「RTX 2080 Super」は、8~10万円の価格帯を確実に抑えるためにNVIDIAが新たに追加したGPUです。しかし現状は1つ下の2070 Superがとても魅力的で、4Kゲーミングなら2080 Tiが強力です。では2080 Superに価値を見いだせるのか否か、実際に検証します。
RTX 2080 Superの後継モデル「RTX 3080」がリリースされました。さっそく実機で詳しくベンチマーク & レビューをしたので、↑上記レビュー記事をどうぞ。
「RTX 2080 Super」のスペックと概要
GPU | RTX 2080 Super | RTX 2080 | GTX 1080 Ti |
---|---|---|---|
ダイ | |||
世代 | Turing | Turing | Pascal |
プロセス | 12nm製造 : TSMC | 12nm製造 : TSMC | 16nm製造 : TSMC |
トランジスタ数 | 136.0 億 | 136.0 億 | 118.0 億 |
ダイサイズ | 545 mm2 | 545 mm2 | 471 mm2 |
シェーダー数CPUのコア数に相当 | 3072 | 2944 | 3584 |
TMU数Texture Mapping Unitのこと | 192 | 184 | 224 |
ROP数Render Output Unitのこと | 64 | 64 | 88 |
演算ユニット数 | 48 | 46 | 28 |
Tensorコア数機械学習向けの特化コア | 384 | 368 | – |
RTコア数レイトレ用の特化コア | 48 | 46 | – |
クロック周波数 | 1650 MHz | 1515 MHz | 1481 MHz |
ブーストクロック | 1815 MHz | 1710 MHz | 1582 MHz |
VRAM容量 | 8 GB | 8 GB | 11 GB |
VRAM規格 | GDDR6 | GDDR6 | GDDR5X |
VRAMバス | 256 bit | 256 bit | 352 bit |
VRAM帯域幅 | 495.9 GB/s | 448.0 GB/s | 484.4 GB/s |
理論性能(FP32) | 11.15 TFLOPS | 10.07 TFLOPS | 11.34 TFLOPS |
TDP | 250 W | 215 W | 250 W |
補助電源 | 8 + 6 pin | 8 + 6 pin | 8 + 6 pin |
MSRP | $ 699 | $ 699 | $ 699 |
参考価格最安Top5の平均価格 | 83600 円 | 81700 円 | 87630 円 |
RTX 2080 Superのスペックを、おおむね同じ値段のグラフィックボードと比較してみた。ザックリと言えば、RTX 2080 SuperはRTX 2080(無印)よりわずかに性能アップしただけのスペックです。
ゲーム性能の目安になるシェーダー数はたったの4.3%増えただけで、ブーストクロックとVRAMの速度を底上げしてパフォーマンスの改善を目指す設計になっています。
とはいえ、たしかにスペック的な改善点は小さいですが、価格設定は同じ699ドルを据え置きです。RTX 2080より性能が上がったのに値段は同じですから、一応コストパフォーマンスは改善されています。
チップの微増とオーバークロックで性能アップ
チップ | TU102 | TU104 | TU106 |
---|---|---|---|
ダイサイズ | 754 mm2 | 545 mm2 | 445 mm2 |
演算ユニット | 最大 72個 | 最大 48個 | 最大 36個 |
現在、NVIDIAのゲーム用GPUに使われるチップで最強なのが「TU102」です。RTX 2080 Superでは、TU102の次に優秀な「TU104」チップを引き続き続投しています。
本音を言えばTU102に格上げして、もっと意欲的な性能アップを目指してほしいところでしたが、NVIDIAはあくまでも「8~10万円の価格帯を抑えられれば問題ない」との考えで今回の2080 Superを作っているようです。
TU104チップに搭載できる演算ユニットは最大で48個まで。RTX 2080はすでに46個だったので、TU104チップを使って性能アップを狙っても演算ユニットはあと2個しか増やせません。
演算ユニットをたったの2個増やしただけでは、性能の改善は地味です。そこでNVIDIAは消費電力の増加をいとわず、ブーストクロックとVRAMクロックのさらなるオーバークロックで性能アップを目指してしまいました。
GPU | RTX 2080 Super | RTX 2080 | 性能差 |
---|---|---|---|
演算ユニット数 | 48 | 46 | +4.3% |
シェーダー数CPUのコア数に相当 | 3072 | 2944 | +4.3% |
TMU数Texture Mapping Unitのこと | 192 | 184 | +4.3% |
ROP数Render Output Unitのこと | 64 | 64 | 0.0% |
Tensorコア数機械学習向けの特化コア | 384 | 368 | +4.3% |
RTコア数レイトレ用の特化コア | 48 | 46 | +4.3% |
ブーストクロック | 1815 MHz | 1710 MHz | +6.1% |
VRAMクロック | 7750 MHz | 7000 MHz | +10.7% |
VRAM帯域幅 | 495.9 GB/s | 448.0 GB/s | +10.7% |
理論性能(FP32) | 11.15 TFLOPS | 10.07 TFLOPS | +10.7% |
TDP | 250 W | 215 W | +16.3% |
スペックの変化をまとめました。演算ユニットを46から48個へ増やしたため、シェーダーなど基本スペックは約4.3%高いスペックに。しかし先程も説明したとおり、たった4%シェーダーを増やしただけでは大して変わりないです。
なので、RTX 2080 Superのブーストクロックは、1710 MHzから約6%高い1815 MHzに引き上げられました。VRAMのクロックも7000 MHzから1割高い、7750 MHzに引き上げられています。
7750 MHzは、RTXシリーズでは過去最高のVRAMクロックです。結果的に、RTX 2080 Superの理論性能は、RTX 2080と比較して10.7%高くなりました。同じ値段で1割の性能アップですね(一応)。
まとめ:同じ値段でGTX 1080 Tiを圧倒できるか?
