データに基づいた黒い砂漠の推奨スペックとおすすめパソコン

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「黒い砂漠は非常にヘビーなゲームだ」と、よく言われている。そしてお決まりの「重たいゲームだから、このハイエンドモデルがオススメです」「黒い砂漠推奨モデルがおすすめです」といった、虚偽の情報で必要以上のスペックのPCを買わせようとするサイトが多い。

今までに11台の自作PC歴があり、6種類のグラフィックボードで黒い砂漠を経験してきたやっちが、本当の推奨スペックについて解説したい。しかし、これだけでは主観的な内容に偏ることが多いため、更に有志の人たちによって集められた統計データ(ベンチマークやフレームレート記録)に基いて、客観的に見ても「正しい推奨スペックと、推奨するべきPC」を紹介する。

 

公式サイトの推奨スペックを確認

必要動作環境推奨動作環境
OSWindows7 / Windows 8 / Windows 8.1 / Windows 10
CPUIntel Core i3Intel Core i5
メモリ4GB6GB
GPUGTS 250GTX 650
GeForce 9800 GTXGTX 550 Ti
Radeon HD 3870 X2Radeon HD 7770 / 6770
HDD90GB 以上
DirectX9.0c 以上
モニター1280*720 以上
出典 : 公式サイト

日本の公式サイトではこのような推奨スペックが例示されているが、残念ながらこのデータは正しくない。「必要動作環境」は、満たせば確かに黒い砂漠を動作させることはできる。

が、フルHDで遊ぶのは厳しいし、画質設定も最適化モードという最悪の画質でなければマトモに黒い砂漠を遊べないのである。では「推奨動作環境」はどうかというと、必要動作環境よりはいくぶんマシなだけである。

決して「推奨」と書いてあるからといって、最高画質で安定するとは一言も書いていない。いや、標準画質での安定も厳しいです。なぜか? 以下のデータを見て欲しい。

最高仕様(β)設定におけるフレームレート
GPUVRAM最低FPS(Min)平均FPS(Avg)
GTX 980 Ti SLI6GB6060
GTX 980 SLI4GB5860
GTX 980 Ti6GB5560
GTX 780 Ti SLI3GB5460
Radeon R9 Fury X4GB4956
GTX 970 SLI4GB4860
GTX 780 SLI3GB4659
Radeon R9 Nano4GB4652
GTX 9804GB4450
GTX 780 Ti3GB4146
Radeon R9 290X4GB4045
GTX TITAN6GB3843
Radeon R9 295X24GB3843
GTX 9704GB3742
Radeon R9 2904GB3641
GTX 7803GB3540
GTX 6902GB3142
Radeon R9 280X3GB3135
GTX 7702GB2732
Radeon HD 79703GB2731
Radeon HD 79903GB2731
GTX 6802GB2530
GTX 9602GB2528
Radeon HD 79503GB2327
GTX 9502GB2225
GTX 6702GB2226
GTX 7602GB2125
Radeon HD 78702GB2124
Radeon R7 3702GB2023
GTX 6602GB1821
Radeon HD 78502GB1720
GTX 750 Ti2GB1518
出典 : Тестирование при максимальных настройках качества 1920х1080

これは黒い砂漠で設定可能な最高の画質を、各種グラフィックボードでフレームレート(FPS)を計測したデータだ。

見ての通り、公式サイトの推奨動作環境で記載されている「GTX 550 Ti」や「GTX 650」は、全く載っていない。では、公式サイトの推奨GPUがどれくらいの性能なのか、別のデータで測ってみよう。

Passmark社によるベンチマーク
GPUスコアFPS(最高仕様)
GTX 750 Ti368418
Radeon HD 7770217211
GTX 550 Ti192310
GTX 650183210
Radeon HD 677016579
GTS 2508996
GeForce 9800 GTX8986
Radeon HD 3870 X28745
出典 : Passmark Software

アメリカの大手ベンチマーク会社Passmarkによる、グラフィックボードのスコアです。さきほどのデータで最下位に入っていた「GTX 750 Ti」は、3684点となっている。

そして、その下に公式サイトが推奨したGPUが並んでいるのが分かる。そう、ここから分かることは公式の推奨GPUは非常に心もとないということだ。FPSは10台から、悪いと1桁になってしまっている。

お世辞にも公式の推奨スペックは「推奨とはいえない」のが現実です。

 フレームレートとは?

