一番ゲームに向いている「Ryzen」はどれだ?データで解説




「AMD Ryzenを使ってみたいけど、インテルと比べてゲーミング性能が悪いって聞きました。一番ゲーム向けなRyzenはどれでしょうか?」という質問を割りとよく受けるので記事にまとめてしまうことにした。

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Ryzenのゲーミング性能が低い理由

前提として、なぜAMD Ryzenのゲーミング性能がインテル製CPUと比べて低いのか。この理由について一応解説しておきます。

こちらの記事では価格が似ている「i7 7700K」と「Ryzen 7 1700」の2つについて、どちらがゲーミング性能が高いのかを詳しく解説している。理由について分かりやすく示した一文があるので以下に引用。

ゲーミング性能にこれだけ差が出る理由は主に2つある。

  1. そもそもゲーム側が4個コア以上の処理に対応していないことが多い(多くても6コア程度)
  2. Ryzenシリーズはインテルと比べて1コアあたりの性能が低い(シングルスレッド性能が低い)

この2点です。Ryzen 7は8コアCPUなので、マルチスレッド性能においては4コアCPUのCore i7を圧倒します。ただゲーミングの場合はコア数の多さよりも、1コアあたりの性能の高さがフレームレートに与える影響が大きい

だからRyzen 7はCore i7に負けてしまうんですよね。

「i7 7700K」と「Ryzen 7 1700」のどちらがゲームに向いているか解説 より

AMD Ryzenシリーズのシングルスレッド性能

  • i7 7740X
    197
  • i7 7700K
    196
  • Ryzen 7 1800X
    158
  • Ryzen 5 1600X
    158
  • Ryzen 5 1500X
    146
  • Ryzen 5 1400
    135
  • Ryzen 3 1300X
    147
  • Ryzen 3 1200
    131

CPUの処理性能をスコア化できる「Cinebench R15」による1コアあたり性能を示したグラフ。見ての通り、「Core i7 7740X」「Core i7 7700K」は200 cbに迫る性能を持っている。

Core i7系に対してAMD Ryzen系は高くても160 cb前後がいいところ。単純計算で25%くらいはCore i7に引き離されている。このシングル性能の低さが、ゲーミング性能が低くなってしまう最大の要因なんです。

シングル性能が高いRyzen = ゲーミング向け

ということになりますね。

  • クロック周波数が高く設定されている「X付き」を使う
  • オーバークロックを施す(無印でもOCは可能)

初心者向けなのは、元からクロック周波数が高い「Ryzen 5 1600X」や「Ryzen 7 1800X」を使う方法です。ある程度、オーバークロックの知識がある人はOCを施すことで1コアあたり性能を水増し可能だ。

データでゲーミング向けなRyzenを確認する

既に結論は出てしまった感があるものの、一応「データ」をしっかり見て確認しておこう。理論上の話と「実測値」は、常に一致するわけではないのでデータは見るべきだ。

テストに使われたグラフィックボードは超ハイエンドの「GTX 1080 Ti」。ボトルネックという現象はGPUの処理性能が高ければ高いほど発生しやすいため、ゲーム向けCPUを探り当てる場合はハイエンドGPUで調査するのが定番。

 逆に言えば、低性能なグラフィックボードだとボトルネックが発生しづらいので、ゲーミング向けでは無いCPUを使っても大丈夫だったりする。

Ashes Escalation

Ashes Escalation – フルHD / DX12 / 最高設定

  • i7 7740X
    93.8
  • i7 7700K
    93.8
  • Ryzen 7 1800X
    94.6
  • Ryzen 5 1600X
    77.9
  • Ryzen 5 1500X
    66.3
  • Ryzen 5 1400
    65.0
  • Ryzen 3 1300X
    60.0
  • Ryzen 3 1200
    51.0

この「Ashes Escalation」というタイトルは、非常にCPU処理性能の影響を受けるため、思っている以上に多コアCPUの効果が大きいです。それでも1コアあたり性能は25%くらい違うので、i7 7700Kと互角の性能を発揮できたのは「Ryzen 7 1800X」のみ。

「Ryzen 5 1600X」で17%減少、「Ryzen 5 1400」に至っては30%も減少するなど、GTX 1080 Tiに追いつけていないのがよく分かります。

