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Intel Optane SSD DC P5810Xレビュー:SSDオタク垂涎「世界最速のSSD」

SSDオタクとして、一度は触っておきたいSSDのひとつ「Optane SSD DC P5810X」を入手しました。

Optane 905P、Samsung 983 ZETなど。SSDオタク垂涎な製品の中で、Optane P5810Xは現行最高峰の性能を誇るSSDです。

(公開:2023/4/21 | 更新:2023/4/21

Optane SSD P5810Xのスペックと仕様

Intel Optane SSD DC P5810X
スペックをざっくりと解説
容量400 GB800 GB
インターフェイスPCIe 4.0 x4(NVMe 1.4)
フォームファクタU.2
コントローラIntel S LNBF
NAND第2世代 Intel Optane
DRAMなし(不要)
SLCキャッシュなし(不要)
読込速度
シーケンシャル
7200 MB/s7200 MB/s
書込速度
シーケンシャル
6000 MB/s5400 MB/s
読込速度
4KBランダムアクセス
1500K IOPS1500K IOPS
書込速度
4KBランダムアクセス
1380K IOPS1270K IOPS
消費電力(最大)24.0 W
消費電力(アイドル)3.8 W4.6 W
TBW
書き込み耐性
73000 TB146000 TB
MTBF
平均故障間隔
200万時間
保証5年
MSRP$ 940$ 1600
参考価格132500 円225600 円
GB単価331.3 円282.0 円

「Intel Optane SSD DC P5810X」シリーズは、インテルがデータセンター向けに出荷している企業向けNVMe SSDです。

従来モデルのOptane 905P(レビュー)から、シーケンシャル性能を最大およそ2.7倍、耐久性を10倍に高めた完全上位互換に位置します。

従来モデルの耐久評価は10 DWPDであり、TBWに換算すると17520 TBW(960 GB版)でした。今回のP5810Xでは10倍の100 DWPDまで跳ね上がり、TBW換算でなんと146000 TBW(800 GB版)に相当します。

Optane P5810XのDWPD比較

最新の232層3D TLC NANDを搭載したSSDですら、せいぜい1800 TBW(1 TB版)に過ぎず、P5810Xの耐久性は一般的なNVMe SSDの約80~240倍に換算できます。

データを実際に保管するハードウェアには、改良された第2世代Intel Optaneメモリを搭載します。第1世代と比較して記憶密度が少し改善されただけで、製造コストの問題はそのままです。

  • 232層 3D TLC NAND:15.03 Gb/mm2
  • 第2世代 Optaneメモリ:1.30 Gb/mm2(推計)
  • 第1世代 Optaneメモリ:1.06 Gb/mm2(推計)

現在もっとも進んでいるYMTC製232層3D TLC NANDと比較すると、約11.6倍も記憶密度に隔たりがあり、Optaneメモリの採算性は絶望的に悪いです。

大容量かつ高いスループットを実現するために大量のOptaneメモリが必要になり、ただでさえ高い製品価格を押し上げる要因に。

原価が高いと当然MSRPも法外な金額に仕上がります。インテルはOptane P5810Xを消費者向けに市販していないためMSRPは不明ですが、すでに市販されている先代モデル「P5800X」の価格を見ると・・・

  • 400 GB版:940ドル(約13.3万円)
  • 800 GB版:1600ドル(約22.6万円)

でした。NVMe SSDの急激な値下がりでGB単価が10円を下回る現在において、300円前後のGB単価はまさに「法外」と表現して差し支えないと思います。

しかし、筆者はそんな法外な単価のOptane P5810Xをなんとか手に入れています。結局、何に価値を感じてお金を払うかは個人それぞれの価値観に支配されます。

905P、983 ZET、KIOXIA CM6-Rなど有名なハイエンドSSDを数多く触ってきましたが、やはりOptane P5810Xの代替不可能な誘惑に打ち勝てず買ってしまいました(・・・さようなら13諭吉)

SSD500 GB1 TB2 TB
Optane SSD DC P5810X73000 TBW146000 TBW
Optane SSD 905P
Intel Optane 905P:レビュー
8970 TBW17940 TBW
Samsung 983 ZET
Samsung 983 ZET:レビュー
7440 TBW17520 TBW
HIKSEMI FUTURE SSD
HIKSEMI FUTURE SSD:レビュー
1800 TBW3600 TBW
SK Hynix Gold P31
SK Hynix Gold P31:レビュー
500 TBW750 TBW1200 TBW
WD_BLACK SN770
WD_BLACK SN770:レビュー
300 TBW600 TBW1200 TBW
KIOXIA EXCERIA PLUS G2
KIOXIA EXCERIA G2 PLUS:レビュー
200 TBW400 TBW800 TBW
KIOXIA EXCERIA G2
KIOXIA EXCERIA G2:レビュー
200 TBW400 TBW800 TBW
Crucial MX500
FireCuda 530:レビュー
180 TBW360 TBW700 TBW
FireCuda 530
FireCuda 530:レビュー
640 TBW1275 TBW2550 TBW
Samsung 980 PRO
980 PRO:レビュー
300 TBW600 TBW1200 TBW
WD Black SN850
SN850:レビュー
300 TBW600 TBW1200 TBW

