DDR5黎明期より価格がこなれてきたと言え、まだまだ安いと言い切れない値段をしている「DDR5のOCメモリ」ですが、価格に見合う価値があるのかどうか?
JEDEC規格でおなじみのDDR5-4800や、最新のJEDEC規格であるDDR5-6000と比較して、どれくらいパソコンの性能が上がるか比較検証します。
(公開:2023/11/17 | 更新:2023/11/17)
DDR5メモリの比較ベンチマーク環境と設定
テスト環境 「ちもろぐ専用:CPUベンチ機」 | ||
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CPU | Core i9 13900K24コア32スレッド(TDP:無制限) | |
CPUクーラー | NZXT Kraken X63280 mm簡易水冷クーラー | |
マザーボード | ASRockZ790 NOVA WiFi | |
メモリ | DDR5-8000 24GB x2CORSAIR DOMINATOR TITANIUM | |
グラフィックボード | RTX 4090 24GB | |
システムSSD | Samsung 970 EVO Plus 1TB | |
ゲームSSD | Samsung 980 PRO 2TB | |
電源ユニット | 850 WCorsair HX850i 2021 | |
OS | Windows 11 Pro検証時のバージョンは「22H2」 | |
ドライバ | NVIDIA 537.42 WHQL | |
ディスプレイ | 3840 x 2160@160 Hz使用モデル「Innocn 27M2V」 |
今回のDDR5メモリ検証に使うテストPCスペックです。
筆者が所有する機材でもっともパワフルなCPU「Core i9 13900K」と、もっとも高性能なグラボ「RTX 4090 24GB」を組み合わせ、できる限りメモリクロックの影響が反映されやすい環境を用意しました。
基本的に、パソコンの各種性能に影響が大きいパーツがCPUとグラフィックボードです。メモリクロックの影響はCPUやグラボを比較して相対的にかなり小さく、かけた金額に見合う費用対効果が限られます。
たとえばCPUがCore i5 13400Fなら、Core i5 13600KやCore i7 14700Kに予算を割くべきですし、グラフィックボードも同様になるべくハイエンドモデルにした方が効率よく性能アップを狙えます。
DDR5メモリのオーバークロックは割りと最終手段に近いです。CPUとグラフィックボードを最高スペックにしたものの、まだまだ性能に不足を感じる超ハイエンド志向ユーザー向けのニッチな選択肢です。
(機材提供:CORSAIR JAPAN)
比較ベンチマークでは「CORSAIR DOMINATOR TITANIUM DDR5 RGB(DDR5-8000 24GB x2)」を使用します。
高いメモリクロック耐性に定評があるSK Hynix製M-dieを搭載する、合計容量48 GB(24 GBの2枚組)のオーバークロックメモリです。
(機材提供:ASRock Japan)
メモリのオーバークロックに大きく影響するマザーボードは「ASRock Z790 NOVA WiFi」を使います。
メモリスロットが4本(4 DIMMタイプ)あり、メモリスロットが2本しかないOC特化型マザーボードより不利な設計ですが、DDR5-8000クラスのメモリOCに耐えられる性能を持っています。
メモリクロック ベンチマークで使用した設定 | タイミング情報 ※クリックで拡大 | |
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DDR5-7800 CL38-48-48-98(1.420 V) XMPプロファイルからDDR5-7800に変更 | ||
DDR5-6000 CL48-48-48-96(1.250 V) JEDEC規格と同じタイミング設定 | ||
DDR5-4800 CL40-39-39-77(1.100 V) JEDEC規格と同じタイミング設定 |
残念ながら、筆者の環境だとDDR5-8000(XMPプロファイル)で安定動作しませんでした※。電圧を上げたり、タイミングを緩めてみても、RAM Test(安定性テスト)を100%超える程度がやっとです。