Pascal世代の最上位GPU「GTX 1080 Ti」と同じ699ドルの価格が付けられている「RTX 2080 Super」。注目するべきは、同じ価格できちんと性能アップを果たせているかどうかです。
8~10万円のセグメントでまともに競争相手になるのはGTX 1080 Tiしかないので、明確に1080 Tiを打ち負かせないなら…2080 Superの立ち位置は2080と同様やはりイマイチな評価になってしまいます。
- RTX 2080より4%増えたスペック
- より高いブーストクロック
- RTXシリーズ最速のVRAM
- 価格設定はそのまま据え置き
- NVIDIAの最新技術をサポート
- 消費電力はかなり増加
- 既存のRTX 2080はディスコン
スペック解説のまとめは以上の通りです。
なお、RTX 2080(無印)はSuper版の発売をもってディスコン(販売終了)しましたが、まだ在庫は市場に余っていて販売が続いています。新品価格は2000円しか変わらないので、誤って無印版を買わないように注意してください。
「RTX 2080 Super」の性能を検証
テスト環境
テスト環境「ちもろぐ専用ベンチ機」 | ||
---|---|---|
CPU | Core i9 9900K | |
CPUクーラー | ASSASSIN III140 mm x2の大型空冷 | |
マザーボード | ASRock Z390 Phantom Gaming 6 | |
メモリ | DDR4-2666 8GB x2使用メモリ「G.Skill FlareX C14」 | |
グラフィックボード | RTX 2080 Super | |
SSD | SATA 500GB使用SSD「Samsung 860 EVO」 | |
SATA 2TB使用SSD「Micron 1100」 | ||
電源ユニット | 1200 W(80+ Platnium)使用モデル「Toughpower iRGB PLUS」 | |
OS | Windows 10 Pro 64bit検証時のバージョンは「1903」 | |
ドライバ | NVIDIA 441.08 | |
ディスプレイ | 3840 x 2160@60 Hz使用モデル「Acer ET430Kbmiiqppx」 |
「RTX 2080 Super」の性能を検証するテストPCのスペックです。
現状もっともボトルネックが生じづらい、ゲーミング最強のCPU「Core i9 9900K」を軸に、適当なパーツを組み合わせています。メモリはごく標準的なDDR4-2666を2枚組で使って合計16 GBに。
検証に使用したグラフィックドライバは、NVIDIA GeForce Driver 441.08(レビューを行った時点の最新版)です。
用意したグラボ
本レビューで使用するRTX 2080 Superは、MSI製のハイエンドモデル「RTX 2080 SUPER GAMING X TRIO」です。大型ヒートシンクと大口径トリプルファンによって、トップクラスの冷却性能と静音性を両立するモンスター級グラボ。
性能とクオリティは申し分ないグラフィックボードですが、価格もその分だけプレミアムです。RTX 2080 SUPER GAMING X TRIOそのもののレビューについては、以下の記事を読んでください。
RTX 2080 Superと性能を争うグラフィックボードは以上の4枚。
スペック的や価格で競合するGTX 1080 Tiはもちろんのこと、2080 Superを上下から挟むRTX 2080 TiとRTX 2070 Super、同じナンバリングで先代に位置するGTX 1080も比較に加えました。
ゲーミング性能:1080 Ti超えだが中途半端な感も
3DMark FireStrike
3DMark FireStrike1920 x 1080 / Graphics Score |
DirectX11ベースのGPUベンチマーク「FireStrike」で基本的な性能をテスト。RTX 2080 Superのスコアは約29700点で、GTX 1080 Tiをわずかに上回ります。
3DMark TimeSpy
3DMark TimeSpy1920 x 1080 / Graphics Score |
DirectX12ベースの「TimeSpy」はTuring世代が得意とするベンチマークなので、RTX 2080 SuperはGTX 1080 Tiを約17%も引き離すスコアです。
他のグラフィックボードとベンチマークスコアの比較をしたい方は、↑こちらのグラボ性能まとめ表も参考にどうぞ。
FF14 : 漆黒のヴィランズ
FF14:漆黒のヴィランズ1920 x 1080 / 最高品質 |
FF14:漆黒のヴィランズ(フルHD)の公式ベンチマークで性能を計測。結果はわずかにGTX 1080 Tiを上回りますが、思ったほど大きな性能差ではありません。
FF14:漆黒のヴィランズ2560 x 1440 / 最高品質 |
解像度をWQHDに引き上げても、性能差は広がらずほぼ互角の水準です。
FF14:漆黒のヴィランズ3840 x 2160 / 最高品質 |
4K解像度でもやはり性能差は変わらないどころか、むしろ縮小してほとんど同じ性能になりました。
FINAL FANTASY 15
FINAL FANTASY XV : Benchmark1920 x 1080 / 高品質 |
FF15のベンチマークなら差が開きそうですが、意外にもGTX 1080 TiとRTX 2080 Superは互角の性能です。
FINAL FANTASY XV : Benchmark 2560 x 1440 / 高品質 |
