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RTX 3050ベンチマーク & レビュー:今更GTX 1660 Superと同等性能・・・?

RTX 3000シリーズが投入されてから1年と半年が経ち、ようやくエントリークラスの「RTX 3050」が発売されました。

今ゲーマーが求めている、そこそこ安くてそこそこ高性能なグラボとして、RTX 3050が「答え」になるかどうか?自腹で買ってレビューとベンチマークをします。

(公開:2022/2/7 | 更新:2022/2/7

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「GeForce RTX 3050」の仕様とスペック

GPURTX 3050GTX 1660 SuperRX 6500 XT
プロセス8 nm製造 : Samsung12 nm製造 : TSMC7 nm製造 : TSMC
シェーダー数CPUのコア数に相当256014081024
RTコア数レイトレ用の特化コア20016
ブーストクロック1777 MHz1785 MHz2815 MHz
VRAMGDDR6 8 GBGDDR6 6 GBGDDR6 4 GB
理論性能(FP32)9.098 TFLOPS5.027 TFLOPS5.765 TFLOPS
SLI対応
PCIePCIe 4.0 x8PCIe 3.0 x16PCIe 4.0 x4
TDP130 W125 W107 W
補助電源8 pin8 pin8 pin
MSRP$ 249$ 229$ 199
参考価格2022/02時点48200 円52800 円29700 円
発売価格39800 円27990 円27273 円
発売2022/1/272019/10/292022/1/21
GPURTX 3050GTX 1660 SuperRX 6500 XT
世代AmpereTuringRDNA 2
プロセス8 nm製造 : Samsung12 nm製造 : TSMC7 nm製造 : TSMC
トランジスタ数120.0 億66.0 億110.6 億
ダイサイズ249 mm2284 mm2237 mm2
シェーダー数CPUのコア数に相当256014081024
TMU数Texture Mapping Unitのこと808864
ROP数Render Output Unitのこと324832
演算ユニット数202216
Tensorコア数機械学習向けの特化コア8000
RTコア数レイトレ用の特化コア20016
L1キャッシュ演算ユニットあたり128 KB64 KB128 KB
L2キャッシュコア全体で共有2.0 MB1.5 MB1.0 MB
L3キャッシュコア全体で共有16.0 MB
クロック周波数1552 MHz1530 MHz2310 MHz
ブーストクロック1777 MHz1785 MHz2815 MHz
VRAMGDDR6 8 GBGDDR6 6 GBGDDR6 4 GB
VRAMバス128 bit192 bit64 bit
VRAM帯域幅224.0 GB/s336.0 GB/s143.9 GB/s
理論性能(FP32)9.098 TFLOPS5.027 TFLOPS5.765 TFLOPS
SLI対応
PCIePCIe 4.0 x8PCIe 3.0 x16PCIe 4.0 x4
TDP130 W125 W160 W
補助電源8 pin8 pin8 pin
MSRP$ 249$ 229$ 199
発売価格39800 円27990 円27273 円
発売2022/1/272019/10/292022/1/21

「RTX 3050」は、レイトレとDLSSに対応するRTX 3000シリーズのエントリーモデルとして投入されました。GTX 1650の正式な後継モデルとは言えない立ち位置です。

前世代との単純な比較はできないですが、MSRP(希望小売価格)に近いグラフィックボードは「GTX 1660 Super」です。RTX 3050はGTX 1660 Superより、わずか20ドル高いだけで基本的なスペックは大幅に底上げされています。

さらに、RTX 3050はDLSSに対応します。DLSSは画質を維持したままフレームレートを伸ばす機能で、対応しているゲームならGTX 1660 Super以上の性能をかんたんに発揮できるでしょう。

やかもち
では、以下よりベンチマーク & 実測ゲーミングしてRTX 3050の性能を詳しく調査します。

RTX 3050の性能をベンチマーク

テスト環境(スペック)

GeForce RTX 3050(写真)
テスト環境「ちもろぐ専用ベンチ機」
CPUCore i9 12900K
CPUクーラーNZXT X63
280 mm簡易水冷クーラー
マザーボードASUS TUF GAMINGZ690-PLUS WIFI D4
メモリDDR4-3200 16GB x2使用メモリ「G.Skill Trident Z C16」
グラフィックボードRTX 3050
SSDNVMe 1TB使用SSD「Samsung 970 EVO Plus
電源ユニット1200 W(80+ Platnium)使用モデル「Toughpower iRGB PLUS」
OSWindows 11 Pro(Build 22000)
修正パッチ「KB5006746」導入済み
ドライバNVIDIA 511.32 / AMD 22.1.2
ディスプレイ3840 x 2160@60 Hz使用モデル「BenQ EL2870U

グラフィックボードの検証に使うベンチ機のスペックです。CPUをRyzen 9 5950Xから、より安い価格で最強クラスのゲーミング性能を持つ「Core i9 12900K」に切り替えます。

