ASRock製「RX 6800 XT Taichi X OC」をレビューします。RX 6800 XTのオリファンモデルとして、世界最大級の冷却デザインを搭載する弩級のオーバークロックモデルの実力を詳しく試してみた。
スペックと仕様を解説:巨大冷却と5%のOC
ASRock RX 6800 XT Taichi X OCのスペック
製品 | ASRock RX 6800 XT Taichi X OC | ASRock RX 6800 XT |
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シェーダー数CPUのコア数に相当 | 4608 | 4608 |
RTコア数レイトレ用の特化コア | 72 | 72 |
ブーストクロックデフォルト設定 | 2360 MHz(+5%) | 2250 MHz |
VRAM | GDDR6(Samsung)16 GB | GDDR616 GB |
VRAMクロック | 16 Gbps | 16 Gbps |
PCIe | Gen 4.0 | Gen 4.0 |
TDP | 300 W | 300 W |
補助電源 | 8 x 3 pin | 8 x 2 pin |
寸法(cm) | 33 x 14 x 5.6 cm | 26.7 x 12 x 5 cm |
占有スロット | 2.8 | 2 |
US価格 | $ 829 | $ 649 |
参考価格 | 112200 円 | 91080 円 |
- ASRock RX 6800 XT Taichi X OC(公式サイト)
- ASRock RX 6800 XT Taichi X OC(Amazon)
「ASRock RX 6800 XT Taichi X OC」とは・・・ブーストクロック+5%(2360 MHz)の超オーバークロックモデルとして、世界最大級の冷却デザインを誇る弩級のRX 6800 XTオリファンモデルです。
全長33 cm、横幅14 cm、厚みは5.6 cm(2.8スロット占有)でまさに規格外の大きさ。2250 MHz → 2360 MHzにOCされたRX 6800 XTを余裕で冷やし、さらなるブーストクロックを引き出す狙いです。
当然ながら物量を投入した分だけ、価格も弩級。ASRockが箱詰めしたリファレンスモデルが約9.1万円に対して、Taichi X OCモデルだと2万円増えて約11.2万円です。
おそらく日本国内で販売されている中で、もっとも高価なRX 6800 XTオリファンモデルだと思われます。
外観とデザインをチェック
箱の時点ですでに「でかい・・・」、30 cm超えの巨大ボードを梱包する箱はデカイです。
外箱と内箱に分かれています。内箱は下からめくって開封するタイプ。RX 6800 XT Taichi X OC本体は、静電気除去袋に包まれ、型抜きされた分厚い発泡スチロール製の緩衝材で保護されています。
付属品は「ASRockロゴ入りコースター」「ASRockロゴ入りドアかけ」「Taichiステッカー」「マニュアル」の4つです。
「ASRock RX 6800 XT Taichi X OC」のボードデザインをチェックします。
ややブロンズがかった色合いの落ち着いたデザイン、と思わせて中央ファンがLEDライティングが光り輝くので、Taichiの割にはファンシーな雰囲気が強いです。
実際に電源を入れると、この輝きっぷり。正直に言うと「Taichi」に似合わない光り方ですが、海外だと光らせないと売れない事情があるらしく、市場規模の小さい国内市場のニーズは無視される傾向です。
光って欲しくない人は、LEDライティングを切り替える物理ボタンを使いましょう。OFFにスライドするだけでLEDが完全に消灯します。ソフトを使わず、ボタンだけでLEDをオンオフ切り替え可能です。
ボードの占有スロットは2.8スロットです。厚みは56 mmあり、側面から観察すると分厚いヒートシンクがぎっしり詰まっています。
バックプレートは(多分)金属製です。ヘアライン加工で高級感と無骨さが表現され、ファン側とは打って変わってTaichiらしさがあります。バックプレートと基板の間にサーマルパッドが挟まれており、放熱性も稼ぐデザインです。
冷却ファンは「Taichi 3X Cooling System」を搭載。95 mmサイズの大口径ファンを左右に2つ、中央のLEDファンは85 mmサイズでかなりの大型ファンです。
