ゲーミングPCと言えば「ガレリア」。というほど知名度があるかは分かりませんが、少なくともぼくの中では抜群の知名度があるメーカーです。
この記事ではドスパラのBTOパソコンをよく実機レビューしている筆者が、ドスパラの評判やレビューを分かりやすく解説する。
「ドスパラ」はどんなPCメーカー?

過去10台以上のドスパラBTO(主にガレリアシリーズ中心ですが)を実際に検証とレビューをしてきた経験から言うと、以上の1行でドスパラを言い表せます。
パーツのカスタマイズ性が低い大手BTOでありながら、値段設定の割には意外とマトモなPCパーツを使ってくれるので「好感を持てるメーカー」なんですよ。
「ドスパラ」の良いところとメリット
余裕のある電源ユニットを採用
まことしやかにドスパラのパソコンの電源ユニットは故障が多いという評判を聞きますが、それは数年以上も前の話です。
確かに一時期はパソコンの構成に対してギリギリな容量の電源ユニットを採用している頃があり、その頃の名残で今もドスパラの電源はケチをつけられやすい。

しかし現在(少なくとも筆者がレビューを始めた頃から)は、ドスパラの電源について心配する必要はほとんど無い状況と言っていい。
カスタマイズをしない場合、基本的にドスパラのBTOパソコンには「DELTA」製の電源ユニットが採用されていました※。DELTAは聞き慣れないメーカーかもしれません。

DELTA電源の中身:必要な部品はおおむね揃ってる様子
DELTAの実態は、世界最大級のシェアを誇るOEM主体の巨大電源メーカーです。安い割に電源の中身はとても良質で、ニチコンやルビコンの105℃コンデンサを使用しているのに驚いた。
PCショップで市販される個人向けと違って、企業向けに大量に納入するので1個あたりのコストを抑えてそれなりの品質の電源ユニットを用意できる、というわけですね。
ドスパラBTO | 消費電力 | 電源ユニット | 負荷率 |
---|---|---|---|
ガレリアRT5 | 約200 W | 600 W | 33% |
ガレリアZT | 約230 W | 650 W | 35% |
ガレリアZZ | 約350 W | 750 W | 47% |
負荷率は50%以下に抑えてるので「余裕アリ」 |
更にパソコンのスペックに対して十分に余裕ある容量を搭載しているので、普通にゲームをする程度の使い方なら耐久性にはほとんどダメージが無い。
※あくまでも過去の傾向であり、必ずDELTA製というわけではない。
メンテナンス性の高いPCケース

ドスパラのガレリアシリーズには「KTケース」という、マットブラック塗装が特徴的な専用PCケースが採用されています。
DELLやHPと比較すると大人しいデザインですが、直線的でゴテゴテとしていないデザインはある意味「万人向け」な仕様でガレリアの魅力になっている。

そしてメンテナンス性に優れているのがユーザーフレンドリーで良いところ。DVDドライブやHDDを増設できるマウントベイは、大抵の場合「3~4台」空いています。

マウントベイはドライバーなどの工具を一切使わずに取り外し可能。HDDやSSDの増設(または交換)を手軽にできるのが嬉しいポイントです。
信頼性のあるストレージを採用

過去のレビュー傾向では、ガレリアシリーズに採用されているストレージ(HDDやSSD)は大手BTOの割には比較的「信頼性の高い」製品を採用しています。
データの保存に適している大容量HDDは、ほとんどの場合はSeagateか東芝製のHDDが搭載されていた。ただし、データ保存向けの安価なHDDが中心なので過度な期待はしないこと※。
一方、Windowsやゲームをインストールする「SSD」には信頼性の高い「Crucial MX500」(米Micron製)や、耐久性に優れる「Samsung EVO」などが使われていた。
※Seagateや東芝に限らず、Western Digitalも同じです。安価なデータ保存向けHDDは、しょせんデータ保存向けです。ゴリゴリと使い倒すのは推奨しない。