FPSrate

フレームレートとは、1秒間に何枚の画像を描写したか? を示す指標です。例えば、FPS30なら1秒間に30枚の画像を描写して映像を表現しているということになる。

FPSが高ければ高いほど人間は「リアルに動いている」「ヌルヌルとしている」と感じるようになり、FPSが低ければ低いほど「ガタガタしている」「パラパラ漫画みたい」と感じる。

一般的にはFPSは30くらいが人間にとって最も快適とされており、最もリアルな描写とされているのがFPSが60台です。基本的には30以上出れば、十分に快適と言えます。

 

では、黒い砂漠の本当の推奨スペックはどうなる?

当然、公式の推奨スペックがアテにならないと分かったら、次の問題は「本当の推奨スペック」は何なのか?

この問題に切り込む前に一つ、解決しておく問題があります。それは推奨スペックの基準です。「推奨スペックとは何ですか?」と聞かれて、即答できますか? 多分、8割くらいの人は出来ません。

自分の求める環境を、快適に動かせるスペック。これが推奨スペックになる。

by やかもち

これが本当の推奨スペックであり、何も「GTX980じゃないと動かない。だから980 Tiとか、1070とか、ハイスペックなPCを買うのがオススメ」なんていうのが推奨スペックというわけではない。

次は自分の求める環境がどれほどのものなのか? ここを考えておこう。でなければ、必要もないパソコンを買ってしまったり、本来は買うべきだったのに間違ったモノを買ってしまったりと、デメリットしか無い。

黒い砂漠の画質の違い

ということで、まずは黒い砂漠の画質をチェックしていこう。「これくらいなら妥協していいかな」「やっぱり最高画質しか認めん!」など、自分の求める環境を決めていこう。

最高仕様 最高画質 高画質 標準画質 中画質 低画質 最低画質

すぐに分かることは仕様上の最高画質である「最高仕様(β)」と、設定上の最高画質(テクスチャ品質High+グラフィック品質VeryHigh)に、目視で分かるほどの違いが無いということだ。

最高仕様(β)は描写している情報量が2倍近くになっているらしく、表示上は解像度が倍になっているというのが開発側の言い分だが、残念ながら目視で「おお、ぜんぜん違う!」と思えるほどの差が無い。

