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RTX 4070を自腹レビュー & 比較ベンチマーク:意外と替えがきく性能・・・

先日発売されたRTX 4000シリーズの新しいハイエンドモデル「RTX 4070」を自腹で買いました。

お値段なんと約10万円で、RTX 3080 10GBやRX 6800 XTに近い価格です。価格の近いライバルに対して明確なメリット(優位性)があるのかどうか、実際に検証して調べます。

(公開:2023/4/18 | 更新:2023/4/18

「RTX 4070」の仕様とスペック

GPURTX 4070RTX 3080
プロセス5 nm製造 : TSMC8 nm製造 : Samsung
シェーダー数CPUのコア数に相当58888704
RTコア数レイトレ用の特化コア4668
ブーストクロック2475 MHz1710 MHz
VRAMGDDR6X 12 GBGDDR6X 10 GB
理論性能(FP32)29.15 TFLOPS29.77 TFLOPS
SLI対応
PCIePCIe 4.0 x16PCIe 4.0 x16
TDP200 W320 W
補助電源16-pin12-pin
MSRP$ 599$ 699
参考価格99800 円102380 円
発売価格99800 円95700 円
発売2023/4/132020/9/17
GPURTX 4070RTX 3080
世代Ada LovelaceAmpere
プロセス5 nm製造 : TSMC8 nm製造 : Samsung
トランジスタ数358.0 億283.0 億
ダイサイズ295 mm2628 mm2
シェーダー数CPUのコア数に相当58888704
TMU数Texture Mapping Unitのこと184272
ROP数Render Output Unitのこと6496
演算ユニット数4668
Tensorコア数機械学習向けの特化コア184272
RTコア数レイトレ用の特化コア4668
L1キャッシュ演算ユニットあたり128 KB128 KB
L2キャッシュコア全体で共有36.0 MB5.0 MB
L3キャッシュコア全体で共有
クロック周波数1920 MHz1440 MHz
ブーストクロック2475 MHz1710 MHz
VRAMGDDR6X 12 GBGDDR6X 10 GB
VRAMバス192 bit320 bit
VRAM帯域幅504.2 GB/s760.3 GB/s
理論性能(FP32)29.15 TFLOPS29.77 TFLOPS
SLI対応
PCIePCIe 4.0 x16PCIe 4.0 x16
TDP200 W320 W
補助電源16-pin12-pin
MSRP$ 599$ 699
参考価格99800 円102380 円
発売価格99800 円95700 円
発売2023/4/132020/9/17

RTX 4070とRTX 3080のスペックをざっくり比較すると、こんな感じ↓

  • シェーダー数:RTX 4070 < RTX 3080
     5888シェーダー:8704シェーダー
  • 最大クロック:RTX 4070 > RTX 3080
     2475 MHz:1710 MHz
  • VRAM容量:RTX 4070 > RTX 3080
     12 GB(504 GB/s):10 GB(760 GB/s)
  • 消費電力:RTX 4070 < RTX 3080
     TDP 200 W:TDP 320 W
  • 新品価格:RTX 4070 = RTX 3080
     約10万円~:約10.2万円~

どちらも似たような値段ですが、シェーダー(コア)数が大きく減っています。代わりに最大ブーストクロックが約2.5 GHzまで引き上げられ、L2キャッシュ容量も5 MBから36 MBに大幅増です。

VRAM容量もやや増えて12 GBです。ただし、製造コストを抑える都合でVRAM帯域幅は約760 GB/sから約504 GB/sへカットされます。

VRAM帯域幅がカットされると4Kゲーミング性能に悪影響が考えられますが、NVIDIAはL2キャッシュ容量を大幅に増やして、キャッシュヒット率の改善で耐えしのぐつもりです。

RTX 4070の製造には最新のTSMC 4N(TSMC 5 nmプロセス)が使われ、従来のSamsung 8 nmプロセスと比較して発熱(= 消費電力)が抑えられます。

定格モデルの場合、せいぜい200 Wの消費電力で動作可能です。必要な補助電源コネクタが「8 pin」で済み、容量550 Wの電源ユニットで問題なく使えます。

やかもち
では「性能」を実際に比較して、RTX 4070が同じ値段のグラボに対抗できるか確かめましょう。

RTX 4070性能をベンチマーク比較

テスト環境
「ちもろぐ専用ベンチ機(2023)」
CPUCore i9 13900K24コア32スレッド
CPUクーラーNZXT Kraken X63280 mm簡易水冷クーラー
マザーボードASUS TUF GAMINGZ690-PLUS WIFI D4
メモリDDR4-3200 16GB x2使用メモリ「Elite Plus UD-D4 3200」
グラフィックボードZOTAC RTX 4070
Twin Edge OC
SSDNVMe 1TB使用SSD「FireCuda 520」
電源ユニット850 W(80+ Platnium)使用モデル「Corsair HX850i」
OSWindows 11 Pro検証時のバージョンは「22H2」
ドライバNVIDIA 531.61
ディスプレイ3840 x 2160@144 Hz使用モデル「INNOCN 32M2V

「RTX 4070」を比較するために用意した専用PCスペックです。

CPUにゲーミング性能でトップクラスの「Core i9 13900K」を使います。メモリは普通のDDR4-3200(ネイティブ)で容量32 GBで、テスト時のドライバは「531.61」です。

テスト用のRTX 4070は「ZOTAC Twin Edge OC」を使います。

コンパクトな設計で運用できるのがRTX 4070の強みの一つだと考えています。豪華で巨大なボード設計よりも、価格が安くて小型で使いやすいボードを選んでみました。

参考までに、購入時の価格は99800円(実質9.3万円~)でした。

たとえば「楽天」だと・・・
ZOTACで実質9.3万円
ASUSで実質9.3万円

最近Amazonのポイント還元が渋いので、リスクヘッジに楽天やYahooショッピングも使い始めました。おかげでポイント還元率が美味しいです。

最初こそ楽天に対していいイメージがなかったものの、商品の販売元がハッキリと分かりやすく明記されているのが意外と無視できないメリットだと感じます。

ZOTAC / ブーストクロック : 2490 MHz / ファン : デュアル内排気 / 厚み : 2スロット(40 mm) / TDP : 200 W(8 pin)
やかもち
グラボを買うならポイント還元がおいしい「楽天」またはYahooショッピング(→ 解説記事)」が意外と穴場です。

競技FPS:VALORANTなど

まずは競技性が重視されるFPSゲームで、設定別にフレームレート(性能)を比較しました。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:競技FPS:Apex

Apex Legendsの「低設定」「高設定」で比較したグラフです。

RTX 4070は前世代のRTX 3070から2割強の性能アップ。RTX 3080すら超えており、負荷の軽いゲーミングにおいて高い性能を発揮します。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:競技FPS:フォートナイト

フォートナイトの「中設定」「高設定」で比較したグラフです。

RTX 4070は中設定で平均350 fps前後で、RTX 3080とほぼ同じ。高設定でも平均280 fps前後を出し、RTX 3080と一致する性能です。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:競技FPS:VALORANT

競技FPSの代表的タイトル、VALORANTを最高設定で比較したグラフです。フルHDとWQHDだと平均500 fpsを超える余裕の動作、しかし4K解像度だとRTX 3080にあっさり抜かれます。

Apex Legends

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:Apex Legends

Apex Legendsを最高設定で比較したグラフです。フルHDとWQHDでRTX 3080をやや上回る性能を示し、4Kだと互角の性能に落ち着きます。

Apex Legendsにおいては、RX 6800 XTの活躍も見逃せないです。

Escape from Tarkov(タルコフ)

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:Escape from Tarkov(タルコフ)

Escape from Tarkov(タルコフ)の重たいマップ、Streets of Tarkovで比較したグラフです。

設定はタルコフYoutuber「らっしーRushy_ve」さんを参考に、SSRをオフにしたり、Reflex Low Latencyをboost onにするなど、やや高画質な競技設定(→ 設定画面はこちら)を使用しました。

おおむね性能どおりです。フルHDはCPUボトルネックの影響で140~150 fps前後で頭打ちですが、WQHDではRTX 3080と横並びの性能に。

4K解像度だとRTX 4070はさらに性能を落とし、RTX 3080に届かないです。VRAM帯域幅をカットしたせいで、高解像度ゲーミングの性能を稼ぎづらい傾向が出ています。

テストに使ったマップ「Streets of Tarkov」はまだまだ最適化がイマイチで、フルHDやWQHDだとフレームレートが伸びづらいです。ベンチマークに使うべきではないですが、気になっている人も多いはずなので一応検証しています。

Overwatch 2

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:Overwatch 2

オーバーウォッチ2をエピック設定(解像度100%)で比較したグラフです。

グラフィックボードの性能差がきれいに反映されやすいゲームですが、RX 6800 XTのみフルHDで性能を出し切れない謎の症状が・・・。

WQHDと4K解像度は性能がほぼ反映されているものの、思った以上にRTX 4070が冴えないです。4Kはともかく、まさかWQHDですらRTX 3080に届かないとは。

Fortnite(フォートナイト)

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:Fortnite(フォートナイト)

フォートナイトを最高設定(NANITE:無効)で比較したグラフです。

フルHDでRTX 3080以上、WQHDで互角、4K解像度でRTX 3080に負ける展開に。やはりRTX 4070、4K解像度でわかりやすく弱いです。

R6S(レインボーシックスシージ)

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:R6S(レインボーシックスシージ)

レインボーシックスシージを最高設定、マップをファベーラにて比較したグラフです。

フルHDだとRTX 4070以上はすべて平均400 fps前後で、意味のない性能比較です。WQHDで性能差が出始め、4K解像度でいつもどおりRTX 3080に負けます。

Dead by Daylight(デドバ)

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:Dead by Daylight(デドバ)

デッドバイデイライトをULTRA設定、マップ「バダム幼稚園」で比較したグラフです。

フルHDとWQHDはフレームレート上限120 fpsにぶち当たり、性能差がありません。4K解像度でRTX 4070がやはりRTX 3080に負けます。

Cyberpunk 2077

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:Cyberpunk 2077

重量級ベンチマークの代表例「サイバーパンク2077」をウルトラ設定(レイトレなし)で比較したグラフです。

フルHD環境だとRTX 4070がとことん優秀ですが、WQHDになった途端にRTX 3080やRX 6800 XTに敗北し、4K解像度も同じく負けています。

エルデンリング

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:エルデンリング

エルデンリングを最高設定で比較したグラフです。

CPUボトルネックの影響でフルHDは130 fps前後で頭打ち気味。WQHDでRTX 4070がRTX 3080と互角レベル、4K解像度であっさり敗北です。

原神(Genshin Impact)

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:原神(Genshin Impact)

原神を最高設定(精度:1.5 / シーン細部:高)で比較したグラフです。

フルHDはCPUボトルネックで頭打ちの傾向あり。WQHDから性能の差がハッキリと出ており、RTX 4070とRTX 3080が互角に。

原神で重視される4K解像度で、RTX 4070がRTX 3080に負けています。性能差は約13%です。

Forza Horizon 5

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:Forza Horizon 5

Forza Horizon 5を最高設定(レイトレなし)で比較したグラフです。

付属のベンチマークを使っているため、性能差がきれいに反映されます。Forza Horizon 5はRTX 4000シリーズやRadeon(RDNA)シリーズが得意な傾向です。

