「低予算なら」「超小型なら」「万人向けはコレ」という具合で、目的や用途に合わせた「おすすめなPCケース」を考える。本当は自分の気に入ったケースを使うのがベストだが、「多すぎて迷うから絞って欲しい」という需要に応じて、10個ほどまとめてみたよ。
(公開:2020/02/29 | 更新:2020/09/10)
おすすめなPCケース : 10選
chimolog【例】ちもろぐ専用PCケース | ||
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筐体の素材 | ケースのシャーシに使われている主な素材を記載します。 | |
パネル | PCケースのパネル(フタ)に使われている素材を記載する。 | |
マザーボード | ATX / MicroATX / Mini-ITX対応しているマザーボードのフォームファクタをまとめる。記載が無いフォームファクタは対応していない、という意味です。 | |
電源ユニット | ATX電源 / 奥行き220mmまで対応している電源ユニットの規格と、奥行きをまとめる。特殊な仕様の場合は、ここに補足を書き込みます。 | |
グラフィックボード | 最大310mm搭載できるグラフィックボードの長さ(奥行き)を記載する。 | |
CPUクーラー | 全高160mm搭載できるCPU空冷ファンの「全高」を記載する。170mmまで対応していれば、大抵の空冷ファンを使えます。 | |
対応ラジエーター | トップ(天面) | 360mm / 280mm / 240mm / 140mm / 120mm対応しているラジエーターのファン口径を記載する。記載が無ければ使えないという意味なので注意。 |
フロント(前面) | 360mm / 240mm / 120mm同上。 | |
リア(背面) | 120mm同上。 | |
対応ケースファン | トップ(天面) | 120mm x3 / 140mm x2対応しているケースファンのファン口径と数を記載する。↑この記載の場合だと「120mmファンを最大3個、または、140mmファンを最大2個」搭載できるという意味。「5個」搭載できるわけではない。 |
フロント(前面) | 120mm x3同上。 | |
リア(背面) | 120mm x1同上。 | |
付属ケースファン | トップ(天面) | 120mm x1PCケースに付属する(搭載済み)のケースファンを記載する。細かいスペックはここに補足を入れてある。 |
フロント(前面) | 120mm x1同上。 | |
リア(背面) | 120mm x1同上。 | |
拡張スロット | 7PCケースの背面(リアパネル)側にある、拡張スロットの数を記載する。参考までに、キャプチャカードやLANカードは1スロット、ロープロ対応グラボは1スロット、普通のグラボは2~3スロット消費する。 | |
ドライブベイ | 5.25インチベイ x2光学ドライブを搭載できるマウントベイです。 | |
3.5インチベイ x2HDD(3.5インチ)を搭載できるマウントベイです。「内部」か「外部」かは特に記載しない。 | ||
2.5インチベイ x3SSDやHDD(2.5インチ)を搭載できるマウントベイです。「内部」か「外部」かは特に記載しない。 | ||
インターフェイス類 |
フロントパネル(前面)のインターフェイス(IO)をまとめる。 | |
サイズ | 横幅220 x 高さ493 x 奥行き464 mmPCケースの寸法を記載する。机の上に設置できるかどうかなど、事前にいろいろと調べておくと良いかも。 | |
重量 | 6.08 kgPCケース本体の重量です。遮音性と密閉性に優れ、工作精度が高いPCケースほど重たくなる傾向です。 |
LANCOOL II実用主義のデザインと機能美
Lian LiLANCOOL II | ||
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筐体の素材 |
| |
パネル | 吸音材などは無し | |
マザーボード | E-ATX / ATX / MicroATX / Mini-ITX※E-ATXは横幅280 mmまで | |
電源ユニット | ATX電源 / 奥行き210mmまで※3.5インチベイの位置調整でさらに余裕を取れます | |
グラフィックボード | 最大384 mm※フロントパネルのラジエーターとの干渉を含めず | |
CPUクーラー | 全高176 mm | |
対応ラジエーター | トップ(天面) | 240 mm |
フロント(前面) | 360 / 280 / 240 mm | |
リア(背面) | – | |
対応ケースファン | トップ(天面) | 140 / 120 mm x3 |
フロント(前面) | 140 x2 / 120 mm x3 | |
リア(背面) | 120 mm | |
ボトム(底面) | 120 mm x2 | |
付属ケースファン | トップ(天面) | 120 mm |
フロント(前面) | 120 mm | |
リア(背面) | 120 mm | |
電源トップ | – | |
防塵フィルター | トップ / ボトム | |
拡張スロット | 7 | |
ドライブベイ | 5.25インチベイ x0 | |
3.5インチベイ x3 | ||
2.5インチベイx4 | ||
インターフェイス類 |
| |
サイズ | 横幅229 x 高さ494 x 奥行き478 mm | |
重量 | 12.6 kg | |
保証 | 3年間 |
- 利便性に優れた可動するギミック構造
- 両開きの強化ガラス製サイドパネル
- 厚み0.8 mmの頑丈なスチール製シャーシ
- 水冷用ラジエーターの高い自由度
- 配線を隠すためのケーブルカバー
- 美しいフロントパネルのLEDライティング
- 広々としたスペースで高い互換性を実現
- 必要十分なインターフェイス類
- マグネット式の洗える防塵フィルター
- 通気性に優れたフロントパネル
- ストレージは最大で7台まで対応
- 魅力的なオプションアイテム(※別売)
- ケースファンが3つ付属
- カラーリングは2モデル用意(黒と白)
- 内容に見合った価格設定
- 単色LEDモードに「黄色」がない
- 付属のケースファンはやや騒がしい
- サイドパネルはフロントパネルを外さないと開けにくい
- シュラウドパネルのファン取り付けは干渉に注意
LANCOOL IIは「デザインと機能性の両方をうまく両立した」PCケースです。
フロントパネルにLEDライティングが埋め込まれていて、単色・グラデーション・無点灯の合計14パターンから、ボタンひとつで切り替えができます。扱いやすく、LEDは美しいです。
素材は厚み0.8 mmのスチール製シャーシで構成され、安物PCケースにありがちな薄っぺらさは皆無です。指の関節で叩くとコンコンと硬い音が響きます。
厚み4.0 mmの強化ガラスパネルはPCケース内部がハッキリとよく見え、内部のLEDライティングも映えやすいです。1万円台のPCケースとしては、素材感は非常に良いです。
LANCOOL IIの特にスゴイところは、数々の「実用的な可動ギミック」の実装です。配線用のホールバーを回転させてE-ATXマザーボードに対応し、取り外しできるシュラウドパネルで、フロントパネルには最大110 mmのラジエーターを搭載できます。
