4Kも動く、ハイエンドな「ガレリアXG」を徹底レビュー

ハイエンドの世界は上を見始めるとキリが無いですが、その入口に位置するハイエンドマシンのひとつが「ガレリアXG」です。グラボにはGTX 1080が搭載されているので、フルHDは余裕でWQHDや4Kすら射程範囲な高性能マシン。

この記事では、実際にガレリアXGがどれくらい出来る子なのか…詳しくレビューしてみます。

「ガレリアXG」概要

GALLERIA XG
OSWindows 10 Home 64bit
CPUCore i7 7700
3.60 Ghz ~ 4.20 Ghz
4コア / 8スレッド
メモリ8GB(4GB*2)
グラフィックGeForce GTX 1080 8GB
マザーボードIntel H270搭載 ATXマザーボード
SSD500GB
HDD1TB
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
USB 3.0(前面)x2
USB 3.0(背面)x3
USB 2.0(背面)x4
出力DVI-D x1
HDMI x1
DisplayPort x3
電源ユニット650W 静音電源(80+ BRONZE)
キーボード付属 – GALLERIA Gaming Keyboard(USB接続)
マウス付属 – レーザーマウス(USB接続)
サイズ207(幅)x520.7(奥行き)x450.2(高さ)mm
重量約13.9kg
保証1年間 持ち込み修理保証

特にカスタマイズはせず、そのままの状態のガレリアXGです。ただ、ドスパラは定期的にキャンペーンをやっているので、標準カスタマイズがころころと変わってます。

最新のカタログスペックは必ず公式サイトで確認しておくことを忘れずに…。

…さて、カタログスペックの話なんてこれくらいにして、さっそく実力から検証していきます。ゲーミングマシンはやっぱり動作フレームレートが命。

さっそく「ガレリアXG」のゲーミング性能を検証

ゲーミング性能とは言葉のままの意味で、重量級のゲームタイトルをどれくらいのフレームレートで動作させ続けられるのか…?。

よくあるレビュー記事では有名なベンチマークスコアを掲載するだけで終わりますが、正直なところそれでは分かりづらいよね。

やかもち
3DMarkが1万点超えたとか、初心者には「凄さ」が分からないよ。

なので…

  1. 一応、定番ベンチマークをいくつか
  2. 割りと有名なゲームを実際に動かしてフレームレートを記録

ゲーミング編ではこの2種類を紹介していく。

3DMark

グラフィックボードの定番ベンチマークとなった「3DMark」を使って、グラボの基本性能をチェック。

FireStrike

FireStrikeは余裕の1万点オーバー。だいたい1万点を超えるとフルHDのゲームを60fpsで動かせるようになってくる。ガレリアXGは16605点なので、60fpsなんて余裕だろう。

全体的に見るとこの性能は上位9%に入り込むとのこと。

TimeSpy

TimeSpyはDX12で動作する、高負荷版。ガレリアDTやガレリアXFだと、せいぜい上位50%に入るのがやっとだったが…、XGは上位28%と大幅に躍進した。

FINAL FANTASY XIV : 紅蓮のリベレーター

スクエニが配布しているFF14の公式ベンチマークソフト。使ったのは最新版の「紅蓮のリベレーター」です。時間内に何フレーム描写できるかで、パソコンのグラフィック性能を計測する。

結果は14544点。評価は「非常に快適」です。テストした品質は当然「最高品質」なので、ガレリアXGは問題なくFF14を動かせる。

BIO HAZARD 6

Steamでカプコンが無料配布しているバイオハザード6のベンチマーク。2014年のソフトですから23072点と…余裕の結果が出てきます。

PHANTASY STAR ONLINE 2

SEGAが配布している「PSO2」の公式ベンチマーク。「最高設定6」で実行し、スコアは43102点。あれれ…ガレリアDTよりスコアが低い。どちらにせよ余裕すぎるスコアなので問題はない。

モンスターハンターフロンティア

「MHF」の公式ベンチマーク。44569点。ほぼ常時3桁fpsが出ている状態だった。

Unigine Heaven

日本ではあまり知られていない、グラボ向けのベンチマークソフト。非常に細かく、作り込まれた世界観が特徴です。そのため、FF14やPSO2の公式ベンチマークなどと比較すると「やや重め」なのもメリットだ。

