【最新】オススメなグラフィックボード7選:自作歴16台が解説する

最新のおすすめグラフィックボード(GPU)を7品ほどまとめてみた。自作歴が16台ある筆者が、よくある印象論(GTX 1060ならフルHDはだいたい動きますよ、など)ではなくデータに基づいて紹介する。

一つ一つちゃんとした真面目な解説と、参考になる詳細記事もリンクを付けておいたので、これからグラボを選んでる(またはゲーミングPCを探している)PC初心者さんにも分かりやすいガイドに仕上がっていると思います。

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2017年のおすすめグラフィックボード7選

グラフィックボードを求めている人のほとんどが、ゲームの快適さ(フレームレート)を改善したいと考えているはずだ。よって、今回のおすすめグラボまとめでは実際のゲーミング性能に基づいてオススメ品をまとめている。

印象論は可能な限り「排除」し、ここで紹介するグラフィックボードには全て参考になるフレームレートのデータを付けておいた。サイトによってはPassmarkスコアだったり、独自スコアで解説している例が多いが…。

正直なところ、グラフィックボードに関してあまり知識のない人からすれば「Passmarkが5000点だと、PUBGってどれくらい動くんだろう。平均60fps出るのかな?」という感じでしか考えられないと思うんですよ。

それなら「GTX 1050 TiだとPUBGは平均40fps前後で動きます。」と言ってくれた方が、分かりやすいし参考にしやすいはずです。というわけで、

  • どういう用途に向いているか
  • どの程度の性能が期待できるか
  • 価格が似たグラボと比較してどうなのか
  • どこのメーカーのグラボが良いのか
  • そのグラボが入っているオススメのPC

この記事では、以上の5つを重点的に自作歴16台の筆者が解説していきます。

1. 1万円以下で最強のグラボ「GT 1030」

【おすすめグラフィックボード】GT 1030
Passmark価格VRAMTDP行ける解像度個人的評価
2285点8000円前後GDDR5 2GB30WフルHD(1920×1080)S

  • CS:GO
    167.0
  • Overwatch
    57.0
  • DOTA 2
    64.0
  • Rainbow Six Siege
    42.0
  • World of Tanks
    55.0
  • Quake Champions
    72.0
  • Battlefield 1
    28.0
  • PUBG
    32.0
  • 平均FPS
    64.6

GT 1030はNVIDIAが2014年以降、約3年ぶりに発売したローエンド向けのGPU。ローエンドGPUは長い間は「GT 730」が人気を博していたが、最新の「GT 1030」はGT 730比で約3倍もの処理性能を発揮する。

ローエンドでありながら、かなりマトモにゲームを動かせるので軽めの3Dゲームをプレイする予定なら、「GT 1030」でほとんどの場合は事足りると思います。CS:GOやOverwatchなら、設定次第で簡単に平均60fps以上になる。

だが、2017年に登場した新しいゲームだと厳しい部分もあります。例えば「PUBG」も当然重たいですし(最低画質にしても平均30fpsがやっと)、「黒い砂漠」や「Witcher 3」も厳しい。

あくまでも軽いゲーム向けであり、重量級のゲームを動かすには不十分。その点を理解して選ぶのであれば、GT 1030は非常にコスパが良いGPUだ。なお、ライバルの「RX 550」は積極的にオススメはできない。

理由はこちらの記事にまとめてある。要約すると、国内価格が割高であることと性能のバラツキが大きく、GT 1030に対して互角の性能を発揮できないから。割高なのが特に残念なポイントですね。

GT 1030の定番ボードはやはりASUS製のファンレスモデル。ファンが無いので静音性に優れるのが最大のメリット。一方で、PUBGなどの重たいゲームをやらせると一気に80~90度という高温になるので、あまり無理はさせないほうが良い。

「無理をさせると高温になるのは困る…」という人は、MSI製のファン付きモデルをオススメします。やはり羽根がついている方が冷えやすいものです。

Magnate IC
OSWindows 10 Home 64bit
CPUCore i3 7100 (2コア / 4スレッド / 3.90Ghz)
GPUGT 1030 2GB
メモリーDDR4-2400 4GB*1
マザーボードIntel B250搭載マザーボード(MicroATX)
SSD
HDD500GB
電源350W 静音電源
保証1年間 持込修理保証

とにかく低予算でGT 1030搭載のパソコンが欲しい、という人にはドスパラでひっそりと販売されている「Magnate IC」をオススメしておきます。Core i3搭載でバランスのとれた性能に仕上がっている。