PCIeスロット | 最大75 W |
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補助電源(8 x 3ピン) | 最大450 W |
合計 | 最大525 W |
補助電源コネクタはRX 6800 XTでは珍しい「8 x 3ピン」で、一応は補助電源コネクタだけで最大450 Wは供給できます。実際に450 Wも消費できるかは不明ですが、過剰なオーバークロックも対応できそうです。
なお、RX 6800 XTは瞬間的に大電流が流れる可能性が高いです。Seasonicの取り付けガイドに記載があるように、8ピンコネクタをそれぞれ別系統で接続を推奨します。
1つのケーブルに大電流が流れると・・・電源ユニット側の過電流保護(OCP)が発動してシステムが強制シャットダウンするなど、何かと不便な状況に陥る可能性が(多少は)あります。
「HDMI 2.1」は1つ、「DisplayPort 1.4a」を2つ、USB Type-Cが1つで合計4つの映像出力端子があります(※同時出力は4画面まで)。HDMI 2.1は4K @120 Hzまたは、8K @60 Hzに対応可能です(参考:HDMI規格と対応してるリフレッシュレートを解説)。
RX 6800 XT Taichi X OCのUSB Type-C端子は、最大27 WのUSB給電、Display Portパススルー、USB 3.2 Gen2(10 Gbps)の機能を持ちます。
ボードの側面に位置するピンヘッダは「ARGB」用です。ARGBストライプなど、LEDライティング対応のアクセサリを接続して使います。
デュアルBIOS搭載です。
多少の温度上昇は許容してファンの回転数を抑える「Q BIOS(Quietモード)」と、積極的にファンを回して性能を重視する「P BIOS(Performanceモード)」を切り替えられます。
Polychrome SYNCでLEDライティング
- ASRock Polychrome SYNCをダウンロード(asrock.com)
ASRock RX 6800 XT Taichi X OCは、専用のユーティリティソフト「ASRock Polychrome SYNC」を使って、LEDライティングを細かく設定できます。
サイドパネル、ファン、バックプレート、ARGBピンヘッダそれぞれに個別の設定が可能です。
LEDの点灯パターンは全8種類。レインボー(初期設定)、スタティック(固定色)の他、ゆっくり明滅や一定周期で点滅など。点灯パターンはそこそこ充実した内容です。
LEDの消灯も設定できます(※バックプレートのLED切り替えボタンを使えば、Polychrome SYNCを使わずに消灯可能)。
LEDライティングの使用例※クリックで画像拡大 | |
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実際にPolychrome SYNCで、LEDライティングを設定した写真を掲載します。
「ASRock RX 6800 XT Taichi X OC」の性能テスト
テスト環境(スペック)
テスト環境「ちもろぐ専用ベンチ機」 | ||
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CPU | Core i9 10900K | |
CPUクーラー | Corsair H100i Pro RGB240 mm簡易水冷クーラー | |
マザーボード | ASUS ROGZ490 Maximus XII Apex | |
メモリ | DDR4-3200 16GB x2使用メモリ「G.Skill Trident Z C16」 | |
グラフィックボード | ASRock RX 6800 XT Taichi X OC | |
SSD | NVMe 500GB使用SSD「Samsung 970 EVO Plus」 | |
SATA 2TB使用SSD「Micron 1100」 | ||
電源ユニット | 1200 W(80+ Platnium)使用モデル「Toughpower iRGB PLUS」 | |
OS | Windows 10 Pro 64bit検証時のバージョンは「1909」 | |
ドライバ | AMD 20.12.1 | |
ディスプレイ | 3840 x 2160@60 Hz使用モデル「BenQ EL2870U」 |
