本体部分の重量が1.0 kgを切る、おそろしく軽量な「ノートパソコン」と「2 in 1」のモバイルマシンを10品まとめてみた。とにかく軽くて持ち運びやすさを最重視している方は参考にしてみてください。
この記事の目次
Samsung Galaxy Tab Pro S

Samsung Galaxy Tab Pro S | |
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タイプ | タブレット + キーボード (2 in 1) |
OS | Windows 10 |
CPU | 6th Core m3-6Y3 |
クロック | 2.20 Ghz |
コア数 | 2 Core / 4 Thread |
メモリ | 4GB (1600Mhz) |
リアカメラ | 500万画素 |
フロントカメラ | 500万画素 |
ディスプレイ | 12.1 inch |
有機EL | |
解像度 | 2160 x 1440 |
216 dpi | |
ストレージ | 128GB SSD |
動画再生 | 10.5 時間 |
高さ | 6.3 mm |
幅 | 290.3 mm |
奥行き | 198.8 mm |
重量 | 693g |
タッチパネル | ○ |
AC | ○ |
キーボード | 付属 |
インターフェイス | USB typeC |
3.5mm ヘッドホン |
サムスンが開発した「2 in 1」タイプのモバイルマシン。本体部分(タブレット)の重量はわずか693gしか無く、現状の最軽量に位置する。キーボード(約400g)と合わせて使うと約1.10 kgの重量になる。
CPUにはIntelの6世代Core プロセッサのひとつ「Core m3-6Y3」を搭載。2コア4スレッドで2.20 Ghzなので、ブラウジングやオフィス系ソフトなら難なくこなせる性能。メモリが4GBなのは少し心もとない部分ではあるが。
しかし、性能以上にこのTab Pro Sがすごいのはディスプレイに「有機EL」を使用していること。有機ELの美しさを際立てるために、ディスプレイサイズ12.1 inchに対して、解像度が2160 x 1440(216 dpi)とかなり大きめ。高解像度で高彩度の映像表現を実現する。
唯一の難点は2017年4月時点で、まだ国内で販売されていないこと。どうしても欲しい場合は米国Amazonから個人輸入することになるだろう。
登録価格は899ドルだが、今は400ドルも値下げをして499ドルほどで購入可能。日本円でざっと6万円ほど。軽くて、有機ELディスプレイのWindowsマシンを求めているなら最適な一品。
日本では2017年5月時点でまだ発売されていないが、米国の並行輸入品なら入手可能だったので商品ページを追加しておきます。
Microsoft Surface Book

Microsoft Surface Book CR9-00006 | |
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タイプ | タブレット + ベース (2 in 1) |
OS | Windows 10 Pro |
CPU | 6th Core i5 6300U |
クロック | 2.40 – 3.00 Ghz |
コア数 | 2 Core / 4 Thread |
メモリ | 8GB |
リアカメラ | 800万画素 |
フロントカメラ | 500万画素 |
ディスプレイ | 13.5 inch |
PixelSense | |
解像度 | 3000 x 2000 |
267 dpi | |
ストレージ | 128GB SSD |
動画再生 | 12 時間 |
高さ | 13.0 – 22.8 mm |
幅 | 312.3 mm |
奥行き | 232.1 mm |
重量 | 730g |
タッチパネル | ○ |
AC | ○ |
キーボード | 付属 |
インターフェイス | USB 3.0 x2 |
3.5mm ヘッドホン | |
SDカード | |
Surface Connect | |
Mini DisplayPort |
※性能別にモデルが複数用意されているが、ここでは最も安価な「CR9-00006」を表にしました。
アルミから削り出した筐体が非常に美しく、ヒンジ(折れ曲がる部分)の作り込みも他のモバイルマシンではまず見ないような独自の構造で仕上げられている。とにかく見た瞬間の印象がすごい製品。
