CoD最新作の「WW2」が2017年11月にリリース予定。現在実施されているβテストで概ね、Call of Duty : WW2の推奨スペックが明らかになってきました。2017年はPUBG、ARKなどの超重量級タイトルが登場してきたが…果たしてCoD:WW2はどれほどの重量級なのか。
この記事では、WW2を平均60fpsで動かすための推奨スペックを徹底的に(推奨CPU、推奨GPUをデータに基づいて判断する…ということ)解説してみたい。
この記事の目次
Call of Duty:WW2の公式スペック
必要スペック | |
---|---|
CPU | Core i3 3225 以上 |
GPU | NVIDIA GTX 660 2GB |
AMD Radeon HD 7850 2GB | |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 25GB |
OS | Windows 7 64bit |
公式(ActiVision)がSteamで公表しているのは「必要スペック」のみ。今のところ推奨スペックは公開されていない。
思っていたよりは重たく無さそうな必要スペック。CPUは2コア搭載の「Core i3」くらいで良いらしいし、グラフィックボードも「GTX 660」が必要スペックということなので、恐らく「GTX 750」や「GTX 1050」があれば問題なく動くだろう。
と…言いつつも、やはり動作フレームレートなどのデータを見て判断しないとなんとも言えませんね。「Destiny 2」のように最適化が上手く行っている場合もあれば、「PUBG」や「ARK」のように最適化が乏しいタイトルもありますから。
何事もデータを見てみないことには(それもなるべく多く、多角的に)…。
CoD:WW2の推奨グラフィックボード

最初に確認するのは「グラフィックボード」(GPU)です。3Dゲームの快適さ、つまりフレームレートの高さに最もダイレクトに影響するのがGPUだからね。もちろん、他にはCPUやメモリーの影響を受けることもあるが、やはりGPUが大前提。
CPUやメモリーについても後ほど確認して行きます。
テスト環境 & グラフィック設定
テスト環境 | |
---|---|
CPU | Core i7 5960X @4.6Ghz |
GPU | 複数 |
M/B | GIGABYTE X99 UD 7 |
メモリ | DDR4-2666 32GB |
電源 | 1250W 80+ GOLD |
OS | Windows 10 Pro 64bit |
ドライバ | NVIDIA Driver 385.69 |
AMD Radeon Crimson 17.9.2 |
Call of Duty WWII Beta тест GPU/CPU
テスト環境は以上の通り。CPUには8コア搭載のCore i7 5960X(3.0 Ghz → 4.6Ghzへオーバークロック済み)が使われているため、CPU性能自体は十分に足りている。
メモリーも2667Mhzで動作するDDR4規格の高速品が使われているので、CPU / メモリともにボトルネックを心配する必要は皆無だ。よって、純粋にグラフィックボードの性能を確認できる。
グラフィック設定 | |
---|---|
ディスプレイモード | フルスクリーン |
垂直同期 | オフ |
最大fps | 250 |
被写界深度 | 65 |
解像度 | 1920×1080 |
2560×1440 | |
3840×2160 | |
AA(ポストプロセス) | SMAA 1x |
テクスチャ解像度 | Extra(最高) |
ノーマルマップ解像度 | Extra(最高) |
スペキュラマップ解像度 | Extra(最高) |
メモリ割り当て | 無効 |
シェーダープリロード | 有効 |
異方性フィルタリング | High(高い) |
影 | 有効 |
影の解像度 | Extra(最高) |
日影深度 | High(高い) |
…などなど細かいことを書いたが、要するに「最高設定」です。検証された解像度はフルHD(1920×1080) / WQHD(2560×1440) / 4K(3840×2160)の3種類。
フルHD:GTX 1060以上で60fpsを実現可能