推奨カスタマイズ

  • メモリー:4GB → 8GB
  • HDD:SSDに変更

2. コスパ最強のエントリー向けGPU「GTX 1050 Ti」

【おすすめグラフィックボード】GTX 1050 Ti
Passmark価格VRAMTDP行ける解像度個人的評価
5768点15000円前後GDDR5 4GB75WフルHD(1920×1080)S+

  • Ashes of the Singularity
    29.1
  • Battlefield 1
    68.4
  • Civilization VI
    42.7
  • Deus Ex: Mankind Divided
    28.6
  • The Division
    33.8
  • DOOM
    76.5
  • Fallout 4
    49.9
  • Far Cry Primal
    40.2
  • Grand Theft Auto V
    46.2
  • Hitman 2016
    38.3
  • Rise of Tomb Raider
    32.6
  • The Witcher 3
    29.7
  • CoD:WW2
    48.0
  • Project CARS 2
    24.0
  • ARK:Survival Evolved
    14.0
  • Destiny 2
    52.4
  • PUBG
    38.4
  • 平均FPS
    40.8

「GTX 1050 Ti」はNVIDIA GeForce 10シリーズでミドルクラス(価格的にはエントリークラス)に位置するグラフィックボード。15000円前後のGPUといえば、過去「GTX 750 Ti」や「GTX 950」が担ってきた位置づけです。

このGTX 1050 Tiは当然それらを上回る性能を持っており、GeForce 9シリーズでミドルクラス上位の「GTX 960」(3万円前後)と互角の処理性能を持つ。コストパフォーマンスは信じられないくらい高いのが最大のメリット。

  • 「初めて重たいゲームをやるけれど、そのためにいきなりグラボに3万~4万も使うのは怖い。」
  • 「超快適…じゃなくて、ある程度快適なら満足できるのでそこまでグラボにコストは掛けられない。」
  • 「コストパフォーマンスに優れるモノが好き。」

といった人には、2017年時点でもっともベストなグラフィックボードと断言できる。ゲームによって出せるフレームレートは違ってくるが、フルHD画質にて概ね40fps前後は期待できます。もちろん、ゲーム側の画質を落とすことで更にフレームレートは伸ばせます

例として、重たいと有名な「PUBG」の事例を紹介しますね。GTX 1050 Tiの場合、ウルトラ設定では「平均38.4」(40前後)しか出ないが、中間設定にすると「平均56.3」(60近く)まで改善する。

  • 「画質を妥協してそこまで出せるなら、本当にコスパ良いかも。初めてのグラボはこれにしておこう。」

そう感じたならGTX 1050 Tiを選んで後悔しないだろう。更に詳しい記事は以下より。

オススメは玄人志向製のボード。価格がとても安価な割には、ファンはちゃんとGPUを冷やしてくれるし、騒音もそこまで気になりません。ヘッドホンをつけてゲームをプレイするなら尚更気にならないですね。

もっとしっかりとした製品が良い。という人にはMSI製がオススメ。MSIが作るボードはとにかくファンの冷却性能が優れているため、結果的に音も少ない傾向だ。ただ、玄人志向と比較して3000円ほど高いのが難点。

Monarch IH
OSWindows 10 Home 64bit
CPUCore i3 7100 (2コア / 4スレッド / 3.90Ghz)
GPUGTX 1050 Ti 4GB
メモリーDDR4-2400 4GB*2 (カスタマイズ推奨)
マザーボードIntel H270搭載マザーボード(ATX)
SSD
HDD500GB
電源550W 静音電源
保証1年間 持込修理保証

マトモなパソコンが手元に無いので、グラフィックボードだけ購入しても意味が感じられない…という人は「自作」するか「完成品(BTO)」を購入するのかの二択になる。手間・リスクの少なさを考えれば、BTOの方がお得感は大きい。

GTX 1050 TiのBTOは「Monarch IH」を推奨している。普通のBTOメーカーだとCPUに「Core i5」を載せてくるので割高になる。しかし実際のところGTX 1050 TiにはCore i3もあれば十分なんですよ。

だから「Monarch IH」のように、Core i3 + GTX 1050 Tiの組み合わせのマシンが、性能のバランスも良いしコストパフォーマンスも良いしで人にオススメしやすいのだ。

実際に使ってみた記事が以下。参考にどうぞ。

3. フルHD画質を制覇するGPU「GTX 1060 6GB」

【おすすめグラフィックボード】GTX 1060 6GB
Passmark価格VRAMTDP行ける解像度個人的評価
8713点27000円前後GDDR5 6GB120WフルHD(1920×1080)S+