P5810Xの耐久性能評価(TBW)は別次元。HIKSEMI FUTURE SSD(0.96 DWPD)の約104倍、Samsung 983 ZET(8.5 DWPD)の約12倍、Optane SSD 905P(10 DPWD)の約10倍です。

仮にゲーミングPCでシステムストレージとして使った場合、かなり過剰に見積もっても1日あたり平均50 GB程度の書き込みです。

73000 TBWを50 GB(0.050 TB)で割ると約750万日で、耐久値を使い切るのに約20380年もかかる計算に。おそらくOptaneメモリの寿命が尽きるより先に、SSDコントローラが経年劣化で故障する確率のほうが高いです。

やかもち
2万年だとOptaneメモリどころか人類そのものが消えてそう。

Optane SSD P5810Xの性能をベンチマーク

テスト環境を紹介

テスト環境
「ちもろぐ専用:SSDベンチ機」
CPURyzen 9 5950X16コア32スレッド
CPUクーラーNZXT X63280 mm簡易水冷クーラー
マザーボードASUS ROG STRIXX570-E GAMING
メモリDDR4-3200 16GB x2使用メモリ「G.Skill Trident Z C16」
グラフィックボードRTX 3070 8GB
SSDIntel Optane DC SSD P5810X 400GB
電源ユニット850 W(80+ Platnium)使用モデル「Corsair HX850i」
OSWindows 10 Pro 64bit検証時のバージョンは「1909」
ドライバNVIDIA 471.41
ディスプレイ3840 x 2160@144 Hz使用モデル「Innocn 32M2V

980 PROのレビュー以降、SSDをテストするベンチマーク機を更新しました。PCIe 4.0に対応するプラットフォーム「Ryzen 5000」と「AMD X570」をベースに、適当なパーツを組み合わせます。

CPUは16コア32スレッドの「Ryzen 9 5950X」です。16コア32スレッドの圧倒的なCPU性能があれば、最大7000 MB/s超のSSDが相手でもボトルネックになる可能性はほぼ皆無です。

マザーボードはASUS製「ROG STRIX X570-E GAMING」を採用。テスト対象のNVMe SSDをCPU直結レーンのM.2スロット、またはPCIeスロットに挿し込んで各ベンチマークを行います。

U.2端子(SFF-8639)からPCIe 4.0 x4に変換

今回のレビューでは、GLOTRENDS製のU.2 → PCIe 4.0 x4変換アダプターを使って接続しました。

SSDの冷却について

SSDを熱から保護するサーマルスロットリングによって性能に悪影響が出ないように、以下のような手段でテスト対象のSSDを冷却しながらベンチマークを行います。

  • マザーボード付属のヒートシンクを装着
  • ケースファンを使ってヒートシンクを冷やす

SSDを徹底的に冷やして、サーマルスロットリングがテスト結果に影響を与えないように対策しています。5分間の発熱テストのみ、ヒートシンクを外してケースファンも使いません。

Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(Crystal Disk Info)
  • インターフェース:NVM Express
  • 対応転送モード:PCIe 4.0 x4
  • 対応規格:NVM Express 1.4
  • 対応機能:S.M.A.R.T. / TRIM

「Intel Optane SSD DC P5810X(SSDPF21Q400GA)」の初期ステータスをCrystal Disk Infoでチェック。特に問題が見当たりません。

しいて言えば、対応規格がNVM Express 1.4にアップグレードされています。1世代前のP5800XではNVM Express 1.3dだったため、ファームウェアのアップデートで対応したようです。

Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(フォーマット時の空き容量)

フォーマット時の初期容量は「372 GB」でした。

Secure Eraseで512B or 4KBフォーマットし直すなど、特殊な設定は不要です。そのままU.2 → PCIe(M.2)に変換して接続するだけでWindows 10 / 11環境で使えます。

3時間のウォームアップについて

従来モデルのIntel Optane 905PおよびOptane SSD DC P4800Xでは、Intel公式の性能評価ガイドに「最低3時間の通電を推奨」とされています。

しかし、Intel公式ガイドを検索してもOptane SSD DC P5810X用の性能評価ガイドは見当たりません。

実際に3時間のオンオフ後で性能に変化が見られなかったため、おそらく第2世代Optaneメモリにおいて「ウォームアップ」は不要になった可能性が高いです。

Crystal Disk Mark 8

「Crystak Disk Mark 8」は、日本どころか世界で一番有名と言っても過言ではない、定番のSSDベンチマークソフトです。性能の変化をチェックするため、初期設定の「1 GiB」に加え、最大設定の「64 GiB」もテストします。

