AMDが第1世代の「Zen」を使って、わずか55ドルから買えるローエンドCPU「Athlon 200GE」を市場に投入したが、Zenシリーズで初のクロック固定という弱点を抱えていた。しかし、その後BIOSの仕様変更によってオーバークロックが可能になり、ようやく魅力的なローエンドCPUに。
「Athlon 200GE」とは何か?
競合するCPUとカタログスペック(仕様)を比較
CPU | Athlon 200GE | Pentium G5400 | Ryzen 3 2200G |
---|---|---|---|
ロゴ | ![]() | ![]() | ![]() |
世代 | 1st Zen | 8th Coffee Lake | 1st Zen |
プロセス | 14nm | 14nm++ | 14nm |
ソケット | Socket AM4 | LGA 1151 v2 | Socket AM4 |
チップセット | AMD 300 / 400 | Intel 300 | AMD 300 / 400 |
コア数 | 2 | 2 | 4 |
スレッド数 | 4 | 4 | 4 |
ベースクロック | 3.20 GHz | 3.70 GHz | 3.50 GHz |
ブーストクロック | – | – | ~ 3.65 GHz |
手動OC | 可能一部のBIOSのみ | 不可 | 可能 |
L1 Cache | 192 KB | 128 KB | 384 KB |
L2 Cache | 1 MB | 512 KB | 2 MB |
L3 Cache | 4 MB | 4 MB | 4 MB |
対応メモリ | DDR4-2666 | DDR4-2400 | DDR4-2933 |
チャネル | x2 | x2 | x2 |
最大メモリ | 64 GB | 64 GB | 64 GB |
ECC対応 | U-DIMMのみ | 不可 | 不可 |
PCIe | 8 | 16 | 12 |
構成 | 1×4 + 1×4 | 1×16 | 1×8 + 1×4 |
– | 2×8 | 2×4 + 1×4 | |
– | 1×8 + 2×4 | – | |
内蔵GPU | Radeon Vega 3 | UHD Graphics 610 | Radeon Vega 8 |
GPUクロック | 1000 MHz | 350 ~ 1050 MHz | 1100 MHz |
TDP | 35 W | 54 W | 65 W |
MSRP | $ 55 | $ 64 | $ 99 |
参考価格国内Amazon | 6980 円 | 6680 円 | 12140 円 |
Athlon 200GEは初代Ryzenである「Zen」をベースにしたAPUです。2コア4スレッドのCPU部分と、3個の演算ユニットを搭載する内蔵GPUを組み合わせたCPUということ。
設定価格は55ドル。このスペックと価格は、明らかにライバルのローエンドCPUである「Pentium Gold」シリーズを狙い撃ちにしています。
加えて、ライバルのPentiumより9ドルも安価な設定でありながら、強力な内蔵グラフィックス「Radeon Vega 3」を搭載し、更にオーバークロックまで可能になっている意欲作。
定格クロックは3.2 GHzしか無いので、シングルスレッド性能が非常に弱いことがデメリットだったが、後の仕様変更でオーバークロック可能になったため、ある程度問題は解消された。


オーバークロックには対応BIOSが必須
発売当初のAthlon 200GEは、そもそもオーバークロックが出来ないようにロックされているCPUでした。Ryzenの設計を使って作られたCPUとしては、初のロック版だったということ。

