最近「PUBGモバイル」用にオススメなスマホと紹介した。アマゾンでわずか24000円で売ってるスマホ「Huawei P10 Lite」を、実際に買ってみたのでレビューしてみます。「24000円の格安中華スマホ」と言い換えると…怪しさ満点に感じてしまいますが、実際のところはどうなのか試してみるよ。
この記事の目次
「Huawei P10 Lite」のスペック
そもそも「Huawei P10 Liteって何?」という方に向けて、カンタンに仕様(カタログスペック)をまとめて少し解説しておきます。スペックの比較がしやすいよう、上位版の「P10」もまとめておいた。
スマホ | P10 Lite | P10 |
---|---|---|
SoC / CPU | Kirin 658 | Kirin 960 |
GPU | Mail-T830 MP2 | Mail-T880 MP4 |
メモリ | 4GB | 4GB |
ストレージ | 32GB eMMC | 64GB UFS 2.1 |
初期空き容量 | 19.9 GB | 49.66 GB |
ディスプレイ | 5.2インチ | 5.1インチ |
1920 x 1080 | 1920 x 1080 | |
424 ppi | 432 ppi | |
IPS液晶 | LTPS液晶 | |
– | 最大10タッチ対応 | |
– | Gorilla Glass 5 | |
フロントカメラ | 1200万画素 | 2000万画素 + 1200万画素 |
リアカメラ | 800万画素 | 800万画素 |
スピーカー | 最大 80dB | 最大 83dB |
音質 | ノイズ -88.2dB | ノイズ -93.0dB |
バッテリー | 3000 mAh リチウムポリマー | 3200 mAh リチウムイオン |
OS | Android 7.0 | Android 7.0 |
SIM | デュアル(NanoSIM) | デュアル(NanoSIM) |
サイズ | 7.2 x 146.5 x 72 | 6.98 x 145.3 x 69.3 |
重量 | 146g | 144g |
価格目安 | 24000円 | 67000円 |
P10 Liteはとにかくコスパを重視して作られたスマホで、価格が全然違う上位版の「P10」に仕様でいろいろと負けているのは当たり前です。そしてこのスペック表を見ることで、どうやって安くしたのかが分かる。
SoC(CPU)はKirin 658で、Huaweiの子会社「HiSilicon」が開発製造しているCPUです。自社製だから安く済ませられる、という事情はありそう。Kirin 658はHuaweiの安価なスマホで頻繁に採用されるが、性能が2~3年前のハイエンド並。
次にディスプレイ。普通のIPS液晶を使い、同時タッチ数の多さやキズに強いGorilla Glassなどは一切なし。ガラスフィルムは必須だ。カメラは1200万画素で、Leicaカメラを装備するP10と比べるとやはり弱い。
バッテリーもP10と比較して若干減って3000 mAhに。割りと標準的なバッテリー容量かと。他には、P10が「USB Type C」を備えるが、P10 Liteは「MicroUSB」に差し替えられている点が違う。
- CPUを安価なモノにした(それでも2~3年前のハイエンドに匹敵)
- ストレージを減らし、安価なeMMC規格にした
- 普通のIPS液晶にした
- Leicaカメラを省いた
- バッテリーを少し減量
以上の5点で、約7万円もする「P10」はわずか2.4万円の「P10 Lite」に変化した。24000円の割には、なかなかのスペックですが実際のところはどうなんだろうか。



AmazonでHuawei公式販売が売っていたので、パールホワイトモデルを24025円にて入手。ついでに手帳型ケースとガラスフィルムも購入した。注文した翌日に届いたので、入手性は優秀ですね。
Huawei P10 Liteを開封
というわけで、まずは「開封の儀」からやっていく。

シンプルな外箱に収められた状態で届いた。

側面にHuaweiのロゴマーク。

Huawei P10 Liteのロゴマーク。Liteのフォントが細い。

反対側はHuawei Designと描かれている。個人的には、別にファーウェイデザインと言うほどでもないな…と思ってますけど。だって次のフラグシップ「P20 Pro」にiPhone Xのノッチデザインを取り入れているからね。

