ブログ読者さんに教えてもらった、Lenovo製の格安ゲーミングPC「LOQ Tower 26ADR10」を買いました。
ゲーミングPC相場の著しい高騰が続く中、20万円台(前半)の価格帯で「Ryzen 7 8745HX(8コア)」と「RTX 5060 Ti(16GB版)」を搭載します。
容量32 GB(DDR5)メモリも標準装備です。しかし、ノーパソ用CPU「8745HX」がイマイチ聞き慣れないため、実際にどれくらいの性能を出せるか予想がしづらい部分も・・・。
実際に使ってみてどれくらいゲームを快適にプレイできるか、詳しく検証してみます。
(公開:2026/2/4 | 更新:2026/2/4)


Lenovo LOQ 26ADR10の仕様とスペック
「Lenovo LOQ Tower」は、世界最大級のBTOメーカーで知られるレノボ(Lenovo)が展開しているゲーミングPCブランドです。
Lenovoがとんでもない台数を大量生産しているノートパソコンで使われるCPU「Ryzen 7 8745HX」をデスクトップに転用して、製造コストを大幅に抑えています。
マザーボードやDDR5メモリもノートパソコン用だから、一般に出回るデスクトップ用より製造コストが安く、国内大手BTOに対して約5.9~8.1万円も安い価格設定です。

Lenovo LOQ 26ADR10の梱包と付属品

Lenovo通販で注文してから、およそ12日で到着しました。納期の目安が2~3週間だった割に早く届いてびっくりです。
飾り気のない巨大な段ボールで届きます。サイズは61 x 35 x 65 cm(160~180)です。
大きな段ボールの中に、Lenovo LOQのロゴが描かれたスタイリッシュな段ボールがまた出てきます。いわゆるマトリョーシカ梱包(過剰梱包)です。
ゲーミングPC本体は、半透明のプラ袋で包まれ、分厚い高密度スチロールの緩衝材でハンバーガー状態です。
二重梱包にハンバーガーで万全の梱包状況です。配送中に手荒な扱いを受けても、ゲーミングPC本体にキズはつかないし故障もしないでしょう。

- サポートのしおり
- 説明書(図解つき)
- PCリサイクル申込書
- リサイクルに関する説明書
- 電源ケーブル(定格15 A)
3P → 2P変換アダプター付属
必要最低限の付属品が入ってます。
電源ケーブルは3ピン仕様ですが、一般家庭でも使える2ピンに変換するアダプターが付属します。
なお、SATA SSDやHDDの増設に使う各種ケーブルはPCケース側に内蔵されています。必要に応じて、PCケースから引き出して接続してください。
Lenovo LOQ 26ADR10のPCケースデザイン
クールな金属シャーシに強化ガラスパネル

(クリックで画像拡大)
文句なしにクールなデザインです。
剛性に優れる金属フレームを使ったシャーシに、強化ガラスパネル(4.0 mm厚)でPCケース内部を魅せます。

- 高さ:43.9 cm
- 横幅:20.5 cm
- 奥行き:40.5 cm
- 容量:約36.5リットル
レーザー距離計でLenovo LOQ 26ADR10のサイズを測定しました。
横幅がややコンパクトなスリムなサイズ感ですが、高さと奥行きはしっかり中型サイズ(ミディアムタワー)相当です。
PCケースのデザインをもう少しチェック

(クリックで画像拡大)
「LOQ」と「Lenovo」の金属ロゴパネルをはめ込んだ、クールな印象を与えるフロントパネルです。
かなり頑丈な強化プラスチック製で、左右にハニカム構造の吸気口が設けられています。外気を効率よく取り込んで、冷却性能を稼ぎます。
リアパネル(背面)はマットブラックカラーのパーツでほぼ統一され、格安なオフィスPCによくある、アルミ剥き出しの古臭い印象をきっちり排除します。

まるで金属製に見えますが、触ってみるとプラスチックだと分かる素材です。はめ込まれたロゴは金属製で高級感があります。

(クリックで画像拡大)
トップパネル(天面)に、通気性の良いメッシュ構造パネルを搭載。取り外し不可ですが、目がやや粗いので掃除はかんたんです。
ケース内部の熱気がトップパネルから勝手に放出されます。ケースファンを増設すれば、さらに効率的なエアフローを作り出せるデザインです。
ただし、トップパネルを物置にするなどして、通気口を塞がないように注意したいです。

(※撮影用にマスキングテープを貼っています)
ケース底面に、電源ユニットを効率よく冷やす吸気用スリット(通気口)が設けられています。
目がとても粗い(大きい)ため、ホコリの侵入を防ぐ効果は期待薄です。ホコリが気になる方は、別売りのマグネット式フィルターをおすすめします。

滑り止めと制震をかねる、奥行きの長いゴム足を合計4本取付済みです。滑り止めの効果がかなり強いので、PC本体をうっかり押すと横に倒れます。

強化ガラスパネルは実測3.96 mm(約4.0 mm)厚です。キズを防ぐ保護フィルムが貼ってあります。
Lenovo LOQ 26ADR10のデザインをまとめて掲載します。
裏から見るとずんぐりと無骨なイメージですが、前から見ればシュッと細身でスタイリッシュな印象です。I/Oパネルが天面にあるから、床下に置いても使いやすいです。

ゲーミングモニター(27インチ)と並べたサイズ感です。標準的な大きさに感じます。

もっと大きな32インチのゲーミングモニターと並べたサイズ感の比較です。32インチが相手だと、ゲーミングPCが小さく感じます。
インターフェイスの内容
| フロントパネル(前面) クリックで画像拡大 |
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トップパネル正面に各インターフェイスが上向きに配置されています。
最大5 Gbps対応のUSBポートが2つ、最大10 Gbps対応のType-Cポートが1つ、ヘッドセットやマイクをそのままつないで使える3.5 mmオーディオ端子が1つです。
インターフェイスが天井向きに配置されているため、床置きでも抜き差ししやすいです。
| リアパネル(背面) クリックで画像拡大 |
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リアパネル(背面)のインターフェイスです。USBポートが合計8ポート、そのうち4ポートが最大5~20 Gbps対応です。
LANポートはRealtek製2.5G LANチップ搭載で最大2500 Mbpsの通信速度に対応。
映像出力は内蔵GPU用が2つ(シールが貼ってあり使用不可)、グラフィックボード用が4つあります。
グラフィックボード側のポートに、HDMI 2.1が1つ、Display Port 2.1(UHBR20)が3つです。4K 240 Hz以上のハイエンドなゲーミングモニターも余裕で対応できます。
最大7000 MB/s対応の高速SSD「Platinum P41」を最大40 Gbps対応のSSDケースに入れて、Lenovo LOQ 26ADR10のUSBポートの性能をベンチマークしました。
USB 10 Gbpsポートで1000 MB/s超、USB 5 Gbpsポートで約430~440 MB/sを確認できます。互換性も良好でおおむね問題ないUSBポートです。
eo光10G(回線レビュー)の組み合わせで、LANポートの性能をチェック。
LANポート(Realtek 1G LAN)は実測948 Mbpsまで確認でき、ほぼスペックどおりです。原神や崩壊スターレイルが平均120 MB/sほど、Steamゲームは平均125 MB/sくらいでダウンロードできます。
内蔵HDD並の速度でゲームが降ってくる、そこそこ快適なネット環境です。
Wi-Fi(無線LAN)は実測1750 Mbpsくらい出ています。アップロード速度がやや伸びにくいですが、それでも有線LANポートより高速です。普通にゲームやネットをする程度なら十分すぎる性能です。

