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Lenovo LOQ 26ADR10 買ってレビュー:ノーパソ用CPUで格安に作られたゲーミングPCを検証

ブログ読者さんに教えてもらった、Lenovo製の格安ゲーミングPC「LOQ Tower 26ADR10」を買いました

ゲーミングPC相場の著しい高騰が続く中、20万円台(前半)の価格帯で「Ryzen 7 8745HX(8コア)」と「RTX 5060 Ti(16GB版)」を搭載します。

容量32 GB(DDR5)メモリも標準装備です。しかし、ノーパソ用CPU「8745HX」がイマイチ聞き慣れないため、実際にどれくらいの性能を出せるか予想がしづらい部分も・・・。

実際に使ってみてどれくらいゲームを快適にプレイできるか、詳しく検証してみます。

(公開:2026/2/4 | 更新:2026/2/4

やかもち
26ADR10(型番:91DFCTO1WWJP4)」を、24.8万円で買いました。

Lenovo LOQ 26ADR10の仕様とスペック

最新の価格とスペックは公式サイトで確認してください
Lenovo LOQ 26ADR10
(型番:91DFCTO1WWJP4)
パーツカスタマイズ内容
CPURyzen 7 8745HX
(8コア16スレッド)
クーラー空冷クーラー(80 mm)
グラボRTX 5060 Ti 16GB+11000円
メモリ32 GB
(DDR5-5200 / 2枚組)
マザーボードAMD Dragon Range
SSD512 GB(NVMe SSD)-11000円
HDDなし
無線LANWi-Fi 7
(最大2.8 Gbps / BT 5.4対応)
+1100円
電源850 W
(80 PLUS GOLD 認証)
0円
(無料で850 Wに変更)
OSWindows 11 Home
保証
  • 1年間(引取修理保証)
    ※実際は「14ヶ月」保証
  • 1ヶ月(初期不良対応)
    ※どちらも標準保証サービス
参考価格
2026/2時点

Lenovo LOQ Tower」は、世界最大級のBTOメーカーで知られるレノボ(Lenovo)が展開しているゲーミングPCブランドです。

Lenovoがとんでもない台数を大量生産しているノートパソコンで使われるCPU「Ryzen 7 8745HX」をデスクトップに転用して、製造コストを大幅に抑えています。

マザーボードやDDR5メモリもノートパソコン用だから、一般に出回るデスクトップ用より製造コストが安く、国内大手BTOに対して約5.9~8.1万円も安い価格設定です。

やかもち
グラボをRTX 5060 Ti(8 GB版)から、RTX 5060 Ti(16 GB版)にアップグレードして注文しました。差額1万円なら16 GB版をおすすめします。

Lenovo LOQ 26ADR10の梱包と付属品

Lenovo LOQ 26ADR10の梱包

Lenovo通販で注文してから、およそ12日で到着しました。納期の目安が2~3週間だった割に早く届いてびっくりです。

飾り気のない巨大な段ボールで届きます。サイズは61 x 35 x 65 cm(160~180)です。

梱包の開け方
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Lenovo LOQ 26ADR10の梱包Lenovo LOQ 26ADR10の梱包
Lenovo LOQ 26ADR10の梱包Lenovo LOQ 26ADR10の梱包

大きな段ボールの中に、Lenovo LOQのロゴが描かれたスタイリッシュな段ボールがまた出てきます。いわゆるマトリョーシカ梱包(過剰梱包)です。

ゲーミングPC本体は、半透明のプラ袋で包まれ、分厚い高密度スチロールの緩衝材でハンバーガー状態です。

二重梱包にハンバーガーで万全の梱包状況です。配送中に手荒な扱いを受けても、ゲーミングPC本体にキズはつかないし故障もしないでしょう。

やかもち
ガッチリした専用梱包は自作PC代行業者に真似できない芸当です。
  • サポートのしおり
  • 説明書(図解つき)
  • PCリサイクル申込書
  • リサイクルに関する説明書
  • 電源ケーブル(定格15 A)
    3P → 2P変換アダプター付属

必要最低限の付属品が入ってます。

電源ケーブルは3ピン仕様ですが、一般家庭でも使える2ピンに変換するアダプターが付属します。

なお、SATA SSDやHDDの増設に使う各種ケーブルはPCケース側に内蔵されています。必要に応じて、PCケースから引き出して接続してください。

Lenovo LOQ 26ADR10のPCケースデザイン

クールな金属シャーシに強化ガラスパネル

Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(筐体デザイン)

(クリックで画像拡大)

文句なしにクールなデザインです。

剛性に優れる金属フレームを使ったシャーシに、強化ガラスパネル(4.0 mm厚)でPCケース内部を魅せます。

Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(筐体デザイン)
  • 高さ:43.9 cm
  • 横幅:20.5 cm
  • 奥行き:40.5 cm
  • 容量:約36.5リットル

レーザー距離計でLenovo LOQ 26ADR10のサイズを測定しました。

横幅がややコンパクトなスリムなサイズ感ですが、高さと奥行きはしっかり中型サイズ(ミディアムタワー)相当です。

PCケースのデザインをもう少しチェック

Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(外観デザイン)

(クリックで画像拡大)

「LOQ」と「Lenovo」の金属ロゴパネルをはめ込んだ、クールな印象を与えるフロントパネルです。

かなり頑丈な強化プラスチック製で、左右にハニカム構造の吸気口が設けられています。外気を効率よく取り込んで、冷却性能を稼ぎます。

リアパネル(背面)はマットブラックカラーのパーツでほぼ統一され、格安なオフィスPCによくある、アルミ剥き出しの古臭い印象をきっちり排除します。

Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(外観デザイン)

まるで金属製に見えますが、触ってみるとプラスチックだと分かる素材です。はめ込まれたロゴは金属製で高級感があります。

Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(外観デザイン)

(クリックで画像拡大)

トップパネル(天面)に、通気性の良いメッシュ構造パネルを搭載。取り外し不可ですが、目がやや粗いので掃除はかんたんです。

ケース内部の熱気がトップパネルから勝手に放出されます。ケースファンを増設すれば、さらに効率的なエアフローを作り出せるデザインです。

ただし、トップパネルを物置にするなどして、通気口を塞がないように注意したいです。

Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(外観デザイン)

(※撮影用にマスキングテープを貼っています)

ケース底面に、電源ユニットを効率よく冷やす吸気用スリット(通気口)が設けられています。

目がとても粗い(大きい)ため、ホコリの侵入を防ぐ効果は期待薄です。ホコリが気になる方は、別売りのマグネット式フィルターをおすすめします。

SilverStone / マグネット式 / 120 mm用 / 3枚入り
Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(外観デザイン)

滑り止めと制震をかねる、奥行きの長いゴム足を合計4本取付済みです。滑り止めの効果がかなり強いので、PC本体をうっかり押すと横に倒れます。

Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(外観デザイン)

強化ガラスパネルは実測3.96 mm(約4.0 mm)厚です。キズを防ぐ保護フィルムが貼ってあります。

デザイン(4面)
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Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(外観デザイン)Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(外観デザイン)
Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(外観デザイン)Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(外観デザイン)

Lenovo LOQ 26ADR10のデザインをまとめて掲載します。

裏から見るとずんぐりと無骨なイメージですが、前から見ればシュッと細身でスタイリッシュな印象です。I/Oパネルが天面にあるから、床下に置いても使いやすいです。

Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(外観デザイン)

ゲーミングモニター(27インチ)と並べたサイズ感です。標準的な大きさに感じます。

Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(外観デザイン)