※メモリのオーバークロックはCPUの個体差(メモリコントローラ)にも影響を受けます。
到底安定していると言えない状況だったため、メモリクロックをDDR5-7800に妥協しています。
DDR5-7800に妥協してもマザーボードの自動設定まかせでは今ひとつ安定性が悪かったので、メモリ側の電圧を1.420 Vに、CPUのVCCSA電圧を1.200 V(+10 mV)に設定しました。
RAM Test(安定性テスト)をなんとか2000%超えまで確認でき、実ゲーミング用途であればなんとか使える環境です。少なくとも今回のベンチマーク作業中に、BSOD(ブルースクリーン)やゲームの強制終了は未発生です。
比較検証用の「DDR5-6000」「DDR5-4800」設定は、MicronのJEDEC準拠メモリの定格プロファイルをそのまま丸コピして入力しています。
DDR5メモリの帯域幅と遅延
総合ベンチマークソフト「SiSoft Sandra R21」のメモリ帯域幅とメモリ遅延テストを使って、DDR5メモリに対するオーバークロックの効果を端的に示します。
実効帯域幅はDDR5-7800で約91 GB/sでした。参考までに、かろうじて動く挙動不審なDDR5-8000だと約92.6 GB/sまで伸びます。
安定動作のDDR5-7800を基準に、DDR5-6000の約67.6 GB/sから約35%、DDR5-4800の約56.2 GB/sから約62%も実効帯域幅が向上します。
メインメモリに処理が集中するタスクであれば、大幅に増えた帯域幅の恩恵を受けられそうです。
遅延(レイテンシ)はDDR5-7800で80.6ナノ秒でした。帯域幅ほど伸びが良くなく、DDR5-6000に対して約15%、DDR5-4800に対して約24%しか遅延を短縮できていません。
遅延が低いほど負荷の軽いワークロードや、ゲーミング性能にプラスの効果を期待できますが、約24%程度では劇的な性能アップは厳しいでしょう。
レイテンシを短縮するなら、ただ単にXMPプロファイルを当てるだけでなく、手動で各種タイミング(例:38-48-48-98など呪文のような数値)を小さく調整する必要があります。
俗に「詰める」と言われている行為です。タイミングを詰めるほど、CPUやメモリの要求電圧が跳ね上がり、安定動作の難易度も大きく上昇します。
とてもじゃないですが・・・、筆者のようなメモリOC素人にとって難しすぎる芸当です。もう一度言っておきますが、DDR5-8000のXMPプロファイル(比較的タイミングがゆるい設定)ですら筆者は安定動作に至っていません。
CPU性能への影響を比較ベンチマーク
レンダリング(Cinebench R23)
定番のCPUベンチマーク「Cinebench R23」で、DDR5メモリオーバークロックの影響を確認します。
1コアあたりのレンダリング性能(シングルスレッド性能)は、メモリクロックに関係なく誤差です。
すべてのコアを使用するマルチスレッド性能では、メモリクロックに応じてわずかな性能向上が見られますが、わずか0.6%の性能差に過ぎず誤差といっていいレベルです。
メインメモリに依存しないタスクなので、予想通り性能差をほとんど得られない当然の結果になりました。
動画エンコード(Handbrake)
フリー動画エンコードソフト「Handbrake」を使って、DDR5メモリのオーバークロックが動画エンコード速度に影響するかを確認します。
負荷がとても軽いFast 480p(x264)動画エンコードなら、DDR5-4800からDDR5-7800で約8.2%の性能アップです。
一方で、負荷が非常に重たいMKV 1080p(x265)動画エンコードでは、DDR5-4800からDDR5-7800でわずか2.1%の性能アップにとどまります。
個人的に重たい動画エンコードで効果に期待しましたが、実際は真逆の傾向です。
4K動画編集(Davinci Resolve)
Puget Systems社のベンチマークプリセット「Puget Bench for Davinci」を使って、動画編集ソフトDavinci Resolveの処理性能をテストします。