他にも、裏配線をすっぽりと隠蔽する取り外し可能な2つのケーブルカバーや、ツールレスにPCケースを閉じられるマグネット式のサイドパネルと左右のシュラウドパネルなどなど。
とにかく実用性に優れた可動ギミックとケースデザインが大きな強みです。
Define 7自由な拡張性がすごいPCケース
Fractal DesignDefine 7(Gray TG Light Tint) | ||
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筐体の素材 |
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パネル | 吸音材を貼付け済み※強化ガラスパネルを除く | |
マザーボード | E-ATX / ATX / MicroATX / Mini-ITX※E-ATXは横幅285 mmまで | |
電源ユニット | ATX電源 / 奥行き250 mmまで※3.5インチベイの位置調整でさらに余裕を取れます | |
グラフィックボード | 最大315~491 mm※フロントパネルのラジエーターとの干渉を含めず | |
CPUクーラー | 全高185 mm | |
対応ラジエーター | トップ(天面) | 最大420 mm※280 mm以上は5.25インチベイを失う |
フロント(前面) | 最大360 mm※360 mm以上は5.25 / 3.5インチベイを失う | |
リア(背面) | 120 mm | |
対応ケースファン | トップ(天面) | 140 / 120 mm x3 |
フロント(前面) | 140 / 120 mm x3 | |
リア(背面) | 140 / 120 mm | |
ボトム(底面) | 140 / 120 mm x2 | |
付属ケースファン | トップ(天面) | – |
フロント(前面) | 140 mm x2 | |
リア(背面) | 140 mm | |
電源トップ | – | |
防塵フィルター | トップ / ボトム / フロント | |
拡張スロット | 7 + 2 | |
ドライブベイ | 5.25インチベイ x1 | |
3.5インチベイ x6 | ||
2.5インチベイx2 | ||
インターフェイス類 |
| |
サイズ | 横幅240 x 高さ474.2 x 奥行き546.8 mm | |
重量 | 13.45 kg | |
保証 | 3年間 |
- 目的に応じて交換できるトップパネル
- フレキシブルなギミック構造
- 頑丈なスチール製シャーシ(厚み0.9~1.2 mm)
- ツールレス機構の開閉しやすいサイドパネル
- 水冷用ラジエーターの高い自由度
- 裏配線が非常にまとめやすい設計
- あらゆるパーツに適合する拡張性
- 必要十分なインターフェイス類
- 取り外し簡単で水洗いできる防塵フィルター
- 防音シート付きのサイドパネル
- ストレージは最大で7 + 2台まで対応
- 5.25インチベイがある
- 140 mmケースファンが3つ付属
- 製品バリエーションが豊富(全9種類)
- おしゃれなパッケージングデザイン
- ケースそのものにLED機能はない
- オプションアイテムの入手性
- ストレージレイアウトの変更がやや面倒
Define 7は、スウェーデンのハードウェアメーカー「Fractal Design(フラクタルデザイン)」が展開している、ハイエンドPCケース「Define」シリーズの最新モデルです。
シリーズ史上もっともフレキシブル(柔軟)な設計と機構を盛り込んだ、自由度に特化したDefineに仕上がっていて、ストレージを大量に搭載するクリエイティブPCから、本格水冷を使ったゲーミングPCまで。
あらゆる用途、目的に幅広く適合してしまう、自由度の高い可変ギミック構造が最大の魅力。もちろん、PCケースとしての基礎能力も極めて優秀です。
0.9~1.2 mm厚のスチール材でシャーシは構成され、本体重量は約13.5 kgにも達します。剛性は十分でしょう。取外し可能なパネルには産業用の吸音シートが貼り付けてあり、防音性にも力が入っています。
「通気デザイン」のトップパネルが付属し、防音性を捨てて冷却性能に特化することも可能など。ケースとして高い完成度を維持しつつ、多様なニーズに対応し切ってみせる「優れた変形型PCケース」です。
Define 7は本当にできることが多いので、事前にしっかりとマニュアルを読み込む必要はありますが、ほとんどの使い方に対応できるので万人におすすめできるPCケースなのは間違いありません。
Antec P101 Silent静音特化、気密性重視のケース
AntecP101 Silent | ||
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筐体の素材 | スチール(SECC) | |
パネル | スチール製に吸音材を貼り付け済み | |
マザーボード | E-ATX / ATX / MicroATX / Mini-ITX | |
電源ユニット | ATX電源 / 奥行き290mmまで | |
グラフィックボード | 最大450mm※300mm以上は3.5インチベイを取り外す必要アリ | |
CPUクーラー | 全高180mm | |
対応ラジエーター | トップ(天面)※標準レイアウト | – |
フロント(前面) | 360mm / 240mm / 120mm | |
リア(背面) | 140mm / 120mm | |
対応ケースファン | トップ(天面) | – |
フロント(前面) | 140mm x2 / 120mm x3 | |
リア(背面) | 140mm x1 / 120mm x1 | |
ボトム(底面) | – | |
付属ケースファン | トップ(天面) | – |
フロント(前面) | 120mm x3 | |
リア(背面) | 140mm x1 | |
防塵フィルター | サイドパネル / フロント底面 / リア底面に付属 | |
拡張スロット | 7 | |
ドライブベイ | 5.25インチベイ x1 | |
3.5インチベイ x8 | ||
2.5インチベイx2 | ||
インターフェイス類 |
| |
サイズ | 横幅305 x 高さ605 x 奥行き580 mm | |
重量 | 11.8 kg |
- 吸音材を多用した静音特化のパネル
- まず不足しない拡張性
- 気密性の優れた高い工作精度
- 付属ファンをフル装備する
- ケーブルマネージメント機構
- トップ面にラジエーターやファンは設置不可
- 条件付きの拡張性がある
- ガラスパネル版は用意されていない
圧倒的「静音重視」なPCケースです。筐体そのものはスチール製。吸音材は左右パネルだけでなく、フロント側のフタも吸音材ですし、トップ側(天面)にも吸音材がびっしりと貼り付け済み。
そしてトップ側はケースファンを取り付けできず、完全に密閉されており、高い気密性を実現。ケース内を上下に隔てることで、電源ユニットの騒音を抑える狙いもあります。