あれほど苦手な4K解像度ですら、RTX 4070がRTX 3080を約14%も上回ります。

Microsoft Flight Simulator

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:Microsoft Flight Simulator

MSFS(Flight Simulator)をUTLRA設定で比較したグラフです。

フルHDとWQHDで若干の性能差が出ているように見えますが、同時にCPUボトルネックも深刻で、性能比較としては危ういです。

4K解像度の方はグラボ側にほぼ100%の負荷がかかっており、性能比較になります。RTX 4070、RX 6800 XT、RTX 3080それぞれが互角の性能です。

RTX 3070のみ、VRAM容量の問題でまったくフレームレートを稼げません。

リリースされたころのMSFSなら、VRAMが8 GBでも問題なく動作していたはずですが、いつの間にか8 GBで不足するように・・・。

マインクラフトBE版

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:マインクラフトBE版

Java版より最適化が洗練されているマインクラフトBE版を、最高設定(16チャンク読み込み)で比較したグラフです。

フルHDとWQHDなら、RTX 4070とRTX 3080がほぼ同じ性能に。しかし、4K解像度だと微妙にRTX 3080の方が高いです。

なお、RX 6800 XTがあまりにも性能が出ず困惑。調べたところ、どうやらマイクラBE版で自動的に有効化されているアップスケーリングは「DLSS」らしいと判明。

・・・マイクロソフトさん、Radeonで使える「FSR 2」も実装してあげてください。

ブループロトコル

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:ブループロトコル

MMORPGブループロトコルを最高設定で比較したグラフです。

フルHDまで、RTX 4070とRTX 3080が同じ性能です。WQHD以上でRTX 3080にじわじわと追い抜かされ、4K解像度で約7%の性能差に。

FF14:暁月のフィナーレ

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:FF14:暁月のフィナーレ

GPUベンチマークとしては不適切な・・・、FF14:暁月のフィナーレを最高設定で比較したグラフです。

なお、フレームレートが極端に跳ね上がる中盤以降をカットしたデータです。そのためフルHDでとWQHDでほぼ性能差が出ませんが、4K解像度だとRTX 4070がRTX 3080にわずかに負けます。

VRChat

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:VRChat

VRゲームの代表例でありながら、ベンチマークをほとんど見かけないVRChatを比較したグラフです。

グラフィック設定をUltra設定(異方性 x8)に、フレームレート上限を解除して、「Yayoi Forest House(作:猫屋敷やよい さん)」のプライベートモードで測定しました。

かなり興味深い結果です。

GPU使用率が100%になりやすいマップを選んでいるため、GPUの性能比較として機能しています。RTX 4070がRTX 3080に大きく劣っているのは間違いない情報です。

なぜVRChatだと、RTX 4070が旧世代に劣る性能になってしまうのか。Twitterで応募した口コミによると、VRAMの帯域幅が反映されている説が出ています。

  • RTX 3080:約760 GB/s
  • RTX 4070:約500 GB/s
  • RTX 3070:約450 GB/s

こうして見ると、VRAMの帯域幅とVRChat(4K解像度)の平均フレームレートになんとなく関係性が見えてきます。

プレイヤーが複数同時にいるPublicだと、フレームレートの変動が大きく「正確な性能比較」が困難でした。VRChatを実際の環境でベンチマークするのは非常に難しいです・・・。

16ゲームの平均フレームレート

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:平均フレームレートを比較

テストしたゲームの平均フレームレートをまとめました(※注意:平均はしょせん平均なので参考にしすぎないように)

今回テストした内容だと、RTX 4070はRTX 3080に対してフルHDで約1.6%高性能です。WQHDでは-1.2%、4K解像度で-7.7%も負けています。

やかもち
グラボをたくさん使ってきた経験上、RTX 4070の伸び幅は「渋い」です。円安のせいでコスパも微妙です。

fpsを底上げ「DLSS」を使った結果

NVIDIA DLSSの仕組み
「DLSS」の仕組みをざっくり解説
  1. フルHDでいったんレンダリング
  2. 機械学習を使って4Kにアップスケーリング
  3. 実質4Kのフレームが完成します

4K解像度のレンダリングは非常に重たい作業ですが、DLSSを使えばフルHDやWQHD相当のレンダリングで済ませられるので、フレームレートを稼ぎやすくなります。

ちなみに、どの程度の解像度でレンダリングするかどうかはゲーム側の設定で調整できます。高画質な設定ならWQHD相当で、性能重視な設定だとフルHDやHD相当でレンダリングを行います。

RTX 4000シリーズは、コア内部に搭載された機械学習に特化した「Tensor」コアを用いて、高画質なアップスケーリングを用いたフレームレート底上げ機能「DLSS」を利用できます。

今回はDLSS 2以上に対応している3本のゲームで、DLSSの効果をテストしました。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:NVIDIA DLSSを試す

タルコフ(4K解像度)でDLSSを使った結果、フレームレートが約1.8倍に跳ね上がります。

これならRTX 3080に勝てるかと思いきや、RTX 3080も性能が約1.8倍伸びて、RTX 4070に対して1割強の性能差をつけられます。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:NVIDIA DLSSを試す

サイバーパンク2077(4K解像度 + パストレーシングモード)では、DLSS 2だけだとマトモに動作しません。

RTX 4000シリーズでのみ使えるDLSS 3(フレーム生成)を使って、ようやく実用的なフレームレートを得られます。

DLSS 3を使えないRTX 3080は完全に競争から脱落し、RTX 4070が約3倍近い性能差をつけて圧勝です。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:NVIDIA DLSSを試す

CPUボトルネックが深刻でフレームレートを伸ばしづらいMSFSも、GPU側でフレーム生成が済むDLSS 3.0(フレーム生成)なら効率よくfpsを伸ばせます。

DLSS 3.0を有効にすると、RTX 4070が平均90 fps台まで性能アップ。RTX 3080に対して約1.4倍もの性能差です。

NVIDIA DLSS 3.0はフレーム生成に対応

DLSS 3.0は現状RTX 4000シリーズでしか使えないため、DLSS 3.0対応ゲームにおいてRTX 4070の性能は圧倒的です。

  • A Plague Tale: Requiem
  • Atomic Heart
  • Bright Memory: Infinite
  • Cyberpunk 2077
  • Conqueror’s Blade
  • Dakar Desert Rally
  • Deliver Us Mars
  • Destroy All Humans! 2 – Reprobed
  • Dying Light 2
  • F1 22
  • FIST: Forged In Shadow Torch
  • Forza Horizon 5
  • Hitman: World of Assassination
  • Hogwarts Legacy
  • Jurassic World Evolution 2
  • Justice
  • Loopmancer
  • Marvel’s Midnight Suns
  • Marvel’s Spider-Man: Miles Morales
  • Marvel’s Spider-Man Remastered
  • Microsoft Flight Simulator
  • Mount & Blade II: Bannerlord
  • Need For Speed Unbound
  • Perish
  • Portal with RTX
  • Sackboy: A Big Adventure
  • The Witcher 3: Wild Hunt – Game of the Year Edition
  • Warhammer 40,000: Darktide
  • WRC Generations
  • Black Myth: Wukong
  • Chernobylite
  • Diablo IV
  • Icarus
  • Marauders
  • Midnight Ghost Hunt
  • Naraka: Bladepoint
  • Ripout
  • STALKER 2: Heart of Chornobyl
  • Scathe
  • Super People 2 (available now in early access)
  • Sword and Fairy 7
  • Synced
  • The Cycle: Frontier
  • The Day Before
  • The Finals
  • The Lord of the Rings: Gollum
  • Throne and Liberty
  • Tower of Fantasy
  • Warhaven
  • Witchfire

2023年3月時点、上記の50タイトルがDLSS 3.0に対応する予定です。

3DMark等の定番ベンチマークに興味がないので説明は省きます。

要約すると「RTX 4070のゲーミング性能は(理論上)RTX 3080に近い」です。理論通りに行かないのは実際のゲーム動作で見てきた通りです。

RTX 4070のクリエイティブ性能を比較

GPURTX 4070RTX 3080
シェーダー数CPUのコア数に相当58888704
ブーストクロック2475 MHz1710 MHz
VRAMGDDR6X 12 GBGDDR6X 10 GB
理論性能(FP32)29.15 TFLOPS29.77 TFLOPS

グラフィックボードのクリエイティブ性能は基本的に、シェーダー数とクロック数から計算できる理論性能(FP32)に比例して高くなる傾向があります。

RTX 4070の理論性能が約29テラフロップス、RTX 3080は約30テラフロップスで互角です。期待される結果も互角になりそうですが、実際にいくつか試して確認しましょう。

GPUレンダリング(Blender)

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:GPUレンダリング(Blender)

GPUレンダリングの定番ベンチマーク「Blender 3.5.0」では、RTX 4070がRTX 3080を約6%上回る性能に。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:GPUレンダリング(Blender)

スコアの内訳(Monster / Junkshop / Classroom)はそれぞれ以上のとおりです。

MonsterとClassroomでRTX 4070が伸びており、逆にJunkshopではRTX 3080が高いです。プロジェクトの内容次第で、互角の性能になる可能性があります。

画像のAIアップスケーリング

AI(機械学習)を用いた画像のアップスケーリングをテストします。

シェアウェアだとTopaz Gigapixel AIが有名ですが、今回は無料で使えるStable Diffusion Web UIのExtrasから「R-ESRGAN x4+」を使って、画像の4倍超解像を試しました。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:画像のAIアップスケーリング

512 x 512 pxの4倍アップスケーリングは5.2秒(1枚あたり1.02秒)です。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:画像のAIアップスケーリング

1400 x 1000 pxの4倍アップスケーリングは24.6秒(1枚あたり8.2秒)です。各グラフィックボードの性能差がほとんど出ません。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:画像のAIアップスケーリング

2048 x 2048 pxの4倍アップスケーリングは1枚で24.8秒で、RTX 3080より少しだけ速いです。

AIイラスト(Stable Diffusion)

AIイラストの定番ソフト「Stable Diffusion(AUTOMATIC1111 web ui版)」を使って、AIイラストの生成時間を比較します。

使用するベンチマーク内容は以下のガイド記事より3点です。

  1. ハローアスカベンチ(512 x 512)
  2. 神里綾華(LoRA + ControlNet)ベンチ(512 x 768)
  3. 神里綾華(LoRA + Latent x2.0)ベンチ(1024 x 1536)

生成時間が短いほど高性能です。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:AIイラスト(Stable Diffusion)

ハローアスカベンチ(10枚分)の生成時間は、RTX 4070が20.1秒、RTX 3080が24.5秒でした。RTX 4070が約22%も速いです。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:AIイラスト(Stable Diffusion)

神里綾華(LoRA + ControlNet)ベンチの生成時間は、RTX 4070が40.4秒、RTX 3080が43.7秒でした。

処理の内容が重くなるにつれて、RTX 4070とRTX 3080の性能差が縮小します。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:AIイラスト(Stable Diffusion)

神里綾華(LoRA + Latent x2.0)ベンチでは性能差がさらに縮小し、3秒しか変わらないです。

やかもち
AIイラスト用途だとRTX 3080より高性能です。消費電力も低く省エネで、VRAM容量も2 GB増えて便利です。

機械学習(Tensor Flow 2)

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:機械学習(Tensor Flow 2)