もっと大きな32インチのゲーミングモニターと並べたサイズ感の比較です。32インチが相手だと、ゲーミングPCが小さく感じます。

インターフェイスの内容

フロントパネル(前面)
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Lenovo LOQ 26ADR10のUSBポート
  1. USB 5 Gbps
  2. USB 5 Gbps
  3. USB 10 Gbps(Type-C)
  4. ヘッドホン出力(3.5 mm)
  5. 電源ボタン

トップパネル正面に各インターフェイスが上向きに配置されています。

最大5 Gbps対応のUSBポートが2つ、最大10 Gbps対応のType-Cポートが1つ、ヘッドセットやマイクをそのままつないで使える3.5 mmオーディオ端子が1つです。

インターフェイスが天井向きに配置されているため、床置きでも抜き差ししやすいです。

リアパネル(背面)
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Lenovo LOQ 26ADR10のUSBポート
  1. USB 2.0(2個)
  2. LANポート(1G LAN)
  3. USB 2.0(2個)
  4. オーディオ入出力(3.5 mm)
  5. HDMI 2.1
  6. Display Port 2.1
  7. Display Port 2.1
  8. Display Port 2.1
  9. HDMI 2.0
    内蔵グラフィックス用

リアパネル(背面)のインターフェイスです。USBポートが合計8ポートそのうち4ポートが最大5~20 Gbps対応です。

LANポートはRealtek製2.5G LANチップ搭載で最大2500 Mbpsの通信速度に対応。

映像出力は内蔵GPU用が2つ(シールが貼ってあり使用不可)、グラフィックボード用が4つあります。

グラフィックボード側のポートに、HDMI 2.1が1つ、Display Port 2.1(UHBR20)が3つです。4K 240 Hz以上のハイエンドなゲーミングモニターも余裕で対応できます。

USBポートの性能
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USB 10 Gbps
(Type-C)
USBポートの性能
USB 5 Gbps
(Type-A)
USBポートの性能

最大7000 MB/s対応の高速SSD「Platinum P41」を最大40 Gbps対応のSSDケースに入れて、Lenovo LOQ 26ADR10のUSBポートの性能をベンチマークしました。

USB 10 Gbpsポートで1000 MB/s超、USB 5 Gbpsポートで約430~440 MB/sを確認できます。互換性も良好でおおむね問題ないUSBポートです。

Satechi / コントローラ:ASM2464PD / 規格:USB4(40 Gbps)/ 対応SSD:NVMe(M.2 2280~2230)
インターネット性能
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インターネットの速度インターネットの速度

eo光10G(回線レビュー)の組み合わせで、LANポートの性能をチェック。

LANポート(Realtek 1G LAN)は実測948 Mbpsまで確認でき、ほぼスペックどおりです。原神や崩壊スターレイルが平均120 MB/sほど、Steamゲームは平均125 MB/sくらいでダウンロードできます。

内蔵HDD並の速度でゲームが降ってくる、そこそこ快適なネット環境です。

Wi-Fi(無線LAN)は実測1750 Mbpsくらい出ています。アップロード速度がやや伸びにくいですが、それでも有線LANポートより高速です。普通にゲームやネットをする程度なら十分すぎる性能です。

やかもち
高速な「Wi-Fi 7」搭載モデルだから、部屋にLANケーブルを引けなくても、ネットにちゃんとつながります。

(筆者が使ってるWi-Fi 7ルーターは⬇これ)

ELECOM / 5 GHz帯:最大2884 Mbps / 2.4 GHz帯:最大688 Mbps / LAN:1.0 G x2 / メッシュ機能:なし

Lenovo LOQ 26ADR10のパーツ拡張性

ケースを開けて中身を見てみよう

Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(ケースを開けて中身を見る)

サイドパネルを取り外します。背面側にある2本のプラスネジを、プラスドライバーで回して外すだけです。

VESSEL / 長さ : 200mm / 先端 : マグネット / 規格 : プラス2×100
Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(ケースを開けて中身を見る)

サイドパネルのネジは脱落しづらい親切設計。うっかり落としてネジを紛失する危険性を大幅に減らします。

ネジを十分にゆるめたら、後ろへスライドするようにサイドパネルをゆるい力で引っ張って取り外し完了。

Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(ケースを開けて中身を見る)

反対側のサイドパネルも同じ手順で取り外しました。

Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(ケースを開けて中身を見る)

(クリックで画像拡大)

サイドパネル側から見た、Lenovo LOQ 26ADR10のケース内部です。

Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(ケースを開けて中身を見る)

10 mm程度のゆったりとした裏配線スペースがあり、各種PCパーツになるべく最短距離でアクセスしやすいように、ケーブルホール(配線穴)も設けられています。

直感的に理解しやすい整備性の高い設計です。各種パーツの増設・交換もかんたんです。

Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(ケースを開けて中身を見る)

レーザー距離計で内部の奥行き(グラフィックボードの搭載サイズ)を測定。

ケースファンの厚みを含めて32.9 cmほど、ケースファン抜きで35.4 cmです。30 cm前半しかないため、昨今のハイエンドグラボはギリギリ入るか微妙なスペースです。

RTX 5070 Ti(RX 9070 XT)までなら、モデル次第で入り切ります。

やや控えめなパーツ拡張性を備えます

マザーボードの拡張性
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Lenovo LOQ 26ADR10のマザーボード
  1. M.2スロット
  2. PCIe x16スロット(すでに使用済み)
  3. M.2スロット(すでに使用済み)
  4. PCIe x1スロット
  5. SATAポート(2個)
  • M.2 2280(PCIe 4.0 x4 / CPU直結)
  • PCIe x16(PCIe 5.0 x16 / CPU直結)
  • M.2 2280(PCIe 4.0 x4 / CPU直結)
  • PCIe x1(PCIe 3.0 x1 / CPU直結)

※AMD Dragon Rangeプラットフォームにチップセットは存在せず、すべてのスロットがCPUに直結します。

ミドルサイズ(MicroATX規格)のLenovo謹製マザーボード「Lenovo 3799(AFL1DRML)」を搭載します。

ノートパソコン用CPU(Dragon Range世代)を転用した独自仕様のマザーボードゆえに、拡張性はやや控えめです。

  • M.2 SSD:あと1枚
  • 拡張ボード:あと1枚
    (キャプチャボードやサウンドカードなど)
  • SATA HDD or SATA SSD:あと2台

あとから最大4台のストレージを増設でき、キャプチャボードやサウンドカードは最大1枚まで増設できます。

GLOTRENDS / PCIe 2.0~4.0 x1 → M.2スロット(Key.M)に変換

PCIe x1 → M.2変換アダプターを使えば、PCIeスロットにM.2 SSDを増やせます。

Lenovo LOQ 26ADR10のメモリスロット

メモリスロットはDDR5(SODIMM)規格に対応。全部で2スロットあり、すべて使用済みです。

やかもち
デスクトップPCなのに、メモリスロットがノーパソ仕様(SODIMM規格)です。

Lenovo LOQ 26ADR10の標準パーツ

冷却ファンを詳しく見てみる

Lenovo LOQ 26ADR10をレビュー(ケースファン)

(クリックで画像拡大)

CPUクーラーは「80 mm空冷式CPUクーラー」を搭載します。ファンがマザーボードに向かっている「トップフロー型」で、CPUとマザーボードの実装部品を同時に冷やします。