32 GBのメモリ、容量1 TBのメインSSDなど、CPU以外のスペックは基本的に同じままです。OSは修正パッチを適用した最新版のWindows 11 Proを使用します。

グラフィックボードの足を引っ張らないよう、可能な限りCPUボトルネックを抑えたテストスペックになっているので、グラフィックボードの性能をかなり正確にテスト可能です。

テスト時のグラフィックドライバは、GeForce Driver 511.32 WQHL(RTX 3050に対応する最初のドライバ)にて検証します。

用意したグラボ

GeForce RTX 3050(写真)

今回のRTX 3050ベンチマークで使用するグラボは、Palit製「RTX 3050 StormX 8G」です。ドスパラWeb通販より、39800円で自腹で購入しました(※ドスパラいわく次回の入荷予定なし)

GeForce RTX 3050(写真)

「安さ」が取り柄の、低コストなシングルファン設計(厚み40 mm)です。TDP:130 WのGPUを冷やすだけなら十分です。映像出力にDisplay Port 1.4aを3つ、HDMI 2.1を1つ備えます。

Intel / コア : 16 / スレッド : 24 / ソケット : LGA 1700 / チップセット : Intel 600 / 内蔵GPU:UHD 770 / 付属クーラー : なし
ASUS / チップセット : Intel Z690 / フォーム : ATX / ソケット : LGA1700 / フェーズ数 : 15(80A DrMOS) / マルチGPU : SLI or CF / M.2 : 4スロット / LAN : 2.5 GbE / 無線 : Wi-Fi 6E / 備考 : M.2 Q-Latch搭載
G.Skill / 種類 : デスクトップ用 / 規格 : DDR4-3200 / CL : 16-18-18-38 / ランク : 2-Rank / 容量 : 16 GB / 枚数 : 2枚 / チップ : 不明 / 備考 : for AMDメモリ
NZXT / ソケット : LGA 1200 | 115X | 2066 | Socket AM4 / ラジエーター : 280 mm / ファン : 140 mm x2 / 保証:6年 / 備考 : Asetek製ポンプ採用
Samsung / NAND : Samsung製96層TLC / 容量 : 1 TB / 耐久性 : 600 TBW / 保証 : 5年

RTX 3050のゲーミング性能

今回のちもろぐ版グラフィックボードレビューでは、以下2つのベンチマークと12個のゲームタイトルを使って、「RTX 3050」のゲーム性能を詳しくテストしました。

テスト時の解像度はフルHD(1920 x 1080)です。RTX 3050は低予算なグラボなので、最高設定と中設定の2つを検証します。

使用するベンチマーク【2つ】
  • 3DMark(FireStrike / TimeSpy / Port Royaleを使用)
  • VRMark(Orange / Cyan / Blueすべて使用)
実際にテストするゲームタイトル【12個】

レビューに使用するベンチマーク対象ソフトは以上の12個です。ベンチマークに使いやすいソフト、日本国内で人気のあるゲームを中心に選んでます。

定番ベンチマーク:3DMark

「3DMark」はグラフィックボード用の定番ベンチマークです。グラボの性能をざっくりとスコア化(Graphics Score)して、性能を分かりやすく比較できます。

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:3DMark FireStrike

DX11で動作するフルHD向けベンチマーク「FireStrike」では、RTX 3050は15400点。RTX 3060より約29%も低いスコアです。GTX 1660 Superと比較しても、わずかに届かない微妙な性能。

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:3DMark TimeSpy

DX12で動作する、WQHD向けかつ比較的新しいゲーム向けの「TimeSpy」では、RTX 3050は6050点。GTX 1660 Superとほとんど同じスコアです。

他のグラフィックボードとベンチマークスコアの比較をしたい方は、↑こちらのグラボ性能まとめ表も参考にどうぞ。

VRゲーム性能:VRMark

日本はヨーロッパ圏を超えるVRゲーム大国でして、VRゲームのためにグラボを求める人も少しずつ増えています。VRゲーム向けの定番ベンチマーク「VRMark」を使って、RTX 3050のVRゲーム性能を検証します。

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:VRMark Orange Room

「Orange Room」はVRMarkで一番軽い(HTC ViveまたはOculus Riftの動作チェック的な)テストです。RTX 3050のスコアは約8760点、GTX 1660 Superにすら届かない、かなり微妙な性能です。

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:VRMark Cyan Room

「Cyan Room」はDX12で動作するVRベンチマークで、2番目に重たいです。8 GBのVRAM容量が効いたおかげで性能は逆転し、GTX 1660 Superを上回るスコアです。

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:VRMark Blue Room

「Blue Room」は将来のハードウェアを前提として用意された、5K解像度の重量級VRベンチマークです。RTX 3050は1831点で、GTX 1660 Superをわずかに下回ります。

残念ながら、RTX 3050のVRゲーム性能はGTX 1660 Superと大差ないです。VRAMが多いので実際のVRゲームで有利になる可能性はあるものの、コストパフォーマンスでVR用グラボを選ぶならGTX 1660 Superが魅力的です。

Apex Legends

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:Apex Legends
GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:Apex Legends

RTX 3050平均fps最低fps(下位3%)

