日本語で「静かに!」を意味する直球ネーミングなメーカー「be quiet!」が販売している、セミファンレス仕様の電源ユニット「DARK POWER 13」をレビューします。
おそらく、Titanium認証グレードを取得したATX 3.1(PCIe 5.1)準拠の1000 W電源ユニットとして、ほぼ唯一に近い電源です。

(公開:2025/6/1 | 更新:2025/6/20)
be quiet! DARK POWER 13の仕様
be quiet! DARK POWER 13 型番:BQT-DRK-PWR-13 | |
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製造元 (OEM) | FSP 台湾:全漢企業股份有限公司 |
容量 |
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効率 |
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静音 |
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ケーブル | フルプラグイン |
保護 |
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ファン |
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セミファンレス | 対応 (切り替え不可) |
サイズ | 175 x 150 x 86 mm |
規格 |
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保証 | 10年 |
参考価格 ※2025/5時点 | ![]() |
Amazon 楽天市場 Yahooショッピング |
「DARK POWER 13」は、静音性に特化したCPUクーラーやケースファン製品で知られる「be quiet!」が販売する、ハイエンド志向の電源ユニットです。
静音性と信頼性に定評ある「FDB(流体軸受ベアリング)」方式の大口径140 mm冷却ファンを採用し、be quiet!独自のヒステリシスなセミファンレス制御を組み合わせ、静音認証「A+(2番目に高い)」ランクを叩き出してます。
容量1000 Wの大出力で並たいていのハイエンドPCスペックを、静かに、ときにほぼ無音に近い動作音で動かせるポテンシャルの持ち主です。
「be quiet!」の電源ユニット【ラインナップ解説】

実は・・・個人的に「be quiet!」をあまり知らなかったので、予習も兼ねてざっくりメーカー自体の成り立ちや設計思想と、2025年時点の電源ユニットシリーズ一覧を解説します。
さっそくメーカー名「be quiet!」を翻訳サービスにかけると、ド直球に「静かに!」「静かにして!」と訳されます。メーカーの設計思想も名前のとおり、本当に静音性に特化したドイツのメーカーです。
be quiet!の設計思想を解説する「騒音を避けるべき理由(https://www.bequiet.com/en/nonoise)」によると、騒音は不快なだけでなく長期的に見て健康に良くないと考えています。
健康に良くないから、できるかぎり動作音が静かなPCパーツ製品を作りたいと、日々研究開発に勤しんでいる印象です。

製品ページの技術データ欄に、騒音データが掲載されています。自社の無響室にて、パーツ本体から1メートル離れた距離から測定した騒音グラフです。
社名どおり静音に対するこだわりが強いメーカーです。

(DARK POWER = フラグシップに近い)
be quiet!公式サイトの説明をベースに、分かりやすく画像にまとめました。
「DARK POWER」はbe quiet!電源でほとんど最上位に近いクラスです。変換に無駄が少ないブリッジレスPFC回路を使い、フルブリッジLLC方式で1000 W前後の大出力に対応させます。
パワフルかつ高効率ですが製造コストも相応に高くつきますが、高効率な分だけ電源ユニット本体の発熱を抑えられ、冷却ファンをゆるゆると回すだけで十分に冷やせるから静音性が大きく改善する仕組みです。
なお、フラグシップモデル(最上位)に位置する「DARK POWER PRO」は、DARK POWERより最大出力がさらに多いです。2025年時点で容量1600 Wと容量1300 Wをラインナップ済み。
DARK POWERより大容量なPRO版が欲しい人も少なくなさそうですが、be quiet!さんいわく「100 Vコンセントが主流の日本市場に入れる意味があるか検討中・・・」との回答でした。
be quiet!公式サイトの印象どおり、やっぱり技術オタク的な側面が強いメーカーです。インパクトのある大きな数字より、実際に得られる実利に着目している考え方が(個人的に)好印象です。
DARK POWER 13 | STRAIGHT POWER 12 |
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![]() | ![]() |
技術データ欄に掲載されている騒音グラフも、グレード間の性能差を包み隠さず表記しています。
下位モデル「STRAIGHT POWER」と比較して、動作音が上昇し始める負荷率が高めでピーク時の騒音値も低いです。ファン口径が135 → 140 mmに大型化したから、風切音も目立ちにくいでしょう。

取得している認証とレポート一覧

- 80 PLUS Certified – Titanium
(https://www.clearesult.com/80plus/BE_QUIET_P13_1000W_Report.pdf)
電源ユニットで定番の認証規格「80 PLUS」で「Titanium」認証を取得します。負荷10%以上で約91.7%に達し、ピーク時に94.4%もの優れた変換効率です。

