ドスパラで一番売れてる「ガレリアXF」(GALLERIA XF)を徹底レビューしてみた

日本で「G-tune」「パソコン工房」と並んで有名なBTOメーカーが「ドスパラ」だと思う。そのドスパラで一番人気で、もっともオススメされているゲーミングモデルが「ガレリアXF」。このBTOのレビューをいくつか調べてたんだが、知りたい情報がいまひとつ書いてなくて「うーん…。」と悩んでしまった。

というわけで、自作歴14台の筆者が「ガレリアXF」について解説してみたい。

 注釈

今回の記事に登場する「ガレリアXF」は、ドスパラさんに機会を頂いて貸してもらったマシンです。なので、今ドスパラで売っているガレリアXFとは若干、仕様に違いがあるのでご了承ください。

  • CPU:Core i7 7700 →  Core i7 7700K
  • メモリ:8GB → 32GB(カスタマイズ)
  • HDD:2TB → なし
  • SSD:525GB → 1050GB(2個)
  • グラボ:3スロット占有 → 2スロット占有(旧型)

「ガレリアXF」概要

GALLERIA XF
OSWindows 10 Home 64bit
CPUCore i7 7700
3.60 Ghz ~ 4.20 Ghz
4コア / 8スレッド
メモリ8GB(4GB*2)
グラフィックGeForce GTX1070 8GB Super JetStream
マザーボードIntel H270搭載 ATXマザーボード
SSD500GB
HDD2TB
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
USB 3.0(前面)x2
USB 3.0(背面)x4
USB 2.0(背面)x2
出力DVI-D x1
HDMI x1
DisplayPort x3
電源ユニット500W 静音電源(80+ BRONZE)
キーボード付属 – GALLERIA Gaming Keyboard(USB接続)
マウス付属 – レーザーマウス(USB接続)
サイズ207(幅)x520.7(奥行き)x450.2(高さ)mm
重量約13.9kg
保証1年間 持ち込み修理保証

基本的なスペックはこの通り。2017年現在、ドスパラでもっとも売れているゲーミングモデルです。

…説明はこれくらいにして、さっそく実機レビューに入っていきます

「ガレリアXF」をレビュー

ガレリアXFが、家に届いた。発送のメールが来たのが16日(水)で、実際に家に届いたのが17日(木)でした。ガレリアXFは公式サイトで当日出荷をうたっているが、本当のことだった※。Amazonプライム並のの高速出荷。

 ※なお、カスタマイズした場合は出荷までに2日ほどかかります。

じゃあさっそく開封していって、順番に外側から見ていこう。

開封と付属品のチェック

【レビュー画像】ガレリアXFの開封

ダンボールを開けるとこんな感じで、片方に小さなダンボール(付属品が入っている箱)が挟まれており、2つの梱包材の間にガレリアXF本体が挟まっています。

「付属品」を確認。

割りといろいろ入ってますね…。右下から時計回りに順番に。

  1. GALLERIA専用ゲーミングマウス
  2. GALLERIA専用ゲーミングキーボード
  3. 初期設定ガイドブック
  4. 電源コード
  5. 各種ドライバーディスク

初期ガイドブックはパソコン初心者でも、ケーブルをどのようにつないで、どうやってパソコンを起動まで行けば良いのか分かるようになっている。このガイドブックを読めば「GTX 1070搭載なのにフレームレートが出ません!!」という事態にもならない(と思う)。

ドライバーディスクも何かがあった時に便利です。Windowsを完全に入れ直すような、ある意味で「最悪の事態」になった時にも安心。といっても今はネットでドライバーは拾えますね。PCがこのガレリアしかありません、という人にとっては重要です。

ガレリア専用のゲーミングキーボードは、ずっしりと重たいのが特徴。ELECOMの3000円台と比較すると明らかに重たいですが、ストロークは軽くて「スコッスコッ」という感じだから疲れづらい。付属品ということを考えれば、十分に高品質。

次はガレリア専用のゲーミングマウス。これも重たいです。あと「PS/2変換アダプタ」が付属しています。

付属品としては相当プレミアムなスペック。5ボタンマウスというやつで、左右に2ボタン、マウスホイールのちょっと下に「DPI」(解像度)を3段階で調整できるボタンもついて合計5ボタン。

