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WD80EAZZ(WD Blue 8TB)レビュー:安いのにHGST製でCMR方式のHDD

Western Digitalはしばしば消費者にとって厄介なHDDメーカーですが、2021年11月に発売された容量8 TBのHDD「WD80EAZZ」は珍しくユーザーフレンドリーなコスパの良いHDDです。

(おそらく)HGST製、安定した性能のCMR方式、容量8 TB・・・この条件で1.3~1.4万円は破格の安さかもしれません。

(公開:2022/3/22 | 更新:2022/3/22

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WD80EAZZの仕様とスペック

Western Digital / 容量 : 8 TB / 記録方式 : CMR / 回転数 : 5640 rpm / バッファ : 128 MB / 保証 : 2年 / 備考 : 製造元はHGST
WD80EAZZ
容量8 TB
表示容量:7.27 TB
方式CMR
フォームファクタ3.5 inch
インターフェイスSATA 3.0
転送速度185 MB/s
キャッシュ128 MB
RPM5640 rpm
消費電力6.2 W
製品保証2年間
参考価格
2022/03時点
13650 円

「WD80EAZZ」はWestern Digitalのコンシューマ向けHDD「WD Blue」シリーズの最大容量モデルです(2022/03時点)。

単なる大容量な8 TBモデルと思いきや、一部の仕様がアップグレードされています。普通の人はほとんど気に留めないスペックの差なので、一応かんたんに違いを解説します。

記録方式に「CMR」を採用

現在主流の記録方式は「SMR(瓦磁気記録)」と「CMR(従来型磁気記録)」の2種類です。

記録方式CMR
従来型磁気記録
SMR
瓦磁気記録
読み込み速度良い良い
書き込み速度良い普通
書き換え速度良い悪い
容量単価安いとても安い

CMRとSMRの違いをざっくりとまとめました。

CMR(従来型磁気記録)

CMRは従来型磁気記録方式と呼ばれ、SMRが登場する前から使われている古い技術です。小細工を一切せず、データをそのままディスク上に書き込み記録します。

SMR(瓦磁気記録)

SMRは瓦磁気記録方式と呼ばれ、HDDの低価格と大容量化に大いに貢献しています。一方で、瓦のようにデータを重ねて記録するため、いったん書き込んだデータをあとから書き換える動作に弱いです。

空き容量が少ない状態で容量の大きいファイルを上書きしたり、NASをリビルドするときに、瓦のように重ねたデータが仇となって異常なほど遅い性能に落ち込みます。

  • 「CMR」は割となんでも使える
  • 「SMR」はほぼデータ倉庫向け

CMRはSMRのデメリットがないので、SMRよりも対応できる用途が多いです。

どうせ安く大容量HDDを買うなら、SMR方式よりもCMR方式を選んだほうがコストパフォーマンスが良いのは言うまでも無いでしょう。

2022年3月時点、容量8 TBのCMR方式HDDとして、WD80EAZZはもっとも価格が安いです。さらに800円安いSeagate ST8000DM004はSMR方式なので、WD80EAZZのコスパの良さは圧倒的。

やかもち
WD Blue HDDは2~6 TBまでSMRなのに、8 TBだけCMRだから「目立ってお得」です。

WD80EAZZを開封レビュー

WD80EAZZをレビュー:パッケージ

ツクモ通販で購入しました。ツクモはやや過剰な梱包で送ってくれるので、HDDの梱包を気にする方はツクモで購入がおすすめです。

WD80EAZZをレビュー:パッケージ

パッケージデザインは低価格が売りのWD Blueらしく、とても簡素です。容量すらデザインから省略されており、開けてみるまでどの容量が入っているか判別できません。

WD80EAZZをレビュー:梱包

中身を引っ張り出すと、HDD本体は分厚いプチプチで梱包され、乾燥剤入りの帯電防止袋で密封されています。

筐体デザインに見る「HGST」の面影

WD80EAZZをレビュー:筐体のデザイン

WD80EAZZの筐体デザインです。WD Blue HDDを自分用に買うのは久々すぎて過去のデザインがどうだったか、まったく記憶にないのにも関わらず、どこかで見たような筐体デザインに思えます。

WD80EAZZをレビュー:HGST製の筐体デザイン

3年前に買ったHGST製のHDD「WD DC HC310(Ultrastar 7K6000)」と並べてみると、激しい既視感の正体が明らかに。どう見ても同じ筐体デザインに見えませんか・・・?

