1日100万人がプレイする超人気バトロワゲー「PUBG」※の推奨スペックについて、本記事ではデータを使って分かりやすく説明します。
- 「PUBGに必要なグラボやCPUは?」
- 「PUBGにオススメのゲーミングPCは?」
などなど、基本的な「推奨スペックあるある」はすべて抑え、分かりやすさも重視してまとめてみた。PC初心者でも、PUBGがちゃんと動く正しい推奨PCにたどり着けるはずです。
- 2017/6/21:読みやすいように内容を一新しました。
- 2017/8/2:よくあるQ&Aを追加しました。
- 2018/6/12:ベンチマークデータを更新しました。
- 2018/10/30:ベンチマークデータを刷新しました。
- 2018/10/31:RTX 2080 Ti / RTX 2080 / RTX 2070を追加。
- 2019/02/10:RTX 2060を追加。
※ PUBG:「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」の略称
PUBGの必要動作環境(公式スペック)
必要動作環境 | |
---|---|
OS | Windows 7 64bit |
Windows 8.1 64bit | |
Windows 10 64bit | |
CPU | Intel Core i5 4430 |
AMD FX 6300 | |
メモリー | 8GB 以上 |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 960 2GB 以上 |
AMD Radeon R7 370 2GB 以上 | |
ストレージ | 30GBの空き容量 |
まずは公式サイトの必要動作スペックを確認してみる。どうやら公式スペックとしては割と重たいスペックを要求していることが分かった。CPUは最低でもCore i5が必要で、グラボはGTX 960以上が必要とのこと。
この時点でPUBGを動かすにはそれなりのスペックが必要ということが分かりましたが、あくまでも「最低限必要なスペック」です。だから、グラボが入っていないパソコンでプレイするのはまず無理ですね。
- 「Apple MacBookでもプレイ可能ですか?」
- 「ノートパソコンに入ってるIntel HD Graphicsで動きますか?」
- 「CPUがPentiumなんですけど、グラボさえ交換すれば快適ですよね?」
というわけで、残念ながら以上のような低スペック環境でPUBGを快適プレイはできない。ガタガタな動作なら可能だが、プレイどころではない動作なので当然オススメはしません。
なお、PUBGをノートパソコンでプレイしたいと考えている人はこちらの記事をどうぞ。デスクトップと比較してコスパは良くないけれど、ゲーミングノートPCなら快適にプレイ可能。
PUBGで平均60fpsを狙える推奨スペック
推奨スペックを決める前に、どれくらいで「快適な動作」なのかを解説。基本的には、平均60fps以上を出せるスペックを「推奨」として扱います。
多分、ほとんどの人は普通のモニターを使っているので、平均60fpsを少し超えるくらいの性能があれば十分です。ゲーミングモニターと呼ばれる高性能なモニターを使っている人は、平均100fps以上を目指そう。
- 平均100fps以上:ゲーミングモニターを使うなら必要
- 平均60fps以上:推奨スペックの必要条件
- 平均60fps前後:惜しいが微妙にガタつくので推奨しない
- 平均30fps前後:ガタガタな動作で3D酔いしやすい
では…、どうすればPUBGで平均60fpsを叩き出せるのか。これから、PUBGで60fpsを実現するためのPCスペックを順番に解説していく。まずはグラフィックボードから。
グラフィックボード別fps
グラフィックボード別に「PUBGがどれくらいの平均フレームレートで動いたか?」を、データで徹底的にまとめました。PUBG用のグラボ選びに迷うことはこれで無いはず、と言えるレベル。
データで解説する、PUBGのおすすめグラフィックボード6選 / PC GAMER
フルHD「中」設定の平均フレームレート
PUBGのように競技性を求められるゲームでは、「画質を妥協してフレームレートを重視したい。」と考えるプレイヤーは少なくない。だから「中」設定のフレームレートもまとめておいた。
PUBG1920 x 1080 / 「中」設定 |
100fps以上60fps以上60fps未満
PUBGの「中」設定はそんなに重たくないです。少なくとも「RX 570」があれば平均60 fpsで動きます。
「GTX 1060」なら平均90 fpsでとてもスムーズな動作ですが、GTX 1060はすでに終売してしまったので後継モデルの「GTX 1660」がピッタリなグラボです。
