ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3レビュー:7.6万円でi7 12700搭載【12コア】

12コア20スレッドCPU「Core i7 12700」を搭載していながら、最小構成で約7.6万円の「Neo 50t Tower Gen 3」を購入してようやく届いたのでレビューします。

いわゆる低予算ゲーミングPCの強い味方になる可能性が濃厚です。

(公開:2022/4/26 | 更新:2022/4/26

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3のスペックと概要

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3(スペック)
ThinkCentre
Neo 50t Tower Gen 3
モデルパフォーマンスプレミアム
CPUCore i5 124006コア12スレッドCore i7 1270012コア20スレッド
クーラー小型CPUクーラー
グラボIntel UHD 730Intel UHD 770
メモリDDR4-3200 8GB x1DDR4-3200 8GB x2
SSD256 GB(NVMe)
HDDなし
ドライブスリムDVDドライブ
電源260 W(80+ Platinum)
無線LANなし
OSWindows 10 Home 64bit
保証1年間(引取修理保証)
参考価格67760 円税込 / 送料無料99770 円税込 / 送料無料
最小構成で57860~
62260 円
76670~
81070 円

2022年2月から「Thinkcentre Neo 50t Tower Gen 3」が発売されました。

パフォーマンスモデルではCPUに「Core i5 12400(レビューはこちら)」を、プレミアムモデルでは「Core i7 12700(レビューはこちら)」を標準で搭載しています。

Ryzen 5000シリーズを軽く上回る性能が大きな魅力で、ゲーミング用途との相性もよし。内蔵GPUのIntel UHDは普通な性能ですが、軽い写真編集や動画編集は行ける性能です。

もちろん、Tower Gen 3はスリムタワー型ケースなので、ロープロファイル対応の小型グラフィックボードを増設できます。GPU性能に不足を感じたらグラボを増設すると良いでしょう。

最小構成のカスタマイズについて解説

一番安い「最小構成」カスタマイズ
カスタマイズの具体的な内容メモリ:DDR4-3200 8GB-13200 円
光学ドライブ:なし-4400 円
キーボード:なし-2200 円
マウス:なし-1100 円
週末セールは無し
合計20900 円の値引き
標準価格:97570 円が
→ 76670 円に

価格が一番安くなる最小構成カスタマイズの内容です。メモリ容量を8 GBに減らして、光学ドライブを外し、付属品をすべて無しに変更すると約2.1万円の値引きに。

浮いた差額で、Amazonで容量32 GBのメモリや容量1 TBのSSDを買えるので、レノボでカスタマイズするよりずっと安いです。メモリとSSDの増設方法は後ほど解説します。

さらに安く購入するなら、楽天リーベイツを使ってポイント還元をからめてください。10%還元で実質6.9万円で買える場合もあります。

やかもち
Core i7 12700単体で4.5万円はかかるので、PC一式で7万円台は非常にコスパが良いです。

安くするために最小構成にしてしまったがために、「やっぱり追加しておけばよかった」となりやすい面倒なカスタマイズを紹介します。

  • ワイヤレスLAN / Bluetooth:インテルAC 9560(+3300 円)
  • または:インテルWi-Fi 6 AX200(+4400 円)

Wi-Fiカードをつけなかった場合、取り付けに必要なプラスチック製のブラケットが付属しません。部品単体の入手がかなり面倒くさいので、Wi-Fiが必要ならカスタマイズでつけましょう。

  • 310 W(+2200 円)
  • 380 W(+4400 円)

付属の電源ユニットは容量260 W(80 PLUS Gold)です。後からグラフィックボードを増設する予定だと不足する可能性があるので、容量380 W(80 PLUS Platinum)がおすすめ。

もっと大容量の電源が必要な方は、中国の通販からNeo 50t Tower Gen 3に対応した400~600 W小型電源を入手できます(→ Taobao.comで販売中)。現在の為替レートだと、600 Wモデルが送料込で約5160円です。

「Neo 50t Tower Gen 3」の梱包と付属品

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(梱包)
ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(梱包)

Lenovo公式通販で3月初旬に注文して、4月中旬に届きました。およそ6週間で予定された納期通りです。

梱包はガッチリしてます。段ボールの中にさらに外箱が入った二重箱梱包で、中身は分厚い発泡スチロール製の梱包材でハンバーグにされています。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(付属品)

主な付属品は電源ケーブルと、マニュアル(保証書)のみ。余計な付属品は何もありません。

「Neo 50t Tower Gen 3」のPCケースデザイン

コンパクトで軽量なペラペラケース

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(外観デザイン)

フロントパネルはプラスチック製、内側のフレームはスチール製です。側面(サイドパネル)は両方ともスチール製ですが、ペラペラ感があって剛性はイマイチに見えます。

ハイエンドなゲーミングPCによくある分厚い重量級グラボを搭載するには少々不安が残りますが、そもそもケースが小さくて大きいパーツは入らないので問題なし。

コンパクトで薄型なロープロファイルグラボや、トップフロー型のCPUクーラーに交換する分には十分な剛性が確保されています。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(外観デザイン)