Battlefield 1

Battlefield 1 – フルHD / DX11 / 最高設定

  • i7 7740X
    159.9
  • i7 7700K
    159.6
  • Ryzen 7 1800X
    147.6
  • Ryzen 5 1600X
    137.8
  • Ryzen 5 1500X
    107.7
  • Ryzen 5 1400
    99.8
  • Ryzen 3 1300X
    111.6
  • Ryzen 3 1200
    93.5

シングル性能がかなり重視される結果に。GTX 1080 Tiを使うなら「Ryzen 7 1800X」か、「Ryzen 7 1700」をオーバークロックする必要がありそうです。ボトルネックがマシになるGTX 1070くらいなら「Ryzen 5 1600X」で十分だろう。

Civilization VI

Civilization VI – フルHD / DX12 / 最高設定

  • i7 7740X
    72.1
  • i7 7700K
    72.3
  • Ryzen 7 1800X
    71.2
  • Ryzen 5 1600X
    64.1
  • Ryzen 5 1500X
    59.9
  • Ryzen 5 1400
    54.6
  • Ryzen 3 1300X
    55.1
  • Ryzen 3 1200
    47.3

最大で35%ほどフレームレートを失っている。「Ryzen 7 1800X」はほとんどボトルネックが発生せず。

Deus Ex Mankind Divided

Deus Ex Mankind Divided – フルHD / DX12 / 最高設定

  • i7 7740X
    102.1
  • i7 7700K
    101.8
  • Ryzen 7 1800X
    83.2
  • Ryzen 5 1600X
    84.2
  • Ryzen 5 1500X
    77.0
  • Ryzen 5 1400
    71.4
  • Ryzen 3 1300X
    74.2
  • Ryzen 3 1200
    67.4

比較的重たいDeus Ex Mankind Dividedでも、やっぱり同様に最大34%ほどのフレームレートを失った。「Ryzen 7 1800X」でも20%ほど引き離されており、最適化があまりされていないタイトルではシングル性能の影響をモロ受けする。

Dishonored 2

Dishonored 2 – フルHD / DX12 / 最高設定

  • i7 7740X
    113.5
  • i7 7700K
    108.4
  • Ryzen 7 1800X
    104.7
  • Ryzen 5 1600X
    97.7
  • Ryzen 5 1500X
    76.5
  • Ryzen 5 1400
    72.9
  • Ryzen 3 1300X
    79.3
  • Ryzen 3 1200
    72.2

「Ryzen 7 1800X」で8%ほど、「Ryzen 5 1600X」で14%ほどフレームレートを失う結果に。

The Division

The Division – フルHD / DX12 / 最高設定

  • i7 7740X
    107.0
  • i7 7700K
    106.8
  • Ryzen 7 1800X
    102.9
  • Ryzen 5 1600X
    95.1
  • Ryzen 5 1500X
    91.1
  • Ryzen 5 1400
    87.7
  • Ryzen 3 1300X
    97.1
  • Ryzen 3 1200
    88.3

The Divisionではボトルネックが出づらい様子。「Ryzen 7 1800X」で4%ほど、「Ryzen 5 1600X」で11%ほどの喪失で済んでいる。

Fallout 4

Fallout 4 – フルHD / DX11 / 最高設定

  • i7 7740X
    136.0
  • i7 7700K
    135.8
  • Ryzen 7 1800X
    118.0
  • Ryzen 5 1600X
    118.6
  • Ryzen 5 1500X
    104.2
  • Ryzen 5 1400
    99.7
  • Ryzen 3 1300X
    100.5
  • Ryzen 3 1200
    90.2

フレームレートが出やすいFallout 4ではボトルネックがクッキリと確認できます。最大で34%も喪失しており、最も少ない場合でも13%前後は失っている。この程度だと、GTX 1070やGTX 1060ではほとんど問題にはならないとは思います。

Far Cry Primal

Far Cry Primal – フルHD / DX12 / 最高設定

  • i7 7740X
    132.0
  • i7 7700K
    136.3
  • Ryzen 7 1800X
    92.7
  • Ryzen 5 1600X
    89.8
  • Ryzen 5 1500X
    85.4
  • Ryzen 5 1400
    78.8
  • Ryzen 3 1300X
    91.2
  • Ryzen 3 1200
    81.7

