ZOTAC製「GeForce RTX 3080 Trinity(ZT-A30800D-10P)」をレビューします。RTX 3080搭載モデルの中では、ほぼ最安値に近い低価格なグラボです。きちんと使えるグラボかどうか、定格から手動オーバークロックまで、詳しく検証しました。
スペックと仕様を解説:大人しい定格準拠
ZOTAC GAMING RTX 3080 Trinityのスペック
製品 | RTX 3080 Trinity型番:ZT-A30800D-10P | RTX 3080 Trinity OC型番:ZT-A30800J-10P | RTX 3080 Founder’s Edition |
---|---|---|---|
シェーダー数CPUのコア数に相当 | 8704 | 8704 | 8704 |
RTコア数レイトレ用の特化コア | 68 | 68 | 68 |
ブーストクロックデフォルト設定 | 1710 MHz (+0%) | 1725 MHz (+0.9%) | 1710 MHz |
VRAM | GDDR6X(Micron)10 GB | GDDR6X(Micron)10 GB | GDDR6X(Micron)10 GB |
VRAMクロック | 19 Gbps | 19 Gbps | 19 Gbps |
PCIe | Gen 4.0 | Gen 4.0 | Gen 4.0 |
TDP | 320 W | 320 W | 320 W |
補助電源 | 8 + 8 pin | 8 + 8 pin | 12-pin |
寸法(cm) | 31.78 x 12.07 x 5.8 | 31.78 x 12.07 x 5.8 | 28.5 x 11.2 x 3.8 |
占有スロット | 3 | 3 | 2 |
US価格 | $ 719 | $ 729 | $ 699 |
参考価格 | 96334 円 | 国内未発売 | 109800 円 |
「ZOTAC RTX 3080 Trinity(ZT-A30800D-10P)」は、定格仕様に準拠した大人しいスペックを備えます。
基本的なスペックはほとんど同じで、オリファンモデルで差が出やすいブーストクロックも1710 MHzのままです。つまり、特別に選別されたGPUチップは使用していない、という意思表明です。
そのかわり価格はリーズナブル。選別チップを使ったOCモデルは最低11.2万円が必要なのに対し、RTX 3080 Trinityは約9.6万円から購入できます。
ブーストクロックは1710 MHz、VRAMはMicron製GDDR6Xメモリを10 GB搭載。
外観とデザインをチェック
「ZOTAC RTX 3080 Trinity」のボードデザインをチェックします。
「Trinity」のデザインは従来モデルの「Tripple Fan」の面影を残しつつ、刃のように見るからに「斬れそう」な鋭いデザインに変更されています。
非常に細身なデザインで、冷却ファンの側面はボードの外側へ少しだけはみ出す形に。クールな印象を与える一方で、可動部品であるファンが配線などと干渉しやすいのは若干気になります。
なお、ボード全体のシュラウド(装甲部分)は金属製です。指で曲げようとしても、全く微動だにしません。廉価モデルながら頑丈です。
ボードの占有スロットは3スロットです。厚みは58 mm(実際の測定も58 mm前後)もあり、側面から観察すると分厚いヒートシンクと、強度を高めるための金属フレームがぎっしり詰まっています。
巨大なヒートシンクはGPUチップとVRAMの熱をまとめて回収します。VRM回路の冷却は、強度を高める金属フレームがちょうどMOSFETに密着して配置されており、ついでに排熱を行う設計です。
RTX 3080 Trinityはリファレンス基板を採用しています。
GPUチップ周辺のVRMフェーズは、GPUコア用に13フェーズ、VRAM用に3フェーズの合計16フェーズVRMで電力供給を行います。MOSFETはすべてVishay製のDrMOSを採用。
バックプレートは、ボード全体を覆うシュラウドと同じく、頑丈な金属製です。部分的に細かいスリットが入っており、基板裏側の熱を少しでも逃がすデザインです。
冷却ファンは、ZOTAC独自の「IceStorm 2.0」システムを搭載。11枚のファンブレードで構成される新型ファンは、従来モデルより約10%高い風量を実現するとアピールします。
ファンサイズは3つとも90 mm径(実測)です。
PCIeスロット | 最大75 W |
---|---|
補助電源(8ピン) | 最大150 W |
補助電源(8ピン) | 最大150 W |
合計 | 最大375 W |