Western DigitalのサーバーグレードHDD「Ultrastar DC」は、高い信頼性で定評のあるHGSTの工場で製造されています。まったく同じ見た目のWD80EAZZも、おそらくHGSTで製造されているかもしれません。

やかもち
もちろんHGST製だと断定はできないですが、HGST筐体だとテンションが上がります。
WD80EAZZをレビュー:基板

底面のデザインはこの通り。キャッシュやコントローラが搭載された緑色の基板がむき出しです。

WD80EAZZをレビュー:基板

基板の拡大図です。基板が星型のネジで筐体に固定されています。

WD80EAZZをレビュー:筐体のデザイン

接続インターフェイスは「SATA 3.0(最大6 Gbps)」と、L字型のSATA電源コネクタの2つのみ。

WD80EAZZをレビュー:重量を測定

WD80EAZZの本体重量はスペックシートによると750 g(3%変動)ですが、実際にはかりに乗せると「700 g」でした。

ちなみに、まったく同じ見た目のWD DC HC310の重量は682 g(当時の測定)です。容量は2倍なのに重量はほぼ変化なし、プラッタの枚数が変わっていない可能性があります。

やかもち
HC310は4プラッタで容量4 TBだから、WD80EAZZは4~5プラッタで容量8 TBかもしれない。
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WD80EAZZの性能をベンチマーク

ちもろぐ:ベンチマークPC
ちもろぐ専用のベンチマークPC
  • CPU:Core i9 12900K(16コア / 24スレ)
  • クーラー:NZXT Kraken X63
  • グラボ:RTX 3070 8GB
  • メモリ:32 GB(DDR4-3200 / 2枚)
  • SSD:1 TBSamsung 970 EVO Plus
  • マザボ:TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4
  • 電源:1200 W(80 PLUS Platinum)
  • OS:Windows 11 Home
  • ドライバ:NVIDIA 511.79

ちもろぐベンチマーク機を使って、WD80EAZZの性能をテストします。

WD80EAZZをレビュー:Crystal Disk Info
  • インターフェース:Serial ATA
  • 対応転送モード:SATA/600
  • 対応規格:ACS-3 / ACS-3 Revision 5
  • 対応機能:S.M.A.R.T. , NCQ

「WD80EAZZ」の初期ステータスをCrystal Disk Infoでチェック。特に問題なし。

Crystak Disk Mark 8

「Crystak Disk Mark 8」は、日本どころか世界で一番有名と言っても過言ではない、定番のHDDベンチマークソフトです。性能の変化をチェックするため、「64 MiB」から「32 GiB」までテストします。

Crystal Disk Mark 8の結果※クリックで画像拡大します
WD80EAZZをレビュー:Crystal Disk Mark 8WD80EAZZをレビュー:Crystal Disk Mark 8
テストサイズ:64 MiB(MB/s)テストサイズ:1 GiB(MB/s)
WD80EAZZをレビュー:Crystal Disk Mark 8WD80EAZZをレビュー:Crystal Disk Mark 8
テストサイズ:8 GiB(MB/s)テストサイズ:32 GiB(MB/s)

テストサイズが「64 MiB」だと、128 MBのキャッシュに吸収されてSATA SSD並の読み込み性能です。書き込み速度はHDDらしく、遅いままです。

テストサイズを大きくすると、読み込み速度は220 MB/s前後で公称値の185 MB/sを軽くオーバー、書き込み速度はサイズが大きいほど高速化して210 MB/sに迫ります。

読み込みと書き込み速度、どちらも理想的な状態なら公称値を上回る良好なベンチマーク結果です。

ATTO Benchmark

WD80EAZZをレビュー:ATTO Benchmark

ATTO Disk Benchmarkは、512 B~64 MB(合計21パターン)のテストサイズでスループットを測定し、HDDの性能が安定しているかどうかを視覚的に示してくれるベンチマークソフトです。