Crystal Disk Mark 8の結果※クリックで画像拡大します
Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(Crystal Disk Mark 8)Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(Crystal Disk Mark 8)
テストサイズ:1 GiB(MB/s)テストサイズ:64 GiB(MB/s)
Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(Crystal Disk Mark 8)Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(Crystal Disk Mark 8)
テストサイズ:1 GiB(レイテンシ)テストサイズ:64 GiB(レイテンシ)

ため息が出るほど圧巻の性能です。

シーケンシャル性能はノーコメントとして、ランダムアクセス性能(一番下の列)が別次元の性能です。一般的なNVMe SSDだと、せいぜい90 MB/sにとどまります。

古いWindows 10環境とランダムアクセスに特化したマザーボードを組み合わせても、NAND型SSDのランダムアクセス読み込みは良くても100 MB/s台です。

NAND型ではなくOptane型メモリを搭載するOptane SSD DC P5810Xであれば、100 MB/sをかんたんに飛び越えて300 MB/s台に入ります。よほどの技術革新が無い限り、今後3年はパフォーマンスリーダーでしょう。

HIKSEMI FUTURE NVMe SSD 2TB(Crystal Disk Mark 8で応答時間を比較)

体感性能や実用性能に影響が大きい、4KBランダムアクセスのレイテンシ(応答時間)の比較グラフです。

Optane SSD DC P5810Xは11.27 μsを記録し、一般的なNAND型のおよそ4倍です。3D SLC NANDを使った983 ZETに対しても約2.6倍で圧倒します。

HIKSEMI FUTURE NVMe SSD 2TB(Crystal Disk Mark 8で応答時間を比較)

書き込みレイテンシはNAND型SSDと大差なし。

ATTO Disk Benchmark

Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(ATTO Disk Benchmark)

ATTO Disk Benchmarkは、512 B~64 MB(合計21パターン)のテストサイズでスループットを測定し、SSDの性能が安定しているかどうかを視覚的に示してくれるベンチマークソフトです。

ベンチマーク結果からSSDの評価が非常に分かりにくいので、表計算ソフトを使ってグラフ化して他のSSDと比較します。

Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(ATTO Disk Benchmark)

読み込み速度は6900 MB/s前後でピークに達したあと、おおむね安定した性能を維持します。従来モデルのOptane 905Pから276%の性能アップです。

Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(ATTO Disk Benchmark)

書き込み速度は6000 MB/s前後で安定します。従来モデルのOptane 905Pから286%の性能アップです。

注意事項:ATTO Disk Benchmarkのテストは基本的にキャッシュ範囲内に収まる内容ゆえに、上記のテスト結果だけでは本当の性能をまったく判断できないので注意が必要です。

HD Tune Pro

HD Tune Proは有料のSSDベンチマークソフトです。SSDの容量全域に渡ってテストを実行して、SSDの性能変化(SLCキャッシュの有無や、キャッシュが剥がれた後の性能など)を手軽に調べられます。

HD Tune Proの結果※クリックで画像拡大します
Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(HD Tune Pro)
  • 読み込み速度:2388.1 MB/s
  • アクセスタイム:0.010 ms
Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(HD Tune Pro)
  • 書き込み速度:2342.0 MB/s
  • アクセスタイム:0.013 ms
Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(HD Tune Pro)
  • 読み込み速度:6612 MB/s
  • 書き込み速度:5915 MB/s
  • SLCキャッシュ:なし

HD Tune Proで注目するのは「書き込み速度の変化」です。

3枚目のファイルベンチマーク(250 GB分)を見ると、テストを開始してから終了するまで一貫して5900 MB/s前後の猛烈な書き込み性能を維持して見せます。

ごく普通のNAND型SSDであれば、SSDコントローラを用いて性能を偽装しているか、本当に250 GBを吸収できるほどの巨大なSLCキャッシュを展開している場合が多いです。

しかし、今回レビューしているOptane SSD DC P5810Xは “性能が変化しない性質” を持つため、HD Tune Proに出ている通りの数値です。

やかもち
基本的なベンチマークは以上です。次は実戦テストでOptane SSD DC P5810Xの実力を確かめます。

Optane SSD P5810Xを実運用で試す

ゲームのロード時間を比較

FF14:暁月のフィナーレ(ベンチマークモード)で、ゲームロード時間を測定します。ベンチマーク終了後に、ログファイルからロード時間を読み取ります。

Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(FF14のゲームロード時間)

Optane SSD DC P5810Xのロード時間はなんと「5.56 秒」、数多くのハイエンドNVMe SSDを打ち負かし、従来モデルの905Pを超えて1位です。