定番のFPSタイトル「Apex Legends」のテスト結果です。最高設定だと平均89.9 fpsで、GTX 1660 Superとほぼ同じ。中設定では平均111.9 fpsに伸びて、GTX 1660 Super以上の性能に。

低予算なグラボの割にApex Legendsがそこそこプレイできるので、カジュアルゲーマーや新規ユーザーとってRTX 3050は十分使えるグラボです。

VALORANT

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:VALORANT

RTX 3050平均fps最低fps(下位3%)

無料でプレイできる競技FPS「VALORANT」のテスト結果です。とても動作が軽いため、最高設定だけでテストします。RTX 3050は平均285.5 fpsと、余裕で240 fpsを超えています。

Escape from Tarkov(タルコフ)

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:Escape from Tarkov(タルコフ)
GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:Escape from Tarkov(タルコフ)

RTX 3050平均fps最低fps(下位3%)

ロシア産の硬派なリアル系FPS「Escape from Tarkov(タルコフ)」のテスト結果です。

最高設定(Ultraプリセット)は平均64.4 fpsで、ギリギリ60 fpsでした。中設定(Mediumプリセット)だと平均87.0 fpsに伸びて、普通にプレイできる性能に。.

フォートナイト

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:フォートナイト
GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:フォートナイト

RTX 3050平均fps最低fps(下位3%)

Apex Legendsと双璧をなす大人気FPSタイトル「フォートナイト」のテスト結果です。

最高設定で平均66.3 fpsと、意外とギリギリの動作。中設定まで妥協すると平均133.5 fpsで余裕のある動作です。フォートナイトだとGTX 1660 Superより高性能です。

レインボーシックスシージ

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:レインボーシックスシージ
GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:レインボーシックスシージ

RTX 3050平均fps最低fps(下位3%)

かなり競技性の強いFPSタイトル「レインボーシックスシージ」のテスト結果です。

最高設定で平均162.6 fps、高設定で平均182.1 fpsでした。シージだとRTX 3050はGTX 1660 Superよりも高い性能を発揮します。

Assassin’s Creed Valhalla

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:Assassin's Creed Valhalla
GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:Assassin's Creed Valhalla

RTX 3050平均fps最低fps(下位3%)

動作の重たい重量級ゲームで知られる「アサシンクリード:ヴァルハラ」のベンチマーク結果です。

最高設定でベンチマークをすると、平均54.9 fpsで60 fpsすら維持できません。高設定にすると平均65.1 fpsでなんとか60 fps台に。なお、RTX 3050はGTX 1660 Superに対して勝利を収めます。

サイバーパンク2077

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:サイバーパンク2077
GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:サイバーパンク2077

RTX 3050平均fps最低fps(下位3%)

超高画質なサイバーパンク系RPG「サイバーパンク2077」のベンチマーク結果です。

ウルトラ設定だと平均41.7 fpsで、快適な動作は望めません。中設定まで下げて平均67.9 fps、ようやく60 fps台に乗りました。RTX 3050でサイパン2077は少々厳しいです。

Forza Horizon 5

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:Forza Horizon 5
GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:Forza Horizon 5

RTX 3050平均fps最低fps(下位3%)

超美麗グラフィックのレーシングゲーム「Forza Horizon 5」のベンチマーク結果です。

エキストリーム設定だと平均52.9 fpsで、60 fpsを下回ります。中設定では平均90 fpsまで改善し、快適なプレイが可能です。

なお、8 GBの大容量VRAMが効果的なのか、Forza Horizon 5においてRTX 3050はGTX 1660 Superをかんたんに打ち負かす性能を見せます。

FF14:暁月のフィナーレ

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:FF14暁月のフィナーレ
GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:FF14暁月のフィナーレ

RTX 3050平均fps最低fps(下位3%)

定番MMORPG「FF14:暁月のフィナーレ」のベンチマーク結果です。

最高設定で平均114.3 fps、とても快適な動作。標準設定だと平均194.4 fpsでほぼ2倍の性能に。

モンスターハンターライズ

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:モンスターハンターライズ
GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:モンスターハンターライズ

RTX 3050平均fps最低fps(下位3%)

モンハンシリーズ最新作「モンスターハンターライズ」のテスト結果です。

とても動作が軽いゲームなので、最高設定(150%スケーリング)でも平均137.3 fpsと余裕の動作をみせます。中設定(150%)だと平均182.4 fpsで、ヌルヌルと動きます。

Flight Simulator 2020

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:Microsoft Flight Simulator 2020
GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:Microsoft Flight Simulator 2020

RTX 3050平均fps最低fps(下位3%)

重量級フライトシミュレーター「Flight Simulator 2020」のテスト結果です。

今回から、比較的フレームレートが変動しづらい場所でベンチマークを行います。国会議事堂から羽田空港のルートを設定して、オートパイロットモードで飛行させます(天候は午前12時の晴天で固定)。

最高設定(ULTRA設定)では平均43.1 fpsと、RTX 3050は意外と動いています・・・。中設定(MEDIUM設定)だと平均75.5 fpsまで伸び、快適なプレイができます。GTX 1660 Superをサラッと上回る性能です。