  • プリセット:カスタム
  • API:DirectX11
  • 品質:ウルトラ
  • テセレーション:エクストリーム
  • アンチエイリアス:8倍
  • 解像度:フルスクリーン & フルHD

「最高設定」で実行させた。

結果はこの通り、平均106.4fpsでした。圧倒的性能。他のゲームにもフルHDなら同様の結果を期待できそうですね。

SteamVR

Steamで無料配布されている「VRゲーミングが出来るか」を検証するベンチマーク。結果は「レディ」でした。平均忠実度が10を超えたことに驚き。

…さて、ベンチマーク編はここで終わり、ある意味「本題」のフレームレート編へ。

CS:GO

Steamにおけるアクティブユーザー数が依然として50万人を超えることもある、人気MOTPS「CS:GO」にて検証。画質は可能な限り「最高設定」にしています。

平均フレームレートは「240fps」と脅威的な水準。最近は240Hz駆動のハイエンドゲーミングモニターも登場しているので、そういったモニターもCS:GOでは問題なく使えるということだ。

Rainbow Six Siege

MOTPSではSteamにて3番目くらいに人気のある「R6S」も当然検証した。グラフィック設定は総合品質から「最高」にし、テロハント(ソロ)を1ゲーム実行してフレームレートを計測。

体感でもまったく煩わしさを感じさせない、圧倒的なヌルヌル度。

…。平均175fpsで、一度も100fpsを割らなかった。ゲーミングモニターも余裕。

PUBG(PlayerUnknown’s BattleGrounds)

アクティブユーザー数が200万人を超えた、Steamで最強の人気を誇る「PUBG」。絶対に検証しておかないとダメなゲームですね、これは…。

設定は3通りのプリセットで実行。

  1. 「ウルトラ」
  2. 「中間」
  3. 「非常に低い」

PUBGは人によって、画質を追求するか、画質を落としてでもフレームレートを追求するのか。2派に分かれるので画質を分けてフレームレートを測っておく必要がある。

まずは「ウルトラ設定」から見ていきます。平均フレームレートはほぼ80で、落ち込む時は40fps程度で、閑散とした地域では100fps以上を計測した。実用上は全く問題のない、超快適なヌルヌル映像です。

中間設定にするとフレームレートはやや上がりますが、平均フレームレートは85fpsと大きくは伸びていない。ゲーミングモニターを導入するかしないか、ちょっと悩ましいラインですね。

最低設定まで落とすと大幅に改善して、平均fpsは95くらいに。場所によって若干の違いはあるものの、60~120fpsくらいの範囲ならかなり出ているため、これならゲーミングモニターも有効に活用できる。

黒い砂漠

2017年、MMORPGというジャンルでもっとも国際的な高い評価と成功を遂げた「黒い砂漠」。日本でもかなり人気のあるタイトルなので検証してきた。

中間設定最高設定最高仕様β

3種類の画質設定で検証した。もちろんゲーム側の省電力モードはOFFにしています。

黒い砂漠でもっとも負荷の大きい「最高仕様β」モードでテストするとこんな感じ。想像以上の余裕さを見せており、フルHD画質なら常時最高のグラ品質でプレイしても問題はなかった。

最高仕様βが余裕なら、それより品質が低い(目視ではかなり分かりづらいが)最高設定だと更に余裕になります。平均fpsは100をオーバーしており、ゲーミングモニターも活用可能だ。

中間設定に切り替えると更に伸びると思ったが、実際には最高設定と大差無かった。都市部と人口が多い場所では一気に落ち込むが、それでも60fps前後を保てているので、大人数コンテンツもある程度は安心できます。

さて…普段はフルHD以上の解像度をテストしないが、せっかくGTX 1080が入っているのだから試してみた。驚くことに、WQHD画質でもケロッと動いてしまう。平均fpsは80を記録、余裕ですね…。

もっと難易度を上げて「4K」を試すとこんな感じ。さすがに重たいが、平均fpsは46なので遊べないことはない。大画面で風景を撮影したい(スクリーンショット)時は重宝しそうだ。

BLESS Online

2017年11月にオープンサービスが始まったBLESS Onlineは最適化がひどい状態で、GTX 1060 ~ 1070でも苦戦した「超重量級タイトル」のひとつ。さて、XGでリベンジなるのか。

まずはオブジェクトの読み込み数が少なく、フレームレートが出やすい「永遠の安息所」で計測。設定5(最高品質)でも、常時60fpsを出せたのでGTX 1080ならBLESSは余裕そうだな。