ペラペラ感のあるサイドパネルです。右側のサイドパネルだけ、外気を取り込むための吸気口が空いています。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(外観デザイン)

フロントパネル(前面)は右下に吸気用のスリットが空いています。オフィスや大学のパソコン室に置いてそうな、ビジネスPCらしいデザイン性です。

リアパネル(背面)には、排気用の80 mmサイズケースファンが1つ取り付け済み。ゴムネジで固定されているので交換は容易です。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(外観デザイン)

トップ(天面)は特に何もないフラットなデザインで、物置スペースとして使えます。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(外観デザイン)

底面に吸気口なし。ホコリを吸い上げる心配はないですが、エアフローの効率も失われます。四隅についているゴム足は滑り止めの効果があります。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(M75q Tinyとサイズ比較)

ThinkCentre M75q Tiny Gen 2(レビューあり)」とサイズを比較してみた。さすがにスリムタワー型のNeo 50t Tower Gen 3の方がずっと大きいです。

もちろん、大きい分だけM75q Tiny Gen 2より圧倒的に拡張性に優れています。後からグラフィックボードや3.5インチHDDを増設できるのは、スリムタワー型のメリットです。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(24インチモニターとサイズ比較)

24インチのモニターを並べるとこんな感じ。「G-Tune HM」や「GALLERIA」と比較すると、だいぶコンパクトです。

インターフェイスの内容

フロントパネル(前面)
ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(インターフェイス)
  1. 電源ボタン
  2. マイク入力(3.5 mm)
  3. ヘッドホン出力(3.5 mm)
  4. USB 3.2 Gen 1 Type-C
  5. USB 3.2 Gen 1(2個)
  6. USB 3.2 Gen 2(2個)

フロントパネルのインターフェイスは必要十分な内容です。USB 3.2 Gen1 Type-Cが1つ、USB 3.2 Gen1が2つ、USB 3.2 Gen 2が2つの合計5ポートを備えます。

USBポートの性能

USBポートにポータブルSSDを挿し込み、転送速度をベンチマークした結果です。きちんと規格通りの性能が出ています。

リアパネル(背面)
ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(インターフェイス)
  1. ライン出力(3.5 mm)
  2. Display Port
  3. HDMI
  4. VGA
  5. シリアルポート
  6. USB 2.0(2個)
  7. LANポート
  8. USB 2.0(2個)

リアパネル(背面)のインターフェイスはやや少なめです。内蔵GPUから映像を出すために使うDisplay Port、HDMI、VGAポートがあります。

USBポートは2.0が4つあるのみで、USB 3.1以上は無し。

マウスとキーボードだけなら十分に足りますが、長く使っていると周辺機器も増えてきて将来的にUSBハブにお世話になる可能性が高いです。

TP-Link / ポート : USB 3.0 Type-A x7 / 充電ポート : x3(各1.5A)/ ACアダプタ : 12V x 2A / 備考 : 1年保証

「Neo 50t Tower Gen 3」の分解とパーツ増設

PCケースの開封方法

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(ケースを開けて中身を見る)

リアパネルにある2つのネジをドライバーで回して外し、サイドパネルを後ろへスライドすると開封できます。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(ケースを開けて中身を見る)

プラスチック製のフロントパネルはツメで引っ掛けて固定されています。ツメをつかんで引っ張るとかんたんに取れます。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(ケースを開けて中身を見る)

フロントパネル側に、サイドトレイを取り外すツメがあるはずです。指でつまんで引っ張ります。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(ケースを開けて中身を見る)

引っ張るとサイドトレイが取り外し可能です。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(ケースを開けて中身を見る)

フロントパネルとサイドトレイの取り外しに成功。ようやくPCケース内部へアクセスできます。

やかもち
フロントパネルとサイドトレイはネジを使わずに取り外し可能な「ツールレス設計」です。

3.5インチHDDと2.5インチSSDの増設

Neo 50t Tower Gen 3はサイドトレイに3.5インチHDDを1台、2.5インチSSDを1台まで増設できます。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(HDDとSSDを増設)

ただし、増設に必要な付属品のSATAケーブルと、SATA電源 → ミニ4ピン変換ケーブルは1台分だけです。2台増設するためには、Amazonなどで別に購入する必要があります。

COMeap / 規格 : Mini ATX 4 pin → SATA Power x2 / 長さ : 46 cm(間隔 : 20.5 cm)/ 備考 : Lenovo系BTOで使用
AINEX / SATA 3.0対応 / 長さ : 30cm / ソフトケーブル仕様
ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(HDDとSSDを増設)

では実際に3.5インチHDDを増設します。サイドトレイの3.5インチベイに、HDDを横からスライドするように入れ込みます。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(HDDとSSDを増設)