リアパネルに配置された120 mmケースファンで、CPUの熱とケース内部の熱をケース外へ放出する流れです。

Lenovo LOQ 26ADR10のケースファン

フロントパネル側に120 mmケースファンが2個取付済み。最大で2個まで増設できます。

Lenovo LOQ 26ADR10のケースファン

サイドパネルの引っ掛け式ロック(両側で6個)を取り外します。

Lenovo LOQ 26ADR10のケースファン

ロックを取ったら、フロントパネルを手前に引っ張って取り外せます。

Lenovo LOQ 26ADR10のケースファン

120 mmケースファンを最大2個、または最大240 mmサイズの大型水冷クーラーを取り付け可能です。

なお、通気性の良い穴だらけの構造ですが、ホコリを防ぐ効果は薄いです。ホコリが気になるならマグネット式の防塵フィルターを取り付けます。

SilverStone / マグネット式 / 120 mm用 / 3枚入り

グラフィックボードと支え棒

Lenovo LOQ 26ADR10の標準グラフィックボード

グラフィックボード本体に「VGAサポートステイ」構造が取り付け済み。経年によるボードのたわみ(歪み)や、配送時の揺れによる位置ズレやPCIeスロットの破損を防ぎます。

グラフィックボード
クリックで画像拡大
Lenovo LOQ 26ADR10の標準グラフィックボードLenovo LOQ 26ADR10の標準グラフィックボード

グラフィックボードは「Lenovo RTX 5060 Ti LEGION」を搭載します。

ボード全長197 mmに、厚み50.5 mm(2.5スロット相当)のスリム設計に、90 mm径デュアルファンを搭載します。バックプレートの一部をくり抜いた、シースルー構造で放熱性を高めています。

DDR5メモリとM.2 SSD

Lenovo LOQ 26ADR10のDDR5メモリ

(クリックで画像拡大)

標準搭載のDDR5メモリは「Ramaxel製 DDR5-5600 32GB」です。

メモリの急激な価格高騰を受け、モジュールの調達先を中華メーカーに切り替える動きが増えています。基本的に、BTOパソコンのメモリはめったに壊れないパーツなので、調達先が変わっても問題になりません。

ちなみにメモリ本体はDDR5-5600規格ですが、CPU側(Ryzen 7 8745HX)の仕様によりDDR5-5200で動作します。

Lenovo LOQ 26ADR10のM.2 SSD

「Lenovo LOQ 26ADR10」に入ってる標準M.2 SSDは「Samsung PM9C1b 512GB」です。

ストレージ詳細ベンチマーク
SSD

読み込み性能が約7100 MB/s、書き込みは約6000 MB/sも出せるPCIe 4.0 x4対応のNVMe SSDです。ゲーミングPC用に十分な性能です。

電源ユニットについて解説

Lenovo LOQ 26ADR10の電源ユニット

(クリックで画像拡大)

電源ユニットは台湾のメーカー、LITEON(LITEON Technology)製「PS-4851-1」が搭載されています。

横幅が150 mm、高さが86 mm、奥行き150 mm、標準的なサイズのATX規格電源です。各ケーブルを任意に脱着できる「フルプラグイン」方式を採用します。

市販されている自作PC向けの電源ユニットとまったく同じ規格品です。

やかもち
1次側と2次側のアルミ電解コンデンサは台湾メーカー(定格105℃)モデルを使って、コストを抑えつつ信頼性を確保します。メインMOSFETは高級品で知られるInfineon製CoolMOS(写真:IPA60R099P7)を使って低発熱 & 高効率を実現。マトモな電源です。
Lenovo LOQ 26ADR10の電源ユニット

「PS-4851-1」は80 PLUS GOLD認証を取得した、容量850 Wの電源ユニットです。

余裕たっぷりの容量を備え、将来的にもっとハイエンドなグラフィックボードにそのまま交換できます。

Lenovo LOQ 26ADR10の電源ユニット
  1. PCIe 6 pin
  2. PCIe 8 pin
  3. PCIe 6+2 pin
  4. SATAコネクタ(3個)
  5. SATAコネクタ(2個)

見ての通り、プラグインケーブルが大量に余っています。

あとからグラフィックボードを交換したり、HDDやSSDを増設するときに使えます。グラフィックボードは最大450 Wまで搭載でき、十分な拡張性です。

やかもち
意外にいい電源ユニットが入ってて嬉しいです。市販品だと約1.4~1.5万円相当の中身でした。

Lenovo LOQ 26ADR10のゲーム性能を検証

ベンチマーク時のスペック
(型番:91DFCTO1WWJP4)
CPURyzen 7 8745HX
(8コア16スレッド)
グラボRTX 5060 Ti 16GB
メモリ32 GB
(DDR5-5200 / 2枚組)
ドライバNVIDIA 581.94 WHQL
ゲーミングモニターTCL 32R84
(3840 x 2160 / 165 Hz)
最新の価格とスペックは公式サイトで確認してください

「Lenovo LOQ 26ADR10」のゲーミング性能を実際にテストします。

定番ベンチマークで性能チェック

定番ベンチマーク
「3DMark」
設定GPUスコア画像
クリックで拡大
FireStrike
標準的
42074Lenovo LOQ 26ADR10をベンチマーク:3DMark Fire Strike
Steel Nomad
とても重たい
3490Lenovo LOQ 26ADR10をベンチマーク:3DMark Steel Nomad
Port Royale
重量級レイトレ
10081Lenovo LOQ 26ADR10をベンチマーク:3DMark Port Royale
Speed Way
重量級レイトレ
4008Lenovo LOQ 26ADR10をベンチマーク:3DMark Speed Way

ゲーム性能をチェックする定番ベンチマークソフト「3DMark」でざっくり性能をスコア化します。

  • 標準的なフルHDベンチ
    「Fire Strike」:40000点超

eSports向けの軽いフルHDゲーミングなら平均200~240 fps程度を狙える性能です。

  • やや重たいフルHDベンチ
    「Steel Nomad」:3000点超

Unreal Engine 5で制作された重たいゲームでも、設定を調整すれば平均90 fps程度を狙えそうなスコア感。

  • 重たい4Kゲームベンチ
    「Port Royale」:10000点超

最新ゲームの4Kゲーミングを、レイトレ抜きでなんとか平均60 fps超えるかギリ超えないか、ぐらいのスコア感です。

AI超解像(NVIDIA DLSS)と組み合わせれば、平均60 fps超えを十分に狙えます。

  • レイトレ用2Kベンチ
    「Speed Way」:4000点超

ハードウェアレイトレーシング(DXR)をWQHD(2560 x 1440)で動かすベンチです。

WQHDでも平均60 fpsが厳しいスコアですが、レイトレを使う超重量ゲームは基本的にAI超解像(NVIDIA DLSS)を導入しています。

DLSSとフレーム生成を有効化すれば、WQHDで平均60 fps以上をなんとか狙えるラインです。

やかもち
動作が重たい最新AAAゲームはたいてい「DLSS」に対応してるから、案外なんとかなります。
Lenovo LOQ 26ADR10のゲーミング性能を比較

「3DMark Steel Nomad」の理論値スコアで他のグラフィックボードを比較してみた。

Lenovo LOQ 26ADR10(RTX 5060 Ti 16GB)の性能はそこそこ。

理論値だとRX 9060 XT相当で、3世代前のフラグシップモデル「RTX 2080 Ti」に近いです。ただし、RTX 50シリーズは「DLSS4」や「マルチフレーム生成(DLSS MFG)」など、独自のAI機能を備えます。