 付属マウスですが、重たいので好みが分かれます。

ぼくはSteel SeriesのRIVAL 100という軽量ゲーミングマウスを愛用しているので、このドスパラマウスには慣れませんでした。

外観、中身のプレビュー

付属品はこれくらいにして、次はガレリアXF本体の「外観」と「中身」をチェックしていきます。

フロント(前面)はこんな感じ。がっしりとした剛性に優れたPCケースだが、やっぱりDELLなどのブランドメーカーが出しているゲーミングPCと比較すれば、おとなしいデザイン。

フロントパネルには「あると便利な端子、アダプタ」がしっかりと装着されている。個人的に便利なのはやはりUSB3.0ですね。USBが背面にしか無い自作PCを使っていますが、不便なことこの上ない(治せよ)。

リア(背面)はこんな感じ。12cmの背面ケースファン、リアパネル、グラフィックボードのパネル、電源ユニットのコンセント口があります。

リアパネルを拡大。上から順番に…

  • PS/2:マウス、キーボード専用(ほとんど使わない)
  • DVI-D:映像をディスプレイに出力する端子
  • D-Sub:映像をディスプレイに出力する端子
  • USB3.1:転送スピードは速いし、充電も速い便利なアダプタ
  • HDMI:映像を出力する端子、コンパクトで刺しやすい
  • USB2.0:3.1と比べると格段に遅くて、充電も遅い
  • LANポート:これが無いとインターネットができない
  • オーディオジャック:スピーカーなどと接続する

基本的によく使うのは「USB3.1」「USB2.0」「LANポート」「オーディオジャック」の4つ。映像出力用のアダプタは、リアパネル側ではなく「グラフィックボード」側しか使わないので用はないです。

これがそのグラフィックボード側の出力用アダプタ。ガレリアXFにはPalit社製の「GTX 1070」が搭載されており、アダプタは「Display Port(DP)」が3本、「HDMI」が1本、「DVI-D」が1本用意されています。必要十分です

次は右側を見てみる。12cm~14cmのケースファンが2つ取付可能。初期カスタマイズでは「なし」なので、右側にケースファンは1つも付いていません。

左側にも穴が空いています。ケースファン用ではなく、すぐ背後にある「マザーボード」を冷やすために開けられた穴です。こうすることで外から空気が入りやすくなって、マザーボードの冷却がしやすいんだとか。

さて、外観は以上にして「中身」を見る。背面につけられているネジを回して、後ろへスライドするように引っ張れば簡単に開きます※。

※上記の写真では、両側のフタをあけてます。右側のフタは手で回すだけで空きましたが、左側(億)のフタはプラスドライバーが無いとキツかったです。

少し中身について解説を。

ケースファンは初期カスタマイズで3つ取り付けられている。前の方(右下)のケースファンで「外の空気」を吸気して、後方上方(左上)にある2つのケースファンで「中の空気」を排気する。

風の方向が一方通行になっているので、ケース内の気温が上がりにくくなっているということ。エアフローについては「PCケースのエアフローを図解、パソコンを効率良く冷やすために」にも詳しく書いてあるので、興味のある人はどうぞ。

そして「配線」ですが、これは割りと普通な方です。ケースも十分広いですし、DELLのAlienwareのようなデザイン重視のパソコンでも無いから、必要十分ですけどね。

一応「上面」も見ておく。さっき内側から見たとおり、排気用のケースファンが上に向かって取り付けられています。この上面に穴が空いている構造。ケース内の気温が下がりやすい一方、埃が入りやすいのがちょっとデメリット

特にぼくの家は埃がもともと出やすいため、2日くらい使っただけでケースの上面には埃がこのように…。いくつかはケース内に入ってしまうので、気になる人は防塵フィルターをAmazonなどで買って取り付けたほうが良いかも。

ちなみにぼくは全く気になりません。過去作ってきた14台の経験上、故障の原因は9割以上「ハードディスク」※または「電源ユニット」でした。でも半年に一回くらいは掃除しますよ。埃が溜まりすぎると熱が逃げづらくなるので。

