名作RTX 3060 Tiの後継モデル「RTX 4060 Ti」がお値段据え置きで登場。さっそく買ってみたので、価格の近いRTX 3070や前世代のRTX 3060 Tiと実際に比較ベンチマークします。
(公開:2023/6/14 | 更新:2023/7/1)
「RTX 4060 Ti」の仕様とスペック
GPU | RTX 4060 Ti | RTX 3060 Ti | RTX 3070 |
---|---|---|---|
プロセス | 5 nm製造 : TSMC | 8 nm製造 : Samsung | 8 nm製造 : Samsung |
シェーダー数CPUのコア数に相当 | 4352 | 4864 | 5888 |
RTコア数レイトレ用の特化コア | 34 | 38 | 46 |
ブーストクロック | 2535 MHz | 1665 MHz | 1730 MHz |
VRAM | GDDR6 8 GB | GDDR6 8 GB | GDDR6 8 GB |
理論性能(FP32) | 22.06 TFLOPS | 16.20 TFLOPS | 20.31 TFLOPS |
PCIe | PCIe 4.0 x8 | PCIe 4.0 x16 | PCIe 4.0 x16 |
TDP | 160 W | 200 W | 220 W |
補助電源 | 16-pin | 12-pin | 12-pin |
MSRP | $ 399 | $ 399 | $ 499 |
参考価格 | 67800 円 | 48990 円 | 69980 円 |
発売価格 | 67800 円 | 54780 円 | 69960 円 |
発売 | 2023/5/24 | 2020/12/2 | 2020/10/15 |
GPU | RTX 4060 Ti | RTX 3060 Ti | RTX 3070 |
---|---|---|---|
世代 | Ada Lovelace | Ampere | Ampere |
プロセス | 5 nm製造 : TSMC | 8 nm製造 : Samsung | 8 nm製造 : Samsung |
トランジスタ数 | 229.0 億 | 174.0 億 | 174.0 億 |
ダイサイズ | 190 mm2 | 392 mm2 | 392 mm2 |
シェーダー数CPUのコア数に相当 | 4352 | 4864 | 5888 |
TMU数Texture Mapping Unitのこと | 136 | 152 | 184 |
ROP数Render Output Unitのこと | 48 | 80 | 96 |
演算ユニット数 | 34 | 38 | 46 |
Tensorコア数機械学習向けの特化コア | 136 | 152 | 184 |
RTコア数レイトレ用の特化コア | 34 | 38 | 46 |
L1キャッシュ演算ユニットあたり | 128 KB | 128 KB | 128 KB |
L2キャッシュコア全体で共有 | 32.0 MB | 4.0 MB | 4.0 MB |
L3キャッシュコア全体で共有 | – | – | – |
クロック周波数 | 2310 MHz | 1410 MHz | 1500 MHz |
ブーストクロック | 2535 MHz | 1665 MHz | 1730 MHz |
VRAM | GDDR6 8 GB | GDDR6 8 GB | GDDR6 8 GB |
VRAMバス | 128 bit | 256 bit | 256 bit |
VRAM帯域幅 | 288.0 GB/s | 448.0 GB/s | 448.0 GB/s |
理論性能(FP32) | 22.06 TFLOPS | 16.20 TFLOPS | 20.31 TFLOPS |
SLI対応 | – | – | – |
PCIe | PCIe 4.0 x8 | PCIe 4.0 x16 | PCIe 4.0 x16 |
TDP | 160 W | 200 W | 220 W |
補助電源 | 16-pin | 12-pin | 12-pin |
MSRP | $ 399 | $ 399 | $ 499 |
RTX 4060 TiとRTX 3070のスペックをざっくり比較すると、こんな感じ↓
- シェーダー数:RTX 4060 Ti < RTX 3070
4352シェーダー:5888シェーダー - 最大クロック:RTX 4060 Ti > RTX 3070
2535 MHz:1730 MHz - VRAM容量:RTX 4060 Ti = RTX 3070
8 GB(288 GB/s):8 GB(448 GB/s) - 消費電力:RTX 4060 Ti < RTX 3070
TDP 160 W:TDP 220 W - 新品価格:RTX 4060 Ti = RTX 3070
約6.7万円~:約6.8万円~
シェーダー(コア)数を大きく減らした代わりに、最大ブーストクロックが約2.5 GHzまで引き上げられています。
VRAMに容量8 GB(GDDR6メモリ)を搭載しますが、帯域幅は448 GB/sから288 GB/sへ大幅に削減。そのまま削減するだけだと性能に悪影響が出るため、NVIDIAはL2キャッシュ容量を5 MBから32 MBへ増量して、実質的な帯域幅を稼ぐ設計です。
ただし、増量したL2キャッシュでカバーし切れない処理だと、キャッシュから溢れて性能が下がるリスクがあります。
全体的に低コストな設計です。製造コストが約3倍近くまで跳ね上がるTSMC 4N(TSMC 5 nm)プロセスを使用していながら、価格は従来モデル(3060 Ti)と同じ399ドルを維持します。
日本国内での価格は約6.7万円から。同じ399ドルを維持しても、急激な円安の影響で国内価格は約1万円ほど高いスタートです。
RTX 4060 Tiの性能をベンチマーク比較
テスト環境 「ちもろぐ専用ベンチ機(2023)」 | ||
---|---|---|
CPU | Core i9 13900K24コア32スレッド | |
CPUクーラー | NZXT Kraken X63280 mm簡易水冷クーラー | |
マザーボード | ASUS TUF GAMINGZ690-PLUS WIFI D4 | |
メモリ | DDR4-3200 16GB x2使用メモリ「Elite Plus UD-D4 3200」 | |
グラフィックボード | ASUS RTX 4060 Ti OC Edition | |
SSD | NVMe 1TB使用SSD「FireCuda 520」 | |
電源ユニット | 850 W(80+ Platnium)使用モデル「Corsair HX850i」 | |
OS | Windows 11 Pro検証時のバージョンは「22H2」 | |
ドライバ | NVIDIA 535.98 | |
ディスプレイ | 3840 x 2160@144 Hz使用モデル「INNOCN 32M2V」 |
「RTX 4060 Ti」を比較するために用意した専用PCスペックです。
CPUにゲーミング性能でトップクラスの「Core i9 13900K」を使います。メモリは普通のDDR4-3200(ネイティブ)で容量32 GBで、テスト時のドライバは「535.98」です。
テスト用のRTX 4060 Tiは「ASUS RTX 4060 Ti DUAL OC Edition」を使います。
全長227 mm、厚み49.6 mm(2.5スロット占有)のスタンダードなサイズ感が魅力。静音性に優れた88 mm径Axial-Techファンを2つ搭載します。
参考までに、購入時の価格は69800円(実質5.9万円~)でした。
競技FPS:VALORANTなど
まずは競技性が重視されるFPSゲームで、設定別にフレームレート(性能)を比較しました。
Apex Legendsの「低設定」「高設定」で比較したグラフです。