補助電源コネクタはごく普通の「8 + 8ピン」仕様です。大抵の電源ユニットに8 + 8ピンの補助電源コネクタは付いていますが、RTX 3080は消費電力が軽く300 Wオーバーで、ケーブルに大電流が流れます。
電源ユニットメーカーのSeasonicによれば、補助電源コネクタが2つ以上あるグラフィックボードには、8ピンコネクタをそれぞれ別系統で接続して欲しいとのこと。
1つのケーブルに大電流が流れると・・・電源ユニット側の過電流保護(OCP)が発動してシステムが強制シャットダウンするなど、何かと不便な状況に陥る可能性が(多少は)あります。
「HDMI 2.1」は1つ、「DisplayPort 1.4a」を3つ、合計4つの映像出力端子があります(※同時出力は4画面まで)。HDMI 2.1は4K @120 Hzまたは、8K @60 Hzに対応可能です(参考:HDMI規格と対応してるリフレッシュレートを解説)。
ZOTACらしさが光るLEDライティング
RTX 3080 TrinityのLEDライティングは、お世辞抜きでカッコいいです。ぼくはLEDライティングにそれほど興味がないのですが、起動時の「ビビビッ」とした点灯パターンはズルいですよ。
動画に掲載した通り、LEDライティングの箇所はボード側面とバックプレートの2箇所。
- ZOTAC FireStorm(公式サイト)
専用ソフトウェア「ZOTAC FireStorm」を使って、そこそこ自由にLEDライティングを設定できます。
「ZOTAC RTX 3080 Trinity」の性能テスト
テスト環境(スペック)
テスト環境「ちもろぐ専用ベンチ機」 | ||
---|---|---|
CPU | Core i9 10900K | |
CPUクーラー | Corsair H100i Pro RGB240 mm簡易水冷クーラー | |
マザーボード | ASUS ROG STRIXZ490-E GAMING | |
メモリ | DDR4-3200 16GB x2使用メモリ「G.Skill Trident Z C16」 | |
グラフィックボード | ZOTAC RTX 3080 Trinity | |
SSD | NVMe 500GB使用SSD「Samsung 970 EVO Plus」 | |
SATA 2TB使用SSD「Micron 1100」 | ||
電源ユニット | 1200 W(80+ Platnium)使用モデル「Toughpower iRGB PLUS」 | |
OS | Windows 10 Pro 64bit検証時のバージョンは「1909」 | |
ドライバ | NVIDIA 456.38 / AMD 20.8.3 | |
ディスプレイ | 3840 x 2160@60 Hz使用モデル「BenQ EL2870U」 |
「ZOTAC RTX 3080 Trinity」をテストする、ちもろぐ専用ベンチ機の最新スペックです。
CPUはゲーミング最強の「Core i9 10900K」を採用。マザーボードは、10900Kを定格で問題なくぶん回す「Z490-E GAMING」を使ってます。メモリは容量を32 GB、クロックはDDR4-3200です。
その他のパーツは適当に組み合わせています。テスト時のグラフィックドライバは、NVIDIA GeForce Driverが456.38、AMD Radeon Driverは20.8.3にて検証します。
ゲーム向け定番ベンチマーク
3DMarkベンチマークの「FireStrike(DX11)」「TimeSpy(DX12)」「PortRoyale(レイトレ性能評価)」をテスト。
結果はもちろんRTX 2080 Tiすら上回るトップクラスです。ただし、やはりOCモデルと比較するとブーストクロックの分だけ性能差が出ています。
5%程度の性能差を埋められるかどうかは、後ほどオーバークロック編にて検証をします。おそらくZOTAC Trinityは定格準拠なので、OCの伸びしろは割と残されているはずです。
VRゲーム性能:VRMark
VRゲーム向けの性能を評価する「VRMark」のテスト結果です。一番軽いOrange Roomは頭打ち、負荷が重たいCyan RoomとBlue Roomでようやく性能差が出て、RTX 3080はトップクラスの性能。
平均フレームレートを計測【14個】
フルHD(1920 x 1080)、WQHD(2560 x 1440)、4K(3840 x 2160)の3パターンで実際のゲーム性能を検証します。合計14個のテスト結果は↓に見やすくまとめました。
フルHDは性能の伸び幅が大人しい傾向で、WQHDと4KはRTX 2080 Super比較で1.4~1.5倍の性能アップです。ZOTAC RTX 3080 Trinityは、きちんと定格通りの性能を提供してくれます。
なお、OCモデルとの比較では3~5%の性能差が生じており、ブーストクロックの差分がきちんと性能に反映されています。