「ASRock RX 6800 XT Taichi X OC」をテストする、ちもろぐ専用ベンチ機の最新スペックです。
CPUはゲーミング最強クラスの「Core i9 10900K」です。マザーボードは、10900Kを定格で問題なくぶん回す「Z490 Maximus XII Apex」を使ってます。メモリは容量を32 GB、クロックはDDR4-3200です。
その他のパーツは適当に組み合わせています。テスト時のグラフィックドライバは、AMD Radeon Driverは20.12.1(RX 6800 XT対応ドライバ)です。
ゲーム向け定番ベンチマーク
3DMarkベンチマークの「FireStrike(DX11)」「TimeSpy(DX12)」をテスト。
FireStrikeはRTX 3080を30%も超える圧倒的な性能。TimeSpyも見事にRTX 3080を超えており、GPUの素性の良さは相当に優秀です。
VRゲーム性能:VRMark
VRゲーム向けの性能を評価する「VRMark」のテスト結果です。
負荷が軽いOrange Roomはイマイチ伸び切らないですが、Cyan RoomはRTX 3080を置き去りにする性能を見せ、Blue Roomは同等のスコアでした。
【1920 x 1080】フルHDゲーミングの性能
フルHDゲーミングの平均フレームレートは約180 fpsで、RTX 3080とRTX 2080 Tiのちょうど中間に位置する性能です。
RX 6800 XT平均フレームレート最低フレームレート(下位3%)
フルHDゲーム(1920 x 1080)における、検証したそれぞれのデータをまとめた↑スライドです。
【2560 x 1440】WQHDゲーミングの性能
「ASRock RX 6800 XT Taichi X OC」のWQHDゲーム性能は平均147.2 fpsで、RTX 3080にあと一歩迫る性能です。
RX 6800 XT平均フレームレート最低フレームレート(下位3%)
WQHDゲーミング(2560 x 1440)における、検証したそれぞれのデータはこちら↑のスライドをじっくり見てください。
【3840 x 2160】4Kゲーミングの性能
「ASRock RX 6800 XT Taichi X OC」の4Kゲーム性能は平均85.4 fps、快適な4Kゲーミングのターゲットとされる平均60 fpsを軽く上回ります。RTX 3080との性能差はわずかです。
RX 6800 XT平均フレームレート最低フレームレート(下位3%)
4Kゲーミング(3840 x 2160)における、検証したそれぞれのデータはこちら↑のスライドをじっくり見てください。
なお、RX 6000シリーズ独自の機能「Smart Access Mermory」や、Radeon初のレイトレ性能については。↑こちらのレビュー記事で詳しくデータを解説しています。
熱と消費電力を実測テスト
ゲーミング時の実効GPUクロック
検証タイトル | FF15 | Shadow of the Tomb Raider | Monster Hunter World |
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最大値 | 2473 MHz | 2438 MHz | 2436 MHz |
平均値 | 2413 MHz | 2379 MHz | 2404 MHz |
中央値 | 2423 MHz | 2378 MHz | 2411 MHz |
ブーストクロック | 2360 MHz |
ゲーム中のGPUクロックは、中央値で2378 ~ 2423 MHzです。
ASRock RX 6800 XT Taichi X OCの出荷時のブーストクロック設定は2360 MHzで、実際のGPUクロックは問題なく仕様値を上回っています。手動OCで2.5 GHz動作も狙えそうな雰囲気です。
グラボ温度とファンの動作音(騒音)
グラフィックボードの温度(GPUコア温度)は、FF15ベンチマーク(4K)実行中で最大66℃(平均61.4℃)です。
RX 6800 XTは4Kゲーミング時に300 W近い消費電力を叩き出すため、少なくとも300 W級の熱が湧いて出てくるわけですが、RX 6800 XT Taichi X OCは巨大な冷却デザインで見事に温度を抑え込みます。
では動作音はどうでしょうか?
