日本でもついにクローズドβテストが開催されることになった大型MMORPG「BLESS」について。今回は韓国版BLESS(本家)で既に実装されている職業(クラス)全7個をまとめました。
簡単な概要や、用意されている場合は公式のガイド動画などもまとめておいたので、とりえあず「こんなクラスが用意されているんだ~」程度は分かります。
Contents
戦場の守護者「ガーディアン」

ガーディアン(Guardian)は、剣と盾で武装して、分厚い甲冑(鎧)で全身を硬く守っている。勇気と名誉、戦友愛と犠牲の精神を力の根源とする戦士タイプのクラス。
ガーディアンの特徴
![]() | 防御 | 頑丈な防具と盾、戦闘技術を駆使して自分を守り、防御力の弱い味方を守る |
---|---|---|
![]() | 近接攻撃 | 巨大な両手武器、または片手武器を1つずつ持って攻撃する |
![]() | 保護 | ダメージを与えたり、受けたりするたびに怒りが溜まり、膨大な威力の攻撃を行える |
![]() | 挑発 | 挑発された敵はガーディアンだけを狙う |
ガーディアンは攻撃よりも防御を中心に安定した戦闘を行うのに長けている。牽制と逆襲(カウンター)で相手を確実に無力化させる戦い方を好む。ガーディアンは盾で相手からの攻撃を防ぐだけでなく、打撃を与えたり、姿勢を崩したりすることで状態異常に追い込むこともある。
ガーディアンの多様な防御スキルは一人で多数の敵を相手にする場合も優位に働く。鋼のような意志力によって圧倒的な防御を発揮し、敵の攻撃を耐えている間に、一瞬相手に隙が見えたら会心の一撃を飛ばして一気に逆転する。
パーティープレイでは基本的に最前線で敵の攻撃を阻止する役割を担う。ガーディアンは強烈な存在感で敵の注目を自分に集め、防御力が低い味方を保護するだけでなく、攻撃のチャンスも提供する。
ガーディアンのガイド動画
戦場の王「バーサーカー」

バーサーカーは大きく高い威力を持つ両手斧を振り回して戦う。敵の攻撃を受けることを厭わないために強固な甲冑も身につける。バーサーカーは命がけで戦うことにどうしようもない高揚感を覚え、戦いそのものを生きる目的と考えている。
バーサーカーの特徴
![]() | 近接攻撃 | 巨大な両手武器か、あるいは片手武器を持って、振り回すことで高いダメージを与えること出来る |
---|---|---|
![]() | 範囲攻撃 | 近接武器を振り回して周囲の敵に同時にダメージを与える |
![]() | 防御 | 盾を使わずに、戦闘中の巨大な武器を利用して防御が可能になっている |
バーサーカーは高速かつ、威力の高い攻撃を同時に浴びせることで敵を瞬時に処理する。一人で多数を相手にする場合も問題ない。斧の他にも、全身を武器として使うことも出来、敵の意表を突く変則的な攻撃も行ってみせる。

バーサーカーは巨大な斧を振り回して戦う
バーサーカーの防御はあくまで次の攻撃に備えた準備動作に過ぎず、時には敵の骨を分かつために、自分の肉を犠牲にする選択も躊躇しない…。基本的に攻撃一辺倒の戦いを好むため、一人で戦う場合は自分でダメージを受ける前に相手を先に倒すことが重要。
パーティープレイではバーサーカーは主に攻撃担当。重装備を着用するため、防御的な役割もある程度は担える。強力な攻撃や挑発により嘲笑的に敵に狙われるように誘導し、戦闘能力の低い味方を守ることも可能だ。
しかし、ガーディアンがいない場合は…敵に大きな損害を与えることに専念した方がいいだろう。一回の攻撃で大勢の敵にダメージを与えたり、状態異常を与えたりできる能力は、もっぱら複数相手の戦闘で有用である。
バーサーカーのガイド動画
回復の光「パラディン」

パラディンは人間の限界を超える過酷な修練の末に、鈍器と盾を使用する神聖武術と、神の意志(Providence)が付与された力を戦闘に活用する方法を身に着けた。
パラディンの特徴
![]() | 回復 |
---|---|
![]() | 強化 |
![]() | 弱体化 |

パラディンはやはり鈍器を使うらしい
パラディンは自分と味方を回復する能力を持った職業です。戦闘では味方に有益な効果を付与して、敵に対しては有害なバフを与えて戦闘を有利にする。一人で戦わなければならないシーンでは、自分の武器に神の意志を付与することで切り抜ける。

パラディンは基本的に、スキルを使用する際にマナが多量に必要になる。マナは少しずつ増加するし、装備によっても最大値を高めることが出来る。マナを管理し、敵を攻撃し、味方を助けることがもっとも重要な能力である。
パラディンのガイド動画
狙撃手「レンジャー」