平均パフォーマンス
「ZOTAC RTX 3080 Trinity」で計測した14個のテスト結果を、平均パフォーマンスとしてまとめたグラフです。RTX 2080 Superを基準とした相対グラフ(パーセント表示)も用意しました。
定格準拠のRTX 3080 Trinityのゲーム性能は、RTX 2080 Superと比較してフルHDで1.29倍、WQHDは1.4倍、4K解像度で1.5倍です。
税込み9.6万円。10万円を下回るグラフィックボードとして、RTX 3080 Trinityの性能は極めて優秀と評価せざるを得ません。間違いなく、10万円以下で買える性能としては最高峰のモノです。
熱と消費電力を実測テスト
ゲーミング時の実効GPUクロック
検証タイトル | FF15 | Shadow of the Tomb Raider | Monster Hunter World |
---|---|---|---|
最大値 | 1920 MHz | 1845 MHz | 1875 MHz |
平均値 | 1810 MHz | 1807 MHz | 1823 MHz |
中央値 | 1815 MHz | 1815 MHz | 1815 MHz |
ブーストクロック | 1710 MHz |
ゲーム中のGPUクロックは、中央値で1815 MHzです。スペック上のブーストクロックは1710 MHzですが、自動オーバークロック機能「GPU Boost」の効果で+105 MHz高いクロックで動作します。
あくまでもGPU Boostはオーバークロックの領域なので、すべてのRTX 3080 Trinityが1800 MHz以上で動作するとは限りませんが、意外と高いコアクロックで動作するようです。
ゲームによっては1900 MHz以上のクロックも確認でき、手動オーバークロックの余地は残されているように思えます。
グラボ温度とファンの動作音(騒音)
グラフィックボードの温度(GPUコア温度)は、FF15ベンチマーク(4K)実行中で最大69℃です。Trinityは安価なボードながら、300 Wを超える発熱を必要十分に抑え込みます。
NVIDIAの公式スペックいわく、RTX 3080の最大温度は93℃です。Trinityの最大69℃だと、93℃までマージンは24℃も確保されており、冷却性能は十分です。
グラフィックボードから50 cmの距離で、デジタル騒音ロガーを使って動作音(騒音値)を1秒ずつ測定です。ファン回転数は1650 ~ 1690 rpmに達し、騒音値は43 db前後でした。
オープンケース環境だと43 dBは・・・あまり静かとは言えない動作音です。PCケースに収納すると若干ファンの音は緩和されますが、それでも「静音」と言えるかは個人差がかなり大きいでしょう。
消費電力を実測してテスト
FF15ベンチマーク(高品質)を実行中に、電源ユニットの消費電力ロガー機能(1秒ずつ)を使って、グラフィックボード単体の消費電力を測定した結果です。
- フルHD:313.3 W
- WQHD:316.3 W
- 4K:318.1 W
- 4K + DLSS:319.1 W
さすが定格準拠スペック。消費電力はフルHD ~ 4Kまで、すべての解像度でTDPの320 Wに収まります。
RTX 3080 Trinityの給電コネクタは、8 pinの補助電源コネクタが2本で300 W、PCIeスロットから75 Wで合計375 Wまで。定格の時点で320 Wまで使っており、残りは55 Wほどです。
常時2.0 GHzなどハードなオーバークロックには不足する可能性が高いですが、ブーストクロックを50 ~ 100 MHz程度プラスする程度のライトなオーバークロックなら、十分に行ける可能性は高いです。
1時間のストレステストを試す
3DMark TimeSpy StressTest(GPU使用率は常時100%近い状態)を使って、「RTX 3080 Trinity」に1時間ほどストレスを掛け続けてみます。
動作は非常に安定しています。1時間ずっとGPU使用率が100%のまま負荷をかけ続けても、温度は最大74℃に抑えられ、一部で騒がれているクラッシュ問題も一切確認されませんでした。
なお、TimeSpy Stress Testの安定性評価は99.1 ~ 99.5%で問題なし(※3DMarkによると97%以上で合格)。
GPUクロックも安定した動作です。1時間のグラフだとデータが多すぎて見づらいので、20分間に拡大したグラフをチェック。
20分間のGPUクロックは最大1875 MHz、最低1665 MHz、中央値は1770 MHzです。
まとめると、「ZOTAC RTX 3080 Trinity」の冷却性能は、価格なりにそこそこ優秀と評価できます。ただし、静音性を求める場合は、ファンプロファイルを自分で設定する必要があります。
