Apex Legendsの推奨スペックを検証 & 解説:意外と重たいよ

「Apex LegendsのためにゲーミングPCを買いたい」けれど、どれくらいのスペックがあればApexを快適にプレイできるか分からない・・・。そんなPC初心者向けに、実際にグラボを20枚も使ってApexの推奨スペックを検証しました。ぜひ参考にしてください。

(公開:2020/06/17 | 更新:2022/6/1

Apex Legendsの必要動作スペック

「Apex Legends」必要動作環境

まずはApex Legendsの公式サイトより、PC版の公式推奨スペックを確認します。

スペック必要動作環境推奨動作環境
OS
  • Windows 7 64bit
  • Windows 10 64bit
CPUCore i3 6300Core i5 3570T
AMD FX-4350
メモリ6 GB8 GB
グラボGeForce GT 640GeForce GTX 970
Radeon HD 7730Radeon R9 290
VRAM1 GB以上8 GB以上
ストレージ22 GB以上

公式スペックは基本的に控えめな内容になりがちで、Apex Legendsも控えめな内容です。ただ、CPUはそれほど要求していない一方、グラボはかなりハードな要求です。

推奨動作にはGTX 970やR9 290相当のグラボが必要と書いてあり、加えてVRAM(ビデオメモリ)は8 GBも欲しいと書いています。8 GBはハイエンドグラボにしか搭載されていないので、非常にハードな内容。

メモリは少なくとも6 GBあれば良いみたいで、推奨は8 GBとのこと。CPUもメモリもそれほど必要ないみたいですが、グラボだけは妙にハードな要求ですね。

では、実際に検証してみてどれくらいのスペックが必要になるのかを確認していこう。

どれくらいで推奨スペック?

一応「推奨スペック」の定義を決めておきます。大抵の人は高価なゲーミングモニターではなく、普通のフルHDモニターを使っている。だから実用上は平均60 fps以上を維持できればOKです。

ゲーミングモニターを使っている場合は、リフレッシュレートに近いフレームレートを出せることが推奨スペックの条件になります。144 Hzのモニターなら、平均144 fps以上が望ましく、最低でも100 fpsは欲しいところ。

  • 144 fps以上:ゲーミングモニターを使うなら十分な性能
  • 100 fps以上ゲーミングモニターで遊ぶなら最低でも必要
  • 60 fps以上:普通のモニターには十分、ほとんどの人はこれでOK
  • 60 fps以下:慣れていないとキツイ(そして入力遅延が…オワタ)

まとめるとこの通り。

60 fps以上」が推奨スペックのキホンで、ゲーミングモニターを使っている(または購入予定)なら「100 fps以上」を目指すこと。ゲーミングモニターを100%活かすなら「144 fps以上」を狙う。

やかもち
60 fps未満は「入力遅延」が酷いのでオススメしません。

テスト環境と方法

  • CPU:Ryzen 9 5950X(16コア32スレッド)
  • メモリ:DDR4-3200 16GB x2(合計32 GB)
  • SSD:Samsung 970 EVO Plus 1TB
  • OS:Windows 11 Pro
  • ドライバ:NVIDIA 496.76 / AMD 21.6.1

ちもろぐ専用ベンチ機を使います。基本スペックは以上の通り。

CPUはゲーミング最強クラスの「Ryzen 9 5950X」を使い、メモリは「DDR4-3200」を32 GB(16GBを2枚)です。Apex Legendsのインストール先はNVMe SSDです。

Apex Legendsのベンチマーク方法について

テスト方法は「射撃訓練場」を使います。単にマップ内を走るだけだと負荷が少なすぎて、参考になるデータが取れないので、いくつかアクションを取りながら毎回同じパターンでデータを取りました。

2021年版のアクション内容は、従来の銃で射撃に加えて、バンガロールのスモークとテルミット爆弾を組み合わせた「エフェクトによる高負荷」も導入。2020年版より重たいデータに改善されます。

テストする設定は「低設定」「中設定」「最高設定」の3パターンです。低設定と最高設定でどれくらい画質が変わるのか?・・・は、以下の比較画像を参考にどうぞ。

 