AnacondaプロンプトでTensor Flow 2をロードして、kerasパッケージの「手書き文字の識別トレーニング(MNIST)」を実行します。25 epochの学習にかかった時間が速いほど高性能です。

RTX 4070は15秒で学習を終え、RTX 3080は14秒でした。おおむね理論性能(FP32)に比例した性能です。

なお、RX 6800 XTはAnacondaで動かせなかったので、python 3.10.6にDirectML版のTensor Flow 2をロードして同じ内容のテストを行っています。

なぜかRTX 4070 Ti並みに速いです。

動画編集(PremiereとDavinci)

Puget Systemsのベンチマークプリセットを使って、動画編集の定番ソフト「Adobe Premiere Pro」と「Davinci Resolve Studio」のGPU性能をテストします。

テストに使用される動画素材は基本的に4K解像度以上で、割りと負荷の重たいワークロードです。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:動画編集(PremiereとDavinci)

Premiere ProのGPUスコアは、大差なし。RTX 4070とRTX 3080で同じ性能です。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:動画編集(PremiereとDavinci)

素材のプレビュー性能(Live Playback)も、RTX 4070とRTX 3080に目立った性能差が見られません。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:動画編集(PremiereとDavinci)

Davinci Resolve StudioのGPUエフェクト性能は、RTX 3080どころかRX 6800 XTにすら遅れを取ります。

RTX 4070だけでなく、上位モデルのRTX 4070 Tiも性能が振るわない傾向を見るに、どうやらカットされたVRAM帯域幅が足を引っ張っている可能性が高いです。

動画エンコード(NVEncなど)

世代RTX 4070
(Ada Lovelace世代)
RTX 3080
(Ampere世代)
NVEncエンコーダー第8世代第7世代
NVEncデコーダー第5世代第5世代
AV1エンコード対応
AV1デコード対応対応

RTX 4000シリーズ(Ada Lovelace世代)は、第8世代NVEncエンコーダーを2基搭載しますが、RTX 4070では「1基」にダウングレードされています。

エンコーダーが2基から1基に減ったため、動画エンコードの処理速度やゲーム配信の安定性に悪影響が出そうですが、果たして実態はどうでしょうか?

まずはrigayaさん作のAviutl拡張プラグイン「NVEnc 7.21」を使って、RTX 4070の動画エンコード性能を検証しましょう。

テスト内容は1分30秒ほどのフルHD動画(原神のプレイ動画)を、VBR形式(ビットレート9000 kbpsでBフレーム挿入あり)でエンコードするのみ。ログに記録される処理速度(fps)で性能を比較します。

RadeonはNVEncを使えないので、AMD VCE(VCEEnc)を使います。VBR形式(ビットレート9000 kbps)で、プリセット:Qualityです。

VCEEncではBフレーム挿入を使っても画質がまったく改善せず、いたずらにエンコード速度を半減させるだけなので、Bフレーム挿入をあえて使いません。

遅い割に画質が変わらない「罠」です。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:動画エンコード(NVEncなど)

てっきりエンコード性能が50%に減るかと予想しましたが、実際はRTX 4070 Ti(デュアルエンコーダー)と大差ない性能です。

RTX 4070の動画エンコード性能をRTX 3080と比較すると、HEVCエンコードで約1.2倍、H264エンコードで約1.3倍も高速化しています。

肝心のAV1エンコードだと平均300 fpsオーバー、HEVCやx264エンコードより処理が高速です。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:動画エンコード(NVEncなど)

もちろん、エンコード品質(VMAFスコア)も優秀です。

HEVCとx264エンコードは従来世代とほぼ同じ画質ですが、AV1エンコードではHEVCを上回る画質です。HEVCとの差が小さいものの、エンコード性能が約1.7倍も違います。

やかもち
「NVEnc」はGeForceシリーズの強みです。同じビットレートで比較すると、Radeonの「VCE」より高画質に仕上がります。

ゲーム開発(Unreal Engine 5)

無料で使えるゲーム開発ソフト「Unreal Engine 5.1.1」のプレビュー性能をテストします。

無料で配布されている「City Sample(The Matrix Awakens)」から「Small_City_LVL」を読み込み、既定のルートを1周してフレームレートを測定します。

「Big_City_LVL」だとメインメモリ容量が不足して動作が不安定だったため、メモリ容量32 GBでもなんとか動作するSmall版をテストしました。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:ゲーム開発(Unreal Engine 5)

RTX 4070は平均54 fps、RTX 3080が平均40 fpsで、約1.35倍の性能差です。

開発中のプレビュー性能がどれほど重要かどうかは筆者には分からないですが、スムーズに動いた方が動作検証をしやすいと思われます。

ゲーム実況配信(OBS Studio)

ゲーム配信で定番のソフト「OBS Studio」を使って、RTX 4070のゲーム配信性能を比較します。

フォートナイトのベンチマークモードを録画配信して、平均フレームレートやコマ落ち(ドロップフレーム率)を比較した結果がこちら↓

RTX 4070で動画配信
設定平均fps性能低下コマ落ち
フルHD(H264)220.2 fps-9.4%0.3%
フルHD(AV1)215.0 fps-11.5%0.4%
4K(H264)83.1 fps-9.2%0.0%
4K(AV1)78.8 fps-13.9%0.3%

※フルHDはP4:Medium / VBR:9000 kbpsで、4KはP4:Medium / VBR:16000 kbpsでテスト

フルHDの場合、配信をしていない場合と比較して約10%の性能低下で、コマ落ちはほぼゼロで安定しています。

4Kだと約9~14%の性能低下ですが、ほとんどコマ落ちせず非常に安定した4Kゲーム配信が可能です。

RTX 3080 10GBで動画配信
設定平均fps性能低下コマ落ち
フルHD(H264)209.5 fps-9.1%0.3%
フルHD(AV1)
4K(H264)86.1 fps-12.5%94.9%
4K(AV1)

一方でRTX 3080はフルHDだと問題なく配信ができるものの、4Kだと一気にコマ落ちが激増して不安定に。何をしているのかほとんど分からない配信画面です。

RX 6800 XTで動画配信
設定平均fps性能低下コマ落ち
フルHD(H264)222.6 fps-0.2%0.2%
フルHD(AV1)
4K(H264)86.4 fps-2.2%99.8%
4K(AV1)

※フルHDはBalanced / VBR:9000 kbpsで、4KはBalanced / VBR:16000 kbpsでテスト

もうひとつのライバル、RX 6800 XTも4Kだと深刻なコマ落ちが発生してマトモに配信できません。

ただし、負荷の軽いフルHDなら一切フレームレートを損なわずに安定した配信が可能です。

やかもち
エンコーダーが「1基」に減った割に、エンコード性能への悪影響がまったく見当たらないです。つまり、「2基」エンコーダー自体がうまく機能していない可能性が・・・。

オーバーウォッチ2を4K解像度でリプレイモード中に録画して、AV1とH264で画質を比較しました。

画質の差が分かりやすいように、ビットレートを9000 kbps(フルHD換算で2250 kbps)まで下げている影響はありますが、AV1の方がはるかに高画質だと分かるはずです。

RTX 4070の消費電力を比較

電力ロガー機能のついた電源ユニットを2台使って、CPUとマザーボードに電力供給を分割します。

テスト環境
電源ユニット #1システム全体850 W(80+ Platnium)使用モデル「Corsair HX850i」
電源ユニット #2CPUや水冷クーラーなど850 W(80+ Gold)使用モデル「Toughpower iRGB PLUS」

システム全体を担当する電源ユニットから、+12Vレールの消費電力を見るとグラフィックボード単体の消費電力とほぼ一致します。

上記の接続方法だと、+12Vレールは基本的にグラフィックボード(6+2 pinとPCIeスロット)で使用されるため、CPUを取り除いておけば自ずとグラフィックボード単品の消費電力を抽出可能です。

ただし、電源ユニットの電力ロガーセンサーは刻み値が粗いです。変動幅が小さくなりがちな、低負荷時(低設定のフルHDなど)の精度はやや悪いです。

GPU単体の測定値を見るのではなく、他と比較して相対的に見るべきです。

  • 誤:Aは平均200 Wらしい
  • 正:AはBと比較して50 W少ないらしい

これくらいのニュアンスでデータを見てくれると助かります。

やかもち
高精度な測定センサー「Powenetics v2」か「NVIDIA PCAT(Power Capture Analysis Tool)」が心底欲しいです。

特定のゲームをプレイ中の消費電力ではなく、テストした16個のゲームタイトルから平均消費電力を求めます。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:消費電力

タルコフやMSFSなど、CPUボトルネックの影響でGPU使用率が上がりにくいタイトルが含まれているため、RTX 4070のフルHD消費電力は平均157 Wに。

WQHDで平均179 Wに上昇し、4Kで平均187 Wの消費電力です。ほぼ同じ性能のRTX 3080やRX 6800 XTと比較すると、平均120 W前後も減っています。

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:ワットパフォーマンス

消費電力1ワットあたりの平均フレームレートを計算したグラフです。

RTX 4070は前世代(RTX 3070)と比較して、フルHDで約1.46倍、WQHDで約1.34倍、4Kで約1.32倍もワットパフォーマンスが改善します。

ほぼ同じ性能のRTX 3080と比較すると、フルHDで約1.83倍、WQHDで約1.49倍、4Kで約1.41倍と大幅にワッパが改善しています。

さすがTSMC 4N(TSMC 5 nm)プロセスです。基本的にワットパフォーマンスは製造技術である程度決まってしまうため、従来のSamsung 8 nm(改良版10 nm)がいかに不利だったかを物語っています。

高負荷時のGPU温度は?

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:GPUコア温度

GPU使用率が100%に達する「3DMark Speed Way」を10分連続で動かして、RTX 4070(ZOTAC Twin Edge OCモデル)のGPUコア温度を測定したグラフです(※テスト時の気温は25℃前後)

RTX 4070は10分を通して平均64.6℃(ピーク69℃)に対し、RTX 3080は平均70.9℃(ピーク72℃)でした。

RTX 3080(MSI Ventus 3X)の方が大きく有利なボード設計ですが、RTX 4070(ZOTAC Twin Edge OC)では消費電力が軽く100 W以上も減っているおかげで、コンパクトなボード設計で問題なく冷やせます。

注意:「ボード設計」の良し悪しが反映されます

グラフィックボードの温度比較は、テストに使用したボード設計に大きく左右されます。

同じRTX 4070チップでも、分厚くて全長の長いトリプルファンモデルなのか、今回のようにコンパクトなデュアルファン設計かどうかで冷え方や騒音がまったく違います。

GPUチップ本体の発熱度合いではなく、ボード設計の上手さを比較しているため参考程度に見てください。

騒音を10分テスト(動作音はうるさい?)

