2022年7月12~7月13日の2日間だけ開催される「Amazonプライムデー(2022年)」について、Amazonプライム会員歴9年の筆者がゆる~く解説します。
プライムデーの基本的なやり方(攻略法)から、おすすめなセール対象品まで、やや浅く広くまとめます。
(公開:2022/7/12 | 更新:2022/7/13)
【2022年】今年のプライムデーはややトーンダウン気味
- Amazonプライムデー会場(公式サイト)
2022年のプライムデーは去年と比較するとややトーンダウン気味。還元率は最大12%と思いきや、Amazonデバイス商品が最大12%の対象で、一般商品の還元率は最大7.5%です。
とはいえ、セール商品がしっかり安くなっていれば多少還元率が下がっても問題はありません。では2022年のAmazonプライムデーを攻略して行きましょう。
Amazonプライムデーは、「プライム会員に贈る年に1度のビッグセール」です。プライム会員に贈ると書いてあるとおり、「Amazonプライム」を契約していないと、セールの恩恵を100%受けられません。
プライムデーに便乗したタイムセールなら、非会員でも恩恵はありますが、基本的にプライムデーを100%活用するならプライム会員の登録が必須。
つまり、プライム会員に贈ると言いつつも、同時にプライム会員の新規加入をうながす目的で開催されているビッグセールですね。
Amazonプライムデー攻略方法【5つだけ】
ポイントアップに参加:3.0~12.0%のポイント還元
- ポイントアップキャンペーンに参加する(公式サイト)
公式サイトからポイントアップキャンペーンに参加すると、期間中にAmazonで買い物をするだけで3.0 ~ 12.0%のポイント還元を受けられます。
ポイント還元の条件 | 10000円以上の買い物 |
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プライム会員なら | +3%還元 |
アプリで買い物する | +0.5%還元 |
Amazon Mastercardで買い物 | +4%還元 ※非プライム会員は+3.5% |
Amazonデバイス製品は | +4.5%還元 |
還元率 | 3.0 ~ 12.0% |
7月12日~7月13日(23:59)の期間中にAmazonで10000円以上の買い物をすると、キャンペーン終了から40日後※にポイント還元されます。
還元率は表にまとめた通り、最大7.5%(上限10000ポイント※)です。Amazonデバイス製品(KindleやEchoなど)はさらに+4.5%で最大12%となります。
たとえば10万円のお買い物をすると、ポイントアップキャンペーンから7.5%分の7500ポイントと、Amazonカードの通常還元4%分の4000ポイントの合計11500ポイントが還元されます。
10万円の買い物が実質88500円です。
※Amazonカードの還元率(プライムデー開催中3.5~4.0%)は10000ポイントの上限なし。
目当てのセール品があれば更に美味しいし、めぼしいセール品が無くても欲しいと思っていた商品をそのまま買ってしまえば、とりあえず実質割引で買い物ができてしまいます。
※ポイント付与は40日後です。つまり、ポイントをもらうなら最低1ヶ月はプライム有料会員になる必要があります(1ヶ月プランは500円)。
- Amazon Mastercard クラシック(公式サイト)
Amazon Mastercardについては、どれくらいAmazonを利用しているかで加入を考えてください。ぼくは通販での買い物金額の7~8割をAmazonに占めるので、Amazon Mastercardを使っています。
ちなみに、他にもAmazon利用で2%還元のクレカ(Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDなど)はありますが、ポイント還元のスムーズさと使い勝手の良さから、Amazon公式カードを選んでます。
買った商品が発送された時点でポイントが加算され、すぐに使えるのがAmazon公式カード最大のメリットです。
スタンプラリーに参加:抽選で最大50000ポイント
- スタンプラリーに参加する(公式サイト)
プライムデースタンプラリーは、5つの条件を満たすと抽選で10人に1人にAmazonポイントやAmazonデバイスが当たるキャンペーンです。
- ポイントアップキャンペーンにエントリーする
- Amazonプライム配送特典の対象商品を購入する
- Prime Videoを観る
- Amazon Music Primeを聴く
- Prime Readingの本を読む
5つの条件は以上の通り。
ポイント還元キャンペーンにエントリーして、プライム配送の商品を購入して、あとはAmazonで配信されているコンテンツを見るだけで応募完了。
キャンペーン抽選で当たるモノ |