(筆者が使ってるWi-Fi 7ルーターは⬇これ)
Lenovo LOQ 26ADR10のパーツ拡張性
ケースを開けて中身を見てみよう

サイドパネルを取り外します。背面側にある2本のプラスネジを、プラスドライバーで回して外すだけです。

サイドパネルのネジは脱落しづらい親切設計。うっかり落としてネジを紛失する危険性を大幅に減らします。
ネジを十分にゆるめたら、後ろへスライドするようにサイドパネルをゆるい力で引っ張って取り外し完了。

反対側のサイドパネルも同じ手順で取り外しました。

(クリックで画像拡大)
サイドパネル側から見た、Lenovo LOQ 26ADR10のケース内部です。

10 mm程度のゆったりとした裏配線スペースがあり、各種PCパーツになるべく最短距離でアクセスしやすいように、ケーブルホール(配線穴)も設けられています。
直感的に理解しやすい整備性の高い設計です。各種パーツの増設・交換もかんたんです。

レーザー距離計で内部の奥行き(グラフィックボードの搭載サイズ)を測定。
ケースファンの厚みを含めて32.9 cmほど、ケースファン抜きで35.4 cmです。30 cm前半しかないため、昨今のハイエンドグラボはギリギリ入るか微妙なスペースです。
RTX 5070 Ti(RX 9070 XT)までなら、モデル次第で入り切ります。
やや控えめなパーツ拡張性を備えます
| マザーボードの拡張性 クリックで画像拡大 |
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|
- M.2 2280(PCIe 4.0 x4 / CPU直結)
- PCIe x16(PCIe 5.0 x16 / CPU直結)
- M.2 2280(PCIe 4.0 x4 / CPU直結)
- PCIe x1(PCIe 3.0 x1 / CPU直結)
※AMD Dragon Rangeプラットフォームにチップセットは存在せず、すべてのスロットがCPUに直結します。
ミドルサイズ(MicroATX規格)のLenovo謹製マザーボード「Lenovo 3799(AFL1DRML)」を搭載します。
ノートパソコン用CPU(Dragon Range世代)を転用した独自仕様のマザーボードゆえに、拡張性はやや控えめです。
- M.2 SSD:あと1枚
- 拡張ボード:あと1枚
(キャプチャボードやサウンドカードなど) - SATA HDD or SATA SSD:あと2台
あとから最大4台のストレージを増設でき、キャプチャボードやサウンドカードは最大1枚まで増設できます。
PCIe x1 → M.2変換アダプターを使えば、PCIeスロットにM.2 SSDを増やせます。

メモリスロットはDDR5(SODIMM)規格に対応。全部で2スロットあり、すべて使用済みです。

Lenovo LOQ 26ADR10の標準パーツ
冷却ファンを詳しく見てみる

(クリックで画像拡大)
CPUクーラーは「80 mm空冷式CPUクーラー」を搭載します。ファンがマザーボードに向かっている「トップフロー型」で、CPUとマザーボードの実装部品を同時に冷やします。
リアパネルに配置された120 mmケースファンで、CPUの熱とケース内部の熱をケース外へ放出する流れです。

フロントパネル側に120 mmケースファンが2個取付済み。最大で2個まで増設できます。

サイドパネルの引っ掛け式ロック(両側で6個)を取り外します。

ロックを取ったら、フロントパネルを手前に引っ張って取り外せます。

120 mmケースファンを最大2個、または最大240 mmサイズの大型水冷クーラーを取り付け可能です。
なお、通気性の良い穴だらけの構造ですが、ホコリを防ぐ効果は薄いです。ホコリが気になるならマグネット式の防塵フィルターを取り付けます。
グラフィックボードと支え棒

グラフィックボード本体に「VGAサポートステイ」構造が取り付け済み。経年によるボードのたわみ(歪み)や、配送時の揺れによる位置ズレやPCIeスロットの破損を防ぎます。
グラフィックボードは「Lenovo RTX 5060 Ti LEGION」を搭載します。
ボード全長197 mmに、厚み50.5 mm(2.5スロット相当)のスリム設計に、90 mm径デュアルファンを搭載します。バックプレートの一部をくり抜いた、シースルー構造で放熱性を高めています。
DDR5メモリとM.2 SSD

(クリックで画像拡大)
標準搭載のDDR5メモリは「Ramaxel製 DDR5-5600 32GB」です。
メモリの急激な価格高騰を受け、モジュールの調達先を中華メーカーに切り替える動きが増えています。基本的に、BTOパソコンのメモリはめったに壊れないパーツなので、調達先が変わっても問題になりません。
ちなみにメモリ本体はDDR5-5600規格ですが、CPU側(Ryzen 7 8745HX)の仕様によりDDR5-5200で動作します。

「Lenovo LOQ 26ADR10」に入ってる標準M.2 SSDは「Samsung PM9C1b 512GB」です。
読み込み性能が約7100 MB/s、書き込みは約6000 MB/sも出せるPCIe 4.0 x4対応のNVMe SSDです。ゲーミングPC用に十分な性能です。
電源ユニットについて解説

(クリックで画像拡大)
電源ユニットは台湾のメーカー、LITEON(LITEON Technology)製「PS-4851-1」が搭載されています。
横幅が150 mm、高さが86 mm、奥行き150 mm、標準的なサイズのATX規格電源です。各ケーブルを任意に脱着できる「フルプラグイン」方式を採用します。
市販されている自作PC向けの電源ユニットとまったく同じ規格品です。