- Cybenetics Test – be quiet! Dark Power 13 1000W
(https://www.cybenetics.com/evaluations/psus/2156/)
80 PLUSに取って代わろうとする新たな認証規格「Cybenetics ETA」で「Titanium」認証に合格済み。負荷率10~90%に渡って、ほぼ全域に近い範囲で約90%を上回る一貫性が高い変換効率です。

電源ユニットの静音性を評価する規格「Cybenetics LAMBDA A」を取得済みです。平均値で「15 ~ 20 dB」以内を意味する、かなり静かな規格に合格しています。

ATX 3.0 ~ 3.1規格で要求される厳しい応答テストに耐えられるかテストする「ATX 3.1 PASS」認証もきちんと取得済み※。
瞬間的(0.0001秒未満)なスパイク電力に対して、電源容量の最大200%まで安定動作できます。つまり、DARK POWER 13(1000 W)のピーク容量は約2000 Wです。
※DARK POWER 13は旧規格「ATX 3.0」もPASS認証を取得済み。ATX 3.0より条件が緩和されるATX 3.1なら無条件で合格できます。

be quiet! DARK POWER 13を開封
パッケージと付属品

be quiet!の公式サイトが真っ暗だったように、製品パッケージも真っ暗な背景色で塗りつぶして、製品の本体デザインを中央に配置したシンプルなデザインです。

パッケージ裏面に、取得済みの認証ロゴや各国の安全規制ロゴのほか、ドイツの国旗カラーと「Developed In Germany(ドイツで設計開発)」のテキストも記載されています。

パッケージ裏の左側に「80 PLUS」ロゴが印刷されています。
左から順番に
- 80 PLUS Titanium認証
以上1つだけです。
取得しているはずの「ETA」認証ロゴと、静音性を主張する「LAMBDA」認証ロゴどちらも記載されていません。
be quiet! DARK POWER 13は2023年に発売された電源ユニットで、おそらく当時は今ほどCybenetics認証プログラムの知名度とブランド力が高くなかった名残かもしれません。

マザーボードの箱と同じく、底面からめくり上げるシンプルな開封方法です。
外箱をゆっさゆっさと縦に振り回して慣性で中身を押し出すタイプじゃなく、単に指でめくるだけで開封できます。

ケーブル類は固く分厚い厚紙でできた箱に、電源ユニット本体は高密度な発泡スチロール製の梱包材に収まっています。
海外定価が200~300ドルの電源によくある豪華なパッケージングです。
付属ケーブルの種類と長さ

be quiet! DARK POWER 13に付属する、大量の電源ケーブル類を確認します。

「12VHPWR」ケーブルが1本付属します。
RTX 40 / RTX 50シリーズを中心に導入されている「12VHPWR」または「12V-2×6」コネクタで使える、グラフィックボード用の電源ケーブルです。
たった1本のケーブルで最大600 Wまで対応します。

コネクタ先端に「H+」刻印あり、1世代前の12VHPWRコネクタを示す目印ですが、ケーブル側の仕様は現行世代の12V-2×6コネクタとほぼ同一です(※Intel ATXガイドラインにもとづく)。
半挿し(挿し込み不良)を見分けやすくする、先端部のカラーリング塗装は一切なし。
ASRockは緑色、MSIは黄色など。先端に色を付けるメーカーが増えている傾向ですが、塗装しない方がコネクタの耐久性が高いです。


コネクタの両端が「12VHPWR」ネイティブ対応です。
熱に強い太め(16 AWG)のケーブルに、最大105℃耐熱仕様のコネクタを組み合わせて、優れた耐久性と安全性を担保しています。

CPU補助電源に挿し込む「EPS12V 8 pin」ケーブルと「EPS12V 4+4 pin」ケーブルが1本ずつ付属します。それぞれ長さ70 cmで、太さ16 AWGです。

4+4ピンタイプの先端に「CPU」刻印、8ピン一体型の先端に「P8」の刻印が入っていて見分けやすいデザインです。
「P8」刻印は一瞬分かりづらいですが、マザーボード側と電源ユニット側でまったく形状が違うため、誤って挿し込む危険性をきちんと排除しています。

グラフィックボードの補助電源に挿し込む「PCIe 6+2 pin」は2本付属し、すべて根本から2本生えているタイプです。どれも長さ60 cmで、太さ16 AWGです。
2つのコネクタに枝分かれする分岐タイプは付属しません。SNSで「分岐コネクタを使っていいですか?」と疑問を呈するスキを与えない親切な設計です。

消費電力が多い6ピン側が太さ16 AWGで、消費電力がそれほど多くない2ピン側に太さ18 AWGを使います。
コネクタ先端に「VGA」と刻印が入っていて見分けやすいデザインです。

マザーボードの補助電源コネクタに挿し込む「ATX 20+4 pin」ケーブルです。長さ60 cmでした。

20ピンと4ピンに分離されています。
24ピン一体成形の方が挿し込みやすく、初心者に嬉しい仕様です。今どき20ピンを必要とする自作PC向けマザーボードは存在しないですし、そろそろ分離コネクタはやめていい気がします。