WQHDに引き上げてようやく、GTX 1080 Tiを1割ほど超える性能に。
FINAL FANTASY XV : Benchmark 3840 x 2160 / 高品質 |
4K解像度でも、おおむね同じ傾向です。
Apex Legends
Apex Legends1920 x 1080 / 最高設定 |
Turing世代とすこぶる相性の良いApex Legendsでは、さすがにRTX 2080 Superが圧倒的なパフォーマンスを見せつけます。性能差は約3割を超え、GTX 1080 Tiを明確に打ち負かします。
Apex Legends 2560 x 1440 / 最高品質 |
WQHDでも傾向はまったく同じで、RTX 2080 Superが猛威をふるいます。
Apex Legends 3840 x 2160 / 最高品質 |
4K解像度では若干性能差が抑えられますが、それでも約30%の性能差があります。
Battlefield V
今回のテストより、バトルフィールド5を検証タイトルに入れました。ロケ地は「最後の虎」にて、最初のチェックポイントまでを戦車で移動して計測(発砲は定点位置にいる敵に対してのみ)。
Battlefield V 1920 x 1080 / 最高設定 |
バトルフィールド5では、Turing世代が目立って優秀な結果となりました。RTX 2080 Superは、GTX 1080 Tiに対しておおむね1割高いフレームレートです。
Battlefield V 2560 x 1440 / 最高設定 |
解像度をWQHDに引き上げても、傾向はほとんど変わりません。
Battlefield V 3840 x 2160 / 最高設定 |
4K解像度では更に性能差が開き、RTX 2080 SuperはGTX 1080 Tiより約16%も高いパフォーマンスでした。
CS:GO
Counter Strike : Global Offensive1920 x 1080 / 最高設定 |
CSGOは最新のフラグシップGPUなら、260~270 fps前後で飽和します。
Counter Strike : Global Offensive 2560 x 1440 / 最高品質 |
WQHDでも性能は飽和しています。
Counter Strike : Global Offensive 3840 x 2160 / 最高品質 |
4K解像度でようやく負荷がいい感じにかかってきて、飽和がマシになりました。GTX 1080 TiとRTX 2080 Superはほぼ同じ性能を記録します。
Call of Duty : Black Ops IV
Call of Duty : Black Ops IV1920 x 1080 / 最高設定 |
Call of Duty : Black Ops IVでは、一応GTX 1080 Tiより高いパフォーマンスですが、思ったほどには抜けきらない性能です。
Call of Duty : Black Ops IV 2560 x 1440 / 最高品質 |
WQHDではやや性能差が出ます。しかし、RTX 2080 Tiとの性能差が異様に大きく、なんとなくVRAM容量の大きさが性能の壁になっているような感覚があります。
Call of Duty : Black Ops IV 3840 x 2160 / 最高品質 |
4Kゲーミングになると性能差が落ち着きましたが、2080 Tiだけが突き抜けている状況は変わりません。
Rainbow Six Siege
Rainbow Six Siege 1920 x 1080 / 最高設定 |
レインボーシックスシージは付属ベンチマークで計測します。RTX 2080 SuperはGTX 1080 Tiより約19%も高いフレームレートです。
Rainbow Six Siege 2560 x 1440 / 最高品質 |
WQHD解像度では約20%も高いフレームレートを記録し、平均144 fpsを超えています。
Rainbow Six Siege 3840 x 2160 / 最高品質 |
4K解像度では更に性能差が開き、RTX 2080 Superが約22%も高いフレームレートでした。平均60 fpsは問題なくクリア。
Fortnite : Battle Royale
Fortnite : Battle Royale1920 x 1080 / 最高設定 |
フォートナイトはミスティ・メドウズにて計測。RTX 2080 SuperはGTX 1080 Tiを約5%上回るにとどまりました。
Fortnite : Battle Royale 2560 x 1440 / 最高品質 |
WQHD解像度では、GTX 1080 Tiとほとんど同じ性能になりました。
Fortnite : Battle Royale 3840 x 2160 / 最高品質 |
4K解像度でも差は広がらず、GTX 1080 Tiとほぼ互角の性能にとどまってしまいます。
Overwatch
Overwatch 1920 x 1080 / エピック設定(100%) |
オーバーウォッチではGTX 1080 Tiの方が、なぜか若干伸びやすい傾向です。
Overwatch 2560 x 1440 / エピック設定(100%) |
WQHDになっても傾向は変わらないどころか、逆にGTX 1080 Tiに約4%も抜かされる展開に。
Overwatch 3840 x 2160 / エピック設定(100%) |
4Kゲーミングでも差が開き、GTX 1080 Tiに約5%も抜かされてしまいます。
PUBG
PUBG1920 x 1080 / ウルトラ設定 |
PUBGでは、RTX 2080 Superが猛威をふるいます。GTX 1080 Tiより約20%も高いフレームレートです。
