RTX 2060 Superは、既にラインナップしているRTX 2060をパワーアップした上位互換モデルです。ライバルのRX 5700に対抗するために作られたRTX 2060 Superは、果たして競合するRX 5700に対してどこまで戦えるのか。RTX 2060やGTX 1080とも比較して検証します。
「RTX 2060 Super」のスペックと概要
GPU | RTX 2060 Super | RTX 2060 | RX 5700 | RTX 2070 |
---|---|---|---|---|
ダイ | ||||
世代 | Turing | Turing | Navi 10 | Turing |
プロセス | 12nm製造 : TSMC | 12nm製造 : TSMC | 7nm製造 : TSMC | 12nm製造 : TSMC |
トランジスタ数 | 108.0 億 | 108.0 億 | 103.0 億 | 108.0 億 |
ダイサイズ | 445 mm2 | 445 mm2 | 251 mm2 | 445 mm2 |
シェーダー数CPUのコア数に相当 | 2176 | 1920 | 2304 | 2304 |
TMU数Texture Mapping Unitのこと | 136 | 120 | 144 | 144 |
ROP数Render Output Unitのこと | 64 | 48 | 64 | 64 |
演算ユニット数 | 34 | 30 | 36 | 36 |
Tensorコア数機械学習向けの特化コア | 272 | 240 | – | 288 |
RTコア数レイトレ用の特化コア | 34 | 30 | – | 36 |
クロック周波数 | 1470 MHz | 1365 MHz | 1465 MHz | 1410 MHz |
ブーストクロック | 1650 MHz | 1680 MHz | 1725 MHz | 1620 MHz |
VRAM容量 | 8 GB | 6 GB | 8 GB | 8 GB |
VRAM規格 | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 |
VRAMバス | 256 bit | 192 bit | 256 bit | 256 bit |
VRAM帯域幅 | 448.0 GB/s | 336.0 GB/s | 448.0 GB/s | 448.0 GB/s |
理論性能(FP32) | 7.181 TFLOPS | 6.451 TFLOPS | 7.949 TFLOPS | 7.465 TFLOPS |
TDP | 160 W | 160 W | 180 W | 175 W |
補助電源 | 8 pin | 8 pin | 8 + 6 pin | 8 pin |
MSRP | $ 399 | $ 349 | $ 349 | $ 499 |
参考価格最安Top5の平均価格 | 47740 円 | 37240 円 | 42490 円 | 58070 円 |
まずは基本的なスペックを確認します。RTX 2060 Superに置き換えられてしまったRTX 2060、そしてSuper版を出すことになった原因である強力なライバルRX 5700と比較してみた。
ざっくりまとめると、RTX 2060 SuperのスペックはRTX 2060とRX 5700のちょうど間に挟まる位置です。スペック通りの性能が出るわけではないですが、少なくともスペック的にはRX 5700にやや劣っています。
価格設定においても、RTX 2060 SuperはRX 5700に対してやや不利です。もともと販売される前は20ドルしか差がなかったのですが、販売直前になってAMDがRX 5700の値下げを敢行し、50ドルもの価格差が付いてしまいました。
国内の販売価格では約5000円の差額となっており、額面のスペックと価格だけで判断するならRTX 2060 SuperはRX 5700に対して非常に不利な状況です。
RTX 2070をちょっと削って2060 Superに
Super版に置き換えられる前の、普通のRTX 2060に使われているGPUチップは「TU106」と呼ばれています。TU106チップには最大で36個の演算ユニットを搭載でき、RTX 2070は全てのユニットを有効化したフルスペック版でした。
RTX 2060は36個のうち6個を無効化したスペックダウン版です。NVIDIAは、両者のちょうど真ん中より少しだけ性能がよくなるように、36個のうち2個だけを無効化したバージョンを作りました。
仕様 | RTX 2060 Super | RTX 2060 | 増減 |
---|---|---|---|
演算ユニット | 34 | 30 | +13.3% |
シェーダー数CPUのコア数に相当 | 2176 | 1920 | +13.3% |
TMU数Texture Mapping Unitのこと | 136 | 120 | +13.3% |
ROP数Render Output Unitのこと | 64 | 48 | +33.3% |
Tensorコア数機械学習向けの特化コア | 272 | 240 | +13.3% |
RTコア数レイトレ用の特化コア | 34 | 30 | +13.3% |
ブーストクロック | 1650 MHz | 1680 MHz | -1.8% |
理論性能(FP32) | 7.181 TFLOPS | 6.451 TFLOPS | +11.3% |
VRAM容量 | 8 GB | 6 GB | +33.3% |
TDP | 160 W | 160 W | 0.0% |
RTX 2070から、演算ユニットをちょっとだけ削ったバージョンがまさに「RTX 2060 Super」です。RTX 2060と比較して、演算ユニットが約1割も増えたため、基本的なスペックは1割ほど高くなります。