※SSDは未だに故障経験なし。構造上、ハードディスクとくらべて遥かに壊れづらいですから。

CPUファンは高さが14cmくらいある大型の空冷ファンが取り付けられている(ドスパラでは 静音パックまんぞくコースと呼ばれている)。ファン(羽根)が大きいと、少ない回転数で高い送風量を得られるので「静かに冷やせる」んです。

ケースの左側から中身を見る。ハードディスク、SSD、DVDドライブ、カードリーダーなどを増設できる「拡張ベイ」という部分がかなり広く用意されてて良い感じ。ゲーム用途ならまず不足しない広さです。

ちなみに、このドスパラ限定ケースは、拡張ベイから簡単に取り出せるように出来ている。ケーブル類を外して、つまみを引っ張るだけで簡単に取れる。3.5インチベイと、SSD(またはHDD)の固定にはネジが使われているので安心。

グラフィックボードを取り外して、内部の拡張性を確認。うーん、これだけあれば十分ですね。順番に説明。

  • PCIe 16X:主にグラフィックボードを差すためのアダプタ。ガレリアXFは2本あるので、最大でグラボを2枚搭載可能。
  • PCIe 1X:サウンドボード、LANボード、NVMe SSDなどを差すために使われるアダプタ。
  • M2スロット:M2規格のSSDを差すために使われるアダプタ。

ゲーミング用途なら「グラフィックボード」と「サウンドボード」を気にしておけば大丈夫。

PCIe 1Xが空いていれば、こんな感じでサウンドボードを載せられる。

スペックと実際のPCパーツ

同じスペックでも、作っているメーカーによって性質が微妙に違ってくる。「あのメーカーが出しているGTX 1070は音がうるさい」とか言うのも、そういうことです。

ガレリアXFに採用されている「GTX 1070」は、台湾に本拠地を置く国際的なVGAベンダー「Palit Microsystems」というメーカーが作った製品。ドスパラはそのPalit社の国内代理店をやっていて、低価格で高品質なグラボを独占的に入手できる立場にある。

 パリット社は、1ヶ月に120万枚ものグラフィックボードを製造する世界最大級のVGAベンダー。

で、今回ドスパラから送られてきたXFには「Palit NE51070015P2-1043D (GeForce GTX1070 8GB DUAL)」という製品が使われていました。必要な時にファンが回って、いらない時はファンを止めることで静かになってくれるのが特徴。

ちなみに2017年8月時点のガレリアXFには「Palit NE51070S15P2-1041J (GeForce GTX1070 8GB Super JetStream)」という製品が使われています。3スロットも専有する大型ボードで、今回のグラボよりも更に静音性と冷却性が高まった上位互換みたいなやつです。

SSDはCrucial製の「MX300」(容量525GB)が2つ入っていました。3D NANDを採用したモデルなので、高い耐久性が期待できる。ちょっと昔までサムスンしか一般向けに3D NAND採用のSSDは売っていなかったが、ついにCrucialも…という感じ。

電源ユニットはDELTA製の500W、80+ BLONZE認証品が使われています。DELTA(デルタ)はメーカーやサーバー市場向けに電源ユニットを製造販売しているメーカーで、電源ユニット(PSU)メーカーとしては世界最大規模。

なので、基本的に故障を心配する必要は皆無。そもそも最近の電源ユニットは、80 PLUS認証を受けていて、無名のブランドでもない限りは、どれを選んでも簡単には故障しない。

 ぼくが過去あってきた電源の故障は、そういう事例ばかりでした。ちゃんと80 PLUS認証品を使うようになってからは一度も電源の故障にあっていない。

「ガレリアXF」の動作検証

パソコンに電源が入っていても、ゲームをしていないと微動だにしないグラボ。エコ仕様。

ここまでガレリアXFの「外観」「中身」について見てきました。次はそこから発揮されるパフォーマンスについて見ていきたい。

体感上の使い心地、レスポンスの良さ

起動した後、さっそく色々とソフトを入れていった。Steamから「PUBG」「DOOM」「Rainbow Six Siege」「Fallout 4」「The Witcher 3」など、それなりに重たい3Dゲームをいくつか入れて、「黒い砂漠」もDL。