期待通りのゲームロード時間ですが、コストパフォーマンスはまったく褒められません。3位にいる「HIKSEMI FUTURE 2TB」はたった1.5万円で買える格安SSDです。

広大なSLCキャッシュを展開して、TLC NAND本来の性能をうまく隠すタイプのSSDにとって、FF14程度のゲームロードは容易く処理できるワークロードです。

なぜOptane SSDが一般市場から受け入れられず、実質的に撤退を余儀なくされてしまったのか、なんとなく雰囲気をつかめると思います。

やかもち
期待通りの性能だけど、欲を言うと「5秒台」を割ってほしいですね。

ファイルコピーの完了時間

Windows標準のコピペ機能と目視によるストップウォッチでは正確性に欠けるので、ファイルコピーに便利なフリーソフト「DiskBench」を使って、ファイルコピーに掛かった時間を計測します。

  • ゲームフォルダ(容量62 GB / 76892個)
  • 写真ファイル(容量113 GB / 6000枚)
  • 圧縮データ(容量128 GB / zip形式)

ファイルコピーに使う素材は以上の3つ。ファイルコピーの基準となるストレージは、PCIe 4.0対応かつ書き込み性能が高速なSamsung 980 PRO(1 TB)です。

Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(ファイルコピーに掛かった時間)
Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(ファイルコピーに掛かった時間)
Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(ファイルコピーに掛かった時間)

書き込み(980 PRO → Optane SSD DC P5810X)速度です。

ゲームフォルダの書き込みはソース側(980 PRO)が完全にボトルネックになってしまい、性能比較が成立しません。

写真フォルダとZipファイルの書き込みなら、ギリギリ性能比較になっているように見えますが参考程度です。

Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(ファイルコピーに掛かった時間)
Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(ファイルコピーに掛かった時間)
Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(ファイルコピーに掛かった時間)

次は読み込み(Optane SSD DC P5810X → 980 PRO)のコピペ時間です。

ゲームフォルダの読み出しはソース側(980 PRO)がボトルネックです。写真フォルダとZipファイルの読み出しではトップクラスの性能を見せますが、参考程度に見ましょう。

やかもち
コピペ基準に使っている980 PROが完全に時代遅れです。今後のSSDレビューでは「Optane SSD DC P5810X」をコピペ基準として運用します。

Premiere Pro:4K素材プレビュー

動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」で、1秒あたり448 MBの4K動画素材をプレビューします。Premiere Proのプレビューは、素材を配置しているストレージの性能に影響を受けやすく、SSDの性能が不足すると「コマ落ち」が発生しやすいです。

コマ落ちしたフレーム数はPremiere Proの標準機能「コマ落ちインジケータ」で3回測定して平均値を出し、動画素材の総フレーム数で割り算してドロップフレーム率を計算します。

Optane SSD DC P5810Xをベンチマーク(Premiere Pro 4Kプレビュー)

4Kプレビューのドロップフレーム率は約2.9%です。見事に、1桁台のドロップフレーム率を達成した最初のSSDになりました。

Optane SSD DC P5810Xは最強クラスの応答速度と、PCIe 4.0トップクラスのシーケンシャル性能を兼ね備えるため、Premiere Pro 4Kプレビューテストを完全に攻略します。

やかもち
3K動画素材(@251 MB/s)以下は、ドロップフレーム率「0%」で問題なし。比較グラフは省略します。

PCMark 10:SSDの実用性能

PCMark 10 Professional Editionの「Storage Test」を使って、SSDの実際の使用シーンにおける性能を測定します。

Storage Testには23種類のテストパターン(Trace)が収録されており、パターンごとの転送速度や応答時間を測定し、SSDの実用性能をスコア化します。

なお、SSDは空き容量によって性能が大きく変化する可能性があるため、空き容量100%だけでなく容量を80%埋めた場合(= 空き容量20%)のテストも行いました(※2回:約2時間)

Optane SSD DC P5810Xの実用性能(PCMark 10 ストレージスコア)
Optane SSD DC P5810Xの実用性能(PCMark 10 ストレージスコア)
Optane SSD DC P5810Xの実用性能(PCMark 10 ストレージスコア)

Optane SSD DC P5810Xのストレージスコアは「7817点(空き容量20%時)」です。空き容量100%でも7830点で、空き容量による性能低下が見られません

従来モデルのOptane 905Pから約1.5倍、超高コストな3D SLC NANDを使ったSamsung 983 ZETから約1.87倍もの性能アップを遂げています。

Optane SSD DC P5810Xの実用性能(PCMark 10 Adobeソフト)
Optane SSD DC P5810Xの実用性能(PCMark 10 ゲームロード時間)
Optane SSD DC P5810Xの実用性能(PCMark 10 ファイルコピー)
Optane SSD DC P5810Xの実用性能(PCMark 10 Microsoft Office)