フルHD「ウルトラ」設定の平均フレームレート
最高の画質でPUBGをプレイするなら「ウルトラ」設定に。ただし「中」設定と比較するとかなり重たい。ローエンドグラボでは動かすのが難しく、ミドルクラス以上が必須に。
PUBG1920 x 1080 / 「ウルトラ」設定 |
100fps以上60fps以上60fps未満
平均60 fpsを狙うには「GTX 1070」レベルのグラフィックボードが必要ですが、GTX 1070は終売になったため後継モデルの「GTX 1660 Ti」があれば十分余裕です。
ゲーミングモニターでPUBGをプレイする場合は、平均100 fps以上を出せる「RTX 2060」や「RTX 2070」が必要ですね。
WQHD「ウルトラ」設定の平均フレームレート
横幅の広いモニターでPUBGをプレイする場合、フルHD画面より更に重たくなる。ちなみに、横幅の広い21 : 9モニターでPUBGをプレイすると視野が30%拡張されます。
だから広い視野を目当てに21 : 9モニターを選ぶ人は少数派だけれど確実にいます。21 : 9でプレイする場合は、WQHDモニターでどれくらい動くかが目安です。
PUBG2560 x 1440 / 「ウルトラ」設定 |
100fps以上60fps以上60fps未満
フルHD画面よりも大きいので、やはり動作は重たくなりました。最低でも「RTX 2060」は必要。WQHDのゲーミングモニターを使うなら、せめて「RTX 2080」が欲しいところ。
4K「ウルトラ」設定の平均フレームレート
「PUBGを4Kモニターでプレイ。」する人はほとんどいないと思いますが、参考までに掲載しておきます。
PUBG3840 x 2160 / 「ウルトラ」設定 |
100fps以上60fps以上60fps未満
ほとんどのグラフィックボードが平均60 fpsすら出せません。PUBGを4K解像度でマトモに動かせるグラボは現状「RTX 2080 Ti」のみ。それ以外のグラボで4Kゲーミングは不可能です。
PUBGのおすすめグラフィックボードまとめ
使うモニター | 設定 | 推奨グラボ |
---|---|---|
フルHD1920 x 1080 / 普通のモニター | 「中」 | RX 570 |
フルHD1920 x 1080 / ゲーミングモニター | GTX 1660 | |
フルHD1920 x 1080 / 普通のモニター | 「ウルトラ」 | GTX 1660 Ti |
フルHD1920 x 1080 / ゲーミングモニター | RTX 2060 | |
WQHD2560 x 1440 / 普通のモニター | 「ウルトラ」 | RTX 2060 |
WQHD2560 x 1440 / ゲーミングモニター | RTX 2080 | |
4K3840 x 2160 / 普通のモニター | 「中」 | RTX 2070 |
「ウルトラ」 | RTX 2080 Ti |
ここまでの解説を表にまとめました。普通のモニター(60Hz)を使うか、ゲーミングモニター(144Hz~)を使う予定なのかどうかで、おすすめなグラフィックボードが変わるので注意。
とはいえ、基本的には「GTX 1660」を選べば、まず間違いない。BenQ XL2411Pなどのゲーミングモニターを使うつもりなら、余裕を持って「RTX 2060」を選べばOKです。
CPUボトルネックをチェック
当ブログの推奨スペック記事は、グラフィックボードだけでなく最適なCPUについても解説する。せっかく性能の良いグラボを用意しても、CPUが原因でフレームレートが伸びない現象があるため、意外と重要。
「CPUのせいでフレームレートが出ないの?」と疑問に思った人は、筆者が解説しているCPUボトルネックについてのガイド記事を読んでみてください。意外なほど大事です。
では以下より、PUBGにおすすめなCPUについて確認していこう。
なお、グラフに掲載しているCPUと数字の意味はこの通り。左から順に、CPUの名前 / CPUのコア数 / スレッド数です。
フルHD「中」設定の平均フレームレート
PUBGグラボはRTX 2080 / 1920 x 1080 / 「中」設定 |
平均フレームレート最低フレームレート
PUBGは年々少しずつ最適化が進んでいるゲームですが、AMD Ryzenとの相性は依然として良くない。PUBGをプレイするなら少なくとも「Core i5 8400」が必要です。
フレームレートを1 fpsも無駄にせず、可能な限りグラボの性能を出したい人は「Core i9 9900K」(またはCore i7 9700K)を選べば、まず間違いありません。
フルHD「ウルトラ」設定の平均フレームレート