Call of Duty : WW2 / フルHD(1920×1080) – 最高設定 / GPU別フレームレート
平均フレームレート最低フレームレート(全体の1%)
最高設定 & フルHD(1920×1080)でフレームレートを計測した結果が以上です。2017年発売のタイトルでは「Project CARS 2」や「ARK」などが有名ですが、それらを比較すればだいぶ軽い部類だ。最適化自体はちゃんと出来ているということ。
ひとまず「GTX 1060 3GB」があれば平均71fpsで動作しますが、「GTX 1060 6GB」だと平均87fpsと23%も高速なフレームレートで動作しています。3GB版と6GB版の性能差は5%程度なのに、なぜ23%も性能差が開いてしまったのか。
後ほどデータで解説するが、CoD:WW2はフルHD画質の場合、VRAMを5.5GB前後も使用するのです。だから3GB版だと完全にVRAMが不足しているためフレームレートの急落現象から逃れらない。というわけで、GTX 1060 6GBがフルHDの推奨グラフィックボードということだ。
なお、NVIDIAよりAMD製GPUが好きだ…という人は平均91fpsで動作している「RX 480」(今はRX 580)でも大丈夫。最低フレームレートが60を割ってもいいから、コスパ重視で行きたいという人は「RX 470」(今はRX 570)も選択肢になります。
CoD:WW2 – フルHD画質の推奨グラフィックボード | |||
---|---|---|---|
ゲーミングモニター | NVIDIA GTX 1080 | 平均145fps | 最低118fps |
性能重視 | NVIDIA GTX 1060 6GB | 平均87fps | 最低71fps |
AMD Radeon RX 480 / 580 8GB | 平均91fps | 最低66fps | |
コスパ重視 | AMD Radeon RX 470 / 570 8GB | 平均82fps | 最低59fps |
なお、高速リフレッシュレートに対応しているゲーミングモニター(144Hzなど)を使う予定なら、平均fpsが145に達している「GTX 1080」が推奨になる。シングルボードでゲーミングモニターを使えるとは、最近の中では軽量なゲームですね。
WQHD:変わらずGTX 1060以上で60fps達成

Call of Duty : WW2 / WQHD(2560×1440) – 最高設定 / GPU別フレームレート
フルHDと比較して処理する量が1.77倍に増加するWQHD(2560×1440)ではこんな感じ。意外と重たくなっていなくて、引き続き「GTX 1060 6GB」があれば十分に平均60fpsをクリアできている。
ただ、GTX 1060 6GBでは最低fpsが60を割り込んでいるため最善を尽くすなら平均105fps / 最低75fpsで動作している「GTX 1070」が推奨グラフィックボードになる。ちなみにWQHDではVRAMを6.5GB前後も消費するので、可能ならVRAMが8GBくらい搭載されているGPUが良いと思います。
CoD:WW2 – WQHD画質の推奨グラフィックボード | |||
---|---|---|---|
ゲーミングモニター | NVIDIA GTX 1080 Ti | 平均149fps | 最低114fps |
NVIDIA GTX 1080 | 平均128fps | 最低91fps | |
性能重視 | NVIDIA GTX 1070 | 平均105fps | 最低75fps |
コスパ重視 | NVIDIA GTX 1060 6GB | 平均77fps | 最低55fps |
AMD Radeon RX 480 / 580 8GB | 平均71fps | 最低50fps |
ゲーミングモニターを使用する場合は、平均128fpsで動作する「GTX 1080」または平均149fpsで動作する「GTX 1080 Ti」がオススメ。
4K:意外と軽い、GTX 1070以上で60fpsに到達した

Call of Duty : WW2 / 4K(3840×2160) – 最高設定 / GPU別フレームレート
フルHD比較で一気に4倍も処理量が増加する4K(3840×2160)では…全体的にぐったりと重たい状態に陥ります。現状、4K画質をシングルボードでこなせるGPUは非常に限られている。しかし、CoD:WW2の場合は意外と軽く動いていることに驚きだ。
ここ最近のタイトルは平均60fpsを実現するのに、大抵は「GTX 1080 Ti」ぐらいしか生き残れなかったが、今回CoD:WW2では「GTX 1070」も平均65fpsを達成できており、意外と安く4Kゲーミングが出来る。
もちろん、最低フレームレートも60以上じゃないと困る…という人は「GTX 1080 Ti」が最善の選択肢になるが、多少は妥協してもいいからコスパも重視しつつ4Kで遊びたい人は「GTX 1080」あたりが良いだろう。
なお、AMD製の「Radeon RX Vega 64」も性能としては足りているものの、最適化が進んでいないタイトルが多いことや、何よりもGTX 1080と比べて割高な国内価格という事情もあり…あまり推奨はできません。
CoD:WW2 – 4K画質の推奨グラフィックボード | |||
---|---|---|---|
ゲーミングモニター | SLI非対応 | – | – |
NVIDIA GTX 1080 Ti | 平均94fps | 最低68fps | |
性能重視 | NVIDIA GTX 1080 | 平均79fps | 最低54fps |
コスパ重視 | NVIDIA GTX 1070 | 平均65fps | 最低44fps |
ゲーミングモニター(144Hz~)で快適にプレイするなら、GTX 1080 Tiを2枚で使う「SLI」が必要になる。しかし、残念ながらCoD:WW2はまだSLIをサポートしていないためそのような手は打てない。
逆にCrossfire(AMD版のSLI)はサポートしているので、「RX Vega 64」をCrossfireすれば平均100fpsオーバーは可能。ただ、Vega 64自体が品薄 & 割高なので、あまり現実的な選択肢ではありません。
解像度別にVRAMの消費量をまとめ
Call of Duty : WW2 / 解像度別 & GPU別のVRAM消費量
フルHD画質WQHD画質4K画質
CoD:WW2はフレームレートに関してはよく最適化されている方だが、このVRAM消費量はちょっと酷いレベルですね。フルHDでVRAMを4GBも使用するタイトル自体が、まだ珍しい方だったのにWW2は一気にその記録を塗り替えてしまった。
フルHDだと、最大で5.6GB程度は消費するので、やはりVRAMは少なくとも6GB以上は欲しいということになる。別に不足していても動くと言えば動きますが、定期的に起こるフレームレートの急落は回避出来なくなります。