PUBG 2560 x 1440 / ウルトラ設定 |
WQHDでも性能差は埋まらず、RTX 2080 Superが圧倒的でした。
PUBG3840 x 2160 / ウルトラ設定 |
4KになるとGTX 1080 Tiがじわじわと差を詰めてきますが、RTX 2080 Superの方が優秀です。
Assassin Creed Odyssey
Assassin Creed Odyssey 1920 x 1080 / 最高設定 |
非常に重たいアサシンクリードオデッセイでは、GTX 1080 TiとRTX 2080 Superはほぼ同じ性能に。
Assassin Creed Odyssey 2560 x 1440 / 最高品質 |
解像度をWQHDに引き上げても、両者の性能差はほとんど変わりません。
Assassin Creed Odyssey 3840 x 2160 / 最高品質 |
しかし4K解像度では、RTX 2080 Superが明確にGTX 1080 Tiを打ち負かす展開に。
ARK Survival Evolve
ARK Survival Evolve 1920 x 1080 / 最高設定 |
超重量級のゲーム、ARK Survival EvolveではRTX 2080 SuperがGTX 1080 Tiを約9%上回りました。
ARK Survival Evolve 2560 x 1440 / 最高設定 |
WQHDでも性能差は同じです。
ARK Survival Evolve 3840 x 2160 / 最高設定 |
4K解像度でも性能差はありますが、RTX 2080 Ti以外はどれも平均30 fps以下の動作になってしまうので何とも。
Grand Theft Auto V
Grand Theft Auto V1920 x 1080 / 最高設定(MSAA x2) |
Grand Theft Auto VはフルHDだと性能が100 fps前後でGPU使用率が伸びなくなり、今ひとつ性能が出し切れない状況に。
Grand Theft Auto V 2560 x 1440 / 最高設定(MSAA x2) |
解像度をWQHDに引き上げると、少しずつ性能差が出てきます。
Grand Theft Auto V 3840 x 2160 / 最高設定(MSAA x2) |
4K解像度まで引き上げると、ようやくGPUのスペックに見合った性能が判明します。GTX 1080 TiとRTX 2080 Superはほとんど互角のフレームレートです。
Shadow of the Tomb Raider
Shadow of the Tomb Raider 1920 x 1080 / 最高設定(SMAA / DX12) |
Shadow of the Tomb Raiderでは、RTX 2080 SuperがGTX 1080 Tiを5%上回る性能に。
Shadow of the Tomb Raider 2560 x 1440 / 最高設定(SMAA / DX12) |
WQHDでさらに性能差は広がり、性能差は約12%に開きました。
Shadow of the Tomb Raider 3840 x 2160 / 最高設定(SMAA / DX12) |
4K解像度になると性能差はさらに大きくなり、約13%の性能差になりました。
Ghost Recon Breakpoint
バトルフィールド5を新たにテストに加えるついでに、UBI Softの最新作「Ghost Recon Breakpoint」もテストに迎えました。と同時に、ベンチマークとして今ひとつ参考に欠ける上に、プレイヤー人口も激減しているNieR : AutomataとWatch Dogs 2をテストから外します。
次にテスト方法ですが、Ghost Reconに付属しているベンチマークを使います。設定はアルティメットではなく「ウルトラ」です。UBIいわくアルティメット設定は次世代向けで、現状の評価にはウルトラ設定の方が適切とのこと。
Ghost Recon Breakpoint 1920 x 1080 / ウルトラ設定 |
Breakpointはいい感じに重たく、フレームレートが伸びにくいです。RTX 2080 SuperはGTX 1080 Tiに対して、1割高いフレームレートでした。
Ghost Recon Breakpoint 2560 x 1440 / ウルトラ設定 |
WQHD解像度では、性能差は広がるどころか逆に縮小して約7%の性能差になりました。
Ghost Recon Breakpoint 3840 x 2160 / ウルトラ設定 |
4K解像度になると更に性能差は縮まり、約4%のパフォーマンス差に。GTX 1080 Tiの方がシェーダーの数そのものは多いので、高解像度で性能差が出づらい可能性が高いですね。
Witcher 3
Witcher 3 1920 x 1080 / 最高設定 + HairWorks x4 |
Witcher 3では、RTX 2080 SuperがGTX 1080 Tiに対して約15%高いパフォーマンスを記録して好調でした。
Witcher 3 2560 x 1440 / 最高設定 + HairWorks x4 |
WQHDになっても性能差をまだ維持しており、約13%高いパフォーマンスに。
Witcher 3 3840 x 2160 / 最高設定 + HairWorks x4 |
しかし4K解像度になると距離を詰められ、約7%の性能差に抑えられました。
モンスターハンターワールド
Monster Hunter World1920 x 1080 / 最高設定 |