RTX 4060 Tiは前世代のRTX 3060 Tiから、約16%の性能アップにとどまります。RTX 3070をなんとか超えますが、体感できるほどの性能差とは言えません。
フォートナイトの「中設定」「高設定」で比較したグラフです。
RTX 4060 Tiは中~高設定どちらもRTX3060 Tiを超えるものの、RTX 3070と同じ水準にとどまります。期待を下回る伸び幅です。
競技FPSの代表的タイトル、VALORANTを最高設定で比較したグラフです。フルHDで平均620 fpsを叩き出し、RTX 3060 Tiを超えてRTX 3070に匹敵します。
Apex Legends
Apex Legendsを最高設定で比較したグラフです。RTX 4060 TiはフルHDでRTX 3070をわずかに超えますが、WQHDと4Kで微妙に負けています。
Escape from Tarkov(タルコフ)
Escape from Tarkov(タルコフ)の重たいマップ、Streets of Tarkovで比較したグラフです。
設定はタルコフYoutuber「らっしーRushy_ve」さんを参考に、SSRをオフにしたり、Reflex Low Latencyをboost onにするなど、やや高画質な競技設定(→ 設定画面はこちら)を使用しました。
フルHDだとゲーム側の最適化問題でやや頭打ち気味ですが、WQHDでRTX 3070に匹敵します。しかし、4K解像度だと性能が大きく下がってRTX 3060 Tiにすら届かないです。
Overwatch 2
オーバーウォッチ2をエピック設定(解像度100%)で比較したグラフです。
グラフィックボードの性能差がきれいに反映されやすいゲームです。RTX 4060 TiはフルHDでRTX 3070以上の性能、しかしWQHDでRTX 3070に追い抜かされ、4KでRTX 3060 Tiと同等に落ちます。
Fortnite(フォートナイト)
フォートナイトを最高設定(NANITE:無効)で比較したグラフです。
フルHDでRTX 3060 Tiを少しだけ超えて、WQHDと4K解像度で勝てません。RTX 4060 Tiは実質フルHD専用グラボな予感が・・・。
R6S(レインボーシックスシージ)
レインボーシックスシージを最高設定、マップをファベーラにて比較したグラフです。
フルHDで平均300 fps前後となかなか悪くない性能ですが、RTX 3060 Tiからたった3%しか伸びていません。WQHDと4K解像度でさらに性能差が縮小してしまい、コストパフォーマンスが悪いです。
Dead by Daylight(デドバ)
デッドバイデイライトをULTRA設定、マップ「バダム幼稚園」で比較したグラフです。
フルHDとWQHDはフレームレート上限120 fpsにぶち当たり、性能差がありません。4K解像度でRTX 3060 Tiに負けます。
Cyberpunk 2077
重量級ベンチマークの代表例「サイバーパンク2077」をウルトラ設定(レイトレなし)で比較したグラフです。
フルHDならRTX 3060 Ti以上、RTX 3070未満の性能に。WQHDで差が縮小し、4K解像度でRTX 3060 Tiに逆転されます。
エルデンリング
エルデンリングを最高設定で比較したグラフです。
RTX 4060 TiはフルHDならRTX 3070をわずかに上回り、WQHDでRTX 3070に逆転され、4K解像度でRTX 3060 Tiに逆転を許します。
原神(Genshin Impact)
原神を最高設定(精度:1.5 / シーン細部:高)で比較したグラフです。
フルHDはCPUボトルネックで頭打ちの傾向あり。WQHDでRTX 3070に近い性能を示し、4K解像度で大きく引き離されます。
Forza Horizon 5
Forza Horizon 5を最高設定(レイトレなし)で比較したグラフです。
付属のベンチマークを使っているため、性能差がきれいに反映されます。Forza Horizon 5はRTX 4000シリーズやRadeon(RDNA)シリーズが得意な傾向です。
フルHDから4Kまで、すべての解像度でRTX 4060 TiがRTX 3070を上回ります。
Microsoft Flight Simulator
MSFS(Flight Simulator)をUTLRA設定で比較したグラフです。
フルHDでRTX 3060 Tiとほぼ横並び、WQHDでなぜか大きく伸びてRTX 3070に迫ります。4K解像度はVRAM容量の都合で性能が伸びづらく、RTX 3060 Tiと大差なし。
マインクラフトBE版
Java版より最適化が洗練されているマインクラフトBE版を、最高設定(16チャンク読み込み)で比較したグラフです。
RTX 4060 TiはフルHD~4KまでRTX 3060 Tiをわずかに超える程度にとどまり、RTX 3070に勝てません。
ブループロトコル
MMORPGブループロトコルを最高設定で比較したグラフです。
RTX 4060 Tiが意外と性能を出せるゲームで、フルHDから4KまでRTX 3070以上の性能を示します。ブルプロを始めるならコスパの良いグラボです。
FF14:暁月のフィナーレ
GPUベンチマークとしては不適切な・・・、FF14:暁月のフィナーレを最高設定で比較したグラフです。
なお、フレームレートが極端に跳ね上がる中盤以降をカットしたデータです。フルHDの性能差は微妙ですが、WQHDでRTX 3060 Ti超え、4KでRTX 3060 Tiに逆転されます。
VRChat
VRゲームの代表例でありながら、ベンチマークをほとんど見かけないVRChatを比較したグラフです。
グラフィック設定をUltra設定(異方性 x8)に、フレームレート上限を解除して、「Yayoi Forest House(作:猫屋敷やよい さん)」のプライベートモードで測定しました。
フルHDでRTX 3060 Tiに届かず、WQHDで明確に負け、4K解像度でIntel Arc A770にすら逆転を許す惨状です。
VRAMのバス幅が128 bitと狭いせいで、高解像度のレンダリングでボトルネックが発生していると推測しています。高解像度なVRヘッドセットを使うと、さらに性能差が開くと予想できます。
16ゲームの平均フレームレート
テストしたゲームの平均フレームレートをまとめました(※注意:平均はしょせん平均なので参考にしすぎないように)。
今回テストした内容だと、RTX 4060 TiはRTX 3060 Tiに対してフルHDで約8%、WQHDで約8%、4K解像度で約3%だけ高性能でした。
fpsを底上げ「DLSS」を使った結果
- フルHDでいったんレンダリング
- 機械学習を使って4Kにアップスケーリング
- 実質4Kのフレームが完成します
4K解像度のレンダリングは非常に重たい作業ですが、DLSSを使えばフルHDやWQHD相当のレンダリングで済ませられるので、フレームレートを稼ぎやすくなります。
ちなみに、どの程度の解像度でレンダリングするかどうかはゲーム側の設定で調整できます。高画質な設定ならWQHD相当で、性能重視な設定だとフルHDやHD相当でレンダリングを行います。
RTX 4000シリーズは、コア内部に搭載された機械学習に特化した「Tensor」コアを用いて、高画質なアップスケーリングを用いたフレームレート底上げ機能「DLSS」を利用できます。
今回はDLSS 2以上に対応している3本のゲームで、DLSSの効果をテストしました。
タルコフ(4K解像度)でDLSSを使った結果、フレームレートが約1.8倍に跳ね上がります。
DLSS有効時ならRTX 4060 Tiで4Kゲーミングが出来そうです。と思いきや、RTX 3060 TiやRTX 3070の方がむしろ性能の伸びがよく、コストパフォーマンスが終わってます。
次はRTX 4000シリーズ独自の強み「DLSS 3.0(フレーム生成」に対応したゲームで、旧世代を圧倒できるかチェックします。RTX 4070までなら、DLSS 3有効時の性能はまさに別次元でしたが・・・果たして?