PUBGグラボはRTX 2080 / 1920 x 1080 / 「ウルトラ」設定 |
平均フレームレート最低フレームレート
ウルトラ設定も傾向は変わらず、AMD Ryzenとの相性は悪い。そしてインテルCPUの中でも性能が良いCPUほど、最低フレームレートが改善していることが分かります。
やはりPUBGには少なくとも「Core i5 8400」が必要で、ボトルネックを可能な限り防ぎたいコアゲーマーには「Core i9 9700K」や「Core i9 9900K」をおすすめする。
PlayerUnknown’s Battlegrounds performance guide
PUBGのおすすめCPUまとめ
PCの使い方 | モニター | 推奨CPU |
---|---|---|
PUBGのみ | 普通のモニター | Core i5 8400 |
ゲーミングモニター | Core i7 9700K | |
PUBG + 他のアプリ | 普通のモニター | Core i5 8400 |
ゲーミングモニター | Core i7 9700K | |
PUBG + 軽めの配信※ | 普通のモニター | Core i7 9700K 以上 |
ゲーミングモニター | Core i9 9900K 以上 |
PUBGにおすすめなCPUを表にまとめました。インテルCPUなら6コア以上でボトルネックはあまり出なくなるので、パソコンの使い方に合わせてCPUを選ぶのが基本になる。
- 「基本的にゲームしかしないよ。」:Core i5で十分
- 「ゲームだけでなく、同時に別のアプリも使うよ。」:Core i7 / Core i9が候補
PUBGをしながら、ちょっとしたマルチタスク(Youtubeやゲーム録画)という使い方ならCore i5(例:Core i5 9400F)でOKです。
ゲーミングモニター(144 Hz以上)を使っているなら、ボトルネックを可能な限り抑えるため高クロックでパワフルなCore i7(i7 9700Kなど)を選ぶこと。
なお、Core i9(i9 9900Kまたは10コア以上のCore i9)はPUBGをしながらリアルタイムに録画配信をする場合に必要。配信をしないならCore i7で十分に余裕があります。
PUBGに必要なメモリー容量
メモリーを16GB搭載しているゲーミングマシンを使って、PUBG(ウルトラ設定)プレイ中にメモリーの使用量を記録したグラフです。見ての通り、8GBスレスレです。
マシンに搭載されている以上のメモリーを使うと、PUBGが強制終了するなどエラーが起きやすくなる。だから基本的にメモリーは「16GB」がおすすめ。8GBは意外とカンタンに使い切ってしまう。
ちなみにメモリー不足でエラーが出た場合、その対処方法が一応あります。しかし、メモリー不足の状態でマシンを酷使するのは動作が不安定になるので、オススメはしない。
PUBGにおすすめなゲーミングPC
最後に、今回の記事で解説した「推奨グラフィックボード」「推奨CPU」「メモリ容量」に基いて、PUBG向けに筆者がオススメできるゲーミングPCをチョイスしました。
PUBGをフルHDでプレイ「Legion T550i」
Legion T550i型番:90NC006XJM | ||
---|---|---|
スペック | 標準仕様 | おすすめカスタマイズ |
CPU | Core i7 107008コア / 16スレッド / 最大4.80 GHz | ※カスタマイズ不可ただし「セルフカスタマイズ」はOKです |
冷却 | オリジナル空冷クーラー※120 mmファン / サイドフロー型クーラー | |
グリス | 標準グリス | |
グラボ | GTX 1660 Super 6GB | |
メモリ | DDR4-2933 8GB x2 | |
マザーボード | Intel B460(MicroATX規格) | |
SSD | 256 GB NVMe SSD | |
HDD | 2 TB | |
ドライブ | – | |
電源 | 650W 静音電源FSP製 / 80+ GOLD認証 | |
OS | Windows 10 Home 64bit | |
保証 | 1年間 / 引取修理保証 | 保証は3年まで延長できます |
参考価格 | 120463 円(税込・送料込み)最新価格をチェックする |
PUBGを平均60 fps以上(ウルトラ設定)、または平均100 fps以上(中設定)でプレイするなら、「Core i7 10700 + GTX 1660 Super」なスペックを持つ「Legion T550i」がおすすめ。
他社BTOだと14~16万円はかかるスペック構成が、Legion T550iはわずか12万円です。しかも税込み・送料込み・・・ハッキリ言って破格の安さです。