サーモグラフィカメラで表面温度を撮影
ストレステストを開始して50分あたりで、サーモグラフィカメラを使って「ZOTAC RTX 3080 Trinity」の表面温度を撮影しておきました。
金属製のバックプレートはGPUチップ周辺で70℃前後、全体的には50~65℃です。単なる飾りではなく、ちゃんとバックプレートは放熱して仕事を果たします。
ファン側から撮影したヒートシンクは35℃前後です。
側面から基板本体の温度を見てみると、72℃前後で推移、もっとも熱い部分で74℃を超えています。
補助電源コネクタは接続部が75℃近くまで上昇します。
オーバークロックを検証
手動オーバークロックでOCモデルに下剋上
MSI Afterburner(4.6.3 Beta 2)で、「ZOTAC RTX 3080 Trinity」のオーバークロックを検証します。
今回の手動オーバークロックでは、約4%ブーストクロックが追加されているOCモデル「RTX 3080 TUF Gaming OC」に対して、性能で下剋上を挑みたいと思います。
MSI Afterburnerからオーバークロックを設定します。
手動オーバークロック | Core Voltage:+8% Power Limit:105% Temp Limit:91℃ Core Clock:+100 MHz(1810 MHz) Memory Clock:+750 MHz(20.5 Gbps) |
---|
内容はシンプルです。電力制限を105%に引き上げ、コア電圧は8%追加。そしてGPUコアクロックを+100 MHz(1810 MHz)、メモリクロックを+750 MHz(= 20.5 Gbps)に設定しました。
あとは設定された範囲内で、GPU Boostが自動的にオーバークロックをかけてくれます(※1810 MHzに設定したからと言って、実際に1810 MHzで動作するわけではない)。
オーバークロックと性能
定番ベンチマークの3DMarkとVRMarkでは、オーバークロックで4.6~5.8%もの性能アップが可能です。予想より遙かにオーバークロックが上手く機能していて驚きました。
Shadow of the Tomb Raider、FF15、Assassin’s Creed Odysseyの3タイトルを4K解像度でベンチマーク。
オーバークロックはなんと3.6~7.7%の性能アップです。意外と伸びてしまってビックリですが、1710 MHz → 1810 MHzは約5.8%のクロック差なので、冷静になって考えると割と妥当な結果ですね。
というわけで、定格準拠の大人しいグラフィックボードを控えめなオーバークロックを設定し、上位のOCモデルに性能で追いつかせることは十分に可能です。
GPUクロック、温度、消費電力
FF15ベンチマーク(高品質)を4K解像度でテスト中に、HWiNFOを使って「GPUクロック」「GPU温度」「消費電力」の変化を記録。GPUコアクロックから見ていきます。
GPUクロック(中央値)はオーバークロック時で1875 MHz、出荷設定だと1815 MHzでした。
オーバークロック設定は+100 MHzでも、実際の動作クロックは+65 MHz程度にとどまっています。ファンプロファイルを出荷設定から変更していないので、おそらく冷却不足が原因です。
NVIDIAのGPU Boostは、ホントにいろいろな観点(要求電圧、温度、つまり個体差)に応じて自動的にオーバークロックを調整します。100 MHz追加で実際は65 MHzにとどまるのは、単に温度が原因です。
ファンを全力で回せば結果は変わると思いますが、65 MHzでも上位OCモデルに追いつく程度の美味しい効果を得られているので、今回はこのくらいにしておきます。
同じグラフィックボードの比較ですので、実測ではなくソフト読みで比較します。
オーバークロック設定は電力制限を+8%に設定しています。実際の消費電力はわずか14 W(約4.5%)しか上昇せず、意外にもクロックにまだ比例した消費電力増加です。
1810 MHz程度では、それほど電力効率は悪化しません。
グラフィックボードの温度は変化なし。それぞれの平均値を以下にまとめます。
- 出荷設定:66.3℃
- オーバークロック:66.5℃
消費電力は14 Wしか増えていないので、ファン回転数もほとんど増加しないまま同じようなGPU温度に抑えられています。ZOTAC Trinityの熱設計は必要十分な内容に仕上がっています。
まとめ:RTX 3080搭載モデルで屈指のコスパ
「RTX 3080 Trinity」のデメリットと弱点
- 全長31.8 cm(PCケースに注意)
- 出荷時点でオーバークロックなし
- GPUチップの選別なし