「PS-4851-1」は80 PLUS GOLD認証を取得した、容量850 Wの電源ユニットです。
余裕たっぷりの容量を備え、将来的にもっとハイエンドなグラフィックボードにそのまま交換できます。

- PCIe 6 pin
- PCIe 8 pin
- PCIe 6+2 pin
- SATAコネクタ(3個)
- SATAコネクタ(2個)
見ての通り、プラグインケーブルが大量に余っています。
あとからグラフィックボードを交換したり、HDDやSSDを増設するときに使えます。グラフィックボードは最大450 Wまで搭載でき、十分な拡張性です。

Lenovo LOQ 26ADR10のゲーム性能を検証

| ベンチマーク時のスペック (型番:91DFCTO1WWJP4) | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 8745HX (8コア16スレッド) |
| グラボ | RTX 5060 Ti 16GB |
| メモリ | 32 GB (DDR5-5200 / 2枚組) |
| ドライバ | NVIDIA 581.94 WHQL |
| ゲーミングモニター | TCL 32R84 (3840 x 2160 / 165 Hz) |
「Lenovo LOQ 26ADR10」のゲーミング性能を実際にテストします。
定番ベンチマークで性能チェック
| 定番ベンチマーク 「3DMark」 | ||
|---|---|---|
| 設定 | GPUスコア | 画像 クリックで拡大 |
| FireStrike 標準的 | 42074 | ![]() |
| Steel Nomad とても重たい | 3490 | ![]() |
| Port Royale 重量級レイトレ | 10081 | ![]() |
| Speed Way 重量級レイトレ | 4008 | ![]() |
ゲーム性能をチェックする定番ベンチマークソフト「3DMark」でざっくり性能をスコア化します。
- 標準的なフルHDベンチ
「Fire Strike」:40000点超
eSports向けの軽いフルHDゲーミングなら平均200~240 fps程度を狙える性能です。
- やや重たいフルHDベンチ
「Steel Nomad」:3000点超
Unreal Engine 5で制作された重たいゲームでも、設定を調整すれば平均90 fps程度を狙えそうなスコア感。
- 重たい4Kゲームベンチ
「Port Royale」:10000点超
最新ゲームの4Kゲーミングを、レイトレ抜きでなんとか平均60 fps超えるかギリ超えないか、ぐらいのスコア感です。
AI超解像(NVIDIA DLSS)と組み合わせれば、平均60 fps超えを十分に狙えます。
- レイトレ用2Kベンチ
「Speed Way」:4000点超
ハードウェアレイトレーシング(DXR)をWQHD(2560 x 1440)で動かすベンチです。
WQHDでも平均60 fpsが厳しいスコアですが、レイトレを使う超重量ゲームは基本的にAI超解像(NVIDIA DLSS)を導入しています。
DLSSとフレーム生成を有効化すれば、WQHDで平均60 fps以上をなんとか狙えるラインです。