目視で分かる違いが無いのに、GPUに求められる処理能力は倍近く違ってくる。ということは、βモードでは遊ばずに、設定上の最高画質で遊ぶのが合理的ということになる。

ということで基本的には最高画質~高画質くらいで遊べれば満足ということだ。人によっては標準画質でもOKかもしれない。次は画質ごとのフレームレートを見てみよう。

 テクスチャ品質の補足

middle3

テクスチャ品質 : Middle

veryhigh3

テクスチャ品質 : High

グラフィック品質による差よりも、テクスチャ品質による差のほうが「目視で分かりやすい」です。参考までに。

画質設定とGPUごとのフレームレート

画質設定ごとのフレームレート最高仕様(β)最高画質(※1)高画質(※2)標準画質(※3)中画質(※4)低画質(※5)
GPU平均FPS
AMD R9 295X2 8GB75.0100.3102.0104.6105.4113.8
NVIDIA GTX TITAN-Z 12GB52.893.493.792.810494.7
AMD HD 7990 6GB47.991.494.7101.297.5111.5
NVIDIA GTX 980 4GB44.669.270.578.896.294.5
NVIDIA GTX 690 4GB40.777.882.379.09492.8
AMD R9 290X 4GB39.764.866.680.389.3112.3
NVIDIA GTX 970 4GB39.263.765.576.388.893.8
NVIDIA GTX TITAN Black 6GB37.364.466.477.888.692.3
NVIDIA GTX 780 Ti 3GB36.863.065.876.488.293.8
AMD R9 290 4GB36.761.963.278.587.5112.9
NVIDIA GTX TITAN 6GB33.657.662.073.185.994.2
NVIDIA GTX 780 3GB29.153.257.268.784.493.9
AMD R9 285 2GB28.045.047.156.382.9103.2
NVIDIA GTX 590 3GB27.446.349.548.082.890.2
NVIDIA GTX 770 2GB25.746.849.463.082.394.5
AMD HD 7970 Edition 3GB25.345.949.267.079.3111.2
AMD R9 280X 3GB25.245.448.565.979.2110.2
NVIDIA GTX 680 2GB24.245.448.758.876.893.6
AMD HD 6990 4GB23.048.451.871.274.2110.2
AMD HD 7970 3GB22.842.145.159.272.4106.2
NVIDIA GTX 670 2GB22.439.542.251.271.493.4
AMD R9 280 3GB21.739.942.954.268100.7
AMD HD 7950 Boost 3GB21.237.940.450.867.598.4
AMD HD 7870 2GB20.837.739.350.167.296.7
AMD R9 270X 2GB20.336.538.347.466.193.4
NVIDIA GTX 760 2GB20.036.138.648.26491.4
NVIDIA GTX 660 Ti 2GB19.437.138.947.963.792.9
AMD HD 7950 3GB19.335.037.647.363.393.1
AMD HD 7870 2GB19.134.436.044.862.688.4
NVIDIA GTX 580 1.5GB18.231.533.640.760.781.2
AMD HD 5970 2GB18.236.037.760.157.296.6
AMD R9 270 2GB17.932.334.044.054.886.2
NVIDIA GTX 660 2GB16.930.432.039.05280.7
NVIDIA GTX 570 1.2GB16.529.030.437.550.875.5
AMD R7 265 2GB16.428.830.738.150.475.7
AMD R7 260X 2GB16.228.330.137.650.272.4
NVIDIA GTX 480 1.5GB15.826.828.135.348.371.0
AMD R7 260 2GB15.724.625.030.947.964.5
NVIDIA GTX 560 Ti 1.2GB15.625.326.935.047.672.7
AMD HD 7790 1GB15.027.028.234.047.569.4
NVIDIA GTX 650 Ti BOOST 2GB14.926.128.235.446.468.0
NVIDIA GTX 750 Ti 1GB14.526.328.634.646.471.7
AMD HD 7850 2GB14.526.328.434.346.370.0
NVIDIA GTX 750 Ti 2GB14.426.428.834.746.171.6
AMD HD 7850 1GB14.326.528.534.445.870.8
NVIDIA GTX 650 Ti BOOST 1GB14.124.926.733.04565.4
AMD HD 6970 2GB12.925.227.337.54475.2
AMD HD 6950 2GB12.124.126.231.042.665.3
NVIDIA GTX 560 Ti 1GB11.923.024.330.942.563.4
AMD HD 5870 1GB11.921.922.835.141.268.7
NVIDIA GTX 470 1.2GB11.721.722.430.240.563.5
NVIDIA GTX 750 2GB11.621.722.829.44061.5
NVIDIA GTX 750 1GB11.521.522.728.939.760.8
NVIDIA GTX 650 Ti 1GB11.421.222.227.038.258.5
AMD HD 6870 1GB11.320.922.129.23861.0
AMD HD 7770 Edition 1GB10.818.619.023.537.952.4
NVIDIA GTX 560 1GB10.718.419.827.637.456.2
NVIDIA GTX 465 1GB10.217.118.322.733.247.3
AMD HD 5850 1GB10.217.818.828.83257.3
AMD R7 250X 1GB9.617.018.522.931.949.2
AMD HD 6850 1GB9.316.217.123.131.649.4
AMD HD 5830 1GB9.016.617.625.031.351.2
NVIDIA GTX 460 1GB8.915.816.722.130.846.7
NVIDIA GTX 560 SE 1GB8.715.016.221.22944.2
AMD HD 6790 1GB8.415.215.920.428.345.2
NVIDIA GTX 460 SE 1GB7.813.514.518.82538.4
AMD HD 7750 1GB7.212.513.516.023.737.2
AMD HD 6770 1GB6.212.813.818.423.438.6
NVIDIA GTX 550 Ti 1GB6.012.313.017.223.336.6
NVIDIA GTX 650 1GB5.911.112.415.820.833.3
NVIDIA GT 740 1GB5.811.012.115.520.532.4
AMD HD 6750 1GB5.210.510.814.520.231.5
NVIDIA GTS 450 1GB5.010.712.214.91931.2
出典 : Cool Enjoy (表のデータのテストに使われたCPUはCore i7 4770K)