PCMark 10ストレージテストの細かい内訳を確認します。

説明するまでもなく、Optane SSD DC P5810Xがすべての分野で最強のスコアを記録しています。従来モデルのOptane 905Pと比較して

  • Adobeスコア:約1.38倍
  • ゲームロードスコア:約1.38倍
  • ファイルコピースコア:約1.93倍
  • Microsoft Officeスコア:約1.26倍

平均で1.49倍の性能アップでした。

特にシーケンシャル性能が大幅に改善したおかげで、ファイルコピースコアの向上が大きいです。ほぼダブルスコアの性能アップです。

しかし、シーケンシャル性能に関しては今後登場するPCIe 5.0世代に打ち負かされる可能性があります。

シーケンシャル性能を高める方法はシンプルに、NANDメモリの高性能化と大容量化、そしてSSDコントローラのキャッシュ制御の改善です。

SRAM内蔵のクアッドコアコントローラや、300層超えの次世代TLC NANDあたりを4~8 TBほど投入すれば、シーケンシャル性能でOptane SSD DC P5810Xに勝てる可能性が高いです。

やかもち
参考までに、Optane SSD DC P5810XのSSDコントローラーは「シングルコア」です。第2世代Optaneメモリの性能があまりにも突出しているので、コントローラ側の性能を必要としません。
実用スコアの内訳
Full System Drive Benchmark
Adobe ScoreAdobe Acorbatの起動
Adobe After Effectsの起動
Adobe Illustratorの起動
Adobe Premiere Proの起動
Adobe Lightroomの起動
Adobe Photoshopの起動
Adobe After Effets
Adobe Illustrator
Adobe InDesign
Adobe Photoshop(重たい設定)
Adobe Photoshop(軽量設定)
Game ScoreBattlefield Vの起動(メインメニューまで)
Call of Duty Black Ops 4の起動(メインメニューまで)
Overwatchの起動(メインメニューまで)
Copy Score合計20 GBのISOファイルをコピー(書き込み)
ISOファイルを作成してコピー(読み込みと書き込み)
ISOファイルをコピー(読み込み)
合計2.37 GBのJPEGファイルをコピー(書き込み)
JPEGファイルを作成してコピー(読み込みと書き込み)
JPEGファイルをコピー(読み込み)
Office ScoreWindows 10の起動
Microsoft Excel
Microsoft PowerPoint

15分間の連続書き込みテスト

約1 MBのテストファイルを15分間に渡って、ただひたすら連続して書き込み続ける過酷な検証方法です。

一般向けに販売されているほとんどのSSDは、数分ほど連続して書き込むだけで「素の性能」を明らかにできます。SLCキャッシュの有無やサイズ、キャッシュが切れた後の性能低下などなど。

15分の連続書き込みテストによって、SSDのいろいろな挙動が判明します。

Optane SSD DC P5810Xの連続書き込み性能(15分)をテスト

従来モデルと持続性能に特化した競合製品と比較したグラフです。

Optane SSD DC P5810Xはテスト開始後に4550 MB/s前後を叩き出し、その後テストが終わる15分後までずっと4550 MB/s前後の性能を維持します。

Optane 905Pは平均2000 MB/sを15分ずっと維持、Samsung 983 ZETは平均2300 MB/sを15分ずっと維持しますが、Optane SSD DC P5810Xには到底勝てません。

FireCuda 530 2TBはNAND型SSDにしては異常なほど優秀です。TCG Opal 2.0など、一部のハードウェア暗号化機能をあえて捨てたからこそ実現できる性能ですが、そこまでやっても第2世代Optaneに届かないです。

Optane SSD DC P5810Xの連続書き込み性能(15分)をテスト

時間あたりの書き込み量を比較したグラフです。

15分間の書き込み量で比較すると、当然ながらOptane SSD DC P5810Xがトップ成績です。5分で約1.3 TB、10分で約2.7 TB、15分で約4 TBを書き込めました。

総容量のほぼ10倍に相当する書き込みサイズです。

やかもち
世にあふれるNAND型SSDと、そうではないOptane型やSLC NAND型の「違い」が分かりやすく出るテスト内容でした。Optaneなら常に同じ性能を維持できます。

SSDの動作温度をテスト

高負荷時のセンサー温度

Optane SSD DC P5810Xで表示される温度センサー

モニターソフト「HWiNFO」で表示できる温度センサーは1つだけです。

  • ドライブ温度:Optaneメモリの温度

おそらくOptaneメモリ側が表示されているはずです。データシートによると、温度が70℃に達するとサーマルスロットリングを発動し、デバイスを保護するとのこと。

Optane SSD DC P5810XのSSD温度をテスト(高負荷時)