【1920 x 1080】フルHDゲーミングの性能

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:平均パフォーマンス
GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:平均パフォーマンス

ここまでテストしたデータを平均化※して、RTX 3050のフルHD(最高設定)の平均パフォーマンスをグラフにまとめました。

RTX 3050のフルHDゲーム性能は「平均82.7 fps(下位3%:67.5 fps)です。GTX 1660 Superと比較して、約3%の性能アップを実現します。20ドルの価格差を考えると、かなり微妙な性能差です。

※フレームレートが高すぎる「VALORANT」は平均から除外します。

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:平均パフォーマンス
GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:平均パフォーマンス

RTX 3050のフルHD(中設定)の平均パフォーマンスをグラフにまとめました。

RTX 3050のフルHDゲーム性能(中設定)は「平均119 fps(下位3%:93.7 fps)です。GTX 1660 Superとの性能差はたった1%で、性能に差はありません。

ただし、あくまでも平均値で大差がないだけで、ゲームによってはRTX 3050のほうが明らかに高性能です。プレイするゲームによってはRTX 3050を選んだほうが良い場合もあるので注意してください。

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RTX 3050のレイトレーシング性能

RTX 3050は第2世代のNVIDIA RTXに対応します。低予算ながら、割とマトモなレイトレ性能に期待できるので一応ベンチマークしました。

サイバーパンク2077

サイバーパンク2077で、ウルトラ設定のレイトレとDLSS(バランス品質)を同時に使った結果です。

RTX 3050は平均45.7 fpsで、意外と普通にレイトレが動きます。効率の良いレイトレ処理回路を持たないRX 6000シリーズは、RTX 3050を前になすすべもなく完敗です。

マインクラフト:RTX

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:マインクラフトRTX(レイトレーシング)
GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:マインクラフトRTX(レイトレーシング)

RTX 3050平均fps最低fps(下位3%)

マインクラフト(Windowsエディション)はレイトレに対応しています。レイトレ対応マップ「Neon District RTX」で、トロッコに乗りながらテストした結果です。

16チャンク設定だと平均36.6 fpsで、かなり厳しい動作ですが、8チャンク設定で妥協すると平均52.3 fpsまで改善します。

やかもち
RTX 3050はマインクラフトRTXをもっとも手頃な価格で楽しめるグラボです。

「DLSS」でどれくらい性能が伸びる?

次は、画質を維持したままフレームレートを底上げする、ゲーマーにとってメリットしかない機能「DLSS」の効果を試します。

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:サイバーパンク2077(DLSSの効果)

サイバーパンク2077(ウルトラ設定)に、DLSS(バランス品質)を入れると、RTX 3050は平均60 fpsで動作しました。GTX 1660 Superの約1.5倍もの性能です。

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:フォートナイト(DLSSの効果)

フォートナイトにDLSS(品質モード)を入れると、RTX 3050は平均91.4 fpsで動作します。GTX 1660 Superのほぼ1.5倍の性能で、RX 6600 XTすら上回る性能です。

やはり「DLSS」は非常に強力な機能ですが、まだまだ対応しているゲームが少ないのが弱点。たとえば、定番FPSタイトルのApex LegendsはDLSSに未だ対応していません。DLSSは依然として普及率が課題です。

RTX 3050のクリエイティブ性能

グラフィックボードはゲームだけでなく、3Dレンダリングやゲームの録画配信もこなせます。

GPUレンダリングの定番ソフト「Blender」、動画エンコード「Aviutl」、ゲーム実況配信ソフト「OBS」を使ってRTX 3050のクリエイティブ性能をテストします。

「OBS」でゲームの録画配信

OBSの設定
※画像クリックすると拡大します
グラフィックボードでOBSの録画と配信グラフィックボードでOBSの録画と配信

ゲーム実況配信の定番ソフト「OBS Studio」を、グラフィックボードを使って快適に動くかどうかをチェックします。

OBSの録画配信は非常に負荷が重たいリアルタイムエンコードですが、グラボに搭載されているハードウェアエンコード機能を使うと、CPUにほとんど負荷をかけずに快適な録画と配信が可能です。

GeForce系のグラボは「NVEnc」、Radeon系だと「VCE」と呼ばれるハードウェアエンコード機能でリアルタイムなエンコードができます。

OBSの設定

解像度はフルHD(1920 x 1080)、フレームレートは60 fps、ビットレートは9000 kbpsです。録画と配信どちらも同じ設定で、同時に実行します。

テストに使用するゲームは「Apex Legends(最高設定)」で、ゲーム側に144 fpsのフレームレート上限をかけています(※上限なしだとエンコードが安定しない場合があるため)

OBSでゲーム配信と録画
ドロップフレーム率評価
RTX 30500 %快適
RX 6500 XT動作しない
GTX 1660 Super0 %快適
RX 6600 XT0 %快適

