PUBGのフレームレートを改善する軽量化設定のやり方

PUBGは非常に重たいゲームですが、ゲーム内のグラフィック設定を調整することで「軽量化」が可能です。実際のプレイで必要のないグラフィック設定があったりするため、スペックが足りている人でも調整する余地はあります。

ということで、この記事ではPUBGのフレームレートを改善する軽量化設定についてまとめました。

 更新情報

2017年7月 : グラフィックボード側の設定を追記。NVIDIA・AMD両方に対応しています。

2017年7月 : 「画面スケール」の解説を追記。

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基本的な、グラフィック設定

PCの環境が良ければ軽量化設定をしなくても十分に動くけれど、PUBGはゲームの性質上、可能であればフレームレートは安定している方が良いんですよね。

フレームレートが安定しているほど「疲れづらい」し、軽量化設定をすることによって「視野(視界)」が改善されて敵をより見つけやすくなる効果もあります。

この設定のために、色々と複雑なやり方もありますが…まず基本は「グラフィック設定」から。

画面スケール

画面スケールは、画面上に描写する「解像度」を変更するオプション。高くすれば鮮明な映像に、低くすれば粗い映像になります。つまり、フレームレートに与える影響はものすごく大きい。

もし、PUBGをかなり低スペックなPCでプレイしているなら「画面スケール:70」がオススメ。余裕のハイスペックPCで遊んでいるなら「画面スケール:120」でも構わない。

ぼくはフルHD画質で精一杯なグラボでプレイしているので「画面スケール:100」にしています。画面スケールを上げると見やすくなるけど、フレームレートが落ちすぎても本末転倒ですから…。

アンチエイリアシング

アンチエイリアシングは、画像の細かい部分を滑らかに表示する機能。アンチエイリアシングが無いと、葉っぱや髪の毛の境界線はギザギザに表示され、粗いグラフィックになってしまう。

このため、アンチエイリアシングは「高」「ウルトラ」にするのがオススメ。PUBGで使われているアンチエイリアシングはNVIDIAが開発した「Fast Approximate(略FXAA)」という技術に基づいている。

FXAAは非常に少ない負荷で映像をキレイに表現できる技術なので、「非常に低」に設定したところでフレームレートの向上はあまり望めない。だから高い設定にしても問題がない。

ポストプロセス

ポストプロセスは日本語で事後処理という意味。つまり、グラフィックボードが一旦処理してくれた映像に、後から別のエフェクトを掛ける…みたいな設定です。そのため、フレームレートにほとんど影響を与えない。

ポストプロセスを最大にすると、ほんの少しだけ描写されている情報量が多い、気がする、かな?

細かいオブジェクトの表面を見てみると、ポストプロセスの効果が分かりやすいです。ポストプロセスをウルトラにすると、物体の微妙な影加減が追加されている。

屋内だと更に分かりやすい。ポストプロセスを入れることで雰囲気がよりリアルになるし、置いてある家具などに表示される影も柔らかくなって、光加減も良い感じになっている。

基本的にフレームレートにほとんど影響しないため、オススメは「ウルトラ」です。

影は建物や樹木、動いている敵や車など、光が当たるところには必ず表示される。だからフレームレートに相当影響を与える項目です。

低い設定にすることでフレームレートは安定しやすいが、その一方で「影がぼやけて表示」される。不自然な影が気になる場合は「中間」くらいで良いと思います。

天候にもよるが、影の設定は高いほうが室内での視界は良さそう。よって個人的な影設定は「中間」をオススメしておく。

テクスチャ

PUBGのテクスチャ(表面の細かい表現)を調整する。テクスチャはグラフィックボードのVRAM(ビデオメモリ)をガッツリと消費する設定です。

テクスチャの表示は最小限にすると、見ての通り「のっぺり」とした表現になってしまう。

最大限までテクスチャを表示させると、一気にきれいなグラフィックに様変わり。その分、VRAMの消費量は上がり、平気で4GB以上使ってきます。

個人的なオススメは「中間」です。もちろん、使っているグラフィックボードに余裕があるならウルトラでも全然構わないが。

効果

効果はPUBGの中で最も重たいグラフィック設定だ。

火炎瓶による「炎」や、スモークグレネードの「煙」などが細かく表現されるようになるが、フレームレートをガタッと落とす効果もあるので、実用上は「低」または「非常に低」がオススメ