GeForce RTX 4070のベンチマーク比較:騒音値(動作音)

デジタル騒音メーターを距離50 cmに置いて、騒音値を測定しました。

RTX 4070(ZOTAC Twin Edge OC)はそこそこ動作音が鳴ります。奥行き225 mmのデュアルファン設計ですから、静音性はやはり不利です。

と言っても、トリプルファンのRTX 3080(MSI Ventus 3X)より静かですし、同じくトリプルファンのRX 6800 XT(ASRock PG)はもっとうるさいです。

注意:「ボード設計」の良し悪しが反映されます

グラフィックボードの動作音(騒音)比較も、温度と同じくテストに使用したボード設計に大きく左右されます。

単純に、ヒートシンクが分厚くて大口径な冷却ファンを搭載している設計の方が有利です。特定のGPUチップだから静か、ではなく巨大な設計だから静かに冷えやすい(またはコンパクトな設計だからうるさい)と見てください。

上記のグラフから確からしい情報は、特定のボード設計がどれくらい静かに動作できるかどうかに過ぎず、参考程度に見るべきです。

騒音値(dBA)評価目安
30 ~ 32.49極めて静か耳を近づければ聞こえるレベル
32.5 ~ 34.9静かファンが回っているのが分かる
35 ~ 39.9やや静か扇風機を「小」で回したくらい
40 ~ 42.49普通エアコンよりは静かな音
42.5 ~ 44.99やや騒音エアコンの動作音に近い
45 ~ 50騒がしい扇風機を「中~大」で回した音
50 ~うるさい・・・換気扇を全力で回した音
やかもち
デュアルファンで静かな4070は「ASUS DUAL」、もっと静かな4070は「ASUS TUF」や「MSI Gaming X Trio」を推奨します。「ZOTAC Twin Edge」はコンパクトに特化したモデルで、静音性はやや劣ります。

まとめ:RTX 3080 + 省電力でDLSS 3やAV1対応

「RTX 4070」のデメリットと弱点

  • 4KだとRTX 3080より性能が低い
  • DLSS 3.0対応ゲームが少ない
  • NVEncエンコーダーが「1基」にカット
  • 前世代から100ドルもの値上げ
  • 国内の販売価格が高い(10万円前後)
  • 性能コスパに改善なし

「RTX 4070」のメリットと強み

  • フルHDで200 fps↑が可能
  • WQHDで144 fps↑も可能
  • DLSS併用で4Kもそれなり
  • fpsをドカッと増やす「DLSS 3.0」
  • 改善されたワットパフォーマンス
  • 扱いやすいコンパクト設計あります
  • RTX 3080以上のAIイラスト性能
  • RTX 3080に近いクリエイティブ性能
  • 高画質で超高速な「AV1エンコード」
  • 安定した配信性能(コマ落ちが少ない)
  • 定格モデルなら補助電源「8 pin」

「RTX 4070」は正直・・・、自腹で買っておきながら言うのも変ですが、褒め称えるのが難しいGPUです。

特にがっかりした部分が4Kゲーミング性能でRTX 3080に対して明確に劣っている点です。L2キャッシュの大幅増量で一応対処した設計らしいですが、結果を見る限りVRAM帯域幅の削りすぎに見えます。

もちろん、悪い面もあれば良い面もあります。

RTX 3080と比較して顕著に改善している点が、ワットパフォーマンス(消費電力)です。フルHDでほぼ半分、4K解像度で40%近くも消費電力を削減しており、別次元のワッパです。

GPU側でフレームレートを増加させる「DLSS 3.0」も大きな魅力です。DLSS 2.xと違い、DLSS 3.0ではCPUボトルネックの影響も大きくカットでき、効率よくフレームレートを伸ばせます。

クリエイティブ性能も全体的に優れています。AIイラスト性能、レンダリング、動画エンコード(AV1対応)、Unreal Engine 5でRTX 3080以上の性能です。

とはいえ単純なゲーム性能に大きな進歩が見られないため、すでに前世代を持っている人にとって、それほど魅力的な選択肢にならないです。

ワッパの大幅な進歩も、電気代の元を取るのに時間がかかりすぎるため、価値と感じるかどうか人それぞれ。クリエイティブな用途に興味がなければ、RTX 4070以外の選択肢も考えられます。

たとえば、今回の比較ベンチマークに挙げたRTX 3080やRX 6800 XTが代替案です。時代遅れなワットパフォーマンスですが、ゲーム性能だけなら今でもRTX 4070に引けを取らないです。

ゲームにしか興味なければ、RTX 4070は最適解になりえません。逆に「総合力」を求めている方なら、RTX 4070が予算10万円のベストGPUになります(= ライバルが少ない)

以上「RTX 4070を自腹レビュー & 比較ベンチマーク:意外と替えがきく性能・・・」でした。

やかもち
「替えがきく」と言っても、RTX 3080やRX 6800 XTは新品だとそれほど安く買えないのが若干ムカつくところ。数千円の差額なら、総合力がありワッパも強い4070にしたい気持ちが強いです。

RTX 4070を単品で買う

ZOTAC / ブーストクロック : 2490 MHz / ファン : デュアル内排気 / 厚み : 2スロット(40 mm) / TDP : 200 W(8 pin)

奥行き225.5 mm、厚み40 mmのコンパクト設計が魅力の「ZOTAC Twin Edge」が割りとおすすめ。小さい代わりに動作音が普通ですが、Mini-ITXケースで自作するならアリ。

ASUS / ブーストクロック : 2520 MHz / ファン : デュアル内排気 / 厚み : 2スロット(51 mm) / TDP : 200 W(8 pin)

もう少し大きくてもいいから静音性が欲しい方は「ASUS DUAL」がおすすめ。奥行き267 mm、厚み51 mmの肉厚な設計でRTX 4070を静かに冷やします。

RTX 4070搭載ゲーミングPCを買う

手っ取り早く「完成品」が必要な方は、BTOメーカーのゲーミングPCを推奨します。

ゲーミングPC主なスペックと価格
2023年5月時点のスペック
おすすめNo.1ツクモ
「G-GEAR GA7J」
  • CPU:Core i5 13600K
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  • グラボ:RTX 4070
  • メモリ:16 GB(DDR4-3200)
  • SSD:1 TB(NVMe SSD)
  • マザボ:Intel Z690
    (2.5G LAN対応)
  • 無線LAN:Wi-Fi 6(最大2.4 Gbps)
  • 電源:750 W(80 PLUS Gold)
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  • CPU:Core i7 13700F(16コア / 24スレ)
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  • グラボ:RTX 4070 12 GB
  • メモリ:32 GB(DDR5-4800 / 2枚組)
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  • HDD:なし
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  • 無線LAN:Wi-Fi 6E(最大2.4 Gbps)
  • 電源:750 W(80 PLUS Bronze認証)
  • OS:Windows 11 Home
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  • メモリ:16 GB(DDR4-3200 / 2枚組)
  • SSD:500 GB(NVMe)
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  • マザボ:Intel B660チップセット
  • 電源:750 W(80 PLUS Bronze認証)
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  • 納期:2~7日
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  • 価格:209800 円(送料:無料)

RTX 4070を運用できる電源ユニット

容量:750 W / 効率:80 PLUS Gold / 静音:Cybenetics A(20~25 dB) / 製造元:CWT / 保証:10年

容量650~750 Wの電源ユニットで十分過ぎますし、容量550 Wでも大丈夫です。RTX 4070に最大負荷をかけても、理論値で200 Wをちょっと過ぎる程度です。

無駄に大容量な電源を買っても予算の無駄使いになりやすく、容量よりも質にコストを掛けたほうがいいでしょう。

ASUS / 容量:650 W / 効率:80 PLUS Bronze / 静音:Cybenetics S++(35~40 dB) / 製造元:Great Wall / 保証:6年

迷ったら「XPG Core Reactor」が現在おすすめのコスパ電源です。予算1万円未満なら「ION+ 560P」や「ASUS TUF GAMING 650B」を要チェック。

グラフィックボードのレビュー記事

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130 件のコメント

  • RTX 3080 から2年半経って、ほぼお値段性能据え置き、ワッパだけ向上
    ちょっと魅力が無い

    • > ちょっと魅力が無い

      そういう観点からすれば、まったく魅力がない。情報弱者を舐め腐ってるよね。

      「前世代の○○と同じ性能が~~」ってロジックは、非常によく使われているけれど、実は世代の進化を無視した論法。性能の進化をまったく見ていないから。同じ性能で比較するってアホなのかと。

      着目すべきは「前世代の○○と同じ値段で」どこまでの性能向上が達成されたか。それこそが世代の進化を忠実に反映しているんだよね。なのに、そこをストレートに表現している記事ってほとんどない。

      だからこそ、コメ主さんの「RTX 3080 から2年半経って、ほぼお値段性能据え置き、ワッパだけ向上」という指摘は核心を突いてると思う。

  • 今から新規で購入するとなると、
    ・電源盛らなくて済む(3080と比較してTDPで4割弱カット)
    ・(3080ほどは)デカくない
    ・DLSS3.0対応なら3080超え
    とあって4Kゲーミング初心者にとっては4070は魅力的に見えると思いますが、やはり前世代持ちならあまりそうは思えないですね

    • そのとおりだと思います。
      これはすでにパソコンを組んだことがある自作PCユーザーなのか、今からパソコンに興味を持ち始めたBTOユーザーかどうかで、まったく評価が正反対になるGPUだと思われます。
      口コミなどを見ていても、RTX 4000シリーズに好意的な意見を出している人はBTOユーザーが多いです。
      逆に、同じ値段でさらなる性能アップを期待する自作PCユーザーからは「同じ値段で…同じ性能… どうして…?」と見えそう。

  • 4070の前情報を色々見ていて購入を検討するつもりでいましたが
    発売時のレビューを国内外の様々な所で見たりした上で
    日本での初値を見た時に本当に買っては駄目な製品だという結論に至りました。

    ハッキリ言えばこの「廉価版」の製品に10万円の価値があるとは到底思えませんでした。

    それと4070 ベンタス x3 OC モデルに
    VRM冷却部分の圧着が足りず、VRMが高熱になる設計の欠陥がある様で
    海外で記事になっており日本でも取り上げているサイトさんがあります。

    元海外記事にモデル名の記載はありませんが圧着の甘さを示す動画が掲載されており
    映った製品がベンタス x3 OCの側面デザインであろうと判別出来ます。

    ただ4070製品自体の問題なのかまでの他社モデルを使った検証はされておらず
    該当製品の欠陥としての情報だけでした。

    価格に目を瞑り我慢して急いで手に取ったりしていたらと考えたら
    購入を断念して本当に良かったと安堵しました。

    • どのAIBも何かしら「やらかし案件」があるものですが、Ventusを作っている微星(MSI)はRTX 3000シリーズから劣化が目立つ傾向です。

      たとえば、今回のベンチマークで使っているMSI RTX 3080 Ventus OC 3Xも、そうしたやらかし案件のひとつです。グラフェンバックプレートと言いながら、実態は割れやすいタダのプラスチック。現行モデル(V2)は金属プレートに置き換わっています。

      よって、その問題が指摘されてる4070 Ventusも、改良版(V2モデル)があとから出るんでしょうね。(V1モデルを買った人を完全に人柱にしている感が・・・有料ベータテスターかな?)