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抽選で当たるポイントは最大50000ポイントです。プライム会員なら無料で簡単に満たせる条件ですので、暇ならやっておいて損はないレベル。
スタンプラリーの条件を満たすだけで、Amazonデバイス製品やMusic Unlimited 12ヶ月分が当たる可能性もあります。
悪質なセールを見抜く:プライストラッカーで賢く攻略
パソコンでAmazonプライムデーに参加する人は、プライストラッカー「Keepa」をぜひ使いましょう。悪質なセールに騙されずに済みます。
悪質なセールとは「やたらと高い参考価格で安く見せる」「セール前に値上げして、セール開始後に元に戻して安く見せかける」などが代表例です。
- 参考価格:¥
9800 - 価格:¥
6800 - セール価格:¥ 3800
- OFF:¥ 6000(61.2%)
このように3つも価格を表示されると、とてもややこしい。しかし、プライストラッカーを使えば、現在の価格が本当にセールされているかどうかが一発で分かります。
- Keepa Amazon Price Tracker(Chromeストア)
おすすめのプライストラッカーは「Keepa」です。
無料で使えて、4つの価格(Amazon発送 / 新品の出品 / 中古品 / セール価格)を表示できます。悪質なセールを見抜くだけなら十分に使える便利ツールです。
- Keepa – Amazon Price Tracker(Google Play)
- Keepa · Price Tracker(App Store)
パソコン版と同じ機能ですごく便利ですが、Amazonのページ上に表示されないので不便です。一応KeepaからAmazonページへジャンプする機能はあるものの・・・やっぱり直接表示してくれる方が使いやすい。
あやしい中華製品を消す:URLにコードを足すだけ
Amazonプライムデーが始まると、キーワード検索からセール品に絞り込んで検索ができます。しかし、いざ検索すると・・・画像のように、聞いたこともない怪しい中華ブランドで溢れてしまいます。
メーカー名で検索してもスポンサー欄に表示されてしまい、ハッキリ言ってうんざりです。なので、いったん検索したあと、URL欄に以下のクエリを追加しましょう。
&emi=AN1VRQENFRJN5
URLの一番最後に↑こちらのクエリをコピペして貼り付けて、Enterキーを押すと、
さきほどまで溢れていた中華ブランド製品が一掃され、Beats / Denon / audio-tecnicaなど、聞いたことのある有名ブランド製品のセール対象品だけが表示されました。
- &emi=:出品者を指定するURL
- AN1VRQENFRJN5:出品者がAmazon.co.jp
Amazonの国内倉庫にきちんと在庫を置き、国内倉庫から発送する商品を絞り込む、という仕組みです。かんたんに言うと「Amazon.co.jpが発送します」と書いてある商品に絞っているのです。
URLを追記する方法は一番確実なのでおすすめですが、ぶっちゃけ面倒くさいと思う人も・・・いるでしょう。だからURLを追記せずに済む方法を3つ紹介しておきます。
- 方法その1:Chrome拡張機能「AmazonSeller Filter」を使う(効果:強)
- 方法その2:出品者から「Amazon.co.jp」を選ぶ(効果:強)
- 方法その3:Amazonプライムにチェックを入れる(効果:弱)
「AmazonSeller Filter」を有効化すると、Amazon.co.jpが販売発送(マケプレは除外)する商品のみを表示します。
クリックでポチッとするだけでON / OFFを切り替えられ、とても便利です。ソースが公開されており(GitHub)、安全性も問題なし。
どうしても拡張機能を使いたくない人は、Amazonの商品絞り込み機能を使ってください。出品者から「Amazon.co.jp」にチェックを入れると、URL追記とほぼ同じ効果が得られます。
なお、商品カテゴリによっては絞り込み機能に出品者が表示されません。その場合はAmazonプライムにチェックを入れると、少しだけマシです(※残念ながらめちゃくちゃ効果が弱いのでオススメしません)。
いざセール会場へ:絞り込み検索も活用しよう
ポイント還元キャンペーンにエントリーしたら、Amazonプライムデーの「メインセール会場」へGOです。
セール大量品が大量に並んでいて目がぐるぐるしますが、冷静に落ち着いてセールに挑みましょう。
メインセール会場の商品が多すぎてわけわからん・・・なら、キーワード検索を活用してください。検索窓の「すべて」をクリックすると、「Prime Day」が表示されます。
Prime Dayを選んだ状態で検索すると、検索したいキーワードでセール対象品を探せます。とても便利ですので、ぜひ活用してください。
おすすめなAmazonセール対象品まとめ
という人向けに、筆者のやかもち的に「この値下げ幅なら悪くないしオススメできる。」と思ったセール品をジャンル別に紹介します。
- モノの性能や品質がお値段以上か?