では負荷が一気に増える外の世界へ。やや重たくなるものの、概ね60fpsを出せている。設定1(最低品質)、設定5(最高設定)ともに安定しているのでBLESSを快適にするならガレリアXG以上を推奨とします。

Witcher 3 : Wild Hunt

それなりに重たいが、気づけばもう2015年のゲームだから2年前のタイトルになる。NVIDIA HairWorksを有効にして「最高設定」でフレームレートを計測してみた。

HairWorksを有効にしていても非常に快適な結果が出た。平均フレームレートは88前後。

Fallout 4

未だに根強い人気があるベストセラータイトル。2015年発売のタイトルです。設定を一括で「ウルトラ」にしてフレームレートを計測してきました。

平均フレームレートは125fpsほど。場所によって落ちますが、60fpsを割り込むことはほとんど無かった。

Nier : Automata

グラフィック品質の割には非常に重たいと有名な、PC版「Nier : Automata」も今回は試してみました。グラフィック設定は当然、可能な範囲で「最高」にしている。

ほぼ常時60fpsを維持。なお、ニーアオートマタは60fpsが上限です。

Rise of Tomb Raider

2016年に発売された、リブート版トゥームレイダーの最新作。DirectX12を有効化し、グラフィック設定は「規定:最高」にして計測しました。

極めて快適。平均127fpsで動作した。

Grand Theft Auto V

Steamにて1日5万人のアクティブユーザー数がいる、超広大なオープンワールドを舞台にした犯罪をこなすゲーム…。グラフィック設定はほぼ全てを「超高」(ウルトラ)にしている。

落ち込んでも80fps前後、平均125fpsと非常に快適な状態。

DOOM 2016

ホラーFPS「DOOM」シリーズの最新作ですが、ホラー要素はほぼ消えて爽快ガンシューティングみたいな仕上がりのFPS。最高設定にすると、かなり美麗なグラフィックです。その割には意外と軽く動く3Dゲームだ。

常に100fps以上で動作。平均fpsは158なのでゲーミングモニターもほぼほぼ問題なく活用しきれる環境です。

 

マインクラフト

最後は平和な雰囲気が漂うマインクラフトで締めます。使用したバージョンは1.12.1で、Optifineを導入済み。描写距離を最大の32チャンクにしてフレームレートを計測する。

バニラ環境では恐ろしいフレームレートが出ている。読み込むオブジェクト数によって激しく変動するが、マップに変更を加えていくと落ち着く。それでも100fps以上は常に出ています。

次は人気シェーダー「KUDA」を導入して計測を行う。

高精細なシェーダーを導入すると、やはりフレームレートは大幅に落ち込んでしまう。描画距離を32にしていると60fpsすら出ないので、フレームレート重視なら描画距離は16でもいいだろう。

メモリーについて

今回はあえて8GBのままで検証しているのですが、やはりゲームによってはスレスレの水準にまで迫ってくる。

ゲームの動作自体に大きな悪影響を与えるわけではないが、ChromeでWeb閲覧などをする時に体感するほどレスポンスの低下が見られます。

  • 次のタブがなかなか開けない
  • 先に開いていたタブが時間が経つと壊れてしまい、再読込みを要求される
  • それなりの頻度でカクンッと動作が一瞬止まる

やはりメモリーは念のため「16GB」にカスタマイズした方が良さげですね…。分かってはいたが。

CPU性能とベンチマーク

ゲーミングPCは「大は小を兼ねる」の代表例。だから、「ゲーミングマシンを使うけれどゲーム以外の用途を想定しているよ」という人向けに、CPU性能もまとめておきました。

Cinebench R15

Cinebench R15はCPUにレンダリングを行わせて、性能をスコア化する分かりやすいベンチマーク。ガレリアXGの結果は

  • マルチスレッド性能:865点
  • シングルスレッド性能:173点

マルチスレッドスコアは700点を超えているのでCore i7らしいスコア。シングル性能(1コアあたり性能)は173 cbなので、GTX 1080程度なら全く問題なく追いつける性能です。