      • ベンタスは新製品出た特には最も注意しないといけない製品ですね。
        もう一つのベンタス 2ファンモデルの方も何かしら欠陥があるのではと疑ってしまいます。
        決して安くはない価格で買った商品でやらかし被害者になるのは悲しすぎます…。

  • ホビーユースレベルでAIぶん回すつもりなら悪くない選択肢ではあると思う
    ガンガン学習かけるならワッパの差がダイレクトに響いてくるから1年もせずに元取れるだろうし
    問題はその理論だともっといい選択肢になる4070Tiがいることだが

  • この様子だと4060とtiもなんかショボそうですね
    GDDR6X版の3060の噂も出てるし
    後の4000番台は早くも消化試合の雰囲気になってる

  • そもそも70番台が10万するって事実に驚愕する
    毎回上位クラスを買ってた自分が言うのもなんだけど、大多数の人が満足してお金を出せるのって2060~2070ぐらいの4~6万ぐらいだと思うんだよね
    3000シリーズだって性能アップで満足できるのは3060ti以上だし価格が高騰しすぎてる
    そりゃ(マイニングとかの需要先取りはあったにせよ)グラボも売れなくなるしデスクトップ市場も縮小しますわ
    今更RTコア削ったりしてコスト削減できないんだろうけどGTXみたいなの出ないと一部のPCオタク以外に見向きもされなくなって先行きは暗いよね

    • >70番台が10万する
      性能と価格で見た場合は妥当なんですがよね。
      つまり、性能が上がりすぎて高くなっているだけ
      1080tiが当時10〜12万ぐらいで4Kでゲームがするならってレベルで画質落としたり、SLI組んで調整頑張れば60Hzできるって感じが
      4070なら10万で最高画質設定で4K60を安定して出せるわけで、コスパ(価格性能)的には3倍ぐらい良くなってるんです。
      ただ、必要な性能を超えているから無駄に高いって感じてるだけだとおもいます。
      例えると、1000番代の時代はフルHD基準
      4000番台の今は4K基準になってるからだと思いますね。
      車で例えたら排気量上げてハイパワーを売りにしていた時代から、排気量下げて燃費優先に切り替わったみたいに、グラボも巨大化性能アップから小型化効率化になると思いますよ。

      • > 性能と価格で見た場合は妥当なんですがよね。

        回転寿司で満足している人たちに、銀座の一等地で修行してきた大将の握る寿司だから、一人3万円でも妥当だよねっていって納得できると思う?誰もそんなもん求めてないから、妥当だとかいう以前なのよ。

        なのに、そんなもんばっかり売りに出されて(回転寿司レベルの)選択肢すらない現状を嘆いているわけ。

      • 残念ながら高くても性能向上してれば納得って層は少数なんですよね
        CPUがここ最近順当に進化していてローエンドからミドル帯のボリュームゾーンが充実してるのと比べてグラボは性能がよければ高くてもいいって傾向が強すぎる

    • > そもそも70番台が10万するって事実に驚愕する

      型番だけ見て価格も考慮せず「前世代の同じ型番モデルに比べて性能アップ」とか「前世代の××と同じ性能がこの型番で」という、子供だましな議論をするインフルエンサーが蔓延してしまった弊害だね。この論法は値上げを正当化する口実として使われている。

      我々ユーザーからすれば、出せる金額は最初から決まっているわけで。その金額の範囲内でどれだけ性能向上したかこそが大事なのに、そこはずっと無視されてきた。ぶっちゃけ大多数のユーザーにとってみれば、「1~5万円で買える性能がどれだけアップしているか」にしか興味ない。なのにnVIDIAが出してくるのは10万以上の価格帯ばっかり。

      メーカーとインフルエンサーが結託して市場を衰退させているってことに、彼ら自身が気づいてないのは笑っちゃうね。

      • 今も高望みしなきゃRX6600やRTX3060で大半のゲームは動くのに、わざわざ新商品の記事で文句垂れて市場が衰退するだの言う事こそ必要以上の数字を求めるインフルエンサーに毒され過ぎでは?
        元々70番台なんて一部の人向けの嗜好品で、大半の人は最新型である必要も無いし
        グラボに出すのは○万までと思うなら淡々と合うのを使えばいいのに、それが出来ないのはNVIDIAではなく貴方の問題でしょう

        • > 今も高望みしなきゃRX6600やRTX3060で大半のゲームは動くのに、

          > 元々70番台なんて一部の人向けの嗜好品で、大半の人は最新型である必要も無いしグラボに出すのは○万までと思うなら淡々と合うのを使えばいい

          ↑ごめん。ちょっと何言いたいのかわからない。その論法だと、ミドルローでの性能向上はもう不要だから求めるなってこと?

          市場には十分な旧製品が投入されているんだから、新製品は使わずに旧型を使えと消費者に説明することが、市場を活性化させるの?それで最大のボリュームゾーンであるミドルロー層からの新規顧客は開拓されるの?あなたの論法だと、既存の製品で満足している人たちで市場が飽和して終わるんじゃない?

          4000番台は(超ハイエンドの4090を除き)、
          ・3000番台を持っている人にとっては買い換えるほどの魅力を持っていない
          ・完全ご新規の人にとっては、あえて旧型を選ぶよりは選択肢としていいかもしれない
          が現状。しかし、その完全ご新規サマへの選択肢が10万円から上しか用意されてない。これでは新規参入者は決して増えない。

          市場全体がハイエンド層しか相手にしなくなって、70番台無印ですら10万円を超えるようになってしまって、そんな市場に未来はあるのか、それを聞きたいの。3060使えはいいけど、AIなんかの新技術や今後出てくる新作ソフトやVRソフトなんかに、古い3060でいつまでついていけるのか、そういうのが気になるの。

          一般論として、多くの製造業でフラッグシップを開発する意味ってのは、それ自体を売ることじゃなくて、そこで得た技術をミドルロー製品に落とし込んで製品の底上げをしていくことにある。ハイエンドの技術はミドルローに落とし込まれてはじめて庶民の手に届き、その恩恵が受けられ、市場が活性化する。

          ところが今のグラボ業界は、ミドルローへのフィードバックをしなくなって、ハイエンド価格帯ばかり出している。そういうのを買ってくれるユーザーだけでやっていけるならそれでもいいとは思うけど、多分そうはならないよ。nVIDIAやAMDのやり方見てると、もうグラボ市場なんて相手にしてないんじゃないかって思えてくるけどね。

          市場とメーカーの乖離を広げ、市場の衰退を助長したいと思うなら「貧乏人は旧型使って満足してろ」ってロジックを堂々と公言すればいい。

          • > グラボがハイエンドばかりや全体的に高額になるとゲーム機に人が流れるよね

            同意。それが当然の流れですね。

            結局のところ、市場が求めるものは売れるけど、求めないものは売れない。価格との折り合いがつかなければ、いくら性能をウリにしたところで売れないという、それだけのこと。

            自作界隈で言うなら、SSDにおけるIntel Optaneがそうなったでしょ。性能は素晴らしい。今でも替えがきかない。けど高すぎた上に、その技術を落とし込んだミドルロー製品が出てこなかった結果、結局市場からは見向きもされずにポシャってしまった。後継機も出てこない。GPU業界もハイエンドでの性能競争ばっかりやってミドルローを疎かにしてると、そういう感じになると思う。

            売れるのは、消費者が出せる価格内で性能と折り合いのついた商品。メーカーが売ろうとしている価格が先行して、メーカーがその価格と性能に勝手な折り合いをつけたからといって、消費者にとっては魅力なんてない。

          • グラボがハイエンドばかりや全体的に高額になるとゲーム機に人が流れるよね
            PS5売ってないからってゲーミングPCが売れたようにグラボ高すぎて買えないからゲーム機でいいやとなる

      • 10万円以下の最新世代グラボですが、実はNVIDIAだけでなく、ライバルのAMDも完全に手抜きなんですよね。RX 7800 XTやRX 7700 XTがいつになったら出てくるのか。RTX 4000シリーズの方が先に上から下まで揃ってしまいそうな勢いです。

        なお、Intel Arcさんはドライバまわりの改善に期待ですかね。2~5万円の価格帯で唯一AV1エンコード対応モデルを出しているし、第3勢力として期待したい気持ち。

        • AMDはインテルやnVIDIAに比べて、明らかに事業規模が小さいですし、半導体工場も外部に頼るしかないので、すべてのレンジで製品を提供するのって難しいと思うのです。どうしてもハイエンドで競争して、自社の技術力をアピールしつつ認知度を高めるところからスタートしないといけません(いわゆるブランドイメージの植え付け)。なので、ミドルローが出遅れてしまうのは仕方ないんじゃないかなと思って見ております。実際、CPUもGPUもミドルローは疎かになっている感じが凄いです。(CPUでいえばインテルは12世代の使い回しで余裕こいているし、GPUでもnVIDIAは3060で余裕こいてる)

          問題はnVIDIAが一強独占状態にあぐらをかき始めてしまった感があるところ。それと、多分AMD潰しなんでしょうけど、ハイエンドで物量と技術力とAI性能を見せつける製品ばかりを市場に出し始めてしまったところ。今やっているのはマーケティング無視のブランド戦争って感じです。

          そういう意味では、GPUのミドルローをインテルさんに期待したいという思いは私も持っていましたが・・・なんか撤退しそうな気配ですよね。競争のない世界ってのはこうなっちゃうんだなあと思って見ております。

      • 一般層からしたらグラボは3万が限界やね
        ヘビーゲーマーでも6万まで
        10万買う奴は動画投稿者かバカだけ

          • まあすぐ他人を馬鹿にするような米した最初の奴が悪いよ

          • すぐに””貧乏人””とか言う人って
            お里が知れるよね
            品性が問われると思う

          • 10万以上って大半の人はエンスージアストの域に入るぞ
            誰もが貴方みたいにPC好事家という訳では無い

          • > 10万も出せないのは貧乏人だけだろ…

            1年程度で陳腐化するってわかっていながら、ゲームにしか使えないようなものに10万も投入できちゃう人は、金銭感覚が欠如してると思う。

  • ただの誤植だとは思うんですが、
    NVEncの項目の話なのですが、x264形式って何ですか?
    x264はH.264(AVC)のエンコーダであって、決して形式ではないのですが、
    グラフにあるx264はNVEncのH.264(AVC)のデータでなく、x264でソフトウェアエンコードした結果なのですか?

    • ご指摘ありがとうございます。
      rigayaさんのブログを読み直して、やっと自分の勘違いが分かってきました。
      ・x264やNVEnc、VCEがエンコードを行うソフト的なモノ
      ・h264、hevc、av1はコーデック(いわゆる形式)
      だから、x264と書くと「NVEncじゃないの?」となるわけですね・・・。ひとまず該当の部分だけ修正しました。

      > グラフにあるx264はNVEncのH.264(AVC)のデータでなく、x264でソフトウェアエンコードした結果なのですか?

      グラフにあるデータはすべて「NVEncC」を使っています。Radeon側は「VCEEnc」です。x264はH264の誤表記にあたります。

      • RTX4090の記事を書いてた時は、H.264って書いていたので、どこでごっちゃになったんだろなぁって思ってました。

        いろいろと、知るきっかけになってよかったです。

  • 4070はAIイラスト界隈で評価が高く、その理由の一つに40XX系のグラボはPyTorch2で本領発揮するというのがあります。
    4070使ってるのにPyTorch2入れてない人というのは考えにくいんですが、ベンチ界隈まではその情報が行きわたってないようでweb ui入れただけのpyTorch1環境の比較ばかりなので、可能であればpyTorch2環境でのグラフも見てみたいです。

    • 割りと重要なことを書き忘れていました。
      今回のレビューに掲載しているデータは、Pytorch 2.x以降 & xformersを0.0.17.x以降にリビルドしたWeb UIを使い、Windows 11のGPUハードウェア支援を切った状態でテストしました。
      いわゆるRTX 4000に最適化された環境です。cuDNNも8.8.0に置き換え済みです。

  • 結局10万ちょいするならあと少し足して4070Ti買うよね
    来月半ば位には値下げしてるだろうし今すぐ買う必要はないかな
    もうグラボはハイエンドオンリーになる傾向でミドル以下はお役御免になりそう
    ところで4070に16GB版出るって噂は嘘?