底面。両側をテープで閉じて、中身が出ないようになっている。

テープを外して、スライドさせると中身が出せます。
P10 Liteの同封物をチェック

3箱ある。

全部出してみたら、ざっと4個の同封物が。
- イヤホン / USBケーブル / USB充電器
- Huawei P10 Lite 本体
- スタートガイド
- バックパネルの保護ケース
これだけ。

- USB充電器
- USBケーブル
- イヤホン
イヤホンはインナーイヤー型で、iPodに付属するイヤホンとよく似た形状。USBケーブルは充電とデータ送信に使える(規格はUSB 2.0)。どれもシンプルなデザインで特に問題ないです。

USB充電器はこんな感じ。形だけを見れば、Amazonで大人気のAnker製の充電器とよく似てて、デザイン性は良いと思います。Huaweiのロゴも嫌いじゃない。
P10 Lite本体の筐体(外見)をチェック

24000円とは思えない「高級感」が漂っていて驚き。Huawei公式サイトの画像は「盛っている」んだろうなと思っていたが、期待以上のモノです。

側面はアルミ強化フレームで包まれていて、色はシャンパンゴールド。中国では「金色」が人気だが、控えめなシャンパンゴールドで仕上がっているのは嬉しい。

トップ面にイヤホンジャックを挿せる「3.5mmプラグ」が1つあります。

右側面に「音量ボタン」と「電源ボタン」が1つずつ。

ボトム面に充電やデータ送信に使える「MicroUSB」が1つと、「スピーカー」がある。

左側面は「SIMスロット」があるだけで、機能のあるボタンは特になし。
Huawei P10 LiteのSIMスロットはデュアルSIM対応で、NanoSIMを2つまたはNanoSIM 1つ / MicroSD 1つを挿入可能。これが少し困ったところで、日本の場合MicroSIMを配ってる携帯会社の方が多い気がするんですよね。
最近は「NanoSIM」が一般的になってた。ということは、古いスマホを使っている人は恐らくSIMの切り替えが必要だが、最近のスマホを使ってる人なら何の問題にもならないかも。

このように、MicroSIMだと入らないので、契約してる携帯会社の店舗まで行ってNanoSIMに取り替えてもらわないとダメそう。…外見チェックのつづきに行きます。

背面はガラス仕上げで、保護フィルムが貼られていた。

「照明」「カメラ」そして「指紋認証」が取り付けられている。スマホを持ちながら人差し指を使って、指紋認証が可能。ぼくが使ってるGalaxy S5には指紋認証なんて無いので、ちょっと時代を感じる。

保護フィルムを剥がしてみた。表面張力で張った水面のような感じになっててスゴイです。美しい表面なのは間違いないが、指の脂汗がちょっとでもあれば付くので汚れやすそう。

光をけっこう反射する。

ディスプレイは「グレア」仕様でかなり映り込むものの、普通にキレイです。
Galaxy S4と外見を比較してみる
Galaxy S5は撮影用に使ってるので、セカンドスマホに使ってるGalaxy S4と比較してみました。

P10 Liteの方がカッコイイ…。

わずかに薄型化してる。

薄さは7.2mmほど。

カメラや照明も、P10 Liteはかなり小型化してる。

P10 Liteの重量は実測で146g。軽いです。

4.8インチのGalaxy S4は実測で141g。
SIMスロットの開け方

イヤホンが入っていた箱に「SIMスロットピン」が付属してるので、それを使ってSIMスロットを開けることが可能です(うっかり箱ごと捨てないように注意)。

これをSIMスロットの穴に挿し込む。

押し込むと勝手に「ヒョコッ」とスロットが開きます。

引っ張り出せばこの通り。
筐体デザイン(外見)のまとめ

うーん…24000円ということを考えると、驚きの美しいデザインだと思った。表面張力の掛かった水面のようにぷるっとしたディスプレイは非常にキレイ(ベゼルの端が微妙に曲面になっている)。

