メモリクロックはAMD Ryzenのパフォーマンスに大きな影響を与える

5月末に新しくRyzen 5搭載のメインマシンを自作して、Core i5から乗り換えた。で、地味に悩んだのがメモリ選び。普通にDDR4-2133でいい気がしたんだが、色々と調べるとどうやらそうでもない。メモリクロックとRyzenのパフォーマンスの違いについて手短に。

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Ryzenはゲーミングにおいてパフォーマンスが劣るが

だいぶ前にCore i5を買うくらいならRyzen 5を買おう的なノリで記事を書いた。

この記事を読むとおり、Intel Coreプロセッサと比べると今回のRyzen プロセッサは総じてゲーミングパフォーマンスがやや悪い。同じグラフィックボードを使った場合、なぜかCore プロセッサのほうが高いフレームレートを記録する。

原因について主に英語圏で調べていたら、高いメモリクロックに対応したDDR4メモリを使うことや、BIOSを最新に更新することで改善されるらしい。

メモリクロックの高さとRyzenのパフォーマンス

わかりやすい記事があったので、こちらを参考にまとめてみます。

Geekbench3を、メモリクロック別にベンチマークしたところ、メモリクロックが高ければ高いほどパフォーマンスが改善されているのがわかる。よくあるDDR4-2133と、現状の最速であるDDR4-3466では約10%程度もベンチマークに差が出た。

GTX 1080を使ったテストでも同じ結論になっている。DDR4-2133では平均92.5FPSだったのが、DDR4-3200では平均107.4FPSと約16%もパフォーマンスが改善されたことに。DDR4-2666と比較しても5%程度違ってくる。

Ryzenを使うなら速いメモリを選ぼう

IntelのCPUではあまりメモリクロックは気にしてこなかった。メモリクロックを高速化しても体感できる差はほとんど無いから、大抵の場合はDDR4-2133で十分という結論になるから。

しかし、Ryzenはまだまだソフトウェア面での最適化が乏しい。だから足を引っ張っている要因を潰すことでパフォーマンスが改善される。メモリクロックもその一つということが明らかになった。

Ryzenを搭載したいと思っているなら、メモリも高速な製品を選んだほうが良さそう。同じRyzenでもメモリにDDR4-2133を使っているのか、DDR4-2666なのか、DDR4-3200なのか。これでパフォーマンスに違いが出るんだから妥協はできないな…。

メモリクロックにこだわっていない頃は、CFDが発売している真っ黒なValue Seriesというメモリをよく使っていた。しかし、DDR-2133であり、Ryzenにはふさわしくない。

色々と物色した結果、Corsair製のDDR4メモリに行き着いた。いわゆる「OCメモリ」というやつで、マザボードから「XMP」を有効化することでメモリクロックが高速化されるタイプのメモリ。

今回の自作Ryzenマシンには、このCorsair製のDDR4-2666を選んだ。さっきのCFDと比較して3000円ほど高いが、5%もパフォーマンスが変わるならいいかなって。

ブラックとくらべて500円ほど高いが、赤色モデルもあります。ぼくは赤色モデルを使っている。AMDは「赤い」というイメージがあるから、どうせ高いメモリ使うなら色を選んでみた次第です。

「Ryzen 7」や「GTX 1080」などを使ったハイエンドマシンを組む場合、DDR4-3000以上がおすすめ。DDR4-2133とくらべて6~7割も値段が高いけど、Ryzen環境で最高のパフォーマンスを狙うなら3000以上のメモリクロックは必要になるかと。

まとめ

今、OCしたRyzen 5とDDR4-2666環境でブログを執筆中…

Ryzenのゲーミングパフォーマンスには、メモリクロック(速度)が大きな影響を持っている。ということで、以下にメモリの選び方を簡単にまとめて終わります。

  • 「普通に動いてくれればそれでいい」という人は、普通にDDR4-2133で大丈夫
  • 「できればこだわりたいが、コスパも大事」という人は、DDR4-2666あたりがちょうどよい
  • ハイエンドマシンを組む、または「パフォーマンス最重要視」という人は、当然DDR4-3000 / 3200が必要

ぼくは流石にDDR4-3000は高すぎたので、コスパを取ってDDR4-2666の赤色Corsairを採用。なかなか快適ですよ。メモリよりもRyzen乗り換えの影響だとは思うが。

以上、メモリクロックはAMD Ryzenのパフォーマンスに大きな影響を与える…という話でした。

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1 個のコメント

  • 新PCおめでとうございます、黒い砂漠は安定していますか?

    intelのCoreシリーズが出るまで8年くらいAMD信者でした
    早くて安くて美味いんですけど昔から相性や不具合が非常に多かったんですよ
    SSのメモリのみで構成しクロックも落とさないと落ちるとか昔からありましたよね。

    AMDのおかげで自作には大変詳しくなりましたが不具合を修正することが殆ど無いので当時は買い替えを余儀なくされていました。情報の少ない中で英文の仕様書を漁り切り分けやIRQやイベント、時には電流から読み解くなんてのも当時のAMDユーザーには必須でした。

    そういう非常に多くの経験があるので特にゲーム用途では組むだけで調整のいらないお手軽intelを仕方なく使っているだけであってintel信者でも何でもありません。

    やかもちさんが今回新しく組んだだけで設定もいらず非常に安定しているよ、ベンチもすごいよと言って頂ければ大いに買い替えの参考になると思い期待しています。

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