実際に↑レビューしました。
格安なのに中身のパーツ構成も驚くほどしっかりした内容だったので、10万円台でPUBG用のゲーミングPCを選ぶなら、とりあえず「Legion T550i」を選んでおけば間違いなし。
ゲーミングモニターでPUBGする「FRONTIER GA」
FRONTIER GA型番:FRGAH470F/M/NTK | ||
---|---|---|
スペック | 標準仕様 | おすすめカスタマイズ |
CPU | Core i5 104006コア / 12スレッド / 最大4.30 GHz | – |
冷却 | インテル純正クーラー※92 mm小型空冷ファン | – |
グリス | 標準グリス | – |
グラボ | RTX 2070 Super 8GB ※2スロット占有の内排気モデル | – |
メモリ | DDR4-3200 8GB x2(合計16GB) | – |
マザーボード | Intel H470(ATX規格) | – |
SSD | 512 GB NVMe SSD | – |
HDD | 2 TB | – |
ドライブ | なし | – |
電源 | 850W 静音電源メーカー不明 / 80+ GOLD認証 | – |
OS | Windows 10 Home 64bit | – |
保証 | 1年間 / 持込修理保証 | 心配な方は「3年保証」に※3年保証とHDDの保証も1年ついてきます |
参考価格 | 142800 円(税抜き)最新価格をチェックする |
PUBGをゲーミングモニター(144 Hz)でヌルヌルとプレイするなら、「Core i5 10400 + RTX 2070 Super」が基本スペックの「フロンティアGA」がピッタリ。
税抜14.3万円という安さで、CPUはCore i5 10400(6コア12スレッド)、グラフィックボードはRTX 2070 Superを搭載。メモリはきちんと容量16 GBで、ストレージは512 GBのNVMe SSDで問題なし。
ただし、SSDの容量は何度も言うように500 GBあっても足りなくなる時代なので、できればあと500 ~ 1000 GB追加した方が、後々ラクだと思います。
240 HzモニターでPUBGなら「STORM PG-MC」
STORM PG-MC型番:sys_pg_mc | ||
---|---|---|
スペック | 標準仕様 | おすすめカスタマイズ |
CPU | Core i9 10900K10コア / 20スレッド / 最大5.20 GHz | Core i7 10700K8コア / 16スレッド / 最大5.10 GHz |
冷却 | 水冷式クーラー※120 mmサイズの水冷ユニット | – |
グリス | 標準グリス | – |
グラボ | RTX 2080 Super 8GB ※2スロット占有の内排気モデル | – |
メモリ | DDR4-2933 8GB x2(合計16GB) | – |
マザーボード | Intel Z490(ATX規格) | – |
SSD | 500 GB NVMe SSD | 【追加】1 TB SATA SSD |
HDD | 2 TB | なし |
ドライブ | なし | – |
電源 | 750W 静音電源メーカー不明 / 80+ GOLD認証 | – |
OS | Windows 10 Home 64bit | – |
保証 | 1年間 / 持込修理保証 | 心配な方は「STORM安心サポート」を追加※通常1年 + 2年間の修理保証のセット |
参考価格 | パーツをカスタマイズして240120 円(税込)最新価格をチェックする |
ハイエンドな240 Hz対応ゲーミングモニターで、PUBGでガチでドン勝を狙いに行くなら「ストームPG-MC」が良いバランスのスペック構成してます。
CPUは標準だとi9 10900K(10コア)が入ってるのですが、無駄に高い割に性能はイマイチなので、カスタマイズであえてi7 10700K(8コア)にダウングレードします(-13200 円の減額 !!)。
そしてゲームプレイはHDDよりSSDの方が重要なため、標準でついてくるHDD(2 TB)を無しに変更。替わりにSATA SSD(1 TB)を追加します(差し引き+7500 円)。
キーボードとマウスをすでに持っている(またはAmazonなどで買う予定)なら、付属のキーボードとマウスを無しにすると-2100 円の減額です。
こうして標準価格249800 円を、240120 円(税込み)にまで値下げでき、スペックのバランスもかえって良くなりました。
上記のカスタマイズを施した「ストームPG-MC」を、PUBGを240 fpsでプレイするのにオススメなゲーミングPCとします。