固定用のネジは付属しないので、「インチねじ」を4本使ってHDDをサイドトレイに固定します。今回は「親和産業 振動吸収ワッシャー付きインチねじ(FS-NEJI-02)」を使いました。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(HDDとSSDを増設)

反対側からHDDをネジ止めします。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(HDDとSSDを増設)

2.5インチSSDは、サイドトレイの2.5インチベイにはめ込み、3箇所を「ミリネジ」を使って固定するだけです。

AINEX / 規格 : M3x4 mm / ネジ頭 : 0.6 mm / 内容量 : 10個 / 備考 : SSDまたはHDDをマウントベイに固定するのに必要
ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(HDDとSSDを増設)

HDDとSSDをサイドトレイに固定し終えたら、SATAケーブルとSATA電源 → ミニ4ピン変換ケーブルを挿し込みます。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(HDDとSSDを増設)

SATAケーブルはマザーボード上のSATAコネクタ(L字型)に挿し込みます。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(HDDとSSDを増設)

SATA電源 → ミニ4ピン変換ケーブルは、マザーボード上にある小さい四角形コネクタに挿し込みます。正しい向きがあるので注意してください。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(HDDとSSDを増設)

あとは取り外したサイドトレイをもとに戻せば、HDDとSSDの増設が完了です。

メモリの増設

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(メモリを増設)

Neo 50t Tower Gen 3のメモリスロットは2本です。8 GBに減らしてカスタマイズした場合、メモリスロットの空きはあと1本です。

容量16 GBに増設するなら8 GBをあと1本足すだけ、容量32 GBや64 GBに増設する場合は、メモリをまるごと交換します。

Micron / 種類 : デスクトップ用 / 規格 : DDR4-3200 / CL : 22-22-22 / ランク : 2-Rank / 容量 : 16 GB / 枚数 : 2枚 / チップ : Micron / 保証 : 永久保証

今回はシンプルに容量8 GBのDDR4-3200(JEDEC準拠)のメモリを増設します。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(メモリを増設)

メモリスロットの留め具(ラッチ)を指で押して解除します。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(メモリを増設)

増設用のメモリを挿し込み、左右を指でしっかり押し込んでください。左右の留め具(ラッチ)が「カチッ」と鳴るまで挿し込んだら増設完了です。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(メモリを増設)

パソコンを起動してメモリ容量を確認すると、容量が16 GBに増えています。速度もちゃんと「3200 MHz」で認識されています。

グラフィックボードの増設

Neo 50t Tower Gen 3には、PCIe 4.0 x16スロットが1本あるのでグラフィックボードを増設できます。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(グラフィックボードを増設)

しかし、スリムタワー型ケースに入り切るサイズ感のグラフィックボードは非常に限られます。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(グラフィックボードを増設)

横幅が広いとサイドトレイと干渉・・・。

ぼくはグラフィックボードを多数所有していますが、Neo 50t Tower Gen 3に入り切るグラボはほとんどなかったです。

  • 占有スロット:2スロットまで
  • 全長:170 mmまで
  • 横幅:125 mmまで

上記のサイズ以内のグラボなら入り切ります。小型PCを前提に設計されている、ロープロファイル対応のグラボも確実です。

ZOTAC / ブーストクロック : 1620 MHz / ファン : シングル内排気 / 厚み : 2スロット(38.8 mm) / TDP : 75 W(補助電源なし)
玄人志向 / ブーストクロック : 2321 MHz / ファン : シングル内排気 / 厚み : 1スロット(18 mm) / TDP : 53 W(補助電源なし)
玄人志向 / ブーストクロック : 2815 MHz / ファン : シングル内排気 / 厚み : 2スロット(36 mm) / TDP : 107 W(補助電源:6 pin)

1~2スロット占有、全長170 mm未満、横幅125 mm未満のグラフィックボードをまとめました。

性能と利便性が必要な方は「GTX 1650」がおすすめ。設定次第でほとんどの3Dゲームをプレイできる性能に、高画質なハードウェアエンコード「NVEnc」機能が付いてきます。

ゲーム性能だけを重視するなら「RX 6500 XT」を推奨。GTX 1650の約1.2倍の性能です。補助電源が6ピン必要ですが、電源容量を380 Wにカスタマイズしておけば問題なく増設できます。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(グラフィックボードを増設)

では、グラフィックボードを増設する手順を解説します。拡張スロットを固定する留め具を引っ張って外してください。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(グラフィックボードを増設)

一番上の拡張スロットカバーを外します。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(グラフィックボードを増設)

PCIe 4.0 x16スロットにグラフィックボードを挿し込み、留め具をもとに戻して固定して完了です。

グラフィックボードはうまく認識されない(例:画面が真っ暗になって何も表示されないなど)場合は、いったんグラボを取り外して、内蔵GPUから画面を出してください。

パソコンを起動してすぐにF1キーを連打して、UEFIの設定画面を開きます。「Devices」から「Video Setup」に進み、「Select Active Video」を「PEG」モードに変更します。

