2022年10月、RTX 4000シリーズの最上位モデル「RTX 4090」が発売されました(→ RTX 4090のレビューはこちら)。フレームレートを倍増させるDLSS 3.0に対応し、4Kで100 fps超が本当に可能に。
文句なしに現行最強のグラフィックボードです。
本記事では、「RTX 4090」を搭載するおすすめなゲーミングPCを「4台」に絞って紹介します(※2024年時点のおすすめです)。

(公開:2022/12/13 | 更新:2024/4/1)
「RTX 4090」のキホンを解説
「RTX 4090」はナンバリング通り、RTX 3090の後継モデルです。価格が100ドル(1499 → 1599ドル)上がってしまいましたが、性能の伸び幅はお値段以上。
- RTX 3090から約1.7倍の性能アップ
 (DLSS 3.0込みなら2倍以上)
- 4Kゲーミングモニターを使えます
- 4K解像度で100 fps以上が可能
- コストパフォーマンスが高い
- ワットパフォーマンス(燃費)も優秀
約7%の値上げで、4Kゲーミング性能は約1.7倍です。AIアップスケーリングでフレームレートを底上げする「DLSS 3.0」を使った場合、2倍~3倍以上の性能も狙えます。

機械学習を応用した4Kアップスケーリングに加えて、中間フレームを追加してフレームレートを倍増させる「フレーム生成(FG:Frame Generation)」に対応します。
DLSS 3.0(フレーム生成)対応ゲームなら、4Kで平均120 fps超えも可能です。非常に重たい動作に定評があるCyberpunk 2077やFlight Simulatorですら、RTX 4090の敵ではないです。
DLSS 3や消費電力以外に、RTX 4090で得られる独自の強みをいくつか紹介します。
- 「AIイラスト」の処理性能が最強
- 軽くて高画質な「AV1エンコード」
- たっぷり容量24 GBのVRAM
最近流行りのAIイラスト(Stable Diffusion)の処理性能で現行最速。従来モデルのRTX 3090から約2倍もの生成スピードを叩き出し、高解像度イラストへのアップスケーリングも快適です。
超高速かつ高画質な「AV1エンコード」も対応します。同じ画質で少ない容量で済むので、ゲーム配信や動画編集用にプレイ内容を大量に録画しておく用途に強いです。
VRAM容量はたっぷり24 GBあります。VRAM使用量の多いVRChatや、高解像度MODを積んだ最新AAAゲームタイトルなどで、安定した性能を維持しやすいです。

RTX 4090搭載でオススメなBTO PC:4選
- 1. LEVEL R779(おすすめNo.1)
- 2. HP OMEN 45L(大容量スペック)
- 3. G-Tune FZ(強力な保証とサービス)
- 4. GALLERIA(超スピード納期)
1. LEVEL R779
【おすすめNo.1】迷ったらこれでいいです
| LEVEL-R779-LC147KF-XL1X 2024年8月時点のスペック | |
|---|---|
|  CPU | Core i7 14700KF (20コア / 28スレッド) | 
|  CPUクーラー | 360 mm水冷CPUクーラー | 
|  マザーボード | Intel Z790チップセット (2.5G LANポート対応) | 
|  メモリ | 32 GB (DDR5-4800 / 2枚組) | 
|  グラフィックボード | RTX 4090 24GB | 
|  SSD | 1 TB (NVMe Gen4 SSD) | 
|  HDD | – | 
|  電源ユニット | 1000 W (80 PLUS PLATINUM) | 
|  OS | Windows 11 Home | 
|  納期 | 2~7日 | 
| 参考価格 | 約54.5万円(送料:無料) 最新価格をチェックする | 
RTX 4090搭載ゲーミングPCでイチオシが「LEVEL R779」です。
CPUにCore i7 14700KF(20コア28スレッド)、グラフィックボードにRTX 4090 24GB、容量32 GB(DDR5-4800)メモリを標準搭載します。
スペックの割に安い価格ながら、CPUクーラーに360 mm水冷式クーラーを採用し、Core i9 13900KFを徹底的に冷やして高いゲーミング性能を引き出す狙いが見られます。
PCIe Gen 4対応の高速NVMe SSDも容量1 TB搭載済み。電源ユニットの容量はたっぷり1000 W(80 PLUS Platinum認証)あり、Core i7とRTX 4090の運用に十分な余裕が確保されています。