  • Ashes of the Singularity
    51.6
  • Batman : Arkham Origins
    160.1
  • The Division
    58.6
  • DOOM
    115.8
  • Fallout 4
    84.5
  • Far Cry Primal
    65.3
  • Grand Theft Auto V
    68.7
  • Hitman 2016
    66.3
  • Rise of Tomb Raider
    61.0
  • The Witcher 3
    51.8
  • CoD:WW2
    87.0
  • Project CARS 2
    54.0
  • ARK:Survival Evolved
    30.0
  • Destiny 2
    86.2
  • PUBG
    63.5
  • 平均FPS
    73.6

2015年頃まで、重量級の3DゲームをフルHD(1920×1080)で平均60fps出すのは相当にハードルが高かった(そのためにハイエンドGPUが必要だった時代)。だから画質を調整せざるを得なかったわけだが…。

2016年に入ってから登場した「GTX 1060」は、今まではハイエンドだったゲーミングを一気にミドルクラスまで敷居を下げることに成功したのだ。2.7~3.0万も出せば、フルHDで平均60fps前後が手に入る。

フルHD画質の覇者、それが「GTX 1060」です。もちろん敵無しというわけではなく、「ARK」「Project CARS 2」「Witcher 3」は未だに最高設定で平均60fpsを出すのは厳しい。

しかし大抵のゲームで平均60fps前後を叩き出せるのだから「悩んだらGTX 1060を買っておけば問題ない。」と言って差し支えないですね。

  • 「フルHDで、しかも最高設定で平均60も出れば十分。」
  • 「届かない時は多少、画質を妥協しても構わない。」
  • 「グラボ1枚に3万以上は払えない。」

以上に該当するならGTX 1060 6GBを選んで問題ないと思います。なお…ややこしいことにGTX 1060には落ちこぼれの「3GB版」が存在する。3GBと6GBのどちらを選ぶべきか、気になる人は以下の記事もどうぞ。

要約すると、だんだんとゲーム側が要求するVRAM量が増えてきたので3GBでは不安だ…という話です。どうせ買っておくなら安定性に優れた6GB版が結果的に「お得」ということ。

GTX 1060のおすすめボードは玄人志向製。ちゃんと動くし、価格がGTX 1060搭載ボードではほぼ最安価なのもコスパが良くて悪くない。コスパ重視ならこれ一択でしょう。

もうひとつオススメを尋ねられたらMSI製のGaming Xを挙げる。この「Gaming X」というシリーズは、他のグラボと比較するとワンランク上の「静音性」と「冷却性」を提供してくれるからね。

予算が3万を超えてもいいなら選択肢になるかと。

GALLERIA DT
OSWindows 10 Home 64bit
CPUCore i5 7500 (4コア / 4スレッド / 3.40~3.80Ghz)
GPUGTX 1060 6GB
メモリーDDR4-2400 4GB*2
マザーボードIntel B250搭載マザーボード(MicroATX)
SSD250GB
HDD1TB
電源500W 静音電源(80+ BRONZE)
保証1年間 持込修理保証

「GTX 1060 6GB」でオススメのBTOは「ガレリアDT」。よく紹介されているのは「ガレリアXT」ですが、価格がだいぶ違います。理由はCPUがCore i5かi7かの違いで、GTX 1060の場合はCore i5で十分に足りている。

だからCore i7はオーバースペックなため、余計なコストを払っていることになる…だから僕はCore i5 + GTX 1060 6GBの「ガレリアDT」で良いと考えています。

4. 8GBのVRAMが魅力的な「Radeon RX 580」

【おすすめグラフィックボード】Radeon RX 580
Passmark価格VRAMTDP行ける解像度個人的評価
7979点38000円前後GDDR5 8GB185WフルHD(1920×1080)S

  • Ashes of the Singularity
    56.7
  • Battlefield 1
    87.0
  • Civilization VI
    79.3
  • Deus Ex : Mankind Divided
    60.2
  • The Division
    67.9
  • DOOM
    155.3
  • Fallout 4
    83.8
  • Far Cry Primal
    64.3
  • Grand Theft Auto V
    59.5
  • Hitman 2016
    89.4
  • Rise of Tomb Raider
    55.9
  • The Witcher 3
    55.5
  • CoD:WW2
    91.0
  • Project CARS 2
    45.0
  • ARK:Survival Evolved
    22.0
  • Destiny 2
    81.3
  • PUBG
    50.0
  • 平均FPS
    70.8

AMDが送るミドルクラスのGPUです。GTX 1060に対抗するべく現れたが、本来狙っていた層とは全く違う層から爆発的な人気を集めて「品薄 & 割高」になっている…というゲーマーからすると残念なGPU。

実はRX 580は価格の割に暗号通貨のマイニング性能が高いということが明らかになり、7月の時点で既に中国のマイニングファーム勢が大量に在庫を消化していったせいで価格が恐ろしい勢いで上がってしまった。