これは「黒い砂漠」にて計測された、VRAM不足時のフレームレート急落現象です。VRAM消費量が一定の水準を超える(だいたい搭載されているVRAMの9割)と、一気にフレームレートが低下します。
体感上の快適さに大きく悪影響を与える要因になるため、基本的にVRAMは必要な分だけ搭載されているグラフィックボードがオススメだ。
- フルHD:6GB以上
- WQHD:8GB以上
- 4K:10GB以上
こんな具合です。
CoD:WW2の推奨CPU:ボトルネックの確認
同じグラフィックボードを使っていても、CPUによって実際にグラボが発揮できるフレームレートは大きく違ってくる。これは「ボトルネック」と呼ばれている現象で、グラボ側の処理性能が優れていればいるほど発生しやすいです。
というわけで、2017年時点で最も処理性能が高い「GTX 1080 Ti」を使って、複数のCPUでボトルネックの検証が行われた。
フルHD:意外と「Ryzen」が猛威を振るう
Call of Duty : WW2 / フルHD(1920×1080) – 最高設定 / GTX 1080 Ti 11GB
平均フレームレート最低フレームレート(全体の1%)
CoD:WW2は、驚くことにAMD Ryzenとかなり相性が良い結果が出ています。Ryzenは基本的にCore i7などに対してゲーミング性能では負けやすいものの、このCoD:WW2に関しては例外と言える。
ゲーミングCPUとして優秀な「i7 6700」だと平均127fpsで、6コア搭載の「Ryzen 5 1600X」では平均143fpsと出ています。
つまり、シングルスレッド性能も重要だがマルチスレッド性能もCoD:WW2では重視されるということ。4コアよりも6コアの方が高いフレームレートを出しやすいのです。というわけで推奨CPUの結論は…
- AMD Ryzen 5 1600X
ですね。
なお、ボトルネックは最初に言った通りグラフィックボードの性能が高いほど起こりやすい。逆にGTX 1060やGTX 1050 Tiといったミドルクラスのグラボを使うつもりなら、CPUもランクを下げて大丈夫です。
使うグラボ | それに対する推奨CPU | 第2候補 |
---|---|---|
GTX 1080 Ti | AMD Ryzen 7 1800X | Ryzen 7 1700 @ 3.9Ghz |
AMD Ryzen 5 1600X | Ryzen 5 1600 @ 4.0Ghz | |
GTX 1080 | AMD Ryzen 7 1800X | Ryzen 7 1700 @ 3.9Ghz |
AMD Ryzen 5 1600X | Ryzen 5 1600 @ 4.0Ghz | |
GTX 1070 | Intel Core i5 6700(今は7700Kが主流) | – |
AMD Ryzen 5 1600X | – | |
GTX 1060 | Intel Core i5 7500 | – |
AMD Ryzen 5 1400 | – | |
GTX 1050 Ti | Intel Core i3 7100 | – |
AMD Ryzen 3 1300X | – |
※オーバークロックの知識がある人は「第2候補」でも大丈夫。
4K:どのCPUでもほぼ同じ結果
Call of Duty : WW2 / 4K(3840×2160) – 最高設定 / GTX 1080 Ti 11GB
傾向として解像度が高くなればなるほど、ボトルネックが発生しづらくなる。そのため4K画質ではこんな感じで、GTX 1080 Tiを使っていても、だいたい同じようなフレームレートが出てくる。
- AMD Ryzen 5 1600X
- Intel Core i5 6600(またはi5 7500)
4K画質でプレイする場合は、このあたりのCPUで十分ですね。
念のため、使用コア数も確認しておく
Call of Duty : WW2 / 処理に使用されているCPUコア
こうして見ると、CoD:WW2は非常に効率よくCPUのコアを使用できていることが分かります。とりあえず、このデータからは8コアをちゃんと使えていることが十分に分かった。それ以上のコア数に対応しているかどうかは分かりません。
効率よく8コアを使えている:Ryzen 7と相性が良い
6コアだと更に効率よく使えている:Ryzen 5と相性がいい
「Ryzen 7 1800X」(8コア)やRyzen 5 1600X(6コア)で、高いフレームレートを出せている理由がハッキリしましたね。
必要なメモリー容量をチェック
Call of Duty : WW2 / GPU別のメモリー使用量
フルHD画質WQHD画質4K画質
見ての通り、Windows 10 + CoD:WW2だけで少なくとも8.5GB前後のメモリーを消費します。つまり8GBでは絶対に足りないので、少なくとも12GB以上、余裕を持って16GB以上が推奨メモリー容量ということ。
CoD:WW2の推奨スペックをまとめます