黒い砂漠(最高仕様βモード)を動かしながら、Excel(Calc)に10000行くらいのデータを入れて、YoutubeでフルHD画質の動画を流しながら、Chromeで50タブくらいつけて遊んでみた。(画像はクリックすると原寸大になります)

ぼくが最近使っている「6万円の中古パーツPC」と比べると、体感できるほどレスポンスに差があってビックリ。あらゆる動作がサッサッと、全く遅延なく動いていくので快感。特に大きな差が…

  • Youtubeの動画がまったくカクつかない
  • 黒い砂漠をやってても「何か重たいな…」という感じが無い
  • 何してても遅延らしい遅延が見当たらない

こんなところですね。

定格でも4.20~4.50Ghzで動作する「Core i7 7700K」

Calcも、1万行ものデータをグラフ化させたら瞬時に終わったから少し関心しました。これがシングルスレッド最強クラスの「Core i7 7700K」の実力か…と。さて、体感の話はこれくらいにして次は「データ」を見てみよう。

CPUベンチマーク

Cinebench R15

CPUの持つ本来の実力をほぼ正確に引き出せる「Cinebench R15」でCPUの性能を測る。

  • マルチスレッド性能:950~970 cb
  • シングルスレッド性能:186cb

ゲーミング用途なら十分過ぎる性能。マルチスコアが900点を超えており、シングルスコアに至っては200点近い。だいたいこれくらいの性能があると「ボトルネック」と呼ばれる現象がほぼ起こらなくなる

そのためグラフィックボードの持つパワーをほぼ100%引き出せる。効率は非常に良い(参考:データで分かる、ゲームをするのに最適なCPUを徹底解説)。

CPU-Z

「CPU-Z」は

  • マルチスレッド性能:9000点オーバー
  • シングルスレッド性能:2000点オーバー

同様にボトルネックの心配はほぼ皆無。

Geekbench

「Geekbench」は海外でよく使われるCPUの定番ベンチマーク。Apple系のCPUが過大評価されやすい点を除けば、それなりに参考になるスコアを出します。

  • マルチスレッド性能:13500点超え
  • シングルスレッド性能:4500点超え

十分高性能ですね。シングルが5000点超えはかなり驚異的。定格でもクロック周波数が4.2~4.5Ghzで動くのが、このシングル性能の強さを生み出している。

PCMark 08

このテストでは「パソコンとしての総合的な性能」を計測可能。ガレリアXFが単にゲームが出来るだけ、というパソコンではないことをPCMark 08を使って証明していく。

Home

「Home」モードではパソコンで行われる、ごく一般的な使い方をした時のパフォーマンスをスコア化する。スコアは5199点と出ており…

この性能は上位5%に食い込むとのこと。なるほどー、最初に言った「体感でも分かるほどのレスポンスの良さ」は、こうしたスコアに現れるわけですね。さすが上位5%…マルチタスクをキビキビと動かせるのも無理はない。

Creative

「Creative」モードは、グラフィックボードも併用する複合的なテスト。40分~120分ほど掛かるテストを、45分で終えて6781点を記録。

このスコアだと上位15%。十分に高性能です、としか言えない。

Work

「Work」モードは主にウェブブラウジング、ビデオチャット、スプレッドシード(表計算)などのパフォーマンスを検証してスコア化してくれる。結果は5179点。

上位10%のPCに食い込めました。Chromeを50タブつけながらExcelを動かし、Youtube(ニコ動)を見て、SkypeやDiscordをする…という使い方も余裕過ぎるということだ。

x264 HandBrake

「HandBrake」という無料のエンコードソフトを使って検証。

  • 元ファイル:宮崎駿「On Your Mark」(BD 1080p / HEVC / 1.03GB
  • エンコード後:宮崎駿「On Your Mark」(480p / x264 / 0.06GB

x264でエンコードして、終了までの時間を測ったところ162秒。秒間ほぼ60fpsでエンコードしていました。さすが「Core i7」という感じ。

 ただ、本気でエンコード目的のパソコンが欲しいなら「Ryzen 7」搭載マシンを。ガレリアXFは「ゲーミングマシン」です。

x265 HWBOT

「HWBOT x265 Benchmark」というソフトを使って、x264よりも新しいx265規格のエンコード速度も計測してみた。ひとまず30fpsを突破しているので十分に速いです。