定番ベンチマーク
「FF14:黄金のレガシー」
設定スコア画像
クリックで拡大
1920 x 1080
最高品質
20419
平均149.3 fps
Lenovo LOQ 26ADR10(9800X3D)をベンチマーク:FF14黄金のレガシー
2560 x 1440
最高品質
14567
平均102.4 fps
Lenovo LOQ 26ADR10(9800X3D)をベンチマーク:FF14黄金のレガシー
3840 x 2160
最高品質
7694
平均54.1 fps
Lenovo LOQ 26ADR10(9800X3D)をベンチマーク:FF14黄金のレガシー

「FF14:黄金のレガシー」を最高品質でフルHD~4Kまでベンチマーク。WQHDまで余裕の平均100 fps超で、とても快適な動作が見込めます。4Kはやや厳しいです。

実際にゲームをプレイして性能をテスト

今回は18個のゲームを実際にプレイして、性能(平均フレームレート)をベンチマークしました。

  1. ARC Raiders
  2. Escape from Tarkov
  3. Apex Legends
  4. フォートナイト
  5. オーバーウォッチ2
  6. VALORANT
  7. アークナイツ:エンドフィールド
  8. 鳴潮(Wuthering Waves)
  9. パルワールド
  10. ステラーブレイド
  11. 首都高バトル
  12. 崩壊スターレイル
  13. ゼンレスゾーンゼロ
  14. ストリートファイター6
  15. マインクラフト
  16. VRChat
  17. モンスターハンターワイルズ
  18. サイバーパンク2077

ゲーム名をクリックして、各性能まとめにジャンプします。順番に全部チェックがおすすめですが、気になるゲームだけ確認しても大丈夫です。

快適な性能(フレームレート)の目安
  • 平均120 fps:スムーズな動きで入力遅延も少ない快適な動作
  • 平均60 fps:最低限「快適」といえるギリギリの最低ライン
  • 平均30 fps:体感できる入力遅延が目立つ紙芝居レベルの動作

少なくとも平均120 fps以上が欲しいライン。平均30~60 fps程度だと最新ゲーム機と大差ない動作感ですので、ゲーミングPCに求める性能ラインはやや高めです。

18個のゲームで「Lenovo LOQ 26ADR10」をベンチマーク

ARC Raiders
マップ「訓練場」でベンチマーク
フルHD
(カスタム設定)
146.0 fps
下位1%:91.8 fps
WQHD
(カスタム設定)
115.8 fps
下位1%:74.5 fps
4K
(カスタム設定)
71.9 fps
下位1%:51.4 fps

ARC Raidersはほぼ最高に近い画質でも、想像以上に快適な動作が可能です。

フルHDで平均140 fps前後、WQHDでも平均110 fps台に達します。

Escape from Tarkov
マップ「STREETS OF TARKOV」
フルHD
(カスタム設定)
95.6 fps
下位1%:75.3 fps
WQHD
(カスタム設定)
96.4 fps
下位1%:76.2 fps
4K
(カスタム設定)
61.5 fps
下位1%:57.2 fps

タルコフはグラフィックボードよりもCPUが重要なゲームです。

特に「STREETS OF TARKOV(SoT)」はCPU要求度が高いエリアで、並のCPU(非X3D)だとフルHDで平均100 fps台がせいぜい。

Ryzen 7 8745HXの場合、平均95 fps前後が限界でした。

Apex Legends
マップ「訓練場」でバンガロールセット
フルHD
(最高設定)
236.5 fps
下位1%:131.2 fps
WQHD
(最高設定)
182.5 fps
下位1%:105.5 fps
4K
(最高設定)
106.4 fps
下位1%:59.2 fps

Apex Legendsは最高画質でも、フルHDで240 fps前後を叩き出します。実際のゲームプレイだと、平均200 fps前後を狙えます。

フォートナイト
マップ「TILTED TOWERS」で撃ち合い
フルHD
(TSR最高 : 58%)
196.2 fps
下位1%:122.1 fps
WQHD
(TSR最高 : 58%)
143.1 fps
下位1%:93.4 fps
4K
(TSR最高 : 58%)
80.8 fps
下位1%:62.8 fps

グラフィック設定「最高プリセット」、レンダリング「TSR最高:58%」、Nanite仮想化設定(Lumen)を無効化してフォートナイトをベンチマーク。

複数のBOTに撃たれまくるワーストケースを想定したテストですが、フルHDで平均200 fps程度、WQHDでも平均144 fps近いです。

実際のゲームプレイで使われる、もっと軽量な競技設定であれば平均240 fps台も視野に入ります。

オーバーウォッチ2
マップ「KING’S LOW 4 vs 4」で撃ち合い
フルHD
(最高設定)
206.2 fps
下位1%:132.8 fps
WQHD
(最高設定)
143.5 fps
下位1%:101.4 fps
4K
(最高設定)
79.0 fps
下位1%:60.6 fps

オーバーウォッチ2はエピック設定(レンダリング100%)でテスト。フルHDで平均200 fps超、WQHDで平均144 fpsでした。

グラフィック設定を競技用に落とせば、フルHDで平均240 fpsやWQHDで平均180 fpsも十分に狙える性能ラインです。

VALORANT
マップ「THE RANGE」で撃ち合い
フルHD
(High + MSAA 4x)
357.1 fps
下位1%:223.1 fps
WQHD
(High + MSAA 4x)
362.8 fps
下位1%:217.8 fps
4K
(High + MSAA 4x)
241.0 fps
下位1%:166.9 fps

競技eSportsの代表タイトル「VALORANT」を最高設定(MSAA 4x)でベンチマーク。

フレームレートが顕著に下がりやすいアサルトライフル「PHANTOM」を複数のBOTに向かって乱射します。

フルHD~WQHDは平均360 fps前後、4Kで平均240 fpsです。若干CPUボトルネック気味ですが、平均360 fpsも出ていれば実用上は十分でしょう。

アークナイツ:エンドフィールド
武陵エリア「景玉谷」 / DLSS4 : DLAA
フルHD
(最高 + 異方性x8)
126.6 fps
下位1%:89.1 fps
WQHD
(最高 + 異方性x8)
94.9 fps
下位1%:80.0 fps
4K
(最高 + 異方性x8)
50.8 fps
下位1%:43.4 fps

工業系アクションRPG「アークナイツ:エンドフィールド」をベンチマーク。

森林のテクスチャで負荷が重たい武陵エリア「景玉谷」にて、最高設定(DLSS4:DLAA)でテストすると、フルHDで平均120 fps台を出せました。

WQHDは平均100 fpsを割り込みますが、DLSS4をクオリティに妥協すれば平均120 fpsを狙えますし、DLSSマルチフレーム生成を使う手もあります。

参考程度に、4K解像度でDLSSマルチフレーム生成(2x)を有効化すると平均80 fpsまで伸びます。

やかもち
RTX 5060 Tiで快適にプレイできる程度に、「ンィー゛」はよく最適化されたゲームです。
鳴潮(Wuthering Waves)
マップ「穂波市」 / DLSS4 : クオリティ
フルHD
(最高 + レイトレ:中)
83.8 fps
下位1%:54.8 fps
WQHD
(最高 + レイトレ:中)
60.7 fps
下位1%:47.4 fps
4K
(最高 + レイトレ:中)
33.2 fps
下位1%:28.4
フルHD
(DLSS FG : 2x も有効)
127.6 fps
下位1%:74.7 fps
WQHD
(DLSS FG : 2x も有効)
95.2 fps
下位1%:60.4 fps
4K
(DLSS FG : 2x も有効)
55.2 fps
下位1%:43.8 fps

超美麗なグラフィックで人気なオープンワールドRPG「鳴潮(Wuthering Waves)」をプレイ。プリセット「ウルトラ」に、レイトレ「中」を入れてベンチマーク。