SATAデバイス(3.5″ HDDや光学ドライブ)に電力を供給する「SATA」ケーブルは4本付属します。ケーブル1本につき、コネクタが4個または2~3個付いています。

ケーブルの長さは約100 cmで、コネクタ間が約15 cmずつ離れています。

特殊仕様のサーバー向けHDDや、ケースファンコントローラに電力を供給する「Molex(ペリフェラル4ピン)」は1本付属します。

1本のケーブルに2個だけ付いています。

電源ユニットとコンセントをつなぐ「電源ケーブル(アース線つき)」です。
IEC320 C13規格の太いコネクタに、許容電流が17Aある2.0 mm径(断面積2.0 mm²)の太いケーブルを採用します。
ノイズを抑制する大型フェライトコアは付いていないです。
アクセサリー類も付属します

be quiet!のロゴが入った「ケーブルタイ(マジックテープ)」が5本付属します。

自作パソコンの裏配線で活躍する「結束バンド」が5本付属します。

手回しタイプの「小ネジ」です。電源ユニット本体をPCケースに固定するときに使います。余り1本が予備です。

プラスドライバーで固定する普通の「小ネジ」も入ってます。全部で5本、余り1本が予備です。

「OCKスイッチ」です。
電源ユニット側のOCKヘッダーに接続して、PCIeスロットに固定して使います。スイッチのオンオフで、12V電圧レールの制御モードを切り替えます。
- ◯:12Vマルチレールモード
- ー:12Vシングルレールモード
マルチレールモードは12Vレールを4系統(12V1 / 12V2 / 12V3 / 12V4)に分割してOCP(過電流保護)のトリガーを引き下げ、安全性を高める仕様です。
シングルレールモードは12Vレールを1系統にまとめて、OCP(過電流保護)に引っかかる可能性を下げる代わりに、より高い電力を安定して引き出せるモードです。
OCP(過電流保護のトリガー) Cybenetics認証レポートより | ||
---|---|---|
12Vレール | 電流 | 電力 |
12V1 | 49.4 A | 587.3 W |
12V2 | 47.5 A | 559.2 W |
12V3 | 59.8 A | 693.4 W |
12V4 | 60.2 A | 699.2 W |
マルチレールモード時でも、各12Vレールごとに少なくとも550 W以上のトリガーが設定されているから、特に理由がなければマルチレールモード(標準設定)のままで問題なし。
逆に言えば、パーツ単体で頻繁に550 Wを軽く超える可能性があるなら、シングルレールモードに切り替えたほうが安定するかもしれません。たとえば「RTX 5090(TGP:575~600 W)」が代表例です。


「OCKジャンパー」です。
電源ユニット側のOCKヘッダーに接続して、常時シングルレールモードを有効化します。

付属のマニュアルは日本語化されていて、「OCK」機能の説明もありました。ケーブルの長さやコネクタ数、各レールごとの出力表まで説明されています。
フルモジュラー仕様と無骨なデザイン

無骨なマットブラック塗装の本体に、金属板で作られたbe quiet!のロゴマークとDARK POWER 13の英字フォントがはめ込まれています。

通気性が良さそうなパンチング加工を施したファングリルです。

すべてのケーブルを着脱できる「フルモジュラー(フルプラグイン)」方式です。使うケーブルだけ任意で取り付けられるから、配線を最小限に抑えたスッキリした自作パソコンを組み立てられます。
各コネクタ(モジュラー)に「MB」や「PCIe」など、対応するハードが分かりやすく記載されていて便利です。
MBコネクタのすぐ直下にある「OCK」が、OCKヘッダーです。付属品のスイッチまたはジャンパーを挿し込んで、マルチレールモード / シングルレールモードを切り替えられます。

140 mm口径の冷却ファンを搭載。メーカー仕様表によるとFDB(流体動圧ベアリング)方式のファンです。
一般的に、FDBファンはスリーブベアリングやボールベアリングより耐久性と静音性に優れ、始動時の静かさも有利とされています。
ちなみにbe quiet!はDARK POWERシリーズ以上にFDBファンを導入し、DARK POWER未満の中間グレード製品にライフルベアリングを採用します。