モンスターハンターワールドでは、GTX 1080 Tiを約15%上回る性能です。
Monster Hunter World 2560 x 1440 / 最高設定 |
WQHD解像度でも、おおむね同じくらいの性能差を維持します。
Monster Hunter World 3840 x 2160 / 最高設定 |
4K解像度でもGTX 1080 TiとRTX 2080 Superの距離はほぼ変わらず、約16%のパフォーマンス差でした。
黒い砂漠
黒い砂漠 1920 x 1080 / リマスター品質 |
無料MMORPG「黒い砂漠」のリマスター品質では、GTX 1080 Tiとほぼ同じ性能です。
黒い砂漠1920 x 1080 / ウルトラ品質 |
更に重たいウルトラ品質モードでは、若干RTX 2080 Superの方が高性能でした。
黒い砂漠 2560 x 1440 / リマスター品質 |
WQHDのリマスター品質も検証。RTX 2080 SuperがGTX 1080 Tiを引き離します。
黒い砂漠2560 x 1440 / ウルトラ品質 |
ウルトラ品質モードでは、GTX 1080 TiがTuring世代との競争から脱落気味です。
黒い砂漠 3840 x 2160 / リマスター品質 |
4K解像度のリマスター品質は、RTX 2080 Superがほぼ平均60 fpsを達成しました。GTX 1080 Tiとはほぼ1割の性能差です。
黒い砂漠3840 x 2160 / ウルトラ品質 |
4K解像度のウルトラ品質モードになると、なぜか性能が伸びません。とはいえ4Kをウルトラ品質モードでプレイする人は皆無なので、気にする必要は無いです。
平均パフォーマンス
RTX 2080 Super 1920 x 1080 / 平均パフォーマンス |
フルHDゲーミングの平均パフォーマンスは、RTX 2080 Superが平均148 fps、GTX 1080 Tiが平均136 fpsでした。性能差は約9%になり、コストパフォーマンスは1割ほど改善したことになります。
RTX 2080 Super 2560 x 1440 / 平均パフォーマンス |
WQHDゲーミングの平均パフォーマンスは、GTX 1080 Tiに対してRTX 2080 Superが約10%高いです。WQHDゲーミングにおいても、1割のコストパフォーマンス改善に成功です。
RTX 2080 Super 3840 x 2160 / 平均パフォーマンス |
しかし4Kゲーミングの平均パフォーマンスは若干縮小し、GTX 1080 Tiに対して約8%高いだけにとどまりました。ゲームによっては、シェーダーを約3600個も持つGTX 1080 Tiの方が有利なのが原因です。
とはいえ約8%性能は高いわけですし、新品価格で比較した場合のコストパフォーマンスはすべての解像度においてRTX 2080 Superの方が優秀です。少なくとも「正統進化」したと評価はできます。
※平均パフォーマンスは、「CSGO」と「黒い砂漠(ウルトラ品質)」を除いた平均値を求めています。
クリエイティブ性能:1080 Tiに出る幕なし
ゲーミング性能の次は、クリエイティブ性能について検証します。GPUレンダリングの定番「Blender」に加え、OpenCL系の「LuxMark」。それとOpenGL系の「SPECviewperf 13」を使った検証も行います。
GPUレンダリング
Blender 2.79.7Cycles benchmark「BMW」 |
Blenderの公式サイトで無料配布されているCycles Render向けのデモファイル「BMW」を読み込んで、GPUのみ使用する設定に切り替えてから、レンダリングを行います。描画に掛かった時間が短いほど高性能です。
シェーダー数で圧倒しているGTX 1080 Tiの方が健闘しそうですが、VRAMが強化されているTuring世代の方がBlenderのレンダリングは速い傾向にあります。RTX 2080 Superは1080 Tiより約25%速いです。
LuxMark 3.1LuxBall HDR(ポリゴン数 : 21.7万) |
LuxMarkはレンダリングソフト「LuxRender」のパフォーマンスを評価できるベンチマークソフト。BlenderのCycles RenderではCUDAを使うのに対し、LuxMarkはOpenCLを使うのが違いです。
結果はRTX 2080 Superが、GTX 1080 Tiより4割も高いスコアになりました。
LuxMark 3.1Neumann TLM-102(ポリゴン数 : 176.9万) |
更に重たい「Neumann」でも、RTX 2080 Superの方が46%も高速です。
LuxMark 3.1Hotel Lobby(ポリゴン数 : 497.3万) |
もっと重たい「Hotel Lobby」になると、性能差は縮小しますが、それでもRTX 2080 Superの方が約19%速い結果に。レンダリング用途でGTX 1080 Tiを選ぶ価値は、ほとんど無さそうですね。
3DCG / 3DCAD(OpenGL描画処理)
SPECviewperf 133ds Max(3dsmax-06) |
3ds Maxにおけるパフォーマンスは、GTX 1080 Tiと互角です。
SPECviewperf 13Maya(maya-05) |
Mayaにおいても、3ds Maxとほとんど同じ傾向になります。
SPECviewperf 13Solidworks(sw-04) |
Solidworksでは若干RTX 2080 Superの方が高いスコアです。
OBSでゲーム実況配信(NVEncの性能)