暗号通貨が流行る前は3.0~3.2万円くらいで入手できたので、「GTX 1060」の8GB版としてそれなりに有望なグラボだったんですよ。性能もGTX 1060 6GBより若干高いですし。

ただ…今は安いモノでも3.8万前後ですし、ほとんどのRX 580搭載ボードは4万円前後する上に、発送が1週間以上かかるか入荷未定の状態が溢れている。3万前後ならGTX 1060と並んでオススメできるが…。

今はダメだ。しかしモノは良いので載せておいた( =知っておいて損はない)。

全体的に品薄だが、在庫が余っているRX 580があったので載せておきます。PowerColorはAMDのGPUを専門に扱うメーカーなので、品質は確かです。7%程度のオーバークロックが施工済みなのもGOOD。

ただし、電源をかなり食うので省電力性を気にする人は手を出さず、GTX 1060 6GBにしておきましょう。AMDはNVIDIAに対してワットパフォーマンスでは中々勝てずにいるんですよね。

5. コスパ良くWQHDを動かせる「GTX 1070」

【おすすめグラフィックボード】GTX 1070
Passmark価格VRAMTDP行ける解像度個人的評価
11025点48000円前後GDDR5 8GB150WWQHD(2560×1440)S+

  • Ashes of the Singularity
    63.7
  • The Division
    81.0
  • DOOM
    138.5
  • Fallout 4
    115.8
  • Far Cry Primal
    89.4
  • Grand Theft Auto V
    93.7
  • Hitman 2016
    89.1
  • Rise of Tomb Raider
    86.1
  • The Witcher 3
    74.5
  • CoD:WW2
    119.0
  • Project CARS 2
    61.0
  • ARK:Survival Evolved
    34.0
  • Destiny 2
    114.0
  • PUBG
    83.6
  • 平均FPS
    88.8

ハイエンドGPUに分類される「GTX 1070」は、ほとんどの重量級ゲームを平均60fps以上で動かせる凄まじい処理性能を持つグラフィックボード。フルHD画質ではその性能を持て余すことになるため、基本的には…

  • WQHD(2560×1440)画質でゲーミング
  • 21:9(ウルトラワイド)画質でゲーミング
  • 高速リフレッシュレートのゲーミングモニターを使う

こういう用途を想定していなければ使うメリットが少ないと言える。世の中のほとんどのディスプレイは、60fps以上の映像を実際には出力できないからね。安物ディスプレイで100fpsを出しても、残りの40fpsは全くの無駄。

というわけで、「WQHD画質で遊びたい」「144Hz対応の高速ゲーミングモニターで遊ぶ」という人にはコストパフォーマンス抜群なグラボだが、単にフルHDで遊びたいという人にはオーバースペック。そんなGPUです。

GTX 1070のライバル「Radeon RX Vega 56」

なお、GTX 1070にはライバルとして「Radeon RX Vega 56」というグラフィックボードが存在するが。今のところは品薄 & 割高で、しかも最適化が足りていなくてゲームによってはGTX 1070以下の性能です。

つまり、ライバル不在の状況だ。

コストパフォーマンス重視なら、玄人志向のGTX 1070がオススメ。GTX 1070搭載ボードの中で最も安い価格設定(2017/10時点)なので、とりあえずGTX 1070が欲しいならこれで良い。ただし、LEDがよく光るので、眩しいのが困る人はやめておいたほうが良いかな…。

ユーティリティなどで消灯も出来ない仕様なので。

もう一つオススメを挙げるとMSI製「Gaming X」シリーズです、やっぱり。リファレンスボードと比較すると、10度もよく冷え、10dBも静音性に優れます。買ってハズレはない、そんな製品だ。

GALLERIA XF
OSWindows 10 Home 64bit
CPUCore i7 7700 (4コア / 8スレッド / 3.60~4.20Ghz)
GPUGTX 1070 8GB
メモリーDDR4-2400 4GB*2
マザーボードIntel H270搭載マザーボード(MircoATX)
SSD250GB
HDD1TB
電源500W 静音電源(80+ BRONZE)
保証1年間 持込修理保証

GTX 1070の場合、CPUは「Core i5」でもギリギリ追いつけるとは思いますが…。ゲームによってはボトルネックになることもあるため、どうせなら「Core i7 7700K」が搭載されたBTOをオススメしておきます。

ちなみに「ガレリアXF」は実際に使ったことがありますが、滅茶苦茶「快適」です。値段相応と言えばそれまでですが、やはりCore i7は体感上のレスポンスが半端なく良いため「QOLに優しい」。