総合スコア(Overall Score)はDDR5-4800からDDR5-7800でわずか3.0%の性能アップです。ただし、総合スコアはあくまでも代表的なスコアで、内訳を見ないと実態が分かりません。
編集性能(4K Media Score)は最大7%の性能アップですが、なぜかDDR5-6000の方が高成績です。2度やり直して同じ傾向を得られます。
GPU性能(GPU Effects Score)はメモリクロックが高いほど順当に性能が伸び、DDR5-4800からDDR5-7800で約4.9%の性能アップです。
VFX編集(Fusion Score)は微妙な性能差にとどまり、DDR5-4800からDDR5-7800でたった2.2%しか伸びませんでした。
4K動画編集の場合、メモリクロックよりも容量にコストを掛けた方が効率よくスコアアップを見込めます。編集に使う素材が大きいほどメモリ容量の方が有利に働くでしょう。
圧縮と解凍(7-Zip)
定番の圧縮ソフト「7-Zip(23.01)」を使って、圧縮と解凍(展開)の処理スピードをテストします。
圧縮はメインメモリへの依存度が高く、メモリクロックが高いほど処理スピードが大幅に伸びます。DDR5-4800で約14.4万GIPSが、DDR5-7800になると約19.6万GIPSへ、約36%の性能アップです。
もはやワングレード違うCPUと言える程度に性能が大きく伸びています。
一方、解凍は圧縮ほどメモリクロックの影響を受けないようです。DDR5-4800からDDR5-7800で約4.7%の伸びにとどまります。
ブラウザの処理速度(Kraken)
ブラウザ上でJavascriptの動作速度を測定するベンチマーク「mozilla kraken 1.1」を使って、DDR5メモリオーバークロックを効果を確かめます。
無風です。ブラウザの動作速度はCPUのシングルスレッド性能に大きく依存しており、メモリクロックの影響をまったく確認できないです。
円周率の計算(y-cruncher)
DDR5メモリのオーバークロックで定番のベンチマークとして扱われている「y-cruncher 0.8.2」をテストします。プリセット「Pi-2.5b」で25億桁の円周率計算にかかった時間を競います。
メインメモリに大きく依存するベンチマークなので、期待通りの性能アップを確認できます。
DDR5-4800で約62秒、DDR5-6000になると約57秒、DDR5-7800では約51秒かかります。およそ2割の性能アップです。円周率を日常的に計算する用途なら、DDR5メモリのオーバークロックは有用です。
円周率に限らず、メインメモリを駆使する数値計算系の処理において、高いメモリクロックが効果を発揮する可能性が高いです。
CPU性能とDDR5メモリのオーバークロック
タスクの内容 | 効果 | ベストケース |
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レンダリング | なし | 誤差 |
動画エンコード | あり | 約8% |
4K動画編集 | あり | 約7% |
圧縮と解凍 | あり | 約36% |
ブラウザの処理 | なし | 誤差 |
数値計算 | あり | 約20% |
圧縮と解凍および数値計算でもっとも大きな効果が得られます。動画編集や動画エンコードは微増、レンダリングやブラウザの処理は誤差程度です。
ほとんどの人にとって、決して安くないコストと安定動作の難易度に見合う効果が得られるとは思えません。
ゲーミング性能への影響を比較ベンチマーク
オーバーウォッチ2
最低fps(0.1%)最低fps(1%)
オーバーウォッチ2(1920 x 1080)のベンチマーク結果です。一応、DDR5-7800がもっとも高いフレームレートですが、率にしてわずか4%に過ぎず体感不可能です。
最低fps(0.1%)最低fps(1%)
4K解像度では最低フレームレートに改善が見られるものの、あまりにも変化が小さすぎて体感するのは極めて難しいでしょう。
フォートナイト
最低fps(0.1%)最低fps(1%)
フォートナイト(1920 x 1080)の公式ベンチマークの結果です。DDR5-7800で平均フレームレートが改善する一方、最低フレームレートは逆に悪化する謎の傾向に。