更新内容の「AGESA 1.0.0.6」がOC可能なBIOSです
しかし、2018年11月に入ってからマザーボードメーカー側が「AGESA Code 1.0.0.6」を適用した最新のBIOSを提供し始める。このAGESA 1.0.06によって、ようやくAthlonのOCロックが解除されることになった。
現時点でAGESA 1.0.0.6を適用したBIOSアップデートを提供しているメーカーは「MSI」を筆頭に、徐々に他のメーカーにも浸透しつつある。後続は「Gigabyte」と「ASUS」で、個人的に愛用してる「ASRock」は未だに提供していない。
国内で容易に入手できて、かつAGESA 1.0.0.6に対応したBIOSが配布されているローエンドマザーボードは、MSIの「A320M PRO-VD/S」がおすすめ。
Ryzen APUと言えば「Ryzen 3 2200G」が大人気で、その理由の一つが内蔵グラフィックスをオーバークロック出来ること。頑張れば2400Gに匹敵する性能まで伸ばせるので、潜在的なコスパが非常に優秀です。
しかし、Athlon 200GEのオーバークロックは残念ながら「CPUのみ」で、内蔵グラフィックスのオーバークロックには対応していない。今後の仕様変更で変わるかもしれないが、現時点ではCPUしかオーバークロックできないと覚えておこう。
PCIeレーン数は8本、GPU用レーンは4本のみ
次の注意点は、Athlon 200GEは外付けグラボをあまり想定していない「単独での使用」を前提とした仕様になっている点について解説。
CPU | Athlon 200GE | Pentium G5400 |
---|---|---|
PCIeレーン | 8本 | 16本 |
分割構成 | 1×4 + 1×4グラボに4本 / ストレージに4本 | 1×16 |
2×8 | ||
1×8 + 2×4 |
Athlon 200GEにはPCIeレーンが「8本」しか無く、その上レーンの分割構成は「4本 + 4本」になっています。つまり、グラフィックボードを挿し込んでも、25%の帯域幅でしか動作できないのです。
一方のPentiumは、PCIeレーンをしっかり「16本」装備しており、分割構成は「16本」「8本 + 8本」あるいは「8本 + 4本 + 4本」と柔軟に対応できる。
ただし、低予算CPUと組み合わせるグラボはおそらくローエンドになると思うので、そこまで神経質になる必要はない。ハイエンドGPUなら、帯域幅が25%にカットされる影響は出てくるが、ローエンドならほとんど出ないです。


※マザーボードによって微妙に仕様が違うので事前確認をしっかりと。
メモリークロックは2666 MHzが上限
現状、Athlon 200GEを使うとメモリークロックを2666 MHz以上にオーバークロックすることが出来ないようになっている。たとえAGESA 1.0.0.6を適用したとしても、2666 MHzにロックが掛かっています。
Ryzen APUの内蔵グラフィックスはメモリークロックが高いほど性能が出やすいが、元の性能が低いのでそれほど気にすることは無い。というAMD側の考えなのかもしれない。
「Athlon 200GE」のCPU性能
わずか55ドルから買えるAthlon 200GEの「CPUとしての性能」を確認していく。
テスト環境 | |
---|---|
CPU | Athlon 200GE |
冷却 | Corsair H115i280mm簡易水冷ユニット |
マザーボード | MSI X470 Gaming M7 ACBIOSバージョンは「7B77v14」を適用済み |
メモリ | DDR4-2666 8GB x2 |
グラボ | GeForce GTX 1080 |
SSD | Samsung PM863 1TB |
電源ユニット | 1500 W(80+ Titanium認証)SilverStone製 ST1500-TI |
OS | Windows 10 64bit Ver1703 |
AMD Athlon 200GE Review : Tom’s Hardware
データは米Tom’s Hardwareより参照。テストが行われた環境は、以上の表にまとめた通りで、ローエンドなAthlon 200GEに対してなかなか豪華なパーツで固めてある。
ここまでハイエンドなパーツで固めてあれば、基本的にほとんどのボトルネックは排除されているので、CPU本来の性能を正確に検証できる状態と言っていい。
レンダリング速度

Cinebench R15はCPU用のベンチマークとして非常に有名。CPUにレンダリングを実行させて、処理が終わるまでに掛かった時間からスコアを算出する。シングルスレッド性能と、マルチスレッド性能の両方を算出してくれるため、CPUの性格が分かりやすいのが特徴。
Cinebench R15 / シングルスレッド
AthlonPentiumRyzen APU
CPU1コアあたりの性能にあたるシングルスレッドスコアは、基本的にクロック周波数が高いほど有利な結果になっています。ただ、同じ3.9 GHzでもRyzen 3 2200Gの方がスコアが高いのは興味深い。
Athlon 200GEはSMT(ハイパースレッディング技術と同等)によって2コアを4スレッドにしているので、SMT無しで動作しているRyzen 3 2200Gに対して、若干シングルスレッドの効率が落ちているというわけ。
Cinebench R15 / マルチスレッド
AthlonPentiumRyzen APU
CPUに搭載されているすべてのコアを使った場合の性能が、マルチスレッドスコア。同じ2コア4スレッド同士の戦いでは、定格状態だとG5400が強く、オーバークロックするとAthlonが追いつく構図になりました。