「3DMark Steel Nomad」の理論値スコアで他のグラフィックボードを比較してみた。
Lenovo LOQ 26ADR10(RTX 5060 Ti 16GB)の性能はそこそこ。
理論値だとRX 9060 XT相当で、3世代前のフラグシップモデル「RTX 2080 Ti」に近いです。ただし、RTX 50シリーズは「DLSS4」や「マルチフレーム生成(DLSS MFG)」など、独自のAI機能を備えます。
| 定番ベンチマーク 「FF14:黄金のレガシー」 | ||
|---|---|---|
| 設定 | スコア | 画像 クリックで拡大 |
| 1920 x 1080 最高品質 | 20419 平均149.3 fps | ![]() |
| 2560 x 1440 最高品質 | 14567 平均102.4 fps | ![]() |
| 3840 x 2160 最高品質 | 7694 平均54.1 fps | ![]() |
「FF14:黄金のレガシー」を最高品質でフルHD~4Kまでベンチマーク。WQHDまで余裕の平均100 fps超で、とても快適な動作が見込めます。4Kはやや厳しいです。
実際にゲームをプレイして性能をテスト
今回は18個のゲームを実際にプレイして、性能(平均フレームレート)をベンチマークしました。
- ARC Raiders
- Escape from Tarkov
- Apex Legends
- フォートナイト
- オーバーウォッチ2
- VALORANT
- アークナイツ:エンドフィールド
- 鳴潮(Wuthering Waves)
- パルワールド
- ステラーブレイド
- 首都高バトル
- 崩壊スターレイル
- ゼンレスゾーンゼロ
- ストリートファイター6
- マインクラフト
- VRChat
- モンスターハンターワイルズ
- サイバーパンク2077
ゲーム名をクリックして、各性能まとめにジャンプします。順番に全部チェックがおすすめですが、気になるゲームだけ確認しても大丈夫です。
- 平均120 fps:スムーズな動きで入力遅延も少ない快適な動作
- 平均60 fps:最低限「快適」といえるギリギリの最低ライン
- 平均30 fps:体感できる入力遅延が目立つ紙芝居レベルの動作
少なくとも平均120 fps以上が欲しいライン。平均30~60 fps程度だと最新ゲーム機と大差ない動作感ですので、ゲーミングPCに求める性能ラインはやや高めです。
18個のゲームで「Lenovo LOQ 26ADR10」をベンチマーク
| ARC Raiders マップ「訓練場」でベンチマーク | |
|---|---|
![]() | |
| フルHD (カスタム設定) | 146.0 fps 下位1%:91.8 fps |
| WQHD (カスタム設定) | 115.8 fps 下位1%:74.5 fps |
| 4K (カスタム設定) | 71.9 fps 下位1%:51.4 fps |
ARC Raidersはほぼ最高に近い画質でも、想像以上に快適な動作が可能です。
フルHDで平均140 fps前後、WQHDでも平均110 fps台に達します。
| Escape from Tarkov マップ「STREETS OF TARKOV」 | |
|---|---|
![]() | |
| フルHD (カスタム設定) | 95.6 fps 下位1%:75.3 fps |
| WQHD (カスタム設定) | 96.4 fps 下位1%:76.2 fps |
| 4K (カスタム設定) | 61.5 fps 下位1%:57.2 fps |
タルコフはグラフィックボードよりもCPUが重要なゲームです。
特に「STREETS OF TARKOV(SoT)」はCPU要求度が高いエリアで、並のCPU(非X3D)だとフルHDで平均100 fps台がせいぜい。
Ryzen 7 8745HXの場合、平均95 fps前後が限界でした。
| Apex Legends マップ「訓練場」でバンガロールセット | |
|---|---|
![]() | |
| フルHD (最高設定) | 236.5 fps 下位1%:131.2 fps |
| WQHD (最高設定) | 182.5 fps 下位1%:105.5 fps |
| 4K (最高設定) | 106.4 fps 下位1%:59.2 fps |
Apex Legendsは最高画質でも、フルHDで240 fps前後を叩き出します。実際のゲームプレイだと、平均200 fps前後を狙えます。
| フォートナイト マップ「TILTED TOWERS」で撃ち合い | |
|---|---|
![]() | |
| フルHD (TSR最高 : 58%) | 196.2 fps 下位1%:122.1 fps |
| WQHD (TSR最高 : 58%) | 143.1 fps 下位1%:93.4 fps |
| 4K (TSR最高 : 58%) | 80.8 fps 下位1%:62.8 fps |
グラフィック設定「最高プリセット」、レンダリング「TSR最高:58%」、Nanite仮想化設定(Lumen)を無効化してフォートナイトをベンチマーク。
複数のBOTに撃たれまくるワーストケースを想定したテストですが、フルHDで平均200 fps程度、WQHDでも平均144 fps近いです。
実際のゲームプレイで使われる、もっと軽量な競技設定であれば平均240 fps台も視野に入ります。
| オーバーウォッチ2 マップ「KING’S LOW 4 vs 4」で撃ち合い | |
|---|---|
![]() | |
| フルHD (最高設定) | 206.2 fps 下位1%:132.8 fps |
| WQHD (最高設定) | 143.5 fps 下位1%:101.4 fps |
| 4K (最高設定) | 79.0 fps 下位1%:60.6 fps |
オーバーウォッチ2はエピック設定(レンダリング100%)でテスト。フルHDで平均200 fps超、WQHDで平均144 fpsでした。
グラフィック設定を競技用に落とせば、フルHDで平均240 fpsやWQHDで平均180 fpsも十分に狙える性能ラインです。
| VALORANT マップ「THE RANGE」で撃ち合い | |
|---|---|
![]() | |
| フルHD (High + MSAA 4x) | 357.1 fps 下位1%:223.1 fps |
| WQHD (High + MSAA 4x) | 362.8 fps 下位1%:217.8 fps |
| 4K (High + MSAA 4x) | 241.0 fps 下位1%:166.9 fps |
競技eSportsの代表タイトル「VALORANT」を最高設定(MSAA 4x)でベンチマーク。
フレームレートが顕著に下がりやすいアサルトライフル「PHANTOM」を複数のBOTに向かって乱射します。
フルHD~WQHDは平均360 fps前後、4Kで平均240 fpsです。若干CPUボトルネック気味ですが、平均360 fpsも出ていれば実用上は十分でしょう。
| アークナイツ:エンドフィールド 武陵エリア「景玉谷」 / DLSS4 : DLAA | |
|---|---|
![]() | |
| フルHD (最高 + 異方性x8) | 126.6 fps 下位1%:89.1 fps |
| WQHD (最高 + 異方性x8) | 94.9 fps 下位1%:80.0 fps |
| 4K (最高 + 異方性x8) | 50.8 fps 下位1%:43.4 fps |
工業系アクションRPG「アークナイツ:エンドフィールド」をベンチマーク。
森林のテクスチャで負荷が重たい武陵エリア「景玉谷」にて、最高設定(DLSS4:DLAA)でテストすると、フルHDで平均120 fps台を出せました。
WQHDは平均100 fpsを割り込みますが、DLSS4をクオリティに妥協すれば平均120 fpsを狙えますし、DLSSマルチフレーム生成を使う手もあります。
参考程度に、4K解像度でDLSSマルチフレーム生成(2x)を有効化すると平均80 fpsまで伸びます。

| 鳴潮(Wuthering Waves) マップ「穂波市」 / DLSS4 : クオリティ | |
|---|---|
![]() | |
| フルHD (最高 + レイトレ:中) | 83.8 fps 下位1%:54.8 fps |
| WQHD (最高 + レイトレ:中) | 60.7 fps 下位1%:47.4 fps |
| 4K (最高 + レイトレ:中) | 33.2 fps 下位1%:28.4 |
| フルHD (DLSS FG : 2x も有効) | 127.6 fps 下位1%:74.7 fps |
| WQHD (DLSS FG : 2x も有効) | 95.2 fps 下位1%:60.4 fps |
| 4K (DLSS FG : 2x も有効) | 55.2 fps 下位1%:43.8 fps |
超美麗なグラフィックで人気なオープンワールドRPG「鳴潮(Wuthering Waves)」をプレイ。プリセット「ウルトラ」に、レイトレ「中」を入れてベンチマーク。
レイトレ反射量が多い「穂波市」はフルHDでやっと平均80 fps程度と苦戦気味。WQHDで平均60 fpsに下がり、4Kは30 fpsしか出ないです。
なお、何度も書いてきたように・・・重たいゲームには「DLSSフレーム生成」が用意されています。
DLSS FG:2xなら、フルHDで120 fps台へ、WQHDで平均90 fps超えまで改善。4Kでギリギリ60 fpsに届きそうな性能です。