- ちゃんとKeepaで値下げしているか?
上記2つをクリアしてセール品を限定してまとめます。もちろん、出所不明の格安中華ブランドはなるべく除外です。
ストレージ製品【SSD / HDD】
Amazonタイムセール対象のSSDやHDDをまとめて見たい人は、↑こちらのリンクからどうぞ。ジャンル絞り込み & 中華ブランド除外済みのリンクです。
- 1TB:20900円 → 17765円(-15%)
- 2TB:36900円 → 31365円(-15%)
SK HynixがNANDからコントローラーまで全て自社製造するPCIe 4.0対応のNVMe SSD「SK Hynix Platinum P41」がセール対象に。
ポイント還元込で、1TBモデルが約16400円、2TBモデルが約29000円とかなり安いです。
キャッシュ超過後の書き込み性能はSeagate FireCuda 530に一歩譲るものの、PCMark 10などで測定する実用性能は現状トップクラスに位置する非常に優秀なNVMe SSDです。
コスパは文句なしに高く、今回のAmazonプライムデーで一番おいしいPCIe 4.0 SSDだと思われます。
- 13713円 → 11290円(-17.7%)
同価格帯のSATA SSDを圧倒するコスパの良さで、定番のNVMe SSDに君臨しつづけるWD Blueの最新モデル「SN570」がセールに登場。
1TBモデルの価格はポイント還元を入れて約10400円です。普通にコスパいいのでゲーミングPCのSSD増設におすすめします。
- 22800円 → 19980円(-12.4%)
サムスンの定番ハイエンドモデル「Samsung 980 PRO(ヒートシンク付き)」がセール中。ポイント込みで1TBが約18500円から購入できます。
こちらもSK Hynixと同様に、サムスンがNANDからコントローラーまで自社製造するオリジナルモデルです。信頼性が高く、性能も依然として優秀ですが、実用性能に関してはSN850やSK Hynix P41に遅れを取っています。
- 1TB:21428円 → 17812円(-16.9%)
- 2TB:42600円 → 36117円(-15.2%)
ライバルのSamsung 980 PROを実用性能で上回るハイエンドNVMe SSD「WD Black SN850」がセールに登場。
最大7000 MB/sもの超高速性能と、980 PRO以上の実用性能が魅力的。書き込み速度は若干980 PROが得意ですが、ゲーミング用途だとSN850の方がやや有利。
ポイント還元込で1TBモデルが約16500円、2TBモデルはおよそ33400円です。
- 13330円 → 10663円(-15.0%)
- 30949円 → 26306円(-15.0%)
「SK Hynix Gold P31」は、NAND業界で市場シェア2位のSK Hynixが自ら製造販売を行うNVMe SSDです。
自社製造の128層 3D TLC NAND、DRAMキャッシュ、SK Hynix Cepheusコントローラを組み合わせています。性能は最大3500 MB/sで他社と比較して大きさ差はありません。
一方で、消費電力は同じくらいの性能のNVMe SSDと比較して6~7割です。よって、消費電力を気にするハード、たとえばノートパソコンの増設用におすすめしやすいSSDです。
ポイント還元込の価格は、1TBモデルが約9900円、2TBモデルが約24300円です。
ゲーミングモニター【144Hz以上】
Amazonタイムセール対象のゲーミングモニター(144 Hz以上)をまとめて見たい人は、↑こちらのリンクからどうぞ。ジャンル絞り込み & 中華ブランド除外済みのリンクです。
- 140182円 → 117000円(-23182円クーポン)
32インチの4K 144 Hzゲーミングモニター「EX3210U」がなんとセールに。ポイント還元込みで約108200円です。
量子ドット技術による圧倒的な広い色域(DCI P3で98%超え)と鮮やかな色合い、HDR 600対応の明るい画面でダイナミックレンジのあるHDR性能、平均4~5ミリ秒のそこそこな応答速度。
さらにPS5の120 Hz対応(PS5 VRRも対応)や、画面設定がラクすぎるリモコンまで付属するなど。至れり尽くせりな豪華な仕様の4Kゲーミングモニターです。