レンジャーは弓などの遠距離武器を使うクラス。驚くべき集中力で百発百中の矢を飛ばすことが出来る。高い観察力と忍耐を持ち、一度追跡を始めた目標を逃すことはない。
レンジャーの特徴
![]() | 戦闘準備 | 自分の攻撃を強力化するために、様々なスキルを駆使する |
---|---|---|
![]() | 狙撃 | 非常に遠くに離れた敵を攻撃することができ、一撃で致命的なダメージを与えることもある |
![]() | 距離の確保 | 敵が接近してきたら後退しながら弓を放ったり、相手の死角から攻撃した後に瞬く間に撤退したり |
![]() | 追跡 | 一度マークした敵を視界から逃すことはない、目に見えないほど離れても、周辺の情報や空気の流れで正確に位置を把握する |

レンジャーは敵を先に発見し、先制攻撃を仕掛けるのが基本スタイル。概念としては米軍の戦闘機「F-22」の「First Look・First Shoot・First Kill」に近いところがある。

近未来スタイルもあるようだ
一方、近接戦闘には弱いため、こちらの一方的な攻撃が可能になるように、相手から攻撃を受けない程度に距離を取り続ける必要はある。このため、レンジャーは遠距離武器のメリットを最大限活かし、様々な手段で敵を足止めしながら攻撃を行う。

パーティープレイでは主に遠距離攻撃を担う。レンジャー後方から継続的な攻撃を行い、相手に持続的な被害を与える。レンジャーは広い視野で全体の状況を把握し、味方に敵の出現を伝えたり、脅威を事前にシャットアウトすることも可能。
レンジャーのガイド動画
潜伏の達人「アサシン」

潜入と毒殺に長ける暗殺者。敵の背後から現れ、相手を蹂躙して処理する。彼らは名前を持たず、ただ任務を完遂することだけが人生の目的である。
アサシンの特徴
![]() | 近接攻撃 | 双短剣を使って、接近して素早く攻撃する |
---|---|---|
![]() | 潜伏 | 自分の姿を消して背後から忍び気絶させ、アサシンの戦いが始まる |
![]() | 毒 | 武器の毒を塗り、深い傷を負わせて持続的なダメージを与える |
![]() | 回避 | 素早い動きで敵に接近する |
アサシンは可能な限り正面衝突を避ける。熟練した暗殺者は相手に気づかれずに背後から接近し、一気に急所を突く。時には敵を罠に陥れたり、短剣に毒を塗って致命傷を負わせたりすることもある。

アサシンというより「短剣使い」な気が
一度に多数の敵を相手にする場合は、息を呑むようなすさまじい曲芸を繰り広げる。驚くべき俊敏性で敵を攻撃をすべて回避、隙を狙って致命傷を与えていく。
パーティープレイであっても、アサシンは自分たちの流儀を死守する。味方にさえ把握が困難なくらい、影の中に隠れて行動し、常に敵の背後を狙って致命的な一撃を狙っている。アサシンは機敏かつ効率的な動きによって、敵がこちらを認知する前に死を与えるのだ。
万物の摂理の研究者「メイジ」

メイジは世界のすべての現象と構造を研究し、その中に隠された法則を見出すために一生を捧げる存在である。
火、水、風などの元素を自在に操り、雷や吹雪のような自然現象を人為的に発生させることが出来るが、これらは研究の過程で生まれた副産物にすぎない…。しかし戦闘においては極めて役に立つ。
戦場よりも研究室や図書館の方が好ましいが、戦う時は布製の軽い服を着用し、魔法の触媒として利用可能な大きな杖を持参して参戦する。
メイジの特徴
![]() | 火 |
---|---|
![]() | 氷 |
![]() | 風 |
![]() | 杖 |

メイジは本来は研究職なため、筋力は少なく、魔法を使う上で役に立つ布製の軽い服を好む。よって最前線でのぶつ的な近接戦闘は避ける傾向にある。別に近接戦闘をわざわざしなくとも、強力な魔法を使って遠方の敵や障害物を木端微塵にしてしまうだろう…。
メイジの元素魔法は敵一体に甚大なダメージを与えることが可能だが、単体戦闘にとどまらず、様々な魔法を連携して周辺の敵に対しても致命的なダメージを与えることが可能。場合によっては保護魔法を使って後方支援に回ることもある。
メイジは近接戦闘クラスと違って、火の玉を投げたり、周辺の施設や敵ごと凍結させて行動不能に陥らせたりと、強力な魔法を保有する。しかし、防御力は不足しているため保護魔法やアクセサリによって補う必要はあるかもしれない。