カメラや照明は出っ張ることなく、フラット(平面)に収まっているのも個人的に評価が高い。パールホワイトの表面に安っぽさはないし、シャンパンゴールドのアルミフレームも良い感じ。
コスパの良い筐体デザインは素直に高評価ですね。

ここからはP10 Liteを起動して、使い心地やパフォーマンスの評価に入ります。
入力、操作性、機能性、設定を試す

起動したての初期画面。最初から日本語になってて親切。Xiaomiのスマホだと5割くらいしか日本語にならないので慣れが必要らしい(リア友のゼリオ氏より)ので、デフォで完全日本語は嬉しい。

「EMUI」と呼ばれる初期アプリ群の他、Chromeが最初からインストール済み。
なお、空き容量の12GBくらいは削除できないAndroid OSが食っているので、容量を増やすならMicroSDカードの導入が現実的。EMUIは消しても500MBくらいしか確保できないため、無理に消す必要は無さそう。
入力に問題はなし、操作性も良好

Google日本語キーボードをインストールした(ぼくはフリック操作が全く出来ないので無評価)。入力遅延などは無く、スムーズに文字を入力できます。

画面を横に倒すと、キーボードも横長になってくれる。普通にタイピングしやすい。

P10 Liteは物理ホームボタンが無いので、ディスプレイ内に表示されているボタンで操作する。全画面アプリだと表示が消えるが、画面右側や上をスライドすれば表示されます。
ぼくは物理ボタンのあるGalaxy S5を使っているので若干違和感だったけれど、1~2時間使っていると慣れてしまいました。デメリットにはなり得ない要素です。
機能性と設定も、意外と豊富

Huawei P10 LiteはAndroid 7にほぼ完全に基いているので、基本的な設定はすべて用意されている。

ホーム画面は2種類。標準はホーム画面に追加したアプリがすべて表示され、ドロワーにすると初期アプリ以外のアプリは、ドロワーボタンに格納される形式。個人的には標準で十分。

ディスプレイは色温度を調整可能。Huawei P10 Liteの画面はわずかに青みがかっているが、色温度の設定を使えば調整できる。ぼくは初期の表示色で満足してるのでデフォでいいや。

P10 Liteにはスマートアシストという機能が盛りだくさん。24000円のスマホのくせに、いろいろと機能が用意されていて驚き(使うかどうかはともかく…)。

フローティングボタンの設置を使えば、スライドすることなく、常に「ホームボタン」や「戻る」を使えるように。使ってみたけど、誤タッチでジャマだったので消した。

スマホの動きによって、特定の動作をさせることが可能なモーションコントロールも搭載済み。

振り落とす動きで、着信音など「音」をミュートに切り替える機能。

ツインアプリ機能。FacebookやWhatsAppなど、ごく一部のアプリのみ対応。TwitterやGmailはアプリ内でアカウントの切り替えが出来るので、Facebookの利用者が少ない日本では出番があまり無いかも。
というわけで、おおむね優秀です。違和感のある操作方法などは特になく、普通に使えるスマホに仕上がっている。入力遅延なども無いし、Galaxy S5とそう遜色が無い。
2万円台のスマホとは思えない性能
次は「性能」について検証する。P10 Liteに搭載されているSoC「Kirin 658」がどこまで動くのかを、主要ベンチマークと実際のゲーミング(実測フレームレート)で確認していく。
AnTuTu Benchmark 7

AnTuTu v7は「77750」点。CPU性能は平均値より30%高く、グラフィック性能は平均値より4%高い。24000円という格安スマホなのに、性能は平均以上とは…コスパいい。
AnTuTu Benchmark v7
ちなみにハイエンドスマホとの比較はこの通り。Snapdragon 845を搭載するXperia XZ2の30%くらいの性能になります。

手持ちのGalaxy S5(2014年)が「64852」点なので、24000円のP10 Liteはそれを超える性能ということに。特にグラフィック性能の伸びが大きい。
Geekbench 4.2