4Kモニターに10万ちょっと出せる方は買って後悔しないモニターです。
- 118000円 → 99800円(-18200円クーポン)
EX3210Uを27インチに縮めた「EX2710U」もセール中で10万円を切っています。ポイント還元込みで約92300円です。
HDR 600や便利なリモコンなど、基本的なスペックはEX3210Uと同じですが、量子ドット技術は使っていません。量子ドットに期待して買うならEX3210Uを選びましょう。
- 97900円 → 83215円(-15%)
IPS Oxideパネル採用の27インチ(4K @144 Hz)ゲーミングモニターがセール中。定価97900円が-10%の83215円、ポイント還元を入れて約77000円で購入できます。
DCI P3を95%カバーする広色域IPSパネルに、Display HDR 400対応、HDMI 2.1対応でPS5の4K 120 HzやPS5 VRRもサポート。
4Kゲーミングモニターに求められる基本的なスペックを満たしながら、約7.7万円なら合格コスパです。
- 91800円 → 86400円(-5.9%)
ASUSの28インチ4K 144Hzモニターと非常に近いスペックを持つゲーミングモニター「Acer XB283KKV」がプライムデーに登場中。
ポイント還元込みの価格は約79900円で、なんとか8万円を切っています。基本的なスペックはほぼVG28UQL1Aと同じですので、ブランドにこだわりなければ普通にアリ。
ただし、HDMI端子は2つのみ(VG28UQL1Aは4つ)で、複数のハードをつなぐ使い方だとHDMI切替器が必要になりそうです。PCゲーマーなら特に不便しません。
- 49320円 → 35800円(-27.4%)
Innolux社の広色域IPSパネルを使っているので応答速度はちょっと遅いですが、その代わりに価格を安く、さらに機能性を強化したWQHDゲーミングモニターが「BenQ EX2780Q」です。
表色できる色がとても広く、色は万人向けにチューニングされた美しい色合いを備えます。FPSゲームで重宝する「Black eQualizer」や「Color Vibrance」といった強力なゲーマー向け機能も使えます。
2.1 ch内蔵スピーカーシステム「treVolo」のおかげで、3000円のUSBスピーカー並の音質も付いてきます。さらに画面設定で便利過ぎる「リモコン」まで付属。応答速度だけは確かに平凡(実測5ミリ秒台)とはいえ、全体的な機能性と価格のバランスは今も秀逸です。
4万円を割っている今の価格(還元込みで約33100円)なら、ちもろぐで「Sランク」評価が付いていても違和感のないゲーミングモニターです。
- 60545円 → 33467円(-44.7%)
平均3ミリ秒台の高速VAパネルを搭載した「MOBIUZ EX2710R」が、実質ほぼ半額の30900円です。
EX2710Rと同じく、便利なリモコンや各種ゲーマー向け機能をフル搭載。さらにDisplay HDR 400対応で、ある程度のHDR映像も表示できます。
VAパネルを使用しているため、素のコントラスト比が実測で4000:1を超えます。引き締まった黒色とピーク時に400 cd/m²を超える明るさを両立できます。
画質と性能は完全にEX2780Qを上回る格上モニターですが、湾曲型なのが人を選ぶスペック。ゲームをする分には、むしろ没入感が得られるメリットがあります。
一方で、イラストを描いたり写真編集など、画面が曲がっていると困る用途との相性はイマイチ。ゲーム専用機として買うなら非常におすすめです。安いですし。
- 31182円 → 26480円(-4702円クーポン)
FPSゲーマー向けに強くおすすめしたいTNパネルのゲーミングモニター「XL2411K」が珍しくセール中。ポイント還元込みで約24500円で買えます。
- 44800円 → 37980円(-15.2%)
「144 Hzでは不満だ。でもXL2546Kは高いんだよな。」と感じてる方は、IODATAのGigaCrysta 240 Hzが安いです。ポイント還元入れて約35100円。
IPS(ADS)パネル採用でTNパネルより色が美しく、視野角も広め。ただし応答速度はあまり期待しないほうがいいです。せいぜい平均3ミリ秒がいいところで、実用値が4ミリ秒前後のIPSゲーミングモニターはよくあります。