本体の側面に出力表が貼ってあります。
be quiet! DARK POWER 13(出力表) 型番:P13-1000W / モデル:DARK POWER 13 | |||||
---|---|---|---|---|---|
AC入力 | 100 ~ 240V(50 ~ 60Hz) | ||||
DC出力 | +3.3V | +5V | +12V | -12V | +5Vsb |
出力電流 | 25A | 25A | 32A / 32A / 40A / 40A | 0.5A | 3A |
合計出力 | 120W | 996W | 6W | 15W | |
総合出力 | 1000W |
国内市場で出回っている電源ユニットだと珍しいマルチレール方式です。
12Vレールが4系統に分割され、各レールごとに別々の最大出力が設定されています。各レールごとに制限がかかっていると、PCパーツ単品で極端な電力を消費するケースで安定性が損なわれるイメージがあります。
しかし、be quiet! DARK POWER 13はIntel ATX 3.0(ATX 3.1)規格に準拠した電源です。約2~3倍の電力エスクカーションに対処する必要があり、各レールごとの「OCP(過電流保護)」は定格に対して約1.5倍です。
40Aを出せるレールなら最大60Aまで耐えられ、約600 W超の大電力を持続的に掛けても安定して動作するよう設計されています。

シングルレールモードを強制する「OCK」
もちろん、マルチレールに不安な気持ちがあるなら付属品の「OCKジャンパー」を取り付けて、シングルレールモードに切り替えられます。

電源ユニット側の対応コネクタをチェック。
対応コネクタ | |
---|---|
マザーボード用 (ATX 24 pin) | 1個 |
グラフィックボード用 (12V-2×6※) | 1個 |
グラフィックボード用 (PCIe 6+2 pin) | 2個 |
CPU用 (EPS12V 4+4) | 2個 |
SATA / Molex兼用 (SATA / Molex 4 pin) | 4個 |
※前期ロット(ATX 3.0)版は「12VHPWR」、後期ロット(ATX 3.1)版から「12V-2×6」コネクタに切り替わっています。
必要十分な拡張性が確保されています。
Core Ultra 9 285KやCore i9 14900K、またはRyzen 9 9950X3DなどハイエンドCPUに、RTX 5090を1枚組み合わせても大丈夫。

コンセント側のインターフェイスです。
- 1個:電源コネクタ(IEC320 C14)
- 1個:電源のオンオフボタン
セミファンレスを切り替える手動ボタンやダイヤルはありません。


左右のサイドパネルは密閉されています。金属板を使ったbe quiet!ロゴがフレームにはめ込み加工されています。
奥行きが175 mmもあり大型です。PCケース次第で入り切らない可能性があり、互換性がやや悪化します。

電源ユニットの本体重量は実測2092 g(約2.1 kg)でした。
内部コンポーネント(腑分け写真)

フタを開けて内部コンポーネントを確認してみます。
六角(HEX 2.0 mm)ドライバーでサイドパネルのネジを外すだけで、かんたんにフタを開けられます。
記事の序盤にリンクを掲載したCybenetics Labsレポートと照らし合わせながら、今回の市販モデルでも同じ部品が確認できるかチェック。

斜め格子状のシンプルなパンチング加工です。低コストな見た目に思えますが、ファングリルの重要な役割「エアフローの確保」を問題なく果たします。
見た目にこだわって通気性を損なうデザインよりはるかにマトモです。


冷却ファンは「Silent Wings(BQ SIW3-13525-HF)」です。be quiet!(※自社設計で中国製造)製の140 mm径、FDB(流体動圧軸受)方式の静かな冷却ファンが搭載されています。

電源ユニットと冷却ファンがミニ2ピンコネクタで接続されています。自然に外れないよう、ホットボンドでガチガチに固着されていました。

be quiet! DARK POWER 13の製造元はCybenetics Labsのレポートに記載があるとおり、「FSP(台湾:全漢企業股份有限公司)」社です。
奥行き175 mmの余裕あるスペースを利用して、各コンポーネントの隙間が広い配置であえてスカスカに仕上げて、電源ユニット内部の熱を効率よく外部へ排出する狙いが見られます。
効率よく冷やせる → ファンの回転数を抑えられ → 結果的に静か(be quiet)になる構造です。

メーカー公式サイトに「日本製105℃コンデンサ」採用を目立つようアピールしています。実際に日本メーカーコンデンサが使われているか、順番に見ていきます。

日本ケミコンのアルミニウム電解コンデンサ(定格電圧420 V / 容量470 uF / 定格105℃ / 2000時間モデル)が入っています。

すぐとなりに同じく日本ケミコンのアルミニウム電解コンデンサ(定格電圧420 V / 容量470 uF / 定格105℃ / 2000時間モデル)も配置して、合計940 uFの静電容量を確保します。
容量1000 Wに対して十分な静電容量(コンデンサ容量)です。
Cybeneticsレポートによると、ホールドアップ時間(停電したあとも電力を供給しつづけるタイムリミット)は25.7ミリ秒を叩き出し、基準値(< 17 ms)を余裕で突破します。

日本ケミコンの導電性高分子アルミ個体コンデンサ(ポリマーコンデンサ)です。

小豆色の細長いコンデンサが、日本ケミコンのアルミニウム電解コンデンサ(定格電圧35 V / 容量330 uF / 定格105℃ / 6000時間モデル)です。

5Vレールと3.3Vレールを生成するVRMボードに、爽やかな水色の小さなコンデンサ群が実装されています。
どれも日本ケミコンの導電性高分子アルミ個体コンデンサ(ポリマーコンデンサ)です。