Apex Legendsの推奨グラフィックボード

フルHD(1920×1080)の場合

Apex Legendsのグラボ別フレームレート:フルHD(低設定)

平均fps最低fps(1%)

「低設定」のApex Legendsはそこそこ動作が軽いゲームです。ローエンドクラスのGTX 1650で平均60 fpsを余裕で出せます。

ゲーミングモニターでApexを快適にプレイするなら、平均160 fpsも出ている「RTX 3060」または、平均180 fps超えの「RX 6600 XT」がベストです。

GTX 1660 SuperやRTX 2060は値上がりがひどいのでイマイチ、結局「RTX 3060」か「RX 6600 XT」のどちらかをおすすめします。

Apex Legendsのグラボ別フレームレート:フルHD(中設定)

平均fps最低fps(1%)

「中設定」にすると、平均フレームレートが1割くらい下がりました。公式スペックの「GTX 970相当が必要」という内容は大げさでは無いですね。

GTX 1650やGTX 1050 Tiだと平均60 fpsの維持は厳しい動作で、少なくとも「GTX 1650 Super」が必要です。

ゲーミングモニター(144 Hz)を使う予定なら、平均144 fpsをなんとか出せる「RTX 3060」または、平均160 fps近い「RX 6600 XT」を強く推します。

Apex Legendsのグラボ別フレームレート:フルHD(最高設定)

平均fps最低fps(1%)

「最高設定」だと、大作3Dゲームの最新作レベルでグッと重たい動作になります(※中設定と比べて2割も下がる)

実際のゲームプレイではもっと重たいシーンもあるので、Apex Legendsを最高設定でプレイするなら、少なくとも「RTX 3060」か「RX 6600 XT」は欲しいです。

ゲーミングモニター(144 Hz)を使う場合、コスパで選ぶなら「RX 6600 XT」、パフォーマンス重視で選ぶなら「RTX 3060 Ti」以上がおすすめ。

Zowie XL2546K(レビュー記事)」など、240 Hz以上のハイエンドゲーミングモニターを使うなら「RTX 3080」がベストです。なお、RX 6800 XTは汎用性がやや悪いので、RTX 3080ほどオススメではないです。

WQHD(2560×1440)の場合

Apex Legendsのグラボ別フレームレート:WQHD(最高設定)

平均fps最低fps(1%)

WQHD(2560 x 1440)はフルHDより約1.8倍も大きいので、当然ながら大幅に動作が重たいです。全体的に30%くらいフレームレートが下がってしまい、最低でも「RTX 3070」が無いと平均100 fps台に達しません。

WQHDサイズのゲーミングモニター(例:DELL S2721DGFBenQ EX2780Qなど)を使う予定なら、少なくとも「RTX 3070 Ti」、予算が許すなら「RTX 3080」が欲しいです。

4K(3840×2160)の場合

Apex Legendsのグラボ別フレームレート:4K(最高設定)

平均fps最低fps(1%)

4K解像度(3840 x 2160)でApex Legendsをプレイするゲーマーはほとんどいない・・・、と思いますが一応4KでApexで検証しました。

WQHDと比較にならないほど動作が重たいです。平均60 fpsの最低ラインは「RTX 3070」で、平均100 fps台となると「RTX 3080」や「RTX 3080 Ti」が必要に。

やかもち
4Kテレビ(LG CX OLED)でApex LegendsやるならRTX 3080以上をおすすめします。

Apex Legendsの推奨グラボまとめ

解像度60 Hz普通のモニター144 Hzゲーミングモニター240 Hzゲーミングモニター
フルHD1920 x 1080低設定GTX 1650RX 6600 XT
または RTX 3060
RTX 3080
中設定GTX 1650 SuperRX 6600 XT
または RTX 3060
RTX 3080
最高設定RX 6600 XT
または RTX 3060
RTX 3060 TiRTX 3080
WQHD2560 x 1440RTX 3060RTX 3070なし
4K3840 x 2160RTX 3070RTX 3080 Tiなし