サイバーパンク2077(4K解像度 + パストレーシングモード)では、DLSS 2だけだとマトモに動作しません。
RTX 4000シリーズでのみ使えるDLSS 3(フレーム生成)を使って、かろうじて動作が可能です。
MSFSでDLSS 3.0(フレーム生成)を使えば、旧世代を圧倒できそうです。
しかし現実は非情です。容量8 GBのVRAM容量と、わずか128 bitの狭いバス幅に阻まれて、フレームレートが思うように伸びないです。むしろRTX 3060 Tiの方が高性能です。
- A Plague Tale: Requiem
- Atomic Heart
- Bright Memory: Infinite
- Cyberpunk 2077
- Conqueror’s Blade
- Dakar Desert Rally
- Deliver Us Mars
- Destroy All Humans! 2 – Reprobed
- Dying Light 2
- F1 22
- FIST: Forged In Shadow Torch
- Forza Horizon 5
- Hitman: World of Assassination
- Hogwarts Legacy
- Jurassic World Evolution 2
- Justice
- Loopmancer
- Marvel’s Midnight Suns
- Marvel’s Spider-Man: Miles Morales
- Marvel’s Spider-Man Remastered
- Microsoft Flight Simulator
- Mount & Blade II: Bannerlord
- Need For Speed Unbound
- Perish
- Portal with RTX
- Sackboy: A Big Adventure
- The Witcher 3: Wild Hunt – Game of the Year Edition
- Warhammer 40,000: Darktide
- WRC Generations
- Black Myth: Wukong
- Chernobylite
- Diablo IV
- Icarus
- Marauders
- Midnight Ghost Hunt
- Naraka: Bladepoint
- Ripout
- STALKER 2: Heart of Chornobyl
- Scathe
- Super People 2 (available now in early access)
- Sword and Fairy 7
- Synced
- The Cycle: Frontier
- The Day Before
- The Finals
- The Lord of the Rings: Gollum
- Throne and Liberty
- Tower of Fantasy
- Warhaven
- Witchfire
2023年3月時点、上記の50タイトルがDLSS 3.0に対応する予定です。
3DMark等の定番ベンチマークに興味がないので説明は省きます。
要約すると、フルHDならRTX 3070以上の性能を示し、WQHD~4K相当でRTX 3060 Tiとの性能差が縮小します。実際のゲーム動作と同じような結果が得られています。
RTX 4060 Tiのクリエイティブ性能を比較
GPU | RTX 4060 Ti | RTX 3070 |
---|---|---|
シェーダー数CPUのコア数に相当 | 4352 | 5888 |
ブーストクロック | 2535 MHz | 1725 MHz |
VRAM | GDDR6 8 GB | GDDR6 8 GB |
理論性能(FP32) | 22.06 TFLOPS | 20.31 TFLOPS |
グラフィックボードのクリエイティブ性能は基本的に、シェーダー数とクロック数から計算できる理論性能(FP32)に比例して高くなる傾向があります。
RTX 4060 Tiの理論性能が約22テラフロップス、RTX 3070は約20.3テラフロップスで近い水準です。RTX 3070以上の性能に期待されますが、実際にいくつか試して確認しましょう。
GPUレンダリング(Blender)
GPUレンダリングの定番ベンチマーク「Blender 3.5.0」では、RTX 4060 TiがRTX 3070を約8%上回る性能に。
スコアの内訳(Monster / Junkshop / Classroom)はそれぞれ以上のとおりです。
MonsterとClassroomでRTX 4060 Tiが伸びており、逆にJunkshopではRTX 3070が高いです。GPUレンダリング性能ならRTX 4060 Tiはおおむね優秀です。
画像のAIアップスケーリング
AI(機械学習)を用いた画像のアップスケーリングをテストします。
シェアウェアだとTopaz Gigapixel AIが有名ですが、今回は無料で使えるStable Diffusion Web UIのExtrasから「R-ESRGAN x4+」を使って、画像の4倍超解像を試しました。
2048 x 2048 pxの4倍アップスケーリングは27.9秒かかり、RTX 3070より1割ほど速いです。
AIイラスト(Stable Diffusion)
AIイラストの定番ソフト「Stable Diffusion(AUTOMATIC1111 web ui版)」を使って、AIイラストの生成時間を比較します。
使用するベンチマーク内容は以下のガイド記事より3点です。
- ハローアスカベンチ(512 x 512)
- 神里綾華(LoRA + ControlNet)ベンチ(512 x 768)
- 神里綾華(LoRA + Latent x2.0)ベンチ(1024 x 1536)
生成時間が短いほど高性能です。
ハローアスカベンチ(10枚分)の生成時間は、RTX 4060 Tiが26.1秒、RTX 3070が31.6秒でした。RTX 4060 Tiが約21%も速いです。
神里綾華(LoRA + ControlNet)ベンチの生成時間は、RTX 4060 Tiが50.8秒、RTX 3070が59.3秒でした。性能差は約17%で、処理が重たいほどRTX 3060との性能差が縮小します。
神里綾華(LoRA + Latent x2.0)ベンチではHirex Fix(アップスケーリング)で処理に手こずってしまい、RTX 3060 TiやRTX 3070に追い抜かされるまさかの展開に。
機械学習(Tensor Flow 2)
python 3.10.6にGPU版Tensor Flow 2を読み込み、kerasパッケージの「手書き文字の識別トレーニング(MNIST)」を実行します。25 epochの学習を合計5回実行して、処理にかかった平均時間を求めます。
RTX 4060 Tiは平均18.2秒で学習を終え、RTX 3070やRTX 3060 Tiよりも遅いです。理論性能(FP32)から期待される性能をまったく出せておらず、どこかにボトルネックを抱えている様子です。
動画編集(PremiereとDavinci)
Puget Systemsのベンチマークプリセットを使って、動画編集の定番ソフト「Adobe Premiere Pro」と「Davinci Resolve Studio」のGPU性能をテストします。
テストに使用される動画素材は基本的に4K解像度以上で、割りと負荷の重たいワークロードです。
Premiere ProのGPUスコアは「67.7点」で、RTX 3060 TiどころかRTX 3060 12GBにすら大きく劣る結果に。
素材のプレビュー性能(Live Playback)では、特に目立った性能差が見られません。
Davinci Resolve StudioのGPUエフェクト性能は「89点」で、RTX 3060 Tiに届かないです。下手するとIntel Arc A770にすら追いつかれそうです。
VRAMの性能が悪いせいで、高解像度な動画編集との相性が悪化しています。動画編集用にグラボを買うならRTX 3070を検討したほうが良いでしょう。
動画エンコード(NVEncなど)
世代 | RTX 4060 Ti (Ada Lovelace世代) | RTX 3070 (Ampere世代) |
---|---|---|
NVEncエンコーダー | 第8世代 | 第7世代 |
NVEncデコーダー | 第5世代 | 第5世代 |
AV1エンコード | 対応 | – |
AV1デコード | 対応 | 対応 |
RTX 4000シリーズ(Ada Lovelace世代)は、第8世代NVEncエンコーダーを搭載します。
まずはrigayaさん作のAviutl拡張プラグイン「NVEnc 7.26」を使って、RTX 4060 Tiの動画エンコード性能を検証しましょう。
テスト内容は1分30秒ほどのフルHD動画(原神のプレイ動画)を、VBR形式(ビットレート9000 kbpsでBフレーム挿入あり)でエンコードするのみ。ログに記録される処理速度(fps)で性能を比較します。
RadeonはNVEncを使えないので、AMD VCE(VCEEnc)を使います。VBR形式(ビットレート9000 kbps)で、プリセット:Qualityです。
VCEEncではBフレーム挿入を使っても画質がまったく改善せず、いたずらにエンコード速度を半減させるだけなので、Bフレーム挿入をあえて使いません。