メンテナンスホールや配線用スリットは存分に用意されているので、配線はしやすい。裏配線のスペースも余裕があって、3.5インチベイにストレージを設置する際は、L字型SATAケーブルがあればやりやすい構造。
弱点は条件付き拡張性くらいですね。
簡易水冷ユニットをフロント側に設置する場合は、ホースの取り回しの都合で5.25インチベイを失います。グラボは全長300 mm以上(補助ピンの位置によっては270 mmが限度)になると、3.5インチベイを一部失う必要があります。
なお、最近流行りのガラスパネルは用意されていない。マットブラックの1種類のみが展開されており、「デザインより静音性を取りたい」という人にベストマッチなPCケースです。
Versa H26低予算ゲーミングPCにベスト
ThermaltakeVersa H26 | ||
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筐体の素材 | SPCC冷間圧延鋼板及び鋼帯 | |
パネル | 右側はアクリルパネル採用 | |
マザーボード | ATX / MicroATX / Mini-ITX | |
電源ユニット | ATX電源 / 奥行き220mmまで※3.5インチベイを維持するなら170mmが目安 | |
グラフィックボード | 最大310mm | |
CPUクーラー | 全高160mm | |
対応ラジエーター | トップ(天面) | 360mm / 280mm / 240mm / 140mm / 120mm※240~280mmは5.25ベイを1つ喪失し、360mmは完全に喪失 |
フロント(前面) | 360mm / 240mm / 120mm※360mmは5.25ベイを喪失 | |
リア(背面) | 120mm | |
対応ケースファン | トップ(天面) | 120mm x3 / 140mm x2 |
フロント(前面) | 120mm x3 | |
リア(背面) | 120mm x1 | |
付属ケースファン | トップ(天面) | – |
フロント(前面) | 120mm x1青色LED点灯 / 1000 rpm / 16dBA | |
リア(背面) | 120mm x11000 rpm / 16dBA | |
拡張スロット | 7 | |
ドライブベイ | 5.25インチベイ x2 | |
3.5インチベイ x2 | ||
2.5インチベイ x3 | ||
インターフェイス類 |
| |
サイズ | 横幅220 x 高さ493 x 奥行き464 mm | |
重量 | 6.08 kg |
- 圧倒的なコストパフォーマンス
- 価格の割に、工作精度が良い
- ミドルスペックまでなら十分な拡張性
- 配線しやすいスリットが用意されている
- 大型ラジエーターと5.25インチベイの干渉
- 付属ケースファンは価格相応の品質
- 電源ユニットと3.5インチベイの干渉
- HDDの複数搭載には向かない
Thermaltake(サーマルテイク)が3000~4000円の低価格帯に、本気で殴り込みを掛けてきた「コスパお化けなPCケース」。それが「Versa H26」です。
標準的なATXマザーボードに対応し、グラフィックボードは最大310mmまで対応しているので、一応ハイエンドな構成も組むことが可能。マウントベイも2.5~5.25まで、すべて完備している。
ただし、対応しているCPUクーラーは最大160mmまでなので、大型空冷ファンの自由度は低い。簡易水冷ユニットは140mmまでなら問題ないが、240mm以上は5.25インチベイと干渉するので注意。
360mmラジエーターを使う場合は、5.25インチベイを取り外す必要がある。HDDを搭載できる3.5インチベイは、電源ユニットと同じ空間に位置するため、170mmを超える大型電源を使う場合は3.5インチベイと干渉します。
というわけで、Versa H26は大型なパーツを使おうとすると拡張性を失いやすいが、逆に言えば平均的なサイズのパーツを使うつもりなら問題なく組めるということです。
ストレージをそれほど搭載しない、低予算~ミドルスペックなゲーミングPCをコスパよく組むなら、非常におすすめなPCケースと言えます。価格の割に工作精度も高いので、初心者にもオススメできます。
Versa H26で実際に組んでみた記事はこちら。
Master Case MC500万人向けのスタンダードモデル
Cooler MasterMaster Case MC500 | ||
---|---|---|
筐体の素材 | スチール / プラスチック | |
パネル | 右側は強化ガラスパネル採用 | |
マザーボード | E-ATX / ATX / MicroATX / Mini-ITX※E-ATXは最大で12 x 10.7 inchまで | |
電源ユニット | ATX電源 / 奥行きの指定なし | |
グラフィックボード | 最大296mm ~ 412mm※3.5インチベイを失えば412mmまで対応 | |
CPUクーラー | 全高190mm | |
対応ラジエーター | トップ(天面) | 240mm / 120mm※ラジエーターの長さ296mmまでなら、マウントベイを失わない |
フロント(前面) | 360mm / 280mm / 240mm / 140mm / 120mm ※360mmはマウントベイを完全に喪失する | |
リア(背面) | 240mm / 120mm | |
対応ケースファン | トップ(天面) | 120mm x2 |
フロント(前面) | 120mm x3 / 140mm x3 | |
リア(背面) | 120mm x1 / 140mm x1 | |
付属ケースファン | トップ(天面) | – |
フロント(前面) | 140mm x11200 rpm | |
リア(背面) | 140mm x11200 rpm | |
防塵フィルター | トップ / フロント / ボトムに付属 | |
拡張スロット | 7 | |
ドライブベイ | 5.25インチベイ x2 | |
3.5インチベイ x2 | ||
2.5インチベイ x2 | ||
インターフェイス類 |
| |
サイズ | 横幅235x 高さ512 x 奥行き548 mm | |
重量 | 11.3 kg |
- スタイリッシュなデザイン
- Cooler Master製の付属ケースファン
- ミドルスペックまでなら十分過ぎる拡張性
- 自由度の高いモジュラー式コンポーネント
- 開けやすい強化ガラス製のパネル
- 296 mm以上のグラボと3.5インチベイは不可
- 品質相応の価格設定(妥当なコスパ)
「Master Case MC500」は初心者におすすめしやすい、スタンダードな拡張性と構造を持つPCケース。
モジュラー式のコンポーネントを採用しているのがMC500の特徴で、ケース内部を上下に仕切っている壁を取り外したり、マウントベイを取り外すことで、様座なパーツ構成に柔軟な対応が可能です。
ATXマザーボード、奥行き30cm弱のグラボ、標準的なATX電源ユニットなど。平均的なパーツで自作するなら、とても組みやすい。対応CPUファンは最大190mmなので、ほぼ全ての大型空冷を使えるのも嬉しいところ。
電源ユニットは奥行き指定が特に無いが、3.5インチベイを設置しない場合は最大で412mmまで対応。3.5インチベイを設置しても、296mmもの空間があるので、ATX規格の電源なら何でも使える。