Blenderは無料で使えるオープンソースのレンダリングソフト。ここに「BMW」プリセットを読み込ませて、BMWの描写に掛かった時間でCPU性能を比較できる。
Blender 2.78c / BMWの生成時間
基本的な傾向としてはCinebenchと似た結果になりますが、同じ2コア4スレッドにも関わらずPentiumの方が大幅に遅い。実は…Pentiumには「AVX 2」が搭載されていないんですよね。
AVX 2とは、単純に言えば動画エンコードなど複雑な「物量タスク」を高速化する機能のことで、Athlon 200GEには(128 bit幅とはいえ)きちんとAVX 2が実装されている。
だからAVX 2を活用できるソフトウェアであれば、Athlon 200GEの方が効率よく性能を発揮できるというわけです。
動画エンコード

動画変換ソフトとしては国際的に非常に有名なHandbrakeにて、シンプルな処理である「x264」とより複雑な「x265」を使って動画変換を行い、どれくらいの時間が掛かったのかで性能の比較をする。
Handbrake x264 / 処理時間(秒)
Handbrakeは不思議とZenベースのCPUだと速度が出にくい傾向があるが、Athlon 200GEもやはり例に漏れず遅い。AVX 2を搭載していないPentiumにここまで差を付けられるとは。
もちろん、オーバークロックすればPentium G5400とほぼ互角のレベルにまで性能アップは可能です。
Handbrake x265 / 処理時間(秒)
更に複雑な「x265」でエンコードを行うと、さすがにAVX 2を持たないPentiumと、持っているAthlonの差は縮まった。しかし、オーバークロックしてもG5400には追いつけません。
圧縮と解凍

7-Zipはフリー解凍ソフトの代表格。付属しているベンチマークツールを使うことで、CPUの圧縮・解凍の処理速度を計測してくれる。なお、単位は「MIPS」ですが、細かいことは気にせず「スコア」的なものと思っておけば大丈夫。
7-Zip 圧縮 / 単位 : MIPS
「圧縮」は大抵インテルCPUの方が速い。Athlon 200GEは3.9 GHzまでオーバークロックしても、G5400には追いつけなかった。
7-Zip 解凍 / 単位 : MIPS
一方「解凍」に関してはRyzenシリーズの得意とする分野。定格ですでにG4560と互角の性能を発揮し、オーバークロックするとG5400をアッサリと抜いています。
Photoshop CC
PCMark 8はPC向けの汎用ベンチマークで、幅広いアプリケーションを実行して、それぞれの処理時間からパソコンの性能をスコア化してくれる分かりやすいベンチマーク。その中のPhotoshopテストの結果を見てみる。
Photoshop CC(PCMark 8) / 処理時間(秒)
やはり、Zen世代のCPUだとPhotoshopの動作はかなり遅い様子。オーバークロックによってG4560並の速度にはなるが、競合のG5400には約8%ほど追いつけていない。
ブラウザの処理速度

ブラウザ上で動作するベンチマーク。Javascriptの処理速度で、CPUがどれだけブラウザの処理やWebアプリを高速に実行できるかをスコア化する。単位はミリ秒なので、小さいほど高速です。
Mozilla Kraken 1.1 / 処理時間(ミリ秒)
定格だと1000 ミリ秒を超えてしまったが、オーバークロックしてシングルスレッド性能を高めることで大幅に高速化。G5400より約6%ほど速い結果になっている。
まとめ:OCでPentiumに打ち勝つ
平均パフォーマンス
AthlonPentiumRyzen APU
ここまでの結果を相対的に平均化すると、定格で勝負するとAthlon 200GEはPentium G5400に約15%ほど出し抜かれている状態でした。
そこに「3.9 GHzまでオーバークロック」を加えることで約17%の性能アップに成功し、ほぼ互角の水準にまで性能をブーストさせている。やっぱりZen系のCPUはオーバークロック出来てこそ価値がありますね。
内蔵GPU「Radeon Vega 3」の性能
CPU性能の次は、APUの売りである内蔵グラフィックス「Radeon Vega 3」がどこまで戦えるのかを確認する。
特に注目するべきは、競合するPentiumシリーズに搭載されている「HD 610」または「UHD 610」との性能差。そして、大人気APUに搭載されている「Vega 8」「Vega 11」との性能差になるだろう。
では、以下より内蔵グラフィックスバトルの始まりです。
Fortnite Battle Royale