遅い割に画質が変わらない「罠」です。
さすが第8世代NVEncエンコーダー、全体的に処理速度が高速です。
RTX 4060 Tiの動画エンコード性能をRTX 3070と比較すると、HEVCエンコードで約1.2倍、H264エンコードで約1.3倍も高速化しています。
肝心のAV1エンコードだと平均300 fpsに迫り、HEVCやx264エンコードより処理が高速です。
もちろん、エンコード品質(VMAFスコア)も優秀です。
HEVCとx264エンコードは従来世代とほぼ同じ画質ですが、AV1エンコードではHEVCを上回る画質です。HEVCとの差が小さいものの、エンコード性能が約1.7倍も違います。
ただし、Intel Arc A770のXe Media Engine(QSVEnc)には速度と品質どちらも勝てませんでした。
ゲーム開発(Unreal Engine 5)
無料で使えるゲーム開発ソフト「Unreal Engine 5.1.1」のプレビュー性能をテストします。
無料で配布されている「City Sample(The Matrix Awakens)」から「Small_City_LVL」を読み込み、既定のルートを1周してフレームレートを測定します。
「Big_City_LVL」だとメインメモリ容量が不足して動作が不安定だったため、メモリ容量32 GBでもなんとか動作するSmall版をテストしました。
RTX 4060 Tiは平均27 fps、RTX 3070が平均18 fpsで、約1.5倍の性能差です。
大幅な性能アップに見えますが、よくグラフを見るとRTX 3060 12GBがRTX 4060 Tiより約1.3倍も高性能で、VRAM容量の差がしっかり反映されています。
ゲーム実況配信(OBS Studio)
ゲーム配信で定番のソフト「OBS Studio」を使って、RTX 4060 Tiのゲーム配信性能を比較します。
フォートナイトのベンチマークモードを録画配信して、平均フレームレートやコマ落ち(ドロップフレーム率)を比較した結果がこちら↓
RTX 4060 Tiで動画配信 | |||
---|---|---|---|
設定 | 平均fps | 性能低下 | コマ落ち |
フルHD(H264) | 188.0 fps | -2.5% | 0.5% |
フルHD(AV1) | 186.8 fps | -3.2% | 0.4% |
4K(H264) | 65.6 fps | -4.7% | 0.0% |
4K(AV1) | 62.1 fps | -9.7% | 0.0% |
※フルHDはP4:Medium / VBR:9000 kbpsで、4KはP4:Medium / VBR:16000 kbpsでテスト
フルHDの場合、配信をしていない場合と比較して約3%の性能低下で、コマ落ちはほぼゼロで安定しています。
4Kだと約5~10%の性能低下ですが、ほとんどコマ落ちせず非常に安定した4Kゲーム配信が可能です。
RTX 3070で動画配信 | |||
---|---|---|---|
設定 | 平均fps | 性能低下 | コマ落ち |
フルHD(H264) | 174.9 fps | -8.0% | 0.3% |
フルHD(AV1) | |||
4K(H264) | 64.9 fps | -11.9% | 95.3% |
4K(AV1) |
一方でRTX 3070はフルHDだと問題なく配信ができるものの、4Kだと一気にコマ落ちが激増して不安定に。何をしているのかほとんど分からない配信画面です。
オーバーウォッチ2を4K解像度でリプレイモード中に録画して、AV1とH264で画質を比較しました。
画質の差が分かりやすいように、ビットレートを9000 kbps(フルHD換算で2250 kbps)まで下げている影響はありますが、AV1の方がはるかに高画質だと分かるはずです。
RTX 4060 Tiの消費電力を比較
電力ロガー機能のついた電源ユニットを2台使って、CPUとマザーボードに電力供給を分割します。
テスト環境 | ||
---|---|---|
電源ユニット #1システム全体 | 850 W(80+ Platnium)使用モデル「Corsair HX850i」 | |
電源ユニット #2CPUや水冷クーラーなど | 850 W(80+ Gold)使用モデル「Toughpower iRGB PLUS」 |
システム全体を担当する電源ユニットから、+12Vレールの消費電力を見るとグラフィックボード単体の消費電力とほぼ一致します。
上記の接続方法だと、+12Vレールは基本的にグラフィックボード(6+2 pinとPCIeスロット)で使用されるため、CPUを取り除いておけば自ずとグラフィックボード単品の消費電力を抽出可能です。
ただし、電源ユニットの電力ロガーセンサーは刻み値が粗いです。変動幅が小さくなりがちな、低負荷時(低設定のフルHDなど)の精度はやや悪いです。
GPU単体の測定値を見るのではなく、他と比較して相対的に見るべきです。
誤:Aは平均200 Wらしい- 正:AはBと比較して50 W少ないらしい
これくらいのニュアンスでデータを見てくれると助かります。
特定のゲームをプレイ中の消費電力ではなく、テストした16個のゲームタイトルから平均消費電力を求めます。
タルコフやMSFSなど、CPUボトルネックの影響でGPU使用率が上がりにくいタイトルが含まれているため、RTX 4060 TiのフルHD消費電力は平均122 Wに。
WQHDでも平均133 Wにとどまり、4K解像度ですら平均137 Wの消費電力です。RTX 3060 Tiから約70 W近くも消費電力が減っています。
消費電力1ワットあたりの平均フレームレートを計算したグラフです。
RTX 4060 Tiは前世代(RTX 3060 Ti)と比較して、フルHDで約1.7倍、WQHDで約1.4倍、4Kで約1.55倍もワットパフォーマンスが改善します。
性能が近いRTX 3070と比較すると、フルHDで約1.56倍、WQHDで約1.25倍、4Kで約1.36倍とワッパが改善しています。
さすがTSMC 4N(TSMC 5 nm)プロセスです。基本的にワットパフォーマンスは製造技術である程度決まってしまうため、従来のSamsung 8 nm(改良版10 nm)がいかに不利だったかを物語っています。
高負荷時のGPU温度は?
GPU使用率が100%に達する「3DMark Speed Way」を10分連続で動かして、RTX 4060 Ti(ASUS DUAL OC)のGPUコア温度を測定したグラフです(※テスト時の気温は25℃前後)。
RTX 4060 Tiは10分を通して平均62.7℃(ピーク65℃)に対し、RTX 3060 Tiは平均63.9℃(ピーク66℃)でした。
グラボの仕様 | RTX 4060 Ti ASUS DUAL OC | RTX 3060 Ti GALAX WHITE |
---|---|---|
冷却ファン | 88 mm(デュアル) | 102 mm(デュアル) |
厚み | 49.6 mm (2.5スロット厚) | 58 mm (3スロット厚) |
全長 | 227.2 mm | 285 mm |
サイズ差 | ASUS DUAL OCは約32%も小さい |
消費電力が大幅に減っている分、スタンダードなボード設計のASUS DUAL OCで問題なくRTX 4060 Tiを冷却できます。
グラフィックボードの温度比較は、テストに使用したボード設計に大きく左右されます。
同じRTX 4060 Ti搭載モデルでも、分厚くて全長の長いトリプルファンモデルなのか、今回のようにコンパクトなデュアルファン設計かどうかで冷え方や騒音がまったく違います。
GPUチップ本体の発熱度合いではなく、ボード設計の上手さを比較しているため参考程度に見てください。
騒音を10分テスト(動作音はうるさい?)
デジタル騒音メーターを距離50 cmに置いて、騒音値を測定しました。
RTX 4060 Ti(ASUS DUAL OC)は出荷設定でかなり積極的なファンプロファイルが適用されており、徹底的に冷やす代わりにファンの動作音もそこそこ鳴ります。
静音性を重視するなら、GPU温度の上昇をあと5℃くらい許容して、ファンの回転数を低く調整するといいでしょう。ゆるくファンを回すだけで70℃前後に抑えられます。
グラフィックボードの動作音(騒音)比較も、温度と同じくテストに使用したボード設計に大きく左右されます。
単純に、ヒートシンクが分厚くて大口径な冷却ファンを搭載している設計の方が有利です。特定のGPUチップだから静か、ではなく巨大な設計だから静かに冷えやすい(またはコンパクトな設計だからうるさい)と見てください。
上記のグラフから確からしい情報は、特定のボード設計がどれくらい静かに動作できるかどうかに過ぎず、参考程度に見るべきです。
騒音値(dBA) | 評価 | 目安 |
---|---|---|
30 ~ 32.49 | 極めて静か | 耳を近づければ聞こえるレベル |
32.5 ~ 34.9 | 静か | ファンが回っているのが分かる |
35 ~ 39.9 | やや静か | 扇風機を「小」で回したくらい |
40 ~ 42.49 | 普通 | エアコンよりは静かな音 |
42.5 ~ 44.99 | やや騒音 | エアコンの動作音に近い |
45 ~ 50 | 騒がしい | 扇風機を「中~大」で回した音 |
50 ~ | うるさい・・・ | 換気扇を全力で回した音 |
まとめ:フルHD向けなら価格を見直してみては?