| パルワールド マップ「兎花山山頂」 / DLSS : パフォーマンス | |
|---|---|
![]() | |
| フルHD (最高設定) | 113.1 fps 下位1%:62.9 fps |
| WQHD (最高設定) | 111.9 fps 下位1%:72.4 fps |
| 4K (最高設定) | 80.4 fps 下位1%:54.1 fps |
パルワールド(PalWorld)は最高設定のフルHDで平均113 fps、WQHDで平均112 fpsくらい。
4Kだと平均80 fpsをやや超える程度に。AI超解像モード「NVIDIA DLSS」のおかげで予想以上に快適なゲームプレイでした。
| ステラーブレイド マップ「エイドス7」 / DLSS4 : クオリティ | |
|---|---|
![]() | |
| フルHD (とても高い設定) | 120.6 fps 下位1%:90.8 fps |
| WQHD (とても高い設定) | 115.1 fps 下位1%:88.5 fps |
| 4K (とても高い設定) | 69.8 fps 下位1%:53.2 fps |
ステラーブレイドを「とても高い」設定でベンチマーク。
割としっかり最適化されたゲームです。フルHDなら平均120 fps超、WQHDでも平均115 fpsほど、4Kで平均60 fpsをあっさり超えます。
フルHD~WQHDでCPUボトルネックが発生しますが、平均120 fpsも出ていればステラーブレイドは十分に快適です。
| 首都高バトル コース「神田橋」 / DLSS : クオリティ | |
|---|---|
![]() | |
| フルHD (高設定) | 160.6 fps 下位1%:122.2 fps |
| WQHD (高設定) | 120.2 fps 下位1%:96.0 fps |
| 4K (高設定) | 70.0 fps 下位1%:60.6 fps |
日本で大人気のレースゲーム「首都高バトル」を高設定でベンチマーク。
見た目の割に意外と重たいゲームですが、ゲーム側で「NVIDIA DLSS」が用意されています。DLSS:クオリティ有効時、フルHDで平均160 fps、WQHDですら平均120 fpsに達します。
| 崩壊スターレイル マップ「オンパロス」 | |
|---|---|
![]() | |
| フルHD (最高設定 : 1.4) | 113.4 fps 下位1%:75.6 fps |
| WQHD (最高設定 : 1.4) | 111.4 fps 下位1%:75.4 fps |
| 4K (最高設定 : 1.4) | 65.8 fps 下位1%:49.8 fps |
ターン制RPGでおそらく世界一のユーザー数を誇る「崩壊スターレイル」をベンチマーク。
フルHDとWQHDは余裕で平均100 fpsを超えていきますが、4Kがすごく重たくて平均60 fpsギリギリの動作です。
もちろん、崩壊スターレイルも「DLSS」実装タイトルです。DLSSを使えば4Kで平均60 fps超もかんたん。
| ゼンレスゾーンゼロ マップ「ルミナスクエア」 / DLSS : クオリティ | |
|---|---|
![]() | |
| フルHD (最高 + レイトレ:中) | 70.7 fps 下位1%:48.5 fps |
| WQHD (最高 + レイトレ:中) | 70.5 fps 下位1%:51.5 fps |
| 4K (最高 + レイトレ:中) | 52.5 fps 下位1%:40.5 fps |
ゼンレスゾーンゼロは、グラフィックボードよりCPUが重視される、タルコフタイプなアクションRPGです。
Ryzen 7 8745HX程度だとCPUボトルネックが派手に発生してしまい、フルHD~WQHDは平均70 fps前後で頭打ちに。
| STREET FIGHTER 6 対戦「LUKE vs RYU」でテスト | |
|---|---|
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| フルHD (ULTRA設定) | 59.9 fps 下位1%:55.7 fps |
| WQHD (ULTRA設定) | 59.9 fps 下位1%:55.6 fps |
| 4K (ULTRA設定) | 59.9 fps 下位1%:55.4 fps |
ストリートファイター6(FIGHTING GROUNDモード:60 fps上限)は、フルHDで平均60 fps、4Kも同じく平均60 fpsです。
| マインクラフト 「Vanilla RTX」シェーダーでテスト | |
|---|---|
![]() | |
| フルHD (レイトレ : 8チャンク) | 84.0 fps 下位1%:57.9 fps |
| WQHD (レイトレ : 8チャンク) | 52.9 fps 下位1%:36.5 fps |
| 4K (レイトレ : 8チャンク) | 27.0 fps 下位1%:18.2 fps |
マインクラフト(Bedrock Edition)にVanilla RTXシェーダーを入れてレイトレを有効化、フルHDで平均80 fps台、WQHDで平均50 fps程度、4K解像度で30 fpsを割ります。
軽いイメージのあるマイクラでも、ハードウェアレイトレ機能を入れると一気に重たいです。

| VRChat ワールド「Rainy Forest」でテスト | |
|---|---|
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| フルHD (Ultra設定 : x8) | 140.2 fps 下位1%:126.4 fps |
| WQHD (Ultra設定 : x8) | 89.7 fps 下位1%:84.3 fps |
| 4K (Ultra設定 : x8) | 44.4 fps 下位1%:42.4 fps |
VRChat(Ultra x8設定)はフルHDで平均140 fps台、WQHDで平均90 fps前後、4K解像度で平均およそ40 fps台でした。
Valve IndexやMeta Quest 3など、高解像度なVR HMDでVR酔いそうなフレームレートです。グラフィック設定の妥協が必要です。
| モンスターハンターワイルズ 緋の森(豊穣期) / DLSS4 : クオリティ | |
|---|---|
![]() | |
| フルHD (ウルトラ + レイトレ:高) | 65.5 fps 下位1%:52.6 fps |
| WQHD (ウルトラ + レイトレ:高) | 53.9 fps 下位1%:43.3 fps |
| 4K (ウルトラ + レイトレ:高) | 34.7 fps 下位1%:28.1 |
| フルHD (DLSS FG : 2x も有効) | 122.1 fps 下位1%:93.2 fps |
| WQHD (DLSS FG : 2x も有効) | 94.9 fps 下位1%:75.6 fps |
| 4K (DLSS FG : 2x も有効) | 62.7 fps 下位1%:49.6 fps |
モンハンワイルズ(緋の森)を、ウルトラプリセット + レイトレモード:高でベンチマーク。
めちゃくちゃ重たいゲームです。フルHDで平均60 fpsがやっとですが、ゲーム設定から「NVIDIA DLSS」を選んで、「DLSSフレーム生成」を有効化すると一気に軽量化します。
フルHDで平均120 fpsに、WQHDで平均90 fps超、4Kですら平均60 fpsを超えられるように。
超解像やフレーム生成は画質を少し犠牲にする傾向がありますが、最新モデル「DLSS 4」だから画質の劣化もほとんど気づかないです。
| サイバーパンク2077 リトルチャイナ(夜) / DLSS4 : クオリティ | |
|---|---|
![]() | |
| フルHD (レイトレ:ウルトラ) | 80.0 fps 下位1%:57.2 fps |
| WQHD (レイトレ:ウルトラ) | 62.4 fps 下位1%:44.4 fps |
| 4K (レイトレ:ウルトラ) | 41.2 fps 下位1%:33.6 |
| フルHD (DLSS FG : 2x も有効) | 138.4 fps 下位1%:89.9 fps |
| WQHD (DLSS FG : 2x も有効) | 103.6 fps 下位1%:79.2 fps |
| 4K (DLSS FG : 2x も有効) | 69.3 fps 下位1%:56.5 fps |
サイバーパンク2077もめちゃくちゃ重たいゲームですが、「DLSSフレーム生成」を有効化すると1.5~1.6倍くらいに軽くなります。
フルHDで平均140 fpsに、WQHDで平均100 fps台まで、4Kですら平均60 fpsを超える性能です。違和感なく高画質、かつスムーズな映像でサイバーパンク(レイトレ)を楽しめます。
平均ゲーミング性能(18ゲーム)