最高仕様と最高画質のFPSを見ると、2倍の差が出ている。だけれど、実際のところ目視でわかる違いはない。推奨スペックを考えるときは、最高画質でどのくらいのFPSで動かせるか? という基準で選ぶといい感じです。

例えば、GTX 750 Tiだと最高画質で平均26FPSが出ている。750 TiはミドルエンドGPUだが、意外と健闘していることが分かる。GTX 750 Tiの倍くらいの値段がするR9 280だと平均39.9FPSと、人間が快適に感じるFPSを十分に達成している。

巷でよくオススメされるGTX 980だと、平均69.2FPSととんでもない画質を出せるようだ。で・・・人間が快適と感じる「30FPS」と、それを遥かに超える「60FPS」。この違いってどれくらいあるのか?

 画質について

※β = 最高仕様(β)という、現状の最高画質設定

※1 = High(テクスチャ品質)+ VeryHigh(グラフィック品質)

※2 = High(テクスチャ品質)+ High(グラフィック品質)

※3 = High(テクスチャ品質)+ MiddleHigh(グラフィック品質)

※4 = Middle(テクスチャ品質)+ Low(グラフィック品質)

※5 = Low(テクスチャ品質)+ VeryLow(グラフィック品質)

30FPSと60FPSの違い

画質も重要だが、黒い砂漠は戦闘(狩り)がそれなりに激しいゲームなのでFPSも重視される。

そこで実際に見比べてみよう。サンプル動画は黒い砂漠ではないが、非常に30FPSと60FPSの違いが目視で分かりやすかったため載せました。もし、この動画を見て60FPSに魅力を感じるなら、60FPS前後で動かせる推奨スペックを選んだほうが良い。

ここまでの推奨スペックに関するまとめ

ここまでの流れをまとめよう

  1. 公式サイトの推奨スペックはあまり正しくない
  2. 巷にあふれる推奨スペックも主観的である
  3. 推奨スペックは「自分の求める画質とFPS」で決まる
  4. 「自分の求める画質とFPS」を決めたら「本当の推奨スペック」が明らかになる

ということです。もう一度、フレームレートの表を載せます。

画質設定ごとのフレームレート最高仕様(β)最高画質(※1)高画質(※2)標準画質(※3)中画質(※4)低画質(※5)
GPU平均FPS
AMD R9 295X2 8GB75.0100.3102.0104.6105.4113.8
NVIDIA GTX TITAN-Z 12GB52.893.493.792.810494.7
NVIDIA GTX 980 4GB44.669.270.578.896.294.5
AMD R9 290X 4GB39.764.866.680.389.3112.3
NVIDIA GTX 970 4GB39.263.765.576.388.893.8
NVIDIA GTX 780 Ti 3GB36.863.065.876.488.293.8
AMD R9 290 4GB36.761.963.278.587.5112.9
NVIDIA GTX TITAN 6GB33.657.662.073.185.994.2
NVIDIA GTX 780 3GB29.153.257.268.784.493.9
AMD R9 285 2GB28.045.047.156.382.9103.2
NVIDIA GTX 590 3GB27.446.349.548.082.890.2
NVIDIA GTX 770 2GB25.746.849.463.082.394.5
AMD R9 280X 3GB25.245.448.565.979.2110.2
NVIDIA GTX 680 2GB24.245.448.758.876.893.6
AMD R9 280 3GB21.739.942.954.268100.7
AMD R9 270X 2GB20.336.538.347.466.193.4
NVIDIA GTX 760 2GB20.036.138.648.26491.4
AMD R9 270 2GB17.932.334.044.054.886.2
NVIDIA GTX 660 2GB16.930.432.039.05280.7
NVIDIA GTX 570 1.2GB16.529.030.437.550.875.5
AMD R7 260 2GB15.724.625.030.947.964.5
NVIDIA GTX 750 Ti 2GB14.426.428.834.746.171.6
NVIDIA GTX 560 Ti 1GB11.923.024.330.942.563.4
NVIDIA GTX 750 2GB11.621.722.829.44061.5
NVIDIA GTX 460 1GB8.915.816.722.130.846.7
NVIDIA GTX 550 Ti 1GB6.012.313.017.223.336.6
NVIDIA GTX 650 1GB5.911.112.415.820.833.3
NVIDIA GT 740 1GB5.811.012.115.520.532.4
NVIDIA GTS 450 1GB5.010.712.214.91931.2