表にまとめました。使っているモニターの解像度やリフレッシュレートに合わせて、最適なグラフィックボードを選べば大丈夫です。

2022年時点、Apex Legendsにおすすめなグラボは、「RTX 3060」または「RX 6600 XT」です。

予算に余裕があるからもう少しハイエンドなグラボを買ってもいい・・・と考えている方は「RTX 3060 Ti」や「RTX 3070」が候補です。

特にRTX 3060 Tiは、コスパの良いゲーミングPCが数多くラインナップされています。詳しくは↓こちらの解説記事を読んでみてください。

Apex LegendsとCPUボトルネック

Apex LegendsのCPUボトルネックを調査しました

公式スペックによれば、あまりCPUは重視していない印象を受けましたが、実際のところはどれくらいCPUボトルネックが発生するのか。

ゲーム用でほぼ最高峰の性能を持つ「RTX 3080」を使って、CPU別にフレームレートをテストしました。良いグラボの性能をしっかりと引き出すには、CPUの性能も意外と無視できないゲームが多いです。

CPU別フレームレート(中設定)

Apex LegendsのCPU別フレームレート:CPUボトルネックを検証(フルHDの中設定)

平均fps最低fps(1%)

ボトルネックの出やすい「中設定」で比較した結果ですが、思ったよりCPUボトルネックは出ませんでした。

トップと最下位で性能差はわずか7%で、予算に応じて好きなCPUを選んでしまって良い。といえるレベルです。

CPU別フレームレート(最高設定)

Apex LegendsのCPU別フレームレート:CPUボトルネックを検証(フルHDの最高設定)

平均fps最低fps(1%)

「最高設定」もボトルネックは少ないです。トップと最下位の性能差は約8%にとどまり、公式スペックの言うとおり、Apex LegendsはそれほどCPU性能を要求しない設計のゲームです。

ただし、ここまでに掲載したデータは「Apex Legendsだけをプレイ」した場合を想定してます。Apexをプレイしながら、たとえばゲーム配信をしたり、Discordでボイチャをするなら6コア以上の方が安心できます。

やかもち
コスパで選ぶなら「Core i5 11400」、マルチタスクなら「Core i5 12400」や「Core i7 12700」でOKです。

Apex Legendsに最適なCPUまとめ

用途と目的最適なCPU
普通のモニターでプレイDiscordで通話もしたい
  • Core i5 11400
  • Core i5 12400
  • Ryzen 5 5600X
ゲーミングモニターマルチタスクも想定
  • Core i5 11400
  • Core i5 12400
  • Core i7 12700
  • Ryzen 7 5800X
ゲーム実況配信
  • Core i7 10700K 以上
  • Ryzen 7 5800X 以上

悩むのが面倒くさいなら「Core i5 11400」がコスパ的にもベストです。

ゲーミングモニターを使う場合は、Apexだけでなく他のゲームでも強いCore i5 12400F」や「Core i7 12700K」が強くおすすめ。

Apex Legendsをしながら、リアルタイムに配信(OBSなど)をしたい※場合は「Core i7 12700」以上のCPUが候補です。

※ただし、現在はグラフィックボードで低負荷 & 高画質な配信ができる時代なので、配信のために8~16コアCPUを選ぶべきかは微妙なところ。

Apex Legendsに必要なメモリ容量

公式サイトによれば、最低でも6 GB、推奨は8 GBのメモリが必要とのこと。メモリの使用量は、グラフィックボードによって差が出るので、いくつかのグラボを使ってメモリの使用量をチェックします。

メモリはやっぱり16 GB欲しい

Apex Legendsのメモリ使用量を比較

メモリの使用量は使っているグラフィックボードによって、若干変わってくるのですが、おおむね6 ~ 8 GBしかメモリを使用しません。

結論だけいうと、Apex Legendsをプレイするだけならメモリ容量は8 GBあれば足ります。しかし実際には、ゲームしながらDiscordでボイチャしたり、Youtubeで配信や攻略動画を見る人も少なくないです。

Apexをプレイしつつ、同時に他のアプリを使う想定ならメモリ容量は16 GBをおすすめします。

やかもち
ChromeでYoutube見てると普通に1~2 GBくらいメモリを食うから、16 GBは最低限欲しいと言っても過言ではないよ。

VRAM(ビデオメモリ)はどれくらい使う?