ノートパソコンでPUBG「Legion 550Pi」
Lenovo Legion 550Pi 型番:82AW0035JP | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Core i7 10750H6コア / 12スレッド / 2.6 ~ 5.0 GHz |
メモリ | DDR4-2933 8GB x2(合計16GB) |
GPU | GTX 1660 Ti 6GB |
SSD | 512GB NVMe SSD |
HDD | – |
スピーカー | 2個(harman/kardon製) |
光学ドライブ | – |
有線LAN | 1.0 Gigabit LAN |
無線LAN |
|
ディスプレイ |
|
キーボード | バックライト付きキーボード |
カメラ | 100万画素(720p) |
サイズ | 23.6 x 363 x 260 mm |
重量 |
|
保証 | 1年間 / 引取修理保証 |
価格 | 146388 円(税込 + 送料込み)最新価格をチェックする |
ノートパソコンはサイズが小さいので、性能的にはデスクトップより不利です。一方で、持ち運びが簡単で場所もとらないので、「省スペース」「利便性」を重視する人にはアリだと思います。
さて、ゲーミングノートパソコンは色々とメーカーがありますが、最近はもっぱらLenovoがコスパ最強です。特にLegion Y540の後継モデルとして登場した「Legion 550Pi」は、税込14.6万円とは思えないスペックの持ち主。
CPUはi7 10750H(6コア12スレッド)、グラフィックボードはGTX 1660 Ti、メモリは16 GB搭載しています。PUBGの「中設定」なら平均100 fps以上を狙えるハイスペックです。
しかも画面は144 Hz対応で、例えると実質ゲーミングモニターがくっついた小型ゲーミングPC・・・です。コスパ的にはゲーミングノートPCで一番オススメできます。
推奨スペックで「ドン勝」を !!
推奨スペックを満たしたゲーミングPCを使って、実際に「ドン勝」を何度も取れてます。動作がスムーズだとPUBGで有利ですが、負けた時に「PCスペックが悪い。」と言い訳できない・・・ので注意。
というわけで以上、「PUBGで60fpsを出すための、推奨スペックとおすすめなゲーミングPC」について解説でした。
ぜひ、自分に合った推奨スペックマシンを用意して「ドン勝」を目指してください。
PUBGの推奨スペックに関してQ&A
PUBGの推奨スペックに関して、よくありそうなQ&Aについてまとめてみました。
Q. ゲーミングPC以外に揃えた方が良いモノってありますか?
ありますよ。優先順位が高い順に、まとめていくと。
- ゲーミングPC
- ヘッドセット
- ゲーミングマウス
- ゲーミングモニター
- ゲーミングキーボード
パソコンが揃ったら、次は「ヘッドセット」をぜひ用意したいですね。ヘッドセットがあると、圧倒的に音が聞こえやすくなり、スピーカーやイヤホンと比較して敵の位置の把握がずっとしやすい。
ちもろぐでは、PUBGにおすすめなヘッドセットについて「検証済み」です。ぜひ参考にしてみてください。
他にもマウス、モニター、キーボードと。一通りPUBG推奨デバイス(ハードウェア)をレビュー済みなので、ゲーミングPCを買うついでに選んでしまえば良いかと。
こういったモノは「慣れ」を必要とする部分もあるので、なるべく最初の段階で揃えておいたほうが無駄な時間なく慣れることが出来ます。
Q. 「ボトルネック」ってなんですか?
グラフィックボードの性能と、CPUの性能に差がありすぎると、グラフィックボード本来の実力が発揮できない現象のことです。せっかくPUBGを4Kで動かせる「GTX 1080 Ti」を買ったとしても、CPUに「Core i3」などを使ってしまうと宝の持ち腐れになりかねないということ。
高性能なグラボを使うなら、CPUも高性能なモノを。逆に低性能のグラボなら、CPUも安価なモノで大丈夫。
Q. PUBGは本当にグラボが必要なのか?
CPUに内蔵されているグラフィックス用のチップでは絶対に性能不足。PUBGを最低画質で動かすだけでも、グラフィックボードがなければ厳しいので、少なくとも12000~15000円くらいのグラボは欲しい。
最低限「GTX 1650」や「RX 570」は欲しいところです。
Q. 設定だけでどうにかなりませんか?
設定を最低まで下げ、ディスプレイサイズもなるべく小さい画質にすることで、たしかに低スペックPCでも動くと言えば動きます。と言っても、内蔵グラフィックスしか無いノートパソコンや事務用のPCでは非常に厳しいと言わざるをえない。