公式サイトが推奨するGTX 650やGTX 550 Tiでは、標準画質を20FPSで動作させることもままならない。

もし「リアルな描写をストレス無く、スムーズに遊びたい。戦闘もゴリゴリする。」というなら、最高画質で50~60FPSが求める環境になる。表を見てみると。

GTX 970、GTX 780 Ti、R9 290などが条件を満たす推奨スペックということだ。逆に「リアルな描写はそこまで求めてないし、生産などでのんびりと遊ぼうかな。」というなら。

標準画質で30FPS前後で十分だと思われる。表を見ると、GTX 750 Ti、GTX 750、R9 270などが条件を満たすスペックになる。

これで黒い砂漠をプレイするなら、どんなパソコンを選べば良いのか。だいぶ分かってきたのではないだろうか。

 

【補足1】CPUについて

黒い砂漠はCPUよりも、圧倒的にグラフィックボード(GPU)に処理を求めるゲームです。しかしながら、状況によってはCPUにも負荷がかかることがある。

  • 人が集まるところ(拠点戦・フィールドボスなど)

このケースに限って、CPUに非常に重たい負荷がかかります。その結果、GPUの性能が足りているにもかかわらずフレームレートが落ちることがある。ひどい時だと50%くらいは低下する。

だからといってCore i7を選べ・・ということでない。正直に言ってCore i7をオススメするのは詐欺ではないかと思ってるくらいだ。理由として、黒い砂漠は4コアあれば足りるから。

Fps
出典 : Тестирование при максимальных настройках качества 1920х1080

これを見ると、CPUの性能が悪いからといってフレームレートが大幅に悪化していないことが分かる。Core i7 5960XからCore i3 4330までは、そこまで差が無いんですよ。

もちろん、このデータは黒い砂漠の人口の少ない地域で計測したものなので鵜呑みにすることは出来ない。しかし、現実的に見るとCore i7はオーバースペックなのは分かる。

拠点戦など人の集まるコンテンツを楽しむという人はCore i5 4000番台以上のCPUを。あまりそういうことをしない、という人はCore i3 4000番台以上でOKです。

Core i7 は黒い砂漠を最高画質で動かしながら、他の作業(タスク)を大量にこなす・・という場合なら選んでもいいと思います。Adobe系ソフト、CAD系ソフト、マイニング、エンコードなど。

 

【補足2】Windows7とWindows10について

公式サイトの推奨OSはWin7、8、8.1、10の4つでした。しかし、実際に使うという観点から見ると、これも「本当の推奨OS」があります。

→ 黒い砂漠するならWindows7と10のどっちがオススメなの?

詳しくはこの記事にありますが、結論だけを書きますね。それはWin7とWin10では、黒い砂漠のメモリ消費量が倍近く違ってくるということ。

このツイートにもありますが、Win10だと200万kb(2GB)で済んでいる消費量が、Win7だと550万kb(5.5GB)と2倍以上に跳ね上がってます。これだけの差があると、Win10を選んだほうが良いかな・・と思います。

それに、Win10にはもう一つメリットがあって、Win7と比較すると5000~10000円くらいパソコンの価格が違うんですよ。あくまでも個人の意見ですが、黒い砂漠するならWin10のほうがオススメです。

 

本当の「黒い砂漠推奨パソコン」を選んでいく

ここまでに紹介した基準でオススメなパソコンを選んでいきます。自作スキルがあるという人は読み飛ばしてもOK。

自作するのは面倒だし、保証もついてるBTOがいい! という人向けにここまでの基準と自作歴11台のやっちから見た「おすすめな黒い砂漠推奨マシン」を4つほど選んでおきます。

求めている環境や、予算などに合わせて選んでみてください。

 

1. 生産中心で標準画質でも良いという人向け

1

標準画質で、生産系コンテンツや、スクリーンショット・キャラメイクを楽しみたいという、ちょっと大人しい推奨スペックです。ゲーム設定はこんな感じになります。この遊び方に対する推奨マシンは以下のとおり。

GALLERIA DC

2
パーツスペック
OSWindows 10 64bit
CPUIntel Core i3 6100
GPUGTX 750 Ti (VRAM 2GB)
メモリ8GB
HDD500GB
電源400W(80PLUS Bronze)
保証1年間
Core i3 6100 搭載