ベンチマーク結果の評価が非常に分かりにくいので、表計算ソフトを使ってグラフ化して他のSSDと比較します。

WD80EAZZをレビュー:ATTO Benchmark

読み込み速度は230 MB/s前後で安定していますが、昨今のNVMe SSDと比較すると絶望的な遅さです。

WD80EAZZをレビュー:ATTO Benchmark

書き込み速度は210 MB/s前後でこちらもかなり安定しているものの、やはりNVMe SSDと比較すると絶望的です。

初心者もち
HDDと比較しないんですか・・・?
やかもち
ふだんHDDをレビューしてないから、1台も比較できるデータが無いです。

HD Tune Pro

HD Tune Proは有料のHDDベンチマークソフトです。HDDの容量全域に渡ってテストを実行して、HDDの性能変化を手軽に調べられます。

WD80EAZZをレビュー:HD Tune Pro

読み込み速度は平均161.6 MB/s、最大217.2 MB/s、最低90.5 MB/sです。HDDはディスク(円盤)状のプラッタにデータを記録するため、中心に行くほど速度が遅くなります。

アクセスタイムは15.8 ミリ秒で、普通のSATA HDDらしい遅い応答時間です。

WD80EAZZをレビュー:HD Tune Pro

書き込み速度は平均147.4 MB/s、最大206.5 MB/s、最低60.4 MB/sです。アクセスタイムは19.3 ミリ秒とかなり遅め。

ゲームのロード時間を比較

FF14:暁月のフィナーレ(ベンチマークモード)で、ゲームロード時間を測定します。ベンチマーク終了後に、ログファイルからロード時間を読み取ります。

WD80EAZZをレビュー:FF14のロード時間

言うまでもなく、SATA HDDのゲームロードはかなり遅いです。一般的なSATA SSDと比較して、2.5倍も長い時間がかかります。

特にオープンワールド系のゲームをプレイするなら、SATA HDDを保存先にするのはやめた方がいいでしょう。テキストベースのゲームなら大丈夫ですが。

約54 GBのゲームフォルダをコピペ

WD80EAZZをレビュー:ファイルコピー

約54 GBのゲームフォルダを実際にコピペ(書き込み)して、書き込み速度を記録したグラフです。

書き込み速度は平均で124.6 MB/sにとどまり、54 GBのコピーに7分22秒(442秒)もかかりました。大小さまざまなファイルが入っていると、公称値どおりの性能を出せないです。

WD80EAZZの動作状況をチェック

WD80EAZZの動作温度やシーク音を確かめます。テスト時の部屋の気温は24~25℃です。

動作温度と表面温度

WD80EAZZをレビュー:動作温度

HDDは電源が入っているだけで、ある程度は勝手に温度が上昇します。アイドル時のまま放置して30分で、24℃から32℃まで温度が上がりました。

Crystal Disk MarkやHD Tune Proなど、ベンチマークを始めると温度はさらに上昇して38℃に達しますが、40℃には届かなかったです。

WD80EAZZのスペックシートいわく、通電時の動作温度は0~65℃です。今回の検証ではわずか38℃だったので、上限まであと27℃も余裕があります。

WD80EAZZをレビュー:サーモグラフィー

中央部分の表面温度は38~39℃で、HWiNFOのセンサー経由の温度とほとんど同じです。

WD80EAZZをレビュー:サーモグラフィー

コネクタ部分の温度は34℃です。

WD80EAZZをレビュー:サーモグラフィー

基板の表面温度は45℃前後とやや高めですが、同じ筐体のWD DC HC310は50℃を超えていたので、45℃が際立って高いわけではありません。

読み書き時のシーク動作音

TASCAMのレコーダーをWD80EAZZの至近距離に設置して、HD Tune Proをテスト中にシーク動作音を録音しました。

「ゴッゴッゴッ… ゴッゴッゴッ… ゴッゴッゴッゴッゴッ…」の繰り返しです。自分が持ってるHDDだと、SMR方式のSeagate Barracudaの方がずっと静かです。

HGST製のHDDはあまり静音性に優れていない傾向が強いので、ある意味納得の動作音ではあります(※ヘリウム充填方式のHDDは聞いたことがないので不明)。

省電力機能「IntelliPark」について

Western Digitalのコンシューマ向けHDDでは、省電力化機能「IntelliPark」を搭載済みです。

節電効果が非常に限定的な割に、HDDの「ロード / アンロードサイクル回数」を過剰に増加させてしまうため、製品寿命に悪影響があるのでは・・・との懸念があります。

ロード / アンロードサイクル回数

IntelliParkが過剰に増加させる項目

実際にIntelliParkが耐久性に悪影響を与えるかどうかは不明ですが、メーカー側から見たメリットを想定すると、IntelliParkの存在に一定の価値を認められるので個人的には無効化していいと思います。