レイトレ反射量が多い「穂波市」はフルHDでやっと平均80 fps程度と苦戦気味。WQHDで平均60 fpsに下がり、4Kは30 fpsしか出ないです。

なお、何度も書いてきたように・・・重たいゲームには「DLSSフレーム生成」が用意されています。

DLSS FG:2xなら、フルHDで120 fps台へ、WQHDで平均90 fps超えまで改善。4Kでギリギリ60 fpsに届きそうな性能です。

やかもち
入力遅延は30 fpsのままだから、実用上はやっぱりWQHDが限界に感じます。4Kで遊ぶならレイトレ:無効化がおすすめ。
パルワールド
マップ「兎花山山頂」 / DLSS : パフォーマンス
フルHD
(最高設定)
113.1 fps
下位1%:62.9 fps
WQHD
(最高設定)
111.9 fps
下位1%:72.4 fps
4K
(最高設定)
80.4 fps
下位1%:54.1 fps

パルワールド(PalWorld)は最高設定のフルHDで平均113 fps、WQHDで平均112 fpsくらい。

4Kだと平均80 fpsをやや超える程度に。AI超解像モード「NVIDIA DLSS」のおかげで予想以上に快適なゲームプレイでした。

ステラーブレイド
マップ「エイドス7」 / DLSS4 : クオリティ
フルHD
(とても高い設定)
120.6 fps
下位1%:90.8 fps
WQHD
(とても高い設定)
115.1 fps
下位1%:88.5 fps
4K
(とても高い設定)
69.8 fps
下位1%:53.2 fps

ステラーブレイドを「とても高い」設定でベンチマーク。

割としっかり最適化されたゲームです。フルHDなら平均120 fps超、WQHDでも平均115 fpsほど、4Kで平均60 fpsをあっさり超えます。

フルHD~WQHDでCPUボトルネックが発生しますが、平均120 fpsも出ていればステラーブレイドは十分に快適です。

首都高バトル
コース「神田橋」 / DLSS : クオリティ
フルHD
(高設定)
160.6 fps
下位1%:122.2 fps
WQHD
(高設定)
120.2 fps
下位1%:96.0 fps
4K
(高設定)
70.0 fps
下位1%:60.6 fps

日本で大人気のレースゲーム「首都高バトル」を高設定でベンチマーク。

見た目の割に意外と重たいゲームですが、ゲーム側で「NVIDIA DLSS」が用意されています。DLSS:クオリティ有効時、フルHDで平均160 fps、WQHDですら平均120 fpsに達します。

崩壊スターレイル
マップ「オンパロス」
フルHD
(最高設定 : 1.4)
113.4 fps
下位1%:75.6 fps
WQHD
(最高設定 : 1.4)
111.4 fps
下位1%:75.4 fps
4K
(最高設定 : 1.4)
65.8 fps
下位1%:49.8 fps

ターン制RPGでおそらく世界一のユーザー数を誇る「崩壊スターレイル」をベンチマーク。

フルHDとWQHDは余裕で平均100 fpsを超えていきますが、4Kがすごく重たくて平均60 fpsギリギリの動作です。

もちろん、崩壊スターレイルも「DLSS」実装タイトルです。DLSSを使えば4Kで平均60 fps超もかんたん。

ゼンレスゾーンゼロ
マップ「ルミナスクエア」 / DLSS : クオリティ
フルHD
(最高 + レイトレ:中)
70.7 fps
下位1%:48.5 fps
WQHD
(最高 + レイトレ:中)
70.5 fps
下位1%:51.5 fps
4K
(最高 + レイトレ:中)
52.5 fps
下位1%:40.5 fps

ゼンレスゾーンゼロは、グラフィックボードよりCPUが重視される、タルコフタイプなアクションRPGです。

Ryzen 7 8745HX程度だとCPUボトルネックが派手に発生してしまい、フルHD~WQHDは平均70 fps前後で頭打ちに。

STREET FIGHTER 6
対戦「LUKE vs RYU」でテスト
フルHD
(ULTRA設定)
59.9 fps
下位1%:55.7 fps
WQHD
(ULTRA設定)
59.9 fps
下位1%:55.6 fps
4K
(ULTRA設定)
59.9 fps
下位1%:55.4 fps

ストリートファイター6(FIGHTING GROUNDモード:60 fps上限)は、フルHDで平均60 fps、4Kも同じく平均60 fpsです。

マインクラフト
「Vanilla RTX」シェーダーでテスト
フルHD
(レイトレ : 8チャンク)
84.0 fps
下位1%:57.9 fps
WQHD
(レイトレ : 8チャンク)
52.9 fps
下位1%:36.5 fps
4K
(レイトレ : 8チャンク)
27.0 fps
下位1%:18.2 fps

マインクラフト(Bedrock Edition)にVanilla RTXシェーダーを入れてレイトレを有効化、フルHDで平均80 fps台、WQHDで平均50 fps程度、4K解像度で30 fpsを割ります。

軽いイメージのあるマイクラでも、ハードウェアレイトレ機能を入れると一気に重たいです。

やかもち
マイクラのRT機能はもっぱらスクショ撮影用ですね。
VRChat
ワールド「Rainy Forest」でテスト
フルHD
(Ultra設定 : x8)
140.2 fps
下位1%:126.4 fps
WQHD
(Ultra設定 : x8)
89.7 fps
下位1%:84.3 fps
4K
(Ultra設定 : x8)
44.4 fps
下位1%:42.4 fps

VRChat(Ultra x8設定)はフルHDで平均140 fps台、WQHDで平均90 fps前後、4K解像度で平均およそ40 fps台でした。

Valve IndexやMeta Quest 3など、高解像度なVR HMDでVR酔いそうなフレームレートです。グラフィック設定の妥協が必要です。

モンスターハンターワイルズ
緋の森(豊穣期) / DLSS4 : クオリティ
フルHD
(ウルトラ + レイトレ:高)
65.5 fps
下位1%:52.6 fps
WQHD
(ウルトラ + レイトレ:高)
53.9 fps
下位1%:43.3 fps
4K
(ウルトラ + レイトレ:高)
34.7 fps
下位1%:28.1
フルHD
(DLSS FG : 2x も有効)
122.1 fps
下位1%:93.2 fps
WQHD
(DLSS FG : 2x も有効)
94.9 fps
下位1%:75.6 fps
4K
(DLSS FG : 2x も有効)
62.7 fps
下位1%:49.6 fps

モンハンワイルズ(緋の森)を、ウルトラプリセット + レイトレモード:高でベンチマーク。

めちゃくちゃ重たいゲームです。フルHDで平均60 fpsがやっとですが、ゲーム設定から「NVIDIA DLSS」を選んで、「DLSSフレーム生成」を有効化すると一気に軽量化します。

フルHDで平均120 fpsに、WQHDで平均90 fps超、4Kですら平均60 fpsを超えられるように。

超解像やフレーム生成は画質を少し犠牲にする傾向がありますが、最新モデル「DLSS 4」だから画質の劣化もほとんど気づかないです。

サイバーパンク2077
リトルチャイナ(夜) / DLSS4 : クオリティ
フルHD
(レイトレ:ウルトラ)
80.0 fps
下位1%:57.2 fps
WQHD
(レイトレ:ウルトラ)
62.4 fps
下位1%:44.4 fps
4K
(レイトレ:ウルトラ)
41.2 fps
下位1%:33.6
フルHD
(DLSS FG : 2x も有効)
138.4 fps
下位1%:89.9 fps
WQHD
(DLSS FG : 2x も有効)
103.6 fps
下位1%:79.2 fps
4K
(DLSS FG : 2x も有効)
69.3 fps
下位1%:56.5 fps