7-Zip Benchmark

無料の解凍ソフト「7-Zip」に付録されているベンチマークソフト。圧縮・解凍ともに20000MIPS超え。

確かに速いです。3GBくらいのzipファイルも、17秒くらいで展開してしまう。

Mojila Kraken 1.1

Krakenはブラウザ上で動くベンチマークソフト。ウェブで多用されている「Javascript」の動作スピードを計測する。結果は885.4msをマークして1秒(1000ms)割れ。Krakenは1秒(1000ms)を割れていれば十分に高速だ。

ゲーミング性能をチェック

あとは肝心の「ゲーミング性能」を確認する。いわゆるベンチマークソフトを使ってスコアを出す方法と、実際にゲームをしてプレイ中のフレームレートを記録する方法の2つで検証していきます。

3DMark – FireStrike

国内でもよく知られた3DMarkの定番ベンチ「Fire Strike」を試すと、14681点と余裕の10000点超え。

全体的に見ると上位14%のグラフィック性能とのこと。まぁ、グラフィックボードはGTX 1070の上にGTX 1080 Tiという化物GPUがいますから、上位10%はかなり厳しいでしょうね。

3DMark – TimeSpy

次はDirectX12で動作する「Time Spy」を試してみた。スコアは5635点。

全体では上位40%くらいの性能に。

FINAL FANTASY XIV : 紅蓮のリベレーター

スクエニが配布しているFF14の公式ベンチマークソフト。使ったのは最新版の「紅蓮のリベレーター」です。時間内に何フレーム描写できるかで、パソコンのグラフィック性能を計測する。

結果は15285枚で「非常に快適」という評価。しかも「最高品質」でテストしています。

BIO HAZARD 6

カプコンがSteamで無料配布している「バイオハザード6」のベンチマーク。2014年のソフトだから、フレームレートは余裕で100を超えますね。

当然、評価は「とても快適」とのこと。余裕すぎた。

PHANTASY STAR ONLINE 2

SEGAが運営するMMORPG「PSO2」の公式ベンチマーク。見ての通り「最高設定6」でも割りと普通のグラフィックだから、当然余裕です。

スコアは56797点。極めて快適です。

モンスターハンターフロンティア

カプコンが運営するMMORPG「モンスターハンターフロンティア」の公式ベンチマーク。今のハイスペックPCがあれば非常に軽快に動く。

35935点…。余裕すぎる。

Unigine Heaven

おそらく日本では全く知名度の無いベンチマークソフトです。しかし、かなりキレイに作られているし、作り込まれたこじんまりとした世界観がよく出来ています。ここまでのベンチマークと比較すると「やや重め」なのも良い。

  • プリセット:カスタム
  • API:DirectX11
  • 品質:ウルトラ
  • テセレーション:エクストリーム
  • アンチエイリアス:8倍
  • 解像度:フルスクリーン & フルHD

「最高設定」で実行させた。

結果は余裕ではあるものの…バラツキは大きい。最低fpsが9.0で、最高fpsは186.9でした。平均は60を突破しているので十分な性能ですけど。

SteamVR

Steamで無料配布されている「VRゲーミングが出来るか」を検証するベンチマーク。

90fps以下が1枚も出ていないのが驚異的。十分に「VR Ready」を満たしている。

…さてと、ここまではよくあるベンチマークなんだが、点数だけ分かってもいまいちパッとしない。そろそろ趣向を変えていきますね。実測します

Rainbow Six Siege

1日のアクティブユーザー数が25000人を超える、人気MOFPS「R6S」を検証。なお、ぼくはこのゲームに不慣れなのでプレイ時間が約1000時間ほどの方にプレイしてもらいました。グラ設定は見ての通り「最高設定」です。

妙なカクツキが全く無く、たまにあるフレームレートの急激な低下もほぼ感じられず快適だったと。ただ、普段はReShadeを入れてプレイするので、未導入の今回のPCでは敵を認識しづらかったとのこと。

フレームレートはロビーに戻る時以外は常に60をオーバー。平均137fpsという、圧倒的に快適な環境を実現。これだけ安定して3桁台のフレームレートが出るなら、高リフレッシュレートのディスプレイも十分に使えるだろう。