NVIDIAのグラフィックボードに搭載されている「NVEnc」を使うと、非常に負荷が重たいリアルタイムなゲーム実況配信をCPUと比較して遥かに少ない負荷で実行できます。
特に最新のTuring世代では、NVEncが進化してCPUでエンコードする場合と比較してもまったく劣らないほどにまで画質が改善されています。では、FF14(紅蓮のリベレーター)でリアルタイムの録画配信を検証です。
- エンコーダ:NVIDIA NVENC H.264(new)
- ビットレート:6000 kbps(CBR)
- プリセット:Max Quality
検証に使った設定は以上のとおり。なお、NVEncを使った録画配信はGPU使用率が90%付近になると途端に不安定になります。対策として、配信中はゲームのフレームレートに制限を設定しました。
検証ではポピュラーな60 fps制限に加え、ゲーミングモニターを使って配信したい人向けに144 fpsと240 fps制限もテストします。
配信中のドロップフレーム率設定は「Max Quality」で固定 | ||||
---|---|---|---|---|
上限 | グラボ | レンダリングラグ | エンコードラグ | 平均fps |
240 fps | RTX 2080 Ti | 1.2% | 1.2% | 185.5 fps |
RTX 2080 Super | 0.0% | 0.0% | 175.8 fps | |
RTX 2070 Super | 0.0% | 0.0% | 162.6 fps | |
GTX 1080 Ti | 0.0% | 0.0% | 178.6 fps | |
GTX 1080 | 0.2% | 0.2% | 139.1 fps | |
144 fps | RTX 2080 Ti | 1.1% | 1.3% | 139.2 fps |
RTX 2080 Super | 0.0% | 0.0% | 138.8 fps | |
RTX 2070 Super | 0.0% | 0.0% | 137.3 fps | |
GTX 1080 Ti | 0.0% | 0.0% | 139.3 fps | |
GTX 1080 | 0.1% | 0.1% | 128.1 fps | |
60 fps | RTX 2080 Ti | 0.0% | 0.0% | 60.0 fps |
RTX 2080 Super | 0.0% | 0.0% | 60.0 fps | |
RTX 2070 Super | 0.0% | 0.0% | 60.0 fps | |
GTX 1080 Ti | 0.0% | 0.0% | 60.0 fps | |
GTX 1080 | 0.0% | 0.0% | 60.0 fps |
テスト結果をまとめました。まさかここまでスムーズに配信できるとは思ってなかったので、驚きです。配信中のドロップフレーム(コマ落ち)はほとんど皆無に近く、極めて安定したゲーム録画配信でした。
平均フレームレートもかなり維持できているので、ゲーミングモニターを活用しつつリアルタイムなゲーム録画配信ができます。
RTX 2080 Superの熱と消費電力
ゲーミング時の実効クロック
「FF14:漆黒のヴィランズ」ベンチマークを実行中に、GPUコアクロックを記録してグラフ化しました。
- RTX 2080 Super(出荷設定):1955 MHz
- RTX 2080 Super(手動OC):2037 MHz
出荷設定(メーカー側のオーバークロックが施された状態)では、GPUクロックは最大で1980 MHzに達し、平均値は1955 MHzでした。ブーストクロックが引き上げられ、実効クロックは2 GHzに迫ります。
MSI Afterburnerを使って手動オーバークロックを設定すると、GPUクロックは最大2070 MHzを記録して、平均値は2037 MHzになりました。常に2 GHzを超える動作を実現しており、OC耐性はかなり高いです。
グラボの温度をチェック
FF15ベンチマークを実行中に、HWiNFOを使ってGPUコア温度を計測します。なお、グラフィックボードの温度はオリファンモデルの出来によって完全に左右されるため、各GPUの比較は参考程度に見てください。
GPU温度(最大値)
MSI Gaming X Trioはさすがに優秀ですね。TDPの仕様が250 WのRTX 2080 Superを最大70℃に抑えています。28℃で正規化した結果で70℃なので、夏場でも最大80℃には簡単に達しないでしょう。
消費電力を実測してチェック
電力ロガー機能の付いた電源ユニットを2つ使って、グラフィックボードの消費電力を実測します。CPUを1つの電源ユニットで給電し、その他のパーツは2つ目の電源ユニットで給電します。
検証の後、マザーボードからグラフィックボードを外した状態でベンチマークを実行して消費電力を計測し、求められた計測値を引き算してグラフィックボード単体の消費電力を求めました。
FF14ベンチマーク(フルHD)を実行中に計測した結果です。
消費電力(平均値)
さすがにTuring世代は省エネな傾向が強いです。性能はGTX 1080 Tiより1割増しを実現しつつ、消費電力は約20%もカットしています。とはいえ、これはフルHDゲーミングの場合です。
もっと負荷を上げていけば、違った結果が得られるはず。
FF14ベンチマークをWQHD画質で実行して、消費電力を計測しました。フルHDからWQHDに引き上げ、GPU負荷率を上げることで消費電力がどう変化するのかをチェックする目的です。
消費電力(平均値)
消費電力が増えました。RTX 2080 Superは、GTX 1080 Tiより約17%少ない消費電力です。