Far Cry Primalはかなりインテル寄りな最適化が行われている印象。「Ryzen 7 1800X」ですら30%ものフレームレートを失っており、ソフトウェア側の問題が大きそう…。AMDの空白期間は長かったので、こういうことは起こりやすい。

Grand Theft Auto V

Grand Theft Auto V – フルHD / 最高設定

  • i7 7740X
    130.9
  • i7 7700K
    129.5
  • Ryzen 7 1800X
    112.7
  • Ryzen 5 1600X
    107.1
  • Ryzen 5 1500X
    95.6
  • Ryzen 5 1400
    89.7
  • Ryzen 3 1300X
    95.0
  • Ryzen 3 1200
    90.0

依然として1日50000人ものアクティブユーザーを誇る人気タイトル「GTA V」ではこんな感じ。最大31%ほどのボトルネックで、「Ryzen 7 1800X」なら14%程度、「Ryzen 5 1600X」で18%ほどのボトルネックでした。

Hitman 2016

Hitman 2016 – フルHD / DX12 / 最高設定

  • i7 7740X
    148.7
  • i7 7700K
    149.9
  • Ryzen 7 1800X
    101.3
  • Ryzen 5 1600X
    98.0
  • Ryzen 5 1500X
    87.7
  • Ryzen 5 1400
    82.8
  • Ryzen 3 1300X
    74.2
  • Ryzen 3 1200
    66.8

Hitman 2016では過酷な最適化不足が観測できた。Ryzenになった途端30%もフレームレートを失い、その差は「Ryzen 7 1800X」でも「Ryzen 5 1600X」でも全く改善されない…。

Rise of the Tomb Raider

Rise of the Tomb Raider – フルHD / DX12 / 最高設定

  • i7 7740X
    128.7
  • i7 7700K
    126.8
  • Ryzen 7 1800X
    122.9
  • Ryzen 5 1600X
    116.3
  • Ryzen 5 1500X
    104.3
  • Ryzen 5 1400
    97.4
  • Ryzen 3 1300X
    95.2
  • Ryzen 3 1200
    82.3

Rise of the Tomb Raiderは割りとチューニングされているようだ。最大18%のボトルネックに収まっており、「Ryzen 7 1800X」ならわずか4%程度のボトルネックしか無い。

 The Witcher 3

The Witcher 3 – フルHD / 最高設定

  • i7 7740X
    95.7
  • i7 7700K
    95.1
  • Ryzen 7 1800X
    92.6
  • Ryzen 5 1600X
    92.6
  • Ryzen 5 1500X
    91.5
  • Ryzen 5 1400
    90.6
  • Ryzen 3 1300X
    91.6
  • Ryzen 3 1200
    91.6

The Witcher 3は元々重たい(特にHairWorksを入れていると更に重たい)ので、ボトルネックが出づらい。最大でたったの5%のボトルネックに抑えられており、Witcher 3を遊ぶ分にはどのRyzenを選んでも概ね問題はない。

 平均パフォーマンス

平均パフォーマンス

  • i7 7740X
    115.7
  • i7 7700K
    115.3
  • Ryzen 7 1800X
    100.7
  • Ryzen 5 1600X
    96.1
  • Ryzen 5 1500X
    85.6
  • Ryzen 5 1400
    80.2
  • Ryzen 3 1300X
    81.6
  • Ryzen 3 1200
    73.0

最後に平均パフォーマンスを見て、全体的にどうだったのかを確認します。最もボトルネックがひどいのが「Ryzen 3 1200」だが、元々Ryzen用のダイは歩留まりが非常に良好だったため、Ryzen 3に使われているダイは「落ちこぼれ」と言って問題ないモノ。

よって1コアあたり性能がかなり低く、良好なゲーミング性能は期待できない。一方、質の高いダイが使用された「Ryzen 7 1800X」や「Ryzen 5 1600X」は、インテル製CPUほどではないが、なかなか良い感じのゲーミング性能を持っています。

  • Ryzen 7 1800X:Ryzen系で最高のゲーミング性能
  • Ryzen 5 1600X:ミドルクラスのGPUを使うなら、最良の選択肢

ということになりました。

【補足】PUBGの場合は?

