1日10万人がプレイしていて、今もプレイヤー人口が増え続けている人気FPS「レインボーシックスシージ(R6S)」の推奨スペックを検証します(2020年版)。
実際に検証したデータをもとに、PC初心者にも分かりやすく解説です。
- 2018 / 10 / 15:記事をはじめて公開
- 2020 / 8 / 25:新しいCPUとグラボで検証データを更新
Rainbow Six Siegeの必要動作スペック表
必要スペック | 最低 | 推奨 |
---|---|---|
OS |
| |
CPU | Core i3 560(2 / 4) AMD Phenom II X4 945(4 / 4) | Core i5 2500K(4 / 4) AMD FX-8120(8 / 8) |
メモリ | 6 GB | 8 GB |
グラボ | GeForce GTX 460 Radeon HD 5870 | GeForce GTX 960 Radeon R9 380 |
ストレージ | 61 GB以上 |
公式サイトの動作スペック表は、シージがリリースされた2015年以降、ほとんど更新されてません。掲載されているスペックはとても古くて、参考にするのは難しいです。
かろうじて参考になるのは、推奨スペックの「Core i5 2500K」と「GTX 960」ですね。CPUは4コア以上、グラボはGTX 960(= GTX 1050相当)があれば、十分スムーズにプレイできる可能性があります。
レインボーシックスシージは極めて高い競技性を要求されるFPSゲームで、一瞬の判断や操作が勝敗を左右します。フレームレートが低いほど入力遅延は大きくなり、敵プレイヤーが視界に入る時間も遅くなってしまいます。
- 144 fps以上:ゲーミングモニターを使うなら十分な性能
- 100 fps以上:ゲーミングモニターで遊ぶなら最低でも必要
- 60 fps以上:普通のモニターを使うなら十分
- 60 fps以下:ガタガタな動作で入力遅延が大きい
まとめるとこの通り。
「60 fps以上」がシージ推奨スペックの基本です。ゲーミングモニターを使っている(または購入予定)なら「100 fps以上」を目指してください。ゲーミングモニターを100%活用するなら、「144 fps以上」を狙います。
テスト環境と方法
- CPU:Core i9 10900K
- メモリ:DDR4-2666 8GB x2(合計16 GB)
- SSD:Samsung 970 EVO Plus 500 GB
- OS:Windows 10 Pro 64bit(1909)
- ドライバ:NVIDIA 452.06 / AMD 20.4.2
ちもろぐ専用ベンチ機を使います。基本スペックは以上の通り。
CPUはゲーミング最強の「Core i9 10900K」を使い、メモリはBTOパソコンで標準的な「DDR4-2666」を16 GB(8GBを2枚)です。レインボーシックスシージのインストール先はNVMe SSDです。
テスト方法 | |
---|---|
テスト方法はソロプレイモードで「ファベーラ」に入り、毎回決まったコースを1周します。
シージにはベンチマークモードがありますが、動作が軽すぎてイマイチ参考にしづらいため、シージのマップでは一番重たい「ファベーラ」をテストに使うことにしました。
レインボーシックスシージのグラフィック設定(画質)は、「最高」「超高」「高」「中」「低」の5段階あります。「最高」と「中」の比較画像が↑です。
パッと見ただけだと、違いはかなり分かりにくいです。よく見ると「最高」設定はリュックサックや土のうのテクスチャが細かく表現され、シャドウ(影)の描写もリアリティがあります。
しかし、実際のゲームプレイだと画質の差はあまり気にならないです。というわけで今回の検証では「最高」設定だけでなく、「高」と「中」も使います。
レインボーシックスシージグラボごとの平均フレームレート
フルHD(中設定)の場合
レインボーシックスシージを「中設定」で検証した平均フレームレート↑です。
平均60 fpsは、ローエンドグラボの「GTX 1650」で余裕で行けます。平均144 fpsは、ミドルクラスでコスパの良い「GTX 1660」や「GTX 1660 Super」で十分です。R6Sの中設定はちょっと良いグラボを買えばOKですね。
フルHD(高設定)の場合
レインボーシックスシージを「高設定」で検証した平均フレームレート↑です。
「高設定」もまだまだ軽い動作です。平均60 fpsは「GTX 1650」「GTX 1650 Super」「RX 570」など、2万円以下のローエンドグラボで問題なし。
平均144 fps以上もかなり軽くて、ミドルクラスの「GTX 1660」「GTX 1660 Super」で簡単に突破できます。
いわゆる「競技設定」と呼ばれるような、軽いグラフィック設定でプレイする場合、レインボーシックスシージはミドルクラスのグラボがあればスムーズにプレイ可能です。