「容量」しか書いていない場合はカスタマイズを
スペック表に型番が記載されていない場合だと、たまに格安SSDが入っていることがあります。SSDとして機能に問題がなくとも、スペックの詳細が不明だったりするのが個人的には微妙。
この場合はカスタマイズから「Intel製」や「Samsung製」を選ぶことをおすすめする。
国内生産と「当日出荷」

「ドスパラ公式サイト」より
ドスパラのBTOパソコンは神奈川県の綾瀬工場で、専門の組み立てスタッフによって組み立て生産が行われ、更に不備検査やストレステストを行っているとのこと。
PCパーツ自体は台湾などで生産されているので、同じパーツを使う以上どこで組立をしても大差無い印象がありますが、日本国内で組み立てるメリットは少なくない。
海外で組立をすると輸送距離が長いので輸送トラブルに合う確率が高くなってしまうし、アジア圏の中でも特に中国はQC(品質管理)が少々ザルいので不良品の確率も高まります。
だから「安心感」「信頼性」という観点では、まだまだ国内生産のメリットは大きいですね(その分人件費がマージンとして乗るのでコスパはやや悪化してしまいますが)。

「ドスパラ公式サイト」より
そして国内で組み立てることの大きなメリットは発送がめちゃくちゃ速いこと。Lenovoに代表される外資系は海外で生産するため、どうしても納期が遅い。
対するドスパラは神奈川県で組み立てているし、人気のある定番モデル(GALLERIA XFやMagnate IMなど)に至っては在庫をストックして「当日出荷」にも対応する。
それ以外のBTOモデルは基本的には「翌日出荷」に対応しているので、Amazon並みのスピード感で完成済みのゲーミングPCが手元に届くというわけ。
圧倒的な出荷の速さはドスパラの大きなメリットです。
「分割手数料なし」で学生に優しい

「期間限定」とあるが、年中やってます。
ドスパラの強みとして意外と見落としがちですが、ドスパラは「分割手数料0円」キャンペーンをほぼ毎日のように開催しています。
「期間限定」と一応は記載されていますが、毎週のようにドスパラの公式サイトをチェックしている筆者が見ている限り、だいたい毎日のようにやってます。
だからドスパラは実質的に分割手数料0円のBTOメーカーです。20万円を超えるゲーミングPCも、ドスパラで分割払いを適用すると1ヶ月4000円で購入可能。
主なキャンペーン条件は「18歳以上(高校生NG)」なので、学生でも無理なくゲーミングPCが買えます。ハイエンドPCを購入するハードルが一気に低くなる、嬉しい仕様です。
頻繁にセールやキャンペーンを開催中