Apex LegendsのVRAM(ビデオメモリ)使用量を設定別に比較

フルHDの低設定~中設定では、約2 GB前後です。最近のローエンドグラボはGTX 1650やGTX 1650 Superにしろ、VRAMは4 GB入ってるので画質を落としてプレイするなら全然足りてます。

しかし、最高設定からはVRAMの使用量がガッツリ増えて、4 GB以上に。公式サイトの「推奨:8 GB」は大げさですが、Apex LegendsはそれなりにVRAMを消費するゲームです。

グラフィックボードを選ぶ場合、VRAMは最低でも4 GB以上、できれば6 GB以上を推奨します。

幸い、最近のグラボはVRAM容量が増えている傾向で、ローエンドでも4 GBは当たり前。ミドルクラスなら6~8 GBが主流です。新しいグラボなら、VRAM容量はそこまで気にする必要はありません。

グラフィックボードVRAM容量
RTX 3090GDDR6X24 GB
RTX 3080 Ti12 GB
RTX 308010 GB
RTX 3070 Ti8 GB
RTX 3070GDDR68 GB
RTX 3060 Ti8 GB
RTX 306012 GB
RTX 2080 Ti11 GB
RTX 2080 Super8 GB
RTX 2070 Super8 GB
RTX 2060 Super8 GB
RTX 20606 GB
GTX 1660 Ti6 GB
GTX 1660 Super6 GB
GTX 1660GDDR56 GB
GTX 1650 SuperGDDR64 GB
GTX 1650GDDR54 GB
GTX 1080 TiGDDR5X11 GB
GTX 10808 GB
GTX 1070 TiGDDR58 GB
GTX 10708 GB
GTX 1060 6GB6 GB
GTX 1050 Ti4 GB
GT 10302 GB
RX 590 8GB8 GB
RX 580 8GB8 GB
RX 570 8GB8 GB
RX 6800 XTGDDR616 GB
RX 680016 GB
RX 6700 XT12 GB
RX 57008 GB
RX 5600 XT6 GB
RX 5500 XT8 GB
4 GB

Apex Legendsの推奨スペックまとめ

Apex Legendsの推奨スペックまとめ

グラボは「RTX 3060」「RX 6600 XT」でOK

解像度60 Hz普通のモニター144 Hzゲーミングモニター240 Hzゲーミングモニター
フルHD1920 x 1080低設定GTX 1650RX 6600 XT
または RTX 3060
RTX 3080
中設定GTX 1650 SuperRX 6600 XT
または RTX 3060
RTX 3080
最高設定RX 6600 XT
または RTX 3060
RTX 3060 TiRTX 3080
WQHD2560 x 1440RTX 3060RTX 3070なし
4K3840 x 2160RTX 3070RTX 3080 Tiなし

低設定 ~ 中設定でプレイするなら「GTX 1650」や「GTX 1650 Super」で十分です。

ゲーミングモニター(144 Hz)を使って、Apexで勝つために買うつもりのガチゲーマーは「RTX 3060」や「RX 6600 XT」がおすすめ。

WQHD ~ 4Kは正直メリットがあまり無いので、使うユーザーはごく稀だと思います。もし、大画面でプレイする予定なら現時点では「RTX 3080」または「RTX 3080 Ti」が推奨です。

CPUはCore i5(6コア)で十分

用途と目的最適なCPU
普通のモニターでプレイDiscordで通話もしたい
  • Core i5 11400
  • Core i5 12400
  • Ryzen 5 5600X
ゲーミングモニターマルチタスクも想定
  • Core i5 11400
  • Core i5 12400
  • Core i7 12700
  • Ryzen 7 5800X
ゲーム実況配信
  • Core i7 10700K 以上
  • Ryzen 7 5800X 以上

コストパフォーマンスが良いのは「Core i5 11400」系です。6コア12スレッドでマルチタスクもそつなくこなします。

将来でてくる最新ゲームに備えたい方は、「Core i5 12400(6コア12スレッド)」や「Core i7 12700(12コア20スレッド)」を選べば間違いなし。