サイバーパンク2077もめちゃくちゃ重たいゲームですが、「DLSSフレーム生成」を有効化すると1.5~1.6倍くらいに軽くなります。

フルHDで平均140 fpsに、WQHDで平均100 fps台まで、4Kですら平均60 fpsを超える性能です。違和感なく高画質、かつスムーズな映像でサイバーパンク(レイトレ)を楽しめます。

平均ゲーミング性能(18ゲーム)

Lenovo LOQ 26ADR10のフルHDゲーム性能

平均fps最低fps(下位1%)

(クリックで画像拡大)

Lenovo LOQ 26ADR10のフルHDゲーム性能です。

軽いゲームは平均120 fps以上。レイトレ有効時でも、AI超解像「DLSS」やフレーム生成「DLSS FG」のおかげで、意外と平均100 fps前後を出せてしまいます。

Apex Legendsやフォートナイトは競技設定で平均200 fps台も狙えます。

Lenovo LOQ 26ADR10のWQHDゲーム性能

平均fps最低fps(下位1%)

WQHDゲーム性能もそこそこ快適です。

軽いゲームは平均100 fpsを超えていくし、重たいゲームなら結局「DLSS」やフレーム生成「DLSS FG」である程度なんとかできます。

Lenovo LOQ 26ADR10の4Kゲーム性能

平均fps最低fps(下位1%)

4Kゲーミングはやや厳しい印象です。

平均60 fpsを割り込むゲームが多々あり、グラフィック設定を妥協したうえで、「DLSS」や「フレーム生成」を組み合わせないとスムーズな動作が難しい状況。

RTX 5060 TiはフルHD~WQHDがターゲットのグラボで、やはり4Kはターゲット外だと評価せざるを得ないです。

最新の価格とスペックは公式サイトで確認してください
やかもち
「Ryzen 7 8745HX」と「RTX 5060 Ti(16GB)」の組み合わせは思ったより遊べます。AI超解像(NVIDIA DLSS 4)があって良かったです。割となんとかなるシーンが多かったです。

Lenovo LOQ 26ADR10(8745HX)のクリエイティブ性能

レンダリング / 動画エンコード

Lenovo LOQ 26ADR10(9800X3D)のCPU性能を比較

(クリックで画像拡大)

CPUの定番ベンチマーク「Cinebench R23」の比較です。

サクサクとした体感性能に影響が大きいシングルスレッド性能を比較します。「Ryzen 7 8745HX」のシングルスレッド性能は平均以上。

最新世代のフラグシップCPUと比較するとやや劣るものの、体感性能はかなり良好です。8コア16スレッドのおかげで、バックグラウンドでWindows Updateが稼働しても、フリーズしたり極端な処理落ちは起きません。

Lenovo LOQ 26ADR10(9800X3D)のCPU性能を比較

ゲーミングPCにとって参考にしづらいマルチスレッド性能も一応比較します。

上の方を見るととんでもないスコアを叩き出すCPUが出てきますが、すべてのCPUコアをうまく使えた場合の「理論値」です。

たとえば、動画エンコードやCGモデルのレンダリングで理論値に近づきます。しかし、動画エンコードやレンダリングは、グラフィックボードの方がはるかに速いです。

昔のCPUと比較してざっくり参考にする程度で十分。あまり気にする必要はありません。先に紹介したシングルスレッド性能がずっと重要です。

動画エンコード
録画したゲームプレイ動画を変換
H.264エンコード
(CPUで1080p → 480p)
192.6 fps
Handbrakeで検証
H.264エンコード
(CPUで1080p → 1080p)
106.8 fps
Handbrakeで検証
AV1エンコード
(グラボで1080p → 1080p)
301.1 fps
NVEncで検証

動画エンコードをフリーソフト「Handbrake」を使ってテスト。ゲームプレイ録画映像(容量1 GB)を、H.264形式でエンコードします。

Ryzen 7 8745HXは8コア16スレッドあるから、それなりにエンコードが速いです。しかし、あくまでも標準的なスピード感に過ぎず、遅く感じる場合もありそう・・・。

もし、遅くて待ってられないと感じたら、グラフィックボード(RTX 5060 Ti)を使ってください。

H.264よりずっと高画質で容量も節約できるAV1形式のエンコードを爆速で処理できます。今回はCPUと比較して、1080pエンコードで約3倍近い速度です。

やかもち
CPUでエンコードはもう時代遅れ。グラボに入ってるエンコード機能(NVEnc)の方が、はるかに高効率で高画質、しかも速いです。

オフィスワーク

Microsoft Office
「PCMark 10 Pro」でベンチマーク
Edge16159
Word13596
Excel26195
PowerPoint15382
総合スコア17249

PCMark 10 Pro版を使って、オフィスワークの代表例「Microsoft Office」の処理速度をチェック。

「Lenovo LOQ 26ADR10」の結果は「17249点」です。PCMark 10公式の目安である4500点を大幅に超えているため、オフィスワーク性能は十分すぎます。

Excelスコアも20000点超を叩き出し、数百行のマクロ処理(VBA)や数千行の単純計算(関数処理)がものの数秒で完了します。

PCMark 10の目安は4500点ですが、Excelスコアに関しては個人的に20000点くらいあると体感かなりスムーズです。特にVBAを仕込んだシートを使うなら20000点超がおすすめ。

PCMark 10
Video Conference(ビデオ会議)
PCMark 10でビデオチャットの性能をテスト
総合スコア8239
5000点以上ならOK
ビデオチャットの快適度29.9 /30.00 fps

PCMark 10の「Video Conference(ビデオ会議)」モードを使って、ビデオチャットの快適さをテストしました。

結果は8239点で、5000点以上を余裕でクリア。複数人とビデオチャットを同時に行った場合の、映像のスムーズさ(フレームレート)はほぼ30 fpsで、上限の30 fpsに迫ります。ビデオ通話も余裕です。

写真編集(Photoshop)

Adobe Photoshop
「Puget Bench」でベンチマーク
Photoshop
総合スコア
Overall Score
9635
一般処理のスコア
General Score
92
フィルタ系のスコア
Filter Score
101

写真編集は「Photoshop CC」で処理速度をテスト。Puget Systems社が配布しているベンチマーク用のバッチファイルを使い、実際にPhotoshopを動かして性能をスコア化します。

Photoshopベンチのスコアは「9635点」です。快適な目安を示す10000点にほぼ近いスコアで、Photoshopで高解像度なRAW写真編集をこなせる性能です。

ベンチマークには150MP(1億5000万画素)の素材も使われていて、Lenovo LOQ 26ADR10は一度もエラーなくテストを完走します。

メモリ容量32 GBで意外と足りていますが、同時に大量の写真を入れるとメモリ容量が不足する可能性はあります。

やかもち
ベンチは150 MPなんて巨大な写真を使うけど、一般的に使われる写真は33~50 MP前後です。Ryzen 7 8745HXとRTX 5060 Tiで十分に処理できます。

動画編集(Premiere Pro)

Adobe Premiere Pro
「Puget Bench」でベンチマーク
Premiere Pro
総合スコア
Overall Score
9303
LongGOP編集のスコア
LongGOP Score
67.2
RAW編集のスコア
RAW Score
204
GPUエフェクト
GPU Score
64.8

動画編集は「Premiere Pro」で処理速度をテスト。Puget Systems社が配布しているベンチマーク用のバッチファイルを使い、実際にPhotoshopを動かして性能をスコア化します。