LLC共振コンバーターの周囲に立ち並ぶ細長い小豆色のコンデンサが、日本ケミコンのアルミニウム電解コンデンサ(定格電圧10 V / 容量3300 uF / 定格105℃ / 5000時間モデル)です。

+5Vsbを生成する回路付近に、日本ケミコンのアルミニウム電解コンデンサ(定格電圧10 V / 容量3300 uF / 定格105℃ / 5000時間モデル)が2個あります。

ルビコンのアルミニウム電解コンデンサ(定格電圧50 V / 容量330 uF / 定格105℃ / 5000時間モデル)も同じく2個配置されてます。

モジュラーコネクタの隙間からちらっと覗く青色のコンデンサが、ニチコン「FPCAP」シリーズです。導電性高分子アルミ個体コンデンサ(ポリマーコンデンサ)で、リップル電圧(ノイズ)を抑制する効果があります。

LLC共振コンバーターを制御するドーターボードに製造年月ナンバーが記載されています。「2329」だから、2023年29週目(7月中旬)ごろと読み取れます。
確認されたコンデンサはすべて日本メーカー品でした。日本ケミコン、ニチコン、ルビコンのいずれが使われています。

be quiet! DARK POWER 13を実際に使ってみる
テストPCスペックを紹介

テスト環境 「ちもろぐ専用 Intelベンチ機(2025 / 新)」 | ||
---|---|---|
スペック | 使用パーツ | |
CPU | Core i9 13900K | PL1 = PL2:253 W |
CPUクーラー | 280 mm水冷式クーラー | NZXT Kraken 280(2023) |
メモリ | DDR5-8000 48GB(24GB x2) | G.Skill Trident Z5 RGB |
マザーボード | Intel Z790チップセット | TUF GAMING Z790-PLUS WIFI |
グラボ #1 | RTX 5090 32GB | ZOTAC GAMING OC (Power Limit:104%に変更) |
グラボ #2 | – | – (Power Limit:-) |
SSD | 1 TB(NVMe SSD) | Samsung 970 EVO Plus |
電源ユニット | be quiet! DARK POWER 13(1000 W) (レビュー対象) | |
OS | Windows 11 Pro 24H2 (KB5041587適用済み) | Windows 11 Pro(パッケージ版) |
今回は容量1000 Wの電源ユニットを検証するべく、ピーク負荷が1100 W近くに達するハイエンドGPU環境を用意しました。
実測で300 W台も消費するCore i9 13900Kに、実測で600 Wを超えられる弩級のハイエンドグラボRTX 5090を組み合わせています。
現時点で、ほぼ最上位のゲーミングPCを想定したスペックです。

各電圧レールの測定には、Cybenetics Labs謹製のPMD(Power Measurement Device)を使い、0.001 V(1 mV)単位かつ毎秒最大1000サンプル(1ミリ秒)の刻み値で記録します。
安物の8ビットマルチメーターやオシロスコープの安物プローブを、マザーボードやコネクタの隙間にぶっ刺すよりも、いくぶん精度が高いです。
容量110%近い超高負荷でも安定動作

負荷 | システム(DC側) |
---|---|
平均値 | 984 W |
中央値 | 1002 W |
上位1% | 1049 W |
上位0.01% | 1098 W |
- CPU負荷:Prime95 Small FFTs(TDP:253 W)
- GPU負荷:FurMark 2 3840 x 2160(TGP:600 W)
以上のベンチマークで、コンセント側(AC側)で約1000 W前後、システム側(DC側)で約980 Wの負荷を連続して掛けられます。