初心者もち
メーカーから見た利益って、つまり「SONYタイマー」ってことですか?
やかもち
Western DigitalのHDDが他社と比較して顕著に壊れやすい話を聞かないから、正直分からないです(Seagateの方がヤバイと言われがち)。

WDIDLE3 for Windowsでチェック

WD80EAZZをレビュー:IntelliPark

非公式ソフト「WDIDLE3 for Windows※」を使って、WD80EAZZのIntelliParkをチェック。結果は「8秒」でした。

※非公式ソフトです。使用は自己責任でお願いします。

WD80EAZZをレビュー:IntelliPark

「WDIDLE3 /d 0」とコマンドを入力して、パソコンの電源を完全に落としてから再度チェックすると「Idle3 Timer is disabled.(設定無し)」にできました。

HDDを単体でデータ倉庫として使うなら、わざわざ解除する必要はなさそうです。

しかし、WD80EAZZをNAS用ドライブ(RAID前提)として使う予定なら、少し面倒ですがIntelliParkを無効化したほうが良いと考えられます。

まとめ:手頃な価格でHGST製のHDDが買えます

WD80EAZZをレビュー:筐体のデザイン

「WD80EAZZ」のデメリットと弱点

  • 普通な転送速度
  • 動作音は割りと鳴る
  • IntelliPark設定済み(8秒間)

「WD80EAZZ」のメリットと強み

  • 動作温度が低い
  • 128 MBのキャッシュを搭載
  • 「CMR」方式を採用
  • HGST製(かもしれない)
  • コストパフォーマンスが高い
  • 2年保証

正直に言うと、WD80EAZZの性能や静音性は普通です。

サーバーグレードHDD(Ultrastar DC HC310など)と比較すると、シーケンシャル性能やランダムアクセス性能もずいぶんと控えめで、WD Blueらしい平凡な性能です。

静音性については、筆者が持っているHDDだとSMR方式のSeagate Barracudaの方が静かです。

では何が大きな魅力なのか・・・?

WD80EAZZの魅力はなんといっても「HGST製」かつ「CMR方式」の大容量HDDが、約1.3万とかなり手頃な価格で買えることに尽きます。

必ずしもHGST製だからと言って信頼性が高くて故障率が低いとは言い切れないものの、HGSTの信頼性の高さには定評があります。

Western Digital / 容量 : 8 TB / 記録方式 : CMR / 回転数 : 5640 rpm / バッファ : 128 MB / 保証 : 2年 / 備考 : 製造元はHGST
やかもち
HGSTの信頼性に期待してHDDを買うならオススメです。

以上「WD80EAZZ(WD Blue 8TB)レビュー:安いのにHGST製でCMR方式のHDD」でした。

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21 件のコメント

  • 倉庫用HDDのアロケーションユニットサイズってどれがおすすめですか?
    いつもWindowsのデフォルトのままにしてるんですけど、これで十分でしょうか

    • NTFSフォーマットならデフォルト設定で特に問題ないです。
      Windowsの場合、容量16TBまではデフォルトで「4KB」に設定されてます。

  • HGST製のHDDの何が良いって、SMARTが嘘吐かないトコですね。
    WD民生向けやSeagateは、全領域書込みすると代替処理済みのセクタ数が減ったりするので、SMARTで寿命の参考にならない…

    この辺がHGSTと同様の挙動であれば欲しいですねぇ…
    仰る通り、安いのが良い…

  • 過去SeagateのHDDにだけは散々煮え湯を飲まされてきたので、Seagateはクソ
    たまに居るやたらSeagateを褒め称えたりするやつはSeagateから金もらってる!
    SeagateのHDDを仕入れるバイヤーはSeagateに家族を人質にとられてるんだ!!
    (以上、個人の推測です)
    でもSSDについては上記がウソみたいに優秀なのはなぜなんだw

    • メーカーの評価は時間断面を考慮しないと意味ないですよね。
      逆にWDは予告無しで仕様変えたりするし

      • 自分はSeagateの欠陥ロット騒動に巻き込まれていないので、今もふつうにSeagate Barracudaを倉庫HDDに使っています(稼働時間は38000時間を超えてます)。
        でも、巻き込まれた側からすると、たまったもんじゃないですよね….。
        最近のSeagateはけっこういいとは思いますが。