フルHD(最高設定)の場合
レインボーシックスシージを「最高設定」で検証した平均フレームレート↑です。
もっとも画質の高い「最高設定」だと、動作はやや重たくなりました。それでも「GTX 1650 Super」で平均60 fpsはクリアし、「GTX 1660 Super」で平均100 fps以上を狙えます。
ただし平均144 fps以上は、少なくとも「RTX 2060 Super」が必要で敷居がグッと上がります。
WQHD(2560×1440)の場合
レインボーシックスシージをWQHD(2560 x 1440)の横長いモニターでプレイするなら、最低でも「GTX 1660 Super」が必要です。
WQHDで平均100 fps以上は「RTX 2070 Super」以上が必要になり、コスパはかなり悪化します。設定を落とす前提で「RTX 2060」あたりを選ぶのも、ひとつの選択肢です。
4K(3840×2160)の場合
レインボーシックスシージを、あえて4Kモニター(3840 x 2160)でプレイする人は珍しいと思いますが、一応検証しておきました。
結果はかなり重たい動作です。4Kで平均60 fpsを出すには「RTX 2080 Super」という、ハイエンドなグラボが必要で、平均100 fps以上は「RTX 2080 Ti」ですら難しい状況。
レインボーシックスシージの推奨スペックまとめ【グラボ編】
解像度 | 設定 | 60 fps前後普通のモニター向け | 144 fps以上ゲーミングモニター向け |
---|---|---|---|
フルHD1920 x 1080 | 中設定 | GTX 1650 | RX 570 GTX 1660 GTX 1660 Super |
高設定 | GTX 1650 | GTX 1660 GTX 1660 Super | |
最高設定 | RX 570 GTX 1650 Super | RTX 2060 Super | |
WQHD2560 x 1440 | GTX 1660 Super | RTX 2080 Ti | |
4K3840 x 2160 | RTX 2080 Super | なし |
レインボーシックスシージ(R6S)グラボ別フレームレートまとめ | |||||
---|---|---|---|---|---|
GPU | フルHD1920 x 1080 | WQHD2560 x 1440 | 4K3840 x 2160 | ||
RTX 2080 Ti | 241.2 fps | 349.9 fps | 385.9 fps | 159.6 fps | 82.0 fps |
RTX 2080 Super | 197.4 fps | 302.4 fps | 338.9 fps | 125.0 fps | 62.0 fps |
RTX 2070 Super | 177.3 fps | 278.5 fps | 315.7 fps | 111.3 fps | 54.6 fps |
RTX 2060 Super | 152.1 fps | 248.0 fps | 285.8 fps | 95.8 fps | 47.0 fps |
RTX 2060 | 129.8 fps | 212.6 fps | 244.0 fps | 79.2 fps | 38.2 fps |
GTX 1660 Ti | 113.5 fps | 185.5 fps | 219.4 fps | 68.6 fps | 32.0 fps |
GTX 1660 Super | 107.6 fps | 180.8 fps | 214.6 fps | 64.4 fps | 30.1 fps |
GTX 1660 | 96.5 fps | 156.5 fps | 181.0 fps | 58.2 fps | 27.3 fps |
GTX 1650 Super | 90.0 fps | 116.9 fps | 133.5 fps | 53.5 fps | 24.0 fps |
GTX 1650 | 63.7 fps | 91.8 fps | 104.6 fps | 37.4 fps | 16.7 fps |
GTX 1080 Ti | 180.5 fps | 271.1 fps | 310.3 fps | 111.8 fps | 55.5 fps |
GTX 1080 | 136.9 fps | 211.4 fps | 249.2 fps | 83.9 fps | 40.1 fps |
GTX 1070 Ti | 123.6 fps | 192.3 fps | 221.9 fps | 71.5 fps | 34.9 fps |
GTX 1070 | 113.9 fps | 182.1 fps | 210.8 fps | 69.2 fps | 33.0 fps |
GTX 1060 6GB | 81.0 fps | 132.9 fps | 149.9 fps | 48.6 fps | 22.4 fps |