詳しくはこちらの記事にまとめてある通り、ドスパラは頻繁にセールをやってます。
- 期間限定で「値引き」
- 無料アップグレード(実質値下げ)
特に嬉しいのはシンプルな値引きセール。通常26万円が24万円(2万円の値引き)になったりする分かりやすいセールですね。
もうひとつは「SSDの増量」や「CPUを上位版に変更」など。一部のパーツを無料アップグレードしてくれる実質的な値下げセールで、頻度も大変多い。
ただしSSDの無料アップグレードはかなりの確率で「微妙なSSDに変更」されていることが多いので、SSDの無料アップグレードは避けるのが基本です。
大手BTOでは良好なコストパフォーマンス
ドスパラはパソコンを神奈川県で組み立て、厳しい品質チェックを通しているため、どうしても人件費がかさみます。だから最安パーツで自作するより「高い」です。
しかし、ドスパラも決して価格を抑える工夫をしていないわけではない。具体的には以下のような手法で、相当な生産コストを圧縮することに成功しています。
- グラフィックボードは「Palit Microsystems」から直接仕入れる
- 電源ユニットは基本的に「DELTA」から大量に納入
- 画一的なラインナップと無難なパーツ構成
- 某G社と比較してブランディングや広告宣伝が控えめ
グラフィックボードは代理店を通すとマージンが乗って割高になるので、ドスパラは代理店を通さず直接ベンダーと取引をしています。ドスパラ専売グラボが「安い」理由ですね。
ドスパラでよく見るパーツ※クリックで拡大します | |
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![]() | ![]() |
グラボは「Palit」製 | 電源は「DELTA」製 |
電源ユニットはOEMメインの巨大メーカー「DELTA」から大量に納入することで、コストを抑えつつ製品の信頼性も両立することに成功。
あとは広告宣伝費にそれほど力を入れていない※のも特徴。公式サイトを見れば分かることですが、プロゲーマーとのコラボモデルは皆無に近く、アイドルや有名人も使いません。
個人的には好感持てるスタイルです。よく「パッケージにお金をかけるなら、簡素にして値段を抑えてほしい。」みたいなレビューはどんな商品にも見られます。
それと似たような感じでドスパラも見た目より、中身やパーツ重視のBTOメーカーです。
※ただしeSportの大会で「協賛」として顔を出すことはよくあります。
2018年度の「価格.com Award」を完全制覇
2018年に発表された「価格.com Award」のパソコン部門において、「大賞」「金賞」「銀賞」「銅賞」の全部門を受賞するという快挙を成し遂げています。
ただ、価格コムアワードの受賞基準は非常にあいまいで不明確なので、めちゃくちゃ凄いというわけでは無いです(モンドセレクション金賞みたいな)。
「ドスパラ」の弱点と微妙なとこ
カスタマイズの自由度は低い
サイコムに代表される自作代行メーカーと比較すると、やはりパーツのカスタマイズ性はそれほど豊富ではありません。
標準カスタマイズで普通に動くように構成されているためパソコン初心者にとっては大した問題ではありませんが、詳しい人にとっては物足りないかな。
たとえばマザーボードを自分の好きなメーカー品に変更したり、グラボをもう1枚追加するといったカスタマイズは基本的に出来ないです。

ストレージのカスタマイズは割高なので注意。
一方で電源ユニットは3~7種類、SSDやHDDも8種類くらいは選べるようになっているので、初めてのBTOなら十分なオプション範囲だとは思う。
でもストレージ類(SSD / HDD)のカスタマイズは価格設定が割高なので、もし「増量したい」とか「他社製を追加したい」と思ったら、セルフ増設を検討したほうが良い。
結局、あえてカスタマイズするのは電源ユニットとCPUグリスくらいですね。
「水冷」モデルが少ない

かなりの割合で「水冷」カスタマイズが無いです。
ドスパラのガレリアシリーズと双璧を成す「G-Tune」さんには、CPUとグラボ両方とも水冷化してある「水冷特化型PC」が用意されています※が、ドスパラにはありません。
※ 2019年時点で、G-Tuneもダブル水冷モデルを取りやめた様子。2018年には存在したのですが。

水冷は選べても「小型」なので微妙な性能
たまにCPU用の簡易水冷ユニットを選べる場合がありますが、残念ながら120mmラジエーターの小型水冷なので静音性も冷却性能も大したことないのが微妙。
ですが水冷特化型が用意されていないのは、別段大きな問題だとは思ってません。
過去のレビューと検証で分かっていることとして、ゲーム用途ならドスパラが標準でつけていることが多い「静音パックまんぞくコース」で十分に冷えているからです。

「静音パックまんぞくコース」は120mm中型空冷
「静音パックまんぞくコース」は、120mmファンを搭載する中型空冷ファンで、Core i7くらいまでなら十分な冷却性能があります(※オーバークロックは厳しいですが)。
どうしても水冷にこだわりたい場合は、簡易水冷ユニットを自分で用意してセルフ交換するか、サイコムの水冷特化型モデルを選べばOKです。
サポートの質はバラツキがありそう
これは完全に偏見の入った意見ですが、ドスパラのサポセンの質はバラツキが大きいかもしれません。
ドスパラなんば店のセールにて、戦利品を獲得。
✅DDR4-3600(8GB x2)が9980円。
✅DDR4-2400(8GB)が3000円。
✅SDカード(32GB x4)が1900円。
ここ最近フラッシュメモリの値崩れがヤバすぎホント。 pic.twitter.com/WmMNtsZqiN— やかもち@ちもろぐ (@Yacamochi_db) 2019年3月31日
ぼくはたまにドスパラ実店舗にパーツを買いに行くことがあって、その時にパーツフロアで店員(アルバイト)さんと、初心者客のやり取りを見ていると…
どうも知識量が少ない印象を受けたのです。決してマウントを取りたいわけではないですが、頑なにCore i7をおすすめし続ける店員さんはどうかと思った。
一方で、ぼくは何度もドスパラ中古でパーツを購入したことがあり「不良品」を引いた経験もありますが、店舗側の対応に不満を覚えたことは一度もないです。
至極まっとうな対応をしてくれるので、ちゃんと対応できる店員さんとそうでない店員さんの差が激しいのかなと感じますね。
ドスパラの評判レビューまとめ