  • 当然IntelliPark解除っすよね。Blueはともかく、常時通電を基本とするNAS向けの
    RedモデルでもIntelliParkがデフォになってて、電源投入回数がガンガン加算されて、
    しかもWD純正アプリでIntelliParkが解除出来ねえとか、勘弁してほしいですよね。

    • IntelliParkを解除するソフト「WDIDLE」は、WDの公式サイトで無料公開されていたのに、途中から公開をとりやめたあたりに、ちょっと勘ぐってしまうところが。

  • アロケーションユニットについて教えて下さい
    小さいのから2Mとか標準とかありますが何の役割をしてるのか分かりません

    • 超ざっくり説明すると、1ファイルに対してどれだけの容量を割り当てるか?です。
      たとえばアロケーションユニットサイズを4 MBにすると、100 KBのテキストファイルを1つ入れただけで4 MBを消費します(4096 – 100 = 3996 KBがムダ)。
      そのかわり、4 MBずつ読み書きをすればいいので、シーケンシャル性能を稼ぎやすいとされています(※実際に比較検証をしていないので、あくまでも理屈上の話です)。

  • 約2年前に購入したBlue 4TBが確か8000円程度だったので容量単価はあまり変わらず
    その辺りにSSDに比して日陰製品になったものだなあ感が

    • Prime VideoやDisney+などストリーミングサービスの大流行、DVDやBDリッピングの法改正などで、大容量HDDの需要は確実に減っていますね~・・・。
      容量単価については、SSDもHDDもあまり変わっていない感はあります。特にSSDはQLC化しても単価が意外と下がらないので、これ以上の単価下落は限界な雰囲気が漂ってきました。

  • データ倉庫として使うからSMRでも構わないんだけどHGST製でCMRってのは魅力を感じるなぁ・・うむむ
    それにしても最近のWD製HDDは、止まる時にキュオオオって音が鳴るので怖い。これで正常なんだろうけど精神衛生的によろしくない

  • 動作音が独特なのでHGST製ではないか?という気持ちが増しますね
    他のHDDだったら壊れたのか!?と思いそうな音ですが

  • MAMR、HAMRで容量増えるって聞いたけどさらにグラフェンコーティングってので10倍増えるようになるらしい…
    さすがに同じ値段で10倍はないだろうけれど安くで容量増えたら本当にうれしいなぁ

  • 音がHGSTですね、古い5プラッタの2TBを持っていますがそっくりです。
    うちのはアイドル時の回転音(と振動)に悩まされました
    この製品は改善されているのか気になります

  • いつも参考にさせていただいてます。

    何故かアロケーションユニットサイズに関する質問が複数出てるようなので
    NTFSに関しては特別な事情がない限りデフォルトの4K推奨です
    4KのみWindowsはNTFSでのファイル圧縮が行えるので
    数バイトとかの小さいファイルをまとめて圧縮して管理しクラスタサイズでの無駄食いが出ないように工夫されています。
    4K以外ではこういった機能が無効になりますので

  • なんでネット上でいつもこの8TBモデルがHGST製みたいに言われてるのかと思ったら…

    海外のファンサイトでは、これはHGST製では無いとされています
    https://rml527.blogspot.com/2010/10/hdd-platter-database-western-digital-35.html
    > WD80EAZZ-xxBKLBx 8TB (5/10)
    > Note: These physically resemble the HGST Ultrastar DC HC320 (7K8), but they carry a WD-style R/N of 810032, and are distinct in overall spec.

    全体的な仕様が異なるのはもちろん、ほかのファンサイトの情報では裏側の刻印が日付を示す表になっていないからだそうです。
    HGST ウルトラスター He8の裏側のようにマス目状の刻印が複数あって、製造年月日等を示すドット状の打刻が押されているものがHGST製とされています。
    このBlue8TBはWDオリジナルの刻印になっているので、ケースだけ企業内で使いまわしたモデルの可能性のほうが高いです。

  • たった2年で6000円も上がってしまってちょっと手が出しにくくなったなあ。
    大体HDDのスイートスポットってのが13000円くらいなので、2万円に迫るというのはnas向けの高級品なんすよね。為替は金利差で(住宅ローンを変動金利で貸し出した地銀が悪い)しばらく150円台うろつくので、もうPC遊びってのはお高い趣味になったっぽくて。

  • 素晴らしいレビューですね!WD80EAZZのコストパフォーマンスには驚きました。HGST製でCMR方式とあれば、信頼性もバッチリですね。これからのデータ保存の選択肢として、ぜひ検討したいと思います!

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