ここまでの内容をザーッと表に分かりやすくまとめますね。
予定している解像度 | 欲しいFPS | 推奨GPU | 推奨CPU | メモリー容量 |
---|---|---|---|---|
フルHD | 144fps前後 | GTX 1080 8GB | Ryzen 5 1600X | 16GB |
60fps以上 | GTX 1060 6GB | Core i5 7500 | ||
最低60fps前後 | Radeon RX 570 8GB | |||
WQHD | 144fps前後 | GTX 1080 Ti 11GB | Ryzen 7 1800X | |
60fps以上 | GTX 1070 8GB | Core i7 7700K | ||
最低60fps前後 | GTX 1060 6GB | Core i5 7500 | ||
4K | 144fps前後 | NVIDIA GTX 1080 Ti | Ryzen 7 1800X | |
60fps以上 | ||||
最低60fps前後 | NVIDIA GTX 1080 | Ryzen 5 1600X |
求めているフレームレート別に、それぞれ推奨スペックをまとめた。ゲーミングモニターを使う場合は140fpsくらいは出てくれないと意味がないので、推奨GPUは「GTX 1080」や「GTX 1080 Ti」になります。
逆に平均60fps以上出ていればそれで構わない。という場合は「GTX 1060 6GB」や「GTX 1070 8GB」があれば全然間に合います。ただし、4K画質の場合だけは例外で「GTX 1080 Ti」が必要になるので注意したい。
コストパフォーマンスを重視する場合は、最低フレームレートが60前後でも良いという前提で推奨スペックをまとめている。「RX 580」(最近は品薄で割高に…)や、「GTX 1060 6GB」あたりがあれば余裕だ。
「Call of Duty : WW2」推奨ゲーミングPC
「自作」が出来る人は自力でパーツを選定して、勝手に組み立ててしまえば良いです。
一方で「作る時間がもったいない。」「自分で作るよりプロが作ったマシンのほうが信用できる。」「今すぐ完成品がほしい。」という人もかなり多い。
そういった人向けに、ここからはCoD:WW2をプレイする上でぼくが推奨できるゲーミングマシンをいくつか紹介します。
「フルHD」でしっかりと動いて欲しい人には

GALLERIA DT | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Core i5 7500 (4コア / 4スレッド / 3.40~3.80Ghz) |
GPU | GTX 1060 6GB |
メモリー | DDR4-2400 4GB*2 (カスタマイズ推奨) |
マザーボード | Intel B250搭載マザーボード(MircoATX) |
SSD | 250GB |
HDD | 1TB |
電源 | 400W 静音電源(80+ BRONZE) |
保証 | 1年間 持込修理保証 |
ほとんどの人は「フルHD」(1920×1080)で、平均60fps以上出れば十分快適にCoD:WW2をプレイ出来る。
よって「ガレリアDT」が一番コストパフォーマンスが良いラインを攻めているので、フルHD推奨マシンとしてオススメします。
ガレリアDTにはCoD:WW2を平均85fps前後で動かす「GTX 1060 6GB」が搭載されており、CPUにはボトルネックの心配がない「Core i5 7500」(4コアCPU)が搭載されています。
スペック的には十分ですが、初期カスタマイズではメモリーが8GBしか入っていないので、カスタマイズから16GBへ増設することを推奨する。CoD:WW2はWindows + ゲーム本体だけで少なくとも8.5GBは消費するので、8GBでは全く足りないのです。
高解像度の「WQHD」で快適プレイを求めるなら