約60分間そのまま放置して、何事もなく安定してベンチマークが正常に稼働しつづけます。
be quiet! DARK POWER 13(容量1000 W)は、最大容量ほぼぴったりの消費電力(980 W)、ピーク時に約1100 Wもの超ハイエンド構成に余裕で耐えられます。
世に出回っているほとんどすべてのPCスペックに対応できる、パワフルな出力性能です。
負荷が上昇すると、各電圧レールが分かりやすく低下します。
ピーク負荷時に+12Vをなんとしてでも死守しようとする挙動が顕著です。軽負荷時にあらかじめ電圧を高めにセットしているから、負荷がかかったあとも、12Vや5V以上を維持する傾向です。
基本的にIntel ATXで決められた範囲内に収まっていれば良いですが、12Vレールが12V以上になっていないと気持ち悪く感じるユーザー※もいるから、おそらくマーケティング上の都合を考慮した制御でしょう。
※筆者も電源ユニットにハマり始めた頃は12V至上主義教でした。もちろん今は基準値に収まっていれば問題ない教に改宗しました。
PCIe 12V [RTX 5090] | 変動幅 | 基準値 | |
---|---|---|---|
最大値 | 12.25 V | 2.12% | < 5.00% |
最低値 | 11.92 V | -0.63% | > -8.00% |
EPS 12V [Core i9 13900K] | |||
最大値 | 12.26 V | 2.17% | < 5.00% |
最低値 | 11.96 V | -0.35% | > -7.00% |
ATX +12V | |||
最大値 | 12.27 V | 2.21% | < 5.00% |
最低値 | 12.14 V | 1.17% | > -7.00% |
ATX +5V | |||
最大値 | 5.04 V | 0.70% | < 5.00% |
最低値 | 5.01 V | 0.12% | > -5.00% |
ATX +3.3V | |||
最大値 | 3.36 V | 1.88% | < 5.00% |
最低値 | 3.33 V | 0.76% | > -5.00% |
be quiet! DARK POWER 13は「ATX 3.0(ATX 3.1)」と「PCIe 5.0(PCIe 5.1)」規格に準拠した電源ユニットです。
各電圧レールの許容範囲はそれぞれ±5%で、+12Vレールは+5% / -7%、12VHPWR(12V-2×6)レールは+5% / -8%が許容範囲です。
すべての電圧レールが問題なくATX 3.0(ATX 3.1)規格で定められた許容範囲に収まっています。
連続的で急激な負荷変動でも安定動作

負荷 | システム(DC側) |
---|---|
平均値 | 857 W |
中央値 | 1011 W |
上位1% | 1124 W |
上位0.01% | 1136 W |
- CPU負荷:Prime95 Small FFTs(TDP:253 W)
- GPU負荷:FurMark 2 3840 x 2160(TGP:600 W)
連続負荷ベンチマークを実行した状態で、FurMark 2でスペースバーを押しっぱなしにします。すると、グラフィック描画が500ミリ秒ごとにオンオフを繰り返し、連続的な負荷変動を再現可能です。
500ミリ秒ごとに負荷が止まって500 W前後まで下がり、また500ミリ秒たつと負荷が再開して1140 W前後まで上昇・・・を延々と繰り返す過渡応答に似た状況です。
最大容量(1000 W)を何度も行き来する過酷な連続負荷に対して、be quiet! DARK POWER 13は非常に安定した動作でした。
ピーク時に約1140 Wに達し、電源の最大容量を超えた電力を引き出しても、システムは安定して動き続けます。スパイク由来の強制シャットダウンも発生しなかったです。
ATX 3.0(ATX 3.1)規格に準拠した設計だから、0.1ミリ秒以内のスパイクなら容量の2倍にあたる2000 Wまで耐える仕様です。

負荷の変動に合わせて、各電圧レールが分かりやすく乱高下します。
PCIe 12V [RTX 5090] | 変動幅 | 基準値 | |
---|---|---|---|
最大値 | 12.20 V | 1.66% | < 5.00% |
最低値 | 11.92 V | -0.66% | > -8.00% |
EPS 12V [Core i9 13900K] | |||
最大値 | 12.08 V | 0.68% | < 5.00% |
最低値 | 11.96 V | -0.32% | > -7.00% |
ATX +12V | |||
最大値 | 12.25 V | 2.04% | < 5.00% |
最低値 | 12.14 V | 1.17% | > -7.00% |
ATX +5V | |||
最大値 | 5.03 V | 0.64% | < 5.00% |
最低値 | 5.00 V | 0.04% | > -5.00% |
ATX +3.3V | |||
最大値 | 3.35 V | 1.64% | < 5.00% |
最低値 | 3.32 V | 0.55% | > -5.00% |
すべての電圧レールが問題なくATX 3.0(ATX 3.1)規格で定められた許容範囲に収まっています。急激な負荷変動に対しても問題なく正常動作です。
各ケーブルや電源本体の表面温度
約1020 Wの連続負荷テストを2時間ほどつづけたあと、サーモグラフィカメラで電源ユニット本体の表面温度を撮影します(撮影時の周辺気温:27.5℃)。

ファングリル正面の表面温度です。冷却ファンが勢いよく回っているから、正常な温度を取得できません。

コンセント側から撮影すると、電源ユニット内部の温度を確認できます。
- Yコンデンサ:57.4℃(Δ29.9℃)
- MOSFET(整流器):87.1℃(Δ59.6℃)
- インダクタ:91.9℃(Δ64.4℃)
もっとも熱いエリアで90℃台(Δ62℃)まで上昇します。ETA Platinum認証を取得できるほど高効率なだけあり、1000 W超えの大出力でも発熱が控えめです。

電源ユニット底面の表面温度をチェック。一番熱いエリアで約65℃(Δ38℃)です。

プラグインコネクタ周辺の表面温度です。12VHPWR(12V-2×6)コネクタ付近が50℃前後(Δ23℃前後)、EPS 12VやATX 12V付近は37℃(Δ9℃)程度に収まります。