ケースファンによるエアフローを一切与えない環境で、SSDが激しく発熱しやすい「連続書き込みテスト」を5分間実行しました。

Optaneメモリの発熱がなかなか大きいです。エアフローを与えず、負荷をかけたまま放置すると温度がぐんぐん上昇し続けます。

5分で60℃半ばだと、10分でサーマルスロットリングの目安になる70℃に到達するでしょう。

さすがデータセンター向けの製品です。適切なエアフローが用意されている前提の製品であり、一般家庭での運用はまったく想定されていません。

次はサーモグラフィーカメラを使って、実際の温度を確認します。

サーモグラフィーで表面温度を確認

Optane SSD DC P5810Xの表面温度(サーモグラフィー)

テスト開始から5分経過したあたりで、サーモグラフィーカメラを使って撮影。

  • SSDコントローラ:57 ~ 58
  • NANDメモリ(右):66 ~ 67
  • NANDメモリ(左):65 ~ 66℃

おおむね、HWiNFOに表示されるセンサー温度と一致します。

Optane SSD DC P5810Xの表面温度(サーモグラフィー)

SSDコントローラはU.2端子の付近にあるため、コントローラの発熱は大人しいです。筐体の右側にOptaneメモリがびっしりと配置され、そちらの表面温度は60℃超え・・・、素手で触ると熱いです。

長尾製作所 / 型番:SS-NM2SPCI-FSTY / PCIeスロットに固定するファンステー
Noctua / サイズ:80 mm(最大2200 rpm) / タイプ:PWM(4 pin)

ケースファンを近くに設置してエアフローを当てるなど、しっかりと冷やしましょう。

まとめ:おそらく今後3~5年は陳腐化しない性能

「Optane SSD DC P5810X」のデメリットと弱点

  • 恐ろしく高い価格設定(GB単価が300円)
  • 高負荷時の消費電力が高い
    ※電源ロガーで15~18 Wを測定
  • U.2変換アダプターが必要
  • 高負荷時の温度がやや高い

「Optane SSD DC P5810X」のメリットと強み

  • 最大7200 MB/sのシーケンシャル性能
  • 他の追随を許さない最強の実用性能
  • 空き容量による性能変化がない
  • 非常識なランダムアクセス速度
  • 最強のゲームロード時間
  • 人間の寿命が先にくる耐久性(100 DWPD)
  • 巨大なヒートシンクが付属(U.2筐体)
  • 5年保証(個人輸入は対象外)

Optane SSD DC P5810Xは、性能に関して何も不満がない最強の性能を発揮する数少ない(ほぼ唯一)のSSDです。

そしておそらく今後3~5年にわたって陳腐化しない性能です。PCパーツの世界で3~5年も陳腐化しない性能は非常に珍しいかもしれません※。

※ハイエンド電源ユニットは例外です。2018年に発売されたCorsair AX1600iなど、今でもトップクラスの性能に居続ける製品がいくつかあります。

5年前といえば、たしかRTX 2080 Tiが18万円でした。今では11万円台のRTX 4070 Tiにあっさり負けます。5年前のCPUならCore i9 9900Kでした。今では2万円のCore i5 12400Fと同等です。

・・・ではOptaneはどうでしょう。5年前といえば、そうIntel Optane 905Pです。シーケンシャル性能ではPCIe 4.0世代に敵いませんが、実用性能なら依然としてトップパフォーマンスの一角です。

Optane SSD DC P5810Xも3~5年後にシーケンシャル性能で陳腐化する可能性が高いですが、実用性能で劣る可能性はかなり低いと見積もっています。

ちもろぐの個人的な評価は「A+ランク」で決まりです。前世代から大幅に値上がりしたため、SSDレビュー初の「Sランク」を惜しくも逃します。

以上「Intel Optane SSD DC P5810Xレビュー:SSDオタク垂涎な世界最速のSSD」でした。

やかもち
前世代比およそ2倍の定価で、2~2.8倍のシーケンシャル性能、10倍の耐久性、約1.5倍の実用性能を得られます。コスパが悪いように見えて、意外と妥当かも?

Optane SSD P5810Xを入手する

筆者の知るかぎり、Optane SSD DC P5810Xを個人で買える場所は中国の大手通販タオバオのみ。

2023年4月時点のレートで、決済手数料や送料込で約13万円で400 GB版を入手できました。金額が大きいので、注文の途中で配送業者と届け先住所のやり取りが必要です。

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28 件のコメント

  • OSをOptaneの方に入れたときの起動時間が気になりますね。
    Windowsの起動時間はランダムアクセス依存らしいので超速くなりそう…

  • これ下手するとDRAMより容量単価が高いのが恐ろしいですね…
    今後DirectStorageに対応したアプリが増えればこうした超高性能なSSDも活きる思いますが、そうでなければこの高性能はWindowsの激重ファイルIOに足を引っ張られてしまうと思います