平均fps最低fps(下位1%)
(クリックで画像拡大)
Lenovo LOQ 26ADR10のフルHDゲーム性能です。
軽いゲームは平均120 fps以上。レイトレ有効時でも、AI超解像「DLSS」やフレーム生成「DLSS FG」のおかげで、意外と平均100 fps前後を出せてしまいます。
Apex Legendsやフォートナイトは競技設定で平均200 fps台も狙えます。

平均fps最低fps(下位1%)
WQHDゲーム性能もそこそこ快適です。
軽いゲームは平均100 fpsを超えていくし、重たいゲームなら結局「DLSS」やフレーム生成「DLSS FG」である程度なんとかできます。

平均fps最低fps(下位1%)
4Kゲーミングはやや厳しい印象です。
平均60 fpsを割り込むゲームが多々あり、グラフィック設定を妥協したうえで、「DLSS」や「フレーム生成」を組み合わせないとスムーズな動作が難しい状況。
RTX 5060 TiはフルHD~WQHDがターゲットのグラボで、やはり4Kはターゲット外だと評価せざるを得ないです。

Lenovo LOQ 26ADR10(8745HX)のクリエイティブ性能
レンダリング / 動画エンコード

(クリックで画像拡大)
CPUの定番ベンチマーク「Cinebench R23」の比較です。
サクサクとした体感性能に影響が大きいシングルスレッド性能を比較します。「Ryzen 7 8745HX」のシングルスレッド性能は平均以上。
最新世代のフラグシップCPUと比較するとやや劣るものの、体感性能はかなり良好です。8コア16スレッドのおかげで、バックグラウンドでWindows Updateが稼働しても、フリーズしたり極端な処理落ちは起きません。

ゲーミングPCにとって参考にしづらいマルチスレッド性能も一応比較します。
上の方を見るととんでもないスコアを叩き出すCPUが出てきますが、すべてのCPUコアをうまく使えた場合の「理論値」です。
たとえば、動画エンコードやCGモデルのレンダリングで理論値に近づきます。しかし、動画エンコードやレンダリングは、グラフィックボードの方がはるかに速いです。
昔のCPUと比較してざっくり参考にする程度で十分。あまり気にする必要はありません。先に紹介したシングルスレッド性能がずっと重要です。
| 動画エンコード 録画したゲームプレイ動画を変換 | |
|---|---|
| H.264エンコード (CPUで1080p → 480p) | 192.6 fps Handbrakeで検証 |
| H.264エンコード (CPUで1080p → 1080p) | 106.8 fps Handbrakeで検証 |
| AV1エンコード (グラボで1080p → 1080p) | 301.1 fps NVEncで検証 |
動画エンコードをフリーソフト「Handbrake」を使ってテスト。ゲームプレイ録画映像(容量1 GB)を、H.264形式でエンコードします。
Ryzen 7 8745HXは8コア16スレッドあるから、それなりにエンコードが速いです。しかし、あくまでも標準的なスピード感に過ぎず、遅く感じる場合もありそう・・・。
もし、遅くて待ってられないと感じたら、グラフィックボード(RTX 5060 Ti)を使ってください。
H.264よりずっと高画質で容量も節約できるAV1形式のエンコードを爆速で処理できます。今回はCPUと比較して、1080pエンコードで約3倍近い速度です。

オフィスワーク
| Microsoft Office 「PCMark 10 Pro」でベンチマーク | |
|---|---|
![]() | |
| Edge | 16159 |
| Word | 13596 |
| Excel | 26195 |
| PowerPoint | 15382 |
| 総合スコア | 17249 |
PCMark 10 Pro版を使って、オフィスワークの代表例「Microsoft Office」の処理速度をチェック。
「Lenovo LOQ 26ADR10」の結果は「17249点」です。PCMark 10公式の目安である4500点を大幅に超えているため、オフィスワーク性能は十分すぎます。
Excelスコアも20000点超を叩き出し、数百行のマクロ処理(VBA)や数千行の単純計算(関数処理)がものの数秒で完了します。
PCMark 10の目安は4500点ですが、Excelスコアに関しては個人的に20000点くらいあると体感かなりスムーズです。特にVBAを仕込んだシートを使うなら20000点超がおすすめ。
| PCMark 10 Video Conference(ビデオ会議) | |
|---|---|
![]() | |
| 総合スコア | 8239 5000点以上ならOK |
| ビデオチャットの快適度 | 29.9 /30.00 fps |
PCMark 10の「Video Conference(ビデオ会議)」モードを使って、ビデオチャットの快適さをテストしました。
結果は8239点で、5000点以上を余裕でクリア。複数人とビデオチャットを同時に行った場合の、映像のスムーズさ(フレームレート)はほぼ30 fpsで、上限の30 fpsに迫ります。ビデオ通話も余裕です。
写真編集(Photoshop)
| Adobe Photoshop 「Puget Bench」でベンチマーク | |
|---|---|
![]() | |
| 総合スコア Overall Score | 9635 |
| 一般処理のスコア General Score | 92 |
| フィルタ系のスコア Filter Score | 101 |
写真編集は「Photoshop CC」で処理速度をテスト。Puget Systems社が配布しているベンチマーク用のバッチファイルを使い、実際にPhotoshopを動かして性能をスコア化します。
Photoshopベンチのスコアは「9635点」です。快適な目安を示す10000点にほぼ近いスコアで、Photoshopで高解像度なRAW写真編集をこなせる性能です。
ベンチマークには150MP(1億5000万画素)の素材も使われていて、Lenovo LOQ 26ADR10は一度もエラーなくテストを完走します。
メモリ容量32 GBで意外と足りていますが、同時に大量の写真を入れるとメモリ容量が不足する可能性はあります。

動画編集(Premiere Pro)
| Adobe Premiere Pro 「Puget Bench」でベンチマーク | |
|---|---|
![]() | |
| 総合スコア Overall Score | 9303 |
| LongGOP編集のスコア LongGOP Score | 67.2 |
| RAW編集のスコア RAW Score | 204 |
| GPUエフェクト GPU Score | 64.8 |
動画編集は「Premiere Pro」で処理速度をテスト。Puget Systems社が配布しているベンチマーク用のバッチファイルを使い、実際にPhotoshopを動かして性能をスコア化します。
Premiere Proベンチのスコアは「9303点」です。快適な目安を示す10000点に少し届かないものの、Premiere Proで4K動画編集を普通にこなせる性能です。
ただし、扱う動画素材のサイズ次第でメモリ容量が不足する可能性があります。
AIイラスト生成