ディスプレイは13.5インチで、解像度は「3000 x 2000」と4K並の高解像度。Microsoft PixelSenseが採用されているため、複数のタッチに同時に反応できる、微妙な筆圧加減を再現できる、などタッチパネルやペンタブレットとしての性能も高い。
重量はタブレット部分で「730g」で、ベース(キーボード)部分と合わせて「1.51 kg」になる。…製品としてのコンセプトや完成度は高く、マイクロソフトの本気度を感じられる一品ではあるものの、まだまだ万人向けのモバイルマシンではない。
Lenovo Miix 700

MIIX 700 80QL006FJP | |
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タイプ | タブレット + キーボード (2 in 1) |
OS | Windows 10 Home |
CPU | 6th Core m3 6Y30 |
クロック | 0.90 – 2.20 Ghz |
コア数 | 2 Core / 4 Thread |
メモリ | 4GB (1600Mhz) |
リアカメラ | 500万画素 |
フロントカメラ | 500万画素 |
ディスプレイ | 12.0 inch |
IPS | |
解像度 | 2160 x 1440 |
ストレージ | 128GB SSD |
動画再生 | 7.5 時間 |
高さ | 9 mm |
幅 | 292 mm |
奥行き | 210 mm |
重量 | 750g |
タッチパネル | ○ |
AC | ○ |
キーボード | 付属 |
インターフェイス | USB 2.0 |
USB 3.0 | |
microHDMI | |
microSDカード | |
3.5mm ヘッドホン |
Lenovoが投入したコストパフォーマンスも重視したモバイルマシン。価格を抑えつつもデザインも特徴的な可動部分や、金色のメタリックカラーがとても映える。
CPUにはIntelの「Core m3 6Y30」という、低電圧モデルが搭載されている。ベースクロックが900Mhzと低く抑えられ、必要に応じて最大で2.20Ghzまでクロックが上昇する仕組み。ゲーミングにはキツイが、それ以下の用途なら問題なく動く。
ディスプレイは12.0 inchのIPSパネル。解像度もフルHD以上になっていて、描写の細かさはきっちりと担保している。
Microsoft Surface Pro 4

Surface Pro 4 SU3-00014 | |
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タイプ | タブレット + キーボード (2 in 1) |
OS | Windows 10 Pro |
CPU | 6th Core m3 6Y30 |
クロック | 0.90 – 2.20 Ghz |
コア数 | 2 Core / 4 Thread |
メモリ | 4GB (1600Mhz) |
リアカメラ | 500万画素 |
フロントカメラ | 800万画素 |
ディスプレイ | 12.3 inch |
PixelSense | |
解像度 | 2736 x 1824 |
ストレージ | 128GB SSD |
動画再生 | 9 時間 |
高さ | 8.4 mm |
幅 | 292.1 mm |
奥行き | 201.4 mm |
重量 | 766g |
タッチパネル | ○ |
AC | ○ |
キーボード | 付属 |
インターフェイス | |
USB 3.0 | |
microSDカード | |
3.5mm ヘッドホン | |
Mini DisplayPort | |
SurfaceConnect |
Microsoftが作る、Windowsタブレットブランドとも言える「Surface Pro」の最新モデル。「Pro 3」と比較すると、更に厚みが薄くなり、タブレットの筆圧感度も4倍になり、ディスプレイの解像度も向上している。
製品として順当な進化を遂げているものの、不親切なバッテリー設定やデバイス自体の動作が不安定な点が気になってしまう。重量はタブレット部分で「766g」で、キーボード部分と合わせると「1.1kg」くらい。
CPUは低電圧モデルの「Core m3 6Y30」で、普通にExcelやブラウジング、そしてペイントツールを使うくらいなら十分に動く。
