • Core i7 8700
    89.4
  • Core i5 8500
    89.7
  • Core i3 8100
    73.8
  • Pentium G5400
    35.3

動作の安定性を示す指標になる「最低フレームレート」を確認すると、Pentiumが一番ひどく次にCore i3でした。Core i7とCore i5は非常に安定しています。

結論として、Battlefiled Vをハイエンドなグラボでプレイするなら、CPUは6コア以上のCore i5またはCore i7を選べば間違いないです。

BFVに必要なメモリ

グラフィックボードを取り替えて、メモリーの使用量を計測しておいた。公式の推奨スペックは「16GB以上」ですが、本当にそれだけのメモリーが必要なのか?

メモリーの使用量は非常に多い

BFVの推奨メモリー容量

結果はこの通り。

  • GTX 1080 Tiの場合:平均 10.0GB
  • GTX 1050の場合:平均 10.9GB

1080 Tiだと10GBほどの消費量ですが、1050になると約1GBほど増えて11GBくらいになってしまった。ゲームとしては非常にメモリー消費量が多く、ここ最近ではトップクラス。

というわけで、グラボに関係なく8GBを超えてしまうので、メモリーは16GB用意しましょう。

必要なVRAM容量の多め

BFVの消費VRAM

なお、BFVのVRAM(=グラフィックボード専用のメモリ)の消費量は約4GB前後で推移した。

VRAMが足りない分だけ、メインメモリーに押し付けられるため、VRAMが4GB以下のグラボはオススメできません。最低でもGTX 1050 TiやGTX 1060 6GBを使うべき。

BFVの推奨スペックをまとめる

Battlefield Vの推奨スペックを検証する

以上の徹底検証で、Battlefield Vに必要なPCスペックがほぼ解明されたと思う。最後に、ここまでの検証で分かった推奨スペックをまとめて終わります。

解像度1920 x 1080
使うモニター普通(60Hz)ゲーミング(144Hz)
志向コスパ安定コスパ安定
CPUCore i3 8100Core i5 8500Coore i5 8500Core i7 8700
グラボ
  • 推奨:GTX 1060 6GB
  • 選択:RX 580 8GB
  • 最低:GTX 1080 8GB
  • 推奨:GTX 1080 Ti 11GB以上
メモリ最低でも12GB推奨は16GB
SSD少なくとも250GB以上

最新ゲームとしては標準的なスペックでプレイが可能ですが、メモリーの必要量が非常に多いのは珍しい。余裕を持って16GB(8GB x2)のメモリーを入れておこう。


BFVをフルHDでプレイするなら「GALLERIA DT」

GALLERIA DT
スペック標準仕様推奨カスタマイズ
CPUCore i5 8500
冷却標準クーラー
※80mm小型空冷ファン
グラボGTX 1060 6GB
メモリDDR4-2666 4GB x2(合計8GB)8GB x2(合計16GB)
マザーボードIntel H310搭載 MicroATX規格
SSD240GB
HDD1TB
ドライブなし
電源450W 静音電源(80+ Bronze認証)
OSWindows 10 Home 64bit
保証1年間 / 持込修理保証
参考価格119980円(税抜き)最新価格をチェックする
スペック表は2018/8時点の製品ページに基いてまとめたので、最新のスペックは公式サイトで確認するようにしてください。

単にBFVを平均60fpsでプレイするだけなら、当ブログでフルHDゲーミング向けで最高のマシンと評している「ガレリアDT」をおすすめする。

「i5 8500 + GTX 1060 6GB」は本当に王道の構成なので、フルHDゲームをコスパ良くプレイしたいなら、だいたいこれで決まりなゲーミングPC界隈。


コスパ重視で100fps超えなら「GALLERIA XV」

GALLERIA XV
スペック標準仕様推奨カスタマイズ
CPUCore i7 8700
冷却静音パックまんぞくコース
120mm中型空冷ファン
グラボGTX 1070 Ti 8GB
メモリDDR4-2666 4GB x2(合計8GBDDR4-2666 8GB x2(合計16GB)
マザーボードIntel H370搭載 ATX規格
SSD640GB(中華製)Crucial 500GB ~ 1TB
HDD2TB
ドライブなし
電源500W(80+ Bronze)
OSWindows 10 Home 64bit
保証1年間 / 持込修理保証
参考価格164980円(税抜き)最新価格をチェックする
スペック表は2018/8時点の製品ページに基いてまとめたので、最新のスペックは公式サイトで確認するようにしてください。

ゲーミングモニターを使いたいけどコストパフォーマンスも捨てられない。という人に向いているのが「ガレリアXV」になる。「i7 8700 + GTX 1070 Ti」というバランスの良い構成が特徴。