Premiere Proベンチのスコアは「9303点」です。快適な目安を示す10000点に少し届かないものの、Premiere Proで4K動画編集を普通にこなせる性能です。

ただし、扱う動画素材のサイズ次第でメモリ容量が不足する可能性があります。

AIイラスト生成

AIイラスト生成ソフト「ComfyUI」を使って、画像(おもにイラストや実写写真)の生成スピードを検証します。

ComfyUI
AIイラストベンチマーク
SD 1.5 Benchmark
(512 x 512サイズ)
14.66秒
10枚につき
(28 steps)
SDXL Benchmark
(832 x 1216サイズ)
82.90秒
10枚につき
(28 steps)
SDXL + Hires.Fix
(1664 x 2432サイズ)
40.53秒
1枚あたり
(28 + 7 steps)

AIイラスト(ComfyUI)の生成時間をベンチマークします。

SD 1.5モデル(512 x 512サイズ)は10枚あたり約14.6秒でした。1枚あたり、わずか1.5秒で生成できます。

次に、今も定番なSDXL 1.0モデルで832 x 1216サイズを生成、10枚あたり約83秒で生成できました。28ステップで1枚あたり約8秒です。

最近の人気モデル(ObsessionやWAI)なら20ステップで十分な品質を出せるので、1枚あたり5~6秒台も可能です。

Hires.Fix(アップスケーリング)も余裕あり。VRAM容量が16 GBもあるRTX 5060 Tiにとって、1664 x 2432サイズの生成もスムーズ

基本的にアップスケーリングは気に入った画像に対して使います。約40秒なら問題ない速さです。

やかもち
うっかりゲームに飽きてきたら、AI生成も楽しめます。「GeForce RTX」搭載モデルのメリットです。

ゲーム実況配信

OBSの設定
※画像クリックすると拡大します

FPSゲームタイトル「Apex Legends」を、定番のゲーム配信ソフト「OBS」を使って快適に配信できるかチェックします。

  • 配信サイト:YouTube
  • エンコーダー:NVIDIA NVENC AV1
  • 配信品質:CBR(8000 Kbps)
  • 録画品質:VBR(8000 Kbps)
  • プリセット:P5 Slow(高品質)

AV1エンコードを使ったそこそこ高画質な設定で、録画と配信を同時に行います。

OBS Drop Frames

配信時のフレームレート低下は約9~10%で問題なし。高いフレームレートを維持したまま、安定したゲーム実況配信ができます。

設定ドロップフレーム率
普通にプレイ0%
録画と配信(120 fps)0%
録画と配信(240 fps)0%
録画と配信(無制限)0%

Lenovo LOQ 26ADR10のゲーム配信性能は安定性も良好です。

フレームレート制限に関係なく、ドロップフレーム率(コマ落ち)0%を記録します。ガクッとした感じのカクつきがほとんど見当たらないです。

デスクトップ画面とプリインアプリ

Lenovo LOQ 26ADR10の初期画面

(クリックで画像拡大)

初回起動時のデスクトップ画面です。背景画像が「Lenovo LOQ」オリジナル仕様になっています。

プリインアプリ

メーカー保証やハードウェア情報を確認できる「Lenovo Vantage」アプリがインストール済み。

マルウェア的な不審なアプリは当然ながら入っていませんが、よく見ると「マカフィー」が入っています。

やかもち
マカフィーを削除して、Windows Defenderに切り替えれば問題ありません。

Lenovo LOQ 26ADR10の温度とエアフロー

Lenovo LOQ 26ADR10のエアフロー図

(クリックで画像拡大)

Lenovo LOQ 26ADR10のエアフロー設計をわかりやすく写真に書き込んでみた(実写 + サーモグラフィー合成)

フロントパネルに設置された吸気用スリットと2つのケースファンで外気をケース内部へ取り込み、リアパネルのケースファン1個で熱を逃がす流れです。

トップパネル(天面)にケースファンは1個もついてないですが、暖かい空気が勝手にじんわり抜ける流れもあります。

おおむね、主流のゲーミングPCでよく見られる一方通行なエアフローが構築されています。

Lenovo LOQ 26ADR10のパーツの温度

(クリックで画像拡大)

30分間ゲームを起動したまま放置すると、CPUの温度が65℃前後、グラフィックボードの温度は70℃前後で飽和(温度上昇の停止)を確認できます。

温度による性能低下(サーマルスロットリング)も特に発生せず、とても安定した動作です。最初から取付済みのケースファンで十分なエアフローを得られています。

やかもち
ゲーム中の消費電力(= 熱)はざっくり230~240 Wです。たった200 W程度なら、3個のケースファンであっさり逃がせます。
サーモグラフィーカメラ
(クリックして画像拡大します)
マザーボード周辺
(47℃前後:異常なし
グラフィックボード
(70℃前後:異常なし
Lenovo LOQ 26ADR10のサーモグラフィー写真Lenovo LOQ 26ADR10のサーモグラフィー写真

30分間のストレステスト後、負荷をかけたままケースを開けて、サーモグラフィーカメラでPCパーツの表面温度をチェックします。

マザーボード周辺はわずか45~49℃で、よく冷えています。マザーボードに風を吹き付けるトップフロー型CPUクーラーの効果です。

グラフィックボードの表面はもっとも熱いエリアで70℃近く、ケーブル周りがたった40℃ちょっとです。

サーモグラフィーカメラ
(クリックして画像拡大します)
電源ユニット
(46℃前後:異常なし

(-前後:
Lenovo LOQ 26ADR10のサーモグラフィー写真

電源ユニット内部の温度も問題なし。一番熱い部分で50℃にすら届かず、非常によく冷えています。

容量850 Wに対して、平均240 Wの消費電力だから、静かな動作音のまま温度を抑えられます。ゲーム用に使っていれば5年くらいは難なく使い続けられそうです。

動作温度をチェック

CPU温度をテスト
(周辺気温:22.1℃)
Lenovo LOQ 26ADR10のCPU温度
ベンチマーク中
(Cinebench R23)
ゲームプレイ中
(FF14 : 黄金)
最大:100℃
平均:100℃
最大:88℃
平均:84℃

CPUベンチマーク中のCPU温度は平均100℃(最大100℃)で、ゲームプレイ中だと平均84℃(最大88℃)でした。

Ryzen 7 8745HXの定格温度(既定値)は100℃だから、要するにCPUクーラーの冷却が間に合わず、温度リミッターが発動している状態です。

動画エンコードや3Dレンダリングなど、CPUに高負荷がかかる作業は向いてなくて、もっぱらゲーム用です。

やかもち
動画エンコードはグラフィックボード(NVEnc)に任せよう。CPUには荷が重い作業です。
グラフィックボードの温度をテスト
(周辺気温:22.1℃)
Lenovo LOQ 26ADR10のグラボ温度
ベンチマーク中
(Speed Way)
ゲームプレイ中
(FF14 : 黄金)
最大:71℃
平均:69℃
最大:68℃
平均:65℃

グラフィックボード(RTX 5060 Ti)のGPUコア温度もチェック。

高負荷がかかり続けるSpeed Wayベンチマークで、GPU温度は平均69℃(最大71℃)で、ゲームプレイ中だと平均65℃(最大68℃)でした。

RTX 5060 Tiの定格温度(既定値)は87℃です。平均70℃くらいの温度なら、まったく問題ないと分かります。

真夏のエアコンが効いていない部屋で使うと87℃に達する可能性はありますが、グラボにも温度リミッター機能があるから大丈夫です。

定格温度に達すると、自動的にコアクロックを少しずつ抑制して、温度を87℃以内に抑えます。ゲーム性能がわずかに下がる代わりに、GPU温度を安全圏にとどめる機能です。

