XIM APEXとXIM4のスペック比較【応答速度や対応ハードは?】




XIM Tech社の大人気マウスコンバーター「XIM4」の最新モデル「XIM APEX」が発売されたので、そのスペック(応答時間、対応ハード、使えるコントローラーなど)の違いについて分かりやすくまとめてみた。

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XIM APEXとXIM4のスペック表

XIM APEX開発者のサイト「OBsIV’s XIM Development Blog」に掲載されているスペックデータを分かりやすく日本語訳してみた。

スペック項目XIM APEXXIM4
イメージ
応答時間(遅延)1ms / 2ms / 4ms / 8ms8ms
対応ゲーム機PS4 / PS4 Pro
PS3
Xbox One / One X
Xbox 360
専用アプリAndroid 4.4以上Android 2.3.3以上
iOS 8 以上
Windows 8以上(無線のみ)Windows Vista以上(無線 / 有線)
接続方法Bluetooth LEBluetooth Classic
無線コントローラーの対応無線対応有線のみ
有線対応
有線USBオーディオPS4
Xbox One
Xbox 360
対応ジョイスティックほぼ全て限定的
コンフィグ保存数24スロット
設定モード簡易モード / エキスパートモードエキスパートモードのみ
バリスティックカーブの解像度51 ~ 1000021 ~ 200
アプリの対応言語英語 / ドイツ語 / スペイン語 / フランス語 / 日本語 / 韓国語 / 中国語英語のみ
フォームファクタXIM APEX本体 + XIM USBハブUSBハブ一体型
価格(定価)99.99ドル(約12000円)124.99ドル(約16000円)

いろいろと進化しているので、順番にスペックの差を解説していきます。

応答時間(遅延)が最大で8倍も高速に

XIM4はマウスやキーボードの入力(操作)が実際にPS4やXboxに届くまでに「8ミリ秒」(0,008秒)掛かっていました。これでも十分に短い遅延なので体感するのは難しいと思いますが、気になる人は気になっていたかもしれない。

その遅延が最新モデル「XIM APEX」からは、8倍も短い「1ミリ秒」(0.001秒)まで高速化された。この反応時間の大幅な高速化が、XIM APEXを選ぶ最大の理由の一つになると思いますね。

  • XIM4は応答時間が8ミリ秒
  • XIM APEXは応答時間が最短1ミリ秒

1ミリ秒に設定する方法については「XIM APEXを実機レビュー:応答時間を1ミリ秒に設定する」を見てください。

接続方法が「Bluetooth LE」になった

従来のXIM4はスマートフォンとペアリングする時に「Bluetooth Classic」という方法で接続されていました。これがXIM APEXから「Bluetooth LE」という、新しい接続方法に切り替えられた。

最大の特徴は、機器によってはボタン電池1つで数年動くといわれるほどの省電力性にあります。

Bluetooth LEとは – いまさら聞けないスマートフォン用語」より

Classic版と違って、消費電力がものすごく少ないのが特徴。そのためXIM APEX本体がUSBポートから給電される電力をほとんど使わないので、より高機能なマウスやキーボードを使えるようになった。

もうひとつは接続の安定性とカンタンさもLE版Bluetoothのメリットです。実際にぼくはXIM APEXとスマホのペアリングを行ったが、一瞬で接続できていたので接続方法の進化は素直にスゴイと思います。

  • Bluetooth LE:省電力性、安定性、カンタン

専用コントローラーを「無線」で使えるように

XIMシリーズは複数のゲーム機専用コントローラーを、クロスオーバーさせて使うことが出来る。従来のXIM4は、このクロスオーバー接続が「有線のみ」だったが、XIM APEXからは「無線」も使えるようになったのが大きい。