注意点は簡易水冷ユニット。トップ側は最大240mmのラジエーターに対応しているが、ラジエーターの実寸奥行が296mmを超えていないか事前にチェックしておきたい。超えているなら5.25インチベイを喪失します。
フロント側は120mmまでならマウントベイはそのまま。240mmで3.5インチベイを喪失。360mmですべてのマウントベイを喪失します。
SUGO 14小型なのに拡張性がスゴイ
SilverStoneSUGO 14(SST-SG14B) | ||
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筐体の素材 |
| |
パネル | 通気性の良いメッシュ構造※底面パネルを除く | |
マザーボード | Mini-ITX / Mini-DTX | |
電源ユニット | ATX電源 / 奥行き150 mmまで | |
グラフィックボード | 最大330 mm横幅は148 mmまで | |
CPUクーラー | 全高182 mm※ケースファンを含めない場合 | |
対応ラジエーター | サイド(側面) | 120 / 240 mm |
フロント(前面) | – | |
リア(背面) | 120 mm | |
対応ケースファン | サイド(側面) | 120 / 140 mm x2 |
フロント(前面) | – | |
リア(背面) | 120 / 140 mm | |
トップ(天面) | 120 mm | |
付属ケースファン | トップ(天面) | – |
フロント(前面) | – | |
リア(背面) | 120 mm | |
電源トップ | – | |
防塵フィルター | サイド(右)/ サイド(左) / トップ※ボトム(底)は密閉パネル | |
拡張スロット | 3 | |
ドライブベイ | 5.25インチベイ x1 | |
3.5インチベイ x2 | ||
2.5インチベイx3 | ||
インターフェイス類 |
| |
サイズ | 横幅247 x 高さ215 x 奥行き368.1 mm | |
重量 | 4.89 kg | |
保証 | 1年間 |
- コンパクトなMini-ITXケース(容量19.6 L)
- 4面すべて取り外し可能なパネル
- スケルトン状態はとても作業しやすい
- 頑丈なスチール製シャーシ
- 全長33 cmの大型グラフィックボードに対応
- 簡易水冷ユニットは240 mmまで
- 大型空冷は高さ182 mmまで
- 必要十分なインターフェイス類
- パネルは防塵フィルター付き
- ストレージは最大5台(2.5″ x3 / 3.5″ x2)
- 5.25インチベイあり
- 実売価格は約1.3万円
- USB Type-Cポート無し
- 大型空冷レイアウトは熱がこもりやすい
- 大型空冷は「横幅」に注意(150 mmまで)
- 詰め込むと配線の難易度はやや高い
- グラボの背面バックプレートは5 mmまで
- 組み合わせによってクリアランスが大きく変化
- マニュアルは付属しない(PDF版のみ)
「SUGO 14」は、SilverStoneが2020年9月に発売したMini-ITX(Mini-DTXも可)対応のコンパクトPCケースです。
容量19.6リットルのかなり小型なPCケースなのに、取り外して調整ができるフレキシブルなブラケットや、トレンドな大型パーツをきちんと意識して設計された内部デザインのおかげで「拡張性」が意外とスゴい。
SUGO 14に大型パーツを組み込んだイメージ↑です。高さ165 mmの大型空冷ファンと、全長30 cmのトリプルファングラボが、物理干渉せずにちゃんと収まります。
しかもサイドパネルは4面すべて取り外しできるから、意外と組み立てもラクだったり。小型ケースは難易度高いからあまりオススメしてないのですが、SUGO 14なら初自作でも割と行けると思います。
ただし、大型空冷(NH-D15やSilver Arrow Extremeなど)を使うと、ケースファンを1個も取り付けできないです。排熱がかなり悪化して温度がこもりやすいので、ハイエンドな構成で組むなら簡易水冷クーラーをおすすめします。
Silencio S600静音性能No.1のPCケース
CoolerMasterSilencio S600 | ||
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筐体の素材 |
| |
パネル |
| |
マザーボード | ATX / MicroATX / Mini-ITX | |
電源ユニット | ATX電源 / 奥行き180 mmまで | |
グラフィックボード | 最大398 mm | |
CPUクーラー |
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対応ラジエーター | トップ(天面) | 120 / 240 mmマザーボードの高さ35 mmまで |
フロント(前面) | 120 / 140 / 240 / 280 mm | |
リア(背面) | 120 mm | |
対応ケースファン | サイド(側面) | 120 / 140 mm x2 |
フロント(前面) | 120 / 140 mm x2 | |
リア(背面) | 120 mm | |
トップ(天面) | 120 / 140 mm x2 | |
付属ケースファン | トップ(天面) | – |
フロント(前面) | 120 mm | |
リア(背面) | 120 mm | |
電源トップ | – | |
防塵フィルター | トップ/ フロント / ボトム | |
拡張スロット | 7 | |
ドライブベイ | 5.25インチベイ x1 | |
3.5インチベイ x4 | ||
2.5インチベイx5 | ||
インターフェイス類 |
| |
サイズ | 横幅209 x 高さ470.5 x 奥行き478 mm | |
重量 | 8.6 kg | |
保証 | 2年間 |
- 密閉タイプで「静音性能」が最大のメリット
- 高品質な付属ケースファン(2個)
- 工作精度の高いスチール製シャーシ
- 大型グラフィックボードに対応(398 mm)
- 簡易水冷ユニットは280 mmまで
- 必要十分なインターフェイス類
- 開閉式のフロントパネル
- 遮音シート付きのサイドパネル
- ストレージは最大9台(2.5″ x5 / 3.5″ x4)
- 5.25インチベイあり
- 強化ガラス版(TG)もあるよ
- シンプルで洗練されたデザイン
- 実売価格は約1.1万円
- 密閉タイプなので熱がこもりやすい
- 大型空冷は高さ167 mmまで
- 裏配線スペースはやや狭い
- 強化ガラス版(TG)の静音性能はやや劣る
「Silencio S600」は、とにかく静音性能、PCケースの遮音性能を重視する人におすすめです。
通気性の悪い・・・いわゆる密閉タイプなPCケースで、スチール製サイドパネルに遮音シートをみっちりと貼り付けてます。遮音性能はマイナス6デジベル前後で、PCケースとしてトップクラスですが、熱も相応にこもりやすいです。