1割のスペックアップに加えて、VRAMの容量が6 GBから8 GBに増量された点も大きな変更点です。ブーストクロックは30 MHz下がっていますが、比率で見れば1.8%の差なので他のスペック向上で簡単に相殺されてしまうでしょう。
実際、スペックから計算される理論性能はSuper化したことで約11.3%も上昇しています。RTX 2070と比較してわずか3.8%しか違わないため、RTX 2060 SuperにはRTX 2070クラスの性能を期待できます。
まとめ:ほぼRTX 2070なスペックに格上げだが
RTX 2060 Superは、RTX 2070を少しだけ削っただけの「ほぼRTX 2070」なグラフィックボードです。それでもライバルのRX 5700とは額面のスペックで若干劣り、価格は約5000円も差を付けられています。
既存のRTX 2060と比較していくら性能アップしてコストパフォーマンスは改善したとはいえ、実際のゲーム性能でどこまでRX 5700を追い詰められるのかがポイント。少なくとも5000円の差額分の性能差は見せてくれないと、非常に危うい立場です。
- ほぼRTX 2070なスペック
- RTX 2070相当で100ドル安価
- 8 GBに増量されたVRAM容量
- 消費電力はRTX 2060と同じ水準
- NVIDIAの最新技術をサポート
- RTX 2060と約1万円の価格差
既存のRTX 2060はディスコン
スペック解説をまとめると、おおむねRTX 2060 Superは優秀です。本来上位モデルであったRTX 2070に近いスペックにしておきながら、価格は499ドルから399ドルに引き下げているため、単純なコストパフォーマンスは改善しています。
しかし現状では、既存のRTX 2060と約1万円の価格差が生じており、RTX 2060 Superと競合することになるグラフィックボードは意外と多い。
RTX 2070 SuperとRTX 2070のように価格差が小さければ選ぶ余地はないものの、1万円も差があると選び分ける必要性が出てしまいます。よってRX 5700だけでなくRTX 2060もライバルになりえます。
「RTX 2060 Super」の性能を検証
テスト環境
テスト環境「ちもろぐ専用ベンチ機」 | ||
---|---|---|
CPU | Core i9 9900K | |
CPUクーラー | ASSASSIN III140 mm x2の大型空冷 | |
マザーボード | ASRock Z390 Phantom Gaming 6 | |
メモリ | DDR4-2666 8GB x2使用メモリ「G.Skill FlareX C14」 | |
グラフィックボード | RTX 2060 Super 8GB | |
SSD | SATA 500GB使用SSD「Samsung 860 EVO」 | |
SATA 2TB使用SSD「Micron 1100」 | ||
電源ユニット | 1200 W(80+ Platnium)使用モデル「Toughpower iRGB PLUS」 | |
OS | Windows 10 Pro 64bit検証時のバージョンは「1903」 | |
ドライバ | NVIDIA 436.02 / AMD 19.9.2 | |
ディスプレイ | 3840 x 2160@60 Hz使用モデル「Acer ET430Kbmiiqppx」 |
RTX 2060 Superの性能を検証するテストPCのスペックです。
現状もっともボトルネックが生じづらい、ゲーミング最強のCPU「Core i9 9900K」を軸に、適当なパーツを組み合わせています。メモリはごく標準的なDDR4-2666を合計で16 GBです。
グラフィックドライバは、NVIDIA GeForce Driverが436.02、AMD Radeon Softwareは19.9.2を使って検証しました。
用意したグラボ
今回の検証で使っていくグラフィックボードは、Palit製の「RTX 2060 SUPER JS 8GB」です。RTX 2060 Superを搭載するデュアルファンモデルのオリファンとしては、5万円を下回るそこそこ安価なボードになります。
最安値は同じくPalit製の「RTX 2060 SUPER DUAL 8GB」ですが、ブーストクロックは1650 MHzしかありません。約2000円の差額で1830 MHzにオーバークロック済みのJetStreamの方が、総合的なコスパは高いと判断して購入しました。
ベンダー | 製品型番 | ブーストクロック | 価格 |
---|---|---|---|
Palit | RTX 2060 SUPER DUAL | 1650 MHz | 47680 円 |
玄人志向 | GG-RTX2060SP-E8GB/DF | 1695 MHz | 47800 円 |
GIGABYTE | GV-N206SWF2OC-8GD | 1680 MHz | 48378 円 |
ASUS | DUAL-RTX2060S-8G-EVO | 1680 MHz | 48900 円 |
Colorful | GeForce RTX 2060 SUPER 8G | 1650 MHz | 48980 円 |
Palit | RTX 2060 SUPER JS | 1830 MHz | 49302 円 |
5万円を下回るRTX 2060 Super搭載ボードは他にもいくつかあります。しかし、そのどれもがおまけ程度のオーバークロックです。5万円以下でマトモなオーバークロックが施されているのは「RTX 2060 SUPER JS」だけでした。
ドスパラ専売のグラフィックボードは、代理店のマージン(※俗にASK税と呼ばれる代理店の取り分)がまったく入ってないので、高スペックなオリファンモデルが驚くほど安価に購入できて助かります。
RTX 2060 Superとの性能比較に使用するグラボはこの通り。スペック的に競合するRX 5700、コスパが強いRTX 2060に加えて、RTX 2060と価格帯が近いGTX 1660 TiとGTX 1080も比較検証することにします。