6. WQHDで安定して60fpsを狙うなら「GTX 1080」

【おすすめのグラフィックボード】GTX 1080
Passmark価格VRAMTDP行ける解像度個人的評価
11983点65000円前後GDDR5X 8GB180W4K(3840×2160)S

  • Ashes of the Singularity
    85.3
  • Battlefield 1
    130.2
  • Civilization VI
    87.1
  • Deus Ex : Mankind Divided
    59.1
  • The Division
    71.4
  • DOOM
    153.1
  • Fallout 4
    95.2
  • Far Cry Primal
    74.3
  • Grand Theft Auto V
    77.5
  • Hitman 2016
    102.6
  • Rise of Tomb Raider
    72.3
  • The Witcher 3
    68.9
  • CoD:WW2
    145.0
  • Project CARS 2
    74.0
  • ARK:Survival Evolved
    40.0
  • Destiny 2
    131.9
  • PUBG
    87.8
  • 平均FPS
    91.5

GTX 1070は価格の割にはWQHD画質をそつなくこなせる処理性能なので「コスパは良い」。しかし「PUBG」や「Project CARS 2」など、一部のタイトルでは平均60fpsに達しないこともある。というわけで、

  • WQHD画質で更に快適な環境を求めている人
  • フルHD画質で3桁台のフレームレートを安定して叩き出したい(ゲーミングモニター)

という人には、「GTX 1080」の方が満足度は高い性能と言えます。

ゲーム側のグラフィック設定を調節することで4Kゲーミングも意外とケロッと動かしてしまうので、低予算で4Kを楽しんでみたいという人にもGTX 1080は悪くない選択肢だ。

そうだ、知識としてライバルの「Radeon RX Vega 64」も紹介しておきます。

残念ながら「Vega 56」と同様に、国内では品薄 & 割高という事情に加え、性能も最適化不足の影響でGTX 1080に一歩届いていない。よって今のところはライバルになり得ない。

GTX 1080のおすすめボードはGIGABYTE製、3連ファン搭載の「G1 GAMING」という製品。ファンが3つもあるのでケース内に収まるかどうかがネックになるが…大型化したことでコストを抑えつつMSIのGaming Xと互角の静音性・冷却性を手に入れた。

よって、GTX 1080の場合はPCケースに余裕があるのならGTX 1080 G1 GAMINGを買えば一番オトクな買い物になります。

性能重視という方にはZOTAC製の「AMP Extreme」がオススメ。かなりハイなオーバークロックが施されており、GIGABYTEのG1 GAMINGと比較すると5~7%ほど高いフレームレートを叩き出せる。

静音性も互角だが、冷却性能はやっぱりオーバークロックされている分だけ若干劣る。G1 GAMINGだと70度前後に抑えられるが、AMP Extremeは75度くらいまで行く。ただ、グラボは常時85度以上にならない限りは特に問題ない。

GALLERIA XG
OSWindows 10 Home 64bit
CPUCore i7 7700 (4コア / 8スレッド / 3.60~4.20Ghz)
GPUGTX 1080 8GB
メモリーDDR4-2400 4GB*2 (カスタマイズ推奨)
マザーボードIntel H270搭載マザーボード(MircoATX)
SSD250GB
HDD2TB
電源650W 静音電源(80+ BRONZE)
保証1年間 持込修理保証

GTX 1080クラスのグラフィックボードとなると、Core i5では足を引っ張りやすくなってくる。だからCPUには「Core i7」クラスが必要になりますね。基本的には「ガレリアXG」で全く問題なく動きます。

7. これ1枚で4Kゲーミングは解決「GTX 1080 Ti」

【おすすめのグラフィックボード】GTX 1080 Ti
Passmark価格VRAMTDP行ける解像度個人的評価
13383点90000円前後GDDR5X 11GB250W4K(3840×2160)S

  • Ashes of the Singularity
    100.9
  • Battlefield 1
    160.2
  • Civilization VI
    90.3
  • Deus Ex : Mankind Divided
    115.0
  • The Division
    139.8
  • DOOM
    200.0
  • Fallout 4
    142.9
  • Far Cry Primal
    113.8
  • Grand Theft Auto V
    129.2
  • Hitman 2016
    147.7
  • Rise of Tomb Raider
    125.2
  • The Witcher 3
    123.3
  • CoD:WW2
    191.0
  • Project CARS 2
    109.0
  • ARK:Survival Evolved
    55.0
  • Destiny 2
    152.4
  • PUBG
    87.8
  • 平均FPS
    128.4