ワットパフォーマンスは大幅に改善
ワットパフォーマンス(FF14 – フルHD)
フルHD時のワットパフォーマンス(消費電力1 Wあたりの平均フレームレート)は、GTX 1080 Tiを約25%も上回ります。
ワットパフォーマンス(FF14 – WQHD)
WQHD時のワットパフォーマンスも同様に計算します。RTX 2080 SuperはGTX 1080 Tiより約24%高いワットパフォーマンスで、8~10万円のセグメントではもっとも効率の良いグラフィックボードです。
RTX 2080 Superのオーバークロック検証
手動オーバークロックを試す
MSI Afterburnerを用いて、GPUクロックと消費電力を追加する基本的な手動オーバークロックを検証しました。MSI Afterburnerに入力したOC設定は以下の通りです。
- コア電圧(Core Voltage):+100
- 電力制限(Power Limit):+14%
- 温度制限(Temp Limit):84℃
- コアクロック(Core Clock):+90 MHz
- メモリクロック(Memory Clock):+1150 MHz
- ファン設定:出荷状態のまま
オーバークロックの内容はシンプルです。コア電圧を追加し、消費電力の上限を引き上げてから、ブーストクロックとVRAMクロックを更に引き上げました。
オーバークロックの効果 | |||
---|---|---|---|
ベンチマーク | 出荷設定 | 手動OC | 性能差 |
FF142560 x 1440 | 119.1 fps | 124.4 fps | +4.4% |
FF152560 x 1440 | 87.3 fps | 92.7 fps | +6.2% |
オーバークロックの効果はそこそこです。FF14で約4%、FF15で約6%の性能アップを達成します。オーバークロックによって、GTX 1080 Tiをより明確に打ち負かすことが可能です。
消費電力は約215 Wから少しだけ伸びて、約230 Wに増加しました。
グラフィックボードの温度は最大69℃から、最大71℃に上昇。消費電力の差が大きいシーンでは、明らかに温度差が大きくなっているのが分かります。と言っても3℃程度の差なので、まだまだ余裕はありそうです。
やはりRTXシリーズ最速のVRAMを搭載しているだけあって、素のOC耐性は高めです。GPUクロックは簡単に2.0 GHz以上を維持でき、VRAMクロックは9.0 GHz近い水準にまで引き上げられます。
まとめ:ニーズを掴みきれない中途半端な高性能
「RTX 2080 Super」のデメリットと弱点
- 今ひとつパッとしない性能
- 消費電力はちょっと増えた
ひとつ下のRTX 2070 Superと比較して、RTX 2080 Superは本当にパッとしない立ち位置です。確かにゲーム性能やクリエイティブ性能も、同じ価格帯のGTX 1080 Tiを上回るものです。
しかし性能差は10%前後にとどまり、ゲームによってはほとんど変わらない場合もあります。GTX 1080 Tiを買うよりはマシな選択肢です。しかし、今ひとつインパクトに欠けるのもまた事実です。
「RTX 2080 Super」のメリットと強み
- GTX 1080 Tiより1割高いゲーム性能
- 安定したストリーミング性能(実況配信)
- RTXシリーズ最速のVRAM
- 2 GHzを軽々と超えるオーバークロック耐性
- レイトレーシングとDLSSをサポート
- GTX 1080 Tiより25%優れたワットパフォーマンス
- GTX 1080 Tiを買うよりコスパは良い
RTX 2080 Superの最大のメリットは「GTX 1080 Tiを買うよりはマシ。」の一点に尽きます。
GTX 1080 Tiを1割ほど上回るゲーム性能でありながら、新品価格はほぼ同じで、消費電力は20%も少ないです。コストパフォーマンス、ワットパフォーマンスともにGTX 1080 Tiを打ち負かしています。
8~10万円の価格帯で新品のグラフィックボードを買うつもりなら、RTX 2080 Super以外のグラボはまず選択肢になりません。クリエイター用途ならRadeon VIIが競合になりえますが、ゲーム用途では2080 Superが支配的です。
平均1 fpsあたりの価格(コスパ)
新品価格で計算した平均1 fpsあたりの価格(単純なコスパ)は、GTX 1080やGTX 1080 Tiよりも優秀です。しかし、RTX 2070 Superのコスパの良さがどうしても目立ちます。
そう。確かに8~10万円の間なら、RTX 2080 Superは支配的な存在です。問題は、RTX 2080 Superの性能は良いけれど「その性能に8万円を払う必要性がイマイチ。」なところです。
4Kゲーミングをするには性能がわずかに不足するので、RTX 2080 Tiを検討するべきです。WQHDゲーミングをするならRTX 2070 Superでも間に合います。フルHDゲーミングも同様にRTX 2070 Superで事足ります。
というわけで、RTX 2080 Superのレビュー評価は「A」ランクで決まりです。「GTX 1080 Tiを買うよりは良い。」と評価できますが、やはりRTX 2080 Superの上下がより魅力的です。
以上「RTX 2080 Superをレビュー:1080 Tiより良いが必要性は薄い」でした。
RTX 2080 Superを入手する
RTX 2080 Superを搭載するグラフィックボードは、記事を書いた時点で7.9~10.5万円の価格帯で購入できます。ほとんどのオリファンモデルがデュアルファンモデルで、10万円以上ではトリプルファンモデルが多いです。