- 23880円 → 21970円(-7.7%)
フルHD(IPSパネル)の144 Hzゲーミングモニターでコスパが良いのが「LG 24GN600-B」です。ポイント込みで約20300円、LG UltraGearとは思えない安さ。
値段なりに機能性は必要最低限ですが、高画質と144 HzがあればそれでOKならちょうど良いモニターです。今回やかもちも買ってみたので、レビューするのが楽しみです。
- 11273円 → 9766円(-13.4%)
Amazonベーシックの定番モニターアーム(シングル用)は-13.4%のセール。ポイント還元込みで約9000円です。
OEM(製造元)はエルゴトロン社で、品質はまず問題ありません。
実際に筆者やかもちは、43インチの4Kモニターを支えるために、かれこれ33ヶ月も使っています。3年近い経過時間でも、締め直しが必要になったことは一度もありません。ものすごくしっかりしたアームです。
一般的な21.5~32.5インチのモニターを支える程度なら余裕でしょう。43インチの4Kモニターが余裕なんですから。
- 14980円 → 11457円(-23.5%)
最大34インチ(耐荷重は11.3 kg)まで対応する、エルゴトロンの純正モニターアームが大幅な値下げ中。ポイント還元入れて約10600円で買えるのはけっこう破格です。
自作PCパーツ【CPUクーラー / メモリなど】
- 64800円 → 50980円(-21.3%)
省エネな12コア24スレッドCPU「Ryzen 9 5900X」が、ポイント込みで約4.7万円から。
Core i7 12700Fの方がシングルスレッド性能が優秀で、マルチスレッド性能は5900Xに匹敵しますが、5900Xのメリットは消費電力の低さです。
消費電力が低いとマザーボード側に要求されるVRMも控えめで済み、冷却からマザーボードまで含めて全体のコストを抑えながら高いパフォーマンスを維持できます。
- 20225円 → 14759円(-27.0%)
Ryzen 9 5900Xと合わせるコスパの良いマザーボードは「ASRock B550 PG Riptide」です。ポイント込みで約1.36万円ほど。
インテルのローエンドマザボ並みに安いですが、性能とスペックは1ランク上です。Killer E3100 2.5G LANを搭載でゲームに強く、VRMは50A Dr.MOSを10個(8+2)で、5900Xを定格で動かす分には問題なし。
おおむねコストパフォーマンスが良いです。
- 17491円 → 13520円(-22.7%)
第12世代インテルCPUのCore i3やCore i5を定格運用するなら「ASRock B660M Pro RS」で十分。セール価格はポイント込みで約12500円です。
ただし、LANポートが普通の1.0Gなのは惜しいところ。Realtek 2.5G LANなら最高でした。
- 18303円 → 14899円(-18.6%)
第12世代インテルCPU(Alder Lake)と相性がいいと定評がある、第7世代Asetek OEMを採用した280 mm簡易水冷ユニットがかなり手頃な価格になってます。
ポイント還元込みで約13800円です。
筆者やかもちも、Core i9 12900Kを搭載したベンチマーク機材で使用している水冷クーラーです。NZXT CAMを起動しないとポンプがまったく回らない致命的な仕様があるものの、CAMさえ起動すれば本当によく冷えます。
300 W級のグラフィックボードをPCケースに詰め込んでいるコアなゲーマーにおすすめです。
- 16 GB:7280円 → 5980円(-17.9%)
- 32 GB:14980円 → 12500円(-16.6%)
- 64 GB:32980円 → 27980円(-15.2%)
扱いやすいJEDEC準拠のネイティブDDR4-3200メモリが安いです。たとえば容量32 GBなら、ポイント還元込みでたった11600円で買えます。
もっともスタンダードなJEDEC規格に準拠したネイティブメモリだから、自作PCはもちろん、ゲーミングPCのメモリ増設にも使いやすい便利なDDR4メモリです。
- 32 GB:16103円 → 14020円(-12.9%)
自作PC経験者はこちらのメモリが選択肢としてアリ。BIOSからXMPプロファイルを読み込むと「DDR4-3200(CL16)」で動作します。