メモリはできれば16 GB推奨

用途と目的メモリ容量
Apex Legendsをプレイ最低8 GB
同時にネット見る16 GB欲しい
ゲーム実況配信16 GB以上

Apex Legendsはメモリを6~7 GBは使ったため、最低でも8 GBを用意すること。

ゲームしながらDiscordでボイチャしたり、ゲーム配信をするなど。マルチタスクを想定するなら、やはりメモリは16 GBあった方が快適です。

Apex LegendsにおすすめなゲーミングPC

 

【144 fps~】GALLERIA RM5C

ゲーマー向けの定番モデル「ガレリア」

GALLERIA(ガレリアZシリーズ)を徹底解説レビュー(外観・デザイン)
GALLERIA RM5C-36T
2023年3月時点のスペック
CPUCore i7 12400F
(6コア / 12スレッド)
CPUクーラー空冷式クーラー
マザーボードIntel B760チップセット
メモリ16 GB
(DDR4-3200 / 2枚組)
グラフィックボードRTX 3060 Ti
SSD1 TB(NVMe SSD)
HDD
電源ユニット650 W
(80 PLUS Bronze)
OSWindows 11 Home
納期最短翌日
参考価格164980 円(送料:3300 円)
最新価格をチェックする

Apex Legendsを平均144 fpsでプレイしたい方に、ガレリアRM5C-36T」がピッタリです。

CPUにCore i5 12400F(6コア12スレッド)、グラボにRTX 3060 Ti、容量16 GBのメモリを搭載。メモリスロットは空きが2本あり、後からメモリの容量をかんたんに増やせます。

↑ガレリアのレビュー記事はこちらから。

ツールレスなデザインを採用したPC初心者でも使いやすい「親切な設計」がメリット。

取り外しやすく洗いやすいホコリフィルター、プラスドライバーを使わずに取り付けできるHDDトレイなど。メンテナンス性に気を使ったデザインがガレリアの強みです。

やかもち
最近は値段も安くなってきて、おすすめしやすいガレリアが帰ってきました。

【240 fps~】STORM PG-DD4

知る人ぞ知るコスパの良いゲーミングPC「ストーム」

STORM BTO ゲーミングPCをレビュー(外観デザイン)
STORM PG-DD4
2023年3月時点のスペック
CPUCore i7 12700
(12コア / 20スレッド)
CPUクーラー空冷式クーラー
マザーボードIntel B660チップセット
メモリ16 GB
(DDR4-3200 / 2枚組)
グラフィックボードRTX 3080 10 GB
SSD1 TB(NVMe SSD)
HDD
電源ユニット850 W
(80 PLUS GOLD)
OSWindows 11 Home
納期4~5日
参考価格259800 円(送料:2200 円)
最新価格をチェックする

Apex Legendsを240 HzゲーミングモニターガチりたいゲーマーにはSTORM PG-DD4」がおすすめ。

Phanteks(オランダのメーカー)が設計した、通気性とメンテナンス性に優れたPCケースを標準で搭載。

ゲーミング用途に必要十分な拡張性があるIntel B660マザーボードを搭載し、あとからパーツを増設したり、交換したり対応しやすいです。

標準スペックもコストパフォーマンスが高いです。

CPUにCore i7 12700(12コア20スレッド)、グラボにRTX 3080 10 GBを搭載し、Apexを中設定で平均220 fps~、高設定で平均200 fps~でプレイできる性能を確保できます。

↑STORM(ストーム)を使ってみたレビューはこちらからどうぞ。

やかもち
RTX 3080を搭載したゲーミングPCの中で特にコスパのいい1台です。

【WQHD】STORM PG-P47TiRZ

CPUは控えめ、そのかわりグラボが超高性能

STORM BTO ゲーミングPCをレビュー(LEDライティング)
STORM PG-P47TiRZ
2023年3月時点のスペック
CPURyzen 7 5700X
(8コア / 16スレッド)
CPUクーラー空冷式クーラー
マザーボードAMD B550チップセット
メモリ16 GB
(DDR4-3200 / 2枚組)
グラフィックボードRTX 4070 Ti 12 GB
SSD1 TB(NVMe SSD)
HDD
電源ユニット850 W
(80 PLUS GOLD)
OSWindows 11 Home
納期4~5日
参考価格239800 円(送料:2200 円)
最新価格をチェックする