「ドスパラ」の評価まとめ
カスタマイズ性や水冷モデルの少なさがデメリットですが、「ドスパラ」というBTOメーカーは総合的に見て非常にバランスの取れた良いメーカーだと評価できます。
特にゲーミングPCブランドの「ガレリア(GALLERIA)」シリーズは、ユーザーフレンドリーなパーツ選びと、妥当なコストパフォーマンスが魅力的です。
BTOでゲーミングPC選びに迷ったら、まず選択肢に入れて検討するべきBTOメーカーなのはおおむね間違いない。
特にPCパーツについてそれほど知識のないPC初心者にとっては、標準カスタマイズの時点で十分マトモなパーツが搭載されているドスパラは選びやすいでしょう。
ドスパラBTOの選び方

基本的に選び方は
- グラフィックボードを決める
- CPUを決める
- 必要に応じてメモリなどをカスタマイズ
という流れでやると分かりやすいです。要するに自分の用途やプレイするゲームに合わせて、必要だと思った性能を満たすPCを選べばOKです。

という人は以下のおすすめグラボ解説を参考にしてください。ぼくがおすすめできるグラボと、実際のゲームで計測した平均フレームレートをまとめています。
たとえば「GTX 1660 Ti」なら、ほとんどの最新ゲームを最高設定で平均60 fps以上の動作ができますし、「RTX 2060」ならゲーミングモニターだって使えます。
ドスパラBTOのラインナップごとの特徴

ドスパラと言えば「ガレリア(GALLERIA)」なイメージがとても強いのですが、ガレリア以外にも一般ユーザー向けの「Magnate」や、クリエイター向けの「Raytrek」を展開しています。
ドスパラのラインナップ | おすすめ度 | ||
---|---|---|---|
![]() | GALLERIA X/Z |
| ★★★★★ |
![]() | GALLERIA R/D |
| ★★★★ |
![]() | GALLERIA Slim |
| ★★★ |
![]() | GALLERIA Mini |
| ★★★ |
![]() | GALLERIA Laptop |
| ★★★★★ |
![]() | Razer Blade |
| ★★★★ |
![]() | ASUS ROG |
| ★★★★ |
![]() | Monarch |
| ★★★★ |
![]() | Magnate |
| ★★★ |
![]() | Magnate Slim |
| ★★★ |
![]() | Raytrek |
| ★★★★ |
![]() | Critea |
| ★★★★ |
![]() | Diginnos Stick |
| ★ |
こうしてまとめてみると意外と幅広いですね。最近はドスパラの自社ブランドだけでなく、RazerやASUSのゲーミングブランドも取扱を始めたようです。
さて、ラインナップシリーズがこれだけ多いとどれを選ぶべきか悩んでしまいそうですが、基本的に万人向けのラインナップは3種類に絞ることが出来ます。
一番おすすめしやすいのが「ガレリアXF」や「ガレリアZG」に代表される、拡張性が高くパーツ構成も余裕があってパワフルな「GALLERIA X/Z」シリーズです。
標準価格は少し高めになりますが、それだけ満足度が高く失敗しにくいゲーミングPCが集結しています。
次におすすめが「ガレリアDT」など、コスパに優れたラインナップが揃っている「GALLERIA R/D」シリーズ。
たまに標準スペックが微妙なのが弱点(メモリが標準だと8 GBしか入っていないなど)ですが、コストパフォーマンスは非常に優秀なものが多いです。
予算がちょっと厳しいけど、ゲームはまじめに動いてほしいコスパ重視派なライトゲーマーに最適。
場所を取らないコンパクト性を求めている方には、「GALLERIA Slim」や「GALLERIA Mini」をおすすめしたいところですが、ラインナップが少ないのが課題です。