システム側の各コネクタケーブルの表面温度です。
約600 Wが流れている12VHPWR(12V-2×6)で58℃前後(Δ31℃前後)ほど、約330 Wが流れるEPS 12Vで50℃前後(Δ23℃前後)、ATX 24 pinがわずか38℃(Δ11℃)でした。
PCI-SIGが策定した規格最低温度(= 70℃)まで十分すぎるほどのマージンが確保されています。

12VHPWR(12V-2×6)ケーブルの表面温度を細かく確認します。
撮影時で600 Wもの電力が流れていますが、表面温度は61~74℃台(Δ34~47℃)です。
まだまだ余裕があるように見えますが、グラフィックボード本体に近づくと表面温度はどうなるでしょうか。

グラフィックボード側の12VHPWR(12V-2×6)コネクタの表面温度を、正面から見たサーモグラフィー画像です。
離れた位置なら60~70℃で済んでいた温度ですが、グラフィックボードに近い位置だとグラボ本体の激しい発熱に炙られて、コネクタ先端で約75℃(Δ48℃)まで上昇します。

反対側から見ると、もっとも熱いエリアで約90℃(Δ63℃)まで上昇します。
幸い、be quiet!電源に付属する12VHPWR(12V-2×6)ケーブルの許容温度は105℃なので、90℃台なら・・・若干心配を感じなくもないですが(たぶん)大丈夫でしょう。
be quiet! DARK POWER 13は競合する他社の電源ユニットと同様に、「105℃耐熱」仕様の12VHPWR(12V-2×6)ケーブルを採用。RTX 5090(TGP:600 W)を運用しても「コネクタの溶融」に到達する可能性が非常に低いです。

負荷ごとの電源ユニットの騒音値

電源ユニットから約50 cmほど離れた位置に「デジタル騒音計」を設置して、負荷ごとに1秒ずつ騒音値(デシベル値)を測定します。

消費電力(DC側) | 騒音値 |
---|---|
0 W | 31.1 dB |
100 W | 31.1 dB |
200 W | 31.3 dB |
300 W | 31.3 dB |
400 W | 31.3 dB |
500 W | 32.1 dB |
600 W | 32.4 dB |
700 W | 32.9 dB |
800 W | 34.1 dB |
900 W | 34.5 dB |
1000 W | 36.9 dB |
デジタル騒音計による測定値は以上のとおりです。
なお、測定値(dB)だけだとかなり誤解を生む可能性が高いから、負荷ごとに聴いてみた主観的なコメントを書いておきます。
消費電力 (DC側) | 冷却ファン | コメント |
---|---|---|
100 W | わずかに回転 (400 rpm) | 至近距離でわずかな軸音(ガラゴロ) |
200 W | 至近距離でわずかな電子音(ジーーーー) | |
300 W | ||
400 W | ||
500 W | 50 cmの距離でも電子音(ブオオオーン…) ファンの風切り音はごくわずか | |
600 W | やや回転 (500~600 rpm) | |
700 W | やや回転 (600~700 rpm) | 50 cmの距離でも電子音(ブロロロン…) ファンの風切り音はわずか |
800 W | やや回転 (800~900 rpm) | 50 cmの距離でハッキリとファンの軸音 電子音は紛れ始めた印象 |
900 W | やや回転 (1000~1100 rpm) | 50 cmの距離でハッキリとファンの軸音 |
1000 W | しっかり回転 (1300~1500 rpm) | 50 cmの距離でファンの軸音と風切り音がしっかり聞こえる |
負荷600 Wまでとても静かです。冷蔵庫の稼働音に似た「ジーーー」系の電子音は耳をすませば聴こえる程度で、PCケースに閉じる前提なら問題ありません。
負荷700 Wでも冷却ファンはゆるゆると回っているだけで、そこそこ静かと言えそうです。負荷800 Wからついにファンの軸音が目立ちはじめ、負荷900~1000 Wでようやく標準的な動作音です。
個人的に、be quiet! DARK POWER 13は負荷600 W(約60%)まで極めて静音な電源ユニットで、PCケース次第で負荷700~800 Wも十分静かに聴こえます。
フル負荷に近い900 W以上から静音と言えるかちょっと怪しい挙動です。

USBポートの5V電圧をチェック

(7.5 W負荷で電圧変動をチェック)
USBポートに約7.5 W(5.0 V x 1.5 A)の負荷をブラ下げて、USBテスター経由でUSB 5V電圧の変動を比較したグラフです。
USB 5V | 最大変動 | 偏差(変動幅) |
---|---|---|
be quiet! DARK POWER 13 1000W | 335.3 mV | 6.52% |
Corsair RM1000x ATX 3.1 | 273.0 mV | 5.44% |
KRPW-GA850W/90+ | 312.9 mV | 6.29% |
ASRock SL-850GW (5V BOOST) | 313.4 mV | 6.08% |
Corsair HX850i 2021 | 272.3 mV | 5.44% |
be quiet! DARK POWER 13は、USB +5V電圧を許容範囲内(-5~10%)に収められなかったです。