神秘的な存在「ミスティック」

ミスティックが力を発動している場面を目撃した者に、その状況を聞いてみると様々な答えが返ってくる。「恐怖を感じた」「美しかった」「ぞくぞくする…」など。共通するキーワードはミステリー(神秘)。
ミスティックが悪意を抱いている時は、術者の体から冷たい波のような黒いオーラが感じられた。これを「恐怖」と表現することになり、逆に好意を抱いている時は術者から暖かい雲のようなオーラを感じられ、これは「美しかった」と表現される。
※ミスティックは名前の通り「神秘」がテーマなため…公式サイトの解説もミステリーチックになっていた。
ミスティックの特徴
![]() | 野生の息吹 | 暖かいオーラで、自分と周辺の味方を持続的に回復する |
---|---|---|
![]() | 暗いオーラ | 暗いオーラで周辺の敵に持続的なダメージを与える |
![]() | 高速循環 | 自然と調和したオーラを発生させ、周辺のパーティープレイの再使用時間(CD)を高速化する |
ミスティックは持続的なダメージ、持続する回復効果など、様々な有益な効果を付与することが出来る職業です。一人で戦う場合は持続的なダメージで相手を削り、仕上げは即時にダメージを与えるスキルを使うことが可能。

パーティープレイでは、様々な持続回復効果を駆使して味方を治癒したり、有益なバフを付与して戦闘を有利な展開へ導いたりする。複数の敵に対して状態異常を与えることも出来る。
スキルを使う際はマナを消費する。持続的な回復や攻撃によって消費されるが、時間の経過とともにマナは回復する。他にも、いくつかのスキルを介することで回復を早めることも可能です。

ミスティックのコンセプトアート
まとめ
2017年時点、韓国版BLESSで実装されているのは紹介した全7クラスです。
- ガーディアン
- バーサーカー
- パラディン
- レンジャー
- アサシン
- メイジ
- ミスティック
防御に特化したガーディアン。攻撃に特化し、やられる前に倒しきるスタイルのバーサーカー。神聖な力で攻撃も可能だが、もっぱら味方の支援に回る傾向にあるパラディン。
典型的な遠距離クラスのレンジャー。「潜伏」というコンセプトとは裏腹に派手な近接戦闘を繰り広げるアサシン。演出力に優れた派手な魔法を使いこなすメイジ。
そして最後は持続的な効果を与えられるのが特徴であるミスティック。
合計7クラスは黒い砂漠の半分程度ですが、韓国のレビューを読んでいる限りは意外にも「職差」は存在するようだ。なお、日本版CBTでは、とりあえず以下の4クラスが利用可能です。
選択できるクラスは「ガーディアン」「バーサーカー」「パラディン」「メイジ」となります。
職業ごとのバトルシステムや「職差」もBLESSが振るわなかった理由の一つとなっているが、実際のところはプレイしてみるまで分からない…。動画などを見る限りは微妙な感もありますが、先入観は捨てて普通に楽しんでみようと思います。
以上「BLESSで現在、実装されている職業(クラス)の簡単な解説と動画」でした。
BLESSについてもっと
→ キャラメイクシステムと、海外の上手いキャラメイク画像まとめ
なんかまぁ、普通ですよね。FFなんかは今年30周年だと思いますが、その時代と変わらない発想というか。魔法使いがやわらかそうなところなんか特に。
装備の制限が「新しさの」ハードルなのかなぁとも思います。剣と盾とか決まった組み合わせじゃなくて、両手に盾とかそれで何するの?みたいなことができるほうがおもしろいかも。装備が関係しないアクションの組み合わせで攻撃・・・となるとスキルもいらなくなって、クールタイムもなくなって、まぁとっつきにくくなりそうですが。
莫大な金をかけたテンプレゲーみたいな感じですからね。
開発(韓NEOWIZ)はもともとFPS系のゲームを作っているメーカー。MMORPGを作るのはBLESSが初めてなんですよね…。とりあえず豪華なゲームを作っておけばいいやっていう安易な思想が見えてきて、なんだかなぁという感じ。
もろにAIONの焼き直しって感じで(キャラ・スキル・UI・勢力も全てそっくり)
それを何年も遊んだ身としては正直嫌な予感しかしません。
開発開始がだいぶ昔だからその時で開発の脳の時間まで止まっちゃったんじゃねーの
もう日本でも爆死したじゃん1日で
CBT参加してますが。なかなかナンセンスな出来栄えです。正直、TOS以下です。期待していた広大なワールドも、なんだか継ぎ接ぎのように繋いだ違和感のある世界で、しかも山が登れなかったり、通れない部分が多かったりと自由度が低い有様。
初動の盛り上がりもTOSと比較すれば雲泥の差だし、だいぶ状況は芳しくないなぁと思ってます。
[…] https://chimolog.co/2017/04/bless-class.html#i-13 […]