PUBG – GTX 1080 8GB – フルHD / 最高設定

  • i7 7700K
    93.5
  • Ryzen 7 1700
    88.1
  • Ryzen 5 1600
    85.5
  • Ryzen 5 1500X
    83.3

非常に人気のあるタイトルなので無視はできない…と考え、急遽「PUBGで60fpsを出すための、推奨スペック(CPU編)」より引用してきました。

検証GPUが「GTX 1080」になっているので、ややボトルネックは出づらいものの…。データを見ての通り、PUBGは意外とRyzenが機能しやすいため他のタイトルほど神経質になる必要は無さそうですね。

オーバークロックまで考慮すれば、ほとんど気にならないレベルまでボトルネックは抑えられそうだ。

GPU別に、推奨Ryzenをまとめると

GPU推奨Ryzen第2候補
GTX 1080 TiRyzen 7 1800XRyzen 7 1700 @3.9Ghz
GTX 1080
GTX 1070Ryzen 5 1600XRyzen 5 1600 @4.0Ghz
GTX 1060 6GB
GTX 1060 3GB
GTX 1050 TiRyzen 5 1500X
GTX 1050
GT 1030Ryzen 3 1300X
RX Vega 64Ryzen 7 1800XRyzen 7 1700 @3.9Ghz
RX Vega 56Ryzen 5 1600XRyzen 5 1600 @4.0Ghz
RX 580
RX 570Ryzen 5 1500X
RX 560
RX 550Ryzen 3 1300X

ざーっと、2017年の主流GPUと、それに対応した推奨Ryzenを表にまとめてみた。ボトルネックはグラボの性能が良いほど起こるため、GTX 1080 TiなどハイエンドGPUを使うなら「Ryzen 7 1800X」を。

また「Ryzen 7 1700」を3.9Ghz程度にオーバークロックすることでも、かなり近い効果が得られるのでコストパフォーマンス重視ならOCも視野に入れるといいだろう(自己責任ですが)。

GTX 1060 ~ 1070くらいのミドルクラスGPUなら「Ryzen 5 1600X」でも十分なゲーミング性能が得られる。「Ryzen 5 1600」を4.0Ghzくらいにオーバークロックするのも選択肢だ。

それ以下になってくると「Ryzen 5 1500X」や「Ryzen 3 1300X」でも大丈夫ですが、どうせなら6コア以上が搭載されている「Ryzen 5 1600」以上が満足度は高いと思います。4コアはインテルCPUでも簡単に体験可能だったからね。

やはりRyzenの凄いところは、Core i5並の価格で「6コア」が、Core i7並の価格で「8コア」を得られることにある。だってソフトウェアの最適化が進んだ場合、伸びしろが大きいのはRyzenですから。

以上「一番ゲームに向いているRyzenはどれだ?データで解説」でした。AMD Ryzen搭載のゲーミングPCを探している、Ryzenで自作を考えている…という人の参考になれば幸いです。

 余談。

Ryzenは上位品ほど、選別されたダイが使用されている。そういう事情もあり、上位5%の選別品が使用された「Ryzen Thraedripper」はRyzen 7 1800Xを超えるゲーミング性能を持つ。

でも…ゲーム用にしてはCPU単体の価格が高すぎるので選択肢にはなり得ないんですよね。リアルタイムレンダリングしながらTwitchで配信する、という事情でもない限り。

Ryzenの参考記事

実際にAMD Ryzenで低予算ゲーミングPCを組んでみた話です。オーバークロックにも少しだけ触れているので、自作を考えている方は参考にどうぞ~。

こちらは「Ryzen 7 1700 + GTX 1060 6GB」の組み合わせを実際に試してみた記事。なかなか優秀ですが、エンコード速度でi7に対して優位性を得ようと思うとオーバークロックは避けられない印象でした。

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9 件のコメント

  • 並のモニタで遊ぶならRyzen5で十分いけますね。
    上級チップセットでなくてもOCできるのもありがたい。

    R7は、ゲーミング用途ではコスパがイマイチですね。
    ハイパフォーマンスを求めるならi7の方が良さそうです。

  • 「テストに使われたグラフィックボードは超ハイエンドの「GTX 1080 Ti」。ボトルネックという現象はGPUの処理性能が高ければ高いほど発生しやすいため、ゲーム向けCPUを探り当てる場合はハイエンドGPUで調査するのが定番。」
    普通は逆さですよ。ハイエンドほどGPUが頑張って、CPUは遊びが多くなりますよ
    だからゲームを優先場合はGPUの性能を上げたほうが幸せになれますよ。

