【レビュー】Archer C1200:海外製のルーターは意外と使いやすいよ

最近、複数のPCを同時に使うことが多くなってきた。そこで困るのがネット環境。プロバイダに貸してもらえるのはモデムで、それ単体では複数台のPCを同時にネットに繋げない。

というわけで、ルーター界で世界最大級のシェアを誇るTP-LINK社製「Archer C1200」というルーターを買ってみたので簡単にレビューします。

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TP-LINK Archer C1200の仕様

ハードウェアの仕様
接続端子最大1000Mbps対応 LANポート x4
最大1000Mbps対応 WANポート x1
USB 2.0 x1
ボタン電源
WPS / Wireless
再起動
外部電源12VDC / 1.0A
寸法243 x 160.6 x 32.5 mm
アンテナ外付けアンテナ x3

多いときで最大3台くらいのパソコンを使うという想定なので、LANポートが4個あるArcher C1200はちょうど良い存在でした。仮に4台、5台となった場合は誤って購入したTP-LINKのLANハブでどうにかすればいいかな…と。

ワイヤレス機能
WiFi規格IEEE 802.11ac/n/a 5GHz
IEEE 802.11n/g/b 2.4GHz
周波数5Ghz
2.4Ghz
信号レート5Ghz : 最大867Mbps
2.4Ghz : 最大300Mbps
暗号化64/128-bit WEP
WPA / WPA2
WPA-PSK/ WPA2-PSK

複数のデバイスを接続しても通信速度があまり落ちないと言われている「802.11ac」に対応済み。5Ghzと2.4Ghz、両方の周波数でWifiを飛ばせ、速度は最大で867Mbpsまで出る。

使っているプロバイダによって通信速度はピンキリだが、ぼくのネット環境では平日の昼間だと400Mbps/下り程度で、夜間になると4Mbps/下りまで遅くなるから…スペック的には十分足りています。

Archer C1200の開封から設定まで

開封 & 付属品

ごちゃごちゃと詳しい専門用語を羅列したデザインでは無く、明確に何に対応しているかがひと目で分かるパッケージデザインです。

まぁ…逆に言うとこういう簡素なデザインを採用するのは勇気がいると思う。メーカーとしてはこの段階で、色々と事細かく書いておかないとクレームが怖そうですから。

つまりこれだけシンプルなデザインを使うってことは、当然PC慣れしていない人でも簡単に使えないとマズイ…。

開封。

ルーター本体、電源アダプター、CAT5a規格のLANケーブル、見開きページの設定ガイド、保証書の5つが入っています。

ぼくは以前にCAT5e規格のLANケーブルで災難にあったことがあるため、基本的にCAT6a以上の規格じゃないと使わない。だから別途用意しました。

各種ケーブルをルーターに接続

見開きの設定ガイドは大きな図解イラストが使われており、非常に分かりやすい。これを見ながらやれば初めての人でも、多分スムーズに設定できるだろう。

スマホ・PC別に、ルーターへの接続方法が順序立てて解説されている。

さて、まずは電源アダプターとルーター本体を接続し、プロバイダに貸与されているモデム機器とルーター本体をつなぐ。接続する時、青色のポートに挿すこと。黄色に挿しても何も起こらないよ。

すると、左から4番目まで点灯するはずだ。ここまで行けたら次はパソコンとルーター本体を接続する。

今度は黄色のポートに接続します。

ルーターへの接続設定【PC編】

TP-LINKのルーターへの設定は、とても分かりやすいUIデザインになっている。指示されたとおりに作業をするだけで、簡単に接続まで行けると思います。

が、一応解説しておきますね。

まずはルーターの設定画面に接続する。ブラウザ(ChromeやIE)を開いて、アドレスバーに「http://tplinkwifi.net」または「http://192.168.0.1」と入力してEnterを押す。

すると緑色の画面にたどり着く。ここでArcher C1200本体に接続するのに必要なパスワードを設定する。自分の好きなパスワードを設定するのだが、忘れないように注意。

メモ帳や付箋に書いておくのも良いが…ぼくはKeePassというパスワード管理ソフトに記録しています。コピペでパスワード入力が出来るなど、恐ろしく便利です。

パスワードを設定して次へ進んだら、自分の住んでいる地域に合わせたタイムゾーンを。ほとんどの人は「GMT+09:00 東京…」を選んでおけば大丈夫。

インターネット接続タイプは若干悩むが「自動検出」というボタンを押せば勝手に選んでくれる。ものすごい使いやすさだ…。

契約しているプロバイダの接続情報を入力します。おそらく、プロバイダと初めて契約した時に、アカウント情報が書かれた書類をもらっているはず。

そのアカウント情報を入力するだけです。

ワイヤレス設定は、好きなネットワーク名とパスワードを入れれば良い。ぼくはネットワーク名だけ初期設定のままにして、パスワードは長ったらしい設定にした。

1234や、abcedefjなど、あまりに分かりやすいパスワードを設定すると近所の人に勝手に使われることがあるらしい。だから念のため20文字くらいの乱数を設定しておいた。