ディスプレイは「Surface Book」と同様に、非常に高解像度な仕様。PixclSenseを採用しているため、同時に10ポイントまで認識できるタッチパネルと、1024レベルの筆圧感度を備える。
Surfaceファンなら買いで良いかもしれないが、本当に使いやすいモバイルノートを求めているならもう少し他のマシンと比較する必要はあるだろう。
Samsung Notebook 9 900X3L

Samsung Notebook 9 900X3L-K06US | |
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タイプ | ノートパソコン |
OS | Windows 10 Home |
CPU | 6th Core i5 6200U |
クロック | 2.30 – 2.80 Ghz |
コア数 | 2 Core / 4 Thread |
メモリ | 8GB (1866Mhz) |
リアカメラ | 500万画素 |
フロントカメラ | 800万画素 |
ディスプレイ | 13.3 inch |
解像度 | 1920 x 1080 |
ストレージ | 256GB M.2 SSD |
動画再生 | 10(※) 時間 |
高さ | 14 mm |
幅 | 346 mm |
奥行き | 237 mm |
重量 | 839g |
AC | ○ |
インターフェイス | USB 3.0 x2 |
Mini HDMI | |
Mini VGA | |
Mini DisplayPort | |
SDカード | |
3.5mm ヘッドホン |
※メーカーの公称では10時間だが、実際には5時間ほどの稼働時間が現実的というレビューが多い
サムスンがわずか999ドルで送り出す、超軽量のウルトラブック。ただ軽いというだけでなく、性能や機能性も必要十分な域におさえているのが驚異的。
過去、1kgを割った軽量ウルトラブックといえば「Mac Book 12」が有名だが、この製品は910gという軽さと共にポート部分を完全に犠牲にしてきた。しかしこのNotebook 9は、曲線状のデザインを筐体に採用することで、「Mini HDMI」や「SDカード」など、必要十分なポート機能を備えている。
性能面も優れている。CPUには「Core i5 6200U」が採用され、これは低電圧モデルの「Core m3 6Y30」と比較すると圧倒的に安心感のある性能だ。
メモリは8GBで一般的な用途なら事足りるだろうし、ストレージも「M.2」規格のSSDを搭載するという徹底ぶり。その代わり、他の2 in 1モデルと比較するとディスプレイの解像度はごくごく平凡だ。実用上はフルHD解像度で十分とも言えるが。
唯一の問題点はバッテリーの稼働時間。サムスンの公称値では10時間のはずだが、実際の稼働時間は5時間程度が現実的。フル充電に2時間ほどかかる。
999ドルでありながら「超軽量ウルトラブック」「高性能・高機能」という点は非常に優秀。バッテリーの性能と折り合いをつけられるなら、13.3インチモデルにおける最有力候補の一つだ。
Apple MacBook 12

Apple Macbook 12 | |
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タイプ | ノートパソコン |
OS | macOS 10.12.4 “Sierra” |
CPU | 6th Core m3 6Y30 |
クロック | 0.90 – 2.20 Ghz |
コア数 | 2 Core / 4 Thread |
メモリ | 8GB (1866Mhz) |
リアカメラ | 480p |
ディスプレイ | 12.0 inch |
IPS (Retina) | |
解像度 | 2304 x 1449 |
226 ppi | |
ストレージ | 256GB NVMe SSD |
動画再生 | 11 時間 |
高さ | 35 – 131mm |
幅 | 280 mm |
奥行き | 196 mm |
重量 | 920g |
AC | ○ |
インターフェイス | USB 3.1 (type-C) |
DisplayPort 1.2 | |
3.5mm ヘッドホン |
現在、Appleが販売しているMacBookシリーズはおそらく最軽量のモデルだ。しかし、その圧倒的な軽さと優れたフォルムを実現するため、犠牲にしたものも多い。
まずは外部インターフェイス(ポート機能)である。MacBook 12には、まだまだメジャーになりきれていない「USB 3.1 Type-C」のみが用意されているが、USB3.0のように古い端子との互換性が全くない。