2度やり直して同じ傾向だったため、おそらく筆者の環境で動いているDDR5-7800がかなりギリギリを攻めていて、ゲームによっては安定した動作になっていない可能性が疑われます。
最低fps(0.1%)最低fps(1%)
4K解像度になると平均フレームレートは変化しないですが、最低フレームレートに改善が見られます。下位0.1%フレームレートで約50%もの改善が得られ、動作の安定感が増します。
Flight Simulator(MSFS)
最低fps(0.1%)最低fps(1%)
Microsoft Flight Simulator(1920 x 1080)の結果です。メモリクロックによる平均フレームレートの改善効果は無く、最低フレームレートで大幅な改善が見られます。
最低fps(0.1%)最低fps(1%)
4K解像度もやはり同様で、平均フレームレートに目立った改善がなく、最低フレームレートの底上げに高い効果があります。
原神(Genshin Impact)
最低fps(0.1%)最低fps(1%)
原神(1920 x 1080)の結果です。DDR5-4800からDDR5-6000に上げるだけで約13%もの性能アップです。逆に最低フレームレートは悪化してしまい、DDR5-7800でも大差ないです。
最低fps(0.1%)最低fps(1%)
4K解像度も平均フレームレートに改善が見られ、フルHDで見られなかった最低フレームレートの底上げ効果もあります。
アーマードコア6
最低fps(0.1%)最低fps(1%)
アーマードコア6(1920 x 1080)の結果です。120 fps上限に当たってしまい、平均フレームレートは改善しません。
最低フレームレートを見ると、DDR5-6000のみ劇的な底上げ効果があり、DDR5-4800とDDR5-7800は変化なし。2度試してほぼ同じ傾向でした。
最低fps(0.1%)最低fps(1%)
4K解像度も120 fps上限に当たって平均フレームレートの改善を見込めませんが、最低フレームレートがじわじわと改善する様子は分かります。なお、体感できるかどうかは微妙なラインです。
サイバーパンク2077
最低fps(0.1%)最低fps(1%)
サイバーパンク2077(1920 x 1080)のベンチマーク結果です。メモリクロックが高いほど平均と最低フレームレートどちらも、わずかに改善します。
性能差が非常に小さく、体感は困難です。
最低fps(0.1%)最低fps(1%)
4K解像度はメモリクロックに関係なく、ほぼ同じ性能を維持します。まったく効果がありません。
FF14:暁月のフィナーレ
最低fps(0.1%)最低fps(1%)
FF14:暁月のフィナーレ(1920 x 1080)のベンチマーク結果です。メモリクロックの影響が反映されやすいベンチマークで、DDR5-7800が一番高い性能を示します。
と言ってもわずか4.5%の性能差で、体感は非常に難しいです。
最低fps(0.1%)最低fps(1%)
4K解像度もメモリクロックが高いほど順当にフレームレートが伸びますが、わずか3.2%の性能差にとどまり、やはり効果を体感するのは難しいと言わざるを得ません。
相対パフォーマンスの比較
最低fps(0.1%)最低fps(1%)
フルHD(1920 x 1080)の相対パフォーマンス比較です。DDR5-4800を基準にして、DDR5-6000で約3.4%、DDR5-7800で約5.5%の性能アップを得られます。
しかし、最低フレームレートに対する効果はDDR5-7800よりDDR5-6000の方が良好で、高メモリクロック時の安定動作に疑問が残る結果です。
最低fps(0.1%)最低fps(1%)
4K解像度(3840 x 2160)の相対パフォーマンス比較です。DDR5-4800を基準にして、DDR5-6000で約2.1%、DDR5-7800で約3.7%の性能アップを得られます。
下位0.1%フレームレートで見ると、DDR5-6000で約8.0%、DDR5-7800で約11.3%もの底上げです。
4K解像度の場合、平均フレームレートより最低フレームレートの底上げによる安定性改善に効果が見込めます。体感できるかどうかは非常に微妙ですが・・・。
結論:最高のPCスペックなら意味を見出せる?