GTX 1070 Tiの場合、Ultra画質で100fpsを超えられないが、High画質に落とすことで100fpsに達します。よって、多少画質を妥協しても良いから3桁フレームレートを取りたい人にオススメです。


BFVをゲーミングモニターで有利に「GALLERIA ZZ」

GALLERIA ZZ
スペック標準仕様推奨カスタマイズ
CPUCore i7 8700K
冷却静音パックまんぞくコース
120mm中型空冷ファン
グラボGTX 1080 Ti 11GB(ブロワー仕様)GTX 1080 Ti 11GB OC(デュアルファン仕様)
メモリDDR4-2666 8GB x2(合計16GB
マザーボードIntel Z370搭載 ATX規格
SSD720GB(中華製)Crucial 500GB ~ 1TB
HDD3TB
ドライブなし
電源SILVERSTONE 750W 静音電源CORSAIR 750W 静音電源
OSWindows 10 Home 64bit
保証1年間 / 持込修理保証
参考価格249980円(税抜き)最新価格をチェックする
スペック表は2018/8時点の製品ページに基いてまとめたので、最新のスペックは公式サイトで確認するようにしてください。

リフレッシュレートが144Hzを超える、高性能なゲーミングモニターでBattlefield Vをプレイするなら「i7 8700K + GTX 1080 Ti」なガレリアZZが適任。

BFVで平均120~130fpsを叩き出せるし、設定をHighやMediumに妥協すれば140~165fpsにも届きます。ゲーミングモニターを100%活用したいなら、最高の選択肢です。

ただし、ガレリアZZは価格を抑えるために、ゲーム性能に影響が出にくい部分でパーツのコストカットを図っているので標準カスタマイズは注意が必要。

標準搭載のグラボはファンが1つしか無く、冷却性能と騒音に難ありなので、デュアルファン仕様のグラボにカスタマイズすると色々と幸せ(+5000円)。

次にSSD。最近は「720GBなのに安い!!」とアピールするが、結構色々といわくつきのSSDなので、筆者が信頼しているCrucial製のSSDに切り替えよう(+300~6000円)。

最後に電源ユニット。SILVERSTONE製の電源は、部品をかなり削って低コストを実現する。信頼性は今ひとつで、高価なマシンには似合わない。よってCORSAIR RM750iをオススメする(+10500円)。

実機レビューは以下より。


以上「【BFV】Battlefiled Vの推奨スペックを実際に徹底検証します」でした。

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10 件のコメント

  • 検証お疲れ様です。なかなか特徴的なゲームですね。

    多コアCPUとRadeonに最適化が進んでいる、必要とされるGPUパワーは控えめ、メインメモリの使用量が非常に多いといった感じでしょうか。

    こんなにRAMの使用量が多いのは珍しいですね。
    前作BF1も発売当時RAM使用量の多さが話題になっていたように記憶していますが。

  • レイトレーシングとやらが次のGeForceから実装されるようで、このゲームでも追加予定らしいですね?もうされてるのかな?
    1920×1080以上にすると普通に考えてfps落ちるだろうにどれだけ重くなるのだろう。

  • 他サイト様からの情報で恐縮ですが…………

    露GameGPUの検証ではRyzen7 2700XがCore i7 8700Kや7700Kとほぼ同じ(それも最低・平均ともに1fpsだけ)パフォーマンスが出たそうで、Ryzenへの最適化もかなり行われていると見て良さそうです

    https://gamegpu.com/action-/-fps-/-tps/battlefield-v-open-beta-test-gpu-cpu

    一方で前作では概ね3GB以下に収まっていたVRAM使用量が4GBを超え、エントリークラスGPUでのプレイが難しくなった感はありますね

  • i7 8700 4.3GHzとi5 8400 3.8GHzでフレーム差がGTX 1080 Tiでもないので、よりベストなのは同じTDP65Wでも省電力だろうi5 8400のほうがより良い選択かなと。
    1080 Tiだからi5 8400クラスで飽和している可能性もあるので、今度出てくる2080 Tiでは少しは離すとは思いますが現状ではコスパとワッパでi5 8400がベストですね。

  • いつもこう言う対人ゲームの検証を、見ると思うのですが
    PUBGもBFVもしかり
    最低画質(テクスチャだけ最低より一つ上or中)でのFHDでのFPSを測って頂きたいです

  • とりあえずRYZEN5 1400に12GのRAM、1050TI積んどけばmediumヌルサクだった。クアッドコアが聞いてるのか?

  • 検証お疲れ様です。
    当方の2016年モデルのガレリアDT(i5-6500,GTX960,メモリ8GB)で出来るか気になって記事拝見しましたが、流石に2年前のロー寄りミドル機では無理のようですね(現状、BF1すらフレーム落ちが常態化してるので当然なんですが…)
    ここまで来るとパーツ交換で何とかするより買い換えの方が結果的にお得になりそう…。

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