  • この圧倒的なランダム速度を見ると
    Gen5でシーケンシャルリード10000MB/s到達とか売りにしてるけど
    普段使いに関わるランダムリードを100MB/s突破してほしかったって思っちゃうわ

    • Gen 5試作品(Crucial T700など)のベンチマークを見る限り、10000 MB/s超えの数字はやはりマーケティング上のメリットしかなさそうです。
      一応PCMark 10 Full System Driveスコアは改善しているものの、シーケンシャルスコアで平均値を押し上げているだけで、OfficeスコアやAdobeスコアはほとんど改善していないようです。

  • 人類滅亡後でも体が虎柄でうさ耳の謎の生物は生き残っててほしい

    >2万年だとOptaneメモリどころか人類そのものが消えてそう。

  • 連続書き込みテストのグラフで速度が落ちないせいで980PROの表記に線が被っちゃってるの強者感あって好き

  • 業務用途以外では人類が死滅した後、次の知的生命体に人間の足跡を伝える、みたいなことを期待するしかないロマン枠なのに4070より評価が高いの面白すぎる

  • こういうロマンSSDは憧れます(いつか欲しい…)
    4090とかもそうですが、他に比較対象がないぶっ飛んだ性能だといくら高かろうが人によってはコスパがいいって判断になりますよね

  • 通常のSSDでRAID組んで読み出し速度とキャッシュ容量かさ増ししたものとの比較も見たくなってくる容量単価

  • 3D XPointメモリ(クロスポイントと読む)ですね。

    なぜランダムアクセスが高速なのかは、以下の動画を見ればなんとなくわかると思います。
    https://www.youtube.com/watch?v=Wgk4U4qVpNY

    こういう風に3D設計で容量を増やすアイディア自体は昔からあったわけですが、トランジスタを使って3D設計するのって、実は難しいのですね。理由はトランジスタが3端子で動作しているから電極も3つ必要になり、配線が複雑化してしまうと(この辺は知ってる人じゃないとわからないかもですけど)。

    で、IntelとMicronが開発したのは、2端子で動作するメモリセル(正確には記憶素子とセレクタ素子の組み合わせ)だったわけです。これによってNANDフラッシュとは違う動作のメモリが出来上がり、これを両社は「25年ぶりの革新的メモリ」と呼んだ。(余談ですが、このメモリについては一切の情報が企業秘密のまま。製造法も原理も材料も徹底的に秘密にされてます)

    NANDフラッシュのメモリアクセスは、トランジスタのスイッチを樹形図的に管理している感じだから(たとえば128層だったらそれぞれの層に対して1本ずつ、計128本の電極が突き刺さっていて、更にその層の内部で細かな制御が行われている感じ)、そりゃランダムアクセス性能が違うのは当然ですね。

    このメモリに対し、IntelとMicronが採った戦略の違いとかを調べていくと、なぜこれほど画期的なメモリがポシャったか、半導体産業が抱えているジレンマとは何かといったことがわかって面白いです。

    しかし、このオバケストレージに手を出されるとは・・・完全にロマン枠ですね。札束でぶん殴ってくる感じ、堪りません。いつかこの技術が別のところで活かされて、庶民の手に届くものとなることを祈ってます。

    長文失礼しました。誤記誤解がございましたら申し訳ありません。

  • Optane SSD DC P5810Xを使えば、原神はどれくらいロード早くなりますか?
    出来れば教えていただきたいです。

    • やっと時間が取れたので、原神のロードタイムを比較しました。

      SSDFireCuda 530 2TBOptane P5810X時間差
      初回ロード7.2 秒7.0 秒2.77%
      10.6 秒9.8 秒8.18%
      モンド → スメール5.5 秒4.5 秒18.08%
      スメール → 稲妻2.9 秒2.7 秒7.51%
      稲妻 → モンド3.5 秒3.4 秒3.70%
      平均値6.0 秒5.5 秒8.05%

      結果は・・・、FF14ベンチマークと同じく微々たる性能差です。一番効果が大きいのがスメールシティのロード時間で、なんと18%もロード時間を短縮できました。絶対値で見るとたった1秒の差です。

      稲妻やモンドのロード時間が縮小しづらいのは、いったん読み込んだエリアをキャッシュしている影響だと思われます。

      ロード時間を限りなく0秒に近づけるためには、ストレージ単体の性能改善だけでは限界ですね。PS5のように、ゲームロードに特化した設計や、VRAMからゲームロードができるらしい「RTX IO」などSSDの枠を超えた新技術に期待です。

        • ロード時間最速を狙うのは奥が深いです
          現状はintel環境かつRTX4090が有利です
          OSドライブはチップセット経由で設置し、ゲームドライブはCPU直結かつ帯域をGPUと共有してないマザーボードを選択します
          エンタープライズSSDではLinuxなどで4Knモードにフォーマットしなおす必要があります
          また、C-state無効、電源プランパフォーマンスにしないとCPUが省電力モードに入るためランダムが遅くなります
          上手くいけばwindows環境でもFF14で4秒を切ることができます。自分の環境だとそこまで投資できていないので5秒を切るのが関の山ですが