シングルスコアは「902」点。マルチスコアは「3388」点。平均的なスコアです。iPhone 6より40%くらい高いスコア。4年前のハイエンドスマホ以上の性能はある、ということ。
Geekbench 4.2 / Single
Geekbench 4.2 / Multi
現行のハイエンドスマホとの比較はこう。シングル性能はハイエンドと比較して40%程度、マルチスレッド性能は56%くらい。
PCMark for Android – Work 2.0

「4754」点。
PCMark for Android – Work 2.0
現行のハイエンドスマホ(Snapdragon 835やKirin 970)を相手にすると、その60%くらいのスコアです。
Minecraft PE

2~3年前のハイエンドスマホに相当する性能があるので、マインクラフトPE(スマホ版のマイクラ)は普通に動きます。TNTを爆発させてもフリーズすることもなくスムーズな動作でした。

平均フレームレートは「35.3fps」でした。
荒野行動

人気があるので仕方なくフレームレートを計測してきた。とはいえ、PUBGスマホ版は本家が登場する予定なので、今後パクリゲーの荒野行動がどうなるかは分かりません。

画像レンダリングレベルは「流暢」、フレーム数設定は「標準(30フレーム)」、ドローディスタンスは「中」という標準設定でプレイした。上限の25fpsに張り付いていて、性能は十分に足りていることがわかった。
Deemo
スマホで人気のある音ゲー「Deemo」。慣れているゼリオ氏に1曲プレイしてもらった。入力遅延(タップしてから実際に反映されるまでのタイムラグ)は体感ではほとんど分からないとのこと。
格安スマホP10 Liteは音ゲーもプレイ可能だと分かった。
バッテリーの持ちは標準的


PCMark for Androidの「Battery Life」というテストを使って計測。バッテリー100%状態から20%に減少するまでの時間を計測するアプリで、Huawei P10 Liteは471分(7時間51分)でした。
PCMark for Android – Battery Life
他のスマホ(データが著しく少ないですが…)と比較してみると、標準的なところ。Mate 10 Pro以外は2900~3000 mAhバッテリーで、Galaxy S8を除けば470分前後の持ち時間は普通な水準。
Mate 10 Proは約10時間持っているけれど、バッテリーが33%多い4000 mAhなので妥当な持ち時間です。P10 LiteはChromeでWeb閲覧をするくらいなら軽く10時間くらいは行けそうな感じ。
Huawei P10 Lite以外のデータは「NoteBookCheck」より。
ディスプレイはかなりキレイ

素人目ですが、ディスプレイの発色や色彩は非常に良いと思います。少なくとも、手元にあるAcerの21.5インチディスプレイと比較すれば、白っぽさもなく、黒いところはしっかりブラックで表示され明らかにキレイです。

フルHD(1920×1080)の424 ppiは至近距離で見ても画面の粗さがほとんど見られない。

低難易度の階調テスト。色が濃くなると…階調が分からなくなる。

中難易度。階調はギリギリ。

256段階の高難易度になると、ほとんど分からなくなってしまった。これはディスプレイメーカーのEIZOが配布している階調テストで、大抵のディスプレイは高難易度をこなせないとのこと。
ディスプレイの質を客観的に捉えると、(EIZOの基準で言うなら)そもまで品質が高いわけではないのかもしれない。それでも人間の目で見る分には、P10 Liteのディスプレイはとてもキレイに見える。
24000円のスマホカメラは使えるのか?
Huawei P10 Liteのカメラスペックは以下の通り。
カメラ | 画素 | F値(絞り) | センサーサイズ | ピクセルサイズ |
---|---|---|---|---|
P10 Lite | 1200万 | f/2.2 | 1 / 2.8″ | 1.25μm |
Galaxy S5 | 1600万 | f/2.2 | 1 / 2.6″ | 1.12μm |
カメラのカタログスペックは正直…よく分からない。実際に似た写真を撮って比較してみることに。
意外と鮮やかな写真が撮れるP10 Lite
すべて同じ時間帯に、10分くらいで撮影しました。