GTX 1050 Ti | 47.3 fps | 79.8 fps | 93.7 fps | 27.8 fps | 11.4 fps |
GT 1030 | 21.1 fps | 34.9 fps | 40.6 fps | – | – |
RX 590 | 95.3 fps | 151.7 fps | 177.5 fps | 55.2 fps | 25.7 fps |
RX 580 | 86.3 fps | 141.8 fps | 165.5 fps | 51.3 fps | 23.8 fps |
RX 570 | 76.3 fps | 126.7 fps | 148.5 fps | 44.8 fps | 20.8 fps |
RX 5700 | 140.2 fps | 227.5 fps | 270.9 fps | 83.6 fps | 39.3 fps |
RX 5600 XT | 135.7 fps | 216.8 fps | 256.8 fps | 81.6 fps | 38.0 fps |
RX 5500 XT 4GB | 92.2 fps | 123.0 fps | 141.6 fps | 54.8 fps | 21.5 fps |
設定 | 最高 | 高 | 中 | 最高 |
解像度(画面サイズ)と設定別に、レインボーシックスシージの推奨スペックを満たすグラボをまとめました。
「中設定」「高設定」で平均60 fpsなら、「GTX 1650」で十分に間に合います。ファベーラで平均60 fpsが余裕で出るグラボなので、領事館やヴィラなど、もっと軽いマップでは100 fps超えも。
ゲーミングモニターを使う予定のガチなゲーマーさんは、「GTX 1660 Super」がおすすめ。ファベーラにて平均144 fps以上はOK、もっと軽い他のマップなら安定感はさらに抜群です。
レインボーシックスシージCPUボトルネックの性能比較
ゲームのフレームレートは、CPU性能の影響を受けます(= CPUボトルネックと呼ばれる現象)。
しかも使っているグラボが高性能であればあるほど、CPUボトルネックが出やすくなるため、「RTX 2080 Ti」を使ってCPUボトルネックの有無を検証してみた。
RTX 2080 Tiでボトルネックを検証
明るい色のグラフが「平均フレームレート」、暗い色のグラフは「最低フレームレート(下位3%)」です。
レインボーシックスシージは、CPUにそれほど負荷がかからない軽いゲームなおかげで、CPUボトルネックは出づらい傾向が判明。
RTX 2080 Tiを使った検証なのに、インテルCPUとRyzenの性能差はザックリ1割くらいに収まります。フレームレート重視ならインテルCPUが有利ですが、ゲーム以外の用途によってはRyzenを選んでも良いでしょう。
レインボーシックスシージの推奨スペックまとめ【CPU編】
用途と目的 | 最適なCPU |
---|---|
コスパ重視CPUは妥協、グラボに予算を |
|
とにかく性能できる限りボトルネックを避ける |
|
ゲーム実況配信 |
|
CPUにあてる予算を抑えてグラボにお金を掛けるなら、パソコンの使い方に応じて「Ryzen 3 3300X」「Core i5 9400F」「Core i5 10400F」がコスパ良くておすすめ。
シージを起動しながら同時にDiscord通話や、YoutubeやTwitchを視聴するようなマルチタスクなら、6コア以上の「i5 9400F(6 / 6)」「i5 10400F(6 / 12)」が安心です。
グラフィックボードを妥協するつもりはない(RTX 2070 Super以上)し、フレームレートもなるべく無駄にしたくない。という性能重視な人は「Core i7 10700K」を強く推します。
8コア16スレッドでi9 9900K並の性能で、CPU温度もやや下がりやすく改善されています。マルチスレッド性能もかなり強力なので、ゲーム配信(OBSなど)も可能※です。
※ただし、現在はグラフィックボードで低負荷 & 高画質な配信ができる時代なので、配信のために8コア以上のCPUを選ぶべきかは微妙なところ。
レインボーシックスシージに必要なメモリ
公式サイトによれば、最低でも6 GB、推奨は8 GBものメモリが必要とのこと。メモリの使用量はグラフィックボードによって差が出るので、いくつかのグラボを使ってメモリの使用量をチェックします。
メモリは16 GBあれば足ります
VRAMが2 GBしかないGT 1030だと、メインメモリにデータが溢れ出て約7 GBもメモリを無駄に消費します。
VRAMが4~6 GB以上のグラボでは、メモリは約5 GB前後しか消費せず、メモリの使用量はかなり少ないです。8 GBでもギリギリ足りそうですが、余裕を持って16 GB搭載しておけば十分です。
VRAM(ビデオメモリ)はどれくらい使う?