PCケースは台湾In Winと共同で開発したLEVEL∞オリジナルケースを採用。剛性がある金属製シャーシです。エアフロー(通気性)に優れたシンプルな内部構造に再設計して、冷却性能とメンテナンス性能を改善します。
| 流行りのツールレス設計 ※クリックで画像拡大 | |
|---|---|
|  |  | 
標準で取り付け済みの防塵フィルター(ホコリ防止フィルター)は指でつまんで取り外しでき、メンテナンスが簡単です。ネジ類は握力さえあれば指で回せますし、ドライブベイもスライド式です。
道具をなるべく使わずにパーツの増設・交換ができる、昨今流行りのツールレス設計に仕上がっており、PC初心者でも使い勝手に優れます。

- メモリスロット:空き2本
- M.2 SSD:あと1枚
- 拡張カード:あと3枚
 (キャプチャボードやサウンドカードなど)
- HDDやSSD:最大4台まで
 (ケースの都合でHDDは最大2台まで)
Intel Z790チップセットを搭載し、パーツの拡張性も充実です。
LEVEL R779の標準マザーボードは一般的なLANポートの2.5倍の性能を持つ「2.5G LAN」も搭載します。最大2500 Mbpsの高速インターネット※に加え、FPSゲームで重要な遅延(レイテンシ)も減らす効果があります。
※2.5G LANの性能を実際のインターネットで活かすには、2G~10G光回線が必要。関西圏なら「eo光10G」、関東なら「光クロス」がおすすめ。

2. HP OMEN 45L
【おすすめNo.2】CPUの熱を隔離した独自設計
| HP OMEN 45L(RTX 4090) 2024年8月時点のスペック | |
|---|---|
|  CPU | Core i9 14900K (24コア / 32スレッド) | 
|  CPUクーラー | 360 mm水冷CPUクーラー | 
|  マザーボード | Intel Z790チップセット | 
|  メモリ | 64 GB (DDR5-5200 / 4枚組) | 
|  グラフィックボード | RTX 4090 24GB | 
|  SSD | 2 TB (NVMe SSD) | 
|  HDD | 2 TB | 
|  無線LAN | Wi-Fi 6E(最大2.4 Gbps) | 
|  電源ユニット | 1200 W (80 PLUS GOLD / ATX 3.0) | 
|  OS | Windows 11 Home | 
|  納期 | 最短5日 | 
| 参考価格 | 約59.4万円(送料:無料) 約55.2万円(→ 7%割引クーポン適用) 最新価格をチェックする | 
外資系大手BTOメーカー、HP(ヒューレット・パッカード)のゲーミングPC「HP OMEN 45L」もなかなかコストパフォーマンスが良いです。
当ブログ限定の7%割引クーポンを適用すると、約55万円(送料無料)で購入できます。50万円台の割に豪華なスペックが付いてくるのがOMENの特徴です。
CPUにCore i9 14900K(24コア32スレッド)、CPUクーラーにチャンバー隔離された360 mm水冷式クーラーを搭載します。
容量64 GBのDDR5-5200メモリ、容量2 TBのNVMe SSD(PCIe Gen 4対応)、容量1200 WのATX 3.0規格電源ユニットなど。他のパーツも余裕たっぷりです。

CPUクーラーがケース内部で物理的に区切られた空間に配置されており、RTX 4090の放熱による巻き添えを受けないように工夫されています。
CPUとグラフィックボードが同じ空間にいると、グラフィックボードの熱だけで勝手にCPUの温度も上昇しますが、こうしてチャンバー隔離していれば温度上昇を抑えられる仕組みです。

- メモリスロット:空き0本(使用済み)
- M.2 SSD:あと1枚
- 拡張カード:あと1枚
 (キャプチャボードやサウンドカードなど)
- HDDやSSD:最大3台まで
 (ケースの都合でHDDはあと1台まで)
CPUクーラーを隔離するチャンバー構造に多くの空間を使っているため、その分マザーボードが入っている方の空間が狭いです。
結果的にマザーボードの拡張性もやや控えめな内容ですが、代わりに標準で大容量スペックを搭載するので意外と問題なく使えます。