    • 価格COMの売り上げランクは純粋な売り上げじゃなくて、
      閲覧数プラス掲載店舗の一部店舗のアフィリエイト実績だったが、
      今は違うの?

    • ですね。
      こういうふうに他製品と比較するレビューだとイマイチな評価になっても、結局これから買う新規さんにとって、今更同じような値段でRTX 3080や6800 XTは欲しくない・・・です。

  • 4Kとかで遊ぶなら4070Ti以上とかにすりゃいいだけでしょ
    4Kに興味がなけりゃ4070でもいいのでは?
    3070Ti以下からの乗り換えなら十分魅力的だと思うけど・・・
    でもこの調子なら50xx版も期待できないだろうなぁ(5090、5080は別)

    • 4070Tiは4K性能では失速しますよ。理由はメモリのバス幅が192bitで制限されているから(4Kで性能発揮するには256bitが必要)。なので、WQHDまでは凄い性能出せるけど、4K向きとは言いがたい。軽く10万超えるグラボでそりゃねえだろと。

      nVIDIAは4Kゲーミングしたいなら80番台以上を買え(=20万以上払え)と、買い手に迫っているのです。

  • 新規でそこそこ予算用意してる人向けGPUかね
    はじめて買ったグラボ1070だったけど980とかと性能やら値段やら見比べてすげーって驚嘆してた思い出
    でもまさか70番台の値段がこんなに吊り上がるとはなあ

  • 4000シリーズはモバイルむけのほうが恩恵多いんじゃねーかな?

    ワッパが重要になるし
    4000シリーズのモバイル向けもレビューしてほしいw
    金がどんどん消えるが

  • > 性能と価格で見た場合は妥当なんですがよね。

    その性能をどれだけのユーザーが必要としているかって観点が根本的に抜けてるから、そういうエクストリーム擁護みたいな論理展開になる。

    サーキットでしか性能出せない高級スポーツカーを、素晴らしい性能だから1000万でも仕方ないって礼賛するようなもん。アパートかマンションか中古の一軒家くらいでいいって人たちに、新築とタワマンと豪邸しか紹介しない不動産屋なんて嫌われるでしょ。妥当だとか言う以前に、検討対象にもならないんだよ。

  • 40シリーズなんだかんだで売れていますからね。
    買う人は買うのでしょう。きっちりSteam使用率にでていますからね
    値段高い、4090より性能落ちすぎ買う価値無いと言われている4080ですら
    RX7900シリーズより売れていますからね。

  • OBSに関してですが、ゲーム+配信+更に別画質設定でPCストレージに録画を同時に行った時の、NVEncエンコーダー数の差による影響はどうなのでしょうか。

    気になるので違いがありそうなら検証してみていただきたいです。

    • 別画質設定⟵配信をAV1、録画をHEVCまたはH.264に設定する、ビットレートを違う値に設定するなど

  • 新規でBTOパソコン買おうと思ってる自分みたいなのは4070tiと価格差がそれなりにあるから検討候補に入りそうですが一度買うと数年先も使うことを考えるとより迷ってしまいます…

    • やかもち先生も含めて微妙だなって言ってるのはすでにパソコン持っててアップグレードしようか、って層だから
      一から買うならワッパも現実的でVRAM12GBも積んでる4070はいいグラボだよ
      機械学習とかVRとかいろいろやってみたいってときに現行標準モデルの3060より2ランクは上の性能なのは安心感があると思う

      • > 機械学習とかVRとかいろいろやってみたいってときに現行標準モデルの3060より2ランクは上の性能なのは安心感があると思う

        ものは考えようだと思うのだけど・・・現行標準ってことは多くの人がその性能で満足しているわけだよ。そこから更に5万円以上も追加して、それで得られる付加価値が、その人がやるかどうかもわからない機械学習とか、更なる投資が数万円は必要になるVR性能ってのは、本当に魅力的なのかい?自分ならそこに5万円も出す気にはなれませんわ。

        あと、3060も12GB。メモリバスも192bitで同じだよ。

        • 3060tiや3070が盛り上がったのだって2080(11万)2080ti(14万)したグラボと同等の性能が6万や7万で買えるってことだったからゲーマーがこぞって称賛したんだしね
          性能も価格も前世代の一つ上のモデルと同等はさすがに意味がわからない

        • > 価格は倍だがな…

          ナイスツッコミ。ほんとそれよ。その対価を支払って、ちゃんとその差額分を使いこなせるのか、その恩恵に与れるのか、よく考えようね。

          機械学習にしてもVRにしても、まだ十分に普及していない、その人が使うかもわからない性能で誘惑するのは無責任でしょ。すぐ使い始める予定があるならいいと思うけど、「いつか使ってみたい」「数年先に使うかもしれない」なんて感覚なら絶対やめた方がいい。1年後に使い始めようと思っても、そのときにはもっと良いモデルが安く出ている世界なんだから。

          • 3070と同じ性能が3060と同じ値段なら意味があるけど、
            3070と同じ性能が3070と同じ値段だから、
            それなら値崩れした3070でええやんてことなんだよなぁ

  • この前もイーロン・マスクが数十億円単位のGPUをお買い上げしたそうだし、今やAI需要で業務用GPUが売れまくり、株価も爆上げ
    はたして今後、NVIDIAが個人用GPUに力を入れてくれるかどうか

  • FHD~WQHDなら3060Ti~3070Tiで十分なような・・・
    それなら4070いらないんじゃね?4000番すっ飛ばして5000番待った方が幸せになれるでしょ

  • 30シリーズが超高騰してた時もゲーム用途に買いましたって人そこそこいたからな…
    新規勢は今までのグラボの価格性能推移を直に見てきてないから、グラボを買ってもあまり損した気分にならないのかもしれない

  • 4070tiが最安実質10万円代後半で買えるのに4070を選ぶ人はサイズ的な制約のあるケースを使ってる人くらいでしょうね

  • 8pin×1で基本オーケー、GDDR6Xなのに2スロモデルやデュアルファンモデルが結構あると3070や3070Tiと比べると格段に進化してるんだけど、値段も進化しすぎなんよ
    6万台とかで売れれば神だけどご祝儀はげても8万台だもんなあ

    • 3070時より為替レート1.3倍がもろに掛かってますね・・・
      一時の1ドル145円よりはマシですが、なかなか1ドル 130円から下がってくれないから、よりミドルクラス以下のショボい割にはお高い感が強まってますね。

      更にVRAM帯域もそうですが 12GBの容量も2023年現在では不足するケースも考えられるほどと、次世代品の10万円の割にすでに余裕があまりない感じも。

      とはいえ4090や4080や4070tiを除いて考えると、これ一択かも。
      VRAM欲しさで3090、もしくは7900Xか7800XT待ちもあるが。

  • nVIDIAの論理は
    ①俺たちはこの値段(10万~20万円以上)でモノを売りたい
    ②その値段に見合った性能はこれくらい
    って感じ。メーカーの売りたい価格設定が先にあって、それ以下の価格帯なんて出してたまるかって印象。

    買い手の論理は
    ①俺たちはこの値段(5~6万円以下、できれば3万以下)でモノが買いたい
    ②その値段での性能向上を最大化してくれ
    って感じ。出せる予算に上限があって、「その中で一番いいものを買いたい」という当然の話。

    ①の価格設定と購入予算に絶望的なまでの差がある現状、メーカーと消費者との折り合いはつけようがないよね。これを買うのはゲームに生活捧げてるような人種か、インフルエンサーか動画投稿主か・・・。nVIDIAも高い製品を買わせたくて仕方ないから、安い製品で魅力のあるラインナップを意図的に開発していない感が満載なのに、そんなハイエンドグラボを一部の人たちが礼賛しまくっているって様子に見える。

    このグラボ高騰について行ける人とついて行けない人の分断は激しいと思うけど、圧倒的多数はついて行けない人だろうね。ついて行ける人は頑張るといいよ。

    • >nVIDIAの論理はってのは違うかなっておもいます。

      結論的には、日本の経済成長が停滞しているがアメリカは順調に経済成長していて、経済格差で最近のグラボ高すぎって話になってる印象です。

      元々、実質賃金(単純な賃金ではなく物価差を加味した賃金)で日本を100としたらアメリカは140近いので、極論的に日本の1.4倍金があるのでそもそも収入に対するグラボの金額が違う。
      アメリカ収入の中央値5.2万ドル、日本の収入中央値430万(1ドル130円換算で3.3万ドル)と1.5倍程度年収に差がある。
      収入に対するグラボの比率(599ドル÷5.2万ドル)1.15%
      3.3万ドルで1.15%は380ドル相当
      つまり、今のアメリカ基準では自分達が思う70番台が6万前後の感覚と一致するわけで、この値段にするために性能を決めてるのではなく、経済成長の差で同一価格帯のはずがいつの間にか高級品になってるって言う結論です。

      まあ、実際問題高くなりすぎなのは認めざるを得ないですし、為替などの影響とかも考慮は必要ですが(^_^;)

      以下、数値データ
      17年の1070は379ドル(4.5〜6万)
      (1ドル110円に対して実質145円)
      19年の2070は449ドル(6〜7.5万)
      (1ドル110円に対して実質144円)
      21年の3070は499ドル(7〜8.5万)
      (1ドル110円に対して実質150円)
      23年の4070は599ドル(10万)
      (1ドル135円に対して実質167円)
      値上げ率的には6年で1.58倍(毎年1.07倍(7%)値上げ)
      一般的に社会全体で年2〜3%のインフレ(値上げ)が経済成長に適しているので、7%の値上げ自体は若干高いが、異常な値では無い。
      企業の成長戦略(次世代技術の開発費の捻出)的には不思議ではないが、競合がいないから強気である事は否定出来ない。

      • 年2%もインフレしたらハイパーインフレで全滅だわ
        もしかしてGDPと経済成長を勘違いしてる?