ゲーミング性能:GTX 1080に打ち勝つ
3DMark FireStrike
3DMark FireStrike1920 x 1080 / Graphics Score |
DirectX11ベースのGPUベンチマーク「FireStrike」で基本的な性能をテスト。RTX 2060 Superのスコアは約23500点で、RTX 2060を約24%も上回るスコアです。しかし、競合するRX 5700も同じ水準を記録しています。
3DMark TimeSpy
3DMark TimeSpy1920 x 1080 / Graphics Score |
DirectX12ベースの「TimeSpy」になると、RTX 2060 Superは更にスコアを伸ばしています。FireStrikeでは調子が良かったRX 5700は、DX11では性能が今ひとつのようです。実際RX 5700でDX12のゲームをプレイすると…すこぶる不安定でした※。
※Deus Ex : Mankind Divided、Shadow of the Tomb Raiderにて確認。
他のグラフィックボードとベンチマークスコアの比較をしたい方は、↑こちらのグラボ性能まとめ表も参考にどうぞ。
FF14 : 漆黒のヴィランズ
FF14:漆黒のヴィランズ1920 x 1080 / 最高品質 |
FF14:漆黒のヴィランズ(フルHD)では、RX 5700やRTX 2060を10%以上も引き離します。GTX 1080すら超える性能です。
FF14:漆黒のヴィランズ2560 x 1440 / 最高品質 |
解像度をWQHDに引き上げると更に性能差が開きました。
FINAL FANTASY 15
FINAL FANTASY XV : Benchmark1920 x 1080 / 高品質 |
「FF15」のベンチマークはNVIDIAに最適化されている傾向が強いため、当然RTX 2060 Superが圧倒的に高パフォーマンスです。RX 5700と比較して46%も高い性能でした。
FINAL FANTASY XV : Benchmark2560 x 1440 / 高品質 |
WQHDに解像度を引き上げても傾向は変わらず、RX 5700に対して40%近くも引き離します。
Apex Legends
Apex Legends1920 x 1080 / 最高設定 |
Apex LegendsはTuring世代のグラフィックボードと相性が良く、RTX 2060 Superは猛威を振るいます。GTX 1080ですらまったく届かない性能です。
Apex Legends2560 x 1440 / 最高設定 |
WQHDになってもTuring世代が強い傾向は変わりません。
CS:GO
Counter Strike : Global Offensive1920 x 1080 / 最高設定 |
CSGOはどのグラフィックボードでも、出せる性能は飽和しています。
Counter Strike : Global Offensive2560 x 1440 / 最高設定 |
WQHDになると性能差が若干出ますが、平均200 fpsを軽く超えているので実用上はまったく問題ありません。
Call of Duty : Black Ops IV
Call of Duty : Black Ops IV1920 x 1080 / 最高設定 |
Call of Duty : Black Ops IVでは、RTX 2060 Superが他のライバルより10%程度高い性能です。
Call of Duty : Black Ops IV2560 x 1440 / 最高設定 |
WQHDになるとRX 5700に差を詰められ、ほぼ同じパフォーマンスに。ただ、プレイ内容が極端に偏った可能性もあるので、再テストを予定しています。
Rainbow Six Siege
Rainbow Six Siege 1920 x 1080 / 最高設定 |
レインボーシックスシージの付属ベンチマークでは、RTX 2060 Superが最高のパフォーマンスです。
Rainbow Six Siege 2560 x 1440 / 最高設定 |
WQHDでもRTX 2060 Superがトップの性能。
Fortnite : Battle Royale
Fortnite : Battle Royale1920 x 1080 / エピック設定 |
フォートナイトの検証は若干変更しました。以前使っていたプレザントパークが削除された※ので、新たに追加されたミスティ・メドウズにて計測を行います。
結果はRTX 2060 Superが最高です。GTX 1080ですら届きません。
※プレザントパークは「プレイグラウンド」モードから削除されただけで、実際のバトロワモードでは残っています。
Fortnite : Battle Royale2560 x 1440 / エピック設定 |
WQHDでも同様にRTX 2060 Superが最高でした。
Overwatch
Overwatch 1920 x 1080 / エピック設定(100%) |
オーバーウォッチでは、RTX 2060 SuperがRX 5700を25%も追い抜くパフォーマンス。GTX 1080にも打ち勝っています。
Overwatch 2560 x 1440 / エピック設定(100%) |
WQHDでは全体的に差が縮まりましたが、傾向としてはフルHDとさほど変わりません。
PUBG
PUBG1920 x 1080 / ウルトラ設定 |
PUBGではRTX 2060 SuperがGTX 1080を超えて最高の性能。
PUBG2560 x 1440 / ウルトラ設定 |
WQHDでも結果は変わりません。
Assassin Creed Odyssey
Assassin Creed Odyssey 1920 x 1080 / 最高設定 |