植生

植生は、表示される葉っぱや樹木の「量」を調整することが出来る。フレームレートへの影響はあまり多くない項目。

サービス開始当初のPUBGでは、植生を「非常に低」にすると、葉っぱの表示量が減るため草むらに隠れている敵が見つけやすい。というメリットがあったそうです…。

もちろん、草むらに隠れる意味がなくなる設定なので今は修正された。見ての通り、近くにある葉っぱや樹木に影響はないが、遠方に表示される樹木などが非表示になっている。

個人的なオススメは「非常に低」。近づけば表示されるんだから、わざわざウルトラにして遠方の樹木を表示させる意味が感じられない、という理由です。

距離を表示

もっとも謎なグラフィック設定。名前の通り「描写されるオブジェクトの限界距離」を調整できるんだが、体感できる効果はかなり少ないです。

周辺の見た目はほとんど変わらず、なんと川を超えた先にある山の稜線に見える建物が、見えるか見えないか。くらいの違いしか無い。

スコープを通して見ても…その違いはほとんど分からない。

「距離を表示」は非常に低い設定にしていても、マップの4分の1が表示範囲だと言われています。既にかなりの遠距離が表示されているため、実用上はそれ以上の距離を表示させる必要がない。

むしろ、無駄にグラフィックボードに負担を強いることになり、フレームレートに悪影響がある。ということでオススメは「非常に低」で良いと思います。

モーションブラー

モーションブラーを入れると画面を回転させた時に「揺れ動くようなエフェクト」が追加される。この画像のように、素早くカメラを動かせば動かすほど、モーションブラーは強く表示される。

これ、カメラを動かしている間は視界が悪くなるため、オススメは「入れない」ことですね。疲れやすくなるし…。

オススメなグラフィック設定まとめ

設定項目オススメ設定
画面スケール100(重いなら70)
アンチエイリアシングウルトラ
ポストプロセスウルトラ
低 or 中間
テクスチャ低 or 中間
効果非常に低
植生非常に低
距離を表示非常に低
モーションブラーなし

ぼくは以上の通りに設定しています。影とテクスチャは好みでいいですが、ぼくは「低」を使ってます。影はある程度くっきりと見えていれば十分だし、場合によっては影が薄いほうが良い時もある。

この設定のおかげで「Radeon RX 470」という、ミドルクラスのグラフィックボードでも平均fps60以上が安定して出るようになった。確かに「全部ウルトラ」と比べれば画質は粗い。でも、このゲーム。

画質が良ければ良いほどいい、というものでも無いからな…。人間の脳の処理能力には限界があるといいますか、画質がキレイすぎても認識に時間がかかってしまうというか…。

追記:Lyndon氏のグラフィック設定

ぼくは不要なグラフィック設定は落とし、必要な設定だけ「ウルトラ」にしたり微調整しています。しかし、PUBGで21 killや25 killといった異様な記録を出しているLyndon氏の設定はかなり独特です。

本人はその設定を明らかにしていないがRedditではある程度判明しているので紹介しておきます。

NVIDIAコントロールパネル > デスクトップカラー設定 > デジタルバイブランス

  • PUBGの設定:すべて「非常に低」
  • グラフィックボード設定:デジタルバイブランスを好みで調整

NVIDIAの「デジタルバイブランス」は、映像の彩度(鮮やかさ)を調整する。Lyndon氏は背景から敵が浮き上がって見えるように、このデジタルバイブランスを上手く調整しているとのこと。

グラフィックボード側の設定

グラフィックボードにはドライバと設定用のソフトもいっしょになっている。この設定はNVIDIAとAMDで違うので、両方とも紹介します。

NVIDIA GeForce GTX系の設定

NVIDIAコントロールパネルを開いて「3D設定の管理」を出します。「プログラム設定」を選んで、調整したいプログラムを自分で「追加」します。

PUBGの本体はインストールしたSteamフォルダの「steamapps > common > PUBG > TslGame > Binaries > Win64」の中にある。「TslGame.exe」を選択して「開く」を。