  • Auto:どちらかといえばグラフィックボードを優先
  • IGD:内蔵グラフィックスを優先
  • PEG:グラフィックボードを優先

「PEG」に変更してもグラフィックボードから画面が出ない場合は、グラボやモニターの故障、あるいはSSDとグラボの相性などが考えられます。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(パーツ増設完了)

Neo 50t Tower Gen 3のセルフ増設の基本的な解説は以上です。ケースが大きい分だけ、M75q Tiny Gen 2よりパーツ増設の自由度が大幅に高いです。

マザーボードの拡張性

マザーボードの拡張性
ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(マザーボードの拡張性)
  1. PCIe 4.0 x16スロット
  2. PCIe 3.0 x1スロット
  3. PCIe 3.0 x1スロット
  4. SATAポート(3個)
  5. Wi-Fiカードスロット
  6. M.2スロット(使用済み)

Lenovoオリジナル規格のIntel B660マザーボードを搭載。拡張性は少なめです。

グラフィックボードを1台、キャプチャボードやサウンドカードは1~2枚(グラボの厚みで使えるスロットが変わります)まで増設できます。

SATAポートは3個あります。3.5インチHDD、2.5インチSSD、光学ドライブを搭載する前提でSATAポートは3個で設計されているのでしょう。

M.2 SSD(NVMe SSD)の交換

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(マザーボードの拡張性)

M.2 SSD用のスロットはこの1箇所だけです。M.2 SSDの容量を増やすには、リカバリーメディアを作成して新しいSSDに引っ越す必要があります。

または、新しいSSDを挿し込んでそのままWindows 11をインストールしてもいいです。実際にWindows 11を新規インストールすると、なぜかOEM版ライセンスが自動的に有効化され、すぐに使える状態でした。

ドライバや付属ソフトは入っていないので、必要であればサポートページからドライバをダウンロードして自分でインストールする必要はあります。

初心者もち
なんか面倒くさいな、もとラクにM.2 SSDを増やしたいです。
ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(M.2 SSDを増設)
GLOTRENDS / PCIe 2.0~4.0 x1 → M.2スロット(Key.M)に変換

PCIe x1スロットをM.2スロットに変換するカードを使えば、M.2 SSD(NVMe SSD)をかんたんに増設できます。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(M.2 SSDを増設)

NVMe SSDを取り付けた変換カードを、PCIe 3.0 x1スロットに挿し込むだけです。

PCIe 3.0 x1スロットなので性能は900 MB/s手前で頭打ちです。「WD Blue SN570」など、そこそこの性能のNVMe SSDを増設するとオーバースペックになりにくいです。

搭載PCパーツをチェック

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(CPUクーラー)

CPUクーラーはトップフロー型の小型クーラーです。Core i7 12700(無印)を適切に冷やせるかどうか、後ほど確認します。

ケースファンも同じく80 mmサイズです。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(電源ユニット)

電源ユニットは「AcBel PCK014」を搭載。容量380 W(80 PLUS Platinum認証)の小型電源ユニットです。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(電源ユニット)

マザーボードの給電コネクタは「10ピン」です。5Vと3.3Vを必要としない「ATX12VO」規格のように見えます。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(電源ユニット)

グラフィックボード用の補助電源コネクタは「6ピン」です。RX 6500 XTやGTX 1650 Superまでなら問題なく増設できます。

「Neo 50t Tower Gen 3」のゲーム性能を検証

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(パーツ増設完了)
  • CPU:Core i7 12700(12コア20スレッド)
  • メモリ:DDR4-3200 8 GB x2(合計16 GB)
  • グラボ:GTX 1650(GDDR5 4 GB版)

自分でパーツを増設した「Neo 50t Tower Gen 3」のゲーミング性能を実際に検証します。

追加したパーツはメモリを8 GB(合計で16 GB)と、GTX 1650(GDDR5 4 GB版)の2つです。かかった費用はざっくり3.1~3.5万円くらいですので、本体と合わせて10.7~11.1万円です。

同じスペックのゲーミングPC(i7 12700 + GTX 1650)だと、安くても15万円以上かかるため、費用対効果の良さは圧倒的です。

定番ベンチマークで性能チェック

定番ベンチマーク
「3DMark」
設定スコア画像
FireStrike
フルHDゲーミング向け
9121
TimeSpy
かなり重たいゲーム向け
3368

ゲーム性能をチェックする定番ベンチマークソフト「3DMark」でざっくり性能をスコア化します。

フルHDゲーム向けの「FireStrike」は約9120点で、設定を落としたフルHDゲーミングなら割りとプレイできます。重量級ゲーム向けの「TimeSpy」は約3370点、高画質なゲームは厳しいです。