AIイラスト生成ソフト「ComfyUI」を使って、画像(おもにイラストや実写写真)の生成スピードを検証します。
| ComfyUI AIイラストベンチマーク | |
|---|---|
SD 1.5 Benchmark(512 x 512サイズ) | 14.66秒 10枚につき (28 steps) |
SDXL Benchmark(832 x 1216サイズ) | 82.90秒 10枚につき (28 steps) |
SDXL + Hires.Fix(1664 x 2432サイズ) | 40.53秒 1枚あたり (28 + 7 steps) |
AIイラスト(ComfyUI)の生成時間をベンチマークします。
SD 1.5モデル(512 x 512サイズ)は10枚あたり約14.6秒でした。1枚あたり、わずか1.5秒で生成できます。
次に、今も定番なSDXL 1.0モデルで832 x 1216サイズを生成、10枚あたり約83秒で生成できました。28ステップで1枚あたり約8秒です。
最近の人気モデル(ObsessionやWAI)なら20ステップで十分な品質を出せるので、1枚あたり5~6秒台も可能です。
Hires.Fix(アップスケーリング)も余裕あり。VRAM容量が16 GBもあるRTX 5060 Tiにとって、1664 x 2432サイズの生成もスムーズ。
基本的にアップスケーリングは気に入った画像に対して使います。約40秒なら問題ない速さです。

ゲーム実況配信
FPSゲームタイトル「Apex Legends」を、定番のゲーム配信ソフト「OBS」を使って快適に配信できるかチェックします。
- 配信サイト:YouTube
- エンコーダー:NVIDIA NVENC AV1
- 配信品質:CBR(8000 Kbps)
- 録画品質:VBR(8000 Kbps)
- プリセット:P5 Slow(高品質)
AV1エンコードを使ったそこそこ高画質な設定で、録画と配信を同時に行います。

配信時のフレームレート低下は約9~10%で問題なし。高いフレームレートを維持したまま、安定したゲーム実況配信ができます。
| 設定 | ドロップフレーム率 |
|---|---|
![]() | |
| 普通にプレイ | 0% |
| 録画と配信(120 fps) | 0% |
| 録画と配信(240 fps) | 0% |
| 録画と配信(無制限) | 0% |
Lenovo LOQ 26ADR10のゲーム配信性能は安定性も良好です。
フレームレート制限に関係なく、ドロップフレーム率(コマ落ち)0%を記録します。ガクッとした感じのカクつきがほとんど見当たらないです。
デスクトップ画面とプリインアプリ

(クリックで画像拡大)
初回起動時のデスクトップ画面です。背景画像が「Lenovo LOQ」オリジナル仕様になっています。
| プリインアプリ | |
|---|---|
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
メーカー保証やハードウェア情報を確認できる「Lenovo Vantage」アプリがインストール済み。
マルウェア的な不審なアプリは当然ながら入っていませんが、よく見ると「マカフィー」が入っています。


Lenovo LOQ 26ADR10の温度とエアフロー

(クリックで画像拡大)
Lenovo LOQ 26ADR10のエアフロー設計をわかりやすく写真に書き込んでみた(実写 + サーモグラフィー合成)。
フロントパネルに設置された吸気用スリットと2つのケースファンで外気をケース内部へ取り込み、リアパネルのケースファン1個で熱を逃がす流れです。
トップパネル(天面)にケースファンは1個もついてないですが、暖かい空気が勝手にじんわり抜ける流れもあります。
おおむね、主流のゲーミングPCでよく見られる一方通行なエアフローが構築されています。

(クリックで画像拡大)
30分間ゲームを起動したまま放置すると、CPUの温度が65℃前後、グラフィックボードの温度は70℃前後で飽和(温度上昇の停止)を確認できます。
温度による性能低下(サーマルスロットリング)も特に発生せず、とても安定した動作です。最初から取付済みのケースファンで十分なエアフローを得られています。

30分間のストレステスト後、負荷をかけたままケースを開けて、サーモグラフィーカメラでPCパーツの表面温度をチェックします。
マザーボード周辺はわずか45~49℃で、よく冷えています。マザーボードに風を吹き付けるトップフロー型CPUクーラーの効果です。
グラフィックボードの表面はもっとも熱いエリアで70℃近く、ケーブル周りがたった40℃ちょっとです。
電源ユニット内部の温度も問題なし。一番熱い部分で50℃にすら届かず、非常によく冷えています。
容量850 Wに対して、平均240 Wの消費電力だから、静かな動作音のまま温度を抑えられます。ゲーム用に使っていれば5年くらいは難なく使い続けられそうです。
動作温度をチェック
| CPU温度をテスト (周辺気温:22.1℃) | |
|---|---|
![]() | |
| ベンチマーク中 (Cinebench R23) | ゲームプレイ中 (FF14 : 黄金) |
| 最大:100℃ 平均:100℃ | 最大:88℃ 平均:84℃ |
CPUベンチマーク中のCPU温度は平均100℃(最大100℃)で、ゲームプレイ中だと平均84℃(最大88℃)でした。
Ryzen 7 8745HXの定格温度(既定値)は100℃だから、要するにCPUクーラーの冷却が間に合わず、温度リミッターが発動している状態です。
動画エンコードや3Dレンダリングなど、CPUに高負荷がかかる作業は向いてなくて、もっぱらゲーム用です。

| グラフィックボードの温度をテスト (周辺気温:22.1℃) | |
|---|---|
![]() | |
| ベンチマーク中 (Speed Way) | ゲームプレイ中 (FF14 : 黄金) |
| 最大:71℃ 平均:69℃ | 最大:68℃ 平均:65℃ |
グラフィックボード(RTX 5060 Ti)のGPUコア温度もチェック。
高負荷がかかり続けるSpeed Wayベンチマークで、GPU温度は平均69℃(最大71℃)で、ゲームプレイ中だと平均65℃(最大68℃)でした。
RTX 5060 Tiの定格温度(既定値)は87℃です。平均70℃くらいの温度なら、まったく問題ないと分かります。
真夏のエアコンが効いていない部屋で使うと87℃に達する可能性はありますが、グラボにも温度リミッター機能があるから大丈夫です。
定格温度に達すると、自動的にコアクロックを少しずつ抑制して、温度を87℃以内に抑えます。ゲーム性能がわずかに下がる代わりに、GPU温度を安全圏にとどめる機能です。