(参考:データで分かる、ゲームをするのに最適なCPUを徹底解説)。

CPU-Z

CPU-Zのベンチマークも似たようなテストです。

  • シングルスレッド性能:460.8点
  • マルチスレッド性能:2389.6点

アンロック版のi7 7700Kに一歩迫るスコア。

Geekbench

「Geekbench」は海外でよく使われるCPUの定番ベンチマーク。

  • マルチスレッド性能:16000点前後
  • シングルスレッド性能:4900点超え

16000点もあったら十分。シングルスレッド性能も5000点に迫っているため、スピードも十分。

PCMark 8

「PCMark 8」はパソコンとしての総合的な性能をスコアに出来るベンチマーク。ゲームだけでなく、普通の作業もちゃんとこなせるかどうかを検証可能です。

Home

「Home」モードでは、文章作成・軽いゲーム・ビデオチャット・写真編集などを行った場合のパフォーマンスをスコア化してくれる。結果は5347点で、上位3%に食い込む。

Creative

衝撃の上位1%に食い込む性能。ほぼ最速クラスですね。

Work

「Work」モードは主に文書作成と表計算のパフォーマンスをスコア化する。結果は5316点で、上位7%の水準。

3種類のテストで上位10%以上に食い込み、HomeとCreativeに至っては上位5%にまで入ったため、大抵の作業は難なくスラスラとこなせるしマルチタスクも余裕、ということ。

x264 HandBrake

「HandBrake」という無料のエンコードソフトを使って検証しました。

  • 元ファイル:BD 1080p / HEVC / 1.03GB
  • エンコード後:480p / x264 / 0.06GB

終了にかかった時間は204秒。処理スピードは47.66fpsなので、ちょっとしたエンコードなら大抵は数分で終えられるし、長めの映画や動画も寝てればだいたいは終わってしまうかと。

x265 HWBOT

「HWBOT x265 Benchmark」というソフトを使って、x265エンコードの速度も検証しておいた。結果は29.72fpsなので、4コア搭載のCore i7らしい性能。

ちなみにi7 7700K(ガレリアXF)だと34.77fps、Ryzen 7(ガレリアAT)では33.40fpsでした。10%程度遅いくらいなので、実用上はほとんど問題にならない。

7-Zip Benchmark

有名な無料解凍ソフト「7-Zip」に付属しているベンチマークで、圧縮と解凍のスピードを調べた。結果は22000MIPS前後。

3GBのzipファイルを19秒くらいで展開できた。10GB程度のファイルまでなら1分以下で解凍できるので、実用上は問題ない高速さ。なおガレリアXFでは17秒でした。

Mozilla Kraken 1.1

Krakenはブラウザ上で動くベンチマークソフト。ウェブで多用されている「Javascript」の動作スピードを計測する。結果は904.6msをマークして1秒(1000ms)割れ。Krakenは1秒(1000ms)を割れていれば十分に高速だ。

ストレージ​

ガレリアXGは標準カスタマイズでSSDが500GB、HDDが2TB搭載済み。SSDは3D-NAND採用で堅牢性に優れる定番品「Crucial MX300」が。HDDには東芝製のコスパ良好品が採用されている。

基本的にドスパラの上位モデルはCrucial + 東芝の組み合わせが多く、下位モデルになるとSK Hynix製のSSDが多くなってくる。ちなみにノートの場合はHGST製のHDDが採用されることが多い。

SSD情報
ベンチマーク

Crystal Disk Info / Markによる、詳細とベンチマーク結果です。SSDは読み込みが531.1MB/sで、書き込みは509.7MB/sなのでSSDとして十分なスピード。HDDも読み書き両方200MB/s近くあるので問題なし。

ガレリアXGのように上位モデルになってくると、標準でSSDが500GBついてくるのは嬉しいよね。ゲームを1~2本しかしないなら250GBでも問題ないが、今回のように10本以上もいれると全く足らないから…。

外観と中身のプレビュー

ここまでガレリアXGの性能面を詳しく見てきました。あとは外観とケース内の中身を実際にチェックしておく。

開封 & 付属品

かなり大きい段ボール箱に梱包されてガレリアXGはやってきました。

ドスパラさんにお借りしたマシンなので、段ボール箱のダメージは気にしないで大丈夫。

PC本体は梱包材に挟まれ、隙間に付属品を入れる薄い箱が入っています。

付属品はこの通り。

  1. GALLERIA専用ゲーミングキーボード
  2. 電源ケーブル
  3. GALLERIA専用ゲーミングマウス
  4. 各種ケーブル
  5. 説明書 & ユーティリティ

説明書はPC初心者でも起動までたどり着けるよう、ケーブルの挿し方などが一通り解説されているので安心。

ガレリアに付属するゲーミングキーボードはスコッスコッとした叩きやすい打鍵感が特徴的で、疲れづらく叩きやすい。キーボード本体はやや重いですが、持ち運ぶモノでもないからそこまで問題じゃない。