「FireStrike」のスコアで他のグラフィックボードを比較してみた。GTX 1650は高性能な内蔵GPU(Radeon Vega 7)の約2~3倍の性能です。

VRベンチマーク
「VRMark」
設定スコア画像
Orange Room
ライトなVRゲーム向け
5388
平均117 fps
Cyan Room
重量級のVRゲーム向け
3372
平均74 fps
Blue Room
5K解像度VRゲーム向け
1044
平均23 fps

VRゲームの性能をチェックする「VRMark」の結果です。

ライトなVRゲーム向けの「Orange Room」テストでは平均117 fps、それなりの動作です。5K解像度の超重量級VRゲーム向けの「Blue Room」は平均23 fpsにとどまり、重たいVRゲームは難しいです。

定番ベンチマーク
「FF14:暁月のフィナーレ」
設定スコア画像
1920 x 1080
最高品質
9441
平均65 fps
1920 x 1080
標準品質
18015
平均132 fps

「FF14:暁月のフィナーレ」を最高品質でテストした結果、スコアは9441点(平均65 fps)、標準品質で18015点(平均132 fps)でした。FF14は快適なプレイができます。

【フルHD】実際にゲームを動かしてみる

Apex Legends
射撃訓練場でテスト
フルHD(中設定)平均67 fps
フルHD(最高設定)平均56 fps

Apex Legendsは最高設定で平均56 fps、中設定で平均67 fpsでプレイできます。

フォートナイト
クリエイティブ(重量級)でテスト
フルHD(中設定)平均77 fps
フルHD(最高設定)平均36 fps

フォートナイトは最高設定で平均36 fps、中設定なら平均77 fpsで動作します。

Escape from Tarkov
マップ「WOODS」でテスト
フルHD(中設定)平均64 fps
フルHD(最高設定)平均41 fps

タルコフは最高設定で平均41 fps、中設定なら平均64 fpsでプレイ可能でした。「WOODS」以外の負荷が軽いマップなら、平均60 fps以上は余裕です。

VALORANT
トレーニングマップでテスト
VALORANTのベンチマーク結果
フルHD(最高設定)平均175 fps
WQHD(最高設定)平均108 fps
4K(最高設定)平均52 fps

VALORANTOは最高設定で平均175 fps、ゲーミングモニターを使えるほどの快適な動作です。

Dead by Daylight
マップ「バダム幼稚園II」でテスト
フルHD(MEDIUM)平均80 fps
フルHD(最高設定)平均63 fps

Dead by DaylightはフルHD(最高設定)で平均63 fps、MEDIUM設定だと平均80 fpsです(※ゲーム側の上限値が120 fps)。

サイバーパンク2077
ベンチマークモード
フルHD(中設定)平均39 fps
フルHD(ウルトラ)平均24 fps

サイバーパンク2077(ウルトラ)はフルHDで平均24 fps、中設定に妥協しても平均39 fpsとやや厳しい動作。

Forza Horizon 5
ベンチマークモードでテスト
フルHD(中設定)平均42 fps
フルHD(最高設定)平均23 fps

Forza Horizon 5は最高設定で平均23 fps、中設定だと平均42 fpsでプレイできます。

Microsoft Flight Simulator 2020
国会議事堂から成田空港でテスト
フルHD(MEDIUM)平均38 fps
フルHD(ULTRA)平均22 fps

Flight Simulator 2020は最高設定(ULTRA)で平均22 fps、MEDIUM設定は平均38 fpsでフライト完了。

ELDEN RING
マップ「リムグレイブ」でテスト
ELDEN RINGのベンチマーク結果
フルHD(中設定)平均46 fps
フルHD(最高設定)平均42 fps

ELDEN RINGは最高設定で平均42 fps、中設定で平均42 fpsでした。平均60 fpsには届かないですが、慣れれば普通にプレイできます。

モンスターハンターワールド
マップ「古代樹の森」でテスト
フルHD(中設定)平均58 fps
フルHD(最高設定)平均38 fps

モンスターハンターワールドは最高設定で平均38 fps、中設定で平均58 fpsでした。なお、最新作のモンハンライズはワールドより約2倍も動作が軽いので余裕で動きます。

原神(Genshin Impact)
マップ「璃月」でテスト
フルHD(最高設定)平均60 fps

原神は最高設定(精度1.5)で平均60 fpsです(※原神はゲーム側で60 fpsに上限がかかっています)

マインクラフト(Java 1.18.1)
建築多めのテストマップでテスト
SEUSシェーダーOptifineのみ
平均53 fps平均242 fps

マインクラフト(Java版 / ver 1.18.1 / 描画距離16チャンク)は、Optifineだけを入れた状態で平均242 fps、SEUSシェーダーを入れると平均53 fpsとそこそこ快適な動作です。