        • インフレ率は前後1年間の消費者物価指数CPIの事で、日銀は物価が安定した状態を「2%」と定めている認識です。
          ここ数年の日本は0〜1%程度の上昇で世界全体では3%程度です。

          ハイパーインフレは3年間で累積100%以上の物価上昇認識です。
          年2%なら3年で6.12%なので当てはまりません。
          もし毎月2%上昇したなら3年で2倍(累積100%)になるのでハイパーインフレに該当します。

          これ以上は平行線になるので、ROMに戻ります。

          • もうROMに戻った人に返信しても仕方なんだろうけど。

            そこまで経済にお詳しいなら、当然内閣府が出してる経済財政白書も知ってるよね。その中に企業収益と賃金の相関を示した図がある。厚労省の労働経済白書にも同様の図がある。(残念ながらネットではデータが見つからなかったので、山家悠紀夫という元第一勧銀総合研究所の専務理事が執筆した書籍を参考にしてます)

            それを見ればわかるのだけど、日本経済の仕組みは1990年以降はっきり変わってしまっており、1990年までは企業が利益を出せば出すほど、それが賃金となって労働者に還元されていた。つまり経常利益と賃金には正の相関があった。

            しかし、1990年以降ではこの相関がまったくなくなり、2000年以降では企業の経常利益が200%近くになっても、労働者の賃金は95~100%程度に抑え込まれた。つまり、企業は前年比で倍の儲けを出しても、労働者の賃金は削られる世の中になった。その結果は、「収入は増えないのに物価は上がった」という世間の共通認識が示している通り。

            この原因を山家氏は、自民党政権(特に清和会)が推進してきた「構造改革」であると断罪してる。構造改革を実行してきたのは概ね橋本政権から小泉政権、安倍政権の出来事であり、その直後に麻生政権とリーマンショックがやってくる。その内容は
            ・競争社会を激化させ、日本が従来推し進めてきた終身雇用的なものなど捨てる
            ・政府は市場まかせにする(=弱肉強食を見て見ぬフリするけど、オトモダチだけは優遇する)
            ・公務員は減らす(激務化し、現在優秀な人材は公務員になりたがらなくなった)
            ・税金を搾り取る(所得税課税の対象下限を下げる・消費税を導入し順次増やす)
            ・派遣労働を自由化(竹中がやっていたあれ)
            ・当時噴出していた不良債権を救うための金融システム改造(公金投入して企業を救う)
            等々。世間ではこれを「新自由主義」とか呼んでいる。その実体は、修正された自由主義を捨て去って、先祖返りしただけの弱肉強食社会なんだけど。

            これ見ればわかるでしょ。日本って国がどういう風に変わってきたのか。そして、この構造改革ってやつを誰よりも熱望していたのが、大企業(経済界)とアメリカだったわけだ。

            そんな大企業とアメリカが今現在何を望んでいるかっていえば、円安なんよ。ここ30年で、日本とアメリカには明確な経済格差が出来たのは、貴殿が指摘している通り。そしたら、アメリカは日本から安くモノを買いたい。日本の企業はアメリカにモノを売りさばきたい。利害は一致する。その煽りを食うのって、結局は労働者なの。日本って国は、国民の労働を他国に安く売りさばく国に成り下がった。その自覚あるかな?それで儲けるのは経営者と政治家だけというね。(これは余談だけど、リーマンショックでアメリカ経済がガタガタになった頃には円高が進行している。理由はお察し)

            円安による値上げ容認論を私が看過できない(見るたびにウンザリする)のは、国民の購買力を犠牲にして、それで儲けを出しているのは(経済的優位に立っている)アメリカと、そこにモノを売りさばきたい経営者だけだからだよ。労働していてモノを買いたい我々に、そのロジックは何を与えてくれるの?諦めて、労働力を安く買いたたかれている(ゆえに買いたいものも買えない)この状況を甘受しろと?そこを答えて欲しい。

            というわけで、そういうご高説は甘い汁を吸っている企業や政府のお偉いさんにでもしてやってくれ。被害者に、お前は弱者だから被害を受けてる諦めろと諭すのは、暴力に近い。

      • アメリカが大不況だからiPhone大幅減産したりインテル大爆死したり4000シリーズも製造中断してるんだが?

      • また円安ロジックでの売り手を擁護?末端の買い手(=労働者)にとって、そんなものは関係ないの。

        nVIDIAの論理で不正確だと思うなら「市場の論理」でもいいよ。「メーカーと貿易摩擦と通貨と商社と小売店の複合論理」とでも言えば満足なの?そんなことを消費者はいちいち気にしてモノを買ってる?

        円安で得をするのは富裕層と政治家、損をするのは労働者。なんでそのロジックを、損をしている消費者(=労働者)に説いてるのか、訳わからん。真面目で勤勉で我慢強い、日本人らしいロジック万歳。

        搾取されつづけていたいなら、そうやって一生懸命売り手の論理を説けばいいよ。買えない貧乏人が悪いって。

  • ご祝儀2万、為替1万として適正価格7万くらいのグラボとしてならなら悪くないんじゃないかと思った。

    • 3070の初期価格が7万だったんだから、後継となる4070だってそのくらい価格でなければあかんよね。

      現状、大雑把にいえば3080と同程度の性能を持つ4070が、3080の初期価格と同じくらいで出てきているわけで・・・世代交代の意味なんてほとんどないわな。結局、同じ値段で手に入る性能は同じっていうんじゃ、進化してないじゃんとしか言いようがない。

  • 10万円ポンと出せるお大尽は好きにすればいいが、多数派はグラボに5万円がせいぜいのところ。
    4060待ちだね。NVIDIA のことだから4060は思い切りスペック下げて「これなら4070じゃないと意味ない」と思わせそうだけど。

  • 3060Ti(GDDR6X版)使ってるけど、所詮FHD×2画面しか使わないから今のまんまでいいかな。WQHDなら4070Tiの方が良いんだろうし、4060が3060Tiより良さそうなら買い替えるだろうけど

  • いつも参考になる記事ありがとうございます!

    FF14のベンチが不適切な理由が明示されてないようなのですが、これは「中盤以降に極端に跳ね上がる」って点が該当するのでしょうか。
    タルコフやVRChatはベージュの背景で補足されていたのですが、FF14ベンチはそうなっていなかったので、なにかほかの理由があるのかなと疑問に思いまして。
    (最適化の具合がチップの世代やGeForce/RADEONで違うすぎるとか)

  • ジャパネットのセールで3万円引き、更に今ならお持ちの古いグラボを1万円で下取りさせて頂きます!!

    とかやってくんねーかなぁ…。

  • 1万円引きで売っていたので4070買いました。紹介記事ありがとうございます。
    1070Ti(7万円)からの買い換え、ゲームはWQHD、AI学習利用も50%ありで、一番合っていると思いました。

  • こいつの問題点は「2年前に同金額で買えた程度の品物に一部性能で負けてる」この一言につきる

    さらに+1万円弱で一気に性能があがる4070tiに手が届き
    AI遊びをするにしても数万円下に速度以外は同等の3060が健在

    とはいえ新規で買うなら気にならないんだよね
    特に性能分の値段が調整されたBTOユーザーなら尚更ね

    10世代から20世代にかわったときもそうだったでしょ
    価格性能比が前世代未満、まだ使い物にならないニートコア搭載、値段が逆にあがる10世代
    そんな酷い状態の20世代のアッパーミドル以下も再評価がすすんできた
    4070もその再来になるんじゃないかね

    • みんな忘れてるけど3060も出た当初は60番台なのに5万超え、しかも性能は2070にすら届いてない、12GBのVRAMなんて何に使うんだよってここも含めてめっちゃ叩いてたんだよな(当時はAIがここまで普及してなくてVRAMの重要性が薄かった)

      全方位に優等生な性能ではあるから価格が落ちてきたら評価が逆転してる可能性は十分にあると思うよ

      • 誰も忘れてないよ。むしろ、5万という実売価格を切れるかどうかが消費者にとっての選択分岐点になっていることを、如実に示しているだけ。3060は5万円を切ったことで、ユーザーにとっての極めて有力な選択肢になり得たって話。

        4070が叩かれてるのだって、価格と釣り合わない性能(=2年前の同価格と同じ性能=2年間の進化がワッパのみ)ってことでしょ。この性能で達成される用途(FHD~WQHD)に十分な性能を持っていることはわかっているけど、だったら半額以下(5万円以下)の3060でいいって話になっている。メモリも12GBで同じだし。

        もし4070が5万円切ってくれるなら、それは神グラボだよ。製品の評価は市場価格抜きにしては語れないという当然の話。

        • 横からで申し訳ないけど流石に3060(Tiでも)でWQHDは苦しい場面もあるので3060で十分かって言うとちょっと違うかな
          WQHDゲーミングって見れば間違いなく進化しているので、それ目当てに買うのであればアリだと思う
          FHDや画質を落とす前提のWQHDなら大丈夫だとは思う

          • > 流石に3060(Tiでも)でWQHDは苦しい場面もあるので

            ん~・・・この辺は人それぞれ見方が違うと思うのだけど、3060無印でもWQHDで最低60FPSは十分狙える。(やかもちさんのベンチマーク記事にもある)これは、普通にゲームして楽しむだけのライトユーザー層には十分だと判断してる。

            5万円という価格を目安に考える層は、そういうライトユーザー層でしょ。他人に抜きんでることではなくて、ストレスを感じないかがポイントのはず。WQHDで144FPS以上なんていうガチ性能を求めないと思うんだよね。普通に遊べればいいじゃんっていう感覚だと思うから、個人的には3060でWQHDは十分な性能に見える。

            というか、そこに更なる5万円を追加してグラボに10万出せる層は、目指すところが変わってくる。この人たちはそれなりのガチ勢。彼らにとって、それで得られる性能が本記事にあるようにWQHD100~140FPS程度っていうなら、やっぱり魅力はないでしょ。だったらあと1万追加して、70Tiに行くんじゃないかな。

            敢えて言えば、ライトユーザー層であっても、既にWQHDのゲーミングモニターを持っている人にならいいのかもしれないね。(予算を気にする層は、電源やモニターなんかの周辺機器の買い換えも含めて考えないといけない)

            FHDに限ってみても、3060が狙えるのは100FPSくらいだし、これだってガチ勢性能とは言いがたい。WQHDでもFHDでも、最低60FPSはクリアできますってくらいなんだから、似たようなもんじゃないのかな。でも、これで満足できる層は多いと思うし、それで十分幸せになれると思う。

            予算に応じて購入層は変わり、購入層によって求める性能も変わる。そこを踏まえれば、3060でWQHDは十分遊べる。やっぱり5万円切りは正義だよ。

  • PCの事全然詳しくないので変なこと聞いてるかもしれませんがグラボで悩んでるのでいましてNvidia Geforce 2070 Superを使用率40%ぐらいで使っているのですが消費電力を上げずに性能をそのままか上げたいのですが4070を使えば性能を向上させつつ消費電力を抑えることは可能でしょうか?

  • 1660superとか使ってて電源が550Wの人が買うならアリ….