2017年時点、10万円以下で買えるグラフィックボードでは最強の性能を持つのが「GTX 1080 Ti」だ。GTX 1080と頭一つ違う圧倒的な性能を持ち、シングルボードで4Kゲーミングをこなす力があります。

GTX 1070を2枚使ってやっと追いつく…そんな超性能を1枚で発揮できるのが「GTX 1080 Ti」。次元の違う性能なので多くの人には出番がないかもしれないが、以下に該当する場合は十分選択肢になりうる。

  • 4K画質で平均60fpsを狙いたい(なるべく最高画質で)
  • ゲーミングモニター(フルHD)の性能を100%発揮させたい

フルHD画質のフレームレートについてはまとめた通り、ほとんどのゲームで3桁のフレームレートを叩き出します(それも最高画質で)。「PUBG」「ARK」は例外だが…。

  • Ashes of the Singularity
    65.6
  • Battlefield 1
    64.4
  • Civilization VI
    88.1
  • Deus Ex : Mankind Divided
    42.7
  • The Division
    67.5
  • DOOM
    103.6
  • Fallout 4
    65.8
  • Far Cry Primal
    56.6
  • Grand Theft Auto V
    83.6
  • Hitman 2016
    77.6
  • Rise of Tomb Raider
    63.6
  • The Witcher 3
    57.4
  • CoD:WW2
    94.0
  • Project CARS 2
    57.0
  • Destiny 2
    54.1
  • PUBG
    50.9
  • 平均FPS
    68.3

次に4K画質を確認する。ゲームによってまちまちな結果ですが、多くの場合は平均60fps以上を実現できています。グラフィックボード1枚で4K画質を快適にプレイするなら、現状GTX 1080 Tiしか選択肢が無いですね。

MSI製の無難なボードです。価格はGTX 1080 Tiの中ではかなり抑えられているため、コストパフォーマンスを重視するなら「GTX 1080 Ti ARMOR」で問題ない。

どうせ買うならもっと良いものが欲しい、という人はMSIの「Gaming X」がオススメ。先の「ARMOR」よりも冷却ファンの性能がだいぶ良くなってて、冷却性能に関しては平均で5度くらいは違ってくる。

次に静音性に関してもGaming Xが上。同じ冷却性能を得るためにARMORだと概ね1800rpmは回転しますが、Gaming Xでは1300rpm程度で済んでしまう。5~10dBは変わってくるので、静かで冷えやすいのが欲しいならこれで確定です。

もっと冷えるボードを…という人には「Sea Hawk X」が良いとは思いますが、20%くらいは割高な価格(11~12万)になるため万人向けでは無い。ちなみにGaming Xと比べて更に20度は冷えます。

GALLERIA ZZ
OSWindows 10 Home 64bit
CPUCore i7 7700K (4コア / 8スレッド / 4.20~4.50Ghz)
GPUGTX 1080 Ti 11GB
メモリーDDR4-2400 8GB*2
マザーボードIntel Z270搭載マザーボード(ATX)
SSD500GB
HDD2TB
電源650W 静音電源(80+ BRONZE)
保証1年間 持込修理保証

GTX 1080 Ti搭載のおすすめなゲーミングBTOは「ガレリアZZ」で。初期カスタマイズでメモリーが16GB、SSDは500GB、HDDは2TBと、何かと色々と入っているのも良いところ。自作が面倒くさいな、という人はこれで問題ない。

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2017年のグラボを全体的にまとめると

ここまで7種類のおすすめ出来るグラフィックボードを紹介してきたが、2017年に活躍したグラフィックボードはこの7種以外にもいくつかあり、全部入れると15種類に上る。

全て紹介しようと思うと結構な文量になってしまうので詳しくは説明できませんが、「価格」「性能」「コスパ」の3つの観点からザーッとだけ解説しておきます。やっぱり知っておいて損は無いので。