やかもち
「GTX 1650」はライトゲームなら十分に快適ですが、重たいゲームはやや似が重たいです。

「Neo 50t Tower Gen 3」のクリエイティブ性能

レンダリング / 動画エンコード

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3のCPU性能を比較

CPUの定番ベンチマーク「Cinebench R23」の比較です。

12コア20スレッド「Core i7 12700」の性能はかなりパワフルで、Core i9 10900KやRyzen 7 5800Xをやや上回ります。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3のCPU性能を比較

サクサクとした体感性能に影響が大きいシングルスレッド性能の比較です。「Core i7 12700」のシングルスレッド性能は現行トップクラスに位置します。

ベンチマーク結果画像※クリックで画像拡大します
Cinebench R15シングルスレッド性能274 cbとても速い
Cinebench R15マルチスレッド性能2882 cbやや速い
Cinebench R23シングルスレッド性能1907 cbとても速い
Cinebench R23マルチスレッド性能18481 cbやや速い
Blenderレンダリング時間238.42普通

レンダリング系のベンチマーク結果まとめです。


ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3のCPU性能を比較

動画エンコードは無料ソフト「Handbrake 1.42」を使って検証します。容量が約1 GBのフルHDアニメを「Fast 480p30(x264)」「Fast 1080p30(x264)」プリセットでエンコード。

動画エンコード性能だと、若干性能が下がりますが1~2世代前のCore i7を上回る性能です。

ちなみに性能が下がってしまった理由は、消費電力に制限がかかる仕様の影響です。最初だけ125 Wで動作し、時間が経過すると85~70 W前後まで消費電力が下がります。

ベンチマーク結果画像※クリックで画像拡大します
Fast 480p30軽い動画エンコード平均154.2 fps
Fast 1080p30重たい動画エンコード平均95.3 fps

動画エンコードの結果まとめです。

やかもち
普通の6コア12スレッドらしい、かなり平均的な性能です。それでもゲームするなら十分な性能です。

オフィスワーク

Microsoft Officeのベンチマーク
Edge12639
Word9019
Excel28751
PowerPoint12044
総合スコア14095

PCMark 10 Pro版を使って、オフィスワークの代表例「Microsoft Office」の処理速度をチェック。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3の結果は「14095点」です。PCMark 10公式の目安である4500点を大幅に超えているため、オフィスワーク性能は十分すぎます。

PCMark 10
Video Conference(ビデオ会議)
PCMark 10でビデオチャットの性能をテスト
総合スコア74985000点以上ならOK
ビデオチャットの快適度29.9 /30.00 fps

PCMark 10の「Video Conference(ビデオ会議)」モードを使って、ビデオチャットの快適さをテストしました。

結果は7498点で、5000点以上を余裕でクリア。複数人とビデオチャットを同時に行った場合の、映像のスムーズさ(フレームレート)はほぼ30 fpsで、上限の30 fpsに迫ります。ビデオ通話も余裕です。

写真編集

ガレリアZGを実機レビュー(写真)

写真編集は「Photoshop CC」で処理速度をテスト。Puget Systems社が配布しているベンチマーク用のバッチファイル※を使い、実際にPhotoshopを動かして性能をスコア化します。

Adobe Photoshop
ベンチマーク
総合スコア1271/1000
一般処理のスコア108.6
フィルタ系のスコア136.9
Photomergeのスコア144.5
GPUスコア136.4

G-TuneのPhotoshopスコアは「1271点」です。1000点満点を軽く超えるスコアで、Photoshopの基本的なタスクをサクサクとこなせます。

ただし、扱う写真のサイズによってはメモリ容量が不足する場合はあります。

「Neo 50t Tower Gen 3」のストレージ性能

ストレージ詳細ベンチマーク
SSDThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(SSDの詳細と性能)ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3をレビュー(SSDの詳細と性能)

「ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3」には容量256 GBのNVMe SSDが標準で入っています。SSDの型番は「KBG5AZNV256G LA KIOXIA」、キオクシア(旧東芝メモリ)がOEM向けに製造しているSSDです。

ベンチマーク結果を見ると読み込みが約3380 MB/s、書き込みが約1980 MB/sでSATA SSDより4~6倍は高速なNVMe SSDです。

ランダムアクセス(4K Q1T1)性能もそこそこ高速で、普段使いからゲーミングまで快適に使えるNVMe SSDです。

「Neo 50t Tower Gen 3」の温度と騒音

PCパーツの表面温度をチェック

3DMark FireStrikeのストレステストモード(30分間)で負荷をかけて、28分ほど経過したあたりでケース内部のパーツ温度をサーモグラフィーカメラで撮影します。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3のパーツの温度

CPU周辺は58~60℃で思ったより温度が低く、安定した動作です。

CPUクーラーがマザーボードに向かって風を吹き付けるタイプ(= トップフロー型)なおかげで、CPU周辺のVRM回路が意外と冷えています。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3のパーツの温度