PUBG(Player’s Unknown Battle Grounds)

次は1日のアクティブユーザー数が50万人を突破するなど、異常な水準で人気が爆発している「PUBG」を検証。以下の2パターンを調べてみます。

  • クオリティー:非常に低
  • クオリティー:ウルトラ

「ウルトラ」だと平均77fpsで動作しました。ポチンキやヤスナヴァなど、オブジェクト数が多くなる都市に入るとフレームレートが落ちやすい傾向。それでも60fpsを割れることは少ないし、実際に4人プレイなどもやってみたが、快適そのものでした。

「非常に低」だと平均108fpsでの動作を確認。ただ…検証中にWindows側の妙な処理が入って、思ったようにフレームレートが途中から出なくなったのが残念。144fps付近に壁があるのも気になるところ。

それでもポテンシャルとしては十分に平均120~130fpsはあると思うので、PUBGも高リフレッシュレートのディスプレイで遊べそう。

…最近やっとエイムが上手くなってきた。

黒い砂漠

「最高仕様β」で撮影したスクリーンショット(4K画質)。MMORPGの中で至高のグラフィック水準。

近年のMMORPGとしては珍しく国際的な大成功を収めているタイトルです。それなりに重量級の3Dゲームとして知られている。ぼく自身も黒い砂漠は、かなり重たい部類だと思ってます。

ガレリアXFは無駄に重たい設定「最高仕様β」でさえ、軽々と動かしてしまった。まぁ、人が多いハイデル倉庫前や、オブジェクト数が多いカルフェオン商人通りを通ると…やっぱりガクッと落ち込んでしまいますが。

それでも平均では78fpsと、60fpsオーバーを実現しているので十分高性能と言える。

一応「中間設定」に値するグラフィック設定でもフレームレートを計測しておいた。

地域によってバラツキがありますが、とりあえずは平均109fpsと3桁台を実現できた。ただ、黒い砂漠はPUBGやR6Sのように競技性を要求されるゲームではないので、あまり高リフレッシュレートにこだわる必要は無いです。

Witcher 3 Wild Hunt

それなりに重たいが、気づけばもう2015年のゲームだから2年前のタイトルになる。とりあえずNVIDIA HairWorksを有効にして「最高設定」でフレームレートを計測してみた。

60fps張り付き状態。ファストトラベルで移動している時など、映像が挟まれると30fps以下になるがゲームプレイに問題はない。自分がプレイしている時は50~60fpsで動作するので十分です。

Fallout 4

未だに根強い人気があるベストセラータイトル。2015年発売のタイトルです。

設定は「最高品質」です。

フレームレートは見事に60fps張り付き状態。うっかり垂直同期をNVIDIAコントロールパネルから解除するのを忘れていました…。もし垂直同期がなければ、100fpsは余裕で行ってそうです。

DOOM 2016

ホラーFPS「DOOM」シリーズの最新作ですが、ホラー要素はほぼ消えて爽快ガンシューティングみたいな仕上がりのFPS。最高設定にすると、かなり美麗なグラフィックです。その割には意外と軽く動く3Dゲームだ。

設定はこのとおり。設定できる項目はすべて「ウルトラ」にしている。

はい、60fps張り付きですね。GTX 1070であればDOOM程度は余裕過ぎるということです。

ストレージ

今回のガレリアXFにはハードディスク(2TB)は搭載されていなくて、代わりにSSD(525GB)が2つ搭載されて合計1050GBでした。

SSD情報
ベンチマーク

シーケンシャルリード(読み込み)は520~535(MB/s)で、シーケンシャルライト(書き込み)は450~515(MB/s)でした。

SSDというものは基本的に400~500MB/s程度のスピードが出ていれば、実用上は「快速」そのもの。これ以上のスピードは出せるが、体感するのは困難になっていく。ガレリアXFに使われているCrucial MX300は堅牢性も高いので何も不満はない。

エアフロー

知り合いにRainbow Six Siegeを検証プレイしてもらっている間に、ケースの中の風の流れを手で確かめていました。図にするとこんな感じで、ドスパラの公式サイト通りのエアフローになっている。