フルHDより一回り大きいWQHDゲーミングモニター」で、Apex Legendsをプレイしたいと考えているゲーマーにSTORM PG-P47TiRZ」が適任です。

CPUにRyzen 7 5700X(8コア16スレッド)を搭載します。1世代前のCPUですが、Apex Legendsは解説した通り、CPUの影響がかなり少ないゲームです。

フルHDよりWQHDの方がさらにCPUの影響を受けづらくなるため、8コア16スレッドのRyzen 7 5700Xで上手く機能します。

CPUで浮いた金額で、グラボにRTX 4070 Tiを搭載済み。RTX 3080どころか、RTX 3090よりも高性能なハイエンドグラボで、ApexをWQHDでプレイするのに最適です。

最高設定で平均180 fps前後、設定を調整して平均200 fps以上を狙えます。これほど高性能なのに、消費電力はRTX 3090より50~100 Wも少なく済み、とてもエコです。

↑STORM(ストーム)を使ってみたレビューはこちらからどうぞ。

やかもち
ApexをWQHDモニターでプレイするなら、今のところPG-P47TiRZがベストです。

以上「Apex Legendsの推奨スペックを検証 & 解説:意外と重たいよ」について、解説でした。

実際にゲーミングPCを使ってみた【レビュー】

実際にベンチマークしてみた【ゲーム別fps】

RTX 3000シリーズ搭載ゲーミングPC【解説】

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49 件のコメント

  • CPUはそうでもないのにGPUにスペックを要求するゲームって珍しい気がしますね

    あと誤字報告です
    Apex Legendsに最適なCPUまとめのところで
    ×他のゲームでも安定してフレームレートを叩き出せる、ゲーマーのためにCPUです。
    ○他のゲームでも安定してフレームレートを叩き出せる、ゲーマーのためのCPUです。

    • つ「デッドバイデイライト」
      通信やデータ管理系をシンプルにしてるんでしょう。
      PS4がRadeon系だから、そちらの最適化から伸びが良いんでしょうね。
      あと、OCしたAthlon200GE(私は4.0GHz)で遊ぶだけならぎりぎり可能っぽいです。
      この場合はCPU100%近い消費になります。

  • 1060とrx570がほぼ同等ってかなり珍しいですね~
    値段は元よりおまけも考えると今はほんと570と580はお勧めですね。

  • core i5 8400 RAM8GB GTX760 VRAM4GB 1360×768で快適に動いたので軽いゲームなんだと思ってましたが意外ですね。

    あと細かいですが「4GB以下」の方が正確かもしれません。
    > VRAM(ビデオメモリ)が4 GBに満たないGTX 1050 TiやGTX 1050だと

  • スペック検証・比較記事には,ぜひRadeon VII かVEGA64も導入してもらってスコアを載せてもらいたい…

  • RX570にはVRAM 8GBの物がありますが、これはどう思われますか?
    フルHD 60fpsであれば、GTX1060と同程度のパフォーマンスが出そうな感じがしますが。

    • う~ん、ゲーム側の最適化具合によっては1060と同等になりますが、平均的にはGTX 1060には届かないですね。VRAMだけが多くても、搭載シェーダー数やクロック周波数に大きな差が無いなら、性能差を埋めるのは容易ではありません。

  • そういえば、このゲームはSLIやCFは効くのでしょうか?
    見ていると効きそうな気はしますが・・・
    できれば追試してほしいです。

  • 近々RX590の購入を検討しているのですが、ApexでのfpsはRX580と比べて高くなるのでしょうか?あまりfpsに差がないのだとしたらRX580を購入しようと思います。フルHDでプレイする予定です。

    • RX 590の性能は定格設定で10~15%くらい優秀。だからフルHD(最高設定)だと84~88 fpsくらいですね。消費電力は230~240Wくらいになるので、そこさえ気にしないならコスパ良好です。

  • はじめまして。当ブログを読み、ガレリアDTを購入したものです!
    最近144Hzのモニターでapexを遊びたいと思っているのですが
    ガレリアDTだとそこまでfps出ませんよね?
    また出ない場合はどう対処すればよいでしょうか?(設定が変わるものなのか、cpu、グラボを取り替えないとなのか、)全く素人でよく分かっておりません、、、

    • < ガレリアDTだとそこまでfps出ませんよね?