ネイティブメモリのDDR4-3200より若干タイミングが狭く設定されているため、FF14ベンチなどゲーム性能の向上を見込めます。ただし、設定を読み込むだけとはいえ、あくまでもオーバークロック行為です。
実際に動作するかどうかは別問題ですので、リスクを嫌う方は先に紹介したネイティブメモリを勧めます。
- 15057円 → 10239円(-32.0%)
Seasonicが製造する(Focus Plus Goldモデル)、高効率で静音性に優れた優等生な電源ユニット「NZXT C850」が実質9470円まで値引きされています。
ケーブルが着脱可能なフルモジュラー方式かつ、奥行き140 mmのスタンダードな設計でほとんどのPCケースに適合する使いやすさも両立します。
- 19964円 → 17567円(-12.0%)
静音電源で知名度の高いCorsairのハイエンドモデル「HX1000」が実質16000円台です。
10年保証、優れた効率(80 PLUS PlatinumおよびCybenetics ETA-A取得)、確かな静音性(Cybenetics LAMBDA A-取得:出力700Wまでほぼ無音)で性能に問題なし。
グラフィックボードに電力供給する6+2 pin PCIeケーブルの太さは16~18 AWGです。大電流が流れるRTX 3080以上のグラボも安心して運用できます。
+12V出力は負荷が上がるに連れて若干下がるものの、変動幅は約1.1%に過ぎず、ATX電源に求められるプラマイ5%の範囲に余裕で収まっています。
競技オーバークロックや電源容量ギリギリを攻めたハイリスクな運用はともかく、一般的な使い方(ゲーミングPCなど)ではまったく問題にならないです。
グラフィックボード
Amazonタイムセール対象のグラフィックボードをまとめて見たい人は、↑こちらのリンクからどうぞ。ジャンル絞り込み済みのリンクです。
- 27222円 → 19800円(-27.3%)
「GTX 1650」が久々の2万円割れです。他と比較して相対的にコスパが良いといえるものの、注意点があります。
最新のGDDR6ではなく1世代前のGDDR5メモリで、冷却性能に難ありなデュアルファンのロープロファイル設計です。安いけど微妙・・・悪く言えば単なる在庫処分。
- 54020円 → 45900円(-15.0%)
「RTX 3060 12GB」が5万円を割っています。ポイント還元込みで約42500円です。参考までに、発売時の最安値が税込み56900円でした。
消費電力150 Wを厚み43 mmの薄いヒートシンクで冷却するため静音性は正直まったく期待できませんが、RTX 3060を安く買うなら普通に使えます。
- 71725円 → 62860円(-11.8%)
「RTX 3060 Ti」が6万ちょっとです。ポイント還元入れて約5.8万円、欲を言うともう一息がんばってほしいですが最近の新品価格より一応安いです。
- 48790円 → 34800円(-28.7%)
「RX 6600」がポイント込みで約32200円です。RTX 3060から1割しか劣らない性能が3万ちょっとで買えるのは破格のコスパ。
ただし、レイトレ性能はいまいちで動画エンコードの品質も普通。総合的にはRTX 3060の方が強いものの、ゲーム目的をメインに買うなら使えるグラボです。
ゲーミングPCやノートパソコン
- 277882円 → 209800円(-24.5%)
ノートパソコンですが、Ryzen 7 6800H(8コア16スレッド)、RTX 3070 Ti Laptop搭載で実質19.4万円はシンプルに安いです。
ディスプレイは17.3インチのWQHD(2560 x 1440)IPSパネル、最大240 Hzのリフレッシュレートに対応。本体重量はおよそ2.8 kgで持ち運びに不向き、超薄型ゲーミングPCとして使うのが無難です。
無線LANルーター【Wi-Fi 6対応】
無線LANルーターの主流メーカーがセールに参加しています。バッファローやTP-Link、ネットギアなど大手はもちろん、日本にごく最近進出したLinksysもセールに登場。
- 48800円 → 39600円(-7.7% + 6200円クーポン)