非常に重たいアサシンクリードオデッセイでは、RTX 2060 SuperとRX 5700ともに平均60 fpsをクリア。しかし、なぜかGTX 1660 Tiの方が異様にフレームレートが伸びてしまいます。
Assassin Creed Odyssey 2560 x 1440 / 最高設定 |
WQHDではRTX 2060 Superがトップですが、GTX 1660 Tiが妙に距離を詰めているのが違和感です。
ARK Survival Evolve
ARK Survival Evolve 1920 x 1080 / 最高設定 |
超重量級のゲーム、ARK Survival Evolveではどのグラフィックボードも平均60 fpsを超えられません。
ARK Survival Evolve 2560 x 1440 / 最高設定 |
WQHDに引き上げるとなおさら厳しい状況。
Deus Ex : Mankind Divided
Deus Ex : Mankind Divided 1920 x 1080 / ウルトラ設定 |
DXMDでは、RTX 2060 SuperとRX 5700がほぼ同じ性能に。ただし、RX 5700の方がドロップフレームが突発的に発生し、安定性に欠ける動作でした。
Deus Ex : Mankind Divided 2560 x 1440 / ウルトラ設定 |
WQHDでも傾向はそれほど変わりません。
Grand Theft Auto V
Grand Theft Auto V1920 x 1080 / 最高設定(MSAA x2) |
Grand Theft Auto VはフルHDだと性能が100 fps前後で飽和してしまいます。
Grand Theft Auto V2560 x 1440 / 最高設定(MSAA x2) |
WQHDになるとパフォーマンスの差が現れます。RTX 2060 SuperはRX 5700より約20%高いパフォーマンスです。
NieR : Automata
NieR : Automata 1920 x 1080 / 最高設定 |
ニーアオートマタでは、ほぼ上限に近い性能で動作します。
NieR : Automata 2560 x 1440 / 最高設定 |
WQHDでは平均59 fps前後を維持できなくなりますが、若干RX 5700の方が好成績です。
※NieR : Automataはゲーム側で最大60 fpsに上限が設けられています。よって平均59 fps前後なら問題ありません。
Shadow of the Tomb Raider
Shadow of the Tomb Raider 1920 x 1080 / 最高設定(SMAA / DX12) |
トゥームレイダーでは、RTX 2060 SuperはRX 5700より4%高い性能です。
Shadow of the Tomb Raider 2560 x 1440 / 最高設定(SMAA / DX12) |
WQHDになると性能差は更に開いて、RTX 2060 SuperがRX 5700より約15%高い性能に。
Watch Dogs 2
Watch Dogs 2 1920 x 1080 / 最大設定 |
Watch Dogs 2ではRTX 2060 Superが圧倒的で、GTX 1080も超えています。
Watch Dogs 2 2560 x 1440 / 最大設定 |
WQHDでもRTX 2060 Superがトップですが、RX 5700との差は縮まっています。
Witcher 3
Witcher 3 1920 x 1080 / 最高設定 + HairWorks x4 |
Witcher 3ではRTX 2060 Superがトップの性能です。
Witcher 3 2560 x 1440 / 最高設定 + HairWorks x4 |
WQHDでも同様にRTX 2060 Superがトップです。
モンスターハンターワールド
Monster Hunter World1920 x 1080 / 最高設定 |
モンスターハンターワールドでは、RTX 2060 Superがトップの性能。
Monster Hunter World2560 x 1440 / 最高設定 |
WQHDに引き上げても傾向は変わらず、RTX 2060 Superが最高のパフォーマンスを記録しました。
黒い砂漠
黒い砂漠 1920 x 1080 / リマスター品質 |
無料MMORPG「黒い砂漠」のリマスター品質では、RTX 2060 Superと既存のRTX 2060がほぼ横並びの性能に。
黒い砂漠1920 x 1080 / ウルトラ品質 |
しかし、更に重たいウルトラ品質モードになると一気にRTX 2060 Superが優位になります。増量されたVRAM、1割増えたシェーダーの性能差がここで現れます。
黒い砂漠 2560 x 1440 / リマスター品質 |
WQHDのリマスター品質も検証します。圧倒的にRTX 2060 Superが強い結果です。
黒い砂漠2560 x 1440 / ウルトラ品質 |
WQHDのウルトラ品質は平均60 fpsすら厳しいほどの重さですが、とりあえずRTX 2060 Superがトップの位置に付けました。
平均パフォーマンス
RTX 2060 Super1920 x 1080 / 平均パフォーマンス |
フルHDゲーミングの平均パフォーマンスは、RX 5700より約13%高く、GTX 1080を約9%上回ります。RTX 2060 SuperはGTX 1080より3割近くも安い価格でありながら、それ以上の性能を発揮していることに。
RTX 2060 Super 2560 x 1440 / 平均パフォーマンス |
WQHDゲーミングの平均パフォーマンスでは、RX 5700を約15%も上回り、GTX 1080に対して約10%高いパフォーマンスです。Super版より約1万円安いRTX 2060とは約19%もの性能差があり、一応は価格に見合った結果になりました。
それでも単純なコストパフォーマンスにおいては、RTX 2060 Superは既存のRTX 2060に対してやや弱い立場です。