「RTX 4060 Ti」のデメリットと弱点
- 4K解像度でRTX 3060 Tiと同等
- 前世代から性能の伸びが少ない
- DLSS 3.0対応ゲームが少ない
- NVEncエンコーダーが「1基」にカット
- 動画編集の性能がなぜか低い
- 国内の販売価格が高い(6.9万円)
- 性能コスパが悪化
「RTX 4060 Ti」のメリットと強み
- フルHDで144 fps↑が可能
- WQHDで100 fps↑は可能
- fpsをドカッと増やす「DLSS 3.0」
- 驚異的なワットパフォーマンス
- 扱いやすいコンパクト設計あります
- RTX 3070 Ti以上のAIイラスト性能
- 高画質で超高速な「AV1エンコード」
- 安定した配信性能(コマ落ちが少ない)
- 定格モデルなら補助電源「8 pin」
- MSRPは399ドルに据え置いたまま
「RTX 4060 Ti」は(一応)RTX 3060 Tiの後継モデルですが、コストカットのためフルHDゲーミング向けに最適化され、WQHDと4Kゲーミング性能に大きな進歩が見られません。
VRChatなど高解像度なレンダリングを求められるゲームやVRAMを食いやすい動画編集では、RTX 3060 Tiに逆転されるシーンも見られ、GeForceの魅力だった「汎用性」が弱体化しています。
ワットパフォーマンスの目覚ましい向上や優れたAIイラスト性能、爆速かつ高品質なAV1エンコードなど。RTX 4060 Tiならではの魅力があるものの、基本的にフルHD向けに特化設計されたグラフィックボードです。
しかし、フルHD用途のグラボに約7万円近いコストを支払うゲーマーは希少種です。4万円台で買えるRTX 3060 Tiで十分な性能ですし、約5万円まで値下がりしたRX 6700 XTも魅力的でしょう。
現状の国内価格では、RTX 4060 Tiの立ち位置はとても中途半端と言わざるを得ず、約7万円払ってまでRTX 4060 Tiをあえて選ぶ意味を見出すのが難しいです。
マトモなWQHDゲーミングモニターが3万円台で買えるご時世に、フルHD専用GPUに約7万円の値付けは時代錯誤です。早急に価格を5.9万円まで、楽天やヤフショの実質込みで5.1~5.2万円まで値段を調整してください。
以上「RTX 4060 TiとRTX 3070どっちがいい?【実際にベンチマーク性能比較】」でした。
「RTX 3060 Ti」の方がコスパは良い
「RTX 4060 TiとRTX 3070のどちらがいい?」についてですが、個人的に今の価格だとむしろ「RTX 3060 Ti」の方が良いです。
約1.4~1.5倍の価格差で、フルHD性能はたった8%しか伸びません。約8%のために1.4倍もの差額を払うべきでしょうか。8%の性能アップ以外に、RTX 4060 Tiが勝っている点を挙げると・・・
- DLSS 3.0(フレーム生成)対応
- AIイラスト性能(RTX 3070 Ti以上)
- AV1エンコード対応
- 安定した配信性能
- 約1.7倍のワットパフォーマンス
などが目立っています。これら追加オプションに1.4倍の差額に見合う価値を感じるなら、RTX 4060 Tiを選んでいいと思います。
単にゲーミング性能を重視するならRTX 3060 Tiでいいでしょう。在庫処分の都合で4.7~4.8万円まで値下がりしているし、RTX 3060 Ti搭載ゲーミングPCも価格がこなれています。
RTX 4060 Tiを単品で買う
RTX 4060 Ti搭載ゲーミングPCを買う
手っ取り早く「完成品」が必要な方は、BTOメーカーのゲーミングPCを推奨します。
ゲーミングPC | 主なスペックと価格 2023年7月時点のスペック |
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・・・BTOパソコンだと思った以上に安いです。単品だと妙に高く感じてしまうのに、RTX 4060 Ti搭載ゲーミングPCは割りと低価格に抑えられています。
メーカーやモデル次第でRTX 3060 Tiモデルと差額がほとんど無い場合もあり、どうせ買うならRTX 4060 Tiモデルにした方が良い場合もありそうです。
RTX 4000搭載ゲーミングPC【解説】
グラフィックボードのレビュー記事
毎度レビューお疲れ様です
ミドル以下の3000番台の処分の為の価格設定になってますからね
FHDだと今は3〜5万にかなりのグラボが集ってますし
3070から2年半もたってるのに、性能は劣って値段は同じなんだから、ゴミ以外の何者でもない。しかも、60番台で7万円って・・・B+どころかCでもええんとちゃうかってレベル。やかもちさんは優しいなあ。
ぶっちゃけ、60番台でこれやられたら、もうついて行ける人の方が少ないでしょ。nVIDIAもTSMCも、個人ユーザーなんて相手にしてくれなくなりつつあるのがよくわかる。マイニング需要で高騰した相場をそのまま引き継いじゃって、市場が崩壊した感ハンパないよ。
余談ですが、本記事とほぼ同じ内容の比較(4060Ti vs 3070 vs 3060Ti)を、FPSおじさんがYouTubeで公開してくれてます。あちらはCPUを13600Kでやってますが、そうすると3070がかなり圧勝しちゃうみたい。笑っちゃいますね。4Kのフレーム生成ではVRAMが足りなくなるトラップがあることにも触れてましたし、丁寧に検証されてます。興味がある方は御覧になることをお勧めします。
「ゴミ」=「Bランク」はマトモに機能しない製品に付けたいので、一応仕事をきちんと果たすRTX 4060 Tiは「B+」としました。製品ではなく値段が悪いです。
なんか4060ti値下がり始めてません?
3060tiは今では約5.5万で、4060tiは約6万ぐらい。
この約5000の差に8%の価値はあると思います。自分は。
> 製品ではなく値段が悪いです。
その基準だと、11900KにBがついていて、講評に「せめて価格設定が5.8万円くらいなら、かろうじてアリ・・・と思いますが7.8万円では擁護できません。」とあるのと矛盾しませんか?(やかもちさんが仰りたいのは「11900Kはi9としての水準に達していなかったけど、4060Tiは60番台の水準には達している」ということでしょうけど・・・値段が70番台水準になって性能が60番台の水準に達しているからといって、60番台の役目を果たしたとは言わないと思う)
それより個人的に思うのは、i9なんてのはそもそも買う人が限られているから、多少値付けが間違っていても実害は小さいし、大目に見てあげられると。しかし、60番台グラボでのこの値付けは、貧乏人排除みたいな感じがして危険すぎると思うわけです。罪深さ(影響を受けるユーザーの割合)は11900Kの比じゃない。その意味で、自分の中ではゴミというより危険物。nVIDIAは市場に爆弾落としやがったなって感覚で受け止めています。
独占企業による悪しき影響という意味においては、類を見ない極悪戦略製品ですね。AMDとインテルに頑張って欲しいです。
レビューお疲れ様です。
ミドルクラスで7万は流石に出せないですよね…
3060tiが5万切り始めてるのにFHDでしか戦えないグラボは買えないです…
アト、シェア率で青が4%もいるのビックリしました。私の知らない需要があるのですかね…(困惑)
ArcはAV1のハードウェアエンコーダが下位モデルにも搭載されてるので、動画エンコードが目的の非ゲーマーに底堅い需要があるんですよ
記事へのツッコミ。
> RTX 4060 Tiが勝っている点を挙げると・・・
>
> DLSS 3.0(フレーム生成)対応 → VRAM8GBだと4Kで不足して却ってFPSは低下します(かといってFHDなら必要な機能ではないから強みとは言いがたい)
> AIイラスト性能(RTX 3070 Ti以上) → VRAM8GBでAIイラストは少なすぎ(後述)
> AV1エンコード対応 → 全然普及しておらず急ぐ理由がない(YouTubeも未対応)
> 安定した配信性能 → ほとんどの人にはどうでもいい
> 約1.7倍のワットパフォーマンス → 結局進化したのはこれだけ(1.7倍というと凄いけど、ゲーム中に70~80Wと聞くと・・・)
AIイラストやってみたい人は、どうせすぐに追加学習もさせたくなります。すると12GBが最低ラインになります。ぶっちゃけ多ければ多いほどいい世界です。ベンチマーク以上に、VRAM容量やバス幅を見ないとダメですよと。
なので上記の書き方は、AI目的でこのグラボを選んだ人を後悔させかねない危険な表現に見えます。「AIイラスト性能」は、画像生成速度だけでは評価できません。VRAM容量によっては、できることそれ自体が変わってくるからです。
VRAM10GBになって7万スタートだったらまだ理解できたけどほぼ微増でこの値段は選ぶ理由があまりにもないですね
推奨8GB以上も増えてきてるのに時代錯誤もいいところなスペック
FHDで常時PL50%してる俺みたいな人間には良板に見える
まあ高いんだけどさ
AI需要で企業様が高く買ってくれるからコンシューマー向けはやる気ないんでしょ
2080tiが18万くらいで3070が8万くらい
同じような性能の流れで来たのか4060ti7万
微妙すぎるw
つまり3060tiより安ければ 買いって事かな
う~んこの
5~6万で16GB版が買えるならstarfield用にとも思うんだけど、これ7万で8GBなんだよな……
未調整なMODのテクスチャとか突っ込んだらすぐにアレなことになってしまうのが目に見えてて買い替え用途しても新規用途としても微妙すぎる。
8GB版5万
16GB版7万
これだったらまだ不満は少な方だろうに…
radeonのグラボは最新バージョンで画像生成が伸びるみたいな話はどうなんですかね?
あと、7000番代のベンチもやってみて欲しいです。
約2倍に改善されたのは(もとから遅い)DirecML版で、しかもみんなが使っているWeb UI版では無いので、特に変わってないも同然です。
RX 7900 XTX自体はすでに検証を終えています。グラフを作ったらいつでも記事を出せる状況ですが、最近NVIDIAが本当にまずい気がしてきたので、7900 XTXに関しては最後のピース「ROCm(Windows版)」を待ってあげようと思います。これが揃わないとクリエイティブ性能編でネガキャンになってしまうので・・・。
> 7900 XTXに関しては最後のピース「ROCm(Windows版)」を待ってあげようと思います。
そういうことだったんですね。なんでグラフに登場してるのにと思ってましたが、これは納得の理由です。現状のままでは、Radeonの(Windows上での)クリエイティブ性能は死んでますもんね。
いきなり4000番台のような生成速度が出ることを期待している人は少ないと思いますが、3000番台くらいのスピード(実用になるスピード)が出て、できることの汎用性が格段に増してくれれば、Radeonでもいいやって人は増えてくると思ってます。VRAMも多いし。
AI性能がある程度追いついてくれれば、7900XTXは魅力的なハイエンド製品になりうるんだけど、さてどう転びますかね。とりあえずAMDさんには頑張っていただき、NVIDIAに危機感を抱かせて頂きたいものです。っていうか、NVIDIA調子に乗るのも大概にしろよと。
RadeonもいつかはWeb UI版に対応するんでしょうかね…
3060tiと同じ値段で4060ti買えるならあり
え?お値段据え置きってそういう意味じゃなく…?