中でも「GF-E」シリーズはとても薄いベゼル幅が強み。
そこでおすすめなのが「GALLERIA Laptop」シリーズ。ゲーミングモニター搭載※で画面の性能が高く、ベゼルも薄くてデザインがスタイリッシュ。
ラインナップもそこそこ多めに用意されていて選択肢が多く、自分にあった性能のゲーミングノートを入手しやすいのが大きなメリットです。
※ 当たり前ですが、安価で低性能なモデルには普通のモニターが搭載されています。高性能モデルにのみ、ゲーミングモニター(144 Hz)が搭載されます。


筆者おすすめのドスパラBTOは?

最新ゲームを快適にプレイ、動画編集やゲーム配信などのクリエイティブタスクなど。そこそこ性能の要求が多い使い方を想定するなら「ガレリア」が適任です。
その中でも特におすすめしやすいガレリアをいくつか紹介します。実際にぼくが検証レビューを行った上でおすすめに挙げているので、用途が合っていればハズレない。
現時点(2019年4月)で、ドスパラで最も売れているBTOが「ガレリアXF」。妥当な価格設定と、非常にバランスの取れたパーツ構成が魅力的な「万人向けPC」です。
CPUはCore i7 8700(またはCore i7 9700K)搭載でゲーム用としては十分な性能。グラボは「RTX 2070」を搭載するため、ゲーミングモニターを余裕で使えます。
設定を少し落とす前提なら、4Kモニターで大画面ゲーミングだって可能。ドスパラ人気No.1にふさわしい出来栄えのゲーミングマシンです。
コストパフォーマンス重視で万人向けモデルは「ガレリアDT」。Core i5 9400FとGTX 1660 Tiを搭載し、フルHDゲーミングでは敵なしのゲーミング性能を発揮する。
「ゲーム配信しないからCore i7は不要。」「フルHDゲームが快適に動いてくれれば。」なライトユーザーにピッタリです。
とにかく性能重視で4~5年はそう簡単に陳腐化しない圧倒的なパワーを求めるなら「ガレリアZZ」が最適なマシン。
高クロックで動作できる8コアCPU「Core i9 9900K」に、グラボは現時点で最強の性能を持つ「RTX 2080 Ti」を搭載。メモリ容量はゲーム用なら不足しない16 GBです。
フルHD、WQHD、4Kゲーミングが可能で、やや高画質なゲーム配信(faster設定)にも耐える、圧倒的なマルチタスク性能が強い。ゲームからクリエイティブまで守備範囲は広大です。
大手BTOでは最も親切な「ドスパラ」