Lenovo LOQ 26ADR10に標準で入っている「Lenovo RTX 5060 Ti LEGION」は、厚み50.5 mm(2.5スロット厚)、全長197 mmのコンパクトサイズ設計です。
グラボ直下にあるPCIeスロットを隠さずに済むから、あとからパーツを自分で増設しやすいです。
一方で、冷却に使う体積(ヒートシンク)が減ってしまうため、冷却性能と静音性がトレードオフになります。
静音性能を騒音計で検証
| 動作音(騒音)をテスト (本体から50 cmの距離で測定) | ||
|---|---|---|
![]() | ||
| アイドル時 (Youtube表示) | ゲームプレイ中 (FF14:黄金レガシー) | CPU高負荷 (Cinebench R23) |
| 33.6 dB | 38.1 dB | 46.0 dB |
校正済みのデジタル騒音メーターを使って「Lenovo LOQ 26ADR10」の動作音(騒音レベル)を、シーン別に測定しました。それぞれの結果は中央値です。

(クリックで画像拡大)
| 騒音値(dBA) | 評価 | 目安 |
|---|---|---|
| 30 ~ 32.49 | 極めて静か | 耳を近づければ聞こえるレベル |
| 32.5 ~ 34.9 | 静か | ファンが回っているのが分かる |
| 35 ~ 39.9 | やや静か | 扇風機を「小」で回したくらい |
| 40 ~ 42.49 | 普通 | エアコンよりは静かな音 |
| 42.5 ~ 44.99 | やや騒音 | エアコンの動作音に近い |
| 45 ~ 50 | 騒がしい | 扇風機を「中~大」で回した音 |
| 50 ~ | うるさい・・・ | 換気扇を全力で回した音 |
過去レビューしてきた「Lenovo Legion」シリーズと同程度の動作音でした。
ゲーム時の騒音値は38 dB前後で「やや静か」に分類されます。デスク上にゲーミングPC本体を置く距離感だと、グラボの動作音が少し聴こえてくるイメージ。
静かに感じるかどうか、微妙に個人差が出そうです。ヘッドホンを付けてゲームをする分には、ほとんど気にならなかったです。
パソコン本体をデスク下やクローゼットに収納してしまえば問題ない範囲です(個人差あり)。
低負荷時(オフィスワークやYoutubeなど)はケースファンがわずかに回っているのみ、とても静かなアイドル動作音です。逆にCPU高負荷時はノートパソコン並にうるさくなります。

消費電力をコンセント経由で測定
| 消費電力をテスト (コンセント経由の消費電力) | ||
|---|---|---|
![]() | ||
| アイドル時 (何もしていない) | CPUベンチ (Cinebench R23) | ゲーミング (FF14:黄金レガシー) |
| 54 W | 136 W | 229 W |
Lenovo LOQ 26ADR10は省エネなゲーミングPCです。
CPUベンチマーク中でピーク時に150 W前後です。グラボに負荷がかかるゲーミング時で230 W前後にとどまり、ピーク時ですら250 Wにタッチする程度。
標準搭載の容量850 W電源で安心して運用できます。
ゲーム時の230~250 W前後に対して、負荷率がたった28%程度です。発熱が少なく電源の寿命を延ばせるし、ファンの動作音も静かに済みます。
- 1日2時間ゲームをする場合:月間およそ510円
- 1日4時間ゲームをする場合:月間およそ1010円
- 1日8時間ゲームをする場合:月間およそ2010円
- 1日16時間ゲームをする場合:月間およそ4010円
- 1日16時間ゲームして寝ている間は放置:月間およそ4480円
- 1日2時間ネット + 1日2時間ゲーム:月間およそ620円
(※2026年2月時点の東京電力で試算)
まとめ:20万円台(前半)で穴場なコスパ型ゲーミングPC

「Lenovo LOQ 26ADR10」の微妙なとこ
- 4Kゲーミングは結構ギリギリ
(基本的にフレーム生成が前提) - CPUクーラーがあまり冷えない
- ゲーム時の動作音は平均的
- 納期はやや長め(最短1週間)
- 他社と同様に標準1年保証
(追加料金で最長3年まで延長できます)
「Lenovo LOQ 26ADR10」の良いところ
- クールな印象のPCケースデザイン
- メンテナンス性が高い設計
- 必要十分なパーツの拡張性
- 標準規格パーツだから交換しやすい
(CPUクーラーを除く) - 快適なフルHDゲーミング
- WQHDゲーミングも可能
- 写真編集やAIイラストが快適
- 無駄なプリインアプリなし
- パーツの増設・交換は保証に影響しない
(うっかり壊した場合を除く) - 部分的にカスタマイズ料金が割安
- 昨今の相場から見て「価格が安い」
「Lenovo LOQ 26ADR10」は、予算20万円台(前半)で買えるゲーミングPCとしては、今のところ一番コスパが良いゲーミングPCです。
国内大手BTOだと、CPUがRyzen 7 5700X(DDR4世代)にガクッとランクダウンしたり、メモリ容量とSSD容量が少なかったり・・・。妥協するスペックが目立ちます。
一方、今回レビューしたLenovo LOQ 26ADR10なら、Ryzen 7 8745HX(Zen4世代で8コア16スレ)が付いてきます。高価なDDR5メモリが32 GBも入ってます。
不安要素だった「8745HX」と名付けられたノーパソ用CPUですが、基本的にRyzen 7 7700(無印)に近い性能があると判明して安心です。DDR5世代だからゲーム性能もRyzen 7 5700X以上です。

低価格なゲーミングPCでコストカットの対象にされやすい電源ユニットが、想像以上にマトモだったのも大きな収穫です。
唯一の弱点はCPUクーラーだけですが、温度リミッターのおかげで実用上の問題は解消されています。ゲームのシェーダーコンパイルで一時的にうるさいくらいです。
まとめると、予算20万円台(~25万円)でゲーミングPCを探しているなら最有力候補です。
以上「Lenovo LOQ 26ADR10 買ってレビュー:ノーパソ用CPUで格安に作られたゲーミングPCを検証」でした。

おすすめゲーミングモニター【解説】
「Lenovo LOQ 26ADR10」は、フルHD~WQHDがターゲットのゲーミングPCです。
画質に対するコスパを考慮すると、WQHDゲーミングモニターが特におすすめ。3万円台で直下型Mini LEDモデルが買えますし、6~7万円ならOLED(有機EL)モデルも候補に入ります。
おすすめゲーミングPCまとめ【解説】



























































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SDXL Benchmark
SDXL + Hires.Fix



































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