    いや高いか…(せめて最初から8万切ってればアリだった

  • 1660Sから4070へ買い換えました。3080や4070Tiと迷いましたが、BTOPCで電源(750W)もケースもあまり良いものではないので、ワッパを取ってこちらにしました。
    用途はゲームと動画エンコードですが、大抵のゲームは4K最高設定でAV1エンコードかけても処理落ちは全くなく、画質も申し分ないです。
    高圧縮でファイルサイズが小さいのも助かります。
    ただ、やはりベンチマークソフト等では思ったほどスコアが伸びないのでコスパが悪く感じられます。
    まぁ、そこは世界事情的に致し方ない部分もあると思いますが、少なくともゲーム用途のみの方には選択肢に入れる必要無いと私も思います。
    個人的な意見ですが、4kで低遅延配信ができるプラットフォームがあればまた評価が違ったかと思います。

    • 実際のところコスパが悪くお勧めできないということですね
      コスパはいったん置いておいてこの4070でしたら2070Superより消費電力は下がるのでしょうか?
      家庭の都合により本体値段より消費電力を重視したいのでわかる方がいれば教えてくださると幸いです。

      • 横からだけど、4070は本体価格を気にしないなら電力周りは最近のGeforceにしてはかなり優秀なので、同じ環境なら2070Sよりも電力は下がるんじゃないかと思う。ちょっと低電圧化してやればフルロードでも180Wとかになりそうだけど、どこまで落とせるかは個体差かも。

        • 回答ありがとうございます。
          消費電力高くなると家族に怒られるので自分の自由に使える金額の範囲内なら高くなっても平気なのでちょっと消費電力について聞いてみたかったんです。
          本当にありがとうございます。

          • 一番上の表のTDPがメーカー公証の消費電力の大きさだね
            220→200と少しだけ使う電気の量が減ってるよ

            ただし電気を送るケーブルが同じものかわからないし物理的にケースに入るかもわからない
            全体的にイマイチ感漂う4070でなく4070tiにして設定いじって低電力モードにする選択肢もある
            このランクに買い替えると今のCPUがボトルネックになって本来の性能が出せない可能性もある
            なのでもう少し落ち着いて考えた方が良いよ

          • 上の1660Sから買い換えた者ですが、参考になるか分かりませんが、原神をグラフィック設定を全て最高にしてOBSで最高品質で4k配信してみましたが、メニュー画面では60~90W、フィールドでは140~160W、戦闘中は140W~190Wってところですね。最近は電気代も馬鹿にならないですよね。

  • 今月下旬にGIGABYTEから長さ261mm、幅126mm、高さ50mmの4070Tiが出るんでほぼほぼ2スロの4070と同じくらいだからITXで使ってる自分はそちらを買うことにするわ

    • GIGABYTEはいいメーカーだよね。ちゃんとした設計をしてくれている。代理店はアレだけど。(たしか3連ファンの中央だけを逆回転にするとか始めたのもこのメーカー)

      対してMSIは・・・やめとけとしか言いようがない。まともな設計をしてないせいか、冷えない&うるさいを覚悟しておく必要がある。上の方でやかもちさんが4月18日にコメントされている内容とかを、よく見ておいた方がいい。

  • 海外でも4070は販売不振でnvidiaが50ドル返金交渉をAIBと始めてるみたいですね
    もうちょっと待ったらとりあえずいくらかは値下げされるかもしれない

  • 3060からグレードアップしてWQHDゲーミング用途に考えてたけど、さすがに価格がネックすぎる…ちょっと待ったら値段下がりそうだが…

  • 4070 3連ファンの高いのが約11万、4070Ti 3連ファンの1番安いのが約12万・・・
    1万余計に出して4070Ti買った方がいいんじゃね?

  • 3070と3070tiはドングリの背比べだったけど
    4070と4070tiは無印とtiらしい明確な差が有るから
    価格差が近いと無印の方は選びたくないよね

  • VRCとか、その他人気タイトルのスコアが欲しかったので助かります。
    前世代持ってない側からすると、ある程度高いのは想像できていたので10万円の予算は準備できていたものの、この伸び幅ならもう少し貯めて70ti行った方が幸せになれる気がします。
    とはいえ実際には、消費電力やカードのサイズ、電源コネクタの事も含め70tiが単純な上位互換とは言えませんが。
    3月にあった16GBモデルの噂も含め、売れてないからとNVIDIAが4070Sとか作らないことを願うばかりです。

  • 毎シリーズ最高性能乗り換えてますみたいなことでなければ
    30xxユーザーは今世代スキップして来年の50xxに期待したほうがいいね…

    • 為替レート?なんちゃら税の諸々込み込みでRTX3070発売当時の145円あたりと仮定したら599ドル→86855円。
      うーん、やっはりいらないなあ。
      4070tiがここまで下がってくれたら買いたいけど、4070は8万円代でも魅力を感じない性能なのはなぜだろう、、、

      • 3070が今発売されたら、今の為替では10万円超えですからね・・・
        8GBから12GBになっただけありがたい存在。円安は仕方なし。

        しかし4060Tiには16GB版があるという・・・

        4070Ti 12GBはもう数万円出して4080最安値クラスもとなるが、4070の場合はもうちょっと抑えて4060Ti 16GBもとなるやも。

  • 来月下旬発売(?)予定の4060Tiの大まかなスペックも情報出てますが酷いですね
    3070と同等と言われてるけど、GDDR6/8GB 128bitじゃなぁ・・・これで7万とかでも買わんよね・・・ほんと4000シリーズは買わない方が良いのかも

  • 海外では、RTX4070は酷評(噂)なので、4060TI下位のGPUがどう評価されるのか、怖くもあり楽しみでもあり、、、

    70系:12GB / 60系:8GB / 50系:6GBって
    VRAMがケチすぎるんよね?
    お手頃価格でAI使いたきゃ3060か2060かA2000の12GB持ってこいと言うこと?

    そう感じるのは、大容量キャッシュの凄さが理解できないからなのか、、、

  • 3080相当で、Tiと同じ12GBあるのは良い。
    599ドルというMSRP自体も、3080 10GBが699ドルだったことを考えると良い。

    しかし実勢価格が為替や流通の関係で悪い。

    現状見通しが悪く仕方がないのかもしれないが、価格がある程度関係なくなるハイエンドクラスはともかく、ミドルクラス以下は価格だけで酷評されるでしょうね。
    しかもまだ数年はマイナスに悪循環しそう。今はまだいいほう。

  • コイツか近日発売の4060tiだと
    電源変えなくてもイケそうで最新機能の恩恵にあずかれるのかな
    (現状GTX1080)

  • マザボにもよるのでは?
    pcic4.0 x16、pcic4.0 x8接続って
    pcie 3.0に刺すと数%は性能低下するんでしょ?
    もやもやしちゃうのでは?

    下位モデルは、前世代のPCIEにしてくれたらなぁと思わなくもないです。
    下位モデルのグラボは、GTXからの載せ替え需要も多そうだしね。

  • nvencエンコーダー2基と1基で性能があまり変わらないというならば、2基の時にはエンコーダーの性能をフルに使い切っていない(50%くらい?)ということではないでしょうか。
    タスクマネージャのVideo Encodeのグラフで見てみてはいかがでしょうか?

  • 最安値で比較すると3万円ほど差があるわけで70Tiとコストパフォーマンスを比較したら似たようなもんじゃない?

  • 自分の必要な性能なりをきちんと見極めてコレが妥当だというのなら他人の意見に惑わされず買えばいいと思うよ。
    今の4070はそういうラインの製品。

    自分からすると3080とか4070Tiはデカすぎるねん・・・。

    • 60シリーズからの買い替えとなるとこの大きさと消費電力が上限って感じですね。

  • 4060TiのVRAM周りを聞くに4000のミドル~ミドルハイ自体が外れなんじゃないかなぁと
    ちもろぐさんやコメントでは高評価の70Tiも本ページで酷評されている4Kゲーミングとしてみれば芳しくない感じですから同じ事だよね?という感じですし
    そう考えればワットパフォーマンスという差別化の効く70の方がまだマシなのかなとも思います
    3000世代を持っている70メインターゲット層はリフレッシュ版が出るのを待つか、スルーでも良いんじゃないかなぁ…

  • 値段にもよるだろうけど、4060Ti/16GBが7月に発売になるんで敢えて4070/12GBを買う人がいるとは思えない(4060/8GB、4060Ti/8GBなんて尚更買わんでしょw)。
    結局4000番台は、4090、4080、4070Ti、4060Ti/16GBしか実用に耐えれない。
    Aiや4Kガチゲーマーでもない限り現状維持で(いつ出るか分からんけど)5000番台出るまで様子見の方が良いと思うわ、まぁ5000番台も高額だと身も蓋もないんだけどね・・・4070(Ti、無印)のメモリ(とバス幅)増やさないのかなぁ

    • 4060Ti 16GBと4070 12GBでは、3070相当と3080相当と割と差が大きい。
      599ドルの4070は不人気そうで実売レベルは550ドルの9.2万円あたりまで価格下落が起きているようで、コスパ的にRTX4000の中では実は一番高くなってもいる。
      TDP200W 3080相当でDLSS3が欲しいなら、この円安下ではお買い得。

      TDP165W 3070相当な4060 Ti 16GBは499ドル 8.9万円、逆に下のクラスTDP 120W 3060Ti相当の4060の299ドル 5.3万円なので、このクラスではお得感は下がりどうしても16GBが欲しいのでなければ4070でしょう。
      16GB狙いなら倍の256bit、2.23倍のコアの4080が理想的でもあり。

      5000世代は同じくTSMCになりそうで製造原価は高いのは確定的で、かつクロックの飛躍は4000世代のようにはいかず増量しかなくよりお高くなるのは既定路線。
      またハイエンドが384bitに留まるならメモリも24~8GBのラインナップが基本のままでしょう。

    • ぶっちゃけ4070Tiも4Kとなるとバス幅で足を引っ張っちゃってる感じなので実際の所そっちも怪しかったりします、4,5万程度盛れば一気に4080に手が届いちゃいますし
      そういう意味ではAIイラスト専用の4060Ti16GB、値下げでコスパが改善傾向の4080、最高性能を求めるぜ!な4090以外微妙という、売れたけど色々大変だった3000とは別方向の黒歴史な世代だと思ってます
      4000世代は足元を見た価格設定とメモリ周りの雑さ加減なのでぶっちゃけDLSS3.0に期待するか、2000未満世代で不満を持ってるとかでもない限りは5000待ちで十分って感じですねぇ…
      (あまりの酷さで全然売れず在庫大量に積んでる感じなのでその5000が遠のきそうなのが最大のネック…)

      • 余計に5000が高くなりそうでもある状況ですね。
        ここ最近になって逆にAI向けは極端に不足しているようで高騰しているので、ゲーム向けをそちらにまわしはじめてそうな気はしますが。

  • 昨日YouTubeの生配信で4060Tiのベンチや実際のゲームプレイとかやってたけど、やっぱ8GBじゃ昨今の重ゲーは流石に無理だね。DSLL3使ってやっとだけど、使用無しでFHD以上だと現行の3060Tiより下ってのがなぁ(16GBも期待できそうにない)・・・バス幅128bitがこんなに足引っ張るとは、4070も大概だしやつぱ4070Ti以上じゃなきゃ使えないか4000番台は

  • ローカルのリソースで機械学習やりたくて、3080,4070,4070ti辺りのニューラルネットワークのスコア比較が英語記事含め全然無かったのでめちゃめちゃ参考になりました…!

  • 4070はすでに9万円を割っている機種もあるので、今なら結構よさそうですね。後は4060ti16gbの価格次第…現状70並の価格になりそうですけど…。

  • ひえっ…1060からの乗り換えでグラボのことを調べてたら、このサイトにたどり着いてしまった……なんだこの個人でDOS/Vパワレポみたいな規模の検証してる人は…たまげたなぁ
    【フルHDでゲーム最高画質60fps維持≧レイトレ性能そこそこ>AIイラスト用途>あわよくばDLSS対応】という目的用途では、自分にとって4060(+Ti)を超えて、70が購買候補になりました。
    とても、とても参考になりました。記事ありがとうございます

  • 値段が下がったのと60番台が不甲斐ないせいで再評価されてきてるの草
    今ならフルHD144fps狙うのに価格とTDPの低さ的に4070Tiよりちょうどいいぐらいなんじゃないか

  • GTX1080からの乗り換えで買いました
    MiniITXで組んでるので4070は性能に対して発熱が少ないのがいい感じですね
    3DMarkの点数も変える前から倍以上になりましたし

    PL80にして160W消費にしても4060Tiより3DMARKで点数出ますし

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