発熱が多いハイエンドな構成(例:i9 10900K + RTX 2080 Tiなど)だと相性が悪く、ミドルスペックでそこそこの性能に抑えた構成にしないと、せっかくの静音性をフル活用できません。
じゃあ具体的にどんな構成ならイイ感じなのか、↓こちらの自作プランを参考にしてみてください。
なお、Silencio S600はスチールパネル版と強化ガラス版(TGモデル)の2種類あります。見た目で選んでしまって良いですが、静音性能はスチールパネル版の方が優秀です。空冷の高さも1 mmだけスチールパネル版が高いです。
NZXT H510コスパ良く洗練されたデザイン
NZXTH510 | ||
---|---|---|
筐体の素材 | スチール(SECC) | |
パネル | 右側は強化ガラス製 | |
マザーボード | ATX / MicroATX / Mini-ITX※ATXは305 x 245mmまで | |
電源ユニット | ATX電源 / 奥行きの指定なし※奥行き220mmまでは余裕がある | |
グラフィックボード | 最大381 mm | |
CPUクーラー | 全高165 mm | |
対応ラジエーター | トップ(天面)※標準レイアウト | – |
フロント(前面) | 最大280 mm | |
リア(背面) | 120 mm | |
対応ケースファン | トップ(天面) | 120 / 140 mm x1 |
フロント(前面) | 120 / 140 mm x2 | |
リア(背面) | 120 mm x1 | |
ボトム(底面) | – | |
付属ケースファン | トップ(天面) | 120 mm x1 |
フロント(前面) | – | |
リア(背面) | 120 mm x1 | |
防塵フィルター | サイドパネル / フロント底面 / リア底面に付属 | |
拡張スロット | 7 | |
ドライブベイ | 5.25インチベイ x0 | |
3.5インチベイ x2 + 1 | ||
2.5インチベイx2 + 1 | ||
インターフェイス類 |
| |
サイズ | 横幅210 x 高さ460 x 奥行き428 mm | |
重量 | 6.6 kg | |
保証 | 2年 |
- 審美的でNZXTの哲学を感じるデザイン性
- ゲーミングPCを組むなら十分すぎる拡張性
- グラフィックボードは全長381 mmまで
- 280 mmラジエーター搭載可(フロントのみ)
- ケースファン「Aer F120」が2つ付属
- 魅せる簡易水冷「Kraken」シリーズと相性よし
- 取り外しができる防塵フィルター
- ケーブルマネージメント機構が便利
- 割と物理干渉が起きやすい内部スペース
- 空冷クーラーは高さ165 mmまで
- 専用ソフト「CAM」はやや使いにくい
- ストレージの拡張性はイマイチ
- 5.25インチベイ無し
- 付属ケースファンは1200 rpm固定
「NZXT H510」は約8000~9000円の比較的に手頃なPCケースとしては、とても審美的で優れたデザイン性が最大のメリットです。
NZXT社はケース以外のパーツ、たとえば簡易水冷ユニットなども展開していて、適当に同社のシリーズ製品を組み合わせるだけでそれっぽいデザインにまとまります。「デザインに自信がない・・・」という人でも、簡単にイイ感じの自作PCが完成です。
流行りのゲーミングPCを自作する上で、H510の拡張性は十分です。グラフィックボードは全長381 mmまで、電源ユニットは最大220 mm(配線を考えると170 mmくらいが限度)、簡易水冷ユニットはフロント側に280 mmまで対応。
自作PC初心者でも美しい配線をしやすいよう、ケーブルマネージメント設計もしっかりと工夫されています。主要なPCパーツにアクセスしやすい位置に配線ホールが用意され、ケーブルをまとめやすい誘導ガイドも造形済みです。
通常モデルは約8000~9000円でコスパが良いです。
ELITEモデル(豪華版)は約1.6~2.1万円で価格が跳ね上がりますが、LED制御ができるコントローラが付属するし、付属のケースファンも140 mmが3つ + 120 mmの合計4つでめちゃくちゃ豪華な内容。
手軽にオシャレデザインに仕上げるなら、NZXTの簡易水冷クーラー「Kraken X63」を。信頼性の高いAsetek社がOEM元(製造元)だから、性能はおおむね問題なし。
DeskMini A300容量1.92Lの超小型ベアボーン
ASRockDeskMini A300 | ||
---|---|---|
筐体の素材 | スチール(?) | |
パネル | VESAスタンド対応 | |
マザーボード | Mini-STXAMD A300マザーボードを搭載 | |
電源ユニット | ACアダプター(120 W) | |
グラフィックボード | 不可 | |
CPUクーラー | 全高46 mm | |
対応ラジエーター | トップ(天面)※標準レイアウト | – |
フロント(前面) | – | |
リア(背面) | – | |
対応ケースファン | トップ(天面) | – |
フロント(前面) | – | |
リア(背面) | – | |
ボトム(底面) | – | |
付属ケースファン | トップ(天面) | – |
フロント(前面) | – | |
リア(背面) | – | |
防塵フィルター | 不明 | |
拡張スロット | – | |
ドライブベイ | 5.25インチベイ x0 | |
3.5インチベイ x0 | ||
2.5インチベイx2 | ||
インターフェイス類 |
| |
サイズ | 横幅88 x 高さ155 x 奥行き155 mm | |
重量 | – |
- 容量わずか1.92 Lの「手のひらサイズ」
- Ryzen APUに対応(Zen+まで)
- ストレージは最大4つ(2.5″ x2 + M.2 x2)
- メッシュ加工のサイドパネル
- VESAマウント対応で自由な設置方法
- 3画面出力に対応(内2つは4K @60 Hz)
- ライバルを圧倒するコストパフォーマンス
- 組み立てはかんたん
- Renoir APU(Zen2)は非サポート
- 拡張性は限定的
超小型PCケースでおすすめ・・・は意外と少ない。そもそも小型ケースは組み立て難易度が高いから、あまりオススメできる製品が多くない。しかし、ベアボーンキット(マザーボード搭載済み)なら、組み立ては簡単です。
特にASRockのRyzen向けベアボーン「DeskMini A300」は傑作級。Zen+世代のRyzen APUをサポートし、DDR4-2933メモリ(OCで3200以上も可能)も使えます。
拡張性は当然ですが極めて限定的。と思いきや、マザーボードはM.2 SSDを最大2つまで、付属の変換コネクタを介して2.5インチストレージを最大2つまで接続できます。手のひらサイズで最大4台のストレージが使えるなら十分でしょう。
コネクタの内容も必要十分です。フロントパネルはUSB 3.0(Type-CとType-A)が1つずつ、イヤホンジャックは2つ。リアパネルには映像出力が3つあり、最大で3画面のマルチディスプレイ環境に対応します。
HDMIとDisplayPortは「4K @60 Hz」も出力できます。