グラフィックボードから50 cmの距離で、デジタル騒音ロガーを使って動作音(騒音値)を1秒ずつ測定します。ファン回転数は1750 rpm前後で、騒音値は42 db前後でした。
42 dBは正直なところ「静音」とは言えず、普通くらいの動作音です。静音性にこだわる場合、「Q BIOS」に切り替えるか、ファンプロファイルを手動で調整する必要があります。
消費電力を実測してテスト
FF15ベンチマーク(高品質)を実行中に、電源ユニットの消費電力ロガー機能(1秒ずつ)を使って、グラフィックボード単体の消費電力を測定した結果です。
- フルHD:279.0 W
- WQHD:300.0 W
- 4K:324.0 W
ブーストクロック2360 MHz程度なら、思ったほど消費電力を食わないです。TDP : 300 Wオーバーは4Kゲーミング時のみ、WQHD以下は300 W前後に収まります。
RX 6800 XT Taichi X OCの給電コネクタは、8 x 3pinの補助電源コネクタで最大450 Wまで対応可能(PCIeスロットと含めて最大525 W)。
給電能力的にまだまだ余裕があり、動作音を捨ててファンを全力で回すなど、やり方次第で2.5 GHz以上の過剰なオーバークロックを狙える可能性が高いです。
1時間のストレステストを試す
3DMark TimeSpy StressTest(GPU使用率は常時100%近い状態)を使って、「RX 6800 XT Taichi X OC」に1時間ほどストレスを掛け続けてみます。
動作の安定性に問題なし。1時間延々とGPU使用率100%の負荷をかけ続けても、GPU温度は65℃前後(ホットスポットで87℃前後)に抑えられています。クラッシュ等、不安定な動作は一切ありません。
なお、TimeSpy Stress Testの安定性評価は99.5%で余裕のクリア(※3DMarkによると97%以上で合格)。
GPUクロックも安定した動作です。1時間のグラフだとデータが多すぎて見づらいので、20分間に拡大したグラフをチェック。
20分間のGPUクロックは最大2383 MHz、最低2265 MHz、中央値は2312 MHzです。
まとめると「RX 6800 XT Taichi X OC」の冷却性能は、さすが国内でもっとも高価なオリファンモデルだけあって非常に優秀と評価できます。
2360 MHz(+5%)までオーバークロックされたRX 6800 XTを、余裕で65℃前後にまで抑え込み、動作音も普通レベルです。許容温度を引き上げるなら、リファモデル並みの静音動作も可能です。
サーモグラフィカメラで表面温度を撮影
ストレステストを開始して50分あたりで、サーモグラフィカメラを使って「RX 6800 XT Taichi X OC」の表面温度を撮影しておきました。
バックプレートの温度は60 ~ 65℃前後、一番熱くなりやすいGPUチップ周辺で70℃を少し超える程度です。金属製バックプレートと間に挟まれたサーマルパッドにより、放熱性はかなり良い感じ。
ファン側から撮影したヒートシンクは36 ~ 46℃前後です。
側面から基板本体の温度を見てみると、55℃前後で推移しています。意外と熱くならないです。
補助電源コネクタの接続部は60℃台に達します。
オーバークロックを検証
手動オーバークロックで2.5 GHz動作を狙う
Radeonの手動オーバークロックはAMD謹製のソフトウェア「Radeon Software」のチューニングから行います。手動モードに切り替え、設定を以下のように変更しました。
手動オーバークロック | 最大周波数:+240 MHz(2600 MHz) VRAMクロック:+150 MHz(17.2 Gbps) 電力制限:+15%(最大) |
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Ryzen CPUの自動OC機能「PBO」と似たようなシステムです。設定した最大周波数(ブーストクロック)と電力制限の範囲内で、自動的にオーバークロックが適用されます。
だから2600 MHzに設定したからと言って、実際に2600 MHzで動作するわけではないし、先に115%の電力制限がオーバークロックのボトルネックになってしまいます。
