黒い砂漠は現在、新興タイトルとしてはもっともグローバルに成功しているMMORPGの一つ。以前からPS4など、マルチプラットフォーム化は進められていましたが、ついにXBOX ONE版の黒い砂漠がロンチされる見込み。
XBOX ONE版「黒い砂漠」
- 開発:Pearl Abyss
- ジャンル:MMORPG
- プラットフォーム:XBOX ONE
- 発売予定:2018年上半期
- 価格:未定
このトレーラーは米国ロサンゼルスで開催されたE3 XBOX Conferenceにて発表されたもの。黒い砂漠はようやくPC版だけでなく、コンソールプラットフォームにも進出したことになる。
Steam版「黒い砂漠」は大成功
以前、記事にした「MMORPG「黒い砂漠」が今になってSteam版を販売開始」によれば、Steam版のロンチは5月24日。それから3週間ほど経過している。

Steam DBのアクティブユーザー数の状況を確認して見たところ。見ての通り、1日あたり20000人を超えることもあり、とりあえずは大成功と言っていい状況。
なお、Steam版の黒い砂漠は北米とヨーロッパにて少なくとも127000個を売り上げている※。ものすごい人気ぶりですが、ゲーム性はともかくPay to Winの要素が強すぎて萎えるという意見が目立つ。
※Over 127,000 Steam Copies Sold According to SteamSpy より
XBOX ONE版のギャラリー
トレーラーから抜粋します。XBOX ONE版が2018年上半期に発売されるのは、おそらくカーマスリビアPart2までを含めたパッケージにするからだろう。トレーラーを見る限りはそう思います。















「ゲームをプレイするために10万円近いパソコンを買うなんて…出来ない。」という層は一定数いるものです。黒い砂漠がゲーム機でプレイできるようになれば、そういった層が流入してくることも考えられる。
事実、マインクラフトなどはマルチプラットフォーム化によってプレイヤー人口を増やしているので、今後の動向が楽しみです。
ちなみに、日本国内の黒い砂漠については特にユーザー数が大きく伸びているわけではない。少なくとも「ちもろぐ」のデータによれば、2017年1月~6月のアクセス数は横ばいになっており、増えも減りもしない状況。
逆に言えばそれだけのユーザーが黒い砂漠に飽きずにプレイし続けているということだから、コンテンツの質は重要なんだな…と。そして開発のスピードがものすごく速いのも強みだな。
以上、XBOX ONE版を2018年上半期にロンチ予定…という話でした。
黒い砂漠の開発(ゲームエンジン)や運営の詳細や、グローバル展開の話、日本だけでなく海外から見た評価などをまとめている記事。
>Pay to Winの要素が強すぎて萎える
全く同感です。悪質な課金スキームと思います。
日本運営では、パールにヴォルクスの叫びが
ボーナスの時期を狙って、抱き合わせで販売されるようになりました。
日本のユーザ層は、アカウントジャブジャブ層が多く、
札束で相手を殴ることを好む傾向があり、
だからこそ悪質なガチャが世界的にも珍しく成立しています。
※モバイル部門ではドル換算で、客単価が北米ユーザの3倍という調査結果も出ています。
Pay to Winのビジネスモデルを批判するのと同時に
愚かなユーザの実態も明らかにする必要がありそうですね。