Lenovo LOQ 26ADR10に標準で入っている「Lenovo RTX 5060 Ti LEGION」は、厚み50.5 mm(2.5スロット厚)、全長197 mmのコンパクトサイズ設計です。

グラボ直下にあるPCIeスロットを隠さずに済むから、あとからパーツを自分で増設しやすいです。

一方で、冷却に使う体積(ヒートシンク)が減ってしまうため、冷却性能と静音性がトレードオフになります。

CPU本体グラフィックボード

CPU「Ryzen 7 8745HX」は瞬間的に105 Wまで上昇したあと、85 W前後で動作します。さらに5分くらいで65 W前後に移行します。

グラフィックボード「RTX 5060 Ti(16 GB)」はゲーム次第で160 W前後で動作しますが、CPUボトルネックが発生すると消費電力が下がります。

静音性能を騒音計で検証

動作音(騒音)をテスト
(本体から50 cmの距離で測定)
Lenovo LOQ 26ADR10の静音性(動作音)
アイドル時
(Youtube表示)
ゲームプレイ中
(FF14:黄金レガシー)
CPU高負荷
(Cinebench R23)
33.6 dB38.1 dB46.0 dB

校正済みのデジタル騒音メーターを使って「Lenovo LOQ 26ADR10」の動作音(騒音レベル)を、シーン別に測定しました。それぞれの結果は中央値です。

Lenovo LOQ 26ADR10の静音性(動作音)

(クリックで画像拡大)

騒音値(dBA)評価目安
30 ~ 32.49極めて静か耳を近づければ聞こえるレベル
32.5 ~ 34.9静かファンが回っているのが分かる
35 ~ 39.9やや静か扇風機を「小」で回したくらい
40 ~ 42.49普通エアコンよりは静かな音
42.5 ~ 44.99やや騒音エアコンの動作音に近い
45 ~ 50騒がしい扇風機を「中~大」で回した音
50 ~うるさい・・・換気扇を全力で回した音

過去レビューしてきた「Lenovo Legion」シリーズと同程度の動作音でした。

ゲーム時の騒音値は38 dB前後で「やや静か」に分類されます。デスク上にゲーミングPC本体を置く距離感だと、グラボの動作音が少し聴こえてくるイメージ。

静かに感じるかどうか、微妙に個人差が出そうです。ヘッドホンを付けてゲームをする分には、ほとんど気にならなかったです。

パソコン本体をデスク下やクローゼットに収納してしまえば問題ない範囲です(個人差あり)

低負荷時(オフィスワークやYoutubeなど)はケースファンがわずかに回っているのみ、とても静かなアイドル動作音です。逆にCPU高負荷時はノートパソコン並にうるさくなります。

やかもち
小型CPUクーラーが最大の騒音源でした。ゲームのシェーダーコンパイルや、Windows Updateを処理させると、CPUクーラーの動作音がかなり目立ちやすいです。

消費電力をコンセント経由で測定

消費電力をテスト
(コンセント経由の消費電力)
Lenovo LOQ 26ADR10の静音性(動作音)
アイドル時
(何もしていない)
CPUベンチ
(Cinebench R23)
ゲーミング
(FF14:黄金レガシー)
54 W136 W229 W

Lenovo LOQ 26ADR10は省エネなゲーミングPCです。

CPUベンチマーク中でピーク時に150 W前後です。グラボに負荷がかかるゲーミング時で230 W前後にとどまり、ピーク時ですら250 Wにタッチする程度。

標準搭載の容量850 W電源で安心して運用できます。

ゲーム時の230~250 W前後に対して、負荷率がたった28%程度です。発熱が少なく電源の寿命を延ばせるし、ファンの動作音も静かに済みます。

  • 1日2時間ゲームをする場合:月間およそ510円
  • 1日4時間ゲームをする場合:月間およそ1010円
  • 1日8時間ゲームをする場合:月間およそ2010円
  • 1日16時間ゲームをする場合:月間およそ4010円
  • 1日16時間ゲームして寝ている間は放置:月間およそ4480円
  • 1日2時間ネット + 1日2時間ゲーム:月間およそ620円

(※2026年2月時点の東京電力で試算)

まとめ:20万円台(前半)で穴場なコスパ型ゲーミングPC

「Lenovo LOQ 26ADR10」の微妙なとこ

  • 4Kゲーミングは結構ギリギリ
    (基本的にフレーム生成が前提)
  • CPUクーラーがあまり冷えない
  • ゲーム時の動作音は平均的
  • 納期はやや長め(最短1週間)
  • 他社と同様に標準1年保証
    (追加料金で最長3年まで延長できます)

「Lenovo LOQ 26ADR10」の良いところ

  • クールな印象のPCケースデザイン
  • メンテナンス性が高い設計
  • 必要十分なパーツの拡張性
  • 標準規格パーツだから交換しやすい
    (CPUクーラーを除く)
  • 快適なフルHDゲーミング
  • WQHDゲーミングも可能
  • 写真編集やAIイラストが快適
  • 無駄なプリインアプリなし
  • パーツの増設・交換は保証に影響しない
    (うっかり壊した場合を除く)
  • 部分的にカスタマイズ料金が割安
  • 昨今の相場から見て「価格が安い

Lenovo LOQ 26ADR10」は、予算20万円台(前半)で買えるゲーミングPCとしては、今のところ一番コスパが良いゲーミングPCです。

国内大手BTOだと、CPUがRyzen 7 5700X(DDR4世代)にガクッとランクダウンしたり、メモリ容量とSSD容量が少なかったり・・・。妥協するスペックが目立ちます。

一方、今回レビューしたLenovo LOQ 26ADR10なら、Ryzen 7 8745HX(Zen4世代で8コア16スレ)が付いてきます。高価なDDR5メモリが32 GBも入ってます。

不安要素だった「8745HX」と名付けられたノーパソ用CPUですが、基本的にRyzen 7 7700(無印)に近い性能があると判明して安心です。DDR5世代だからゲーム性能もRyzen 7 5700X以上です。

Lenovo LOQ 26ADR10の電源ユニット

低価格なゲーミングPCでコストカットの対象にされやすい電源ユニットが、想像以上にマトモだったのも大きな収穫です。

唯一の弱点はCPUクーラーだけですが、温度リミッターのおかげで実用上の問題は解消されています。ゲームのシェーダーコンパイルで一時的にうるさいくらいです。

まとめると、予算20万円台(~25万円)でゲーミングPCを探しているなら最有力候補です

以上「Lenovo LOQ 26ADR10 買ってレビュー:ノーパソ用CPUで格安に作られたゲーミングPCを検証」でした。

最新の価格とスペックは公式サイトで確認してください
やかもち
今回のレビュー機はSSDを512 GBに減らしてギリ25万円に収めたけど、これから買うなら1 TBがおすすめ。当時よりもSSD(単品)が急激に高騰したから、容量そのまま注文した方が安く済みます。

おすすめゲーミングモニター【解説】

「Lenovo LOQ 26ADR10」は、フルHD~WQHDがターゲットのゲーミングPCです。

画質に対するコスパを考慮すると、WQHDゲーミングモニターが特におすすめ。3万円台で直下型Mini LEDモデルが買えますし、6~7万円ならOLED(有機EL)モデルも候補に入ります。

おすすめゲーミングPCまとめ【解説】

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