3. G-Tune FZ
【おすすめNo.3】標準「3年保証」が付いてくる
| G-Tune FZ-I9G90 2024年4月時点のスペック | |
|---|---|
|  CPU | Core i9 14900KF (24コア / 32スレッド) | 
|  CPUクーラー | 360 mm水冷CPUクーラー | 
|  マザーボード | Intel Z790チップセット (2.5G LANポート対応) | 
|  メモリ | 64 GB (DDR5-4800 / 2枚組) | 
|  グラフィックボード | RTX 4090 24GB | 
|  SSD | 2 TB (NVMe SSD) | 
|  HDD | – | 
|  無線LAN | – | 
|  電源ユニット | 1200 W (80 PLUS PLATINUM) | 
|  OS | Windows 11 Home | 
|  納期 | 最短6日 | 
| 保証 | 3年間 (3年間センドバック修理保証 / 電話サポート) | 
| 参考価格 | 659800 円(送料:無料) 最新価格をチェックする | 
BTOパソコンでは非常に珍しい、標準3年保証付きのゲーミングPCが「G-Tune FZ」です。
同等スペックと比較して価格が割高になる代わりに、3年間のセンドバック修理保証と24時間365日つながる電話サポートを提供しているのがG-Tuneの強みです。

(写真の引用元:PC Watch)
台湾In Winと共同開発した、1.2 mm厚スチールを用いた剛性に優れるG-TuneオリジナルPCケースを採用。
一方通行のエアフローが流れやすいシンプルな内部構造と、360 mm水冷式クーラーの熱を隔離された空間(チャンバー)に流し込む放熱性に優れた設計です。

- メモリスロット:空き2本
- M.2 SSD:あと1枚
- 拡張カード:あと2枚
 (キャプチャボードやサウンドカードなど)
- HDDやSSD:最大4台まで
 (ケースの都合でHDDは最大2台まで)
パソコン工房のLEVEL∞シリーズとほぼ同じIntel Z790マザーボードを搭載し、パーツの拡張性も充実です。
G-Tune FZの標準マザーボードは一般的なLANポートの2.5倍の性能を持つ「2.5G LAN」も搭載します。最大2500 Mbpsの高速インターネット※に加え、FPSゲームで重要な遅延(レイテンシ)も減らす効果があります。
※2.5G LANの性能を実際のインターネットで活かすには、2G~10G光回線が必要。関西圏なら「eo光10G」、関東なら「光クロス」がおすすめ。

4. GALLERIA ZA9C
【スピード納期】初心者でも安心の親切設計
| GALLERIA ZA9C-R49 2024年8月時点のスペック | |
|---|---|
|  CPU | Core i9 14900KF (24コア / 32スレッド) | 
|  CPUクーラー | 水冷式CPUクーラー (240 mm水冷クーラー) | 
|  マザーボード | Intel Z790チップセット (2.5G LANポート対応) | 
|  メモリ | 32 GB (DDR5-4800 / 2枚組) | 
|  グラフィックボード | RTX 4090 24 GB | 
|  SSD | 1 TB(NVMe Gen4) | 
|  HDD | – | 
|  光学ドライブ | – | 
|  電源ユニット | 容量1000 W (80 PLUS GOLD) | 
|  OS | Windows 11 Home | 
|  納期 | 最短翌日 | 
| 参考価格 | 約56.9万円(送料:3300円) 最新価格をチェックする | 
ゲーミングPCといえば「ガレリア」と言われるほど、圧倒的な知名度とブランド力を誇る定番のゲーミングBTOです。
ひとめでゲーミングPCと分かるスタイリッシュなデザインに加えて、PC初心者でも扱いやすい親切な設計で人気を集めています。他社になかなか真似できない、超スピード納期もガレリアの人気の理由です。
今回紹介する「GALLERIA ZA9C-R49」の場合、RTX 4090搭載モデルとして最速の「最短翌日」出荷に対応します。
RTX 4090 24GBは重量がかなり重たいグラフィックボードです。重量による経年劣化(基板のたわみ)や、配送時の揺れによる破損を防ぐため「VGAリジットサポート」を標準搭載します。