RTX 3050の配信性能はとても優秀です。配信と録画、どちらもドロップフレーム(コマ落ち)は0%で、常に安定した配信録画ができました。

OBSでゲーム配信と録画
フレームレート配信中減少率
RTX 305089.9 fps76.2 fps-15.3 %
RX 6500 XT動作しない
GTX 1660 Super91.5 fps75.0 fps-18.1 %
RX 6600 XT133.7 fps121.8 fps-8.9 %

配信中のフレームレートは若干下がりますが、意外とGTX 1660 Superと同じような性能と減少率です。

やかもち
低予算グラボはそもそもフレームレートが伸びづらいため、エンコード自体の安定性は意外といいです。

「Aviutl」で動画エンコード

グラフィックボードで動画エンコード(Aviutl)

無料で使える有名な動画編集ソフト「Aviutl」に、rigaya氏の拡張プラグイン「NVEnc」「VCEEnc」を入れて、動画エンコードにかかった時間を比較してみる。

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:動画エンコード(AviutlでNVEnc)

RTX 3050はTuring世代のNVEncエンコーダーを搭載します。

予測変換やBフレームなど、ソフトウェアエンコード(CPUでエンコード)に迫るほどの高画質を実現する機能に対応しつつ、ハイエンドCPUを軽く抜き去る高速エンコード性能の両立が可能です。

エンコード時間の比較では、RTX 3050はたった51.2秒で完了します。RX 6600 XTの半分以下の時間です。

テスト時のエンコード設定
出力設定H.264/AVC High @ Level 5.2
1920 x 1080 @60 fps
オーディオ:AAC(192 kbps)
品質NVEnc:Quality
VCE:slow
ビットレート9000 kbps(VBR)
最大ビットレート288000 kbps(VBR)
VBVバッファ9000 kbit
Lookahead32フレーム
BフレームNVEnc:3フレーム
VCE:不可
参照フレーム3フレーム
GOP長600
その他deblock

かなり細かい設定まで手動で決め打ちして、なるべく同じ内容のエンコードを実行できるように工夫してます。

上記のエンコード設定で容量1.5 GBの元ファイルが、NVEncだと192 MB前後、VCEでは197 MB前後に仕上がります。若干VCEのほうが容量が大きいので、ベンチマーク比較としてはRadeon(VCE)側が有利です。

「Blender」でGPUレンダリング

Blenderの公式サイトで無料配布されているCycles Render向けのベンチマーク「Blender Benchmark」を使って、GPUのみ使用する設定でレンダリングを行います。描画に掛かった時間が短いほど高性能です。

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:GPUレンダリング(Blender)
GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:GPUレンダリング(Blender)

「BMW」のレンダリングは約68秒で完了します。シェーダー数の多さがシンプルに効いた結果です。

一方「Koro」のレンダリングでは約230秒もかかり、RX 6600 XTに逆転を許します。原因は不明ですが、「BMW」はGeForceの方が速く、「Koro」はRadeonの方が速い傾向が強いです。

RTX 3050の消費電力と温度

消費電力を実際に計測

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:グラボ本体の消費電力を比較

電力ロガー機能のついた電源ユニットを2台使って、CPUとマザーボード(CPU以外)に電力供給を分割します。

テスト環境
電源ユニット #1システム全体1200 W(80+ Platnium)使用モデル「Toughpower iRGB PLUS」
電源ユニット #2CPUのみ850 W(80+ Gold)使用モデル「Toughpower iRGB PLUS」

FF15ベンチマークを実行中に、CPU以外の消費電力をロガー機能で測定した後、グラフィックボードを取り外した状態で再び同じテストを実行して測定を行います。

  • A:グラボを取り付けた状態で消費電力を測定
  • B:グラボを外した状態で消費電力を測定

以上2つのデータを取得したら、「AをBで引き算」でグラフィックボード本体の消費電力を抽出できる仕組みです。

グラボの消費電力はソフト読み(HWiNFO)で確認は可能ですが、グラフィックボードのモデルやメーカーによって表示される数値に差が生じる可能性があるので、ロガー機能のついた電源ユニットを使って測定しています。

FF15ベンチマーク(2560 x 1440 / 高品質)を実行中に、2台の電源ユニットを使ってグラフィックボード本体の消費電力を計測します(※システム全体ではなくグラボ単体の消費電力)

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:グラボ本体の消費電力を比較

測定した結果をグラフにまとめました。

RTX 3050の消費電力は平均124 Wで、公称スペックのTDP:130 Wに収まります。性能がほぼ同じGTX 1660 Superが平均116 Wなので、RTX 3050は消費電力の割には性能を出せていないグラボです。

やかもち
消費電力が微増した原因は、VRAMの容量が6 → 8 GBに増えたから・・・と推測します。

ワットパフォーマンスは?