NVIDIAいわく、RTX 3060 Tiと同じ「399ドル」とのこと。一応、前世代から据え置き価格ですが、日本市場だと円安で終わってます・・・。
この世代共通の欠点ですけど、CUDAの増加割合が少なすぎるんですよね(4090を除く)
性能増加はDLSS3とFGに依存していて素の性能はイマイチ、そして非常に高価という・・・
そしてよりコスト増に対して頑張らないといけないAMDが最上位の9番台 7900XTXが4090ではなく4080と同等未満・・・、それ以下のクラスはもうお察しという有様だからどうしようもない。
競争になっていない。むしろNVIDIAを正当化しているだけのよう。
旧世代の大円安下でも投げ売りバーゲンセールで、消費電力の大幅な低下があってもという状況。これはもう次世代や次々世代でも繰り返しそうなほど、プロセス変化少なくもっと悪くなるかもしれずと最悪。
同意。CUDAはむしろ減らされてたりする始末。ドケチ設計極まれり。
物量ケチってお値段はマイニング需要価格で据え置きってことは、もうコンシューマユーザーは相手にされてないのでしょう。相手にされているのは、一人でグラボを何千枚も買うような(マイニング需要を引き起こしていたような)顧客だけってことですよ。
辛うじてワッパに関しては全世代大きく改善しているのでそこだけは評価できるのかもしれませんね。そこだけは…。
円安を加味せずとも価格が悪いのに加えて過去のシリーズと比べると各型における性能の伸びも悪い、その上今要求の高まってるVRAM周りも悪い…と。見事なまでに黒歴史ですね、これは
補助電源のピン数の絡みもあって
30番代(もしくはRXの同等クラス)+電源か40番代って選択肢なんで
コイツか4070の程よい値下がりを待つか考え中
4Kパストレサイパンがしたい人間が購入検討するグラボとは流石に思えない
一応は目玉機能なんだから、DLSS3をFHD,WQHDでももうちょっと丁寧に検証してほしかった
そういやこんだけワッパが改善されてるとなるとノート用だと性能向上著しいとかあったりするんだろうか
11世代Intelみたいにモバイルはそれなりに成功してる、みたいな
3DMark Fire Strikeだと
・RTX 4050 LaptopがTGP:35 Wで約17000点
・RTX 3060 LaptopがTGP:65 Wで約17000点
というデータがあったりするので、デスクトップ版よりワットパフォーマンス向上の恩恵が大きいですね。
35wでそんなに……ちょっといいビジネスノートなら50番台が入ってたりするので基本お仕事、たまに出先用のゲーム機としてならめっちゃいい素地を持ってる気がします……
デスクトップだと処理性能が絶対視されるから世代全体がワッパが上昇したけどメリットを打ち消すレベルに高いチップって扱いなのは変わらなさそうですけど。
やっぱり厳しいですね。二年半前に買った3070と同じ値段なのにこれは…
消費電力やエンコードの優秀さはあるにしてもねぇ。
一応 3070は499ドル、4060Tiは399ドル
円安で399 x 145 x 1.10 = 6.4万円 に 流通・代理店の上乗せで7万円 。
3070は499 x 110 x 1.10 = 6.0万円 に 流通・代理店の上乗せで7万円 。
もっとも6月中に5万円台まで落ちているので、実質349ドルかもね。
AIイラストがベンチ記事の嵩増し以上のものだったらAdaは世界中で大人気だった筈
3060メモリ8G版と比べれば、全体的に強化されてる形にはなってるんですよね。おかしなタイミングで8GB版が発売されたことも考慮すると、もともとこれ4060で設計されていたのではって疑いがありますね。
ナンバリングがそもそも違う(無印vsTi)、世代が2年以上も隔たっている、価格帯も違う。そもそも比較すること自体が間違い。
4060Tiの競合は3070であって、間違っても3060無印ではないよ。同価格帯の3070にすら実性能で負けまくっていたり、同じナンバリングの3060TiからVRAMがまったく増えていなかったり、シェーダー数が1割も減らされていたりするんだから、ゴミでしかない。3060無印を引き合いに出してまで、こんなもんを擁護しようとする気が知れない。
価格が安いけど品質が低いサムスンのRTX30と
価格が高いけど品質も高いTSMCのRTX40の比較ですかね
ワッパの差が大きいんで、ランニングコストも考えると後者一択な気がする
自分で何を書いてるのかもう一度読み直すことをお勧めする。
こんなコメでもし「なるほど」と思うような輩はどうせどんな事でも騙されるから勝手に騙されてれば良いとは思うが。
ワッパってねぇ。
TDP60W差なんて、実際誤差範囲でしか電気代変わらないですよ。(週20時間程稼働するとして、月約160円・年間約2000円程の差)
こんな所を気をつけるより、冷暖房の使い方を見直したほうが遥かに電気代節約出来ますよ。
ちなみに、エアコン(8畳用・スタンダードクラス)を1日30分早めに消すと、一月で約380円程の電気代節約となります。
冷房と暖房をそれぞれ3か月ほど利用すると仮定すると、年間約2300円程節約出来ます。
こっちの方が、お利口な節約の仕方かと。
狂気のコメント。どこかのショップとか代理店とかの回し者かな?
やかもちさんがB+つける製品の出来の悪さって、相当なんだけどね。ぶっちゃけ、買ってはいかんと烙印押されたも同然の評価。それでも4060Ti買いたいなら、一人で自爆して下さい。くれぐれも不特定多数をデマで洗脳するようなことのないようにね。
君、国語の成績クソ悪かったでしょ
この個人攻撃が元のコメ主さんのものかどうかは知らんけど・・・
> ワッパの差が大きいんで、ランニングコストも考えると後者一択な気がする
こういうこと書くから狂気と言われた。実際、3000番台と4000番台を比較して4000番台一択などと言ってる人は、コメ主さんしかいない。まずはこの見識が、市場の評価ともやかもち氏の評価とも相容れないことを理解すべき。
しかも「一択」ってのは、自分の判断が絶対だと思っている言い種。そうでなければ、利害関係者の回し者。いずれにしても、こんなコメントを野放しにしたら、初心者さんが困るでしょ。だから何人もが批判を加えてる。
そういう流れを理解せず、勝手にPCパーツの話題から離れ、個人の学力を悪し様に罵り始めてしまうってのは、ご本人が自分で思っている以上にヤバい人だと思います。
まずは不特定多数の目に触れていること、そしてその不特定多数にとって有益と思われる情報を書き込むことから始めて下さいませ。そしたらちゃんとしたレスがつくことでしょう。こんなところで見ず知らずの他人を個人攻撃してみたところで、誰の得にもならないんですよ、と。
釣れた。
いやーすまんすまん時系列間違ってたわwww
3日も待ってて草
正直ベンチマークが出る前だったら買う気満々だったんだけどベンチが出てから一気に買う気失せたな…2000も3000も待ったのにこの仕打ち…
ううーん…素直に帯域据え置いてキャッシュ微増で良かったのでは?