Q. パーツの交換だけでも大丈夫か?
今使っているスペックによります。例えば、既に「Core i5 3450」が入っている場合なら、グラボを新しく追加したり、交換するだけで十分にPUBGはプレイできます。逆に「Celeron」や「Atom」など、格安CPUが入っている場合は諦めた方が良い。
Q. 自作パソコンはアリですか?
アリです。自作の知識があって、PCの組み立てやセットアップができる時間の余裕があれば、の話です。
10年ほど前は、自作のほうが安く作れましたが、今はドスパラなどのBTOと差額が少なくなってきました。「自作が好きだ」「自作をやってみたいから勉強します」という人なら、自作PCもアリだと思います。
「んー面倒くさいな…。その時間をPUBGに使いたい。」と思ったら、BTOメーカーから買ったほうが良い。翌日発送のゲーミングPCもありますから、お金さえ払えばすぐに届きます。
Q. この記事でまとめたPUBG推奨PCは、他のゲームも動きますか?
PUBGは非常に重たいゲームなので、他のゲームも当然動かせます。
Q. メモリーの容量はどれを選んだ方がいいの?
PUBGはメモリーが8GBしか無いと、エラーが出たり出なかったりします。ページングファイルをSSDなどに8GB追加すれば解決しますが、若干動作が遅くなるのとSSDの寿命を削ってしまうのが難点。
ということで、筆者は16GBを推奨しますし、筆者自身もメモリーは8GB2枚組で合計16GB使っています。容量ギリギリの状態は、あまりパソコンにとって良い状況ではないので。
Q. SSDの容量はどれくらいがいい?
「PUBG」と、他のゲームをあと1~2本くらいを予定しているなら「250GB」で良いと思います。他にもゲームを4~5本と、たくさんプレイするつもりなら余裕を持って「500GB」を。最近の3Dゲームは特に容量が大きいですから。
Q. 平均60fpsが大事だと言うけど、なぜ60なんですか。妥協してもいいですか?
実際にPUBGをプレイしてみれば分かります。平均60くらい出ていないと、かなりツライです。特に近距離での戦闘や、一瞬一瞬の判断力が要求される終盤になってくると、フレームレートの不安定さは致命傷になりかねません。
予算重視で妥協した場合は、設定を落とすことでフレームレートを出せるので、妥協はしても大丈夫です。
Q. 予算が少ないので、本当に必要最低限のスペックを教えて!
「Monarch IH」より更に2万円ほど安価なマシンがあります。ただし、本当に必要最低限のスペックしか積んでいないため、そのあたりをよく理解した上で選んでください。基本的に性能は良くないです。
「STYLE-M1B6-P-LN」のカタログスペック(仕様) | ||
---|---|---|
スペック | 標準仕様 | 推奨カスタマイズ |
CPU | Pentium G5400 | – |
グラボ | GTX 1050 | – |
メモリ | DDR4-2400 8GB x1 | – |
マザーボード | Intel B360搭載 MicroATX規格 | – |
SSD | なし | 250 GBSamsung 860 EVO |
HDD | 1TB | – |
ドライブ | DVDドライブ | – |
電源 | 500W 静音電源(80+ Bronze認証) | – |
OS | Windows 10 Home 64bit | – |
保証 | 1年間 / 持込修理保証 | – |
価格 | 93376円(税込み)最新価格をチェックする |
税込みで約9.3万円と、価格はかなり安い。これで一応、PUBG(中設定)が何とか平均60fpsで動いてくれるので、とにかく低予算でゲーミングPCを求めているならアリですね。
Q. たまに「5万円でも動いた」という話を聞きますが、本当ですか?
正直に言ってしまうと「本当」です。
ぼくも友人に5万円でPUBGが動くパソコンを作っています。しかし…ちょっと「快適」とは言いづらい。やはりフルHD画質が安定して平均60~70fpsくらい出てくれないと、やがて欲求不満が爆発してしまう。
「こんな大事な時にカクカクしやがって!!!」という具合に。
Q. PUBGにオススメのPC、もっとざっくり教えてください
使うモニター | おすすめのPC |
---|---|
フルHD1920 x 1080 / 普通のモニター | 「GALLERIA DJ」 |
フルHD1920 x 1080 / ゲーミングモニター | 「GALLERIA ZV」 |
WQHD2560 x 1440 / 普通のモニター | 「GALLERIA ZG」 |
4K3840 x 2160 / 普通のモニター | 「GALLERIA ZZ」 |
本記事の内容をザックリとまとめると、以上の通りです。
何を選べばいいか参考になりました。
ありがとうございます。
どんだけパソコン持ってるんですか、、、全部自前ですよね?