 なるべく全てのグラボを紹介した「結構な文量」の記事は以下より

GPU / 15種類の「価格」「性能」「コスパ」

  • Titan Xp
    ¥220000
  • Titan Xp
    130
  • Titan Xp
    ¥1705
  • GTX 1080 Ti
    ¥90000
  • GTX 1080 Ti
    124
  • GTX 1080 Ti
    ¥729
  • GTX 1080
    ¥65000
  • GTX 1080
    104
  • GTX 1080
    ¥626
  • GTX 1070
    ¥48000
  • GTX 1070
    85
  • GTX 1070
    ¥554
  • GTX 1060 6GB
    ¥28000
  • GTX 1060 6GB
    63
  • GTX 1060 6GB
    ¥444
  • GTX 1060 3GB
    ¥22000
  • GTX 1060 3GB
    56
  • GTX 1060 3GB
    ¥392
  • GTX 1050 Ti
    ¥15000
  • GTX 1050 Ti
    42
  • GTX 1050 Ti
    ¥354
  • GTX 1050
    ¥13000
  • GTX 1050
    35
  • GTX 1050
    ¥369
  • GT 1030
    ¥8000
  • GT 1030
    24
  • GT 1030
    ¥333
  • RX Vega 64
    ¥118000
  • RX Vega 64
    93
  • RX Vega 64
    ¥1263
  • RX Vega 56
    ¥98000
  • RX Vega 56
    86
  • RX Vega 56
    ¥1134
  • RX 580
    ¥38000
  • RX 580
    65
  • RX 580
    ¥587
  • RX 570
    ¥29000
  • RX 570
    57
  • RX 570
    ¥507
  • RX 560
    ¥15000
  • RX 560
    33
  • RX 560
    ¥460
  • RX 550
    ¥11000
  • RX 550
    25
  • RX 550
    ¥440

国内価格平均FPS(フルHD – 最高画質)コスパ(1fpsのコスト)

赤色のバーがAmazonにおける参考価格(2017/10時点)です。GTX 1050 Tiなら、だいたい15000円前後で購入できるという意味。

青色のバーはフルHD(最高設定)でゲームを動かした場合、概ね期待できるであろうフレームレートのこと(10以上の複数のゲームで得られたフレームレートを平均化したものです)。

黄色のバーが「コスパ」。1フレームレートあたりの価格なので、安ければ安いほどコストパフォーマンスに優れている。同じ性能でもRX 550は440円で、GT 1030は333円なので、GTX 1030の方がお買い得…という具合に。

グラフを見るだけで全体的な傾向はなんとなく分かると思いますが、特に解説しておきたい部分についてはちょっと詳しく書きますね。

新登場の「RX Vega」はGeForce 10に歯が立たず

AMDが「GTX 1070」「GTX 1080」に対抗するために投入した新GPUが「Vega世代」と呼ばれるシリーズです。GTX 1070に対抗するのが「Radeon RX Vega 56」で、GTX 1080には「Vega 64」が。

Vega 56 & 64 VS GTX 1070 & 1080

  • GTX 1080
    ¥65000
  • GTX 1080
    104
  • GTX 1080
    ¥626
  • GTX 1070
    ¥48000
  • GTX 1070
    85
  • GTX 1070
    ¥554
  • RX Vega 64
    ¥118000
  • RX Vega 64
    93
  • RX Vega 64
    ¥1263
  • RX Vega 56
    ¥98000
  • RX Vega 56
    86
  • RX Vega 56
    ¥1134

しかし、いざ蓋を開けてみれば予想外に残念な結果。最適化不足で負けてしまったのも大きいが、消費電力は1.5倍を超えており、何よりも価格が高すぎた。

MSPR(希望小売価格)はVega 64で499ドルで、これはGTX 1080と全く同じ価格。なのに実際に市場で流通している価格は非常に割高。日本では更に酷い状況になっており、買うメリットは全く無い状態だ。

グヌヌ…マイニングなんて流行しなければ…こんなことには。

コスパ良好「だった」災難なPolaris世代

RX 580 / 570 VS GTX 1060 6GB / 3GB

  • GTX 1060 6GB
    ¥28000
  • GTX 1060 6GB
    63
  • GTX 1060 6GB
    ¥444
  • GTX 1060 3GB
    ¥22000
  • GTX 1060 3GB
    56
  • GTX 1060 3GB
    ¥392
  • RX 580
    ¥38000
  • RX 580
    65
  • RX 580
    ¥587
  • RX 570
    ¥29000
  • RX 570
    57
  • RX 570
    ¥507

AMDのPolaris世代の主力「RX 580」「RX 570」は非常にバランスが取れた、優秀なGPUでした。ライバルの「GTX 1060 6GB」「GTX 1060 3GB」に対して、十分な性能を提供できているからね。

しかし、Vega同様にPolarisも災難そのものです。「GTX 1060」と比較して20~30ドルも安いMSRP(希望小売価格)なのに、現実の価格は30%も割高な傾向。AMD派のゲーマーにとっては残念な状況です。

2017年5月頃、17000円で入手できた「Radeon RX 470」。(自作AMDマシンにて)

RX 570の1世代前「RX 470」は、Amazonで一時期17000円くらいで買えた時期もあったんですよ。価格コムでもグイグイと売れ筋TOP3に入り込むなど、中々良い感じだった。そこに暗号通貨マイニングの大流行が起こり、一気にプレミア化。