この画像のように、PS4のコントローラーは有線でつないで、Xboxのコントローラーは無線のままで接続しても、両方ちゃんと動くようになっている。

任天堂スイッチ専用コントローラー(無線)、Xbox専用コントローラー、無線マウスという組み合わせも問題なくクロスオーバー可能。

Playstation 4 Nav(無線)、Xbox専用コントローラー、そして無線マウスの組み合わせも大丈夫。

  • XIM4:クロスオーバー接続は有線のみ
  • XIM APEX:クロスオーバー接続が無線でも出来るように

このように、XIM APEXは有線・無線のコントローラーやデバイスを常に3つまでクロスオーバー接続可能になった。USBハブから3本もケーブルが伸びているのは邪魔くさい…と思っている人にとっては大きな改善点。

せっかくなら有線の方が良いかも

無線マウスや無線キーボードは進化しているので、遅延はほとんど無い。しかし、XIM APEXはせっかく「最短1ミリ秒」の応答時間に進化したため、どうせならマウスやキーボードも有線でつないで遅延を可能な限りゼロにする方が良いとは思う。

XIM APEX Managerの設定がカンタンに

左側が「簡易モード」で、右側が「エキスパートモード」の設定画面。

XIM APEXは「より多くの人に使ってもらいたい。」という開発者の意向を受けて、専用アプリ「XIM APEX Manager」に2種類の設定モードが用意されている。

  • Novice(簡易モード):マウス感度、キー割り当てなど必要最小限の設定だけができる
  • Expert(エキスパートモード):加速度、ADS遅延、XYレシオ、補助キーなど高度な設定が可能

「XIMで早く遊びたいけど、設定が多すぎて訳わからん。」という人にとって、この簡易モードの設定はとても便利だと思う。実際のところ、簡易モードでほとんど困らないからね。

ただし、応答時間の設定がエキスパートモードに入っているのは微妙。初期設定では「8ミリ秒」になっているが、これを「1ミリ秒」にするにはエキスパートモードを有効化する必要があるからだ。

  • 1000Hz:1ミリ秒
  • 500Hz:2ミリ秒
  • 250Hz:4ミリ秒
  • 125Hz:8ミリ秒(初期設定)

応答時間は簡易モードからも設定できるように改善して欲しいところかな…。

XIM4と比べてだいぶ「小型化」した

本体サイズが大幅に小さくなった。XIM4はUSBハブ機能も「一体化」されていたが、XIM APEXからはUSBハブと分離されたため本体のサイズ自体はとても小型化した。

小型化だけでなく、付属のUSBハブじゃなくても使えるようになったのは大きな改善点。一体型だとUSBハブが故障した場合、全部交換しないとダメだけれど、分離していればUSBハブを交換するだけで対応できる。

このように、Anker製のUSBハブを使っても普通に動いてくれるのでXIM4より信頼性は上がったと言える。

値段がとても安くなった

XIM Tech公式サイトより

XIM4の定価は「約125ドル」。それに対してXIM APEXの定価は「約100ドル」に値下がりしました。これだけスペックと性能が進化したにも関わらず、価格は約30%も安くなったのでコスパはものすごく良い。

日本国内では「しまリス堂」が正規代理店をやってます。1年保証を受けられるので購入する際はしまリス堂がAmazonに出品しているXIM APEXを買えばOK。

まとめ「XIM APEXはXIM4の完全上位互換」

文句なしの後継機です。改悪された点はほぼ見当たらない。長年XIM4を使ってきた人が乗り換えるのもアリだし、まだコンバーターを持ってないけどマウサーデビューしてみたい人にとっても最良の選択肢の一つだ。

初期設定はとてもカンタンで、接続性も良好。不良品でない限り、スマートフォンだけでXIM APEXとのペアリング設定が終わってしまうので、パソコンがなくても一切の不便なく使うことが出来る。

PS4専用コントローラーより、XIM APEXの方が操作しやすいのは明白。

8ミリ秒から1ミリ秒に高速化された応答時間も本物だと感じています。実際にXIM APEXでCoD : WW2をやってみると、非常にやりやすいし「体感できるほどの遅延」もなかった。わずか1ミリ秒の遅延は強力。

というわけで、以上「XIM APEXとXIM4のスペック比較【応答速度や対応ハードは?】」でした。

もっと詳しいレビューや、初期設定のやり方については以下の記事を読んでみて。

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