WANとLANどちらでも使える便利な10 GbE(RJ-45)ポートを2つ備える、QNAPの10G対応Wi-Fi 6ルーターがそこそこ安いです。
筆者やかもちはちょうど10G対応ネット回線を導入する予定だったので助かりました。1ポートでWANを10G対応にして、もう1ポートを10G対応スイッチなどに接続してLANもすべて10G対応に切り替える予定です。
ついでに無線ネット環境もWi-Fi 6化できます。
PCオーディオ関連【コスパ良くQOL改善】
Amazonタイムセール対象のPC用スピーカー、イヤホンをまとめて見たい人は、↑こちらのリンクからどうぞ。ジャンル絞り込み & 中華ブランド除外済みのリンクです。
- 26400円 → 13970円(-47.1%)
定価26000円台で販売されている「HD 599 SE」がなんと5割近い値引きです。ポイント還元込だと約12900円ほど。
ここまで安いと、下手なゲーミングヘッドセットを買うより良い音を聴けます。
ゼンハイザーは割りと一般向けにヘッドホンを開発しているため、比較的ハズレにくいヘッドホンです。ただ、あくまでも統計に基づいた製品開発なので、好みに合わない人も一定数出ます。
個人的な感想を少し言わせてもらうと、HD 650と比較して若干こもり気味で解像度が低いような傾向を感じられます(アンプはRME ADI-2 Proを使用しました)。ただ約1.4万円なら、十分にお値段以上の性能だと思います。
- 15000円 → 12700円(-15.3%)
Apex Legendsやフォートナイトなど、競技FPSゲームで足音の聞こえやすさや定位感を重視して選ぶ場合は、HyperXのヘッドホンが合っています。セール価格はポイント込みで約11700円です。
- 19998円 → 13999円(-30%)
骨伝導イヤホンの定番モデル「AfterShokz」がいつもどおりセール中。ポイント込でほぼ13000円です。ぼくも実際に使っているイヤホンのひとつです。
耳に突っ込む普通のイヤホンよりも、外耳炎や難聴になるリスクが大幅に低く、長時間に渡って音楽を聴いたり通話目的に使えます。
ただし、音質はやはり大型スピーカーや普通のイヤホンと比較すると劣っています。骨を経由して音が伝わる影響で、解像度はどうしても低く、低音も鳴ってるなぁくらいのレベル。
音質を重視して選ぶと失敗するイヤホンです。自分が求める使い方や利便性とのバランスを考えて買う必要があるので注意。
プライムデー開催中のキャンペーンまとめ
Music Unlimitedが4ヶ月無料
気づけば4年(48ヶ月)も継続利用してしまっている神サービス「Amazon Music Unlimited」が、プライムデー期間中に無料キャンペーンを実施しています。
通常は月額880 円のMusic Unlimtiedが、キャンペーン期間中に登録すると4ヶ月無料(100%割引)で聞けます。音楽をよく聞く人、Youtubeで曲探しが面倒になってきた人にとって、良いサービスです。
他社サービスと比較してコストパフォーマンスが高いのも大きなメリット。ストリーミングサービスの多くは、Amazonが運営するCDN「AWS」を使っているので、どうしても価格競争力はAmazonが最強になりやすいです。
Amazon自身の巨大マーケットのおかげで、3年半も使ってきて「曲数」を不便に思ったことはありません。ほしい物リストに入れていたCDの多くがMusic Unlimtiedで聞けるおかげで、リストの大部分が消化済みです。
ぼくの場合は新作プレイリストを再生したり、Amazonのアルゴリズムによってレコメンドされた音楽やアルバムをテキトーに再生させて、「いいなコレ。」と思った1曲を見つけます。
見つけた1曲をベースに、Music Unlimtiedでアーティスト名を検索して、アルバムを片っ端から聞いてます。Youtubeのマジョリティ寄りな関連動画よりも、Music Unlimitedの方が芋づる式で良い曲を発掘できます。
なお、アプリの使い勝手はデスクトップ版は特に問題なし。スマホ(Android版)はタップ数が一手間多いように感じるので、好みの差が出そうです。
※ハイレゾ対応ストリーミングサービスは、Apple Musicが月額980円、TIDAL HiFiが月額1370円(9.99ドル)、mora qualitiasはサービス終了してます。現時点ではAmazon Musicが一番安いです。