- 標準のファン設定は「静音」ではない
- 大人しい基板設計(GPU向け13フェーズ)
- 国内保証は1年
「RTX 3080 Trinity」のメリットと強み
- 「RTX 3080」を定格できちんと動作
- 必要十分な冷却性能
- オーバークロックの余地あり
- 金属製のシュラウドとバックプレート
- 充実のLEDライティング
- デザインが、カッコいい、斬れそう
- 分解しても保証が切れない
- ほぼ最安値に近い価格設定
- コストパフォーマンス優秀
従来のTriple Fanシリーズの後継モデルにあたる「Trinity」は廉価モデルながら、定格準拠の安定した動作とパフォーマンスと、センスの良いZOTACらしさが光るLEDライティングが魅力的。
そして今回のサンプルでは、価格が15%以上も高いOCモデルに対して、手動オーバークロックで追いつける程度のオーバークロックマージンが残されている点も見逃せないメリットです。
絶対的なパフォーマンスには満足できる一方で、価格なりにデメリットもあります。冷却性能は必要十分ですが、標準のファンプロファイルは正直なところ「静音」とは言えません。
基板設計も定格を想定しており、過度なオーバークロックは想定されていません(GPUコア向けのVRMは13フェーズ)。+100 MHz程度は余裕がありそうですが、あくまでも「自己責任」です。
まとめると「ZOTAC RTX 3080 Trinity」は、税込み9.6万円としてお値段以上のパフォーマンスを提供してくれる、高コスパなオリファンモデルです。RTX 3080をコスパで選ぶなら強くオススメできます。
以上「ZOTAC RTX 3080 Trinityをレビュー:最安値モデルが優秀な件」でした。
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RTX 3080をフルHDゲーミングで使うなら、ゲーミングモニターも相当にパワフルなやつが必要です。競技性を重視なら「XL2746S」、画質と性能を両立ならIPSパネルで280 Hzな「VG279QM」を推します。
確かに高コスパなのにあまりにも”ほぼ最安値”を連呼するから何かと思えば
最安値で言うとP社のあれが(
安かろう悪かろうではないけど、RTX3080は一部メーカーモデルで
安価なパーツを使用してるとゲームで高負荷時にクラッシュが起きて、
ZOTACもその対象なのでその点が心配ですね。
(やかもちさんの検証で出てないのと、一応ドライバーで落ち着いたらしいですが…)
数量を多く売っているメーカーが不利ですし、そういう誘導になっているのか知りませんが、リファレンス準拠で安価なコンデンサではなく寧ろ安定性重視の高価な方を使ってますし、どうもコンデンサの差でクラッシュしているようではなく(ノンOCのASUS TUFでもクラッシュ報告あるのでASUSもその対象になる)、しかもドライバーアップデートのみでクラッシュしなくなるようで、コアの個体差が大きくドライバーの調整の関係で起こっている感じですね。
実は今からこのグラボを組みこむところです。
分かってはいましたが重たいです‥ね。
ですのでブラケット固定ではなく、下から支えるタイプのサポートステイを購入しましまた。
マグネットタイプがなかったのが残念ですが、両面テープを剥がして穴あけして、別に持ってるマグネットを固定しようと思います。
後グラボの厚み、やはりなかなかですね‥
日本ではMini ITXやMicro ATXで自作している人間が多いです。
私もです。
MiniITXで厚みNGだったので、仕方なく懐かしいMicroATXを引きずり出して掃除しているところですw
OC、参考にさせていただぎます〜
3080 FEとEVGA XC3以外は全て2スロットを超えたものなので、多くのケースはグラボやフロントUSBなどを分解しないと入れないですね。
Palitは日本販売中の唯一のNCase M1全世代/abee RS01に分解無しで入れる30系であるものの、人気無いですね。皆EVGA FTW3やTUFや他のDeshroudしたグラボなどをどうやってM1に入りさせることを考えますから(殴
palitのゲーミングプロOCもなかなかイイですよ
フェーズが一つ多くてパワーリミットが109迄上げれます
裏のコンデンサも5+1構成
何よりサイズが300以下で、HDD時代のケースでも入る
ファンがクッソ高回転型で、通常使用ですと40~50%程度で回ってます
ぶん回せばかなり冷えます
音を気にしない人ならオススメかなと
まぁタフゲーミングには負けるケド・・・
OCも良いですが、ファンで冷やすだけでも
ブーストが安定してスコアが上がるので60度以下になる様に
ファンだけ弄ってます
「ファンでやる保証OC」ってのはどうでしょうかね?