おすすめの1枚は、今回レビューで使用した「RTX 2080 SUPER GAMING X TRIO」です。分厚いヒートシンクと、大口径(90 mm / 100 mm)のトリプルファン仕様によって、最強クラスの静音性と冷却性能を両立します。
もう少し予算を抑えたRTX 2080 Superは、ZOTACの「RTX 2080 SUPER Twin Fan」が無難におすすめ。2080 Super搭載ボードとしては手頃な価格(8万円台)ながら、そこそこの冷却性能と静音性を得られます。
RTX 2080 Superを搭載するBTO
ほとんどのBTOメーカーでRTX 2080 Superを採用したBTOモデルが販売されています。
コスパと性能、そして中身のパーツまで。あらゆる要素でイチオシのゲーミングPCは「Legion 750i」です。8コア16スレッドのi7 10700Kを搭載し、冷却ユニットはありがちなサイドフロー空冷ではなく、240 mmサイズの簡易水冷ユニットを標準装備します。
SSDやメモリはヒートシンクを、ケースファンは120 mmサイズを合計4つ取り付け済みで、冷却に抜かりが無い徹底したパーツ構成が魅力。これだけ徹底した標準スペックが、送料税込で約23万円です。
国内BTOでLegion 750iに価格・スペックの両方でマトモに対抗できるゲーミングPCは存在しませんので、迷ったらLegion 750iで問題ないです。
他のレビューを読んでみる
フルHDゲーミングと60 fpsのゲーム録画配信なら、GTX 1660 Superが意外といい感じです。値段がちゃんと適正に落ち着いてきたら、GTX 1660(無印)の存在価値がかなり危うくなります。
WQHDゲーミング、またはゲーミングモニターを使うなら、コストに対してもっとも効果的なのはRTX 2070 Superです。2080 Superの立ち位置を微妙にした張本人でもあります。
データのバックアップについて、教えて欲しいんですが。倉庫的な使い方でHDDに貯めたデータのクローンを一機増やしたいです。やかもちさんなら、どのようにやりますか?市販のクローンコピー機って使ってますか?
ただのデータなら「Fastcopy」を使ってコピーしてます。システムドライブのクローンだったらAOMEIやEaseUSなど、有名なソフトでやります。
> RTX 2080 Superを搭載するグラフィックボードは、記事を書いた時点で7.9~10.5万円の価格帯で購入できます。ほとんどのオリファンモデルがデュアルファインモデルで、10万円以上ではトリプルファンモデルが多いです。
トリプルファインになってますよ…
ほんとだ…修正しておきます。
あの初心者なのですが価格重視で1080Tiの中古買うのとどちらがいいですか?今だと6万で買えるので悩んでます
中古も含めるなら、GTX 1080 Tiはけっこう魅力的です。レイトレ使わない & フルHD目的なら、GTX 1080 Tiで良いと思います。
すみません教えて欲しいのですが
黒い砂漠で
Ryzen7 2700x
Rtx2080super
の構成で
どのような設定にしても狩りの時60fpsを下回ります
またワールドボス等で負荷がかかると逆に使用率が10%ほどに落ちてガクガクになります
何か対処方法はありますか?
黒い砂漠でフレームレートが伸びない場合は、NVIDIAドライバーを完全に削除してから、最新のドライバーに更新してみてください。
ただ…CPUがAMD Ryzenの場合は目立った改善にならないと思います。少なくとも、ぼくが検証した範囲では、CPUがAMD Ryzenだと黒い砂漠のフレームレートは伸びにくいです。
CPUだけを交換してフレームレートを計測(黒い砂漠 / リマスター品質)
↑が、ぼくが実際に検証した結果です。
第3世代Ryzenだと2~3割改善されますが、それでもインテルCPUと比較するとまだまだです。黒い砂漠のゲームエンジン側に欠陥があるとしか言えないので、今はとにかく開発元のパールアビスがゲームエンジンのアップデートをしてくれるのを待つばかりです。
初めまして。
BTOにて、2080 Superか2070 Superを検討してます!5年はこれでがんばりたいと思っていますが、どっちがおすすめでしょうか?4Kは考えていません!
2080tiいければ良いですが高い……。
ちなみに今は1070を使っています。
4Kを使わないならRTX 2070 Superで十分です。ただ、5年を想定すると難しいですね…5年前のトップハイエンドがGTX 980 Tiで、現在のGTX 1070~1070 Ti並なので。
返答ありがとうございます!
やはり5年は厳しいですかw
2080tiも視野にいれるべきか……。
記事とは別の質問なのですが…
少し前に自作してゲームを楽しんでいたのですが、一ヶ月ほど経ってからnvlddmkmのイベントID13が出てゲームができなくなってしまいました…
ネットで見つけた記事を試してはみたのですがどれも意味がありませんでした。これはグラボの不調なのでしょうか?動画の視聴などはできます。使用しているのはRTX2080(Micron製メモリ)でCPUが3700Xです。
修理に出そうかずっと悩んでいます…もしお時間あれば宜しくお願い致します。
[…] ちもろぐ […]
初めまして。
WQHDならRTX2070superでも間に合う、というのはWQHDではRTX2080superと体感上の違いは感じられない、ということなのでしょうか?
自作PC初心者なので、どのくらいのfps差を実感できるのかというのがよく分かっていません。
自分としてはカクつきが無ければ良い、くらいなのですが。