フルHD(最高設定)で、グラボ別にVRAM使用量を比較したところ、約3.1~3.5 GB前後です。
RTX 2080 Tiでグラフィック設定別に検証すると、画面サイズが大きいほどVRAM使用量も比例して増加します。WQHDで約3.5 GB、4Kでは約4.5 GBに達します。
ほとんどのゲーマーはレインボーシックスシージをフルHD(1920 x 1080)でプレイしているので、グラフィックボードのVRAMは4 GBあれば十分です。
最近のグラボはローエンドクラスでもVRAMは4 GB搭載で、ミドルクラス以上は6~8 GBのVRAMを積んでいるため、よほど古い型落ちグラボでなければVRAM不足は問題ありません。
グラフィックボード | VRAM容量 | |
---|---|---|
RTX 2080 Ti | GDDR6 | 11 GB |
RTX 2080 Super | 8 GB | |
RTX 2070 Super | 8 GB | |
RTX 2060 Super | 8 GB | |
RTX 2060 | 6 GB | |
GTX 1660 Ti | 6 GB | |
GTX 1660 Super | 6 GB | |
GTX 1660 | GDDR5 | 6 GB |
GTX 1650 Super | GDDR6 | 4 GB |
GTX 1650 | GDDR5 | 4 GB |
GTX 1080 Ti | GDDR5X | 11 GB |
GTX 1080 | 8 GB | |
GTX 1070 Ti | GDDR5 | 8 GB |
GTX 1070 | 8 GB | |
GTX 1060 6GB | 6 GB | |
GTX 1050 Ti | 4 GB | |
GT 1030 | 2 GB | |
RX 590 8GB | 8 GB | |
RX 580 8GB | 8 GB | |
RX 570 8GB | 8 GB | |
RX 5700 | GDDR6 | 8 GB |
RX 5600 XT | 6 GB | |
RX 5500 XT | 8 GB | |
4 GB |
R6Sのインストール先はSSDとHDDどちらがいい?
レインボーシックスシージのロード時間は、インストールしたストレージの性能に影響を受けます。実際に比較した動画↑を見れば、いかにHDDよりSSDの方が圧倒的に速いかが分かるはず。
- SSD:12.6 秒
- HDD:24.0 秒
ロード時間を比較した結果、SSDのロード時間はHDDのほぼ半分です。よほどの理由がない限り、ストレージはHDD・・・ではなくSSDにしましょう。
レインボーシックスシージの推奨スペックまとめ
R6Sの推奨スペックまとめ:グラボ編
解像度 | 設定 | 60 fps前後普通のモニター向け | 144 fps以上ゲーミングモニター向け |
---|---|---|---|
フルHD1920 x 1080 | 中設定 | GTX 1650 | RX 570 GTX 1660 GTX 1660 Super |
高設定 | GTX 1650 | GTX 1660 GTX 1660 Super | |
最高設定 | RX 570 GTX 1650 Super | RTX 2060 Super | |
WQHD2560 x 1440 | GTX 1660 Super | RTX 2080 Ti | |
4K3840 x 2160 | RTX 2080 Super | なし |
レインボーシックスシージを平均60 fpsでプレイするだけなら、グラボは「GTX 1650」または「GTX 1650 Super」で十分。
ゲーミングモニターを使う(平均144 fps以上)場合に欲しいグラボは、中~高設定は「GTX 1660 Super」がコスパ的にも性能的にもベスト。最高設定は一気に「RTX 2060 Super」が必要です。
R6Sの推奨スペックまとめ:CPU編
用途と目的 | 最適なCPU |
---|---|
コスパ重視CPUは妥協、グラボに予算を |
|
とにかく性能できる限りボトルネックを避ける |
|
ゲーム実況配信 |
|
レインボーシックスシージをプレイするほとんどのゲーマーは、「Core i5 10400F」を選んでおけば間違いありません。6コア12スレッドでCore i7並の性能で、ゲーム性能はRyzenを上回ります。
マルチタスク性能も十分に余裕があり、シージをしながらYoutubeやDiscordの同時起動も安心です。
RTX 2070 Super以上のグラボを使うなら、「Core i7 10700K」もアリですが、レインボーシックスシージではi5 10400Fと性能差が出づらいため、コスパ重視ならi5 10400Fでいいです。