電源ユニット内部の温度はもっとも温度が高い部分でおよそ46℃程度です。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3のパーツの温度

違う角度から確認しても、電源ユニットの内部温度は50℃以下に抑えられています。

やかもち
GTX 1650は発熱量が少ないので、ケース内部で温度がこもりにくいです。

動作温度をチェック

CPU温度をテスト
(気温:24.5℃)
ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3のCPU温度
レンダリング中
(Cinebench R23)
ゲームプレイ中
(FF14:暁月のフィナーレ)
最大:88℃
平均:64℃
最大:73℃
平均:59℃

ベンチマーク中のCPU温度は平均64℃(最大88℃)で、ゲームプレイ中だと平均59℃(最大73℃)でした。

特に問題がない・・・、ように見えてCPUの温度変化が激しいです。ベンチマーク開始直後に90℃近くまで温度が上昇し、その後すぐに64℃前後に下がっています。

CPU温度と動作クロック
(気温:24.5℃)
ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3のCPU温度
CPU温度
(Cinebench R23)
クロック周波数
(Cinebench R23)
最大:88℃
平均:64℃
最大:4928 MHz
平均:2807 MHz

原因はNeo 50t Tower Gen 3のパワーリミット設定です。

ベンチマークを開始した直後は「125 W」、30~50秒ほど経過すると「85 W」まで下がり、最終的に「70 W」くらいの消費電力に抑えられます。

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3の消費電力
  • PL2(短期間の電力制限値):126 W
  • PL2終了の条件:56秒 または 90℃(※特定できず)
  • PL1(PL2終了後の制限値):93~67 W

ぼくが購入したNeo 50t Tower Gen 3の電力制限値は以上のように設定されています。なお、UEFI設定画面から変更はできません。

なんとなくCPUの温度がトリガーになっているように見えるので、暇があればCPUクーラーを交換してPL2の持続時間を伸ばせるかどうか検証する予定です。

CPUの温度は基本的に消費電力の多さに比例しているため、消費電力が下がればCPUの温度も下がる寸法です。

グラフィックボードの温度をテスト
(気温:24.5℃)
ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3のグラフィックボードの温度
ゲームプレイ中
(FF14:暁月のフィナーレ)
最大:72℃
平均:64℃

FF14ベンチマーク中のグラボの温度は平均64℃(最大72℃)です。長時間プレイしつづけると71~72℃前後に落ち着きます。

Neo 50t Tower Gen 3に入り切るほどの、小型設計のグラボは冷却性能に限りがあります。

静音性能を騒音計で検証

動作音(騒音)をテスト
(本体から50 cmの距離で測定)
ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3の動作音(騒音)を測定
シャットダウン
(電源オフ時)
インターネット
(Youtubeを表示)
ゲームプレイ中
(FF14:暁月ベンチ)
31.2 dB33.0 dB41.1 dB

校正済みのデジタル騒音メーターを使って「Neo 50t Tower Gen 3」の動作音(騒音レベル)を、シーン別に測定しました。それぞれの結果は中央値です。

動作音の比較(ゲーム中)

  • M75s Small Gen2
    32.7 dB
  • Legion T550i
    36.9 dB
  • M75q-1 Tiny
    37.1 dB
  • IdeaCentre T540 G
    38.0 dB
  • G-Tune HM
    38.0 dB
  • G-Tune PM
    38.1 dB
  • ガレリアRM5R
    38.6 dB
  • M75q Tiny Gen2
    38.8 dB
  • Neo 50t Tower Gen 3
    41.1 dB
  • ガレリアZA9R
    43.0 dB
  • G-GEAR by MSI
    43.3 dB
  • M75q Tiny Gen2
    44.8 dB
  • LEVEL M-Class
    44.8 dB
  • ガレリアRJ5
    45.0 dB
  • Legion Y540
    49.9 dB
騒音値(dBA)評価目安
30 ~ 32.49極めて静か耳を近づければ聞こえるレベル
32.5 ~ 34.9静かファンが回っているのが分かる
35 ~ 39.9やや静か扇風機を「小」で回したくらい
40 ~ 42.49普通エアコンよりは静かな音
42.5 ~ 44.99やや騒音エアコンの動作音に近い
45 ~ 50騒がしい扇風機を「中~大」で回した音
50 ~うるさい・・・換気扇を全力で回した音