HYPER++ USB Type-C 5 in 1 Hub – シルバー
そのためSDカードやUSB3.0(2.0)を使いたい場合は、このようなハブ端末を別途用意する必要がある。さらにもう一つが、搭載されているカメラの解像度の低さ。15万円を超えるモデルで、480p程度のカメラを搭載するのはどうなんだろうか。せめて720p程度のカメラをのせて欲しいところだ。
そういったデメリットを差し引けば、非常に完成度の高いモバイルマシンではある。約130mmの薄いアルミ板のような筐体は確かに美しいし、12インチのRetinaディスプレイに表示される「2304 x 1449」の映像表現も価格相応の優れたものに仕上がっている。
コスパを気にせず「Appleが好きだ」というファンなら、問題のない製品だと思う。だが、個人的には約14万円という価格でありながらCPUが「Core m3 6Y30」というのはちょっと、ぼったくりではないか…と思う部分が無くはない。
※3万円ほど高いが「Core m5」搭載モデルもあります。
※AmazonでもMacBook 12 (2016版)はいくつか売っています。しかし、注意したいのは2015年版も売っているということ。取り扱い開始日が2016年であること、型番が「MLH」や「MMG」であることに注意してください。
Asus Chromebook C201

ASUS Chromebook C201 | |
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タイプ | ノートパソコン |
OS | Chrome |
CPU | Rockchip RK3288 |
クロック | 1.80 Ghz |
コア数 | 4 Core / 4 Thread |
メモリ | 2GB |
リアカメラ | HD |
ディスプレイ | 11.6 inch |
解像度 | 1366 x 768 |
ストレージ | 16GB SSD |
動画再生 | 10 時間 |
高さ | 17.9 mm |
幅 | 287 mm |
奥行き | 194 mm |
重量 | 980g |
AC | ○ |
インターフェイス | USB 2.0 x2 |
Micro HIMI | |
3.5mm ヘッドホン | |
Micro SD |
子どもや教育現場向けとして開発されている安価なOS「Chrome OS」を搭載した、ASUS製のChromeBookだ。価格はわずか2万円台でありながら、重量は「980g」と1.0kg割れを達成している。デザインも価格を考えれば十分にクールです。
しかし、さすがに2万円台ですからここまで紹介してきたモバイルマシンと比較すれば、その性能は本当に必要最低限の水準。CPUはRockchip製の「RK3288」が採用されており、これは性能としてはスマートフォンの「Galaxy S5」と同等である※。
※参考 : AnTuTu Benchmark v6 スコア / Galaxy S5 (Snapdragon 801) : 45006 / ASUS ChromeBook S201 (Rockchip RK3288) : 47100
メモリも2GBと心もとないが、1000円ほど追加すれば4GBになるので問題ない。そして他のモバイルマシンとくらべて最も大きな違いがディスプレイだろう。解像度は「1366 x 768」しか無い。
ストレージが16GBしか無いのも気になるが、これは無料で付属してくるGoogle Drive 100GBを足りない場合は使ってくれ。ということだから妥当な容量ではある。
このように性能は必要最低限の水準に落ち着いているが、コンセプトは教育向けなのだから全く問題ない。デジタル環境があるのと無いのとでは全く次元が違うからだ。
ASUS ZenBook 3 UX390U

ASUS ZenBook 3 UX390UA-256G | |
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タイプ | ノートパソコン |
OS | Windows 10 Home |
CPU | 7th Core i5 7200U |
クロック | 2.50 – 3.10 Ghz |
コア数 | 2 Core / 4 Thread |
メモリ | 8GB |
リアカメラ | 123万画素(1.2MP) |
ディスプレイ | 12.5 inch |