(画像:https://locuza.substack.com/p/nvidias-ad102-officially-revealed より引用)
(実は)ぼくも最近知ったんですが、チップの面積が小さいとそもそもVRAMのバス幅も大きく出来ないようです。↑の写真でVRAMと接続する部分に、けっこう面積を使っている様子がわかります。
・RTX 4060 Ti:190 mm2(バス幅:128 bit)
・RTX 3060 Ti:392 mm2(バス幅:256 bit)
しれっと面積が半分になってます。バス幅が128 bitしか無いというより、128 bitしか配置できない・・・状況ですね。
メモリーコントローラーは外周に配置されているのでダイのサイズとメモリーバス幅は密接に関係してるんですよね
安価な製品はバス幅が狭いのはそういう理由もあります
エエーッ!? そうだとしたらなんだかもったいない設計ですね。
せっかくのポテンシャルを自ら潰しているというか・・。
ダイが3060からかなり小さくなってるからメモリバス192bit分の配線は引き回せないよ
失礼「ダイが3060tiからかなり小さくなってるからメモリバス256bit分の配線は引き回せない」だった
検証お疲れ様でした
自分が見たyoutubeの動画などは3060tiや3070tiとの比較だったので
3070との比較が見られて嬉しかったです
Radeonの6600XT 6600を模倣したんだろうけど前世代からするとCUDAコアを削られバス幅がも削られたせいで型番詐欺でしかない。
NVIDIAもコスト意識の高い革ジャンのイエスマンしかいないんだろうなあ。
正直言って売る気がない型番なのかと思う
マイニングバブルが崩壊して調子に乗って作りすぎた30XXの在庫が山になってしまった
併売するためには40XXを良品にするわけにはいかない
だからミドル以下のCPUと組み合わせたFHDゲーム配信限定なら高画質高フレームレートというニッチな所に落ち着けた
そんな不甲斐ない奴でも故障や買い換えするなら消去法でこれが選択肢にはいってくるわけだ…
さらに日本は円のパワーが40%近く落ちている
アスクドル、アスク円のレートは少しかわるが…
すでに輸入済の30XX有利な情勢はかわらない
問題は3070を売り切った後どうなるかだな
ああ、それは的確な分析ですね。
NVIDIAがユーザーをせせら笑っているのが目に見えますし。「こんなゴミみたいなもんでも、お前らの中にはありがたがって買うバカがいるんだろ」って言ってるグラボ。要するに、モノの価値がわからず新型ってだけで財布の紐がガバガバになる馬鹿だけを相手に商売してると考えれば納得できる。
中・下位グラボでゲーム録画する際、
グラボに描画もエンコードもさせるのと、
グラボは描画だけでCPU内蔵グラフィックにエンコードさせるのとで
どれくらい差が出るのでしょうか?
中下位の定義次第じゃない?
下手すると4060ti(7万円)も中の下だぞ
レビューお疲れ様です
処理によっては前世代の同クラスに劣ることもあるという結果は残念です
値上げしたにもかかわらず
同じ60番台の3060Tiに劣るケースがあるようでは新製品としての魅力に欠けますね
一方、電力性能は確かに改善していますし
NvEncなど自分の求める用途で性能が出せればいいという人なら検討の余地はそれなりにあると思います
16GB版がこの価格ならまだよかったんですが…
(来月発売の)4060Ti/16GBと3060Ti/8GB(と3070/8GB)の性能差がどれ位なのか気になる
ハイエンド以外は存在価値無し
せめて値段がまともなら省エネモデルとしてよかったのに
4000番はダメだな
上の方に書いてる人がいたけど、NVIDIAにとっては「4090以外売れたら困る」だったんだろうね。在庫過剰でも値下げはせずに減産に踏み切ったりしてるし、マイニング需要期の暴騰価格は維持したいという思惑も透けて見える。5000系の発売も遅らせられるだけ遅らせるつもりでしょ。
そこまで個人ユーザーを舐めてるなら、企業だけを相手にしてろと思う。ま、AI用途でいつまでもCUDAが使われ続けるとは思わないけどね。(AI用途でGPUが使われているのは、所詮行列計算とAIの紐付け計算に類似性があるからにすぎず、専用チップよりCUDAが優れているわけでは断じてない)
AMDとIntelに抜かれてしまえばいいのに。
現3060Ti使ってるが4000シリーズはスルーする方が賢明だね、期待せずに5000シリーズ待っとくわ
40ミドルがあまりにもゴミすぎて先週に3060ti買ったが満足してる
AIする気もないし当分これでいいわ
買い替えが必要な人以外はスルーでいいね
ただ5000台は価格上がりそう
5000番台は、この手抜き4000番台との比較で○○%性能アップとか語られることになるので、価格に見合った性能かよく見極めて下さいませ。
ゲームで微妙、DLSS3も恐らくVRAMのせいで性能低下、AIと動画編集もVRAMのせいで微妙、エンコードはA770一択、実質FHD専用機なのに7万円。存在価値が問われるGPUです。
4090以外があまりにも辛い
10番台とか20番台の下位モデルから買い替えるなら辛うじて…?ってくらいしか…
インテルとAMDにはもっと頑張ってもらいたいがうーんなんとも…
性能は低いけど値段はボッタクリだからね
これは買っちゃいけない
赤と青がんばれ
7月発売の3060/8GBが前倒しで発売!?何で?3060Ti/8GB売れてないのに?何で前倒し?更に売れないよ?
売れてないからだろ
60tiが値崩れしたら60はそれ以下の値段にせざるをえなくなる
だから今すぐ出すしかない
ちゃうわ4060と4060Tiやw
ここからRTX4060Tiがどれだけ安くなるか、DLSS3対応のゲームがどれだけ増えるかといったところでしょうか。
6万円を切れば一応選択肢としてはありかもしれません
16GBモデルならまだしも8GBモデルなら4万切るくらいじゃないと選択肢に入らない
6/29日発売の4060(無印)が予価52800円~、7月発売予定の4060Ti/16GBが予価88800円~だそうです
無印で5万台・・・3060Tiの方が安いし性能良いでしょ?、Ti/16GBで8万台・・・最安値の4070とほぼ同じ値段・・・売るきある?
4080ですら価格差に対して性能下がりすぎでは…と言われていたのに、それより下位のモデルが出てきたら4080もまともなグラボだったんだと言われる始末。
落ち着いて考えれば4090だけが価格と性能に見合っていて、4080はそれより渋くて旨味は本当は少ない、それより下はおお…もう…の状態。
4070や4060Tiを見ていると4080がお買い得!に見えるけど実際にはやっぱり4090が一番コスパが良いことは頭の片隅に入れておいた方が良さそう。
「RTX 3060 Ti」の方が良い・・・とな
ふざけすぎた値段で仕方がなく買った自分にとっては最高の言葉だw
PassMarkや3DMarkのスコア使って机上論をこねると
新品の3060 12GB/3060Ti/3070や4070以上を買うより
4060Ti 8GBが一番コスパが良い製品という不思議
価格対性能スコア、TDP対性能スコア
どっちもかなり良い結果になりました
あとDeskMeetのような、カードは長さ20cmまで、500W電源以内の環境だとベストの選択になりました
(4060/4060Tiともに、ロープロや1スロ仕様のモデルが出たら、コスパ重視じゃない省スペースPCユーザーに売れるかもしれないです)
ドスパラで4060Ti 8GBが59800円
6万切りなら4070よりコスパが良い存在になり、今から新品の3070買うより選択肢としてありになる計算結果でした
補足、机上論だと某関西PCショップの中古3~4万円台の 3060 12GB/3060Ti/3070 のほうがコスパ良かったので
これから組む方で細かいこと気にしないコスパ求める人は、中古も良いかもしれないです
3000番台の中古はマイニングで24時間OCされた個体が大量に出てるのであんまり薦めないかなあ……メインのGPUが壊れた時のサブとかエンコや機械学習用にサブスロットにつけておきたいみたいな使い方ならありな選択肢だとは思うけど、そうじゃなかったら3年保証がついてる玄人志向の新品でも買った方が安心だと思うよ。
> 3000番台の中古はマイニングで24時間OCされた個体が大量に出てるのであんまり薦めないかなあ……
それはあるよね。唯一3090Tiだけが、マイニングブーム終わってからの発売となったので、酷使されている可能性は小さいかと。3090以下はすべてマイニングブーム真っ只中に発売されちゃったので、中古は危険度高いっす。
昔はXX70って4万くらいで買えたのに
性能推移がこんな感じだったというか、今回4000番台が下位が行けば行くほど性能微妙に感じるのはアップスケーラーやフレーム生成への依存と、2000番台での伸びが霞むほどに3000番台が優秀過ぎた故なんだろな・・・
950 960 970 980 980ti >700シリーズはいいやつだったが、まあ我らのが上じゃろ
1050 <950とあんま変わらんけど、消費電力は90Wだった950から75Wになったで。かつての750Ti同様の補助電源要らずに立ち返ったんや
1050ti <1050では物足りないあなたのためのワイや。960より少し上程度やが、120Wだった960に対して1050同様に75Wで補助電源要らずや
1060 <妥当に970よりは上やで でもって消費電力は-25Wの120Wの優等生や
1070 <980どころか980Tiよりも上やで。250Wだった980Tiに対して脅威の150Wや
1080 <1070から更に性能25%増しや
1070Ti&1080Ti <せっかくなので↑から性能うpってみたで
1650 <ワイは下位モデルなんでRTXやないけど、1050Tiの後を引き継ぐで! 75W補助電源要らず、でもって性能は970に迫る勢いや
1650S <すまん、100Wになってもうた。6ピン補助電源コネクタよろ。が、性能は980超えや
1660 <1650Sじゃ物足りんあなたへ、120Wで980Ti並みや
1660S&1660Ti <まだ1070買ってなかったあなたへ、125W&120Wで1070の上やで
2060 <RTXや! レイトレせぇへん!? 160Wでまさかの1080超えやで!