前面から冷気を取り込んで、電源ユニットやグラボの排気を取り込んで、そのままCPUファンの排気ごと背面と上面ケースファンから排気していく…という流れです。実用上はまったく問題ない。特にカスタマイズからファンを追加する必要も無いですね。

温度

「PUBG」(Players Unknown BattleGround)をプレイ中のCPU温度とグラフィックボードの温度を記録しているので、それを見てみよう。

CPUはアイドル時は30~40度だが、ゲームを開始すると60~70度の間で推移するように。最高80度で、平均65.9度でした。特に異常な温度ではないし、ゲーム中は常に4.50Ghz付近で動作していることを考えれば「よく冷えている」と思う。

 平均75度を超えない限りは特に問題にならない。

次はグラフィックボード。PUBGを開始すると、止まっていたファンが回りだし、温度も上昇。最大77度で、平均74.6度なので必要十分な範囲で冷やしていますね。今のガレリアXFに搭載されている3スロット占有モデルなら、もっと冷えると思います。

 グラフィックボードはCPUよりも頑丈で、常時85~90度にならないなら全く問題ない。

騒音と静音性

アイドル(特に何もしていない状態)だと43~48dBAで、PUBGなどゲーミングを始めると50をオーバーして54~58dBAという感じでした。アイドル時もそばに置いていれば聞こえるし、ゲーミング時は割りと気になりますね。

ぼくは扇風機くらいの音(65~68dBA)じゃないと気にしないし、そもそもゲームする時はヘッドセットをつけてしまうので気にならない。人によって「まぁ静かでしょう」「いや、気になるな…」と評価が分かれそう。

フタを閉めるとやや音はマシになるが、それでも気になる人は気になると思います。「静音」という感じではなく「割りと普通」。というのが妥当な評価です。

「ガレリアXF」評価まとめ

GALLERIA XF

MULTI TASKマルチタスク性能85/100

GAMINGゲーミング性能85/100

PERFORMANCEコストパフォーマンス95/100

88 RANK:S
PROSメリットと強み
  • 「フルHD」(1920×1080)のゲーミングに関しては100%完璧
  • 「WQHD」(2560×1440)のゲーミングも平均50~60fpsなら十分にこなせる
  • フレームレート3桁超えも可能、ゲーミングモニター(144Hz~)もOK
  • コストパフォーマンス良好 & 当日発送
CONSデメリットと弱み
  • 「4K」(3840×2160)は設定次第で動くが、限界はある…
  • 「静音」をうたっているが、そこまで静音だとは思えない
  • 上面ファンから埃が入りやすいので、気になる人は防塵フィルターが必要
CONCLUSIONGALLERIA XF / レビューまとめ

フルHD & WQHDディスプレイで快適なゲーミング環境を求めているなら、ガレリアXFはドスパラのゲーミングモデルで最も最適なマシン。一通り、定番のMMORPGから、最近の3Dゲーム、そして絶賛流行中の「PUBG」まで、どのゲームも60fps以上を出せる

CPUが「Core i7 7700」なので、後からグラボを追加したり、アップグレードすることになってもボトルネックが一切怖くないのも良いところ。録画したリプレイ動画を編集して、エンコードする時もササッとやってくれるので気分がいい。

総じて、結果的にコストパフォーマンスがものすごく良好なゲーミングマシンという評価だ。ただし、言うほど静音ではない点と、まめに掃除をする人にとっては厄介な上面ファンの埃。この2点は気になるところかな…。

以上「ドスパラ最強のガレリアXF(GALLERIA XF)【レビューと評価】」について書きました。

やかもち
「ガレリアXF」は買ってみたいけど、おすすめのカスタマイズはあったりする?

という人は以下の記事もついでにどうぞ。

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2 件のコメント

  • レビューありがとうございました。マイナス面も正直に書いてあるので逆に購買意欲をそそられます。

    ちなみに、やかもちさんが自作する場合の予算別のパーツ構成が気になりますね。
    5万(は無理かな)、10万、15万、20万等々のパーツ構成を参考にしたいです。

    • 予算別の自作PC案は、書こう書こうと思いながらも、中々書けていませんでした。ボトルネックの問題や各種ベンチマークなど、参考記事がまだ少ないので、もう少し時間はかかりそうです。多分、今月以内には1つくらいは書いてみたいと思ってます。

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