(Universal Serial Bus Specification, Revision 2.0 より)
電圧降下幅が大きすぎると、USB機器が必要とする電力を十分に満たせない※など、実用上のデメリットが生じる可能性を考えられます。
- be quiet! DARK POWER 13:平均7.03 W
- Corsair RM1000x ATX 3.1:平均7.11 W
- ASRock TC-1300T:平均7.13 W
- ASRock SL-850GW(5V BOOST):平均7.23 W
- KRPW-GA850W/90+:平均6.97 W
- Corsair HX850i 2021:平均7.05 W
※7.5 Wも消費するUSB機材には、おそらくACアダプターが付属するはずだから、実用上あり得るシチューエーションかどうか不明。
【参考程度】電源ユニットの変換効率を測定
be quiet! DARK POWER 13は、厳格なCybenetics ETA認証を取っているから、わざわざ変換効率を調べる必要はありません。
しかし、自分の環境でも本当に変換効率が高いかどうか気になったので、参考程度にちょっと調べてみます。
- ベンチマーク機材の消費電力(DC側):Cybenetics PMDで測定
- コンセント側の消費電力(AC側):ラトックシステムで測定
DC側とAC側それぞれの消費電力を個別に測定して割り算すると、いわゆる「変換効率」をざっくり計算できます。

(DC消費電力 / AC消費電力 = 変換効率)
負荷率10%時点であっさり90%超の変換効率を叩き出し、負荷率20 ~ 100%まで一貫して90%超の凄まじい変換効率です。
以前レビューしたCorsair RM1000xよりも全体的に1~2.5%も高く、無駄な熱(ロス)が少なく済みます。熱が少ない分だけ冷却ファンの回転数を節約でき、結果的に静かな動作音に抑えやすいです。
まとめ:RTX 5090を搭載しても「静かに」を実現可能

「be quiet! DARK POWER 13」の微妙なとこ
- やや大きい(奥行き175 mm)
- 負荷950 W以上で動作音が目立つ
- セミファンレス切り替えなし
- 各種ケーブルがやや硬い
- 性能相応に価格も高い
「be quiet! DARK POWER 13」の良いところ
- 日本メーカー「105℃」個体コンデンサ
- 容量1000 Wを115%使えます
- 許容範囲内に収まる安定した電圧
- 低負荷時もファンをわずかに回転
- 負荷500 Wまで「ほぼ無音」
- 負荷600 Wまで静かな動作音
- 穏やかなセミファンレス制御
- 変換効率がとても高い
- まったく問題ない表面温度
- シングルレール or マルチレール対応
- 12VHPWR(12V-2×6)ケーブル付属
(最大600 W対応) - メーカー10年保証
消費電力が600 W程度のハイエンドなゲーミングスペックなら、無音に近いすさまじい静けさを実現する電源ユニットです。
Core Ultra 7 + RTX 5070 Tiや、Ryzen 7 9800X3D + RTX 5080など。せいぜい500 Wを超える程度のシステムを相手に、圧倒的な静音性を維持できます。

煩わしさを感じやすい原因になるセミファンレス制御も、ゆったり穏やかヒステリシスです。負荷に応じてファン回転数をいきなり変動させず、ゆっくりと回転数を変化させる制御です。
なお、セミファンレス制御が切り替え不可ですが、低負荷時にファンをわずかに回転させる安心感ある仕様です。ほとんど無音に近い動作音で電源ユニットをきちんと冷やします。
価格も相応にかなり高めですが、ハイエンド構成で静音性を求めるなら検討する余地がある電源ユニットです。
以上「be quiet! DARK POWER 13レビュー:容量1000 WでATX 3.1準拠なチタニウム電源ユニット」でした。
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2025年6月時点で、容量1000 W版が約4.9~5.0万円、容量850 Wが約3.7~4.2万円です。
容量850 Wモデルも負荷500 Wくらいまでなら非常に静かなため、コスパ重視で850 Wを選ぶもアリ。
「be quiet!」代理店が運営する公式ショップ

be quiet!国内代理店のテックウインドさんより、Amazon.co.jpに直営の公式ショップがあると教えてもらったので、一応紹介しておきます。
公式ショップで購入する最大のメリットは最大10年間のメーカー保証が付与される点です。うっかり並行輸入品を掴むと保証を受ける手間が跳ね上がりますが、正規品ならラクにサポートを受けられます。

ただし、Amazonのアルゴリズム次第で怪しい業者のマケプレ出品が優先的に表示される場合が多々あるため、出荷元と販売元が「be quiet! 公式通販」かどうか要チェックです。
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