https://chimolog.co/2017/06/bto-pubg-avg-fps.html
こちらの記事にある通り、各種フレームレートのデータ自体はPC GAMERさんを参考にしています。
[…] […]
昨日ドスパラからPUBG推奨パソコンが発売されましたが
http://www.dospara.co.jp/5gamepc/cts_lp_pubg
これは・・・ここの内容とデジャブ。
ぼくも昨日さらっと見てみましたが、全て若干割高なゲームマスターというモデルが採用されていて微妙…という感じ。まぁ、ゲームマスターは使っているパーツが高品質なので、中長期的な観点で見れば良い製品ではあります。
エントリーモデルが最低でも「Core i5」となっているのもオーバースペック感があって、GTX 1050 Tiと組み合わせるならCore i3で十分なんですよね。
PUBGも半年以上が経ちかなり最適化が進んできてるので、今また測りなおしたらフレームレートがまたどう変わるかが気になりますねぇ…
昨日GTX 1060 6GB搭載のゲーミングPCで計測したところ、平均60fps(ウルトラ画質)でした。体感では軽くなった気がしますが、平均値では大きく変わっていないみたいです。
参考:ガレリアDTを徹底レビュー(PUBG編)
初めてのゲーミングpcを検討しているのでとても参考になります。
グラボ1080tiにi7.7700ではボトルネックですかね・・
「i7 7700」は「i7 7700K」と比較して、クロック周波数が低いので多少のボトルネックはあると思います。と言っても1 ~ 5%くらいのボトルネックなので、体感では分かりづらい範疇です。予算重視で行くならその程度の差は許容して、許容できないなら「i7 7700K」を選ぶのがベストです。
参考:i7の悩み「7700無印」と「7700K」はどっちを選べば良いのか?
今回紹介してもらった商品は海外でも買うことができますか?
シンガポールに在住しています。
残念ながら…日本国内のBTOメーカーはどこも海外発送に対応していません。しかし、シンガポール在住なら「LAZADA.sg」で購入するのはどうでしょう。
https://www.lazada.sg/getworth-gaming-computer-case-g7-i5-7400-gtx1060-128g-ssd-intl-18772232.html?spm=a2o42.category-020203000000.0.0.5f8ec8bdQnJMdo&ff=1&sc=EQoW
例えばこのマシン。ガレリアDTと似た構成ですが、日本円換算で96000円程度ととても安いです…(羨ましい)。他にもASUS ROGなど有名なゲーミングモデルも揃っているので、意外といい感じはしてます。
参考になれば幸いです。
GALLERIA DTを買うつもりなのですがフルHD(ウルトラ画質)でプレイするのにCPU Core i5 7500で大丈夫でしょうか?
ゲーム以外に動画も見たいと思っています。
実際にガレリアDT(GTX 1060 + Core i5 7500)をデュアルディスプレイ環境で遊んでみましたが、黒い砂漠を動かしながらYoutube(+ 20タブほど)をやってもちゃんと動いていたので大丈夫ですよ。計測すると平均値で4~5fpsくらいは落ちることもありましたが、体感では十分に許容できます。
返信ありがとうございます!
1ヶ月悩みに悩んでガレリアXFを購入することにしました!
そこでドスパラの公式?サイトを見ると〜水準モデルというものがあったりセーフティサービスというので安くなっているものがあるのですが何か違うのでしょうか?
セーフティサービスは本体価格が安くなる代わりに、ドスパラの保険に加入する必要がある特殊なプランです。
計算してみたところ、普通に買うより1180円くらい安くなりますね(1年後に解約するのを忘れずに)。
参考:http://www.dospara.co.jp/support/share.php?contents=safetyservice
従弟から、PUBG面白いからダウンロードしろしろ言われて落としたものの、Radeon HD5870+Pen G530のPCでは最低画質でも、カクカクで対人は無理。近くのPCデポでi5-3450が安かったので、yacaさんの参考にGTX1050Tiと合わせて買ってみようかと検討してます。マザーはZ68でBiosはIvy対応みたいなんで、2万5千の予算で、この構成なら最低画質ならいけそうですかね?メモリは8GB、SSD250GB自作仕様です。また最低画質でも勝てる可能性はありますか?