  • 「互角の性能なら安い方を買いたい。」

それが人間心理ですからAMDのGPUはゲーマーから一気に見放されました。プレミア価格でも値下がりしない理由は、在庫が無いこととマイニングファームが熱心に買い漁っていること。

AMDがメーカーとして儲かることに変わりはないが、ユーザーとしては残念な気持ちが多い…。

各解像度のコスパ最強を制したGeForce 10シリーズ

【おすすめグラフィックボード】GeForce 10

というわけで、AMDの大ファンでない限りは、NVIDIA製のGPUを選ぶのが賢いということ。価格が対等になってきたら選択肢に入りますが、今は厳しいです。

  • GTX 1050 Ti
    42

最高画質じゃなくてもいいから、低予算でそこそこ動いて欲しい人には「GTX 1050 Ti」が最高です。

  • GTX 1060 6GB
    63
  • GTX 1060 3GB
    56

フルHDで平均60fpsを狙うなら「GTX 1060 6GB」が最適だ。なお、3GB版の方が安いので悩ましいが…。やはり3GBは不安を覚える。4GBなら良かったんだが、3GBは少ないんですよね。

  • GTX 1070
    85

超快適なフルHDゲーミング、または低予算でWQHD画質で遊んでみたい。という人に最適なのは「GTX 1070」ですね。フルHDなら100人中97人は満足できる処理性能だ。

  • GTX 1080 Ti
    124

4K / VRゲーミングをするなら「GTX 1080 Ti」一択。ゲーミングモニターで「競技性」を追求するガチな人にもオススメだよ。

以上「【最新】オススメなグラフィックボード7選:自作歴16台が解説する」でした。グラボ選びの参考になれば幸いです。

グラボに詳しくなりたい人向けの記事

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7 件のコメント

  • ラデオンファンとしては、本当に不遇な時期です。。
    テクスチャ処理の上手いnVIDIAと、ピクチャ処理の上手いAMD。
    特性/方向性の違いから、ゲームにおいてnVIDIAに負けるのは構わないと
    思っていますが…
    (ゲームに強いnVIに汎用GPU色の強いAMDが「ゲームで」勝てる訳無い的な)

    動画/絵7:3ゲームの用途割合なので、色味が良いラデはやはり魅力です。
    (逆にゲームしかやらないならラデを選ぶ理由はないです…)

    Vegaの長引く供給不足を見ると、「常に最新技術を導入する」という
    ラデブランドの開発方針も、いくらかハイリスクに思えてきます。

    • < 動画/絵7:3ゲームの用途割合なので、色味が良いラデはやはり魅力です。Radeonの色味に慣れるとNVIDIAに戻りづらいですよね。動画を60fps化する「Fluid Motion」も慣れると30fpsに戻れなくなるのでハマってます...(特にアニメがすごい)。

  • 私レベルがコメントしていいのか迷いましたが、宜しかったらアドバイスお願いします。
    PCの修理を依頼中で不具合の原因はグラボだそうです。物は3年位前に購入したガレリアXG-Aでgeforce GTX780tiです。
    ゲーミングPCを購入しといて何なんですがゲームは暇な時にやる位です。でも、折角なのでGTX1070を奮発しようか悩んでたのですが、色々と記事を読ませて頂き1060でも良いかなと迷ってます。780tiと比べてどんなもんでしょうか? CPUはi7-4770です。
    後、WindowsのOS 再インストールがライセンス上8.1しかダメらしく、マルチタスクの為、メモリーを16GBに増設しようと思ってましたが、10の方が良いでしょうか?
    長々とすいません。もう、新品買えよ感じですね。

    • GTX 780 Ti 3GB と GTX 1060 6GBは、処理性能としてはだいたい同じくらい。ただ、GTX 780 Tiの方が発熱が高く、消費電力も多いし、VRAMが3GBなのでFallout 4やShadow of MordorのようにVRAMを4GB前後消費するゲームでは安定性が損なわれます。
      最近は4GB以上のVRAMを使うゲームが増えてきたこともあり(Cod:WW2は5.5GBも使う)、効率よくフレームレートを出すのであれば…VRAMが6GBあるGTX 1060の方が有利ですね。

      GTX 1070に関しては最低60fps前後を狙いたい人や、ゲーミングモニターを使う予定、WQHDなど更に大きなモニターを使う人なら良い選択肢です。しかし、普通の60hzモニター(フルHD)でプレイするなら、GTX 1060でほとんどのゲームで十分な性能を得られます。60Hzのモニターで60fps以上出てもあまり意味は無いので。

      可能ならWin 10の方が個人的には好きですが、再インストールが無料で出来るならWin 8.1で良いかなぁ。

      以上、参考になれば幸いです。

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