左:Huawei P10 Lite右:Galaxy S5
Galaxy S5はやや温かい色になっているのが特徴。


左:Huawei P10 Lite右:Galaxy S5
屋外で撮影。P10 Liteの方が取り込む光の量が多いのか、彩度が鮮やかな写真が撮れている(気がする)。


左:Huawei P10 Lite右:Galaxy S5
もう一度屋外で。被写体はCore i9 7940Xのボックス。やっぱりP10 Liteの方が明るい写真に仕上がっている。


左:Huawei P10 Lite右:Galaxy S5
フィギュアの撮影。P10 Liteは鮮やかな写真になり、Galaxy S5は静かな写真になるね。


左:Huawei P10 Lite右:Galaxy S5
アルマイト加工が施されたポスターを撮影。P10 Liteはポスターの映り込みをを映しにくく、Galaxy S5は映り込みだけでなく光沢も含めて写真に収めてしまうようだ。


左:Huawei P10 Lite右:Galaxy S5
ふたたび屋外。被写体のエッジの正確さはGalaxy S5に軍配が上がるが、鮮やかさや明るさはP10 Liteの方が個人的に好きです。


左:Huawei P10 Lite右:Galaxy S5
解像度自体はGalaxy S5は1600万画素なので、拡大すると被写体の「粗さ」がP10 Liteはやや目立つ。
画質にこだわった写真を撮るなら、一応ハイエンドであるGalaxy S5の方が良いんだろうけれど、ブログ用の写真のように解像度を縮める前提の撮影ならP10 Liteが撮ってくれる写真はとても満足できるモノ。
夜間はどちらもキツイ


左:Huawei P10 Lite右:Galaxy S5
なお、夜間はどちらも微妙な画質でしか撮れない。センサーが小さいスマホでは、光量がほとんどない夜の撮影には向かないと思います。
表面温度はやや熱い
荒野行動プレイ中にFLIR ONEを使って、表面温度を計測してみた。

ディスプレイ側は40度前後に。上の方が熱くなっていて、もっとも温度が高い部分は約46度に達していた。

裏面も同様に40度前後。ディスプレイ側と同じで、やっぱり上の方が熱くなりやすいようだ。最高温度は48度。「ちょっと熱い」という感じで、使う分には支障はなかったです。
まとめ:Huawei P10 Liteは「神コスパ」かも

スマートフォンをレビューするのは初のことなので、至らないところがあったかもしれないが。一通りHuawei P10 Liteの性能や使い心地についてレビューできたと思います。
ここまでレビューしてきて思ったことは「24000円のスマホとは思えない。」に尽きる。手持ちのハイエンドスマホ「Galaxy S5」と比較しても、目立った劣る点はほとんど無かった。
性能も優秀で、ChromeのWeb閲覧をしていても突っかかる動作は無いし、ゲームはマインクラフトPE・荒野行動を軽くこなす。音ゲーのDeemoではタッチ遅延などは一切無く、快適なプレイが可能だった。
ディスプレイはIPS液晶で、非常にキレイ。色再現は明るいところから黒いところまでキレイに出ていて不満はない(階調テストはともかく)。
価格的に心配していたカメラも、解像度ではGalaxy S5に負けているけれど、彩度はとても鮮やかで明るい写真を取りやすい。小型センサーゆえに夜景は全然ダメですが。
スピーカーはそこそこ音量を出せて、普通に聞こえる。でも高音質って感じはしない。まぁ…ゲームしたり動画を見るときはイヤホンをつける人のほうが多いと思うので、そこまで問題ではないかな。
個人的な「Huawei P10 Lite」の評価
というわけで、とにかくコスパが凄まじいスマホです。少なくとも自分が色々と使って調べた範囲では、目立った問題はまったく無い。24000円でこの品質だと、上位版の「P10」や「P10 Plus」はどうなるんだろう…。
そんな興味まで引き立てられるレベルに、「P10 Lite」はスゴイ。この価格でこれだけの高品質を実現してしまっていると、こんなのに太刀打ちしなければならない国産スマホは大変ですね。