IPS | |
解像度 | 1920 x 1080 |
ストレージ | 256GB SSD |
動画再生 | 9 時間 |
高さ | 12 mm |
幅 | 296 mm |
奥行き | 191 mm |
重量 | 910g |
AC | ○ |
インターフェイス | USB 3.1 (type-C) |
3.5mm ヘッドホン |
価格、性能、そしてデザイン…。ZenBookシリーズで過去最高の出来栄えと評されている「ZenBook 3」は明らかにApple MacBook 12に対する挑戦状のようなウルトラブックに仕上がっている。
最安モデルは約13万円ほどだが、CPUには「Core i5 7200U」と第7世代のCore プロセッサが採用されており、「Core m3 6Y30」と比較すると圧倒的に担保された性能を提供する。
わずか12mmの薄さと、たったの910gという軽量さに対して、相当高い性能を持っているZenBook 3だがいくつか欠点もある。まずは薄い筐体のために外部インターフェイスは犠牲にしたこと。
USB 3.1 Type-Cが1つしか無いため、5 in 1 ハブなどを必要に応じて用意しなければならない。もう一つはディスプレイがやや暗いということ。暗くなってしまった理由はディスプレイに剛性を持たせるために「Gorilla Glass 4」を使ったからだ。
※詳しい解説は避けるが、Gorilla Glass 4とはディスプレイを強化するために4枚のガラス層で保護すると思えばいい。間に4枚のガラス層があるためにやや暗くなってしまう。
野外や蛍光灯の明るい環境では少々使いづらい。ごく普通の明るさの屋内なら特段問題にはならないものの、持ち運びを前提としたこの軽量モデルで、場所を選ぶ要素があるのは欠点と言える。
ファンについても少し説明をしておく。ファンはわずか3mmの薄さだが、相当の負荷をかけてうならせない場合はかなり静か。逆にファンがうなると外で使うにはやや気になってしまう高音気味の音が出る。
それでも全体的には極めて完成度の高い製品です。洗練された美しく薄い筐体に、910gという超軽量、ある程度のコストパフォーマンスも意識したスペック構成。
…野外で常用を前提にするならオススメはできないが、屋内での利用がメインなら優れた選択肢だろう。
LG Gram 14 2017

LG gram 14 / 14Z970-GA55J | |
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タイプ | ノートパソコン |
OS | Windows 10 Home |
CPU | 7th Core i5 7200U |
クロック | 2.50 – 3.10 Ghz |
コア数 | 2 Core / 4 Thread |
メモリ | 8GB (2133Mhz) |
リアカメラ | 720p(92万画素) |
ディスプレイ | 14.0 inch |
IPS | |
解像度 | 1920 x 1080 |
ストレージ | 256GB SSD |
動画再生 | 17 時間 |
高さ | 16.5 mm |
幅 | 323 mm |
奥行き | 211 mm |
重量 | 970g |
AC | ○ |
インターフェイス | HDMI |
3.5mm ヘッドホン | |
USB 3.0 Type-C | |
USB 3.0 x2 | |
Micro SD |
「LG Gram」の2017年モデル。CPUがSkyLake(6世代)からKabyLake(7世代)へとアップグレードされ、メモリもDDR3LからDDR4Lへと高速化。なお、14インチモデルで現行1kgを下回る製品はこの「LG Gram 14」のみ。
これだけの薄い筐体にもかかわらず、USB3.0やMicro SD、HDMIまで必要十分な外部インターフェイスを備えているのは良いところ。CPUには「Core i5 7200U」が採用されていて、Officeソフトやブラウジングは問題ない。
ディスプレイは14インチにフルHD画質。ベゼルが非常に狭く作られているので美しい。そして、ブルーライトを抑えて目の疲労を軽減させる「リーダーモード」(読書モード)、輝度とコントラストを調整して野外でも使いやすくする「デイライトモード」という表示設定が用意されているのもすごいところ。
注意点としては、ウェブカメラの位置がヒンジ(折れ曲がる部分)に設置されていて、自分を見上げるように写してしまうこと。スピーカーも品質がいま一つなので音質を求めるならヘッドフォンかイヤフォンが必要と言えること。