これでPUBG専用の設定が可能になった。

あとは各種項目を以下のように設定する。

  • レンダリング前最大フレーム数:1
  • マルチディスプレイ / ミックスGPUアクセラレーション:シングルディスプレイパフォーマンスモード
  • 電源管理モード:パフォーマンス最大化を優先
  • 優先的に使用するリフレッシュレート:利用可能な最大値
  • スレッドした最適化:オン
  • 垂直同期:オフ

使っているグラボによっては、項目がない場合もある。その時は無視して大丈夫。この設定をすることでフレームレートが改善しやすくなる。

AMD Radeon RX系の設定

Radeon設定(Crimson)を開いて、ゲームの部分をクリック。するとPUBGが既に登録されている(ない場合は右上の追加で入れてください)のでクリックして設定を開きます。

そして以下のように設定する。

  • アンチエイリアスモード:アプリケーション設定を使用する
  • アンチエイリアシング方法:適応型マルチサンプリング
  • 形態学的フィルタリング:オフ
  • 異方性フィルタリングモード:アプリケーション設定を使用する
  • テクスチャフィルタリング品質:パフォーマンス
  • 表面フォーマット最適化:オフ
  • 垂直リフレッシュを待機:常にオフ
  • OpenGL トリプルバッファリング:オフ
  • シェーダーキャッシュ:オフ
  • テセレーションモード:アプリケーション設定を上書きする
  • 最大テセレーションレベル:16x
  • フレームレートターゲットコントロール:無効

これでRadeon系グラボの軽量化設定が完了した。特に低スペック環境だと効果が出やすいと思います。

ちょっと複雑なグラフィック設定

ここまでのゲーム内設定だけで、十分に軽量化は出来ます。しかし、もうちょっとこだわりたい人向けに複雑な設定方法もまとめておきます。

ReShadeを使ったポストプロセス処理

Crosire氏によって開発された、独自のポストプロセス処理を行えるフリーソフト「ReShade」を使ったグラフィック設定。

「ReShade」を使って、「Adaptive Sharpen」「HDR」「Technicolor2」の3つのシェーダーを有効化すると彩度がより明確に、輪郭がハッキリと描写されるため「見やすく」なります。

詳しいやり方は以下の記事にまとめておきました。興味のある人はどうぞ。

起動オプションや.iniファイル

PUBGをSteamの起動オプションに色々とコマンドをいれたり、Appdata内にある「.ini」ファイルを弄ってしまうなど高度な設定がある。しかし、色々と試してみたけれど手間とリスクの割には効果がイマイチ実感しづらい。

しかも、この方法の軽量化って影響しているのは「.ini」からグラフィック設定を調整しているから。というだけなんですよね。あと、「.ini」をいじりすぎて垢BANを食らったプレイヤーもいるらしいので、基本的にやらなくていいかと。

まぁ、一応Steamからの起動オプションについてはまとめておきましたが…。大抵の場合は言うほど変化しないので別にやらなくていいかな(使っているグラボが古いタイプだと意味があるらしい)。

 .iniをいじると…

ぼくの場合、構成設定(.ini)を弄ったところ画面がものすごく暗くなってしまって、見づらいんですよね。これは環境によって発生したりしなかったりするらしい。

それ以前に起動オプションと構成設定は、公式にあまり良く思われていないから使わないほうが良いと思いますが…。

以上、「PUBGのフレームレートを改善する軽量化設定のやり方」まとめでした。

そもそもスペックが足りていない場合は

グラフィックボード別のフレームレート、CPUによるボトルネック具合など、PUBGに最適なPCを選ぶ上で必要な情報がまとまった記事。おすすめ。

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2 件のコメント

  • 個人的な意見ですがAAを強くすると背景と人物の区別がつき辛くなるので最低がいいと思います。

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