欲しいですけど肝心の在庫が。。。
RX 6000性能見てから買うのありか、、、
分解してグリスを熊グリスに塗り直したらクロックが上がったという書き込みを見ました。
分解しても保証が切れないのは大きいですね。
確かにその通りだけど、基本の保証が1年じゃありがたみもだいぶ減るのがネック…
10万出してゴミ買うならもうちょっと頑張って安定したパーツ買え
それ以上出せないなら大人しくti、super待ってろ
Trinityのファンコントロール、回ってストップの繰り返しでずっとギザギザですね。
これはBIOSアップデートされそうなほど酷いですね。
冷えず静音性にも影響する悪循環になっていますねこれでは。
現状のBIOSでは手動設定したほうが圧倒的に冷えて静かになるのは間違いないでしょう。
失礼クロックと回転数を間違えてました。上記スルーください。
他所のTrinityのレビューでは70~75℃まで上がっても最大1320rpmで静音性重視のように動いてますが、こちらでは69℃なのに1690rpmまで上がってしまっているのは別種のような興味深い差が生じてますね。
あとは潤沢に出回ってくれるかどうか
アマゾンで他社だけどマケプレ60万とかあったしw
週末在庫が復活することがあるようで先週土曜秋葉原の店頭で手に入りました
クラッシュ問題ですが、クロックが2GHz超えた場合に起こる可能性があるようです
チップコンデンサにMLCC使ってるカード程クラッシュしないみたいな話も出てますね
で、このZOTAC Trinityは6つあるコンデンサのどれもがMLCCではない様ですね
自分もゲーム動かしてみた限り、ドライバーを最新にしてるせいもあってかそうしたクラッシュも起きてないのでなんとも言えませんが…
しかしこのドライバーって2GHz超えないよう性能を抑える修正が入ったんですかね?
MSIのLIGHTNINGやEVGAのFTWやKINGPINといった上位高クロックモデルはMLCCは使わず全部SP-Capが基本で今回のFTWもその予定でしたが、より高ブーストさせると今回のGA102コアの限界をより超えやすくなってしまって下位グレードの方が安定性が高いという皮肉になってしまってますね。
ブースト曲線(カーブクロックと電圧の関係)をもう少しマージンを増やす方向にドライバーで修正しただけで基板やパーツに問題があったわけではないのは間違いないでしょう。
電圧を上げる方向なので2GHzを超えないように制限を掛けているわけではなく、消費電力パワーが上がるのでその余裕があれば2GHzを超えるとは思いますが、余裕のないものはやや超えにくくなっているはずでもあると思います。
2GHzを超えないように制限を掛けていたら手動OCもできなくなりますし、より高パワーの電源回路を有するものは安定度が上がったため旧ドライバーより2GHzを超えやすいというより、より高いクロックで回って性能アップもするでしょう。
コンデンサに関しては、真相が不明です。新しく出たドライバーはたしかにGPU Boostのカーブ曲線に若干の抑制が掛かりますが、個体によってはTrinityですら普通に2 GHzを超えているため、結局のところ「安定して動かせるブーストクロックに個体差がある。」というオチだと考えています。
少なくとも、ぼくの手元にあるTrinityは定格クロックだとクラッシュ問題を再現できませんでした。コアクロックを+100 MHz、メモリクロックを+750 MHz追加した状態で、Horizon Zero Downにてクラッシュを確認しています。しかし、手動オーバークロックによって安定性が悪化する現象は、RTX3000よりずっと昔から存在する当たり前の症状・・・なんですよね。
質問させてください(´;ω;`)
RTX3080は20GBを待った方がいいんでしょうか?
初めてのGPU購入で必要メモリがわかりません
使用用途はフルHD60FPS動画編集とWQHD中品質〜高品質ゲームで144hz出したいです(´;ω;`)