Fortnite Battle Royale / 720p(中設定)
グラボAthlonPentiumRyzen APU
HD解像度(1280 x 720)の中設定で、Vega 3は平均32 fpsを記録。Pentiumに搭載されるHD 610の約2倍の性能です。
Athlon 200GE Review Gaming Benchmarks
CS:GO

CS:GO / 720p(最高設定)
非常に軽い動作のCS:GOでは、軽々と平均60 fpsオーバー。HD画質で、やや古いゲームをプレイする分には十分なグラフィック性能がある。
DOTA 2

DOTA 2 / 720p(最高設定)
DOTA 2では平均39 fpsを記録し、HD 610の4倍近い圧倒的なグラフィック性能を発揮。
Overwatch

Overwatch / 720p(中設定)
オーバーウォッチは平均51 fpsで動作しており、設定をさらに妥協すれば平均60 fpsも不可能ではない。
PUBG

PUBG / 720p(低設定)
割と重たいPUBGだと、HD画質かつ低設定でも平均24 fpsと非常に厳しい動作。この程度の内蔵グラフィックスでPUBGを動かすのはやっぱり厳しいか。
Rainbow Six Siege

Rainbow Six Siege / 720p(低設定)
レインボーシックスシージでは、低設定にて平均49 fpsで動作している。R6SはAthlon 200GE単体で何とか遊べそうです。
まとめ:HD 610の約2倍もの性能だが
平均パフォーマンス
グラボAthlonPentiumRyzen APU
平均パフォーマンスで確認すると、Radeon Vega 3はHD 610と比較して、おおむね2倍ほどの性能ということに。
古いゲームを、HD画質(1280 x 720)に低設定でプレイする分には全く問題ない性能ですね。しかし、過度な期待はくれぐれも禁物です。


「Athlon 200GE」は中級者向けのローエンドCPU
結論として、Athlon 200GEは万人にとって魅力的なローエンドCPUではなく、ある程度の経験値を持っている「中級者」向けのローエンドCPUと言える。
積極的に初心者さんにおすすめするようなモノではないが、可能な限り予算を抑えた「格安ゲーミングPC」を組むなら、それほど悪くない選択肢になるのは間違いない。
「Athlon 200GE」の微妙なとこ
- 定格ではPentiumに勝てない
- グラボ用のPCIeは4レーンのみ
- OCにはBIOSのアップデートを要する
- メモリーはDDR4-2666まで
- 内蔵グラフィックスのOCは不可
初心者向けとは言えない理由が、Pentiumに勝つためにはオーバークロックが必須であるということに尽きる。
オーバークロックをするには、購入予定のマザーボードがAGESA 1.0.0.6に対応したBIOSを供給しているか調べる必要もあるし、BIOSのアップデートも必要。
実際にオーバークロックをするとなったら、BIOSからコア電圧の調節や負荷テストなどなど。やることも意外と多いのです。
他の注意点としては、グラボのPCIeレーンが4本しか無い、内蔵GPUのオーバークロックは出来ない、メモリークロックは2666 MHzが上限の3点ある。
「Athlon 200GE」の良いところ
- ローエンド帯で唯一のアンロックCPU
- 総合的なコストパフォーマンスは優秀
- 付属クーラーでもオーバークロック可
- 内蔵GPUの性能はPentiumの約2倍
- 「AVX 2」をサポート
魅力はなんと言っても、6000円台というローエンドCPUの中では、唯一オーバークロックに対応しているCPUということ。そして肝心のオーバークロックも、効果はかなり大きく、CPU性能だけでPentiumに並ぶほどです。
オーバークロックすることによってPentium並の性能を手に入れ、更にPentiumと比較して約2倍近い性能の内蔵グラフィックス「Radeon Vega 3」まで備えている。
それが6800円ほどで手に入るというわけ。やや手間が掛かるとは言え、オーバークロックすることで、Athlon 200GEのコストパフォーマンスはローエンド帯で最高クラスのCPUに位置しています。
CPU性能のコストパフォーマンス(相対性能)
内蔵GPUのコストパフォーマンス(1 fpsあたり)
CPU性能におけるコスパは、G5400とほぼ互角。内蔵グラフィックスのコスパはAthlon 200GEが圧倒するが、上位モデルのRyzen 3 2200Gは更にコスパが良い。
「ゲーム機」並に安いゲーミングPCを組むならアリ