現金でAmazonギフト券を買うと「2.5%還元」
ギフト券をチャージすると最大2.5%のポイント還元キャンペーンを開催中。チャージごとの付与率はキャンペーン公式ページにて確認してください。
5000円以上のギフト券を家族や友人にプレゼントすると500ポイント、送ったギフト券が相手に登録されるとさらに500ポイント、合計で1000ポイントもらえるキャンペーンも開催中です。
2022年のAmazonプライムデーは還元率はやや改悪ですが、セール対象品がそこそこ多く、グラフィックボードも一部は初値を割り込むなど。内容そのものは同等レベルかやや上回ってます。
なお、グラフィックボードは今回のセールが底値になるかどうかが興味深い点です。円安前の在庫なら安くできて当然ですが、在庫がはけた後に入ってくる円安後の在庫まで安く抑えるのは難しいはず。
グラフィックボードはリセールバリューが割りと良いですし、自作PCやゲーミングPCを組みたいと考えている方はセール対象の安いグラボ買っておいて損はしないでしょう。
少なくともRTX 3060 12GBは美味しいです(※初値56900円で買ってしまった筆者より・・・)。
以上「2022年のAmazonプライムデー【解説とおすすめセール品】」でした。
いつも有難うございます。助かってます。
やかもちさんの記事を読んで自作してみたいと思っていたので、今回のセールでパーツを購入しようと考えています。
PC組み立て、掃除などの道具でやかもちさんおすすめのものはありますでしょうか?
【組み立てにあると便利な道具】
https://amzn.to/3AMlJo7
ほとんどの自作PCパーツは普通のプラスドライバーで回せるので、とりあえずコレさえあればなんとかなります。
https://amzn.to/3az1mQG
マザーボードによりますが、M.2スロットやヒートシンクの固定で必要になる場合あり。
https://amzn.to/3NWos1b
PCパーツの掃除に便利です。何台も組んだり掃除するならポンプ式のブロアーが良いですが、趣味で1~2台組むだけならエアダスター(缶)で間に合います。
https://amzn.to/3c2IkCC
自作PCの配線まとめに便利。
https://amzn.to/3NZLGDL
ナイロン結束バンドのあまりを切り取るのに便利。
実際に使ってきて普通に良かったのはこんな感じです。
ちなみに今は、Wera(ヴェラ)製のドライバーや、Panasonicのトルク管理ドライバー使ってますが、値段ムダに高いのであまりオススメしません・・・。
有難うございました。
・フルHD
・144Hz以上
・24インチ前後
この条件のゲーミングモニターで良さげなのってありますか?
【IPSパネル】
・MOBIUZ EX2510S
・ASUS VG259QR
・LG 24GN600-B
【TNパネル】
・ZOWIE XL2411K
・ASUS VG258QR
無難におすすめなのはこのあたりです。あまり機能性を求めなければ、LG 24GN600-Bがコスパ良いと思います。
なぜかプライムデーに全く関係なく割引になっているASUS VG259QRが個人的におすすめです。
ここでもA+評価ですし、ほぼ同じスペックのEX2510Sのクーポン適用済みの価格よりも5000円以上安くなってました(未適用なら10000円程度)。
たぶんプライムデー終了後もしばらく価格は変わらないと思います。
NXZTやばいな
フルモジューラー式の紫蘇製850wゴールド電源が1万円はコスパが壊れてる
crucial のP2 2TBが2.2万を切ってたから買っちゃったわ
これでHDDから卒業や
中華の商品を弾くとのことでしたけどAnkerとかKZとかToppingのようないい商品を出している中国メーカーも弾かれますか?
方法1と2はAmazon販売分だけになるので、Anker直販とかは検索から消えます
(Ankerのショップページをググればそこから商品ページに行くことは可能)
毎年ありがとうございます。
ご紹介されていたSSDとLGのモニター購入しました。とても楽しみです。
ここに載ってないけどPX277が一番お買い得感を感じたな
OMENの動画は中止されたのかな
45Lより先に、OMEN 25LとSTORMの動画を出すかもしれません。
なるほど。何れにしても楽しみにしています。