FF15ベンチマークの平均フレームレートを、先ほど実際に測定した消費電力で割り算して、ワットパフォーマンス(= 消費電力1 Wあたりのフレームレート)を求めます。

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:ワットパフォーマンスを比較

RTX 3050のワットパフォーマンス(電力効率)はかなり微妙です。GTX 1660 Superよりわずかに劣っていて、1ランク下のローエンドグラボであるRX 6500 XTとほとんど差がないワッパです。

Samsungの8 nmプロセスはしばしばTSMCと比較して電力効率が悪いと言われていますが、こうした結果を見る限りホントに電力効率は良くないですね・・・。

ちなみに、スマートフォン業界では同等スペックのスマホでも、搭載CPU(SoC)の製造元がサムスンかTSMCかで温度やワッパが全然違う事例は多々あります。

グラボの温度をチェック

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:グラボの温度を比較

FF15ベンチマーク(2560 x 1440 / 高品質)を実行中に、HWiNFOを使ってグラフィックボードの温度(GPUコア温度)を測定します。テスト時の気温は27℃前後です。

なお、グラフィックボードの温度はテストに使用したオリファンモデルの出来によって完全に左右されるため、各GPUの比較は参考程度に見てください。

GeForce RTX 3050のベンチマーク比較:グラボの温度を比較

平均温度(Avg)最大温度(Max)

Palit RTX 3050 StormXの温度は、最大70.8℃、平均68.8℃でした。

今回使ったPalit StormXは普通のシングルファン設計です。冷却性能は普通で、動作音も決して静音とはいえません。可もなく不可もなく、とりあえず「安い」だけが取り柄のグラボと評価できます。

まとめ:RTX 3050は「DLSSが使えるGTX 1660 Super」

「RTX 3050」のデメリットと弱点

  • 1660 Superと大差ない性能
  • 50番台のくせに補助電源が必要
  • 消費電力とワッパに進化なし
  • 定価(39800円)で買えない
  • 価格が高すぎる(約5万円~)

「RTX 3050」のメリットと強み

  • フルHDで100 fps以上(中設定)
  • レイトレーシングに対応
  • 「DLSS」対応の安いグラボ
  • 容量8 GBのGDDR6メモリ
  • 安定したゲーム配信性能
  • 高性能なハードウェアエンコード
  • 著しく制限されたマイニング性能
  • 定価ならコスパはまぁ良いほう

RTX 3050は、ものすごくシンプルに表現すると「レイトレとDLSSに対応したGTX 1660 Super」です。

単純なフレームレート、消費電力、ワットパフォーマンスなどは基本的にGTX 1660 Superと大差なし。安さで選ぶならGTX 1660 Superで良いでしょう。

でも、RTX 3050は比較的マトモなレイトレに対応し、さらに「DLSS」も使えます。DLSS対応ゲームなら、GTX 1660 SuperどころかRX 6600 XTにすら迫る性能を発揮できます。

20ドルの差額でGTX 1660 Superに8 GBのVRAMとレイトレとDLSSが付いてくると考えれば、RTX 3050のコスパは次第点です。どちらにするか迷ったら、とりあえずRTX 3050で良いでしょう。

ただし2022年2月時点、RTX 3050は希望小売価格(39800円)の在庫がごくわずかで実質入手できない状態です。すぐに買える在庫はすべて5万円台で、コストパフォーマンスが終わってます。

あと1万円足せば手が届く「RX 6600 XT」の方がゲーマーにとって魅力的です。レイトレとDLSSは使えませんが、DLSSがなくてもRX 6600 XTのフレームレートは優秀です。

「レイトレ?いらないよ。」なら現状はRX 6600 XTを選んでしまって大丈夫。5万円を超えているRTX 3050に買う価値は無いし、買ってしまったら代理店は値下げしないので買わない方がいいです。

GeForce RTX 3050のレビュー評価まとめ

というわけで、ちもろぐの個人的な評価は「Aランク(※4万円未満なら)」とします。

以上「RTX 3050ベンチマーク & レビュー:今更GTX 1660 Superと同等性能・・・?」でした。

やかもち
決して悪くはないグラボですが、価格が台無しなグラボです。3.5万円くらいで買えたら低予算グラボの覇権だったのでは?

RTX 3050を入手する

価格変動が激しいので、ショップごとに「RTX 3050」と検索した場合のリンクをまとめておきました。

NVIDIAの希望小売価格である「39800円」で買える在庫があればラッキーです。4万円未満の在庫はまれに復活します。

筆者やかもちも発売日は買えなかったですが、後日に復活した在庫をなんとか確保できました。

RTX 3050を搭載するBTO

2022年時点、RTX 3050を搭載するBTOは安くても15万円を超えています。ハッキリ言ってまったく買う価値がないので・・・

G-Tune / CPU : Core i5 11400F / メモリ : DDR4-3200 8GB x2 / グラボ : RX 6600 XT 8GB / SSD : 512 GB(NVMe)

↑こちらの「G-Tune EM」をおすすめしておきます。Core i5(6コア12スレッド)とRX 6600 XTを搭載していながら、なんと税込み13万円(送料を入れて13.2万円)から。破格のコスパです。

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49 件のコメント

  • DLSSの恩恵はこの価格帯のほうが大きそうですね
    ただ低解像度(FHD化程度)の機械学習だと元の情報量が少ないせいか
    4K化するときほど綺麗にアップスケーリング出来てないので画質面での恩恵が微妙なんですよね