※平均パフォーマンスは、「CSGO」と「黒い砂漠(ウルトラ品質)」を除いた平均値を求めています。
クリエイティブ性能:5万円以下では最高峰
ゲーミング性能の次は、クリエイティブ性能について検証します。GPUレンダリングの定番「Blender」に加え、OpenCL系の「LuxMark」。それとOpenGL系の「SPECviewperf 13」を使った検証も行います。
GPUレンダリング
Blender 2.79.7Cycles benchmark「BMW」 |
Blenderの公式サイトで無料配布されているCycles Render向けのデモファイル「BMW」を読み込んで、GPUのみ使用する設定に切り替えてから、レンダリングを行います。描画に掛かった時間が短いほど高性能です。
なお、NVIDIA GeForce系のグラボは「CUDA」を使ってレンダリングが行われ、Radeon系のグラボでは「OpenCL」を使って行われます。Cycles RenderではCUDAに正式対応する一方で、OpenCLはまだ実験的なサポートに留まっています。
そのため、CUDAで処理するGeForce系が全体的に早いのですが、それにしてもRTX 2060 Superのレンダリング速度はとんでもなく早いです。
LuxMark 3.1LuxBall HDR(ポリゴン数 : 21.7万) |
LuxMarkはレンダリングソフト「LuxRender」のパフォーマンスを評価できるベンチマークソフト。Cycles Renderと違って、NVIDIA / AMDのどちらでも「OpenCL」を使ってテストが実行されます。
結果はRTX 2060 Superが、RX 5700より5%ほど高いスコアになりました。
LuxMark 3.1Neumann TLM-102(ポリゴン数 : 176.9万) |
更に重たい「Neumann」でも、RTX 2060 SuperがRX 5700を抑えてトップにいます。
LuxMark 3.1Hotel Lobby(ポリゴン数 : 497.3万) |
もっと重たい「Hotel Lobby」になると、途端にRX 5700がスコアを一気に落として2倍以上のスコア差が付いてしまいます。Hotel LobbyテストはNavi 10世代のRadeonだと、全く性能を発揮できないようです。
3DCG / 3DCAD(OpenGL描画処理)
SPECviewperf 133ds Max(3dsmax-06) |
3ds Maxにおけるパフォーマンスは、RX 5700やGTX 1080を大きく上回ります。
SPECviewperf 13Maya(maya-05) |
Mayaにおいても、3ds Maxとおおむね同じような傾向です。
SPECviewperf 13Solidworks(sw-04) |
SolidworksではRX 5700が突出したスコアを記録しました。Navi 10世代のRadeon(RX 5700や5700 XT)は、Solidworksだと効率よく性能を出せる傾向が強いです。
RTX 2060 Superの熱と消費電力
ゲーミング時の実効クロック
「FF14:漆黒のヴィランズ」ベンチマークを実行中に、GPUコアクロックを記録してグラフ化しました。
- 出荷設定:1957 MHz
- 電力制限90%:1944 MHz
- 電力制限80%:1887 MHz
出荷設定(メーカー側のオーバークロックが施された状態)では、GPUクロックは最大2010 MHzに達し、平均値では1957 MHzでした。仕様上のブーストクロック1830 MHzより、約130 MHzも高いクロックで動作しています。
ワットパフォーマンスの改善を目指す省エネ化(=NVIDIAの場合はとりあえず電力制限を掛けること)では、制限90%で平均1944 MHz、制限80%にすると平均1887 MHzと落ち込みました。
性能を100%維持しながらの省エネ化は厳しそうですが、ある程度妥協すればそれなりに消費電力を抑えることはできそうです。後ほど詳しく検証します。
グラボの温度をチェック
FF14ベンチマークを実行中に、HWiNFOを使ってGPUコア温度を計測します。なお、グラフィックボードの温度はオリファンモデルの出来によって完全に左右されるため、各GPUの比較は参考程度に見てください。
GPU温度(最大値)
Palit JetStreamの冷却性能はなかなか優秀です。GPU温度は63℃に抑えられ、十分すぎるほど安全な温度で動作しています。デザインやブランドを気にせずコスパで選ぶなら、Palit製のRTX 2060 Superで間違いないでしょう。
ファンの動作音はピーク時に40.8 dBAでした※。静音より少しだけ大きい音量ですが、PCケースに閉じてしまえばまったく問題にならない動作音です。ヘッドセットやイヤホンでゲームをするなら、なおさら問題ありません。
※ファンノイズの計測は、バラック状態のグラフィックボードから30 cmの距離をとり、FF14ベンチマークを実行中に行います。実際の運用ではPCケース内になるため、動作音は更に小さくなります。
消費電力を実測してチェック
電力ロガー機能の付いた電源ユニットを2つ使って、グラフィックボードの消費電力を実測します。CPUを1つの電源ユニットで給電し、その他のパーツは2つ目の電源ユニットで給電します。
検証の後、マザーボードからグラフィックボードを外した状態でベンチマークを実行して消費電力を計測し、求められた計測値を引き算してグラフィックボード単体の消費電力を求めました。
FF14ベンチマーク(フルHD)を実行中に計測した結果です。
消費電力(平均値)
ベンチマーク中の消費電力を平均しました。RTX 2060 Superは約156 Wの消費電力で、RTX 2060より約8%ほど増加しています。TDPの仕様値はどちらも160 Wですが、実際の消費電力はやはり増えてしまいました。
ライバルのRX 5700は約131 Wしか消費しておらず、ワットパフォーマンスではRTX 2060 Superは若干押され気味です。