生産系コンテンツを楽しむという用途なら、Core i3 6000番台というCPUで十分な性能です。Core i3は2コアですが、ハイパースレッディング技術(HTT)によって4スレッドであるため、意外といい仕事をするのです。

GTX 750 Ti 搭載

次にGPUで、こちらはGTX 750 Tiが搭載。標準画質で30FPS前後を実現するなら、全然足りている性能だ。表によれば平均34.7FPSと余裕ですね。最高画質でも平均26.4FPSなので、スクリーンショットなどを撮るだけ最高画質で! という遊び方も出来ます。

軽く黒い砂漠を楽しむライトユーザー向け
  1. 標準画質で生産系コンテンツやレベル上げ程度に狩りを楽しむ
  2. たまに高画質、最高画質でスクリーンショットを撮影する
  3. フィールドボスや拠点戦(占領戦)では遊ばない

こういう遊び方に「GALLERIA DC」は最適過ぎるパソコンです。

Arrow GALLERIA DCの公式ページを見てみる

 このモデルの注意点

カスタマイズでSSDを追加したほうが良いです。初期設定だとHDDにOSがインストールされていますが、これだと動作が遅くなってしまうため。

 

2. 戦闘中心だけど、標準画質でOKという人向け

4-18

ゲーム設定はさっきと同じで、こういう遊び方をする場合は同じスペックではきつくなってくる。大人しい遊び方の場合は、性能が揃っていれば安定して動くんですが、こういう多人数が集まるフィールドボスや、拠点戦などの対人コンテンツでは動作が不安定になります。

この遊び方に最適なパソコンは以下のとおり。

GALLERIA DS

2
パーツスペック
OSWindows 10 64bit
CPUIntel Core i5 6500
GPUGTX 750 Ti (VRAM 2GB)
メモリ8GB
SSD120GB
HDD500GB
電源400W(80PLUS Bronze)
保証1年間
Core i5 6500 搭載

Core i5 6000番台は性能的には一世代前のCore i7と同格であることも多いCPU。4コア4スレッドと、物理コアが4つもあるため人の集まる拠点戦やフィールドボスも怖くない。

GTX 750 Ti 搭載

次にGPUで、こちらはGTX 750 Tiが搭載。標準画質で30FPS前後を実現するなら、全然足りている性能だ。表によれば平均34.7FPSと余裕ですね。最高画質でも平均26.4FPSなので、コスパが良いGPUだ。

黒い砂漠の戦闘コンテンツを軽く楽しむライトユーザー向け
  1. 標準画質で狩りや拠点戦などを楽しみたい
  2. たまに高画質、最高画質でスクリーンショットを撮影する

こういう遊び方に「GALLERIA DS」は最適なパソコンです。

Arrow GALLERIA DSの公式ページを見てみる

 

3. SS撮影やキャラメイクを最高画質で楽しみたい人向け

3

ついに「最高画質」の世界に来ました。ゲーム設定はこんな感じ。テクスチャをHigh、グラフィック品質をVeryHighにすることで「最高画質」に。性能的には標準画質と比べると2倍ほど違います。

GALLERIA DH

2
パーツスペック
OSWindows 10 64bit
CPUIntel Core i5 6500
GPUGTX 950 (VRAM 2GB)
メモリ8GB
SSD120GB (無料期間中)
HDD500GB
電源400W(80PLUS Bronze)
保証1年間
Core i5 6500 搭載

Core i5 6000番台は性能的には一世代前のCore i7と同格であることも多いCPU。4コア4スレッドと、物理コアが4つもあるため人の集まる拠点戦やフィールドボスも怖くない。

GTX 950 搭載

GPUには950が採用されている。GTX 950は性能としてはGTX 750 Tiのほぼ2倍で、最高画質でも平均40FPSで切り抜ける実力がある。SS撮影、キャラメイク、生産を最高画質で楽しむなら十分過ぎる性能を備えている。

黒い砂漠をとりあえず最高画質で楽しみたい人向け
  1. 最高画質で黒い砂漠を遊びたい
  2. 拠点戦やフィールドボスをゴリゴリとプレイしない
  3. SS撮影、キャラメイク、生産がメイン

こういう遊び方に「GALLERIA DH」は中々ちょうどいいところをピンポイントに攻めているパソコンです。

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4. 黒い砂漠を最高画質で遊び尽くしたい

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黒い砂漠を最高画質で、キャラメイク、スクリーンショット、狩り、対人コンテンツ、フィールドボス、占領戦まで、全てを遊びたいという人。