    • であればFHDならDLSSの品質に拘らず、まだ品質十分なパフォーマンス設定やウルトラパフォーマンス設定で更に速度重視で1.25~1.5倍速化させた方が良さそうですね。
      RTX3000世代はDLSSも強化されてはいますが、特に3050の場合はパフォーマンス設定以上が美味しそうで、レイトレもそれなら実用域でしょうから。

  • グラボ本当に高くなりましたね…安かったときに1050tiでも買っておけば良かったです。保険に補助電源無しのが欲しかったのですが、今は二万では買えないもんなぁ…有っても偽装品か品切れ。
    AMDには頑張ってもらって、GPUにも競争の波を起こして欲しいです。

    • 自分が1050ti買った時は15000円弱でした
      どうしてこんな世界になってしまったのか…

  • CPUがi9だからそれなりにフレームレート出てるかもですが
    3050と組むであろうi3とかi5だと結構厳しそうな気がしますね

  • 個人的で申し訳ないのですが、VALORANTの計測をデスマッチなどにしてもらうことはできませんか?

    今のPC i7 8700 gtx1070ti 32GB なのですが、誰もいない状態で、200越えしてても、人がいると100くらいまで落ちるときあるので、負荷かかっている状態の時が知りたいです。

  • 3年前のグラボ1660tiと全く性能・ワッパが変わっていないし5000円プラスしたら性能20%増、消費電力10%減のRX6600が買えてしまう。
    明らかな廉価グレードの6500XTに比べて大真面目に作った結果がショボすぎて悲惨。

  • 本来は1万5千円とか2万のグラボだもんなあ
    その価格でこの性能なら神だったんだが

  • 確かに今の価格なら6600xtの方がお買い得感でますね
    じわじわと値下がり気味ですし、せめて6万ジャストくらいになればなぁ

  • B3DやOBSなどのベンチマークとってもらってるだけで嬉しいのですが、B3Dのやつは可能であれば、OptiXのベンチマークも欲しいですね。
    CUDA同士じゃなきゃ対等じゃないとは思いますが、フルに性能を活かしきれていない気がするので。
    RX6600XTのkoroのベンチマークはfurがかかっているからかもしれないです。
    同様にfurがかかっているベンチマーク次第ではRX6600XTが好成績を残すかもしれないですね。
    ゲームはしないけど、レンダリングはたまにする人間としては、このGPU高騰しんどいですね。

  • RTX 30シリーズなのでDLSSを使うのは分かるのですが、その際にGTX 1660 SuperやRX 6500 XTに、同じくフレームレートを伸ばす効果があるFSRを適用させているようには見えません。
    RTX 3050だけにフレームレートを高める処置をしているのでしたら、出来レース然とした結果になって当然かと思います。

  • ・元の性能が高くないので「FPS喰いのレイトレ」を作動させるのは得策じゃない
    ・DLSSは対応ソフトが限られ、FHDだと視覚的にそれほど変化を感じない
    ・レイトレもDLSSも度外視するなら、1660Sで十分
    ・売る側もそれが判っていて、1660Sの値段を3050に近似させる

    3050の存在は、1660Sの値上げを誘発しただけのようですねえ

  • ローエンドとして見ればfHD環境を幅広くこなせるし高性能だけど

    50番台に5万は出せませんからね
    それで本来なら比較されない上位モデルとの競合になる

    とはいえ39800円でも瞬殺なのが今のグラボ市場の現実という

  • 3000シリーズはCUDAコア数にしてはスペックが弱い気がします
    CUDAコア数=性能ではないんですね

    • 最適化されるのが前提ですが、シェーダー処理だけならCUDAコアとクロックが効いてくるとは思います。
      しかし単純なゲームになるほどクロックにはまだ依存しますが、fpsの上限やCPUやメモリの速度の関係で横並びになりやすいですね。
      次世代はミドル以上はゲームにおいて4Kや8Kでなければ大差がなさそうかなと。

  • RX 6500 XTにiGPUを併用すればいいじゃない!
    そういう需要もありそうですけど記事ネタにいかがでしょ

  • どのレンジのどんな性能であっても価格次第でゴミにもカミにもなりうる典型的な例だね
    数年前に同じ値段だしておけば実質機能しない余計なあれこれ抜きでよっぽど良い物が手に入った
    2060より低スペックでこの値段はふざけてんのかと言いたくなる

    でも今買うなら金のないVR勢と低スペ配信勢的にはまだマシな選択肢
    1060よりはマシなスペックでメモリが潤沢だからな…

  • AV1対応でNVEncとDLSSは非常に有用ですが、普通に安いのは4万円をキープして欲しかった
    今後はもう価格はより上がりそうな気配なので、5万円でも仕方がないのかもしれないですが
    現状では新シリーズも性能はともかく価格面ではより上がりそうで厳しそう・・・