FF14ベンチマークをWQHD画質で実行して、消費電力を計測します。フルHDからWQHDに引き上げ、GPU負荷率を上げることで消費電力がどう変化するのかをチェックする目的です。
消費電力(平均値)
消費電力は全体的に高くなり、RTX 2060 Superはなんと約182 Wもの消費電力を記録しました。RTX 2060やRX 5700より、約17~20%も高い消費電力です。
TDPの160 Wを20 Wも上回ってしまうとは驚きました。ただし、今回使ったRTX 2060 Superは、定格の1650 MHzから1830 MHzへと大幅なオーバークロックが施されていることに留意してください。
後ほど詳しく解説する省エネ化でも紹介しますが、ブーストクロックを手動で少し調節してあげることで、消費電力は簡単に160 W以内に収まるようになります。
ワットパフォーマンスは変化なし
ワットパフォーマンス(FF14 – フルHD)
フルHD時のワットパフォーマンス(消費電力1 Wあたりの平均フレームレート)は、RTX 2060より若干改善です。しかしRX 5700と比較すると、約5%ほど下回るワットパフォーマンスです。
ワットパフォーマンス(FF14 – WQHD)
WQHD時のワットパフォーマンスも同様に計算します。GTX 1660 Tiを除き、全体的に横並びのワットパフォーマンスです。どちらかが目立って優秀というわけでもなく、大きな変化は見られません。
RTX 2060 Superのオーバークロック検証
手動オーバークロックを試す
MSI Afterburnerを用いて、GPUクロックと消費電力を追加する基本的な手動オーバークロックを検証しました。MSI Afterburnerに入力したOC設定は以下の通りです。
- コア電圧(Core Voltage):+15%
- 電力制限(Power Limit):+15%
- 温度制限(Temp Limit):88℃
- コアクロック(Core Clock):+45 MHz
- メモリクロック(Memory Clock):+750 MHz
- ファン設定:出荷状態のまま
内容としては、消費電力をさらに15%追加して、ブーストクロックを1830 MHzから1875 MHzに引き上げています。既にオーバークロック済みなので伸びしろは無いと思っていましたが、意外とすんなり行けました。
設定 | 出荷設定 | 手動OC |
---|---|---|
実効クロック | 1957 MHz | 2008 MHz |
GPU温度 | 63℃ | 65.1℃ |
消費電力 | 180.3 W | 193.8 W |
性能 | 97.4 fps | 103.6 fps |
ベンチマーク中の実効クロックは最大で2055 MHzを記録し、平均値は2008 MHzでなんと2.0 GHz超えの動作です。FF14(WQHD)の平均フレームレートは、97.4 fpsから103.6 fpsに向上。約6.3%の性能アップです。
アンダークロック(省エネ化)を試す
ライバルのRadeonシリーズでは「低電圧化」と呼び方で知られます。性能をそのままに、消費電力だけを落とすことで、ワットパフォーマンスと温度を改善しようという設定です。
NVIDIAのGeForceシリーズの場合は、そもそも元からワットパフォーマンスが高いため積極的に省エネ化をするユーザーは見かけませんが、本レビューではあえて検証してみようと思います。
GeForceの省エネ化は、サードパーティ製のソフト「MSI Afterburner」を使います。中央にあるバーを操作することで、GPUの動作設定が簡単に可能です。省エネ化では「Power Limit(電力制限)」と「Core Clock(コアクロック)」を操作します。
Power Limitは文字通り、グラフィックボードの消費電力の上限値を設定する。90%と入力すると、基本的には100%時と比較して1割少ない消費電力になるはずです(実際はそうでもなかったりしますが)。
消費電力を絞ると動作クロックの維持が難しくなるので、今回はコアクロックを15 MHz下げておきました。これで出荷時のベンダーOCがやや緩和され、定格クロックより少し高い程度のOCになりました。
今回は2パターン検証しました。1つは電力制限を90%にしただけ、もう1つは電力制限を80%にしてコアクロックを15 MHz下げた場合です。
消費電力(平均値)
電力制限を掛けることで、消費電力は一気に低下します。80%制限時に消費電力は約151 Wまで低下し、およそ20%の省エネ化に成功です。RX 5700とほぼ同じ消費電力に落ち着いたことになります。
GPU温度(最大値)
消費電力が少ないほど発熱も少なるため、当然GPU温度も比例して下がっています。出荷設定では最大63℃だったのが、電力制限80%では57℃になりました。ファンの動作音も若干大人しいです。
FF14:漆黒のヴィランズ2560 x 1440 / 最高品質 |
肝心のゲーム性能はそれほど下がりません。電力制限80%でも、ゲーム性能はたったの3%しか変わりません。消費電力20%カットで、性能はわずか3%カットで済むのです。十分、割に合う「省エネ化」と言えるでしょう。
ワットパフォーマンス(FF14ベンチ – WQHD)
消費電力1 Wあたりの平均フレームレートは、出荷時と比較して約16%の改善です。ライバルのRX 5700と比較しても、約14%高いワットパフォーマンスになります。やはりワッパの強さはそれほど変わりません。
※ただし、アンダークロックとはいえ通常の使用とは異なります。実際にアンダークロックを行う際は「自己責任」ということを忘れないように。とはいえオーバークロックよりリスクは低いです。
まとめ:144 Hzゲーミングにおける新たな覇権
「RTX 2060 Super」のデメリットと弱点
- コスパではRTX 2060に負ける
- やや増えた消費電力(省エネ化で解決!!)