足が付いているのでこのように角度をつけることも可能。付属品としては十分すぎる品質だ(ELECOMの3000~4000円クラスに相当するかと)。ちなみにこのキーボードは市販されていません。

マウスの方は5ボタン搭載と、付属品としては豪華な仕様。ただ、普段からSteelSeriesの軽いマウスを使っている身としては重ためです。既に良いマウスを使っている人にとっては物足りない品質なのは確かだ。

外観 & 中身

特に先鋭的でもないし、飾った様子も無い、無骨なデザイン。ケースはずっしりと重たく剛性重視な仕様になっています。120mmファンを2つ取付可能。

この無骨さがカッコイイ。一番上にDVDドライブ、下にはフロントパネルと吸気ファンが。

フロントパネルには必要な端子が用意されている。

  1. USB 3.0
  2. USB 3.0
  3. SDカードリーダー
  4. ヘッドセット入出力
  5. 再起動
  6. 起動

フロント側にUSB 3.0が2端子とヘッドセット入出力があればひとまずは十分だろう。

左側はマザーボードの熱を逃しやすいように小さめのスリットが用意されています。

背面はこんな感じ。リアパネル、120mm背面ファン、ディスプレイ用コネクタなどが装備されている。

リアパネルはほとんどの人にとって十分な数のコネクタ・端子が。

  1. PS/2
  2. DVI-D
  3. D-Sub
  4. USB 3.0 x2
  5. HDMI
  6. USB 3.0 x2
  7. USB 2.0 x2
  8. LANポート
  9. ヘッドセット入出力

USBは合計6ポートもあるので、ポータブルHDDを多用する人じゃなければ全然足りる。

ディスプレイ用の端子は全部で5個。

  1. Display Port
  2. Display Port
  3. HDMI
  4. Display Port
  5. D-Sub

最大で5枚までのマルチディスプレイを構築可能です。

上面には120mmファンを取付可能な穴が2つ。ケース内部の暖まった空気を効率よく排熱可能だ。しかし、PCを起動していない間はホコリが入りやすいというデメリットにもなっている。

こんな感じでホコリは常に降ってきている。実際のところはホコリが原因がパソコンが壊れる確率は極めて低いので、そこまで気にする必要はなかったり。熱気を逃がす上でも、上面ファンは合理的ですから。

定期的に掃除するタイプだ、という人は防塵フィルターを貼っておけば掃除までの周期が伸びるのでオススメ。

可動部分(ファンなど)に接触しないように、配線は結束バンドで固定したり、ケーブル同士を上手い具合に絡めたりして問題なく出来てます。

CPUクーラーはDeepCool製。プッシュピン式で、見た目や大きさはほとんどインテルのリテールクーラーと同じと言って良い。i7 7700は最大4.2Ghzでしか動作しないため、これくらいのクーラーで十分なんですよね。

奥の方には拡張ベイが広がっており、新しいドライブやストレージ(SSD・HDD)を後から増設する場合も心配ない。

反対側も開けてみました。

ストレージをつなぐSATA電源とSATAケーブルはこのようになっている。さすがに余裕のあるケースで、無理なくストレージとケーブルが接続されてます。ただ、反対側を開けないとケーブルの抜き差しが出来ないので、増設時はちょっとだけ面倒かな。

ただ、指でつまんで引っ張るだけで取り出せるので手間は完全に相殺された感がある。ケースから取り外す時にドライバーを使わなくて済むのはやはりラクです。

HDDは東芝製。SSDはCrucial製です。性能や解説はストレージ編で解説した通り。

グラフィックボードはPalit製のデュアルファン仕様。このPalit製のGTX 1080は、同じGTX 1080搭載ボードの中でもとても安価なのが特徴。

ドスパラはたたでさえ安価なPalit Technologiesの製品を大量に納入するため、単価はさらに抑えられると推測できますね。人件費やマージンを含めても、差額を少ない水準に抑えられるのはこういう工夫があってこそ…。