初心者でも扱いやすいメンテナンス性にすぐれた設計になっていて、防塵フィルターをかんたんに取り外して水洗いができます。
ケース内部の拡張性も十分。拡張性に優れるIntel Z790マザーボードを搭載し、あとからメモリやストレージ(SSDやHDD)を増設できる余裕があります。
容量1000 W(80 PLUS GOLD認証)の電源ユニットを搭載し、消費電力がピーク時450 W前後に達するRTX 4090を難なく処理できます。
なお、ガレリアは標準でFPSゲームで有利なLANポート「2.5G LAN」を搭載。最大2500 Mbpsの通信速度と、レイテンシ(応答時間)の速さがメリットです。
RTX 4090搭載BTO PC【比較まとめ】
|  おすすめNo.1LEVEL-R779-LC147KF-XL1X 2024年8月時点のスペック | |
|---|---|
| 
 | |
| 価格 | 約54.5万円(送料:無料) 最新価格をチェックする | 
|  おすすめNo.2HP OMEN 45L(RTX 4090) 2024年8月時点のスペック | |
|---|---|
| 
 | |
| 価格 | 約59.4万円(送料:無料) 約55.2万円(→ 7%割引クーポン適用) 最新価格をチェックする | 
|  おすすめNo.3G-Tune FZ-I9G90 2024年4月時点のスペック | |
|---|---|
| 
 | |
| 価格 | 約66.0万円(送料:無料) 最新価格をチェックする | 
| おすすめNo.4GALLERIA ZA9C-R49 2024年8月時点のスペック | |
|---|---|
| 
 | |
| 価格 | 約56.9万円(送料:3300円) 最新価格をチェックする | 
以上の4台が、(記事を書いた時点で)筆者的にいい感じだと評価できるRTX 4090搭載BTO PCです。
イチオシは言うまでもなくパソコン工房「LEVEL R779」です。Core i7(20コア)とRTX 4090に360 mm大型水冷式クーラーを取付済みで、拡張性にすぐれたZ790マザーボードも搭載します。
次点で「HP OMEN 45L」がおすすめです。価格がやや上がる代わりに容量64 GBのメモリ、容量2 TBのNVMe SSD、チャンバー隔離型の360 mm水冷式クーラーが付いていくるのでスペックあたりのコスパはいいです。
ただし拡張性は若干LEVELに劣っているので注意。
「G-Tune」は手厚い保証サポートに価値を感じる人向けです。単純なスペックあたりコスパは正直良くないので、万が一のトラブルが発生した時、メーカーに丸投げしたい方におすすめ。
以上「【2024年版】RTX 4090搭載のおすすめBTO PCを4つ紹介」について、解説でした。RTX 4090が搭載されたPCを探している方の参考になれば幸いです。
RTX 4000搭載のおすすめゲーミングPC【解説】
実際にゲーミングPCを使ってみた【レビュー】




































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モンハンワイルズの推奨スペック Apex Legendsの推奨スペック
Apex Legendsの推奨スペック Flight Simulator 2020の推奨スペック
Flight Simulator 2020の推奨スペック 鳴潮(PC版)の推奨スペック
鳴潮(PC版)の推奨スペック 原神(PC版)の推奨スペック
原神(PC版)の推奨スペック タルコフの推奨スペック
タルコフの推奨スペック パルワールドの推奨スペック
パルワールドの推奨スペック VRChatの推奨スペック
VRChatの推奨スペック Fortniteの推奨スペック
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Cyberpunk 2077の推奨スペック Stable Diffusionの推奨スペック
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 やかもちのTwitterアカ
やかもちのTwitterアカ 
 