手のひらサイズで超小型、だけど性能もパワフル。なら今のところコスパ的に見ても、DeskMini A300は突出した存在です。CPUやメモリ、ストレージをこみこみで約10万円あれば、かなりパワフルな超小型マシンを自作できます。
In Win Chopin最高に美しい超小型ケース
In WinChopin | ||
---|---|---|
筐体の素材 | スチール / アルミニウム合金 | |
パネル | アルミ製に吸音材を貼り付け済み | |
マザーボード | Mini-ITX | |
電源ユニット | Chopin専用電源を搭載済み※SFXよりも小さい特殊規格品 / 仕様は80+ Bronze認証の150W電源 | |
グラフィックボード | 不可 | |
CPUクーラー | 全高43mm | |
対応ラジエーター | トップ(天面)※標準レイアウト | – |
フロント(前面) | – | |
リア(背面) | – | |
対応ケースファン | トップ(天面) | – |
フロント(前面) | – | |
リア(背面) | – | |
ボトム(底面) | – | |
付属ケースファン | トップ(天面) | – |
フロント(前面) | – | |
リア(背面) | – | |
防塵フィルター | 不明 | |
拡張スロット | – | |
ドライブベイ | 5.25インチベイ x0 | |
3.5インチベイ x0 | ||
2.5インチベイx2 | ||
インターフェイス類 |
| |
サイズ | 横幅84 x 高さ275 x 奥行き217 mm | |
重量 | 2.2 kg |
- 超小型ケースの中では最高レベルのデザイン
- 特殊規格の専用電源(150W)を搭載済み
- トップ側とサイドパネルはメッシュ化で通気性良し
- コスパは良いとは言えない
- 絶望的な拡張性
- 組み立て難度はやや高い
発熱が多くないCPUと、内蔵グラフィックス、2.5インチSSDだけで組むことが前提です。外付けグラボは使えないし、高さ43mm以上のCPUファンは使えないので高発熱CPUも避けたほうが良い。
- 「Core i5 10400」あたりで、オフィス用途な超小型PC
- 「Ryzen 5 3400G」あたりで、ライトゲーム向けの超小型PC
こういうのを組むなら、In Win Chopinはめちゃくちゃ楽しめるPCケースだと思います。
ケース自体の価格は約1.2万円なので、サイズの割には高価。しかし、使えるPCパーツも限定的になるので、パーツ全体でのコスパはそれなりに妥当なところに落ち着くでしょう。
何より、In Win Chopinに取って代わるケースは今のところ皆無ですから、単純な「高い安い」で評価できるモノでも無い。洗練された超小型PCを組むなら非常にオススメです。
なお、CPU付属クーラーで冷却性能が不安な場合は、Noctua製「NH-L9」シリーズがおすすめ。ファンを含めて、全高は37mmしか無いのでChopinに搭載可能です。
「好きなケースを選ぶ」ことがベスト
PCケースは軽く100種類を超えるラインナップを存在するわけですが、なぜそんなに種類が多いのかと言えば「デザインの好みはあまりに多種多様」だからに尽きる。
もちろん、現実としては一部のPCケースに人気が集中する傾向があるが、レビュー記事の有無や評判によって左右されるのは仕方がないところですね。
それでも、自作PCを組むなら「デザインが気に入ったから、このケースを使いたい。」という考え方は大事だと思ってる。せっかく「自作」するのだから、多少はこだわっても良いと思う。
たとえば、ぼくが実際に組み立てたAMDerマシンも、今回の記事に掲載していないPCケースを普通に採用してたりする。「マウントベイ不要でイエローデザイン重視」で選んだ結果、このケースになったというだけです。
とりあえず今回の記事では、アッサリと10個に絞ってしまったが、この中に気に入ったケースが無ければ「Amazon – PCケースランキング」や「価格コム」でじっくりと探してみましょう。
PC初心者さんは「使う予定のパーツが入るかどうか?」は、しっかりと確認してください。スペック表だけでなく、マニュアル(説明書)まで確認すると安全です。
以上「おすすめのPCケース10選:目的別にいろいろとまとめてみた」でした。
おすすめなPCパーツ解説記事
予算5~30万円で、自作PCの構成を10個ほどまとめた記事です。
実際に20枚以上のグラフィックボードを検証 & ベンチマークしてきた筆者が、おすすめできると判断したグラボを「7個」に絞って解説する記事です。
グラボも大好きですが、やはり自作PCの中心パーツとなる「CPU」も大好きで、よくベンチマークを回してます。↑の記事は、おすすめなCPUを順番に並べて解説してます。
SSDも参考にどうぞ。
「PCケース」の選び方について
PCケースの選び方について、スペックの読み方や選ぶ時のポイントなど。基本的なことは、こちらのガイド記事を参考にしてください。
うーん、いろいろあるもんですね
自分はまだ自作はしたことがありませんが、そこそこのデザインがあればいいと思う派なので、とりあえず大きくて、メンテしやすければいいのではと思ってしまいます
ゲームをするときや、音楽を聞くときはたいていヘッドホンなどで耳を塞いでしまいますので‥
< とりあえず大きくて、メンテしやすければいいのではと思ってしまいます
ぼくもそう思ってます。E-ATXに対応してるくらいのケースを買っておけば、後々困ることもあまり無いでしょうし。
実際3.5インチベイはそこまで重要じゃないと思うのだが……最近は大容量HDDも安いから1個積めれば十分な気もするしSSDだって安くなってきてるからなぁ
複数のHDDを搭載してRAIDを組むような使い方でも、外付けボックスやNASに入れたほうが利便性もあるし冗長性も得やすいから、そんなに必要ない。という感じは確かにする。
cooler masterのH500pが気になって眠れない
H500Pのデザイン、非常にスタイリッシュですよね~。手っ取り早く「光るゲーミングPC」を組むなら良いと思います。拡張性も大抵の人にとっては、十分な水準です。
各位置ごとの対応マウントmm数が書いてあるのはとても参考になります
つい先日、クーラーマスターCM 690 IIIで初めての自作PC組みました。とても扱いやすいケースなのでオススメです。それと自作するにあたって、このブログが大変参考になりました。この場を借りて主様に感謝申し上げます!
versa h26でこの空冷クーラーってはいりますかね?
無理ならMC500を買おうとしているのですがhttps://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B07CLTH5LT/ref=psdcmw_2151905051_t3_B07CPY316M
「MasterAir MA410M」の高さは165.1 mmなので、多分パネルを閉じるのは無理です。
設置場所にもよりますがThermaltakeのview37も開放感の高いケースとしてオススメしたいです
天面にファンが置けないのが欠点になりますが…
ガルウィング式のパネルが良いですよね~。ぼくも姉妹モデルの「VIEW 27」を使ってました。
少し古いモデルですが、CorsairのObsidian 750D、見た目が最高に格好いい!