ここまでの入力した情報に誤りが無ければ、そのまま「保存」して完了。

数分待っているとセットアップは勝手に完了する。これで有線 / 無線の両方でインターネットに接続できるようになった。

なお、TP-Linkクラウドアカウントは実際に作ってみたけれど、特別役に立ちそうな機能は無かったので別に作らなくて良いと思います。

これで簡単にインターネットにつながるように。モデムだけだと、毎回プロバイダの接続情報を入力する必要があった。ルーターを経由することでその手間が省けるのはとてもラク。

ルーターへの接続設定【スマホ編】

スマホとルーターを無線で接続するには「TP-LINK Tether」という専用アプリを使います。PC版の設定サイトと同様に、スマホ版も非常に簡単に設定ができるよ。

インストールが完了したらアプリを起動します。この時、デバイスが検出されないというエラーが出たら「Wi-Fi」が有効になっているか確認してください。

すると、ワイヤレス設定にて決めたネットワーク名が表示されるはず。接続するネットワークを選んだら、自分で設定したパスワードを入力するだけ。

IPアドレスを取得中…と表示されて、数秒もすればWiFi接続は完了してしまう。とても簡単でしょ。

無線の回線スピードはこんな感じ。平日の夜10時ごろに計測したもので、左はルーターから50cm離れて、右は10m離れて受信した通信速度です。

実用上はまったく問題の無いスピードだと思う。

Archer C1200の評価まとめ

  • 設定が直感的に分かりやすいデザインで、さくさく出来る
  • 回線が混んでいなければ、PC3台 + スマホ1台を同時に繋いでもスムーズに動く
  • 無線もかなり強力で、10m離れても通信速度に実用上の問題はなし
  • 5000円前後のルーターとしては一番コスパが良いかも

目立った不満は無い。最初は「ケチって5000円程度の安物を買ってしまったけど…大丈夫かなぁ。」なんて、ちょっと疑っていましたが。いざ動かしてみれば杞憂でした。

ただ、このルーターを使うと日本の回線状況が貧弱ということがよく分かります。平日の昼間なら、複数台のPCを同時接続しても全く問題ない通信速度が出る。

しかし、夜10時を超えてくると一気に回線が混んでくるのか、PCを複数つなぐと体感でわかるくらい通信速度が遅くなるんですよね。夜12~02時は、下りが1~3Mbps程度しか出なくなります。

そんなか細い帯域を複数のPCでシェアしたら、当然1台あたりの通信速度は更に遅くなってしまう。Youtubeは粗い画質に落とされますし、Wordpressも不安定に。

PC1台だけにしても、この症状はあまり緩和されないので明らかに元栓(回線)側の問題です。ルーターに特に問題はない。

日本の光通信事業者はベストエフォートを盾に、実はサービス改善のために何もやってないんじゃないか。そんなことすら思ってしまいますね…。

それが嫌なら帯域確保型回線を使え…という話になるけれど、一番安いプランでも月額7万円で工事費も割りとするから現実的じゃない。はぁ、NURO光が関西圏にも来て欲しい。

というわけで、以下に当てはまる人には特にArcher C1200をおすすめできる。

  • 低価格帯のルーターが欲しい
  • アンテナ付きが良い
  • 多くても5台くらいのデバイスをつなぐ(PC + スマホ)
  • 通信機器オンチなので、設定は簡単な方がいい

おそらく4000~7000円くらいの価格帯なら、Archer C1200が一番安定していると思います。それに、この価格帯で3本も外部アンテナが付属するルーターはTP-LINK製くらいしか無い。

At the moment, TP-Link owns about 40 percent of the global market share for home WiFi routers, according to IDC, with 30 percent of its total in Europe.

China’s TP-Link Refreshes Branding to Move into U.S. Market より

IDCによれば、TP-LINKは家庭用WiFiルーター市場で世界の40%を占めるシェアを持つとのこと。…国内最強(闘牛)と世界最強(TP-LINK)ではやっぱり格が違います。

以上「【レビュー】Archer C1200:海外製のルーターは意外に使いやすいよ」についてでした。

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5 件のコメント

  • 無線使うと性能落ちやすいからいらないのに無線のしかほぼ見かけない&あっても性能低いという。
    あとリンクアグリケーションとかなんなんだろう?
    回線終端装置からルーターまではどうしてもLANケーブル1本だけになるけど意味あるのかな?ルーターの色んな機能の解説とか設定あるとうれしいな。
    ここで書かれてないけど物理アドレスの登録とか・・・もう簡単設定でできてるのかな?

  • いつもブログ拝見しています。光回線の夜間の落ち込みはフレッツ&大手プロバイダであればV6オプションを申し込むと解決できると見ましたよ。ただしその際にはV6対応のルーターが別途必要になります。I/Oの5000円ぐらいで評判の良いのがあるのでV6オプション含めググればすぐにわかると思いますよ。

    • ありがとうございます~。ぼくもV6+を考えているところです。プロバイダは対応しているし、Archer C1200についてもブリッジの設定で簡単にIPV6が行けるようなので、あとはやるかやらないか…という感じ。

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