      かなり設定を落とさないと100 fpsに届かないですね…。

      < また出ない場合はどう対処すればよいでしょうか?

      RTX 2060搭載のガレリアDFなら、中設定で100 fpsを超えられます。

      • ご返信ありがとうございます!
        ガレリアDFなら平均100fps超えられるとのことですが
        ガレリアDTのGTX1060をRTX2060に取り換えれば大丈夫という認識で合ってますか?

        • そういうことですね。Apex LegendはCPUボトルネックがとても発生しにくいゲームなので、グラボを変えればかなりの性能アップが狙えます。

  • >計測は射撃訓練場で行い、
    射撃訓練所上で平均FPSみて意味ある?
    実際のプレイモード(トリオ)だと低設定FHD 2070Superで 平均200FPSを確実にきってるわ

    • 射撃演習場どうやって条件整えるんだよ。場所によって負荷は変わるのに。
      射撃演習場以外のところで計測したら検証の意味がなくなっちゃうでしょ、

      • 射撃訓練場でもジブラルタルのウルト打って、ど真ん中でドームシールド立てて突っ立ってるだけでもそれなりの検証はできると思います

        i5-8400・1660super・FHDでプレイしていますが、射撃訓練場で歩いてるだけだとほぼ144fps出ているのに対し、ジブウルト中は二桁まで落ちるんですよね
        普段は解像度適応でどうにか100fpsは保ちながらプレイしてます

  • やかもちさんこんばんわ。
    新しめのゲームで自分の使っているパソコンのRX580 8GBでもFHDなら結構フレームレートが稼げるのには少々驚きました。
    てっきり、新しめのゲームでは使い物にならないと思っていたので少し驚いています。

  • R7 1700 2400 RX5700 最低設定でFPS 70~130くらいしか出ない
    世代が古いとCPUボトルネックがあると思う
    現状3.6Ghz 2800MhzにOCしてFPS90~160くらいになった

    平均FPSより最低FPSでグラボを選べばよかったぇ….

  • このゲームは遠景描写が非常に多いので、実ゲームだと高設定だと射撃演習場の数値(fps)−20〜−40くらいはあるかも。

  • GTX1650で低設定にしてもなんかカクツキますなんでなんですかね第三世代core i7がダメなのか?メモリがDDR3なのがダメなのかよくわからん

    • ぼくが中古パーツで組み立てた「i5-3570K」「GTX 970 3.5GB」「DDR3 4GB x2」「SSD 256GB」のオンボロマシンでも、Apexの低画質はカクツキなかったです。
      もしかして、バックグランドでCPUを無駄に消費しているソフトがあったりしませんか?、例えばWindowsのセキュリティ関連や、知らぬ間にPCに入り込んだアドウェア(← AdwCleanerで駆除できます)とか。

      • フルスクリーンにしたら多少軽くなったけれど最低設定にしても60fps以上はいかないです・・・

        • ハード以外で考えられるとしたら、私の環境ではsteamでインストールしたてだと、60fpsの制限( fps上限設定)があったので、もしかしたら、その制限を解除してあげれば60fps以上出るかも。

        • Apexの設定でグラフィックメモリの割当が4GBになってないと相当カクつきますがそれ以外にも考えられますし…

  • 「Apex LegendsとCPUボトルネック」でRyzenに比べて10~20fps差があった驚いていますけど、これ「最高」設定だから差がでるんですかね?
    「低」設定とかでもfpsに差でちゃうんでしょうか?