なお、レビュー時点のRadeonドライバ(20.12.1)では、電力制限は+15%が上限です。VRAMクロックも+150 MHzに制限されています。無茶な設定をしてGPUを壊さないための予防策でしょう。
オーバークロックと性能
定番ベンチマークの3DMarkとVRMarkでは、オーバークロックで1.2~5.6%の性能アップが可能です。
Watch Dogs Legion、Shadow of the Tomb Raider、FF15、Assassin’s Creed Odysseyの4タイトルを4K解像度でベンチマーク。
オーバークロックの伸び幅は最大4.7%にとどまります。2360 MHz → 2600 MHzは約10%のクロックアップで、実際に得られた効果は明らかに10%を下回っています。
GPUクロック、温度、消費電力
FF15ベンチマーク(高品質)を4K解像度でテスト中に、HWiNFOを使って「GPUクロック」「GPU温度」「消費電力」の変化を記録。GPUコアクロックから見ていきます。
GPUクロック(中央値)はオーバークロック時で2531 MHz、出荷設定だと2424 MHzでした。クロックの伸び率は約4.4%で、FF15ベンチで得られた約4.1%の性能差と一致します。
設定した2600 MHzには届きませんが、ワンクリックするだけの簡単設定で、あっさり2.5 GHz以上のクロックで安定動作してしまうRX 6800 XTのポテンシャルの高さはスゴイです。
同じグラフィックボードの比較ですので、実測ではなくソフト読みで比較します(※注意:Radeonのソフト読みはやや少なめに消費電力を表示します)。
実際の消費電力は283 W → 298 Wへ、約5.3%増えました。電力制限は+15%なので、少なくともFF15ベンチマークではまだ消費電力を出せるマージンがあります。
もっと冷却ファンをぶん回す設定にすれば、さらに高いブーストクロックを引き出せそうです。
GPU温度は2℃増えて最大68℃(平均65.9℃)です。
ファンの設定は出荷時と変わらず1750 rpm前後(回転率は50%くらい)にも関わらず、依然として70℃未満に抑え込む「Taichi 3X Cooling System」の冷却性能は、普通に高性能と評価せざるを得ません。
まとめ:最高スペックのRX 6800 XT空冷モデル
「RX 6800 XT Taichi X OC」のデメリットと弱点
- 全長33 cm(PCケースに注意)
- 標準ファン設定は「普通」の動作音
- Taichiにしては・・・派手すぎるデザイン
- 分解すると保証無効(封印シールあり)
- とても高価
「RX 6800 XT Taichi X OC」のメリットと強み
- 標準で+5%のオーバークロック
- オーバークロックの余地あり
- 補助電源コネクタが「8 x 3ピン」
- 空冷でトップクラスの冷却性能
- 56 mm厚 & 大口径トリプルファン設計
- LEDライティングでよく光る
- 物理スイッチでLED消灯可能
- ARGBピンヘッダを搭載
- デュアルBIOS仕様
- 国内2年保証
空冷のRX 6800 XTオリファンモデルで、最高にスペックが良いグラボです。お値段も相応にエキストリームですが、価格に見合う性能を提供してくれる満足度の高いRX 6800 XT搭載ボードです。
300 Wをゆうに超える熱を、70℃未満に抑え込む積極的かつ強力な冷却システムにより、実効クロックはきちんと2360 MHzをオーバー。定格+5%のゲーム性能を発揮します。
動作音は普通レベルですが、温度上昇を70℃台まで許容するならファン回転数を落として静音化も可能です(= BIOSスイッチをQ BIOSに切り替えるだけでOK)。
LEDライティングは「Taichi」にしては・・・やや派手すぎる印象があるものの、ボード側面のLED切り替えスイッチでかんたんに消灯できるのも地味に嬉しいポイント。LED不要派にも配慮されてます。
空冷ファンで最高性能のRX 6800 XTが欲しいコアゲーマーに、「RX 6800 XT Taichi X OC」はおすすめなオリファンモデルです。
以上「ASRock RX 6800 XT Taichi X OCをレビュー:300Wを余裕で冷やす大型設計」でした。