オフィスソフトを使ったり、インターネットでYoutubeを見るくらいなら、ファンはゆるりと回るだけで「静か」な動作音です。

ゲームプレイ中はグラフィックボードのファンが回り始めて動作音がじわじわ上昇し続け、騒音値が41 dB前後(ピーク時は43 dB近い)に達します。

40 dB台の騒音値は「普通」に分類されます。少なくとも「静か」ではないです。

もし、静音性にこだわるなら静かなグラフィックボードを増設したり、付属のCPUクーラーを交換する必要があります。

「Neo 50t Tower Gen 3」レビューまとめ

ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3(レビュー評価まとめ)
ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3
PROSメリットと強み
  • スリムタワー型の割に拡張性あり
  • メンテナンス性がいい
  • 冷却性能に問題なし
  • オフィスワークから軽いゲームまでOK
  • 写真編集や動画編集もこなせる性能
  • パーツの増設・交換自体は保証に影響なし
  • 自分でカスタマイズする楽しみ
  • 自作PCよりコスパがいい
CONSデメリットと弱み
  • カスタマイズが割高(※自分でやる前提)
  • 納期がとても遅い(2~6週間)
  • CPUの消費電力に制限あり?
  • 動作音は静かとはいえない
  • グラボの増設はサイズに要注意
CONCLUSIONNeo 50t Tower Gen 3 / レビューまとめ

Lenovoのビジネス向けパソコンは相変わらずコスパが良すぎです。

Core i7 12700(12コア20スレッド)搭載BTOパソコンの中でトップクラスに安いうえに、ある程度の拡張性も確保されています。

残念ながらCore i7 12700には消費電力制限がかかっているものの、それでもRyzen 7 5800Xに匹敵する性能を出せていますし、体感動作に影響するシングルスレッド性能は現行最速クラスです。

サックサクの体感動作に、優れたゲーミング性能が付いてきます。

あとはNeo 50t Tower Gen 3に入り切るサイズ(170 x 125 mm x 2スロット未満)のグラボを増設すれば、お手軽に低予算ゲーミングPCの完成です。

内部スペースの狭さと電源ユニット容量の都合で、搭載できるグラボはRX 6500 XT(またはGTX 1650 Super)が限界ですが、低予算ゲーミングPCには十分な性能です。

たとえばGTX 1650なら、VALORANTで平均100 fpsは普通に行けますし、原神で平均60 fpsも可能です。たいていのライトゲームは快適にプレイできると考えて問題ないでしょう。

というわけで、コスパよく高性能なテレワーク用パソコンや、ライトゲーム用のゲーミングPC(グラボを入れる前提)が欲しい方に強くおすすめします。

もちろん、自腹で買った筆者自身もかなり楽しめました。

 

以上「ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 3レビュー:7.6万円でi7 12700搭載【12コア】」でした。

やかもち
ちもろぐの個人的な評価は「Sランク」です。あえてケチを付けるなら・・・レノボ特有の不安定な納期・・・ですね。
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11 件のコメント

    • コメントありがとうございます。
      スマホとパソコンで表示するスペック表を分けていて、PCで開くとスペック表が「Ryzen」ですね….修正します。

  • 「ランダムアクセス(4K Q1T1)性能もそこそこ高速で」とありますが、
    2022年の今となっては早くもなく、NVNeとして最低限これくらい欲しいよね、という程度の数値ではないですか?

    • そこそこな方だと思いますよ。
      WD Blue SN570 1TBがRead:57 MB/s、Write:120 MB/sとかだったので、Neo 50tのR:52 MB/s、W:248 MB/sはけっこう速いように見えます。こちらは容量256 GBしか無いですしね・・・。
      もちろん、ハイエンドSSD(FireCuda 530やWD Black SN850など)と比較すると、突出して速いと言えるわけではありませんが。

  • 小さいながらもプラチナ電源入れるんですねー
    メーカー製パソコンだとケースと一体になってたりするんですがその辺はどうなんでしょうか?

    • カスタマイズで大容量を選ぶと80 PLUS Platinum電源になります。
      Neo 50t Tower Gen 3の電源ユニットは一体型じゃないので、交換可能です。

      ケース一体型電源はどうなんだろう・・・、ディスプレイ一体型PCとかだと内蔵されてるかもしれません。

      • 会社で使ってた古いHPのスリムタワーの電源が火を吹いたんで中を開けたら電源がケースと一体型だったんですよね
        電源だけ交換して延命するか、って思ってたのがまるまる買い替えに……

  • 更新お疲れ様です。PC初心者なのでわかりやすくて勉強になります。
    PCを購入してカスタマイズした後、元のパーツは使い道などあるんでしょうか?売ってしまってお金にするのが1番•́ω•̀)?

    • 取り外した元のパーツは、保証期間中は一応手元に置いておきます。万が一保証を使う必要が出たときに、元の構成に戻す必要があるので。

      保証を気にしない(または保証切れ後)場合はフリマアプリなどで売ってしまっていいと思います。

  • 私もこれを注文しました。
    まだ届いてないのですがグラボを増設しようと考えています。
    電源は380Wをえらんでいるのですが電源ユニットを替えて8pinのグラボさしたいな〜、とか…むりかな

    • 3050のシングルファンモデルとかならあるかもしれないけど、電源ユニットを交換してまで換装する価値があるかと言われるとかなり微妙な気が

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