    • 低設定だと平均フレームレートの差が少し縮小しますが、最低フレームレートは差が開いてしまいます。フレームレートの落ち込みが気になるなら、インテルCPUの方が無難です。

  • 2080ti で 最高設定のwqhdで平均144出以下で最低70fpsぐらいまで落ちるのは…
    CPUのボトルネックは低いはずなのにどういうこっちゃ…
    R7 2700で3975mhzまでocしてるのに…
    なぜ…

  • i7-10700と1660superでyoutubeやtweetdeck,discordを開きながらapexをすると144維持できないのですが、cpuだけでなくグラボもマルチタスク性能に関わるのでしょうか?もちろん低設定です。

  • フルスク(ボーダーウィンドウFHD) でのFPS値
    〃   低解像度(検証1440.900)
    この2つでは変化しませんでした
    正確には訓練場やロビーでは大きく変わりますが実戦(カジュアル)では一切変化しませんでした
    原因と思われる箇所ご存知ないでしょうか?
    ※訓練場結果
    1920時 180~200未満
    1440時 250~
    ※実戦 わかりやすくジャンプ前
    2つとも100(or110)スタート
    走ってる時もちょくちょく変えたりしてみても変化はありませんでした

  • そのうち修正されるかもしれないけど190FPS固定で設定すると一番遅延が少ないし安定する(実際に検証されてる動画もあるしプロも結構190FPSで固定してる)

  • とても参考になりました。
    質問なのですが、今悩んでいるのが、CPU:i7-10700 ,GPU:RTX 2060 6GBにするか、CPU i5-11400 ,GPU:RTX1660 SUPER 6GB で悩んでいます。使用用途は主にAPEXなどのFPSゲームなのですが、合わせてdiscordを使う予定です。中画質設定で最低FPSを100割らない程度で遊びたいと考えているのですが、どちらの方が良いでしょうか?
    両方ドスパラさんで検討中で、前者が15万円、後者が14万円です。
    動画編集なども視野に入れるとCPUをとるかGPUをとるか悩ましいです。
    もう少し奮発してcore i5-10400とRTX3060 12GBの組み合わせにするべきでしょうか、、、その場合は16万円になります、、、。ご教授お願い致します。

  • このグラフの情報はいつの情報でしょうか?
    画像に日付ないので、いつのシーズンかわからないです。
    新シーズンになって動作が重くなってる気がします、
    アリーナと射撃場とバトロワでは出るフレームレートも違います

  • 10700kに3070で他はボトルネックにならないパーツ、設定はテクスチャメモリ4gbでほかは全部最低の視野角104でやってるけど、降下時で最低120fps、普段は落ちて135fpsとかで平均値は全然高いから、このゲームはfpsの高低差がえげつない。フォトナとかはチームランブル以外下がっても平均から想像出来るくらいの具合なのにこのゲームは何も無いところでいきなりフレームレート下がるし訳が分からん。多分初期マップから無理くり追加要素増やしたりしてるのが原因だと思うけど。

    1660sとか使ってる人は降下時はどれくらいなんだろうか

    • 横から失礼
      rtx3060と3070で単純な性能差が1.6倍程ありますから、差が出るのは当たり前です。
      ざっくりgpuは同じパーツをいっぱい積んだら性能が良くなるので(若干語弊がありますが)性能を上げるためには、数の暴力な側面があるので、価格≒性能になります。5万円のグラボより10万円のグラボの方が2倍性能が良いと思ってもらえれば。
      なので、3060と3070の性能差は、価格的にもスペック的にも妥当ですよ。

  • Ryzen5 3600とcorei5 12400で迷っているのですが、どちらが良いでしょう。価格はcorei5 12400の方が1万円高いです。

    • どっちもAPEXなら上に管理人がcpuの性能差でボトルネック発生することは少ないと書いていますし、1万円の差があるのであれば3600にして浮いた分でグラボいいモデル買うなりゲーム買うなりしたほうがいいんじゃないかと思います。

  • Ryzen 7 5800X3DのApexでのパフォーマンスを知りたいです。
    特に1080p低設定、中設定、高設定、1440p低設定での平均やlow1%を知りたいです。

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