まず最初に、RTX 2060 Superの弱いところについて。
RTX 2060 Superと併売されているRTX 2060の価格がじわじわと落ち着いて来ました。記事を書いた時点で、価格差は約1万円もあり、Super版は単純なコストパフォーマンスでは無印版に劣ってしまいます。
そしてRTX 2060に対してコスパだけでなく、消費電力でも劣っているのも気になるところ。ですが、消費電力についてはちょっとした省エネ化で簡単に解決できてしまうことが判明したので、コスパほど大きな問題ではないです。
「RTX 2060 Super」のメリットと強み
- RX 5700より13~15%高い性能
- GTX 1080を超えるパフォーマンス
- 更に安定した144 Hzゲーミング
- 5万円以下で最高のクリエイティブ性能
- 8 GBに増量され高速化されたVRAM
- デュアルファンでもよく冷える
- 思ったより高いオーバークロック耐性
- 「省エネ化」で化けるワットパフォーマンス
- レイトレーシングとDLSSに対応
- 妥当なコストパフォーマンス
普通のRTX 2060はGTX 1070 Tiを過去のモノにする秀作でしたが、Super化したRTX 2060は更に上位のGTX 1080を過去のモノにしてしまう、凄まじい完成度です(ただし中古市場を除く)。
特に主要なFPSゲームにおける、大幅な性能アップはとても魅力的です。平均144 fpsを軽々と飛び越えるほどの性能を叩き出してしまうので、144 Hzなゲーミングモニターを使うゲーマーにとって、RTX 2060 Superは最高の選択肢のひとつです。
平均1 fpsあたりの価格(コスパ)
新品価格で計算した平均1 fpsあたりの価格(単純なコスパ)は、ライバルのRX 5700とほぼ同じです。出荷設定の高い消費電力を除いて、RTX 2060 SuperはRX 5700に対してあらゆる面で勝ります。
逆にRTX 2060 Superにとって脅威になるのは、先代のRTX 2060です。単純なコスパはRTX 2060の方が約10%は優秀で、平均144 fpsにこだわらず妥協できるライトゲーマーにとって、そこそこ魅力的なのは間違いありません。
もちろん、せっかく買った144 Hzのゲーミングモニターを100%活用するならRTX 2060 Superの方が明らかに強いです。Apex Legends、PUBG、フォートナイトなど。主要なFPSゲームで軽々と平均144 fpsを叩き出せるのがSuper版ですから。
というわけで、RTX 2060 Superのレビュー評価は「S」ランクで決まりです。RTX 2060以上にバランス良くまとまっているし、ゲーム性能もかなり改善。5万円前後でグラボ選びに悩んでいる初心者さんがいれば、まず最初にオススメするグラボですね。
以上「RTX 2060 Superをレビュー:ゲーミングモニターに最高の1枚」でした。
RTX 2060 Superを入手する
RTX 2060 Superを搭載するグラフィックボードは、現在4.6~6.2万円の価格帯で入手できます。すべての価格帯においてデュアルファンモデルが多くを占めますが、5万円後半ではトリプルファンモデルも一部あります。
ただし、5万円後半になると上位のRTX 2070 SuperやRX 5700 XTが買える範囲になってしまうので、RTX 2060 Superを選ぶ場合はなるべく5万円くらいで決めたいところです。
RTX 2060 Super搭載ボードでイチオシは、やはり今回レビューに使った「RTX 2060 SUPER JS」です。5万円以下で唯一、大幅なオーバークロックが施されたOCモデルで、冷却性能や静音性もおおむね優秀。
コストパフォーマンスはとても高く、ブランドやデザインにこだわらずに性能とコスパ重視で選ぶなら一番おすすめです。
他におすすめは特にないですが、あえてもう1つ挙げるなら「ZOTAC Mini」。ボード全長が約21 cmしかなく、厚みは41 mmの2スロット占有。とにかくコンパクトでPCケースを選ばないのが最大のメリットです。
RTX 2060 Superを搭載するBTO
無難におすすめは、マウスコンピューターのゲーミングPC「G-Tune EM-B」です。CPUにCore i7 9700(8コア8スレッド)を採用しているため、RTX 2060 Superの性能を無駄なくフルに発揮できます。
コストパフォーマンス重視で選ぶ人には、フロンティアの「GAシリーズ」がいい感じ。ゲーム性能や若干Core i7に劣るものの、クリエイティブ性能はCore i7を少し上回ります。
別のサイトにPalit 2060 Super DUALのレビュー記事(https://bit.ly/33TXjFp)がありましたが、冷却性能と静音性は低いみたいですね。
Jetstreamの製品ページを見てみると冷却性能と静音性をアピールしていましたが、グラボ選びで迷ったら冷却性能と静音性をアピールしている製品かゲーミングブランドの製品(こちらも冷却性能と静音性をアピールしてるものを多く見ます)を選んでおけば、ハズレを引く確率は低いと考えてもよいのでしょうか?