ぼくのSQUAD仲間のひとりが「i5 3450 + GTX 1050 Ti」(最低画質)で特に問題なくプレイしています(ReShadeも導入済み)。ドン勝数もようやく2桁台に乗ってきたので、その構成なら十分に勝てる可能性はあります。
回答ありがとうございました。「i5-3450+GTX1050Ti」ばっちりです。低の設定で十分動ける様になりました。マザーはFOXCONNのZ68A-Sで結局BIOSがどーしてもアップデート出来ず、4千円でZ77落として付けましたwついでに、うっかり忘れてましたが、GTX780を持っていたので、それと合わせて中設定で、十分動ける様になり、大喰らいながら快適にやってます。(未だにドン勝ち無(泣)しなのは腕のせいですw)前の記事にも在りましたが、先にZ68+i3-2100T+GTX1050Tiでも低画質なら快適に動いたので、グラボがしっかりしてれば、CPUはi3でもいけそうですね!
参考までに、Core i3 7100~7350Kあたりなら、GTX 1060 3GBくらいまで行けると思います。最近出てきた、Core i3 8100~8350KならGTX 1070まで大丈夫ですよ。
今度pcを自作したいのですが、このスペックでフルHDウルトラ画質で遊べますか?(撮影もするつもりです)
Ryzen5 1600X
玄人志向GeForce GTX 1060 6GB
DDR4-2666 8GB*2
サイズ 虎徹Mark2
WD blue 250GB SSD
TOSHIBA 1TB HDD
ASRock AB350 gaming K4
十分に行けますよ。場所によってフレームレートが60fpsに達しないこともありますが、40~70fpsくらいの範囲で問題なく動きます。
録画に関しても、Loilo Game Recoderを使って「i5 3450」や「Ryzen 5 1400」でやったことがありますが、問題なく撮影が出来ていたのでそのスペックなら十分に行けますよ~。
ありがとうございます。おかげで自作する気がさらにわいてきました。
ちなみに撮影ソフトはbandicamだったりします
とてもわかりやすくまとめられていて、パソコン部品について全く知識のない僕でも理解できました。
参考にさせていただきます
ゲーミンクモニターを使ってフルHDで中設定で144hz欲しいのですが、どの程度のグラボがよいのでしょうか?
cpuはi7 8700です
よろしくお願いいたします
「GTX 1080 8GB」なら、余裕で144fpsが出ますよ。ただ、PUBGの仕様で144fpsが上限になっているので、平均値は130fpsくらいになります。
参考記事:【レビュー】玄人志向の「GTX 1080」は使える?性能や温度を検証。
メモリは10GBくらいでも動きますか?
ちょっと友達がPUBGやりたいってことで友達のLenovoのディスクトップPCを改造して遊ぼうと思ってるんですが、GeForce GTX 1050 Ti 4GB,Core i3 8100,メモリ10GBとSSD256GBでフルHDで60FPS出ますか?
記事に書いてある通り、「中」設定なら動くと思いますよ。「ウルトラ」だと厳しいです。
返信ありがとうございます。
とりあえず今度やってみます。
cpuを、ryzen5 2600にしようと思っていたんですけど、やめたほうがいいですか?あまりお金がなくて,,,これに、RX580をつけようとしていました。一応、ウルトラでは、あまりやろうとは思っていません。
RX 580なら、Ryzen 5 2600でも特に問題ないですよ。
バーチャルYouTuber始めるのにお勧めのPCってなんだろう?。
PUBG LITEを遊んでいて、フルHDでのおおよその推奨スペックを超大雑把計算上で出してみました。
Ultra GTX 1060 6GBもあれば60fpsは軽く超える
High GTX 1050Tiくらい
Medium GTX 1050Tiくらい
Low GTX 1050
Very Low GT1030でワンチャン…動くかも
LITEと言うだけあって、有料版よりも軽く、当然MOBILEよりもかなり動きも滑らかなので、このまま無料で続けばかなりの人数がインストールしてくれるんじゃないか…程度には思ってます(既にチーター沸いてますが)
i7 3770、RAM 12GB、GTX 980Tiとかいうボトルネック発生し放題なPCですら1680×1050で100fps余裕なので、PentiumとGTX 1060、RAM 8GBで足りるゲームになる…のか?
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