「DDR5メモリOC」のデメリットと弱点
- 良い環境を揃えないと「再現性」が低い
- 運が悪いとXMPプロファイルですら不安定
- 安定したと思ったら安定しない
(シュレディンガーの安定性) - 最悪の場合OSが飛んでしまいます
- DDR5メモリのOCに関する情報が少ない
- メモリ周りのエアフローが必要
- 体感できるか微妙な性能アップ
「DDR5メモリOC」のメリットと強み
- メモリの実効帯域幅が大幅に改善
- 圧縮や計算処理で特に大きな効果
- 最低フレームレートの安定性が向上
- なんとなく優越感がある(気がする)
- 意外にもコストパフォーマンスは妥当
今回の検証では、現時点で最高のPCスペック(Core i9 + RTX 4090)を使って、DDR5メモリのオーバークロックを検証しました。
結果、最高のPCスペックでも得られる効果は思っていたより少なく、体感できるかどうか問われると首を縦に振るのが難しいです。
しかし、コストパフォーマンス自体は意外と妥当だったりします。
コストパフォーマンスを計算 | ||
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| ||
テスト内容 | 伸び幅 | コスパ |
CPU性能の場合 | 平均+7.79% | +3.7%改善 |
ベストケースで | 最大+36.0% | +30.9%改善 |
4Kゲーミング性能の場合 | 平均+3.7% | -0.2%悪化 |
ベストケースで | 最大+12.9% | +12.9%改善 |
メモリ単品の価格ではなく、今回の検証に使ったPCスペック全体の総額で見てみると、予算の増加率と性能の上昇率で釣り合いがとれます。
最高のPCスペックでさらなる高性能を目指すなら、予算全体で約4%の追加は割りと妥当でしょう。
メモリクロックを比較的安定しやすいDDR5-6400~7200程度にとどめて、メモリ容量を64 GBや96 GBに増やす選択肢もあります。
逆の見方をすると、予算の総額が小さくなるミドル~ハイミドルスペックにおいて、DDR5オーバークロックメモリの価値は低いです。性能の上昇率より、予算の増加率が上回るためです。
しかもベースの性能が低いと、同じ比率でも伸び幅(絶対値)が縮小されてしまい、なおさら体感性能への影響は限られます。
以上「DDR5メモリのオーバークロックに意味ある?【4800 vs 6000 vs 7800で検証】」について解説でした。
DDR5オーバークロックメモリの購入は、メモリ専門店のARKが個人的におすすめです。Amazon.co.jpだとよく分からない並行輸入品が届くリスクがありますし、正規品を売っている専門店が安全でしょう。
ベンチマークで使用したPCパーツ
【予算別】ゲーミングPC自作ガイド
【PCパーツ別】おすすめ解説ガイド
単純に適応しただけだとやっぱりあまりメリットなさそうですね
メモリOCはとにかくサブタイミングの情報が少ないのでその辺の検証もぜひしてほしかった
ちなみに「SiSoft Sandra R21」というソフト知らなかったので自分の環境でも走らせてみました
DDR5-6000+7800X3D+asrockB650E_SLでネット情報+αでサブタイミング(電圧はEXPOの1.35v→1.30v)まで詰めた状態で帯域幅約65GB/sレイテンシ53.0nsでした
記事よりレイテンシがだいぶ少ないですが実用上はどうなんでしょうね
ただ数値だけ見れば割高なOCメモリ買うならやっぱりサブタイミングまでちゃんといじったほうがいい気はします
メモリOCは自力で設定値を探す敷居の高さからか、取り扱っている記事は少ない印象です(特にタイミング周りの設定値の解説)貴重な記事ありがとうございます。
個人的には、DDR5はGear1で扱えるようになってから本番と思っていましたが、まだまだ先のようです(Gear信者)
メモリのクロックアップの恩恵は実用レベルだとiGPU周りの性能アップだろうからグラボを使わないFHD環境でどれくらいゲームが動くかを見てみたかったなあ
最近はマインクラフトのベンチマークはやらないのでしょうか
とはいえRTXやメモリ依存度は高くなくて劇的な変化はないのかな?