ここまで「ドスパラ」というBTOメーカーの評判レビューについて、実際に何台もレビューしてきた筆者がメリット・デメリットの両方を解説しました。
ドスパラは粗探しをすると割りとカンタンに見つかったりするため、ついつい微妙なメーカーと言われがちですが。裏を返せばマイナスな口コミが出るほど売れているんです。
特にガレリアシリーズは知名度も高いし、中小規模のBTOメーカーとは比較にならないほど売れています。母数が全く違うのでマイナスレビューの絶対数が多く「見える」のも仕方なし。
筆者の過去10台を超えるレビューで判断する限り、ドスパラのBTOは至ってマトモな質です。
というわけで、今回の記事が「ドスパラのBTOってどうなの?」と悩んでいるPC初心者の後押しになれば幸いです。以上「ドスパラの評判レビュー:大手BTOなのに親切なパーツ選びが嬉しい」でした。
ゲーミングPCについて、他のBTOもまとめて知りたい人はこちらの記事をどうぞ。
私もここ2台はドスパラでBTO組んで満足してはいますが、しかし。
少し前にSSDリマーク事件があった上に報告がアレだったので手放しで勧められるかというと…クチコミ以前の問題。
地雷を避けるだけの知識と調査力は無いときつい感じはします。
なんかドスパラは自社パーツ販売で最近やらかし気味ですよね。ただ、ガレリアシリーズに格安中華SSDが入っていたのは過去のレビューで1件のみ。今のところ騒がれているSSDをガレリアシリーズに搭載する動きは無さそうなのでその点は安心です。
> 地雷を避けるだけの知識と調査力は無いときつい感じはします。
とりあえず「純正品」だけを選ぶことを常にオススメしてます…。
SSDはColorfulを掴まされたので、まあ二度とドスパラ使う気にはなれないですね・・・
2014年6月に初めてGALLERIAを買いました。
モデルはGALLERIA XG 780Ti KT02 (Z97)です。
購入して1年と1ヶ月で本体の電源ボタンが陥没したまま押せなくなり電源が入れれなくなったので、Antec P100に無理やり中身を移植しましたが・・・。
少しドスパラのPCで気になる点があったので投稿しました。
まずケースファンの音です。オプションで付けれるだけ12cmファンを増設しました。リア1 トップ2 フロント1 サイド2 です。
とにかく電源を入れたときから爆音です。自分で付けれるだけケースファンをつけた自分が悪いと思いそのまま使用していましたが、ケース内部の掃除をするため、フタを開け配線を見たところ、電源ユニットから4ピンコネクタ?のようなものから変換ケーブルをつなぎ、リア1とフロント1以外のケースファンにつながっていました。
これは他社のBTOショップも同じなのでしょうか?
マザーボードのケースファンコネクタに二又、三又の分岐ケーブルに接続したほうがファンの回転数制御が効いて電源投入時から爆音になることはないと思いますが・・・。
やかもち様はどう思われますか?
マザーボードはAsrock Z97 EXTREME4でした。
CPUファン静音まんぞくコースを選択しましたが、全く意味ありませんでした。
CPUファンはDPC TW-001 rev6でした。
確かに、ケースファンの騒音はバラツキが大きいんですよね。同じGALLERIA XFでも、2018年版と2019年版でビックリするくらい静音性が変わってたくらいです。
多分コメ主さんがおっしゃる通り、ファンの配線を誤ってる(あるいはマニュアルで決まってない)可能性はありそうな気がします。
< 静音まんぞくコースを選択しましたが、全く意味ありませんでした。
トップフロー型のファンが採用されている時代があったとは…。ぼくがレビューを始めた頃は「虎徹」によく似たサイドフロー型になっていたので知らなかったです。
ドスパラなんか勧めてる時点で頭おかしいと思うのが普通と思いますよ
本当にそうですね。SSDの件はその後の対応も最低でした。
ちもろぐさん、ドスパラの評判をする上でこの件を記事に載せないのは
「金を貰って記事を書いてるんじゃない?」と癒着を疑われませんかね?
ドスパラはやっぱりドスパラだからねぇ
DELTA電源ってANTECの電源で発火事件やらかしましたよね。
で、暫くの間Acbelに変更しましたよね。ほとぼりが冷めたて最近またDELTAになりましたよね。
Asrockマザボ修理放棄事件、新品ノートPCに再生品HDD搭載事件、タブレット液晶事件、グラボ不良品事件、SSDリマーク事件etc。
BTOマシンの品質はともかく会社として信頼出来るとしてドスパラをお勧めしてるんですか?
ドスパラに否定的なコメントが多いですねw
私も、ドスパラはそこまでお薦めできないと思います。
ツクモに比べると価格が高い上、パーツの品質も不安なものが多いです。メーカー名無記載のものが多いのと、ご承知の通り以前は電源容量の問題などもありました。
ツクモは逆に価格が安いのにパーツの品質は良いので、何故多くのサイトがドスパラばかりお薦めしているのかが疑問なんですよね。ただツクモが優秀なだけで、確かにマウスコンピューター等に比べればドスパラもコスパは悪くないようには見えるかもしれません。