R6Sの推奨スペックまとめ:メモリ編
用途と目的 | メモリ容量 |
---|---|
レインボーシックスシージをプレイ | 最低8 GB |
同時にネット見る | 16 GB欲しい |
ゲーム実況配信 | 16 GB以上 |
レインボーシックスシージ単体で、メモリは4~5 GBほど使います。最低でもメモリは8 GBあれば、なんとか間に合います。
しかし、ゲームしながらDiscordでボイチャしたり、ゲーム配信をするなど。マルチタスクを想定するなら、メモリは16 GBあった方が安心です。コスパも16 GBの方が良い時代ですし。
レインボーシックスシージにおすすめなゲーミングPC
シージ用ベストなやつ「Legion T550i」
Legion T550i型番:90NC006XJM | ||
---|---|---|
スペック | 標準仕様 | おすすめカスタマイズ |
CPU | Core i7 107008コア / 16スレッド / 最大4.80 GHz | ※カスタマイズ不可ただし「セルフカスタマイズ」はOKです |
冷却 | オリジナル空冷クーラー※120 mmファン / サイドフロー型クーラー | |
グリス | 標準グリス | |
グラボ | GTX 1660 Super 6GB | |
メモリ | DDR4-2933 8GB x2 | |
マザーボード | Intel B460(MicroATX規格) | |
SSD | 256 GB NVMe SSD | |
HDD | 2 TB | |
ドライブ | – | |
電源 | 650W 静音電源FSP製 / 80+ GOLD認証 | |
OS | Windows 10 Home 64bit | |
保証 | 1年間 / 引取修理保証 | 保証は3年まで延長できます |
参考価格 | 124925 円(税込・送料込み)最新価格をチェックする |
レインボーシックスシージPC版デビューを考えているゲーマーに、オススメの1台が「Legion T550i」です。
「i7 10700 + GTX 1660 Super」が、税込み・送料込みで約12.5万円ほど(※クーポン適用で11.9万)。CPUがちょっとオーバースペックですが、PCの性能は多くて困ることはありません。
なにより、Legion T550iは同じスペックで比較した場合、国内BTOの特価セール品よりも安いです。しかも安いだけでなく、中身のパーツも非常にマトモでコスパに優れます。
実際に↑レビューしました。
「コスパ良くてパーツもちゃんとしてる」ゲーミングPCが欲しい人は、Legion T550iを選んでおけば間違いなし。
カスタマイズは出来ませんが、パーツを増設しても保証は切れないので、自分でパーツを増設してOKです。
10万以下でシージするなら「G-GEAR」
G-GEAR 型番:GA5A-C200/T2 | ||
---|---|---|
スペック | 標準仕様 | おすすめカスタマイズ |
CPU | Ryzen 5 36006コア / 12スレッド / 最大4.2 GHz | – |
冷却 | AMD純正クーラー※92 mm小型空冷ファン | – |
グリス | 標準グリス | – |
グラボ | GTX 1650 4GB | – |
メモリ | DDR4-2666 8GB x2(合計16GB) | – |
マザーボード | AMD B450(ATX規格) | – |
SSD | 240 GB | 500 GBプラス4000円でコスパ良し |
HDD | なし | – |
ドライブ | なし | – |
電源 | 550W 静音電源CWT製 / 80+ BRONZE認証 | – |
OS | Windows 10 Home 64bit | – |
保証 | 1年間 / 持込修理保証 | 心配な方は「EXPC延長保証」に※3年間 / 自然故障以外も保証 |
参考価格 | 85800 円(税抜)最新価格をチェックする |
中~高設定で60 fpsでプレイできればいいので、とにかく予算を抑えたいライトゲーマーには、「Ryzen 5 3600 + GTX 1650」の「G-GEAR」がちょうど良いです。
6コア12スレッドでマルチタスク性能は問題なし、グラボはGTX 1650で設定を落としたシージを軽く60 fps以上でプレイできます。メモリは標準で16 GB搭載で十分です。
SSDだけ容量が少ないため、カスタマイズからSSDを500 GBに増設しましょう。プラス4000円で10万円をわずかに超えますが、SSDの容量は多いほうが満足度は上がります。