いつも貴重な情報を提供いただきありがとうございます。
4つのうち2つはDDR4&600系マザー、もう2つはDDR5&Z790マザーなんですね。このあたり、ショップの考え方もわかれているようで面白いです。
ところで、
> RTX ~~が搭載されたPCを探している方の参考になれば幸いです。
最後の一文に誤記がありましたので、念のため。単なる打ち間違いでしょうけど。
個人的にはパーツが細かく選べるからサイコムが好きだけど、
やや高めなので、同じような構成にすると60万ぐらいになっちゃうんだよなぁ。
ってか、PCが50万って昭和かよ。
FRONTIERの欄にてフルHDの方がボトルネックになる理由がよくわかりませんでした。WQHDや4K等のより高画質な方がボトルネックになるイメージがあるのですがこれは誤った考えなのでしょうか?
自分で調べてもいまいち理解できなかったので教えていただければ幸いです。
間違っていたらすみません、と前置きした上で。
ゲームにおける大雑把な流れは、以下の①~⑤のようになっていると思われます。
①ゲームプログラム:大量の画像データを発注
↓
②CPUは発注をキャシュ(またはメインメモリ)に蓄積してGPUに画像処理命令
↓
③GPUは発注された画像データを高速・並列処理してGPUメモリ(またはメインメモリ)に保管
↓
④CPUはメモリ上にある処理画像データを読み取りにいって描画命令を下す
↓
⑤ディスプレイに表示
で、ゲームプログラムからの発注に対して必要な処理が少なければ(=FHD)、③のGPU処理が高速に終了します。②で命令を下したCPUが、その処理画像を④で受け取るまでに無駄な時間が出来てしまうので、CPUがボトルネックということになります。
逆に、ゲームプログラムからの発注に対して必要な処理が多すぎると(=4K)、③のGPU処理に時間がかかり、④でCPUが画像を受け取りにいっても待たされるということになります。こちがらGPUボトルネックです。
フライトシミュレータは③が重いと言われてましたが、実は②が重かったらしきことが判明したのが、Ryzen 7 5800X3D発売時のことでした。おそらくは、ゲームから依頼される処理命令が多すぎるために、すべての処理命令をL3キャッシュで格納できずに、一部メインメモリを使わざるを得ないような状況があったのではないかと。
以上、素人の勝手な思い込みです。識者の適切な修正を頂けるとありがたいです。
確証はないですが、③であっていると思いますよ。
ただVRAM使用量はそれほどでもないので、メインメモリの方で。
5800X3Dはメインメモリのアクセスでキャッシュ増強が効いています。
命令漏れならAlderやRaptorで速くならないというか致命的に遅くなるのと、ましてやOCで速くならないのとRaptorとDDR4の組み合わせなら5800X3Dより速いことも確認してますので、まず間違いないかなと。
GPUの映像出力はCPUから指示されるのですが、GPUが高性能になった今おおよそのゲームのFullHDくらいだとGPU側のパワーを持て余すようになっています。
GPUを活用するには指示する側(CPU)のパワーが必要になるので、CPUのスペックが低いとボトルネックになるということです。
逆にWQHDや4KだとGPU側のパワーが不足するので、CPU側がある程度スペックが低くてもボトルネックにはなりにくいということになります。
GPUはまだまだ悩ましいなぁ、ついこの間まで3090Tiが17万円ちょっとだったからそれ基準になってて
1月発売予定の4070Tiも16万円販売でVRAMは12GBなんで比較されやすい3080Tiを上回ってれば上々、というか中身はVRAM減らした4080っぽいし3090相当か超えるくらい?で16万ならワッパもいいし販売待ちもありかな
そうなるとCPUをどの辺にするか…悩ましい
4070TiはVRAM減らした4080ではなく、コアから別物ですよ。
4080はAD103で9728sp 256bit 16GB
4070TiはAD104で7680sp 192bit 12GB なので全体的に4080の75%規模です。
メモリクロックが低いですがコアクロックは高いようなのとCPUネックは少なくなりそうなので、4080の8~8.5割程度の性能で3090と同等、DLSS3でそれ以上は見込めます。
もっとも3090はVRAM 24GBですので、3090というより3080Ti相当と考えた方が無難ですね。NVIDIAのビー玉ゲームでは3090と3080Tiで大きな差がありました。
値段は7900XTより少し安い15~17万円の可能性があるかもです。
CPUはDLSSも考慮すると13900Kが望ましいですが、4070Tiなら13600Kもしくは13700Kもあれば普通に十分かと思います。
空冷ならば13600Kが推奨でしょうか。
ワッパが良くて(発熱少ない)パワーの余裕があれば、同じ条件でゲームする時ファンの回転落とせて静かだったりするのかな?
jmfyuk