と…いうわけで、筆者の個人的な評価は「Aランク」で決まり。オーバークロック以前は「B+ランク」を付けていたので、ワンランク評価が高くなりました。
自作慣れしている人が「ゲーム機レベルに安価なマシンを組めないだろうか。」と、割とマジメに好奇心主導で自作PCを組むなら本当に楽しいCPUだと思います。
逆に「3万円でPUBG動くパソコンを。」という、メルカリで見られるような「いやいや、それはちょっと…」な要望を叶えたいなら、Athlon 200GEは適任では無い。
3万円でCS:GOやオーバーウォッチの低画質、または、ちょっと古い3DのMMORPG(マビノギとか)を動かす目的なら行けますね。
Athlonで組む「3万円の格安ゲーミングPC」2018年12月更新 | ||
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パーツ | 詳細 / スペック | 参考価格 |
![]() | Athlon 200GE2コア / 4スレッド / 3.2 GHz / Socket AM4 | 6980 円 |
![]() | CPU付属品「Wraith Stealth」92mmファン / 対応TDP : 65W | 0 円 |
![]() | MSI A320M PRO-VD/S MicroATX / AMD A320 / Socket AM4 | 5920 円 |
![]() | F4-3200C16D-8GVKB 8GBDDR4-3200 / 4GB 2枚組 / 永久保証 | 11800 円 |
![]() | CPU内蔵「Radeon Vega 3」クロック : 1000 Mhz | 0 円 |
![]() | Drevo X1 SSD 240GBNAND : SK Hynix / DRAM : Nanya DDR3L 256 MB | 4400 円 |
![]() | なし | 0 円 |
![]() | なし | 0 円 |
![]() | Thermaltake Smart 350W80+ Standard認証 / 直出し式 / 3年保証 | 3780 円 |
![]() | ![]() | 2980 円 |
![]() | ケース付属品背面に1個(120mm) | 0 円 |
![]() | Windows 10 Home 64bit限界まで安くするならオークションサイトで検索… | 980 ~ 15980 円 |
![]() | 36840 円 |
以上「Athlon 200GEはPentiumに対抗できる魅力的なローエンドCPUだが…」について解説でした。
他のCPUについて、もっと幅広く知りたい方は以下のベスト記事がおすすめ。
CPUの性能比較を行いたい人は、以下のデータベースをどうぞ。約480個くらい収録しているので、ほとんど困らないと思います。
G5400 amazonだと1万円以上しますね。
celeronですら8000円近い。
Pentium G5400+ 1050Ti VS Athlon 200GEOC +Radeon 5700
の同等予算ゲーミング比較は無いんですか?みんな知りたいのはそれだと思います。
あと、それでやる場合のAthlon構成はメインメモリDDR4-2666縛りで(CPUが縛ってるから)
動作出来ない高い部品を使わなければ予算は下げられるでしょう?
高性能比較も良い記事ですが、低予算比較もニーズは確実にあるので、記事ご検討下さい。
帯域幅が25%にカットされることに加え、メモリークロックの問題もありますから、ゲーミング性能そのものはPentiumが優秀です。
しかし、そのゲーミング性能の差が体感として分かるレベルで出てくるのは、やっぱりハイエンドGPUに限定されてくる。
GTX 1050 TiやRX 570程度なら、大した問題ではないかと。GTX 1080やVega 64レベルになると「うーん…」という感じです。
< 低予算比較もニーズは確実にあるので、記事ご検討下さい。
Athlonで組んでみるのは来年以降になりそうです。今は忙して、なかなか自作系の記事は書く時間が無いんですよね。春休みが始まったら、その頃に…と計画中です。
2200Gや2400GのCPU部分は12nmのzen+ではなく
boost周りが変更になっているだけでコア自体は14nm第一世代のzenですよ(´・ω・`)
ただ、Precision Boost 2を搭載しているので1.5世代とでも言えばいいのでしょうか
athlon200GEは弄って遊ぶには低価格でなかなか魅力的な面もありますねぇ…
ありがとうございます。確認したところ「Zen」でしたので修正します。予算縛りで楽しむなら面白いCPUだと思います。
A320ってオーバークロック対応してたっけ?と思って調べたら、Ryzen Master(ソフト) での設定ができないだけだったのですね。