  • HDDやSSDとか最適なアロケーションユニットサイズ(クラスタサイズ、ブロックサイズ)検証してた人いてたな、元の海外の掲示板?は消えてるしソレを紹介してた記事しか残ってないけど、確かOptaneは8KB。まぁ言うほどかわら無いだろうけど本当に速くなるのかな。
    あと読み込み4KBランダムアクセスのレイテンシの比較グラフで気になったのですが11.27 μsと905pより遅いのでしょうか?

    • https://gigazine.net/news/20210607-reading-from-external-memory/
      これですね、私も影響されてサイズ8KiBにしました.数万、数十万の細かいファイルがNANDではまずない速さで一気に表示されるのは壮観です
      2018年で905pになりますがOptaneは他にも
      https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=190702&item_no=1&page_id=13&block_id=8
      低レイテンシSSDアクセス時におけるCPU消費電力の削減
      など興味深い報告が面白く、未来があると思います

      I/O レイテンシ最小化のためには最大クロックがいるけど,I/O 待ちの CPU 消費電力削減にはクロック最小化が必要.Optaneの I/O 待ち時間はわずか10 マイクロ秒,現存のCPUでは動作周波数の変更に数十マイクロ秒を要するので,仮に各I/O 待ち開始時にクロック低減させれば,その後のOS 処理を遅延させてしまう
      “DU-DVFSではデバイス使用率100%を維持できる範囲で動作周波数を低減する
      28 種類ワークロードの幾何平均(Gmean)で,
      最低周波数での実行により CPU消費電力が 60.1%削減される一方,性能は9.9%低下.
      これに対しDU-DVFSは CPU消費電力43.7%の削減し性能低下は 0.2%”
      とソフト側の模索も必要なんだ!とワクワクします
      レイテンシの低さがあまりにも強すぎてCPU側に無駄が出ているのは面白いw

      帯域はyacamochiさんが指摘している通り稼げそうですが
      最新世代CPUのクロック切り替え速さがどの程度なのか知らないので今どうなんでしょう?IntelやAMDの仕様書にそういうの見れるところってあります?

      報告ではLinuxでしたが真の性能を引き出すにはwindowsだと対応がMSがやるかどうかになりもどかしい……ユーザーランドでの実装と書いてあったのでwindowsでもやろうと思えば自分で出来る……?
      ゲーマーは素直にSteamOSか好みのディストリに手を加えて楽しんだほうが良さそうですね

    • Optane 905Pはフォントが見切れてて、実際は「14.19 us」です。一応、P5810Xは905Pより遅延が減っていますね。
      第13世代Intel CPUに直結させればもっと速くなりそうです(※400 MB/s超えが可能らしい)。

      • 昨年これの1つ前のモデルのP5800X 400GBをi5-12600無印(TB4.8GHz)でベンチを取ったところ、ランダム4kQD1T1リードが1度だけ453MB/s程度になりました。
        その時のレイテンシは9μs程度でした。
        PCIe1.1×1までリンク速度を低下させても、ランダム4kQD1T1リードは140MB/s程度までしか低下せず、依然としてOptane・XL-FLASH・Z-SSDを除く全てのNVMeSSDのフル帯域接続を超えたままでした。
        あまりにも圧倒的で目が眩みます。

        余談ですが、P5800Xの方が発熱がマイルドで、通常環境では使い勝手が良いです。
        アイドル時も900P 280GBより冷えています。

      • X670E CARBON WiFiを買おうかと思ってるんですが、
        22110接続のOptane 905P M.2 380GBを使う場合、
        CPU接続とチップセット接続だとやっぱり体感的な性能差現れますかね?

  • このSSDとはある意味対極に位置する4TBなどの大容量SSDはレビューしたりしないのでしょうか?
    4TB級で比較的信頼できそうなメーカーが出している一番安い4TBSSDがクルーシャルのP3シリーズ(1TB版をやかもち氏がレビュー済み)
    次いで安いのがトランセンドのTS4TMTE250Sなんですけどもdramレスでレビューもどこにもないので実に気になっています

  • たしかAMDのCPU技術で3D V-Cacheというものがありましたね。AMDから似たような製品って発表されたりする可能性はないんでしょうか?

  • Optane SSDの開発が終わってしまったのは残念ですね
    5800Xを使ってますが、24hr連続稼働用なのでロード時間とかあまり問題にならないですが、信頼性がダンチではないでしょうか

    RAMキャッシュ噛ませてあるので見かけのスピードはさらに物凄い(PCIe5.0 SSDの3倍ぐらい)

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