さすがPalit Technologiesの国内正規代理店を務めるドスパラさん、って感じです。

マザーボードはASUS製「PRIME H270-PLUS」という製品が使われている。地味な見た目ですが、堅牢性と安定性重視しつつコストパフォーマンスを優先したマザーボードなので仕方ない。

そして、ATXサイズなため拡張性は必要十分。

  1. M.2 スロット:2個
  2. PCI Express x16:2本
  3. PCI Express x1:3本

グラフィックボードを2枚に増やしたり、サウンドボードを導入したり、問題ない拡張性だ。なお、SATAポートは合計で6本で3本は使用済み。

エアフロー

黒い砂漠を最高品質で動かしながら、4K動画やChromeタブを20個ほどつけた状態でエアフローを撮影した。見ての通り、前面ファンから吸気して上面と背面ファンで排気しているため、熱はケース内に充満していない。

アイドル時だとグラフィックボード周辺に熱がたまりますが、せいぜい20度前後でした。

ゲーミング時はこんな感じでグラフィックボードの表面は55度くらいまで上昇するものの、充満して周辺まで熱が伝播することは無かった。エアフローにほとんど問題はないと言えます。

※(参考:PCケースのエアフローを図解、パソコンを効率良く冷やすために)。

温度

PlayerUnknown’s BattleGroundsのフレームレートを計測するついでに、CPU温度とGPU温度も同時に計測しておきました。ゲーミング時の温度に異常がないか、しっかりと確認しておこう。

i7 7700は最大で4.2Ghzまでしか動作しないため、CPU温度はそこまで上昇しない。プッシュピン式のリテールクーラーのようなCPUファンでしたが、i7 7700を冷やすには十分な冷却性能ということ。

 なお、CPU温度は平均75度を超えてくると危ない。今回は平均60度なので、とても安全です。

グラフィックボードの温度もチェック。70~80度の範囲で推移しており、平均値は76度前後であった。無難に冷やせているという印象です。

 グラフィックボードは85~90度が危険域。70度~80度なら全く問題ない。

騒音と静音性

アイドル時(何もしていない状態)だと48dBA前後で、ゲーミング時は49~52dBAまで上昇。ごくごく普通の動作音という感じで、静音という感じではない。

うるさくもないし静かでもない「普通」な動作音。FPS / TPS系のゲームをする時は、ヘッドセットをつける人も多いため大きなデメリットにはならないね。

 「45dBA」を下回らない限り、静音とは言えない。個人的な考えですが。

「ガレリアXG」評価まとめ

GALLERIA XG

MULTI TASKマルチタスク性能85/100

GAMINGゲーミング性能90/100

PERFORMANCEコストパフォーマンス90/100

88
RANK:S
PROSメリットと強み
  • フルHDならゲーミングモニターを十分に活用できる高速性能
  • WQHD(2560×1440)までなら、十分に平均60fps以上を出せる
  • 設定を調整すれば4Kゲーミングも可能
  • 20万円以下のラインナップで最強の性能
CONSデメリットと弱み
  • 標準カスタマイズだと、動作音は「普通」
  • 上面ファンからホコリが入りやすい
  • 一応ハイエンド級なので、標準で16GBメモリーが欲しいところ
CONCLUSIONGALLERIA DT / レビューまとめ

レビューを端的にまとめてしまうと「圧倒的な満足度」ということだ。Core i7 7700は普通に使う分には十分すぎるほどに高速だし、GTX 1080の足を引っ張ることもない。

肝心のゲーミング性能もさすがに優秀で、フルHD画質であればほぼ全てのゲームを最高画質でケロッとヌルヌルと動かせます。もちろん更に大きいWQHD画質でも遊べます。

ただし4K画質になると平均60fpsを出すのが難しくなってきたため、4Kを考えている人はグラフィック設定の妥協は想定しておく必要はある。

あとは価格設定も良いと思います。ガレリアDTガレリアXFと比較すればコスパで負けてしまいますが、予算20万円と言う前提なら間違いなく至高のパフォーマンスです。

20万円以下で「ゲーミングモニターを無駄なく活用したい」「WQHD(または4K)ゲーミングをしたい」という人にとって、ガレリアXGは最高の選択肢のひとつだ。

というわけでマルチタスクは85点、ゲーミングは90点、コストパフォーマンスは90点。総合88点の「Sランク」という評価で決着。

以上「4Kも動く、ハイエンドなガレリアXGを徹底レビュー」でした。

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