https://www.4gamer.net/games/300/G030061/20170225004/
—-
「オーバークロック対応」というのは,「OverDrive」に変わるRyzen向けのAMD純正オーバークロックツール「Ryzen Master Utility」によるオーバークロックに対応しないという意味だ。たとえばA320でも,BIOS(UEFI)からの倍率変更には対応するとのことなので,この点は間違えないよう気を付けたい。
—-
Athlonブランドの復活は嬉しいですね
Ryzen3 2200GはZenであってZen+ではないです。
Precision Boost 2が有効になってはいますがキャッシュが速くなったわけでは無いです。
後、同一クロックでも2200Gの方が速いのは、SMTか、実コアかの違いです。
SMT由来の実行モジュールビジー待ちが無い分速い、ってお話で、アーキテクチャではないです。
あ…ホントですね、よく確認すると「Zen」でした。修正します。
手間がこんなにかかるならpentiumでいい気が(笑)
ところで、かつて書かれたRyzen第三世代CPUのリーク記事ですが、あれだと本当にあの性能だと勘違いがする人が出ると思いますので、フェイクだったということをきちんと知らせるべきではないでしょうか。
フェイクだったリークはあれとは別物だぞ
似たようなリークが2つ同時に出てる
とはいえだから信用できるかと言われれば…
yesよりはnoだけども
まあ在庫がほとんどないんですけどもね
1st Zenと書かなければならないところを1th Zenと書いていますよ。
分かりやすくてGood!!
わざわざAthlon 200GE買う必要あるかなぁ?
4コアじゃないしなぁ~
あまりないでしょうねぇ
RyzenG2200のほうが総合優秀ですし
dGPU使うならIntel系CPU、とにかく安くならceleronも選択肢でしょうしね
そりゃコスト1.8倍払って性能差無しとかオワコンじゃないですか。
200GE要らないと思うのは君らだけな?
dGPU前提でコスパで考えたら2200gの方が要らないわ
差額の5000円で不要な内臓gpuに金注ぐって見方も有りますよ。
そんなのにコスト払うなら200GEでGPUのランク上げるわ。
Celeron(2C2T)は絶対性能上ゲーミングではあり得ないし
Pentiumは今回性能逆転されてオワコン化
OC解禁&x4制限撤廃でdGPU有りのローコストゲーミングの最適解が変わったって話でしょ?今回は。
他にも省エネ運用という使い道もある分200GEは使いでのあるAPUですよ。
まあそう思うならそれでいいんじゃないでしょうか
色々な用途や遊び方はあるでしょうね、安くて遊ぶには良いでしょうし
私はちょっと遠慮しますが
ツイッター上の情報で不確かですけど
グラフィックカード側のレーンを x8にもできるマザーもあるようですね(´・ω・`)
用途次第ではスゴイ魅力的! TDPが2200Gより30W低い辺りとか
EPSON Endaevor STシリーズの後継機でコレ搭載してくれたらなぁ
某掲示板での有志確認で
Asusとmsiでpciexpress x16スロットのx8化確認されましたね。
ペアになってるM2スロットもx4になるし、
一部のマザーでデメリット回避できるのは記事加筆した方が良いのでは?
肝心な4Kビデオ再生テストがないから、HTPCとしてこのCPUが選択できるかどうかはわからなくなっていた。
とりあえず今は軽いゲームしかやらないけど将来やるかもなんて”言ってる”人にむいてそう
今現実でやってないなら、その当時のグラボとか買ったほうが安くて無駄もないし
このAPUなら購入した事自体のコストがほぼ0だからあとでするかしないかわからないゲームのために1050TIかったあげく ゲームやるときは4050じゃないときつかったー
なんてことがなさそう。 それに消費電力低いAPUはは後で売ろうと思えば売れたりしますしね。2年後に2000円で売れれば1年2000円で使えたことになる
[…] 「Athlon 200GE」はPentiumに対抗できる魅力的なローエンドCPUだが… | ちもろぐ […]
この記事読んでから、ずっと気になってたのですがなんとなく買う機会もなく…
先日3000Gが出たこともあって需要が減ったのか、中古で安めの出物があったので購入。
しかしながら、新しめのBIOSでは200GEは再びロック化されているみたいですね…
いろいろ試してみましたがOCは一切受け付けず。
まぁ3000Gの立場がなくなっちゃうし仕方ないのかな
AMD承認のもとでアンロック化されたんだと思いこんでたら、ただの一時期のBIOSのみの誤作動的な扱いの模様です…
残念。
OCしたいならおとなしく3000G買うか、該当のBIOS入ってるマザボを探してくるしか無いですね~