14インチモデルで唯一の1kg以下という軽さ、狭いベゼル、親切な表示設定、コストパフォーマンス…。Gram 14は常用に持ち運びを考えている人なら最有力候補に入る選択肢だ。
FMV LIFEBOOK UH75/B1

FMV LIFEBOOK UH75/B1 | |
---|---|
タイプ | ノートパソコン |
OS | Windows 10 Home |
CPU | 7th Core i5 7200U |
クロック | 2.50 – 3.10 Ghz |
コア数 | 2 Core / 4 Thread |
メモリ | 4GB |
リアカメラ | 720p(92万画素) |
ディスプレイ | 13.3 inch |
IPS | |
解像度 | 1920 x 1080 |
ストレージ | 128GB SSD |
動画再生 | 8.3 時間 |
高さ | 15.5 mm |
幅 | 309 mm |
奥行き | 212.5 mm |
重量 | 761g |
AC | ○ |
インターフェイス | USB 3.1 (type-C) |
USB 3.0 x2 | |
HDMI | |
LAN | |
SDカード |
最後の10品目はまさかの国産モバイルマシン。富士通(FMV)のLIFEBOOKは重さ「761g」で、これは13.3インチのノートパソコンでは現行、世界最軽量のモデル。
761gという前例のない圧倒的な軽さが最大の強みであって、コストパフォーマンスは他製品と比較すると良いとはいえない。4GBのメモリ、128GBのSSDは正直なところ物足りなさがある。
それでもCPUにはしっかりと「Core i5 7200U」を搭載して、処理性能はきちんと担保してある。約15mmという薄さながら外部インターフェイスもUSB3.1、USB3.0が2個、フルサイズのHDMIにLANポート、SDカードと充実そのもの。
ディスプレイの明るさは直射日光という環境下ではやはり日光に負けて見づらくなってしまう。日光の下でなければ必要十分な明るさです。ノングレアなので鮮やかはグレアに負けるが、映り込みは軽減されるため目に優しい。
価格は14~15.5万円程度で、安いとは言えないが世界最軽量の13.3インチと考えれば違和感は感じない。軽いだけでなく、一定のパフォーマンスも担保してあるのだから。持ち運び前提なら「LG Gram 14」と同様に最有力候補に入るのは間違いない。
※サテンレッドモデルは、ピクトブラックに比べてなぜか「3g」重たいので注意。
まとめ
最後に、ここで紹介した1kgを下回る10品の超軽量モバイルマシンを簡単にまとめます。
- Samsung Galaxy Tab Pro S:有機ELディスプレイ搭載の最軽量「2 in 1」
- Microsoft Surface Book:美しい筐体とトップクラスのタッチパネル(ペンタブレット)機能
- Lenovo Miix 700:安価なSurface Bookを目指す「2 in 1」
- Microsoft Surface Pro 4:Surface Bookより安価だが不具合が目立つ惜しい製品
- Samsung Notebook 9 900X3L:外部インターフェイスを犠牲にせず800g台を実現した逸品
- Apple MacBook 12:コスパは悪いが驚異的な美しさのデザインとディスプレイはやはり強み
- Asus Chromebook C201:パソコンを学ぶのに最適なエントリーモデルの有力候補
- ASUS ZenBook 3 UX390U:ZenBook最高傑作かつ、MacBook 12の好敵手
- LG Gram 14 2017:紛れもない14インチモデル世界最軽量、しかも外部インターフェイスは犠牲にしていない
- FMV LIFEBOOK UH75/B1:日本発の13.3インチモデル世界最軽量、唯一の700g台を実現したノートパソコン
以上で、1kg以下の超軽量モバイルマシン10品まとめを終わる。この記事で「1kg以下のノートパソコンを探していたので役に立った」というのなら嬉しいし、「超軽量ノートブックもここまで進化してたんだね…すごい」と好奇心を満たせたなら幸いです。
NECのパソコン入れたほうがいいとおもいます。軽量PCといえばNECですし、今のモデルなら769グラムですからね。
GPD Win「・・・」GPD Pocket「・・・」GPD WIN 2 「・・・」