私の書いたコメントですが、やかもちさんに聞かなくても自分で考えれば分かるようなことでした。
コメ欄汚し失礼しました。
3本更新お疲れ様です。
現在RTX2060superの候補としてGIGABYTEの GV-N206SGAMING OC-8GCを考えていたのですがどうでしょうか。ドスパラで5.1万、トリプルファンモデルでブーストクロックが1815MHzです。選ぶためのコツなどございましたら是非
しっかりと吟味して選ぶなら、まずはメモ帳でも何でも良いので、検討しているグラボの仕様をまとめます。たとえばこんな感じ↓
すると、Palit JSの方が「でかい。」ということが分かります。長さはほぼ同じですが、幅と厚みが大きいです。ファンは2つしか無いですが、そのかわりに100 mm径(95 mm)と大型サイズです。ファンが大きいほど、少ない回転数で同じ冷却性能を得られますし、回転数が低い方が静音性が高まります。
もし「冷却性能」と「静音性」を重視して選ぶのであれば、この場合はPalit JSが有利です。冷却性能はヒートシンクの容積に左右されやすいので、1.5倍近くも分厚いPalit JSは冷えやすいです。
参考までに、海外の検証データもリンク(https://bit.ly/2quJrTH)を載せておきます。動作音はPalit JSの方が小さいと出ているので、静音重視ならこの場合…Palitでいいと思います。
ありがとうございます、静音、価格双方で勝るのですね。サイズからヒートシンク容積を考えることはしていませんでした。今回はPalitにしようと思います。ありがとうございましたm(_ _)m
RTX 2060はディスコンではありませんよ。
えっ…そうなんですか?
てっきりSuper版が出たら、既存のSuperじゃないグラボはディスコンするものかと(2070と2080がそうだったので)。一応こちらでも調べてから修正します。
2060も十分優秀なんですね。1万円けちって2060もありかなー。
5chのまとめサイトを見てると2060のメモリが6gであることを根拠に貶める書き込みが多かったので2060sを考えていましたが、この記事で多角的に検証されていて考え直すことにしました。助かりました。
Davinch Resolveなど、動画編集ソフトを使うならVRAMが多い2060 Superの方が良いですが、ゲーム用途なら2060でも結構行けますね。
記事とは直接関係無いですが、fortniteのプレザントパークは消えてませんよ~
Twitterでも教えてもらったのですが、どうやら「プレイグラウンド」モードでのみ消えてしまったようです。
今のグラボを比較出来る記事ありがとう御座います!
やはり2070sと比べて見劣りしちゃうのは、同価格帯にライバルが居るか居ないかって感じなんでしょうね。
私は以前は1060の3gbを使っていて、メモリ不足で思う様にいかない場面があった為、将来の保険で2060無印よりsuperの方選びました。
ミドルら辺のNvidiaの価格設定の上手さと言うか、卑怯だ!って思ってしまいます(笑)
検証お疲れさまです。
RX 5700、5700 XT、2060 Superと今購入しようとしている価格帯のグラボなので大変参考になりました。
平均パフォーマンスの所で2060の無印とSuperのfpsが6%しか違わないとなってますが、どうにも違和感を感じて、CSGOと黒い砂漠のウルトラ画質(NieRも省いて良い気も…)を除いたフルHDの18つのfptを計算してみたら、Superは平均117ですが、無印の方は平均101でした。確認お願いします。
ご指摘ありがとうございます。元データで確認したところ、RTX 2060の方が計算ミスです。Excelのオートフィルがズレてたのが原因でした…修正します。
RTX 2060 Super のTDPは160Wではなく、175Wですね。
[…] は、2019年7月にリリースされ、RTX2060の約1.5倍の性能があります。 詳しくは、このサイトをご参照ください。 […]
RTX 3060SUPERの性能がどうかで決めようかな…