シージを240 Hzモニターで攻略「Legion T750i」
Legion T750i 型番:90Q8000YJM | ||
---|---|---|
スペック | 標準仕様 | おすすめカスタマイズ |
CPU | Core i7 10700K8コア / 16スレッド / 最大5.10 GHz | ※カスタマイズ不可ただし「セルフカスタマイズ」はOKです |
冷却 | オリジナル簡易水冷クーラー※240 mmラジエーター / 120 mmファン x2 | |
グリス | 標準グリス | |
グラボ | RTX 2070 Super 8GB | |
メモリ | DDR4-2933 8GB x2 | |
マザーボード | Intel Z490(ATX規格) | |
SSD | 512 GB NVMe SSD | |
HDD | 2 TB | |
ドライブ | – | |
電源 | 650W 静音電源メーカー未確認 / 80+ GOLD認証 | |
OS | Windows 10 Home 64bit | |
保証 | 1年間 / 引取修理保証 | 保証は3年まで延長できます |
参考価格 | 178281 円(税込・送料込み)最新価格をチェックする |
レインボーシックスシージを、240 Hzゲーミングモニター(BenQ XL2746Sなど)で圧倒的有利にプレイしたい、ガチなゲーマーさんは「Legion T750i」がおすすめ。
CPUボトルネックがほぼ無い「Core i7 10700K」と、シージを中~高設定で240 fps以上出せる「RTX 2070 Super」を搭載する、ハイエンドなゲーミングPCです。
しかも国内BTOと比較すると、価格は約2~4万円は安い・・・なのに「240 mm簡易水冷クーラー」を標準で装備してます。
他のスペックも申し分ありません。メモリは16 GB搭載、SSDは超高速なNVMe SSDを512 GB、マザーボードはハイエンドなZ490チップセットを搭載。拡張性も十分で、あとから自分でパーツ増設が可能です。
以上「【R6S】レインボーシックスシージの推奨スペックを検証 & 解説」について、解説でした。
シージにおすすめなゲーミングモニター
レインボーシックスシージで144 fps以上、または240 fps以上を出せるゲーミングPCを選ぶなら、ついでに高性能なゲーミングモニターも買っておくと良し。
240 Hzでおすすめは、競技用モニターの「XL2746S」です。とにかく応答速度が最強クラスに速くて、残像がほとんど見えないキレキレな映像を出力します。
144 Hzはいろいろありますが、映像が美しくて応答速度もそこそこ速いモニターとして「VG259Q」を推しておきます。とにかく低予算で144 Hzなら「PX247」もアリですね。
いつも記事を読ませて頂いています。やかもちさんに相談があります。MMDをやってみたいと思っているのですが、どんな構成のpcが良いでしょうか? 予算は8万円ほどです。グラボはnVIDIAとRadeonのどちらが良いかも教えて頂きたいです。因みに私はAMD派です。
こういう検証は公式の推奨も載せてくれると嬉しい。
人数固定だから多分CPUあんまり使わないんかなー?仮想も使ってるのかG5400でも結構しっかりしてる気がする。
このゲームってDirectX はなんだろ?64bitのWindows7って書いてあったからDX11かな?サウンドカードはDX9cってなってたけどさすがに2015年じゃぁ古すぎだろうし・・・
i5 8700・・・
ありがとうございます。修正しました。
シージはRPGと違ってFullHD、FPS144以上、設定限界まで下げて、といったプレイが基本のゲームなのでそういった検証を1070以降くらいからの各グラボでして欲しいです。
Huawei mate20シリーズのレビューとベンチマークやってください!
やかもちさんには是非これを使ってみて欲しい…
https://www.youtube.com/watch?time_continue=50&v=Bx3kT_gxL24
フルHDの最高設定で240hzモニターを使う際はRTX2080で十分ですかね?
行けると思います。
質問ですが、管理人さんは「LG 27GN950-B」(4K/144Hz)をレビューする予定はあるのでしょうか?
T750i のTが抜けてるんじゃないかと・・・
Legion 750iでぐぐったらノートPCが出てきたので
T がデスクトップを表してるんですかね?
ご指摘ありがとうございます。「T」が抜けてますね、修正します。