GALLERIA XF | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Core i7 7700 (4コア / 8スレッド / 3.60~4.20Ghz) |
GPU | GTX 1070 8GB |
メモリー | DDR4-2400 4GB*2 (カスタマイズ推奨) |
マザーボード | Intel H270搭載マザーボード(MircoATX) |
SSD | 250GB |
HDD | 1TB |
電源 | 500W 静音電源(80+ BRONZE) |
保証 | 1年間 持込修理保証 |
「WQHD」(2560×1440)でプレイする場合は「GTX 1070 8GB」が搭載されているガレリアDFが推奨マシンだ。フルHDで平均115fps前後、WQHDでは100fps前後を叩き出せるので、実用上は十分な処理性能を発揮する。
そしてガレリアDFは、ゲーミングモニターを使用したい人にとっても悪くない選択肢。画質を妥協できるのであれば、グラフィック設定を落とすことで平均125~135fps程度まで改善できるからだ。
GTX 1070 8GB + Core i7 6700K(=7700Kの1世代前)による実際のゲームプレイはこの動画が参考になります。左上に表示されている「D3D11 : FPS」という項目が3桁以上の数値を示しているのが分かる。
WQHDゲーミング(またはフルHDでゲーミングモニターを使う)という用途なら「ガレリアXF」で間違いないということだ。
なお、このマシンは実際に試したことがあるので更に知りたい人はレビュー記事もどうぞ。
超、高解像度の「4K」でWW2をプレイするなら

GALLERIA ZZ | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Core i7 7700K (4コア / 8スレッド / 4.20~4.50Ghz) |
GPU | GTX 1080 Ti 11GB |
メモリー | DDR4-2400 8GB*2 |
マザーボード | Intel Z270搭載マザーボード(ATX) |
SSD | 500GB |
HDD | 2TB |
電源 | 800W 静音電源(80+ GOLD) |
保証 | 1年間 持込修理保証 |
4Kゲーミングは基本的に「ガレリアZZ」くらいしか適任なマシンが無い。「GTX 1080 Ti」搭載なので4Kにて平均90fps前後を叩き出し、最低fpsも60以上を維持できる。
CPUは「i7 7700K」ですが、4K画質になるとCPUによるボトルネックがほぼ発生しなくなるため、わざわざ2万円ほど価格が高い「ガレリアAZ」(Ryzen 7 1800X搭載)を選ぶ必要はない。
フルHDで常時3桁以上のフレームレートを叩き出したい

GALLERIA AG5 | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Ryzen 5 1600X (6コア / 12スレッド / 3.60~4.00Ghz) |
GPU | GTX 1080 8GB(GTX 1080 Tiへアップグレード推奨) |
メモリー | DDR4-2400 8GB*2 |
マザーボード | AMD B350搭載マザーボード(ATX) |
SSD | 250GB |
HDD | 2TB |
電源 | 650W 静音電源(80+ BRONZE) |
保証 | 1年間 持込修理保証 |
GALLERIA AG5 (ガレリアAG5)の詳細を見てみる
144Hz、あるいは更に高速な165hzや240Hzのリフレッシュレートに対応した高性能ゲーミングモニターで、とにかく競技性を追求したい…というガチなプレイヤーも世の中にはいます。
そういった人には本来なら8コア搭載の「Ryzen 7 1800X」が一番良いが、いかんせん高すぎる(→1800X搭載マシン)。
そこで、今回のデータでRyzen 7に劣らないゲーミング性能を発揮していた「Ryzen 5 1600X」搭載の「ガレリアAG5」が、ゲーミングモニターに最適かつコスパ良好なマシンということになる。
初期カスタマイズでは「GTX 1080」が選択されているので、カスタマイズから「GTX 1080 Ti」に変更することで、平均160fps(場所によってかなりブレますが)を叩き出せる高速マシンに化けます。
参考動画はこちら。CPUには8コア搭載のRyzen 7 1700Xが使われていて、GPUはGTX 1080 Tiです。左上の「D3D11:FPS」を見ての通り、100~200fpsの範囲で3桁フレームレートを叩き出しています。
というわけで、以上「Call of Duty:WW2の推奨スペックを徹底解説:60fpsで動かすには」について解説しました。
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