そんな人には「黒い砂漠推奨モデル」がオススメ・・。というわけでないことが、もうお分かりだと思います。黒い砂漠を最高画質で遊びつくしたい人には以下のパソコンがちょうどいい。

GALLERIA DT

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パーツスペック
OSWindows 10 64bit
CPUIntel Core i5 6500
GPUGTX 1060 (VRAM 6GB)
メモリ8GB
SSD250GB (無料期間中)
HDD1TB
電源400W(80PLUS Bronze)
保証1年間
Core i5 6500 搭載

相変わらずCore i5 6500ですが、黒い砂漠を最高画質で遊ぶ程度の用途なら、やはりこれくらいのCPUで全然OKなんです。Core i7は高いですから。

最新世代のGPU「GTX 1060」搭載

nVIDIAの最新世代「Pascal」のGPU、GTX 1000番台が搭載されています。その中でも1060はGTX 980相当の性能でありながらコスパが大幅に向上しています。以前なら黒い砂漠を最高画質で遊びつくそうと思うと13~14万円くらいのPCが必要でした。

しかし、このGTX 1060の登場により状況は大きく変わり、10万円くらいあれば黒い砂漠を最高画質で遊べるようになってしまった。GTX 1060は恐ろしいGPUです。最高画質で平均60FPSを叩き出す。

 VRAM 6GB

GTX 1060はVRAM(メモリ)容量が6GBもある。黒い砂漠は最高画質でプレイするとき、このVRAMを最大で3.5~4.0GBほど消費します。しかし、このGPUはVRAMが6GB。黒い砂漠でも使い切れないほどのメモリ容量があるので、最高画質でも安心して遊べる。

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黒い砂漠を最高画質で全部遊びつくしたい、ちょっとヘビーユーザー向け
  1. 常時、最高画質で黒い砂漠を遊びたい
  2. フィールドボス、拠点戦など、多人数コンテンツもプレイする
  3. 最高画質だけど、50~60FPSで安定動作を求める

このような環境を求めているなら「GALLERIA DT」が適任だ。

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余談「黒い砂漠推奨モデル」って?

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最後に、途中で何度か話題に出した「黒い砂漠推奨モデル」について説明しておきます。コンセプトはVeryHigh、つまり最高画質で快適に動くことを目的としたモデルなのですが・・。

問題は価格です。さっき出した、最高画質で遊ぶなら十分な性能を誇る「GALLERIA DT」でさえ、税込みで11.5万くらいです。それに対して、この推奨モデルは税込みで20万超もするんです。

20万だから性能も2倍なのかと言うと、そんなことはない。ベンチマークなら20%くらいは上の性能ですが、その程度の違いはほとんど体感できない。GTX1060とGTX980だと、確かに後者のほうが性能は上なんですが、実用上はほとんど差が無い。

だから、やっちは黒い砂漠推奨モデルを一切おすすめしていません。値段が高すぎる・・。このモデルを買うなら「GALLERIA DT」で十分だと断言できます。

 

 

黒い砂漠の推奨PCまとめ

長くなりましたが最後に簡単にまとめる。

黒い砂漠を標準画質でとりあえず楽しめればOKという人は「GALLERIA DC」で行ける。Core i3 6100で4スレッドを完備、GPUもGTX 750 Tiで標準画質を30FPS前後で安定させます。

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標準画質で構わないが、拠点戦やフィールドボスなど、多人数のコンテンツも遊びたい人は「GALLERIA DS」がちょうど良い。CPUが4コアのCore i5 6500なので、人が集まっても大丈夫。

GALLERIA DS

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黒い砂漠をとりあえず最高画質で遊びたい人には「GALLERIA DH」が最適だ。GTX 950なら最高画質を30FPS前後で安定させられる。

GalleriaDH

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最高画質で黒い砂漠を遊びつくしたいという、ちょっとヘビーユーザーな人には「GALLERIA DT」がオススメ。GTX 1060搭載で最高画質を60FPS前後で安定させる。にもかかわらず価格は10万円弱に抑えられているのでコスパも良好。

GALLERIA DT

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以上、黒い砂漠の推奨スペックとおすすめパソコンでした。

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