20000 ~ 25000円の上位スマホ、P10 Liteが圧倒的1位。
カカクコムで見たところ、20000 ~ 25000円のスマホでは太刀打ち出来ているスマホ1個も無いので、2万円台のスマホではP10 Liteは一強状態のようだ。


- 2万円台で最高のコスパ
- 2万円台で最高の性能(2018/5時点)
- マイクラPE、荒野行動など、ゲーミングはなかなか快適
- 1200万画素のカメラは意外と使える(夜景はダメ)
- 美しいIPS液晶ディスプレイ
- 対応SIMが「NanoSIM」しか無い※古いスマホから乗り換える時のみ問題になるかも
- ツルツルの筐体は美しいけど、汚れはつきやすい
2~3年前のハイエンドスマホを超える性能を持っているので、「スマホを買い替えたいけど7~8万はあり得ない。」「ゲームがそこそこ動く安いスマホが欲しい。」と考えている人には特におすすめなスマホです。
以上「【レビュー】超コスパの良いスマホ「Huawei P10 Lite」を試してみた。」でした。
携帯会社も「格安」にすると経済的かも

docomoとか大手キャリアはやっぱり高いので…。今回レビューしたHuawei P10 Liteのような格安で高品質なスマホと、Lineモバイルのような安い回線を組み合わせればかなりコスパ良いと思うよ。
他のおすすめスマホについて

PUBG Mobileが動くスマートフォンをまとめた記事。P10 Liteはこの記事で「コスパ重視な人向け」のスマホとしてちょっとだけ紹介した。
イヤホンはインナーイヤー型では?
ありがとうございます。インナーイヤー型でした。
この価格帯の格安スマホだと、無線LANが2.4GHzにしか対応してないことが多いんですが、P10 liteは5GHz対応してます。
これも大きいですよ。
p10liteはデュアルSIMですが、4G+2Gですので残念ながら国内でのデュアルSIM運用はできなかったりします。(2Gはかつてドコモがmovaとして提供していました)
microSIMのスマホってもう結構前に無くなってますよ。今出てるスマホは皆nanoSIMなのでそれをデメリットにされるのはいくらなんでも無理があるかと…。
試しに今どきのスマホの対応状況を調べて見てください。
今見てきました、たしかに国産スマホでもNanoSIM一強ですね。ちょっと書き直しておきます。
約半年使ってます。
前はiPhone6でした。
機能的には充分です。
ただアプリによっては通知設定が難しい事もあるかも・・・・・・
それでも持って損は無い1台だと思うます。
表面温度の画像が2枚とも同じに見えるのhq私だけ?
同じ画像を貼ってました…、修正しました。
コスパでしたら Huawei nova 2 の方かなと
同じ4Gメモリに、64Gのフラッシュメモリ積んで
少し高性能CPUの659ですし、デュアルカメラです
UQとAU取り扱しか無いですが・・・
CPUについては
TSMCの16FinFETなので、前世代の28世代とはダンチの低発熱なのと
Cortex-A53は投機実行してないので、昨今のメルトダウンとスペクターに無縁なのも良いかなと
※最近のミドルくらいから上のスマホは投機実行使っているので影響受ける
Nova 2も良いな~と思ったんですが、Amazonで売ってないので断念してしまいました。
< 昨今のメルトダウンとスペクターに無縁なのも良いかな
対策パッチをあてると性能低下が起こるので、親切にアップデート情報が送られてくるWindowsやiOSは性能低下を受けやすそうです。
Androidの場合はかなりアップデートを行う人が少ないらしいので、影響はそこまで大きくないかも。ちなみに、パッチで大きく下がるのがストレージ性能です。
ただ…ストレージ性能の低下はかなり体感しにくいので、仮にパッチをあててもさほど困らないと思ってます。
コスパ的にはhonor 9のが上なんじゃないかと思います、kirin960積んでて3万台で4gb ramに64gb rom
コスパ最強はhonor9かと思います、3万台でkirin960積んでます