    • 確かに、良いグラフィックボードを使えばフレームレートは上げられます。ただ、今回の記事で言いたいのは、高性能なGPUを使ってもCPUの性能が低いと、そのGPUの実力を100%発揮することが出来ない可能性がある…ということです。
      「GTX 750 Ti」や「GT 1030」のようなローエンドGPUでは、PentiumでもCoreでもほとんど差が無い。しかし「GTX 1080 Ti」や「Vega 64」のようなハイエンドGPUになってくると、PentiumやCore i3はその処理性能に追いつけなくなってしまう( = ボトルネック)。
      同じGTX 1080 Tiであっても、Core i7 なら100%の実力を引き出せるけれど、Ryzen 3では70%の力しか引き出せない、という具合に。

      だから「フレームレートを上げるためにCPUをアップグレードしよう。」という趣旨ではなく、「良いGPUを使っているなら、CPUもゲーミング性能が高いモノにしよう。」という内容です。

      • それならきちんとCPUの使用率を出さないとCPUがボトルネックになっていると証明できませんよね、ほか要因で遅くなているかもしれませんから。

    • >ハイエンドほどGPUが頑張って、CPUは遊びが多くなりますよ

      それだとGPUの性能でFPSが決まっちゃう。
      CPUの性能検証が目的なら、GPUに余裕を持たせてCPUを律速にしないとダメでしょ。

  • CPU単体の記事ですがRyzenだとメモリクロックの影響も大ですよね(´・ω・`)
    2666→3200だと1ランクくらい性能が変わりますし
    更に上のを乗せると(ry 色々試してみたいけどメモリが高いのが残念なところ

  • 最初のシングルスレッド性能表が次項からのベンチスコア表の大半の傾向と一致しているので、これだけのデータがあればそのまま実性能として受け止めて差支えないでしょう。

    両社出揃ったところで改めて評価を見てみるとゲーマー専用CPUだと言われていて、ゲーマーは必ずグラボを買うし、実況・キャプチャー・エンコードに必要な性能は全て満たされているという点です。
    ただしintelと比べて性能が10~30%ほど低いので、オンボードで充分な人・実使用感を気にする人・メモリを大量に積んだり高度な作業をする人には敬遠されています。

    同コア数・同クロック帯で2社のCPUを、PCMark・CINEBENCH・PassMarkを参考にしながらcpu.userbenchmark.comの数値で比較すると下から
    R3-1200=i5-3550 R3-1300X=i5-4670 R5-1400=i7-2600k R5-1500X=i7-4790 R5-1600=i7-5820k R5-1600X=i7-5930k R7-1700=i7-5960X R7-1700X=i7-5960X R7-1800X=i7-6900kという感じになり、1200・1400の切り捨て感と1600より上のお得感が目立ってきます。現行品対決では1800X対7820X、1600X対7800X、1500X対7700ともにintelの圧勝であり唯一1300Xとi5-7500が好勝負です。
    CPUスコアのみで比べると古く見えても実際には旧製品よりPC全体の帯域幅が向上しているので使用感は恐らく悪くないでしょう。この事からゲーマー以外でAMDに乗り換える人は少ないと考えます。

    一方ゲーマーには比較から分かるように、少し前のハイエンド性能が手頃な値段で得られて浮いた差額をグラボに回せるので非常にお徳になっています。
    この競争が続けば良いのですがファブレスのAMDが今後どのように動いてくるか、2019Q1頃の状況がどうなっているか気になります。

    1コア辺りを参考にしたサイト
    http://arbitrage.jpn.org/it/

  • Ryzen3 1200でも大体フレームレート60くらいは出るのが震えます…
    IntelよりIPC低いとはいえ、AMDのゲーミング性能がこれだけ上がったことに驚嘆です。
    60Hzモニターご使用の方であればGPUに力入れて、CPU割りとなんでも良さそうですね

    • Zen世代より前の世代(FX-8350やA12-9800など)では、シングルスレッド性能が100cb前後しか無かったので、それを考えれば大躍進と言えますね(30%~50%も伸びているわけですから)。Zen 2も期待できそうです。

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