デカいのでいろいろ詰め込みたいメインPCには最適でした
以前教えていただいた、MasterCase H500Pを購入しました。
他のPCケースについても分かりやすく為になる記事でした。
完成したら、何かしらの方法でお伝えしたいのですが、ありがとうございました。
H500pかっこいいですね!
是非価格.comにレビューしてください!笑
JONSBO U4がでるならCooler Master MasterBox Q300Lもありかと
折角なのでデカくて横置きのお勧めのPCケース教えて下さい。
倒産したばかりの米Caselabs社製BH8は恐らく一番良いものだろう。下層に電源・HDD・ODD、上層にマザーボード(E-ATX/SSI-EEBまで)、グラボ、CPUとクーラー(高さ190mm or 280mmラジェーター×2)。
でもメーカーが既に倒産したので、購入は絶望的になるだろう。もし運が良ければ誰かがそれを譲ることになったら、値段も10万円程に近いので、恐らく誰にも買わないだろう。
「SILVERSTONE SST-GD07B」はどうでしょう。最大でSSI-EEB、クーラーは138mmまで、グラボは345mmまで。電源ユニットは220mm、ベイは全部11スロット。なかなかの拡張性です。
なお、デカイケースを横置きにしてしまうのも、一つの手だと思います。
横用の箱ってちゃんとあるんだ、デザイン良いかも。
ただ横用なのに電源が横向きになっちゃうは嫌だな、あと天板が透明になってくれれば光らせたり遊べそう。
あぁ電源横向きにしないとマザボに当たるから仕方ないのか
逆に横の方が長持ちするのか…相談ありがとうございます。
電源ユニットが横向きになるのは、大した問題ではないかな…と。電源のファンが安物のスリーブベアリング軸だと、横置き(ファンが地面に対して垂直)の方が長持ちしやすいらしいです。
実はガレリアのケースが一番理想のケースだったりする
….w
実はガレリアのケースが一番理想のケースだったりする。
個人的に前面ファンの掃除のしやすさや、そこのカスタム性さえあれば最高の凡庸性タワーだんだけど
「GALLERIA KTケース」は、割りと理想形ですよね。あのケースのOEM元はCooler Masterなので、さすがの出来といったところ。
JONSBO U4とNZXT Hシリーズのようなタイプでサイドがガラスではないケースってありますか?
やっぱり割れた時が怖いのと別に中を見る気はないのですが、ガラスなしのケースは異様にベイなどで奥行きがあったりするのでコンパクトなケースがあったら教えて頂けるとありがたいです。(出来ればATXとMicroATX、Mini-ITXの3種類を知りたいです)
グラボの縦置きがしたくてP110 Luce使ってます
デザインに特に特徴はないけどバランスが良くダサいなと思うポイントもなく気に入ってます。
何よりAntecの安心感と1万円切ってるのは素晴らしい
この中にはないですけどDefine Cも割と好印象なんですよね。
5インチベイは要らないし、3.5インチベイも大量に必要ないって状態で、315mmまでのグラボも対応できるので、
あと、MasterCase MC500の重量はProduct Sheetを見る限り11.3kgですよ
そのケース結構良いですよね。
最近「HDDたくさん入れるなら、デカイケースじゃなくてNASで良いのでは?」ということに気づき始め、メイン機をDefine Cで再構築する計画を建ててたところです。
PS.「11.3 kg」追記しました。
[…] ・おすすめのPCケース10選:目的別にいろいろとまとめてみた 更新日2018.12.23 […]
NZXTのH500かH500iの購入を検討しています。
H500iにはスマートデバイスが付属しているようなのですが、価格差に見合うメリットはありますでしょうか?
パソコンにLEDファンなど、光るパーツをたくさん載せてそれぞれを自由に制御するなら、NZXT純正コントローラは価値のある付属品だと思います。
ファンやLED制御にこだわらないならH500(無印)で良いです。
現在、cpu i9 9900K
マザボ ROG STRIX Z390-FGAMING
グラボ ROG-STRIX-RTX2080TI-O11G-GAMING
クーラー H150i PRO RGB CW-9060031-WW
ケース CORSAIR Carbide Series SPEC-06 RGB
を購入してアプライドさんのほうに組み立て依頼をもっていったところ
ケースの大きさ的に組み立てれない事はないが、65~85度など、とても高い温度になるのではないか、夏は落ちる可能性すらあるのでは?出来ればケースは考え直したほうが良いとさえ言われました。
フルタワーでデザインが好きなのが全くなく(できればメーカーを揃えたい)
やっとの思いで探し出したケースだったのですが…
rtx2080ti を使う限りはPCパーツの寿命などを考えようとするとフルタワーに近い大きさのものを選ぶしかなくなるのでしょうか…?
そのケースで組みたいなら、組んでいいと思いますよ。
温度は夏場だと確かに心配かもしれませんが、気になる場合はクロックやコア電圧をちょっと落として熱を抑えて運用すればいいです。あとは、ケースファンをしっかり取り付けてエアフローを確保しましょう。ちなみに85℃程度の温度でCPUやグラボが壊れることはまずないです(※仮に故障しても保証があります)。
ケースファンを全て取り付けても話にならない。ぐらいの勢いで言われていたので不安になりコメントさせて頂いてました…
もう一度前向きに検討し直してみます!
今回の事でPC超初心者の僕などにとっては、PCケースの差による熱やパフォーマンスの違い、パーツ寿命の長さ などの記事があれば読みたいかなと感じました!(そもそもそんなもの気にするほどの事じゃないのかもしれませんが…
迅速な返信に感謝しております。ありがとうございました><
参考になってよかったです!
< PCケースの差による熱やパフォーマンスの違い、パーツ寿命の長さ などの記事があれば読みたいかな
エアフローの検証はちょっとやってみたいところですね。PCケースによっては空冷より簡易水冷の方が有利なのかどうか…とか。何かと気になる部分はあります。
Define R6を使いハイエンドPCを
作ろうと思っていますが
マザーボードがDefine R6に入るのかが
分からないので教えてください
マザーボードはMSI MEG Z390 GODLIKE E-ATX
ゲーミングマザーボードです
マニュアルやスペック表を見たところ、MSI MEG Z390 GODLIKEは横幅が272mmです。Define R6はE-ATX対応で、最大285mmまで対応と書いてあるので、規格上は問題なしです。
MSI MEG Z390 GODLIKE E-ATX
ゲーミングマザーボードが入る
ケースで静音性が高く拡張性が
高いものを教えてください
ザッと見た感じでは、「COSMOS II 25th」「Define R6」「Define XL R2」「Crystal 680X RGB Tempered Glass」あたりが良いと思います。
初めて自作PCを組むにあたりこちらの記事を参考にさせていただき、Antec P101 Silentの購入を検討しています。
ただ、設置スペースの関係でP101 Silentの縦置き設置は難しいため、横置きで設置できればと考えているのですが、PCを横置きにしても排熱や負荷等は問題無いのでしょうか?