2070 <RTXや。1080Tiには及ばんが、レイトレ対応で175Wや
2080 <1080Ti超えの215Wや
2080Ti <2080から性能30%増の怪物やけど250Wやで
3060Ti <ミドルなのにまさかの2080超え、200Wやで
3070 <アッパーミドルやけど2080Tiに近い性能、220Wや
3070Ti <2080Ti超えや。ただ290Wになってもうた
3080 <3070Tiから更に20%アップの性能やで! 320Wや!
3090 <そんな3080から更に10%以上の性能アップや
3080Ti&3090Ti <せっかくなので更に性能上げたで!!
3050 <補助電源不要で1650の後継かと思った? 残念! 性能も消費電力も1660Sそのまんまでした! RTXだからレイトレ使えるしレイトレすればいいと思うよ!(問題無くレイトレで動かせるほどの性能があるとは言っていない
3060 < な ぜ か V R A M 1 2 G B ! ! !
4060 <4060だけど3060Tiより下どす。でも115Wどす。性能が微妙ならFGでフレーム嵩増しすればいいじゃないと高めの値段でマリーアントワネッてみる
4060Ti <4060Tiだけど3070のすぐ下くらいどす。でも160Wどす。性能が微妙ならFGでフ(以下略
4070 <3080程度の性能はあるで。性能的には妥当やし、しかも消費が驚異の200Wや! FGもあるで!! 値段は許せ!!!
4070Ti <3090Ti超えで285Wや! まあ、前のハイエンド以上なんだからけして悪くはないやろ! FGあるし!! 値段は許(ry
4080 <4070Tiから更に20%うpや。消費電力も285W、まあ文句はないやろ。値段が高い? 高性能なんだから仕方ないと諦めるんや
4090 <ぶっちぎりの性能お化けと評されとる。ここまできたら消費電力だの値段だのどうでもいいやろ!
2000系のSUPERちゃんや、実質SUPERみたいなもんの2060 12GBちゃんを忘れないであげて~
PCI-SIGの連続負荷実験でも12VHPWRは融解したので一世代で終了
4090買った人は残念ですが…
よりしっかり挿しやすいようにサイドバンド信号ピンの4ピンを少し短くした、12V-2×6コネクタに既に切り替わっているみたいですね。
信号ピンの長さが違うだけで完全互換のようでしっかり見ないと気付けないですが、少なくとも4070は一斉に切り替わっているようで、その他のモデルも既に変更されてるかも。
報告そのものはかなり少なく日本では未だにないのは幸いですが、サイドバンド信号の4ピンは見た目からしてそこがきつそうで、精度的余裕を考えてもうちょっとどうにかならなかったのかなと。
静音性においてデカさは正義! ということで、TUF-RX6700XT-O12G-GAMING を買っておいた者です。
このタイミングで大きめデュアルファンの DUAL-RTX3070-O8G-V2 が安売りされています。買おっかな…
4060tiのレビュー記事を探してたどり着きました。神のような詳細なレビュー記事・・・これご自身で全部ベンチマークされたんですかね・・・すごすぎます。筆者は一体何者なんでしょう、、、。ためになりすぎるので他の記事も読み漁ります!
いつも楽しく読ませていただいています
少し内容と違う質問になりますが、8年ぶりにBTOでパソコンを購入予定です
FHDでそこそこで消費電力が少ない4060か4060Ti 8Gの物で悩んでいます
グラフィックボード以外同じで価格差が13,000円違う場合はもちろぐ様ならどちらを購入しますか?
ちもろぐ/やかもちさん なら(たぶん)4060Tiをおすすめなされると思います。単純に4060TiがFHDゲーミングの最低ラインだからです。
(補足)4060&4060Tiは3060&3060Tiからほとんど性能が向上していません。ただし、フロンティアなどのBTOでは新世代GPUモデルが安価に(セール品ならFRGAB550/WS622/NTK1など)買えるのでアリです。
コメントありがとうございます!
参考にさせていただきます!4060Tiの方を購入しようと思います
DLSS技術は FHD→4kにしか使えないわけではないので、4060tiのポテンシャル(FP32が高くVRAMが低め)は 記事では検証されていないシチューエーション、WQHDやUWQHDゲーミング においてハイリフレッシュレート(120FPS~)を切望するユーザーに非常に有益な可能性があります。
この記事の検証結果は丁寧かつ非常に詳細で素晴らしいですが、個人的には前述のスポットが魅力的だったので検証されていないのはやや残念に思います。
2ヶ月前の記事なので低評価がおおい4060TIですが、ここに来て下がってきてますね。5万円台が見えてきてます。3060TIもかなりおススメの状況だとは思いますが、今はどっちでしょうか?
GDDR6X版の消費電力は225W、4060TIのほうは160Wです。
購入時のコスパはまだ負けでしょうが、1日6時間PCをつけてるとなる場合、1年ほどでその差は埋まるのでは?と思ってます。
今は3060ti全然安くないですもんね。今その2択なら4060tiかと。
4060Tiが5万円台なら3060Tiより新しいのを選びたいかなと。
電力面以外でもレイトレやDLSS3の普及は間違いなく進むので差は広がる一方なのとで。
為替1ドル108円時代の3060Tiも5万円台だったことを考えると、今の1ドル140円超時代なら7.5万円程度に換算できるので実はかなりお得ですね。
今ならポイントバック含めて5万円台だし悪くなくなってきたね。ってことで一台これで酌みます。
お前ら 性能はもういいから4000は省電力がいいって言うてたやないかーい
値段もドルベースなら高いとは言えない
まあ色々ケチって削り過ぎやけどな
ASUS dual rtx4060Ti O8G辺りだとようやく6万円以下になってきたので(MSI製がまだ6万円台かな)FHDで十分という層には今後チョイスしやすくなったかも。将来性鑑みると無理してもVRAM16GBモデルを買うのもありだけどね。
RTX 4060 Ti搭載ゲーミングPCでなかなか良さげなモデルがあったのでここに書きます
「NEXTGEAR JG-A7G6T」
https://www.mouse-jp.co.jp/store/g/gngear-jga7g6tb5abcw101dec/?adid=af_afot_3647389&argument=QzuaYF3M&dmai=a5fb244fba7682
CPUクーラー:水冷(240mmラジエーター)
保障:3年間センドバック修理保証
価格:179,800円(送料無料)
RTX4060Tiで重たいthe last of us partⅠPC版をDLSSで起動してプレイしたけど優秀だね。快適だった。最新パッチの1.1.2だけど。3060Tiの性能どころじゃなかったわw嘘を拡散しないでください。
単純に2023年9月下旬現在6万切りで消費電力低めの性能3070で配信も安定なら「3060tiの選択肢を切ってまで」4060ti選ぶのも全然アリだと思う。3060tiと4060tiの現在の価格差は約3000円程度。
加えて「3070と4060tiどちらがいい?結論3060ti!」っていうのが疑問に対する答えになっていなくてモヤモヤする。二者択一の目的で記事を閲覧した方もいるでしょう。
私個人としてはfhdでゲームをする方は3070より4000円程度安く性能がほぼ同じで消費電力も低い4060tiを選ぶ方が理にかなっていると感じる。
価格がこの記事を書いた当初より1万以上低下(約57000円)しているのに更新も少ないので現在はミスリードを招く記事だと感じる。
各種新機能も将来的にかなりプラス要素。枯れ木(?)も山の賑わい。
ネックは値段だったのが、不人気故にかだいぶ値下がった。
4kに拘りない前提の安めに新PCを新調したり、古めのPCのアップデートには悪くない
GTX1660Superからの載せ替えで、4060Tiを買った
補助電源がそのまま8ピンなのと、電源もそのままで行けるので
円安で高い買い物ではあったが、後悔は無い
[…] https://chimolog.co/bto-gpu-rtx-4060-ti/ […]
楽天スーパーセールでポイント込みで52000で買えた
vgfgpq