2020年代だとマイクラが実用レベルで動かないパソコンを構成する方が難しいんだ……
これQVLにあるメモリなのかな?
XMP通らなかったら詐欺じゃない?
XMPはオーバークロック扱いなので
センチュリーマイクロみたいに公称通り動作しなくてもXMP使っても保証対象外
っていう位置づけの機能というかなんというか
ArockのQVLではCorsairの最高は7800まで、になってますね。
(このメモリーの型番が不明ですが)
V-COLORだと8400まで載っていますが・・・
原神ってPCだと上限60FPSなのでそれ以上出すにはリミッター解除用の外部改造パッチあてないといけないはずだけど、ここではそうしてんの?
そうだよ
原神もベンチするには良い要求スペックだからね
消費電力も調べてほしかったな
消費電力はグラボはスペックいっぱいのフル電力ぐらいに思っといて良いと思う。
スペックごとの消費電力は自分で調査されたし。
もし自分でパルをプレイするときに電気代かさむの嫌なら電力制限しようね。
それも自分で調べてくれい。
すまんパルじゃねぇ、いろんなのがごっちゃになった。
まぁ、自分で調べてくれ。
消費電力差はほぼないでしょう。
グラボの稼働率アップで最低fpsでは多少上がってそうですが。
素敵OCメモリもいいけどDDR5-6000 1.1V 24GB*2も一緒に提供してよCORSAIR JAPANさん!
今私の中でホットな製品なんです!
フェラーリやポルシェに乗るならタイヤやホイールまでこだわるのも意味がある、みたいな結果だ
OC環境はビット化けが許されない計算には全く使えないので計算用途は論外
というか、数値の信頼性を担保するならECCメモリ環境にしないとダメだし
それならOCしなくても使えずでOCでの安定性どうこうではないですね
DDR4-2666の頃、黒い砂漠やApexで一瞬カクつく減少起きてたのが
3800MhzのOCメモリに変えた(容量構成同じ)で一気に消えて快適になったから
単に最低FPSが上昇って言ってもカクつきが起きるレベルなら恩恵体感できるとは思う(個人の感想ですが)
ryzenの三世代くらいまでだとCPU構造が特殊で
メモリクロックの差が体感出来るレベルでパフォーマンスに影響あったね
CCX上限が少なかった時代かね?
今回も検証お疲れ様でした。
個人的に気になってた比較なのでありがたいです。
メモリーは最初に容量を選んでから、予算が許す範囲で最後に一番いいクロックのものを選ぶのが良さそうですね。
最後の味付け的な
大量の検証相当参考になりました。
ちなみにですが、原神をプレイする場合、DDR5メモリ速度でマップのロード速度は変わるのでしょうか?
分かれば是非コメント頂きたいです。
男は度胸! RYZENでも試してみるのさ
ああ 次はRYZEN-Gでだ
メモリの遅さを隠すためのキャッシュ
そういうことですよ
参考情報ですが、UEFIで FGR(Fine Granularity Refresh) を Disable するとレイテンシ・帯域ともに改善されるかも。
Intel Memory Latency Checker v3.11a と 12900KS/DDR5 5600では
https://www.intel.com/content/www/us/en/developer/articles/tool/intelr-memory-latency-checker.html
idle latencies for random access…82.8ns(FGR Auto/Enable)、78.6ns(FGR Disable)
Memory Bandwidths…83344.3MB/sec(FGR Auto/Enable)、87031.8MB/sec(FGR Disable)
本来、FGRはDDR5のレイテンシ・帯域改善のため導入された機能(リフレッシュ時間が短い、リフレッシュ中でもアクセスできる)なのですが。
ADLのメモリコントローラは一部バンクのリフレッシュであっても、全バンクのアクセスを停止してしまうのかも。
https://www.servethehome.com/samsung-unveils-512gb-ddr5-memory-en-route-to-tb-scale/hc33-samsung-ddr5-higher-performance-bl-fgr-sbr/