  • どう考えても2万円前後で売りに出される性能だよな
    コンテナ運賃が高いなら箱を小さくするなり、少しはコストダウンの努力をしろと言いたい

    • 石油等まだまだこれから益々上がりそうなだけに、それくらいはしないとRTX 4050は5~6万円ではすまなくなりそうですからね

  • でも今は2年前に2〜3万で買えたもの以下の品を4万5万出して買わなきゃいけない時代なんだ
    悔しいけれど仕方がないんだ

    配信性能が高いのは朗報だね
    軽いゲームなら無理なく録画して後で見返せる

  • 前々世代
    1060は名機だ!ほぼ980に匹敵する性能を持つ
    でも値段はミドルじゃないね。3〜4万もする
    実質70番代だね!でもすごいよこれ

    全世代
    2060はダメだ。この性能しかないのに4〜5万円もする
    あまりにコスパが悪いせいで値下がるはずの旧式が2000番代発売と同時に逆に値上がりしていった
    こんなんなら安いときに1000シリーズ上位買えばよかった

    現在
    2060より低性能で補助電源必要な3050を4〜5万円で買う権利をやろう
    嫌なら買うな

  • こんな性能で、5万・補助電源有り・消費電力は3050や2060より高性能なRX6600とほぼ同じ。この記事のタイトルが全てを言い得ている。擁護のしようがない。こんなゴミ誰も買わないようにこの事実を広く喧伝しないと。

  • 正直1660Tiの時も思ったけど、微妙な廉価グラボに半導体使うくらいなら、普通に3060、70、80のメジャーな型の流通良くして値段の爆上がり落ち着かせてほしいですよねぇ…

  • 5年前に1070tiあたり速攻で買うほうがよほどマシだったグラボ
    前世代の同価格帯にすべて劣ったグラボ

    という身も蓋もない評価と

    他のグラボも数万値上がったので今買うなら一番マシでコスパがいいミドルローという評価は両立する

  • 介入できない原因で他のグラボも高くなってるんだから前世代に頼った評価はもう成り立たないと思う
    「1660ならこの性能でもっと安かった、だから3050はゴミ」とかいうのは2022年では無意味な絶対評価
    いま世界に流通してるものに対して相対評価でどうなんですかって話

    • バブルの頃はよかったみたいなインターネット老人会になってますねコメント欄

  • グラボが必要なら、エンコもデコード性能も良いこれとかを選択することになる
    お安いのでも数万円はもうあたりまえで仕方がない

    さらに半導体価格は上がりそうな状況だけに、また次世代も枯渇し高騰化するのは避けられない状況で厳しい時代だ

  • どうせならPSO2NGSのようなFSR/DLSS対応ソフトで、
    それぞれのグラボでfpsを比較してほしいところです。
    それと、グラフ4本のうち3本の色が似ていて非常に見ずらいです。

  • 価格については一旦横に置いておくにしても、新世代のx0番台が前世代の(x+1)0番台に
    届かないって時点でダメダメですね。

    実ゲームの性能さとは異なりますが、FireStrikeだけのベンチマーク結果を見ても、
    1060>970, 1070>980, 1080>980Ti
    2060>1070, 2070>1080, 2080>1080Ti
    3060>2070, 3070>2080, 3080>2080Ti
    というこれまでの関係からすると、3050は最低限2060相当くらいの性能が無いと
    「買う価値ナシ」(Dランク) と感じますね。

  • もともと1660系列はRTX20のチップのRTコアとTensorコアを無効化しただけのものだから、1660系列のそれを有効化するだけでもう3050に追いつけるのでは…

    そもそも電力盛ってるのに旧世代に勝てないのは最新GPUとして頂けないな

    ま、398で買ったんですけど

  • 上位モデルだけを安定して生産する方法があれば下位モデル並みの値段で出せるんだけどね

  • 2ヵ月前は5万円~で今は普通に39,800円~ですか。
    機能揃っているのとVRAM8GBのこれが実質最底辺ですね。
    円安も進み3060 12GBが52,900円~な状況なのでこれ以上の値下げは期待できずか。

  • 1660superは接続端子を選ばなければ確かに3050よりコスパいいですけど、DP3つとhdmi1つを選ぶと同価格帯以上になってくるのでその面では3050の方が優勢ですね

  • いつの間にやらドライバ熟成のおかげかほとんどのゲームで110W程度になってる

  • 2022年2月と記事が古いので注意。
    2023年7月現在、Palit GeForce RTX 3050 StormX 8GBはドスパラで39,800円、定価です。

    本製品はシングルファンなので、冷却効率や静穏性で劣るのですが、
    その点への言及が雑なのに、ワッパ悪いと断定するのは違うような・・・。
    丁寧なレビューブログだと、zotac製のバックプレートを分解して冷却機構の内部構造まで解説されています。

    >>ハッキリ言ってまったく買う価値がないので・・・
    価値判断をするのは読者≒購入者です。
    主語がゴッソリ抜けた主観と計測結果を混ぜて書かない方が良いかと・・・

    以前のちもろぐはもう少し丁寧な書き方だっただけに残念です。

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