横置きの場合、パーツを組む際にも縦置きとは違って何か特殊な組み方をしなければいけないのか、それとも普通に組んでただ横に置くだけでも特に問題ないのか等、もし宜しければアドバイスをいただけたらとても嬉しいです。
大まかな構成としてはマザーボードは「MSI MPG Z390 GAMING PLUS ATX」、CPUは「core i7 8700」で、CPUクーラーは「風魔 弐」、ビデオカードは「GTX 1660 Ti GAMING X 6G」を予定しております。
そのPCケースは側面に通気口もないですし、横置きにしてもエアフロー上の不都合などは無いです。パーツへの負荷も大差なく、CPUクーラーやグラボは垂直になるのでマザーボードへの負荷がやや低減します。
> 普通に組んでただ横に置くだけでも特に問題ないのか
普通に組んで、ただ横置きにするだけで大丈夫ですね。
コメントの送信後にこちらの画面に反映がされていなかったため、うまく送信できていなかったと思い、連投してしまっておりました…。
大変お手数ですが、連投分は削除をしていただければと思います。申し訳ございません!
いえいえ、お気にせずに。
あ、言い忘れていましたが、横置きにした時に「配線」がCPUクーラーやグラボのファンなど「可動部分」に当たっていないかだけは注意してください。
このサイトを見てAntec P101 Silentで初めてPCを組めたのですが、デスクトップPCはホコリが溜まりやすくこまめに内部を掃除しないと壊れると聞きました。こまめな掃除が苦手なので「東洋アルミ パッと貼るだけ! ホコリとりフィルター」を貼って内部にたまらないようにしようと思っているのですが大丈夫でしょうか?
こまめに掃除しなくても大丈夫です。1年に1回、大掃除のついでにエアダスターなどでホコリを飛ばしてやる程度の掃除でOKです。
「ほこりフィルター」はある程度の効果はありますが、エアフローが若干悪化するデメリットもあります(※網戸を閉じると風が入りにくいのと同じ)。
フィルター以外の対策では、机の上にパソコンを置くなど、床よりも高い位置に置く方法もあります。スペースに余裕があれば床ではなくデスクに置いておくと良いです。
返信ありがとうございます。ホコリフィルターは使わずに年に一回の掃除にします。
microATX以下のみ対応のケースは無いんですか?
スリムケースと言えばInWin Chopinの他にAntecのVSK2000-U3がありますが、
そちらは推されていないようで…
何か推せない欠点があるのでしょうか?
Lian LiのPC-O11 Dynamic XL ROG Certified おすすめだぜ。
いつもこのブログを参考にさせていただいています。
この記事を見ていて、近々Fractal designから出るmini-ITX用のera itxが気になっているのを思い出しました。
デザインが秀逸ですが、窒息ケースなのでは?という噂がちらほら…
実際のところをぜひ知りたいのですが、ちもろぐさんでは検証するご予定などはありますでしょうか?
最強ケースはPower Mac Gx系統ジャンク品。安い・でかい・事例多い。
Antec P5 とかどうでしょう
でかいケース、光を見せるスケスケースに疲れた人には刺さると思う
SUGO 14の重量ですが、8.48kgというのは間違いで、今は4.89kgに修正されてますね。
たしかに8 kgも無いような・・・と体感では思ってたのですが、やっぱり誤記だったんですね。修正しておきます。
desk miniは、今ならx300にも言及してあげた方が親切かも。
12年前にCooler Masterの初代COSMOSを3万円くらいで購入して使い続けています。
当時はまだ物価が安かったのでいま同等品を探すと5万円は下らないでしょう。
すごく高いけどすごく性能の良いケースはもう存在しないのでしょうか?
良いケースは一生モノだと思っています。
YouTube で 「G5 MOD」と検索すると、PowerMac G5 のケースを改造して Windows 機にした動画があります。腕に自信があって、人と違うケースで組んでみたいという人にとっては参考になります。
InwinのChopin以外すべて黒…
最近のPC業界では外装は黒じゃなければだめとかいう法律でもあるのだろうか?
h510系統は白色もありますよ〜
やかもちさんおすすめのケースファン特集も見てみたいです…PCケース沼の次はケース内のエアフロー沼にはまっています…
Define7 発売日にすぐ買ったけど
デメリットは高いくらいだとおもった
構成するパーツが多いのはメリットにもデメリットにもなりえるけど
フルタワーで組む人間なら殆どがメリットに感じるだろうし
問題はAntecのP280が役目を終えてなお存在感を発揮しながら部屋の隅にいることなんだが処分するにも勿体ない、いいケースで困る
Cooler Master MasterBox NR200 Mini-ITX Case が気になります。まだ日本での情報が少ないですが 海外のユーザーが YouTube に動画を公開されています。
H200 TG良さげ
define7xlのソリッドパネルを使ってます
裏配線のスペースが広い方なんでしょうけど、自分には配線チェックや整備が楽なケースじゃなかったです。
メンテナンスがてら久しぶりに開くとサイドパネルの裏側の防音用の布地から密閉した車の中みたいな臭いがしますし。
実はいらなかった防音シートに埃が絡みついて取れないのが一年経ってわかりましたよ。
EATX対応の排熱効率の良い鉄板タイプの筐体が少ないので選択肢が無かったの仕方無いのですが、他のメーカーと同じく裏配線のスペースは足りないです。
正直どこのメーカーでも厚み及び深さは5cm…いや10cm欲しいですね。
ボードが大きくなれば配線の数も増えると思うのですが妙な所が省スペースです。
今期の各PCケースはガラスか鉄板かの違いくらいで「魅力的な個性が無い」のが残念です。
TTもCoolMもNZXTもソリッドかガラスか選べれば良いんですが…
こちら2024年版に更新してほしいです
最近はピラーレスのデュアルチャンバーケースもありPCケースのトレンドも少し変わってきたように思います。また特集を組んでくれると嬉しいです。
f2joob